JP6912729B2 - Sipプロキシサーバ、通信方法およびsipプロキシプログラム - Google Patents

Sipプロキシサーバ、通信方法およびsipプロキシプログラム Download PDF

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Description

本発明は、フォーキング非対応の発側端末が属する発側網と、フォーキング対応の複数の着側端末が属する着側網に接続するSIPプロキシサーバ、通信方法およびSIPプロキシプログラムに関する。
SIP(Session Initiation Protocol)を利用した呼制御手順に関し、パラレルフォーキング機能(以下「フォーキング」と称す)が、RFC3261(Request for Comments)(非特許文献1)で定義されている。フォーキングは、発側端末から受信したINVITEリクエストを複数のSIP装置またはSIP端末に送信する機能である。フォーキングは、1電話番号/複数端末の加入者の端末を同時呼び出しする機能、網から発側端末に対してRBT(Ring Back Tone)等のアーリーメディアを送信するための機能(3GPP TS 24.182(非特許文献2)で定義されるforkingモデル)として利用される。
RFC3261の13.2.2.4節は、INVITE送信元であるUAC(user agent client)は、SIPリクエストのフォーキングにより発生する異なるダイアログのSIPレスポンス(以下「フォーキングレスポンス」と称す)の受信を、必須機能として規定している。具体的には、1つの送信INVITEリクエストに対して異なるSIPダイアログのレスポンスを受信した場合、SIPサーバは、複数のSIPダイアログを管理する。またSIPサーバは、INVITEリクエストに対する200OKレスポンスを受信した場合、該当するダイアログで通話を開始し、その他のダイアログ上で200OKレスポンスを受信した場合、ACKリクエストを送信後、BYEリクエストで切断する機能を必須としている。
フォーキングレスポンスの受信機能は、1つの呼に対してINVITEリクエストに対する200OK受信までの間、複数のSIPダイアログを管理する必要があるため、瞬時的なCプレーンリソースを要し、さらにメディア毎の帯域制御が複雑になる。従って、フォーキングレスポンスの受信機能は、RFC3261上必須機能であるが、確立済みダイアログと異なるto-tagが設定された18Xレスポンスを受信すると、破棄して通話を途中放棄したり、CANCELリクエスト/BYEリクエストを送信したりして、実装を簡素化する網または端末の実装が多く存在している。
また、現状ではフォーキングに対応した網および通信端末と、フォーキングに対応していない網および通信端末とが混在している。
Network Working Group, "RFC3261 SIP: Session Initiation Protocol", 2002年6月, 3GPP, [平成30年4月10日検索]、インターネット< https://tools.ietf.org/html/rfc3261> 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals, "3GPP TS24.182 V14.1.0 IP Multimedia Subsystem (IMS) Customized Alerting Tones (CAT); Protocol specification (Release 14)", 2017年12月28日, 3GPP, [平成30年4月10日検索]、インターネット< https://portal.3gpp.org/desktopmodules/Specifications/SpecificationDetails.aspx?specificationId=1050>
フォーキングに対応していない網および通信端末は、フォーキング機能を処理できないため、フォーキングに対応した網および通信端末と相互接続することは困難である。フォーキングに対応していない網および通信端末を、フォーキングに対応した網および通信端末に変更することで、互いに正常に接続することは可能である。しかしながら、既存の網および通信端末の改造が難しい状況において、全ての網および通信端末をフォーキング対応に変更することは現実的ではない。
従って本発明の目的は、フォーキングに対応していない網および通信端末とフォーキングに対応している網および通信端末とを相互接続するSIPプロキシサーバ、通信方法およびSIPプロキシプログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、フォーキング非対応の発側端末が属する発側網と、フォーキング対応の複数の着側端末が属する着側網に接続するSIPプロキシサーバに関する。本発明の第1の特徴に係るSIPプロキシサーバは、前記発側網から、Initial INVITEリクエストメッセージを受信すると、Initial INVITEリクエストメッセージを、前記着側網に送信し、前記着側網から、18Xレスポンスメッセージを最初に受信すると、前記最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含む場合、前記SDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを、前記発側網に送信し、前記最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含まない場合、18Xレスポンスメッセージを、前記発側網に送信し、前記発側網との間に発側アーリーダイアログを確立し、最初に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する第1の着側アーリーダイアログを確立し、前記着側網から、2番目に18Xレスポンスメッセージを受信すると、2番目に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する第2の着側アーリーダイアログを確立するフォーキング終端部を備える。
前記フォーキング終端部は、前記発側網にSDPアンサーデータを未返送の状態で、前記着側網から、SDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを受信した場合、受信した18Xレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信しても良い。
前記フォーキング終端部は、前記発側網にSDPアンサーデータを返送済の状態で、前記着側網から、sendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-MediaヘッダとSDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを受信した場合、前記SDPアンサーデータであるSDPオファーデータを設定したUPDATEリクエストメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信しても良い。
フォーキング終端部は、前記発側網にSDPアンサーデータを返送済の状態で、前記着側網から、sendrecvまたはsendonlyが設定されていないP-Early-MediaヘッダとSDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを受信した場合、18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する着側アーリーダイアログと、受信した18Xレスポンスメッセージに含まれるSDPデータデータを対応づけて記憶しても良い。
