JP2014174945A - 認証システム、サービス提供システム、認証装置及びプログラム - Google Patents

認証システム、サービス提供システム、認証装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個人の信用力を正しく判定する。
【解決手段】携帯端末の通信サービスを受けるための情報を記憶する電子記憶媒体と、認証装置とを備える認証システムであって、電子記憶媒体は、さらに、ユーザーから予め取得されている第1の生体認証データ、及び通信サービスを受ける料金の支払履歴情報を記憶し、認証装置は、ユーザーの生体認証データを第2の生体認証データとして検出する検出部と、電子記憶媒体が記憶する第1の生体認証データと、検出部が検出した第2の生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う認証処理部と、認証処理部による認証結果と、電子記憶媒体が記憶する支払履歴情報とに基づいて、ユーザーに対する個人の信用力を判定する信用力判定部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、認証システム、サービス提供システム、認証装置及びプログラムに関する。
近年、サービスを提供する事業者に、ユーザーがサービスの提供を申し込む際に、申し込みの手続きを低減する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載の技術では、例えば、銀行などの金融機関の新規口座を開設する際に、ユーザーが他に契約している公共サービスなどを提供する他の事業者との契約情報に基づいてユーザーの本人確認を行っている。
特開2003−122922号公報
ところで、上述の技術では、例えば、事業者システムから契約情報を取得し、申込情報と契約情報の対応する情報部分とを比較し、両情報が一致した場合にユーザーの本人確認が成功したものと判定する。そして、上述の技術では、このユーザーの本人確認の結果に基づいて、例えば、新規口座を開設するか否かの判定基準である個人の信用力を判定している。しかしながら、事業者システムから取得する契約情報は、例えば、契約しているユーザーの氏名、住所、契約者番号などであり、本人以外にも知り得る情報である。そのため、上述の技術では、正しく本人確認が実行されずに、本人以外が申し込み手続きを実行できてしまう場合がある。
このように、上述の技術では、正しく本人確認を実行できずに、個人の信用力を正しく判定することができない場合がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、個人の信用力を正しく判定することができる認証システム、サービス提供システム、認証装置及びプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、携帯端末の通信サービスを受けるための情報を記憶する電子記憶媒体と、認証装置とを備える認証システムであって、前記電子記憶媒体は、さらに、ユーザーから予め取得されている第1の生体認証データ、及び前記通信サービスを受ける料金の支払履歴情報を記憶し、前記認証装置は、前記ユーザーの生体認証データを第2の生体認証データとして検出する検出部と、前記電子記憶媒体が記憶する前記第1の生体認証データと、前記検出部が検出した前記第2の生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、前記ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う認証処理部と、前記認証処理部による認証結果と、前記電子記憶媒体が記憶する前記支払履歴情報とに基づいて、前記ユーザーに対する個人の信用力を判定する信用力判定部とを備えることを特徴とする認証システムである。
また、本発明の一態様は、上記に記載の認証システムと、前記認証装置から前記個人の信用力の判定結果を取得し、取得した前記判定結果が、前記ユーザーに対して個人の信用力があると判定されている場合に、前記ユーザーに対してサービスの提供を行うサービス提供装置とを備えることを特徴とするサービス提供システムである。
また、本発明の一態様は、携帯端末の通信サービスを受けるための情報を記憶するとともに、ユーザーから予め取得されている第1の生体認証データ、及び前記携帯端末によるサービスを受ける料金の支払履歴情報を記憶する電子記憶媒体と、認証装置とを備える認証システムの認証装置であって、前記ユーザーの生体認証データを第2の生体認証データとして検出する検出部と、前記電子記憶媒体が記憶する前記第1の生体認証データと、前記検出部が検出した前記第2の生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、前記ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う認証処理部と、前記認証処理部による認証結果と、前記電子記憶媒体が記憶する前記支払履歴情報とに基づいて、前記ユーザーに対する個人の信用力を判定する信用力判定部とを備えることを特徴とする認証装置である。
