JP2012175584A - 携帯端末装置、記憶制御方法及び制御プログラム - Google Patents

携帯端末装置、記憶制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】一方の認証媒体に対して、当該一方の認証媒体に対応する情報を記憶させることができる携帯端末装置、記憶制御方法及び制御プログラムを提供すること。
【解決手段】携帯電話装置1は、複数の宛先を記憶する記憶部50と、SIMカードに格納されている固有情報を使用して複数の宛先のいずれかに通信を行う通信部30と、通信の宛先を固有情報に対応付け、履歴情報として記憶部50に記憶させる制御部60と、を備える。この制御部60は、履歴情報に基づいて、複数の宛先のうち固有情報に対応付けられた宛先をSIMカードに記憶させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯端末装置、記憶制御方法及び制御プログラムに関する。
携帯端末装置には、SIM(Subscriber Identity Module)カード等の認証媒体が装着されている。この認証媒体には、一の電話番号、一のメールアドレス、契約者情報及び通信事業者情報等が記憶されている。また、この認証媒体は、電話帳等の宛先情報を追記可能な記憶領域を備えており、所定量の情報を追記することが可能である。
この認証媒体を複数の携帯端末装置間で差し替えることによって、複数の携帯端末装置では、認証媒体に記憶されている情報を共有することができる。そこで、携帯端末装置で使用した電話番号及びその使用履歴に関するデータを認証媒体に記憶させることにより、この認証媒体を介して一方の携帯端末装置で使用した電話番号やその使用履歴を他方の携帯端末装置でも共用することができる方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−088235号公報
ところで、近年、複数の認証媒体を切り替えてそれぞれの複数の固有情報を使用することが可能な携帯端末装置が提案されている。このような携帯端末装置は、プライベートで使用する認証媒体とビジネスで使用する認証媒体とを、場合に応じて互いに切り替えて利用される場合がある。
しかしながら、この携帯端末装置に、特許文献1に記載されている方法を適用した場合、一方の認証媒体で主に使用されている情報までもが他方の認証媒体に記憶されてしまい、問題となるおそれがある。そこで、一方の認証媒体に対して、当該一方の認証媒体に対応する情報を記憶させることができる技術が求められている。
本発明は、一方の認証媒体に対して、当該一方の認証媒体に対応する情報を記憶させることができる携帯端末装置、記憶制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、自端末を特定する情報として使用される固有情報を格納すると共に通信相手の宛先を記憶可能な認証媒体を使用して通信を実行する携帯端末装置であって、前記認証媒体に格納された前記固有情報を読み取る読取部と、複数の宛先を記憶する記憶部と、前記固有情報を使用して前記複数の宛先のいずれかに通信を行う通信部と、当該通信の宛先を前記固有情報に対応付け、履歴情報として前記記憶部に記憶させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記履歴情報に基づいて、前記複数の宛先のうち前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させる。
また、上記携帯端末装置では、前記制御部は、前記履歴情報に基づいて前記固有情報に対応付けられた宛先における優先順位を決定し、当該優先順位に基づいて前記複数の宛先のうち前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させることが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記制御部は、前記優先順位の決定の際に、前記固有情報に対応付けられた宛先ごとの通信回数を集計し、当該通信回数の多い順に前記固有情報に対応付けられた宛先の優先順位を高く決定することが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記固有情報は、所定の電話番号を含み、前記宛先は電話番号を含み、前記記憶部は、前記履歴情報として前記通信の宛先に加えて前記通信における通信時間を対応付けて記憶し、前記制御部は、前記履歴情報に基づいて前記固有情報に対応付けられた宛先ごとの通信時間を集計し、当該通信時間の長い順に前記固有情報に対応付けられた宛先の優先順位を高く決定することが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記認証媒体は、前記固有情報に対応付けて所定の通信事業者情報を格納し、前記記憶部は、前記複数の宛先に、各宛先における通信事業者情報を対応付けて記憶し、前記制御部は、前記固有情報に対応付けられた宛先が、前記所定の通信事業者情報と同一の通信事業者情報が対応付けられている場合には前記所定の通信事業者情報が対応付けられていない場合よりも当該宛先の優先順位を高く決定することが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記記憶部は、前記固有情報に適用される所定のサービスに関する情報と共に、前記複数の宛先に、各宛先における当該所定のサービスの適用状況に関する情報を対応付けて記憶し、前記制御部は、前記所定のサービスの適用状況に関する情報に基づいて、前記固有情報に対応付けられた宛先が、当該所定のサービスが適用されている場合には当該サービスが適用されていない場合よりも当該宛先の優先順位を高く決定することが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記固有情報は、所定のメールアドレスを含み、前記宛先は、メールアドレスを更に含み、前記通信部は、前記所定のメールアドレスを送信元アドレス又は送信先アドレスとしてメールの送受信を実行し、前記記憶部は、送信元アドレスと、送信先アドレスとを含むメールの送受信履歴情報を前記履歴情報として更に記憶し、前記制御部は、前記履歴情報に基づいて前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させることが好ましい。