SDPアンサーデータを含むInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを受信した場合、前記フォーキング終端部は、前記発側網にSDPアンサーデータを未返送の場合、前記200OKレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータを含むInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信し、前記発側網にSDPアンサーデータを返送済の場合、前記200OKレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータと、前記発側網と最後に送受信したSDPデータとを比較し、差分がある場合、前記200OKレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータから、発側網に送信するSDPオファーデータを生成し、生成したSDPオファーデータをUPDATEリクエストメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信した後、Initial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信し、差分がない場合、SDPデータを含まないInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信しても良い。
SDPアンサーデータを含まないInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを受信した場合、前記フォーキング終端部は、前記200OKレスポンスメッセージを受信したダイアログ上で、最後に送受信したSDPアンサーデータと、前記発側網と最後に送受信したSDPデータとを比較し、差異がある場合、前記200OKレスポンスメッセージを受信したダイアログ上で、最後に送受信したSDPアンサーデータから、前記発側網に送信するSDPオファーデータを生成し、生成したSDPオファーデータを設定したUPDATEリクエストメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信した後、Initial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信し、差分がない場合、SDPデータを含まないInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信しても良い。
本発明の第2の特徴は、フォーキング非対応の発側端末が属する発側網と、フォーキング対応の複数の着側端末が属する着側網に接続するSIPプロキシサーバにおける通信方法に関する。本発明の第2の特徴に係る通信方法は、SIPプロキシサーバが、前記発側網から、Initial INVITEリクエストメッセージを受信すると、Initial INVITEリクエストメッセージを、前記着側網に送信するステップと、前記SIPプロキシサーバが、前記着側網から、18Xレスポンスメッセージを最初に受信すると、前記最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含む場合、前記SDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを、前記発側網に送信し、前記最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含まない場合、18Xレスポンスメッセージを、前記発側網に送信するステップと、前記SIPプロキシサーバが、前記発側網との間に発側アーリーダイアログを確立し、最初に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する第1の着側アーリーダイアログを確立するステップと、前記SIPプロキシサーバが、前記着側網から、2番目に18Xレスポンスメッセージを受信すると、2番目に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する第2の着側アーリーダイアログを確立するステップを備える。
本発明の第3の特徴は、コンピュータに、本発明の第1の特徴に記載のSIPプロキシサーバとして機能させるためのSIPプロキシプログラムに関する。
本発明によれば、フォーキングに対応していない網および通信端末とフォーキングに対応している網および通信端末とを相互接続するSIPプロキシサーバ、通信方法およびSIPプロキシプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る通信システムのシステム構成図である。 本発明の実施の形態に係る通信方法の概要を説明するシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るSIPプロキシサーバのハードウエア構成と機能ブロックを説明する図である。 本発明の実施の形態に係るSIPプロキシサーバのダイアログ対応データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 着側網から最初に受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含まない場合の処理を説明するシーケンス図である。 着側網から最初に受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含む場合の処理を説明するシーケンス図である。 SDPアンサーを未返送の状態で受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含む場合の処理を説明するシーケンス図である。 SDPアンサーを返送済の状態で受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含み、かつsendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-Mediaヘッダを有する場合の処理を説明するシーケンス図である。 SDPアンサーを返送済の状態で受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含み、かつP-Early-Mediaヘッダを有さない場合の処理を説明するシーケンス図である。 着側網から受信したUPDATEメッセージが、SDPオファーを含み、かつP-Early-Mediaヘッダを有する場合の処理を説明するシーケンス図である。 着側網から受信したUPDATEメッセージが、SDPオファーを含み、かつP-Early-Mediaヘッダを有さない場合の処理を説明するシーケンス図である。 発側網から受信したUPDATEメッセージが、SDPオファーを含む場合の処理を説明するシーケンス図である。 SDPアンサーを未返送の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含む場合の処理を説明するシーケンス図である。 SDPアンサーを返送済の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含み、このSDPアンサーと、発側網と直近に送受信したSDPアンサーに差分がある場合の処理を説明するシーケンス図である。 SDPアンサーを返送済の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含み、このSDPアンサーと、発側網と直近に送受信したSDPアンサーに差分がない場合の処理を説明するシーケンス図である。 SDPアンサーを返送済の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含まず、200OKメッセージを受信したダイアログ上で直近に送受信したSDPアンサーと、発側網と直近に送受信したSDPアンサーに差分がある場合の処理を説明するシーケンス図である。 SDPアンサーを返送済の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含まず、200OKメッセージを受信したダイアログ上で直近に送受信したSDPアンサーと、発側網と直近に送受信したSDPアンサーに差分がない場合の処理を説明するシーケンス図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