また、本発明の一態様は、携帯端末の通信サービスを受けるための情報を記憶するとともに、ユーザーから予め取得されている第1の生体認証データ、及び前記携帯端末によるサービスを受ける料金の支払履歴情報を記憶する電子記憶媒体と、認証装置とを備える認証システムの認証装置としてのコンピュータに、検出部が、前記ユーザーの生体認証データを第2の生体認証データとして検出する検出手順と、認証処理部が、前記電子記憶媒体が記憶する前記第1の生体認証データと、前記検出部が検出した前記第2の生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、前記ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う認証処理手順と、信用力判定部が、前記認証処理部による認証結果と、前記電子記憶媒体が記憶する前記支払履歴情報とに基づいて、前記ユーザーに対する個人の信用力を判定する信用力判定手順とを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、個人の信用力を正しく判定することができる。
第1の実施形態によるサービス提供システムの一例を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態における登録システムの一例を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態における生体認証データの登録処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるサービス提供システムの処理シーケンスの一例を示す図である。 第1の実施形態における認証装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるサービス提供システムの一例を示す機能ブロック図である。 第2の実施形態におけるサービス提供システムの処理シーケンスの一例を示す図である。 第2の実施形態における認証装置の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態によるサービス提供システム及び認証システムについて、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態によるサービス提供システム100の一例を示す機能ブロック図である。
図1において、サービス提供システム100は、認証システム1と、外部サーバ装置40とを備えている。また、認証システム1は、認証装置10と携帯電話20とを備えている。
携帯電話20(携帯端末)は、例えば、プリペイド携帯電話であり、通信サービスを受けるための情報を記憶するSIMカード30を備えている。携帯電話20は、携帯電話20を所有するユーザー(使用者)が、サービス事業者が提供するサービスを受ける際に、認証装置10に接続される。なお、携帯電話20と認証装置10との接続は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの有線通信による接続であってもよいし、無線通信による接続であってもよい。
SIM(Subscriber Identity Module)カード30(電子記憶媒体)は、携帯電話20の通信サービスを受けるための情報を記憶するICカードである。ここで、通信サービスを受けるための情報には、携帯電話20の電話番号を特定するための識別情報、プリペイド通信の残量情報、等が含まれる。また、SIMカード30は、さらに、ユーザーから予め取得されている登録生体認証データ(第1の生体認証データ)、及び通信サービスを受ける料金の支払履歴情報を記憶している。
ここで、生体認証データは、ユーザーが、正当なユーザーであるか否かの認証を行うための認証情報であり、例えば、顔、網膜、虹彩、指紋、静脈などの画像(画像パターン)情報である。また、支払履歴情報は、例えば、プリペイド通信の残量の補充(プリペイド料金の支払い)の履歴を示す情報である。
なお、SIMカード30は、携帯電話20に対して着脱可能に備えられており、携帯電話20の通信サービスを受ける場合に、携帯電話20に装着されている。
また、SIMカード30は、カード制御部31と、カード記憶部32とを備えている。
カード制御部31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサであり、SIMカード30を統括的に制御する。カード制御部31は、カード記憶部32へのアクセス制限や、SIMカード30のセキュリティ(安全性)を確保するための暗号処理や復号処理などの処理を実行する。
カード記憶部32は、上述した通信サービスを受けるための情報、登録生体認証データ、及び支払履歴情報を記憶する記憶部である。カード記憶部32は、少なくとも不揮発性メモリを備えており、電源を供給されない状態においても、情報を保持(維持)することができる。
認証装置10は、携帯電話20と接続され、携帯電話20の所有者であるユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行い、ユーザーに対して、個人の信用力(クレジット)を判定する。認証装置10は、判定した個人の信用力の判定結果を後述する外部サーバ装置40に出力する。ここで、個人の信用力とは、個人に対してどの程度信用できるかを示す指標である。本実施形態では、認証装置10は、例えば、個人の信用力として、「個人の信用力がある」又は「個人の信用力がない」の2種類の判定を行う。
また、認証装置10は、撮像部11、記憶部12、及び認証制御部50を備えている。
撮像部11は、例えば、デジタル画像を撮像するカメラであり、ユーザーに対して、上述した顔、網膜、虹彩、指紋、静脈などの画像を撮像し、認証制御部50に出力する。