また、上記携帯端末装置では、前記制御部は、前記固有情報に対応付けられた宛先のうち優先順位の高い順から所定数の宛先を、前記認証媒体に一括して記憶させることが好ましい。
本発明に係る記憶制御方法は、自端末を特定する情報として使用される固有情報を格納すると共に通信相手の宛先を記憶可能な認証媒体を使用して通信を実行する携帯端末装置が実行する記憶制御方法であって、前記固有情報を使用して複数の宛先のいずれかに通信を行うステップと、前記通信を行うステップにおいて、当該通信の宛先を前記固有情報に対応付け、履歴情報として記憶するステップと、前記履歴情報に基づいて、前記複数の宛先のうち前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させるステップと、を含む。
本発明に係る制御プログラムは、自端末を特定する情報として使用される固有情報を格納すると共に通信相手の宛先を記憶可能な認証媒体を使用して通信を実行する携帯端末装置に実行させるための制御プログラムであって、前記固有情報を使用して複数の宛先のいずれかに通信を行う処理と、前記通信を行う処理において、当該通信の宛先を前記固有情報に対応付け、履歴情報として前記携帯端末装置が備える記憶部に記憶させる処理と、前記履歴情報に基づいて、前記複数の宛先のうち前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させる処理と、を前記携帯端末装置に実行させる。
本発明によれば、一方の認証媒体に対して、当該一方の認証媒体に対応する情報を記憶させることができる。
本実施形態に係る携帯電話装置の外観斜視図である。 本実施形態に係る携帯電話装置の機能を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る電話帳テーブルを示す図である。 本実施形態に係る通話履歴テーブルを示す図である。 本実施形態に係る送信履歴テーブルを示す図である。 本実施形態に係る受信履歴テーブルを示す図である。 本実施形態に係るサービス情報テーブルを示す図である。 本実施形態に係る携帯電話装置によりSIMカードに複数の宛先情報を記憶させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8に続くフローチャートである。 図9に続くフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施形態では、電子機器の一例として、携帯電話装置について説明するが、本発明は電子機器に限られるものではなく、電子機器が各種機能を実行する方法、電子機器に各種機能を実行させるためのプログラム、及びこのプログラムを記憶した記憶媒体にも適用可能である。また、本発明の電子機器は、これに限られず、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)の他、通信機能を備えたパーソナルコンピュータ、更に、これらに接続される通信モジュール等、様々な電子機器に適用可能である。
図1は、本実施形態に係る携帯電話装置1の外観斜視図である。なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話装置の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話装置の形態としては、特にこれに限られない。例えば、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ)でもよい。
携帯電話装置1は、操作部側筐体部2と、表示部側筐体部3とを備えて構成される。
操作部側筐体部2は、表面部10に、入力部としての操作部11と、携帯電話装置1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク12とを備えて構成される。操作部11は、各種設定や電話機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15とから構成されている。
また、表示部側筐体部3は、表面部20に、各種情報を表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)表示部21と、通話の相手側の音声を出力するスピーカ22とを備えて構成されている。
また、操作部側筐体部2の上端部と表示部側筐体部3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話装置1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを互いに開いた状態(開放状態)にしたり、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを折り畳んだ状態(折畳み状態)にしたりできる。
図2は、本実施形態に係る携帯電話装置1の機能を示す機能ブロック図である。