(通信システム)
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るSIPプロキシサーバ1が用いられる通信システム8を説明する。図1に示す通信システム8において、フォーキングに対応しない端末が、フォーキングに対応する端末に発信する。
通信システム8は、SIPプロキシサーバ1、1つの発側端末2、第1の着側端末3a、第2の着側端末3bおよび第3の着側端末3cを備える。第1の着側端末3a、第2の着側端末3bおよび第3の着側端末3cを特に区別しない場合、単に着側端末3と記載する場合がある。
SIPプロキシサーバ1は、フォーキング非対応の発側端末2が属する発側網6と、フォーキング対応の複数の着側端末3が属する着側網7に接続する。SIPプロキシサーバ1は、例えば、IBCF(Interconnection Border Control Function)である。発側網6は、例えば、フォーキング非対応のIMS網(IP Multimedia Subsystem)であって、着側網7は、フォーキング対応のIMS網である。
発側端末2は、フォーキングに対応していない端末である。発側端末2は、フォーキング非対応の発側網6を介してSIPプロキシサーバ1に接続する。
第1の着側端末3a、第2の着側端末3bおよび第3の着側端末3cは、一人の加入者によって利用され、共通の電話番号を有し、フォーキングに対応する。この電話番号に発信することで、3台の着側端末3を呼び出すことが可能である。図1に示す例において、着側の加入者が3台の着側端末3を有する場合を説明するが、これに限らず、2台以上の着側端末3を有すれば良い。
図2を参照して本発明の実施の形態に係る通信システム8による通信方法の概要を説明する。
ステップS1においてSIPプロキシサーバ1は、発側網6からInitial Inviteメッセージを受信すると、ステップS2において、着側網7の3つの着側端末3に向けて、それぞれInitial Inviteメッセージを送信する。
ステップS3においてSIPプロキシサーバ1は、発側網6との間でEarly dialog #0(アーリーダイアログ#0)を確立するとともに、ステップS4ないしS6において着側網7との間で、3つの着側端末3それぞれに対応するEarly dialog #1ないし#3を確立する。
Early dialog #0は、発側網6のタグf0と、SIPプロキシサーバ1のタグt0を接続するダイアログである。Early dialog #1は、第1の着側端末3aに対応し、SIPプロキシサーバ1のタグf1と、着側網7のタグt1を接続するダイアログである。Early dialog #2は、第2の着側端末3bに対応し、SIPプロキシサーバ1のタグf2と、着側網7のタグt2を接続するダイアログである。Early dialog #3は、第3の着側端末3cに対応し、SIPプロキシサーバ1のタグf3と、着側網7のタグt3を接続するダイアログである。なおSIPプロキシサーバ1は、発側端末2または着側端末3と直接Early dialogを確立しても良いし、CSCF(call session control function)を担うネットワーク機器など、発側端末2または着側端末3に対応するネットワーク機器と、それぞれEarly dialogを確立しても良い。
発側網6からInitial Inviteメッセージを受信し、着側網7からInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信するまでの間、ステップS11において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#0を用いてSDP(Session Description Protocol)データを発側網6と送受信し、必要なメディア変更を行う。
ここで、ステップS21においてSIPプロキシサーバ1は、第1の着側端末3aに対応するEarly dialog#1からInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信すると、ステップS22において、Early dialog#0を用いてInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを発側網6に送信する。
その後ステップS23においてEarly dialog#0は、Confirmed dialog#0(コンファームドダイアログ#0)に遷移し、ステップS24においてEarly dialog#1は、Confirmed dialog#1に遷移する。なお、Early dialog#2および#3は、ACKまたはBYEで呼が切断され、Confirmed dialogに遷移しない。
(SIPプロキシサーバ)
図3を参照して、本発明の実施の形態に係るSIPプロキシサーバ1を説明する。SIPプロキシサーバ1は、記憶装置10、処理装置20および通信制御装置30を備える一般的なコンピュータである。一般的なコンピュータがSIPプロキシプログラムを実行することにより、図3に示す機能を実現する。
記憶装置10は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random access memory)、ハードディスク等であって、処理装置20が処理を実行するための入力データ、出力データおよび中間データなどの各種データを記憶する。処理装置20は、CPU(Central Processing Unit)であって、記憶装置10に記憶されたデータを読み書きしたり、通信制御装置30とデータを入出力したりして、SIPプロキシサーバ1における処理を実行する。
記憶装置10は、SIPプロキシプログラムを記憶するとともに、ダイアログ対応データ11を記憶する。ダイアログ対応データ11は、発側網6からの一つの呼に対して、SIPプロキシサーバ1が確立したダイアログを特定する情報と、そのダイアログで、直近で(最後に)送受信されたSDPデータとを対応づける。
例えば図1に示す例の場合、ダイアログ対応データ11は、発側網6とEarly dialog#0を対応づけるとともに、Early dialog#0のダイアログで最終的に送受信されたSDPデータを対応づける。さらにダイアログ対応データ11は、発側のEarly dialog#1に、着側のEarly dialog#1ないし#3を対応づけるとともに、Early dialog#1ないし#3に、直近で送受信されたSDPデータを対応づける。
なおダイアログ対応データ11は、各ダイアログ上で、直近で送受信したSDPデータが対応づけられていればよく、各ダイアログ上で送受信したSDPデータのログであっても良い。
処理装置20は、フォーキング終端部21を備える。フォーキング終端部21は、着側網7におけるフォーキング機能を終端し、フォーキング非対応の発側網6との通信を中継する。またフォーキング終端部21は、発側網6のダイアログと着側網7のダイアログを対応づけ、直近で送受信したSDPデータを各ダイアログに対応づけて、ダイアログ対応データ11を更新する。
フォーキング終端部21は、発側網6から受信したInitial Inviteメッセージを着側網7に転送し、着側網7から最初に受信した18Xメッセージを発側網6に転送する。