記憶部12は、認証制御部50の処理に用いる各種情報を記憶する。記憶部12は、例えば、撮像部11が撮像した画像データや生体認証データなどを一次記憶する。
認証制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサであり、認証装置10を統括的に制御する。認証制御部50は、例えば、ユーザーの認証処理、及び個人の信用力の判定処理を実行する。また、認証制御部50は、判定した個人の信用力の判定結果を後述する外部サーバ装置40に出力する。
認証制御部50は、認証情報検出部51、認証情報取得部52、認証処理部53、信用力判定部54、及び料金課金部55を備えている。
認証情報検出部51は、撮像部11が撮像したユーザーの生体認証情報を含む画像に対して、画質補正、色彩補正などの画像処理を実行するとともに、生体認証データを検出(抽出)する。例えば、生体認証データが顔認証データである場合には、認証情報検出部51は、撮像部11にユーザーの顔を含む画像を撮像させた撮像画像を取得し、既存の顔認識技術を利用して、顔認証データを検出する。また、例えば、生体認証データが虹彩データである場合には、認証情報検出部51は、撮像部11にユーザーの目を含む画像を撮像させた撮像画像を取得し、既存の虹彩認識技術を利用して、虹彩データを検出する。
認証情報検出部51は、このように検出した生体認証データを記憶部12に記憶させる。
ここで、撮像部11と、認証情報検出部51とは、ユーザーの生体認証データを検出生体認証データ(第2の生体認証データ)として検出する検出部60に対応する。このように、検出部60は、撮像部11を備えるとともに、撮像部11が撮像した画像データに基づいて、検出認証データを検出する。
認証情報取得部52は、SIMカード30が記憶する登録生体認証データを、携帯電話20を介して取得する。
認証処理部53は、SIMカード30が記憶する登録生体認証データと、検出部60が検出した検出生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う。すなわち、認証処理部53は、記憶部12が記憶する検出生体認証データを読み出し、読み出した検出生体認証データと、認証情報取得部52がSIMカード30から取得した登録生体認証データとを比較する。そして、検出生体認証データ(の特徴量)と登録生体認証データ(の特徴量)とが一致した場合に、認証処理部53は、検出部60が検出生体認証データを検出したユーザーが正当なユーザーであると認証する。
信用力判定部54は、認証処理部53による認証結果と、SIMカード30が記憶する支払履歴情報とに基づいて、ユーザーに対する個人の信用力を判定する。すなわち、信用力判定部54は、認証結果が正当なユーザーである場合、且つ、支払履歴情報において、予め定められた所定の期間連続して料金が支払われている場合に、ユーザーに対して個人の信用力があると判定する。ここで、所定の期間とは、例えば、直近の6ヶ月間であり、6ヶ月間連続(継続)して、携帯電話20のプリペイド料金が支払われている場合に、信用力判定部54は、ユーザーが信用できる人物であると判定する。信用力判定部54は、判定した個人の信用力の判定結果を後述する外部サーバ装置40に出力する。
具体的に、信用力判定部54は、認証処理部53による認証結果が正当なユーザーであると判定された場合に、SIMカード30のカード記憶部32から支払履歴情報を取得する。信用力判定部54は、例えば、取得した支払履歴情報が、6ヶ月間連続(継続)して、携帯電話20のプリペイド料金が支払われているか否かを判定する。そして、信用力判定部54は、携帯電話20のプリペイド料金が支払われていると判定した場合に、ユーザーに対して個人の信用力があると判定する。また、信用力判定部54は、携帯電話20のプリペイド料金が支払われていないと判定した場合に、ユーザーに対して個人の信用力がないと判定する。
なお、信用力判定部54は、認証処理部53による認証結果が正当なユーザーでないと判定された場合にも、ユーザーに対して個人の信用力がないと判定してもよい。
料金課金部55は、認証装置10における認証処理及び信用力判定処理を課金する。料金課金部55は、例えば、信用力判定部54が個人の信用力を判定するごとに、ユーザー(又は外部サーバ装置40)に対して料金を課金する。また、料金課金部55は、外部サーバ装置40が提供するサービスの内容に応じて、ユーザー(又は外部サーバ装置40)に対して料金を課金してもよい。この場合、料金課金部55は、例えば、外部サーバ装置40が提供するサービスにおける取引金額の所定の割合金額を課金してもよいし、サービスの使用期間や使用量(例えば、データをダウンロードする場合などのデータ量など)に応じて、所定の料金を課金してもよい。
なお、課金情報は、記憶部12に記憶されており、料金課金部55は、課金処理を実行する際に、例えば、課金情報を記憶部12から読み出し、読み出した課金情報を更新して再び、記憶部12に記憶させる。
外部サーバ装置40(サービス提供装置)は、認証装置10と接続され、ユーザーに対してサービスの提供を行う。なお、外部サーバ装置40と認証装置10とは、ネットワークを介して接続されてもよいし、ネットワークを介さずに直接接続されてもよい。また、外部サーバ装置40と認証装置10との接続は、有線通信による接続であってもよいし、無線通信による接続であってもよい。
外部サーバ装置40は、例えば、認証装置10から個人の信用力の判定結果を取得し、取得した判定結果が、ユーザーに対して個人の信用力があると判定されている場合に、ユーザーに対してサービスの提供を行う。