携帯電話装置1は、図2に示すように、操作部11と、マイク12と、通信部30と、LCD制御部41と、音声処理部42と、記憶部50と、制御部60とを操作部側筐体部2に備える。また、携帯電話装置1は、LCD表示部21と、スピーカ22と、LCDドライバ23とを表示部側筐体部3に備える。なお、各構成の配置は、本実施形態に限定されない。
通信部30は、基地局(図示省略)等の外部機器と信号の送受信を行う。この通信部30は、メインアンテナ31と、RF回路部32とを備える。通信部30は、制御部60の制御に応じて、SIMカードに格納されている固有情報を使用して記憶部50に記憶されている複数の宛先のいずれかとの通信を行う。
メインアンテナ31は、基地局等の外部機器と、所定の変調方式で変調された高周波信号の送受信を行う。
RF回路部32は、メインアンテナ31により送受信される高周波信号を処理する。具体的には、RF回路部32は、メインアンテナ31によって受信した信号を所定の復調方式で復調し、処理後の信号を制御部60に供給する。また、RF回路部32は、制御部60から供給された信号を所定の変調方式で変調し、メインアンテナ31を介して基地局等の外部機器に送信する。
LCD制御部41は、制御部60の制御に従って、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをLCDドライバ23に出力する。LCDドライバ23は、フレームメモリを備えており、LCD制御部41から供給された画像データをフレームメモリに蓄える。そして、LCDドライバ23は、フレームメモリに蓄えられた画像データを所定のタイミングでLCD表示部21又はサブLCD表示部(図示省略)に出力する。
音声処理部42は、制御部60の制御に従って、所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部42から供給された信号を外部に出力する。また、音声処理部42は、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号を制御部60に出力する。
カード装着部45は、1又は複数のSIM(Subscriber Identity Module)カードを装着する。SIMカードは、一の電話番号(所定の電話番号)、一のメールアドレス、契約者情報及び通信事業者情報等の固有情報を格納する認証媒体である。この固有情報は、読取部としての制御部60によって読み取られて、記憶部50に記憶される。また、SIMカードは、電話帳情報等を追記可能な記憶領域を備えている。携帯電話装置1は、カード装着部45に装着されているSIMカードに対応付けられている電話番号を、自己の電話番号として使用し、他の携帯電話装置等と通話が可能である。また、携帯電話装置1は、カード装着部45に装着されているSIMカードに対応付けられているメールアドレスを、自己のメールアドレスとして使用し、他の携帯電話装置等とメールの送受信が可能である。
記憶部50は、例えば、情報を記憶するメモリ等により構成されており、制御部60による演算処理に利用される。この記憶部50は、宛先情報としての電話帳テーブル51と、通話履歴テーブル52と、送信履歴テーブル53と、受信履歴テーブル54と、サービス情報テーブル55とを備える。
図3は、本実施形態に係る電話帳テーブル51を示す図である。電話帳テーブル51は、宛先名としてユーザ名51Aと、ユーザ名に対応する電話番号を示す電話番号51Bと、当該電話番号に対応する通信事業者情報を示す通信事業者51Cと、当該ユーザに対応するメールアドレスであるメールアドレス51Dとを関連付けて宛先情報として記憶する。なお、本実施形態では、電話帳テーブル51に通信事業者情報を記憶させることとしたがこれに限らない。例えば、電話番号に対応する通信事業者情報を通信事業者のサーバ等に記憶させておき、携帯電話装置1が、通信部30により当該通信事業者情報を取得するようにしてもよい。
図4は、本実施形態に係る通話履歴テーブル52を示す図である。通話履歴テーブル52は、通話履歴情報として、携帯電話装置1に対応し、SIMカードに記憶されている固有情報としての一の電話番号(所定の電話番号)であって、通話に係る通信に使用された電話番号を示す使用電話番号52Aと、当該通話における通話先の電話番号を示す相手先電話番号52Bと、当該通話が行われた日時を示す通話日時52Cと、当該通話が行われていた時間(通信時間)を示す通話時間52Dとを関連付けて通話履歴情報(履歴情報)として記憶する。
図5は、本実施形態に係る送信履歴テーブル53を示す図である。送信履歴テーブル53は、メールの送信元として選択された携帯電話装置1のメールアドレスを示す送信メールアドレス53Aと、送信先のメールアドレスを示す送信先メールアドレス53Bと、送信が行われた日時を示す送信日時53Cと、メールの内容を示すメッセージ本文53Dとを関連付けて送信履歴情報として記憶する。
図6は、本実施形態に係る受信履歴テーブル54を示す図である。受信履歴テーブル54は、メールの送信元のメールアドレスを示す送信元メールアドレス54Aと、送信先として選択された携帯電話装置1のメールアドレスを示す受信メールアドレス54Bと、メールを受信した日時を示す受信日時54Cと、メールの内容を示すメッセージ本文54Dとを関連付けて受信履歴情報として記憶する。
図7は、本実施形態に係るサービス情報テーブル55を示す図である。サービス情報テーブル55は、所定のサービスに加入している電話番号であって、SIMカードに記憶されている一の電話番号(所定の電話番号)を示すサービス加入電話番号55Aと、当該所定のサービスの適用対象の電話番号を示す対象電話番号55Bと、サービス内容55Cとを関連付けてサービス情報として記憶する。サービス内容は、具体的には、図7に示すように、特定の登録相手に対する通話料が無料又は割引になるようなサービスである。なお、本実施形態では、サービス情報テーブル55を記憶部50に記憶させることとしたがこれに限らない。例えば、サービス情報テーブル55を通信事業者のサーバ等に記憶させておき、携帯電話装置1が、SIMカードに情報を記憶させる際に、通信部30により当該サービス情報テーブル55を取得するようにしてもよい。