フォーキング終端部21は、発側網6から、Initial INVITEリクエストメッセージを受信すると、Initial INVITEリクエストメッセージを、着側網7に送信する。フォーキング終端部21は、着側網7から、18Xレスポンスメッセージを最初に受信すると、最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含む場合、SDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを、発側網6に送信する。フォーキング終端部21は、最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含まない場合、18Xレスポンスメッセージを、発側網6に送信する。フォーキング終端部21は、発側網6との間に発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)を確立し、最初に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末3(第1の着側端末3a)に対応する第1の着側アーリーダイアログ(Early dialog#1)を確立する。
フォーキング終端部21は、着側網7から、2番目に18Xレスポンスメッセージを受信すると、2つ目以降に受信したSDPデータのうち、メディア変更の意図があるSDPデータを発側網6に転送し、ダイアログ対応データ11に記憶する。メディア変更の意図があるSDPデータは、着側網7から受信した18XメッセージあるいはUPDATEメッセージに、SDPデータとともに、"sendrecv"または"sendonly"パラメータを含むP-Early-Mediaヘッダが設定されるデータである。P-Early-Mediaヘッダは、アーリーメディアの送出の開始または再開の際に設定される。また、2つ目以降に受信したSDPデータのうち、メディア変更の意図のないSDPデータについて、フォーキング終端部21は、発側網6に転送することなく、ダイアログ対応データ11に記憶する。フォーキング終端部21は、2番目に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末3(第2の着側端末3b)に対応する第2の着側アーリーダイアログ(Early Dialog#2)を確立する。
図5ないし図17を参照して、フォーキング終端部21の処理を説明する。本発明の実施の形態において、SIPプロキシサーバ1と発側網6との間で、送受信されるメッセージには、Call-ID=c0が設定され、From-tagにはf0が設定され、To-tagにはt0が設定される。SIPプロキシサーバ1と着側網7との間で、第1の着側端末3aに関連して送受信されるメッセージには、Call-ID=c1が設定され、From-tagにはf1が設定され、To-tagにはt1が設定される。SIPプロキシサーバ1と着側網7との間で、第2の着側端末3bに関連して送受信されるメッセージには、Call-ID=c1が設定され、From-tagにはf2が設定され、To-tagにはt2が設定される。
(最初の18Xメッセージ受信時の処理)
図5および図6は、SIPプロキシサーバ1が、発側網6から受信したInitial Inviteメッセージを着側網7に転送した後、最初に18Xメッセージを受信した際の処理を示す。
図5は、着側網7から最初に受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含まない場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F1において、発側網6からInitial Inviteメッセージを受信すると、F2において、着側網7にInitial Inviteメッセージを転送する。Initial Inviteメッセージは、着側網7の第1の着側端末3a、第2の着側端末3bおよび第3の着側端末3cに転送される。
SIPプロキシサーバ1は、F3において、第1の着側端末3aに関連して、着側網7からSDPアンサーを含まない183 Session Progressメッセージを受信すると、F4において、発側網6に183 Session Progressメッセージを転送する。
ここで、SIPプロキシサーバ1と発側網6との間に、Early dialog#0が確立され、SIPプロキシサーバ1と着側網7との間に、第1の着側端末3aに関連するEarly dialog#1が確立される。
図6は、着側網7から最初に受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含む場合の処理を示す。図6に示す処理は、図5と比較して、F3で受信する183 Session ProgressメッセージがSDPアンサーを含む点で異なり、F1ないしF2の処理は、図5と同様である。
F3においてSIPプロキシサーバ1は、SDPアンサーを含む183 Session Progressメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、F4において、発側網6にF3で受信したSDPアンサーを含む183 Session Progressメッセージを転送する。
Early dialog#0および#1を確立した後、F8において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#1と、F3で受信した受信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。F9において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#0と、F4で送信した送信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。
(2番目以降に18Xメッセージ受信時の処理)
フォーキング終端部21は、発側網6にSDPアンサーデータを未返送の状態で、着側網7から、SDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを受信した場合、受信した18Xレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)で送信する。
またフォーキング終端部21は、発側網6にSDPアンサーデータを返送済の状態で、着側網7から、sendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-MediaヘッダとSDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを受信した場合、SDPアンサーデータであるSDPオファーデータを設定したUPDATEリクエストメッセージを発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)で送信する。
フォーキング終端部21は、発側網6にSDPアンサーデータを返送済の状態で、着側網7から、sendrecvまたはsendonlyが設定されていないP-Early-MediaヘッダとSDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを受信した場合、18Xレスポンスの送信元の着側端末3(第2の着側端末3b)に対応する着側アーリーダイアログ(Early Dialog#2)と、受信した18Xレスポンスメッセージに含まれるSDPデータデータを対応づけて記憶する。
図7ないし図9は、2番目以降に18Xメッセージを受信した場合の処理を示す。この段階では、Early dialog#0および#1が確立されている。
図7は、SDPアンサーを未返送の状態で受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含む場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F11において、第2の着側端末3bに関連して、着側網7からSDPアンサーを含み、P-Early-Mediaが設定されない183 Session Progressメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、F12において、発側網6にEarly dialog#0を用いて、F11で受信したSDPアンサーを含む183 Session Progressメッセージを転送する。