なお、記憶部50に記憶する情報は、上記の5つのテーブルに記憶されるものとしたが、これに限られない。例えば、必要に応じて、情報を記憶するテーブルを追加してもよいし、情報を記憶するテーブルを上述の5つのテーブルより少なくしてもよい。
説明を図2に戻す。制御部60は、中央演算装置(CPU)等により構成されており、携帯電話装置1の全体を制御する。制御部60は、例えば、通信部30、LCD制御部41、音声処理部42等に対して所定の制御を行う。また、制御部60は、操作部11等から入力を受け付けて、各種処理を実行する。そして、制御部60は、処理実行の際には、記憶部50を制御し、各種プログラム及びデータの読み出し、並びにデータの書き込みを行う。制御部60の詳細な機能については後述する。
このように構成される携帯電話装置1は、制御部60により、記憶部50に記憶されている電話帳テーブル51に記憶されている宛先情報をSIMカードに記憶させる。以下に、制御部60の電話帳テーブル51に記憶されている宛先情報をSIMカードに記憶させる処理について、詳細な説明を行う。
制御部60は、カード装着部45に複数のSIMカードが装着されている場合、操作部11によって使用するSIMカードを切り替えることによって、それぞれのSIMカードに対応する一の電話番号又は一のメールアドレスのいずれかを選択して、選択された電話番号又はメールアドレスにより通話又はメールの送信を行う。なお、いずれのSIMカードを使用して通話又はメールの送信を行う場合にも、図3に示される電話帳テーブル51を使用して通話先を決定するようにしてもよい。
そして、制御部60は、通話に係る通信が行われたことに応じて、通話履歴テーブル52に通話履歴情報を記憶させる。また、制御部60は、メールの送信が行われたことに応じて、送信履歴テーブル53に送信履歴情報を記憶させる。また、制御部60は、メールの受信が行われたことに応じて、受信履歴テーブル54に受信履歴情報を記憶させる。
制御部60は、操作部11による所定の操作に応じて、複数の宛先をカード装着部45に装着されているSIMカードに記憶させる。その際に、制御部60は、各種履歴情報に基づいて複数の宛先を決定し、決定された複数の宛先をSIMカードに記憶させる。
具体的には、制御部60は、使用電話番号のうち、いずれの使用電話番号に対応するSIMカードに記憶するかを決定し、当該決定されたSIMカードに対応する使用電話番号に対応する履歴情報を特定する。制御部60は、この特定された履歴情報に基づいて、宛先情報の優先順位を決定する。一例として、制御部60は、通話履歴テーブル52に記憶されている相手先電話番号と、電話帳テーブル51に記憶されている電話番号とを関連付けて、通話履歴テーブル52と電話帳テーブル51とを対比し、使用電話番号に対応する宛先情報を対応情報として抽出する。そして、制御部60は、抽出された対応情報に基づいて、使用電話番号に対応するSIMカードに対する電話帳テーブル51における宛先情報の優先順位を決定する。そして、制御部60は、操作部11を介して、SIMカードに情報を記憶させるための所定の操作を受け付けたことに応じて、決定された優先順位に基づいて、複数の宛先情報をSIMカードに記憶させる。なお、上記の優先順位を決定する方法は一例であるため、上記方法に限定されない。
例えば、カード装着部45に第1のSIMカードと、第2のSIMカードとが装着されている場合、制御部60は、宛先情報の優先順位を、第1のSIMカード、第2のSIMカードそれぞれに対して決定する。そして、制御部60は、操作部11により所定の操作を受け付けられたことに応じて、第1のSIMカードに対応する優先順位に基づいて、第1のSIMカードに宛先情報を記憶させると共に、第2のSIMカードに対応する優先順位に基づいて、第2のSIMカードに宛先情報を記憶させる。
また、制御部60は、様々な要素に基づいてカード装着部45に装着されている1又は複数のSIMカードそれぞれに対する宛先情報の優先順位を決定する。
すなわち、制御部60は、対応情報に基づいて、使用電話番号に対応する宛先情報ごとの通話回数(通信回数)を集計する。そして、制御部60は、通話回数(通信回数)の多い宛先情報の優先順位を高く決定する。具体的には、制御部60は、宛先情報について、集計値が降順になるように並び替えを行い、並び替えられた順序を宛先情報の優先順位とする。
また、制御部60は、対応情報に基づいて、使用電話番号に対応する宛先情報ごとの通話時間(通信時間)を集計する。そして、制御部60は、通話時間(通信時間)の長い宛先情報の優先順位を高く決定する。具体的には、制御部60は、宛先情報について、集計値が降順になるように並び替えを行い、並び替えられた順序を宛先情報の優先順位とする。
また、制御部60は、SIMカードに対応する通信事業者情報と一致する通信事業者情報を含んでいる電話帳テーブル51の宛先情報に対して、当該SIMカードにおける優先順位を高く決定する。例えば、制御部60は、SIMカードに対応する通信事業者情報と一致する通信事業者情報を含んでいる電話帳テーブル51の宛先情報の優先順位を1位にすると共に、当該宛先情報の数を集計する。そして、SIMカードに対応する通信事業者情報と一致する通信事業者情報を含んでいない電話帳テーブル51の宛先情報の優先順位を集計した値に1加算した値にする。