ここで、SIPプロキシサーバ1と着側網7との間に、第2の着側端末3bに関連するEarly dialog#2が確立される。
Early dialog#2を確立した後、F18において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#2と、F11で受信した受信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。F19において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#0と、F12で送信した送信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。
図8は、SDPアンサーを返送済の状態で受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含み、かつsendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-Mediaヘッダを有する場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F11において、第2の着側端末3bに関連して、着側網7から、SDPアンサーを含み、かつsendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-Mediaヘッダを有する183 Session Progressメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、F12において、発側網6にEarly Dialog#0を用いて、F11で受信したSDPアンサーであるSDPオファーを含み、かつsendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-Mediaヘッダを有するUPDATEメッセージを送信する。
ここで、SIPプロキシサーバ1と着側網7との間に、第2の着側端末3bに関連するEarly Dialog#2が確立される。
SIPプロキシサーバ1は、F13において、F12で送信したUPDATEメッセージに対する200OKメッセージを、発側網6から受信する。ここでSIPプロキシサーバ1は、発側網6から受信したUPDATEメッセージに対する200OKメッセージを、着側網7にインタワークしない。
Early Dialog#2を確立した後、F18において、SIPプロキシサーバ1は、Early Dialog#2と、F11で受信した受信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。F19において、SIPプロキシサーバ1は、Early Dialog#0と、F12で送信した送信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。
図9は、SDPアンサーを返送済の状態で受信した18Xメッセージが、SDPアンサーを含み、かつP-Early-Mediaヘッダを有さない場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F11において、第2の着側端末3bに関連して、着側網7から、SDPアンサーを含み、P-Early-Mediaが設定されない183 Session Progressメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、発側網6になんらインタワークしない。
ここで、SIPプロキシサーバ1と着側網7との間に、第2の着側端末3bに関連するEarly Dialog#2が確立される。
Early dialog#2を確立した後、F18において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#2と、F11で受信した受信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。
(UPDATEメッセージ受信時の処理)
フォーキング終端部21は、着側網7から、SDPオファーを含み、かつsendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-Mediaヘッダを有するUPDATEメッセージを受信すると、着側網7に転送する。フォーキング終端部21は、着側網7から、SDPオファーを含み、かつsendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-Mediaヘッダを有さないUPDATEメッセージを受信すると、着側網7に転送しない。フォーキング終端部21は、発側網6から、SDPオファーを含むUPDATEメッセージを受信すると、着側網7に転送する。この際、フォーキング終端部21は、受信SDPおよび送信SDPを、それぞれを受信または送信したダイアログに対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。
図10ないし図12は、UPDATEメッセージを受信した場合の処理を示す。この段階では、Early dialog#0ないし#2が確立されている。
図10は、着側網7から受信したUPDATEメッセージが、SDPオファーを含み、かつP-Early-Mediaヘッダを有する場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F21において、着側網7からEarly dialog#2を用いて、SDPオファーを含み、かつsendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-Mediaヘッダを有するUPDATEメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、F22において、発側網6にEarly dialog#0を用いて、F21で受信したSDPオファーを含み、かつsendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-Mediaヘッダを有するUPDATEメッセージを送信する。
SIPプロキシサーバ1は、F23において、発側網6からEarly dialog#0を用いて、F22で送信したUPDATEメッセージに対する200OKメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、F24において、着側網7にEarly dialog#2を用いてF21で受信したUPDATEメッセージに対する200OKメッセージを送信する。
F28において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#2と、F21で受信した受信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。F29において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#0と、F22で送信した送信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。
図11は、着側網7から受信したUPDATEメッセージが、SDPオファーを含み、かつP-Early-Mediaヘッダを有さない場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F21において、着側網7からEarly dialog#2を用いて、SDPオファーを含み、P-Early-Mediaが設定されないUPDATEメッセージを受信する。その後、発側網6になんらインタワークしない。
F28において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#2と、F21で受信した受信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。
図12は、発側網6から受信したUPDATEメッセージが、SDPオファーを含む場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F31において、発側網6からEarly dialog#0を用いて、SDPオファーを含むUPDATEメッセージを受信する。ここでSIPプロキシサーバ1は、発側網6に直前に送信したSDPの元となるSDPの送信元のダイアログを特定する。本発明の実施の形態において、直前に、Early dialog#2で受信したSDPを、発側網6に送信したとする。SIPプロキシサーバ1は、F32において、着側網7にEarly dialog#2を用いて、F31で受信したSDPオファーを含むUPDATEメッセージを送信する。
SIPプロキシサーバ1は、F33において、着側網7からEarly dialog#2を用いて、F32で送信したUPDATEメッセージに対する200OKメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、F34において、発側網6にEarly dialog#0を用いて、F31で受信したUPDATEメッセージに対する200OKメッセージを送信する。
F38において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#2と、F32で送信した送信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。F39において、SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#0と、F31で受信した受信SDPとを対応づけて、ダイアログ対応データ11に記憶する。
(200OKメッセージ受信時の処理)
SDPアンサーデータを含むInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを受信した場合、フォーキング終端部21は、発側網6にSDPアンサーデータを未返送の場合、200OKレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータを含むInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)で送信する。
フォーキング終端部21は、発側網6にSDPアンサーデータを返送済の場合、200OKレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータと、発側網6と最後に送受信したSDPデータとを比較する。差分がある場合、フォーキング終端部21は、200OKレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータから、発側網に送信するSDPオファーデータを生成し、生成したSDPオファーデータを設定したUPDATEリクエストメッセージを発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)で送信した後、Initial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)で送信する。フォーキング終端部21は、差分がない場合、フォーキング終端部21は、SDPデータを含まないInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)で送信する。
SDPアンサーデータを含まないInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを受信した場合、フォーキング終端部21は、200OKレスポンスメッセージを受信したダイアログ上で、最後に送受信したSDPアンサーデータと、発側網6と最後に送受信したSDPデータとを比較する。差異がある場合、フォーキング終端部21は、200OKレスポンスメッセージを受信したダイアログ上で、最後に送受信したSDPアンサーデータから、発側網に送信するSDPオファーデータを生成し、生成したSDPオファーデータを設定したUPDATEリクエストメッセージを発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)で送信した後、Initial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)で送信する。差分がない場合、フォーキング終端部21は、SDPデータを含まないInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを発側アーリーダイアログ(Early dialog#0)で送信する。
図13ないし図17は、着側網からInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信した場合の処理を示す。ここでは、第1の着側端末3aがInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを送信した場合を説明する。
図13は、SDPアンサーを未返送の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含む場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F41において、着側網7のEarly dialog#1を用いて、SDPアンサーを含むInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、F42において、発側網6にEarly dialog#0を用いて、F41で受信した200OKメッセージを送信する。F42で送信される200OKメッセージは、F41で受信した200OK メッセージに含まれるSDPアンサーを含む。
Early dialog#0は、Confirmed dialog#0に遷移し、Early dialog#1は、Confirmed dialog#1に遷移する。
SIPプロキシサーバ1は、F43において、発側網6からConfirmed dialog#0を用いて、ACKメッセージを受信し、F44において、着側網7にConfirmed dialog#1を用いて、ACKメッセージを送信する。
図14は、SDPアンサーを返送済の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含み、このSDPアンサーと、発側網6と直近に送受信したSDPアンサーに差分がある場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F41において、着側網7のEarly dialog#1を用いて、SDPアンサーを含むInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#0で直近に送受信したSDPデータと、F41で受信したSDPアンサーに差分があるか否かを判定する。Early dialog#0上で直近に送受信したSDPデータは、ダイアログ対応データ11から取得される。
差分がある場合、SIPプロキシサーバ1は、F42において、発側網6にEarly dialog#1を用いて、F41で受信したSDPアンサーから生成したSDPオファーを含むUPDATEメッセージを送信する。SIPプロキシサーバ1は、発側網6からEarly dialog#1を用いて、F43において、F42で送信したUPDATEメッセージに対する200OKメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、F44において、発側網6にEarly dialog#1を用いて、Initial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを送信する。