また、制御部60は、サービス情報テーブル55に基づいて、SIMカードに対応する所定のサービスに関連付けられている宛先情報の優先順位を、所定のサービスに関連付けられていない宛先情報に比べて高く決定する。具体的には、制御部60は、サービス情報テーブル55に含まれる対象電話番号と、電話帳テーブル51に含まれている電話番号を関連付けて、所定のサービスに対応するSIMカードに関連付けられる宛先情報を抽出する。そして、制御部60は、抽出された宛先情報の優先順位を高く決定する。例えば、制御部60は、所定のサービスに対応するSIMカードに関連付けられる宛先情報の優先順位を1位にすると共に、当該宛先情報の数を集計する。そして、所定のサービスに対応するSIMカードに関連付けられていない宛先情報の優先順位を集計した値に1加算した値にする。
また、制御部60は、送信履歴テーブル53及び受信履歴テーブル54に基づいて、複数の宛先情報をSIMカードに記憶させる。
具体的には、制御部60は、送信履歴テーブル53に記憶されている送信先メールアドレスと、電話帳テーブル51に記憶されているメールアドレスとを関連付けて、送信履歴テーブル53と電話帳テーブル51とを対比し、送信メールアドレスに対応する宛先情報を送信メール対応情報として抽出する。そして、制御部60は、抽出された送信メール対応情報に基づいて、送信メールアドレスに対応する宛先情報ごとのメール送信回数を集計する。そして、制御部60は、集計した結果、送信メールアドレス(SIMカードに対応する一のメールアドレス)から送信した回数の多い宛先情報の優先順位を高く決定する。具体的には、制御部60は、宛先情報について、集計値が降順になるように並び替えを行い、並び替えられた順序を宛先情報の優先順位とする。
また、制御部60は、受信履歴テーブル54に記憶されている送信元メールアドレスと、電話帳テーブル51に記憶されているメールアドレスとを関連付けて、受信履歴テーブル54と電話帳テーブル51とを対比し、受信メールアドレスに対応する宛先情報を受信メール対応情報として抽出する。そして、制御部60は、抽出された受信メール対応情報に基づいて、受信メールアドレスに対応する宛先情報ごとのメール受信回数を集計する。そして、制御部60は、集計した結果、受信メールアドレス(SIMカードに対応する一のメールアドレス)を宛先として送信した回数の多い宛先情報の優先順位を高く決定する。具体的には、制御部60は、集計値を降順に宛先情報の並び替えを行い、並び替えられた順序を宛先情報の優先順位とする。
なお、制御部60は、上述の通話回数、通話時間、通信事業者情報、サービス情報、メールの送信回数、及びメールの受信回数から、優先順位を決定する要素の選択を受け付ける。すなわち、制御部60は、SIMカードに宛先情報を記憶させるための所定の操作を受け付けたことに応じて、優先順位を決定する要素を選択する画面をLCD表示部21に表示させて、操作部11を介して優先順位を決定する要素の選択を受け付ける。そして、制御部60は、選択された要素に基づいて、カード装着部45に装着されているSIMカードの優先順位を決定し、当該優先順位に基づいてSIMカードに複数の宛先情報を記憶させる。
ここで、制御部60は、複数の要素に基づいて優先順位を決定する場合、複数の要素それぞれによって決定された優先順位を数値として加算することにより、優先順位を決定する。例えば、所定の宛先情報について、通話回数による優先順位が1位、通話時間による優先順位が2位の場合、1位、2位をそれぞれ数値化して加算し、3という値を得る。同様に他の宛先情報についても同様の計算を行い、値が低い順に優先順位を高く決定する。なお、制御部60は、他の方法によって複数の要素に基づく優先順位を決定してもよい。例えば、制御部60は、複数の要素それぞれについて優先順位が高い宛先情報について相対的に高いポイントを付与し、優先順位が低い宛先情報について相対的に低いポイントを付与することによって、ポイントの合計値が高い宛先情報を優先順位が高い宛先情報としてもよい。
また、制御部60は、カード装着部45に装着されている1又は複数のSIMカードそれぞれに対応する優先順位の高い宛先情報から順に所定数の宛先情報を選択し、選択された所定数の宛先情報を、対応するSIMカードの記憶領域に対して一括して記憶させる。
続いて、携帯電話装置1においてSIMカードに複数の宛先情報を記憶させる処理の流れについて説明する。
図8から図10は、携帯電話装置1によりSIMカードに複数の宛先情報を記憶させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、制御部60は、通話履歴及びメール送受信履歴を記憶部50に記憶させる。具体的には、制御部60は、通話に係る通信が行われた場合に通話履歴情報を通話履歴テーブル52に記憶させる。また、制御部60は、メールの送受信履歴を送信履歴テーブル53又は受信履歴テーブル54に記憶させる。
ステップS2において、制御部60は、SIMカードに情報を追記するための所定の操作を受け付けたか否かを判定する。制御部60は、この判定がYESの場合、ステップS3に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS1に処理を移す。
ステップS3において、制御部60は、SIMカードの記憶領域に記憶可能な領域(残容量)があるか否かを判定する。制御部60は、この判定がYESの場合、ステップS4に処理を移し、この判定がNOの場合、本フローチャートに係る処理を終了する。
ステップS4において、制御部60は、優先順位を決定する要素を選択する画面をLCD表示部21に表示させて、操作部11を介して優先順位を決定する要素(順位決定要素)の選択を受け付ける。ここでは、優先順位を決定する要素として、通話回数、通話時間、通信事業者情報、サービス情報、メール送信情報、及びメール受信情報をLCD表示部21に表示させる。なお、優先順位を決定する要素として、少なくともいずれか1つの要素が選択されるものとする。