Early dialog#0は、Confirmed dialog#0に遷移し、Early dialog#1は、Confirmed dialog#1に遷移する。F45およびF46の処理は、図13のF43およびF44と同様である。
図15は、SDPアンサーを返送済の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含み、このSDPアンサーと、発側網6と直近に送受信したSDPアンサーに差分がない場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F41において、着側網7のEarly dialog#1を用いて、SDPアンサーを含むInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#0で直近に送受信したSDPデータと、F41で受信したSDPアンサーに差分があるか否かを判定する。
差分がない場合、SIPプロキシサーバ1は、F42において、発側網6にEarly dialog#1を用いて、Initial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを送信する。F42で送信される200OKメッセージは、SDPデータを含まない。
Early dialog#0は、Confirmed dialog#0に遷移し、Early dialog#1は、Confirmed dialog#1に遷移する。F43およびF44の処理は、図13のF43およびF44と同様である。
図16は、SDPアンサーを返送済の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含まず、200OKメッセージを受信したダイアログ上で直近に送受信したSDPアンサーと、発側網6と直近に送受信したSDPアンサーに差分がある場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F41において、着側網7のEarly dialog#1を用いて、SDPアンサーを含まないInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#0で直近に送受信したSDPデータと、200OKメッセージの受信に用いられたアーリーダイアログ(Early dialog#1)上で直近に送受信したSDPデータに差分があるか否かを判定する。Early dialog#1上で直近に送受信したSDPデータは、ダイアログ対応データ11から取得される。
差分がある場合、SIPプロキシサーバ1は、F42において、発側網6にEarly dialog#0を用いて、Early dialog#1上で直近に送受信したSDPデータから生成したSDPオファーを含むUPDATEメッセージを送信する。SIPプロキシサーバ1は、発側網6からEarly dialog#1を用いて、F43において、F42で送信したUPDATEメッセージに対する200OKメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、F44において、発側網6にEarly dialog#1を用いて、Initial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを送信する。
Early dialog#0は、Confirmed dialog#0に遷移し、Early dialog#1は、Confirmed dialog#1に遷移する。F45およびF46の処理は、図13のF43およびF44と同様である。
図17は、SDPアンサーを返送済の状態で受信した200OKメッセージが、SDPアンサーを含まず、200OKメッセージを受信したダイアログ上で直近に送受信したSDPアンサーと、発側網6と直近に送受信したSDPアンサーに差分がない場合の処理を示す。
SIPプロキシサーバ1は、F41において、着側網7のEarly dialog#1を用いて、SDPアンサーを含まないInitial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信する。SIPプロキシサーバ1は、Early dialog#0で直近に送受信したSDPデータと、200OKの受信に用いられたアーリーダイアログ(Early dialog#1)上で直近に送受信したSDPデータに差分があるか否かを判定する。
差分がない場合、SIPプロキシサーバ1は、F42において、発側網6にEarly dialog#0を用いて、Initial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを送信する。F42で送信される200OKメッセージは、SDPデータを含まない。
Early dialog#0は、Confirmed dialog#0に遷移し、Early dialog#1は、Confirmed dialog#1に遷移する。F43およびF44の処理は、図13のF43およびF44と同様である。
このような本発明の実施の形態に係るSIPプロキシサーバ1は、フォーキング非対応の発側網6からの発信をフォーキング対応の着側網7に着信させ、発側網6と着側網7とで相互の通信を可能にする。
また着側網7から最初に受信したSDPアンサーを発側網6に転送する。これにより、発側網6に何らかのSDPデータを送信することが可能になる。
また2つ目以降に受信したSDPデータのうち、メディア変更の意図があるSDPデータを発側網6に転送し、メディア変更の意図のないSDPデータは、フォーキング終端部21は、発側網6に転送しない。これにより、発側網6において即時に用いられるSDPデータはすぐに送信し、即時に用いられないSDPデータは、SIPプロキシサーバ1が保持する。
さらに、Initial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信すると、各ダイアログで直近に送受信されたデータと、ダイアログ対応データ11で記憶する直近に送受信されたデータが一致するように制御する。これにより、発側網6ですぐに用いられないSDPデータでも、通話において用いることが可能になる。
本発明の実施の形態に係るSIPプロキシサーバ1は、フォーキングに対応していない発側網6および発側端末2とフォーキングに対応している着側網7および着側端末3とを相互接続することが可能である。さらに、Initial Inviteメッセージに対する200OKメッセージを受信すると、各ダイアログで直近に送受信されたデータと、ダイアログ対応データ11で記憶する直近に送受信されたデータが一致するように制御することにより、発側網6とSIPプロキシサーバ1の間の通信に用いられるデータ量を抑制することができる。
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施の形態に記載したSIPプロキシサーバは、図3に示すように一つのハードウエア上に構成されても良いし、その機能や処理数に応じて複数のハードウエア上に構成されても良い。また、既存の通信システムのネットワーク装置上に実現されても良い。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 SIPプロキシサーバ
2 発側端末
3 着側端末
6 発側網
7 着側網
8 通信システム
10 記憶装置
11 ダイアログ対応データ
20 処理装置
21 フォーキング終端部
30 通信制御装置

Claims (8)

  1. フォーキング非対応の発側端末が属する発側網と、フォーキング対応の複数の着側端末が属する着側網に接続するSIPプロキシサーバであって、
    前記発側網から、Initial INVITEリクエストメッセージを受信すると、Initial INVITEリクエストメッセージを、前記着側網に送信し、
    前記着側網から、18Xレスポンスメッセージを最初に受信すると、
    前記最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含む場合、前記SDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを、前記発側網に送信し、前記最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含まない場合、18Xレスポンスメッセージを、前記発側網に送信し、
    前記発側網との間に発側アーリーダイアログを確立し、最初に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する第1の着側アーリーダイアログを確立し、
    前記着側網から、2番目に18Xレスポンスメッセージを受信すると、2番目に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する第2の着側アーリーダイアログを確立するフォーキング終端部
    を備えることを特徴とするSIPプロキシサーバ。
  2. 前記フォーキング終端部は、
    前記発側網にSDPアンサーデータを未返送の状態で、前記着側網から、SDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを受信した場合、
    受信した18Xレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のSIPプロキシサーバ。
  3. 前記フォーキング終端部は、
    前記発側網にSDPアンサーデータを返送済の状態で、前記着側網から、sendrecvまたはsendonlyが設定されたP-Early-MediaヘッダとSDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを受信した場合、前記SDPアンサーデータであるSDPオファーデータを設定したUPDATEリクエストメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のSIPプロキシサーバ。
  4. 前記フォーキング終端部は、
    前記発側網にSDPアンサーデータを返送済の状態で、前記着側網から、sendrecvまたはsendonlyが設定されていないP-Early-MediaヘッダとSDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを受信した場合、
    18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する着側アーリーダイアログと、受信した18Xレスポンスメッセージに含まれるSDPデータデータを対応づけて記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載のSIPプロキシサーバ。
  5. SDPアンサーデータを含むInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを受信した場合、
    前記フォーキング終端部は、
    前記発側網にSDPアンサーデータを未返送の場合、
    前記200OKレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータを含むInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信し、
    前記発側網にSDPアンサーデータを返送済の場合、
    前記200OKレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータと、前記発側網と最後に送受信したSDPデータとを比較し、
    差分がある場合、
    前記200OKレスポンスメッセージに含まれるSDPアンサーデータから、発側網に送信するSDPオファーデータを生成し、生成したSDPオファーデータを設定したUPDATEリクエストメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信した後、Initial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信し、
    差分がない場合、
    SDPデータを含まないInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のSIPプロキシサーバ。
  6. SDPアンサーデータを含まないInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを受信した場合、
    前記フォーキング終端部は、
    前記200OKレスポンスメッセージを受信したダイアログ上で、最後に送受信したSDPアンサーデータと、前記発側網と最後に送受信したSDPデータとを比較し、
    差異がある場合、
    前記200OKレスポンスメッセージを受信したダイアログ上で、最後に送受信したSDPアンサーデータから、前記発側網に送信するSDPオファーデータを生成し、生成したSDPオファーデータを設定したUPDATEリクエストメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信した後、Initial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信し、
    差分がない場合、
    SDPデータを含まないInitial INVITEリクエストメッセージに対する200OKレスポンスメッセージを前記発側アーリーダイアログで送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のSIPプロキシサーバ。
  7. フォーキング非対応の発側端末が属する発側網と、フォーキング対応の複数の着側端末が属する着側網に接続するSIPプロキシサーバにおける通信方法であって、
    SIPプロキシサーバが、前記発側網から、Initial INVITEリクエストメッセージを受信すると、Initial INVITEリクエストメッセージを、前記着側網に送信するステップと、
    前記SIPプロキシサーバが、前記着側網から、18Xレスポンスメッセージを最初に受信すると、前記最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含む場合、前記SDPアンサーデータを含む18Xレスポンスメッセージを、前記発側網に送信し、前記最初に受信した18XレスポンスメッセージがSDPアンサーデータを含まない場合、18Xレスポンスメッセージを、前記発側網に送信するステップと、
    前記SIPプロキシサーバが、前記発側網との間に発側アーリーダイアログを確立し、最初に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する第1の着側アーリーダイアログを確立するステップと、
    前記SIPプロキシサーバが、前記着側網から、2番目に18Xレスポンスメッセージを受信すると、2番目に受信した18Xレスポンスの送信元の着側端末に対応する第2の着側アーリーダイアログを確立するステップ
    を備えることを特徴とする通信方法。
  8. コンピュータに、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のSIPプロキシサーバとして機能させるためのSIPプロキシプログラム。
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