なお、制御部60は、予め優先順位を決定する要素が決まっている場合には、ステップS4の処理を省略してもよい。また、制御部60は、各テーブルのデータの存否に応じて、優先順位を決定する要素を変更してもよい。
ステップS5において、制御部60は、ステップS4において通話回数が優先順位を決定する要素に選択されたか否かを判定する。制御部60は、この判定がYESの場合、ステップS6に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS9に処理を移す。
ステップS6において、制御部60は、通話履歴テーブル52に記憶されている使用電話番号と、電話帳テーブル51に記憶されている電話番号とを関連付けて、通話履歴テーブル52と電話帳テーブル51とを対比し、使用電話番号に対応する宛先情報を対応情報として抽出する。
ステップS7において、制御部60は、カード装着部45に装着されているSIMカードそれぞれについて、ステップS6において抽出された宛先情報ごとの通話回数を集計する。
ステップS8において、制御部60は、ステップS7の集計結果に基づいて、通話回数の多い宛先情報の優先順位を高く決定する。
ステップS9において、制御部60は、ステップS4において通話時間が優先順位を決定する要素に選択されたか否かを判定する。制御部60は、この判定がYESの場合、ステップS10に処理を移し、この判定がNOの場合、図9のステップS13に処理を移す。
ステップS10において、制御部60は、ステップS6と同様に通話履歴テーブル52に記憶されている使用電話番号と、電話帳テーブル51に記憶されている電話番号とを関連付けて、通話履歴テーブル52と電話帳テーブル51とを対比し、使用電話番号に対応する宛先情報を対応情報として抽出する。
ステップS11において、制御部60は、カード装着部45に装着されているSIMカードそれぞれについて、ステップS10において抽出された宛先情報ごとの通話時間を集計する。
ステップS12において、制御部60は、ステップS11の集計結果に基づいて、通話時間の長い宛先情報の優先順位を高く決定する。
図9に処理を移す。ステップS13において、制御部60は、ステップS4において通信事業者情報が優先順位を決定する要素に選択されたか否かを判定する。制御部60は、この判定がYESの場合、ステップS14に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS15に処理を移す。
ステップS14において、制御部60は、SIMカードの通信事業者情報と一致する通信事業者情報を含む宛先情報の優先順位を高く決定する。
ステップS15において、制御部60は、ステップS4においてサービス情報が優先順位を決定する要素に選択されたか否かを判定する。制御部60は、この判定がYESの場合、ステップS16に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS17に処理を移す。
ステップS16において、制御部60は、SIMカードに対応する所定のサービスに関連付けられている宛先情報の優先順位を高く決定する。
ステップS17において、制御部60は、ステップS4においてメール送信情報が優先順位を決定する要素に選択されたか否かを判定する。制御部60は、この判定がYESの場合、ステップS18に処理を移し、この判定がNOの場合、図10のステップS21に処理を移す。
ステップS18において、制御部60は、送信履歴テーブル53に記憶されている送信先メールアドレスと、電話帳テーブル51に記憶されているメールアドレスとを関連付けて、送信履歴テーブル53と電話帳テーブル51とを対比し、送信メールアドレスに対応する宛先情報を送信メール対応情報として抽出する。
ステップS19において、制御部60は、カード装着部45に装着されているSIMカードそれぞれについて、ステップS18において抽出された送信メール対応情報に基づいて、宛先情報ごとのメール送信回数を集計する。
ステップS20において、制御部60は、ステップS19の集計結果に基づいて、送信メールアドレスから送信した回数の多い宛先情報の優先順位を高く決定する。
図10に処理を移す。ステップS21において、制御部60は、ステップS4においてメール受信情報が優先順位を決定する要素に選択されたか否かを判定する。制御部60は、この判定がYESの場合、ステップS22に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS25に処理を移す。
ステップS22において、制御部60は、受信履歴テーブル54に記憶されている送信元メールアドレスと、電話帳テーブル51に記憶されているメールアドレスとを関連付けて、受信履歴テーブル54と電話帳テーブル51とを対比し、受信メールアドレスに対応する宛先情報を受信メール対応情報として抽出する。
ステップS23において、制御部60は、カード装着部45に装着されているSIMカードそれぞれについて、ステップS22において抽出された受信メール対応情報に基づいて、宛先情報ごとのメール受信回数を集計する。
ステップS24において、制御部60は、ステップS23の集計結果に基づいて、受信メールアドレスを宛先として送信した回数の多い宛先情報の優先順位を高く決定する。
ステップS25において、制御部60は、ステップS4において選択された要素に基づいて決定された優先順位について、宛先情報ごとに合計する。
ステップS26において、制御部60は、合計値の低い順に宛先情報の優先順位を決定する。具体的には、制御部60は、宛先情報について、ステップS25により算出された合計値が昇順になるように並び替えを行い、並び替えられた順序を宛先情報の優先順位とする。
ステップS27において、制御部60は、ステップS26において決定された優先順位が所定順位未満の宛先情報を選択する。なお、制御部60は、ステップS26において決定された優先順位が所定順位未満であっても、選択された要素ごとにおける所定の閾値に達していなかった場合や、複数の要素を選択した場合において、ポイントの合計値が所定の閾値に達していない場合には、その宛先情報が選択されないようにしてもよい。
ステップS28において、制御部60は、ステップS27において選択された宛先情報をSIMカードに一括して記憶させる。
以上、本実施形態によれば、携帯電話装置1は、記憶部50の電話帳テーブル51により複数の宛先情報を記憶し、制御部60により実行された通信の宛先と当該通信に使用された所定の電話番号とを対応付けて記憶部50の通話履歴テーブル52に記憶させ、当該通話履歴テーブル52に基づいて複数の宛先情報をSIMカードに記憶させる。
通話履歴テーブル52には、SIMカードに対応する所定の電話番号が記憶されているので、携帯電話装置1は、当該通話履歴テーブル52に基づいてSIMカードに記憶させる宛先情報を決定することによって、一方のSIMカードに対して、当該一方のSIMカードに対応する情報を記憶させることができる。
また、制御部60は、通話履歴テーブル52に記憶されている相手先電話番号と、電話帳テーブル51に含まれる電話番号とを関連付けることによって、携帯電話装置1の電話番号に対応する宛先情報を対応情報として抽出する。また、制御部60は、対応情報に基づいてSIMカードに対する宛先情報の優先順位を決定し、優先順位に基づいて複数の宛先をSIMカードに記憶させる。よって、携帯電話装置1は、優先順位が高い宛先情報を優先してSIMカードに記憶させることができるので、SIMカードの記憶容量が少ない場合であっても、優先順位が高い宛先情報がSIMカードに記憶される可能性を高めることができる。
また、制御部60は、対応情報に基づいて、使用電話番号に対応する宛先情報ごとの通信回数としての通話回数を集計し、通話回数の多い宛先情報の優先順位を高く決定する。よって、携帯電話装置1は、通話回数に基づいて宛先情報の優先順位を決定することができる。
また、通話履歴テーブル52は、通信時間としての通話時間を記憶する。また、制御部60は、通話履歴テーブル52において使用電話番号に関連付けられている相手先電話番号と、電話帳テーブル51に含まれる電話番号とを関連付けて、使用電話番号に対応する宛先情報を対応情報として特定し、使用電話番号に対応する宛先情報ごとの通話時間を集計し、通話時間の長い宛先情報の優先順位を高く決定する。よって、携帯電話装置1は、通話時間に基づいて宛先情報の優先順位を決定することができる。
また、SIMカードには、所定のメールアドレスが対応付けられており、記憶部50は、送信元アドレスと、送信先アドレスとを含む送信履歴テーブル53及び受信履歴テーブル54を記憶する。また、制御部60は、送信履歴テーブル53及び受信履歴テーブル54に基づいて複数の宛先情報をSIMカードに記憶させる。携帯電話装置1は、メールの送受信履歴に基づいて宛先情報の優先順位を決定することができる。
また、SIMカードには、通信事業者情報が対応付けられており、電話帳テーブル51は、通信事業者情報を含んでいる。また、制御部60は、SIMカードの通信事業者情報と同一の通信事業者情報を含む宛先の優先順位を相対的に高く決定する。よって、携帯電話装置1は、SIMカードに対応する通信事業者情報と同一の通信事業者情報を含む宛先情報の優先順位を相対的に高く決定することができる。
また、SIMカードには、所定のサービスが対応付けられており、記憶部50は、所定のサービスに対応するSIMカードの電話番号と、当該所定のサービスが適用されている電話番号とを関連付けてサービス情報テーブル55として記憶する。また、制御部60は、サービス情報テーブル55に基づいて、SIMカードに対応する所定のサービスに関連付けられている宛先情報の優先順位を高く決定する。よって、携帯電話装置1は、サービスが適用されている宛先情報の優先順位を決定することができる。
また、制御部60は、SIMカードに対応する優先順位の高い宛先情報から順に所定数の宛先情報を選択し、選択された当該所定数の宛先情報を、対応する認証カードの記憶領域に対して一括して記憶させる。よって、携帯電話装置1は、一括して宛先情報を記憶させるので、記憶させるときに携帯電話装置1にかかる負荷を軽減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態では、携帯電話装置1は、カード装着部45にSIMカードを装着することとしたが、これに限らない。例えば、携帯電話装置1は、カード装着部にSIMカードと同様の機能を有するICカードを装着するようにしてもよい。
また、本実施形態では、携帯電話装置1は、通話情報やメールの送受信情報等によりSIMカードに記憶させる宛先情報の優先順位を決定したが、これに限らない。例えば、携帯電話装置1は、ショートメッセージサービスの通信履歴情報に基づいてSIMカードに記憶させる宛先情報の優先順位を決定させるようにしてもよい。
1 携帯電話装置
30 通信部
45 カード装着部
50 記憶部
60 制御部

Claims (10)

  1. 自端末を特定する情報として使用される固有情報を格納すると共に通信相手の宛先を記憶可能な認証媒体を使用して通信を実行する携帯端末装置であって、
    前記認証媒体に格納された前記固有情報を読み取る読取部と、
    複数の宛先を記憶する記憶部と、
    前記固有情報を使用して前記複数の宛先のいずれかに通信を行う通信部と、
    当該通信の宛先を前記固有情報に対応付け、履歴情報として前記記憶部に記憶させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記履歴情報に基づいて、前記複数の宛先のうち前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させる、
    携帯端末装置。
  2. 前記制御部は、前記履歴情報に基づいて前記固有情報に対応付けられた宛先における優先順位を決定し、当該優先順位に基づいて前記複数の宛先のうち前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させる、
    請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記制御部は、前記優先順位の決定の際に、前記固有情報に対応付けられた宛先ごとの通信回数を集計し、当該通信回数の多い順に前記固有情報に対応付けられた宛先の優先順位を高く決定する、
    請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記固有情報は、所定の電話番号を含み、
    前記宛先は電話番号を含み、
    前記記憶部は、前記履歴情報として前記通信の宛先に加えて前記通信における通信時間を対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記履歴情報に基づいて前記固有情報に対応付けられた宛先ごとの通信時間を集計し、当該通信時間の長い順に前記固有情報に対応付けられた宛先の優先順位を高く決定する、
    請求項2又は3に記載の携帯端末装置。
  5. 前記認証媒体は、前記固有情報に対応付けて所定の通信事業者情報を格納し、
    前記記憶部は、前記複数の宛先に、各宛先における通信事業者情報を対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記固有情報に対応付けられた宛先が、前記所定の通信事業者情報と同一の通信事業者情報が対応付けられている場合には前記所定の通信事業者情報が対応付けられていない場合よりも当該宛先の優先順位を高く決定する、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 前記記憶部は、前記固有情報に適用される所定のサービスに関する情報と共に、前記複数の宛先に、各宛先における当該所定のサービスの適用状況に関する情報を対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記所定のサービスの適用状況に関する情報に基づいて、前記固有情報に対応付けられた宛先が、当該所定のサービスが適用されている場合には当該サービスが適用されていない場合よりも当該宛先の優先順位を高く決定する、
    請求項2から5のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  7. 前記固有情報は、所定のメールアドレスを含み、
    前記宛先は、メールアドレスを更に含み、
    前記通信部は、前記所定のメールアドレスを送信元アドレス又は送信先アドレスとしてメールの送受信を実行し、
    前記記憶部は、送信元アドレスと、送信先アドレスとを含むメールの送受信履歴情報を前記履歴情報として更に記憶し、
    前記制御部は、前記履歴情報に基づいて前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させる、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  8. 前記制御部は、前記固有情報に対応付けられた宛先のうち優先順位の高い順から所定数の宛先を、前記認証媒体に一括して記憶させる、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  9. 自端末を特定する情報として使用される固有情報を格納すると共に通信相手の宛先を記憶可能な認証媒体を使用して通信を実行する携帯端末装置が実行する記憶制御方法であって、
    前記固有情報を使用して複数の宛先のいずれかに通信を行うステップと、
    前記通信を行うステップにおいて、当該通信の宛先を前記固有情報に対応付け、履歴情報として記憶するステップと、
    前記履歴情報に基づいて、前記複数の宛先のうち前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させるステップと、
    を含む記憶制御方法。
  10. 自端末を特定する情報として使用される固有情報を格納すると共に通信相手の宛先を記憶可能な認証媒体を使用して通信を実行する携帯端末装置に実行させるための制御プログラムであって、
    前記固有情報を使用して複数の宛先のいずれかに通信を行う処理と、
    前記通信を行う処理において、当該通信の宛先を前記固有情報に対応付け、履歴情報として前記携帯端末装置が備える記憶部に記憶させる処理と、
    前記履歴情報に基づいて、前記複数の宛先のうち前記固有情報に対応付けられた宛先を前記認証媒体に記憶させる処理と、
    を前記携帯端末装置に実行させる制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014174945A (ja) * 2013-03-13 2014-09-22 Nikon Corp 認証システム、サービス提供システム、認証装置及びプログラム
JP2016525316A (ja) * 2013-07-15 2016-08-22 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー 入力ファクタの豊富なコンテキストをサポートするインテリジェントなsim選択

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