ここで、外部サーバ装置40がユーザーに対して提供するサービスは、例えば、銀行などの金融機関による金融サービスや信用取引など、ユーザーの信用に基づいて提供されるサービスである。例えば、外部サーバ装置40が銀行のサービス提供装置である場合に、外部サーバ装置40は、認証システム1によって、個人の信用力を保証(担保)されたユーザーに対して、口座開設、取引履歴の参照、他の口座への入金、資金の融資などのサービスを提供する。
また、外部サーバ装置40は、サーバ制御部41と、サーバ記憶部42とを備えている。
サーバ制御部41は、CPUなどのプロセッサであり、外部サーバ装置40を統括的に制御する。サーバ制御部41は、主に、各種サービスの提供を制御する処理を行う。
サーバ記憶部42は、外部サーバ装置40がサービスの提供に必要な情報を記憶する。例えば、外部サーバ装置40が銀行のサービス提供装置である場合に、サーバ記憶部42は、ユーザーの氏名、住所、連絡先、性別、口座番号などの登録情報や、預金額や取引履歴などの情報を記憶する。
ところで、本実施形態における認証システム1は、予めSIMカード30に生体認証データを登録しておく必要がある。そこで、本実施形態におけるサービス提供システム100及び認証システム1の動作を説明する前に、SIMカード30への生体認証データの登録処理について、以下説明する。
図2は、本実施形態における登録システム200の一例を示す機能ブロック図である。
図2において、登録システム200は、SIMカード30、登録装置80、及びサーバ装置70を備えている。なお、この図において、SIMカード30は、図1に示すSIMカード30と同一の構成であるので、ここでは説明を省略する。
サーバ装置70は、認証システム1を利用するユーザーの情報を管理する。また、サーバ装置70は、サーバ制御部71と、サーバ記憶部72とを備えている。
サーバ制御部71は、CPUなどのプロセッサであり、サーバ装置70を統括的に制御する。サーバ制御部71は、主に、認証システム1を利用するユーザーの情報を記憶するサーバ記憶部72へのアクセスを制御する。
サーバ記憶部72(認証記憶部)は、認証システム1を利用するユーザーの情報を記憶するデータベースである。サーバ記憶部72は、登録装置80によって登録された全ユーザーの情報を記憶する。サーバ記憶部72は、例えば、ユーザーを識別するユーザー識別情報、登録生体認証データ(第3の生体認証データ)、ユーザーの氏名、住所、年齢、性別などの個人情報、及び後述するDRM技術を利用するための情報などを関連付けて記憶する。なお、サーバ記憶部72は、認証システム1を利用した履歴情報(認証履歴情報)や、外部サーバ装置40のよるサービスを利用した履歴情報(サービス利用履歴情報)をユーザー識別情報と関連付けて記憶してもよい。
登録装置80は、SIMカード30に上述した登録認証データ(生体認証データ)を登録する処理を実行する。登録装置80は、例えば、リーダライタ装置(不図示)を介してSIMカード30と接続される。また、登録装置80は、例えば、リーダライタ装置(不図示)を介してSIMカード30と接続される。
また、登録装置80は、サーバ装置70と接続される。なお、サーバ装置70と登録装置80とは、ネットワークを介して接続されてもよいし、ネットワークを介さずに直接接続されてもよい。また、サーバ装置70と登録装置80との接続は、有線通信による接続であってもよいし、無線通信による接続であってもよい。
また、登録装置80は、撮像部81、記憶部82、及び登録制御部90を備えている。
撮像部81は、上述した撮像部11と同様の構成であり、例えば、デジタル画像を撮像するカメラであり、ユーザーに対して、上述した顔、網膜、虹彩、指紋、静脈などの画像を撮像し、登録制御部90に出力する。
記憶部82は、登録制御部90の処理に用いる各種情報を記憶する。記憶部82は、例えば、撮像部81が撮像した画像データや生体認証データなどを一次記憶する。
登録制御部90は、例えば、CPUなどのプロセッサであり、登録装置80を統括的に制御する。登録制御部90は、例えば、ユーザーから生体認証データを検出し、検出した生体認証データを登録生体認証データとしてSIMカード30及びサーバ装置70に登録する処理を実行する。
また、登録制御部90は、認証情報検出部91と、登録処理部92とを備えている。
認証情報検出部91は、図1に示す認証装置10が備える認証情報検出部51と同様であるので、ここではその説明を省略する。なお、認証情報検出部91は、検出した生体認証データを記憶部82に記憶させる。
ここで、撮像部81と、認証情報検出部91とは、検出部85に対応する。検出部85は、上述した図1に示す検出部60と同様に、撮像部81を備えるとともに、撮像部81が撮像した画像データに基づいて、SIMカード30に登録するための生体認証データを検出する。
登録処理部92は、検出部85(撮像部81及び認証情報検出部91)が検出した生体認証データをSIMカード30及びサーバ装置70に登録する。具体的に、登録処理部92は、記憶部82から検出部85がユーザーから検出した生体認証データを読み出し、読み出した生体認証データにDRM(Digital Rights Management)技術を利用した保護機能を付加する。ここで、DRM技術は、例えば、所定の鍵により生体認証データを暗号処理するものでもよいし、所定の識別情報(ID)を生体認証データに埋め込むものでもよい。登録処理部92は、ユーザー識別情報、個人情報、DRM技術により保護機能を付加した生体認証データ、及びDRM技術を利用するための情報(例えば、所定の鍵や所定の識別情報(ID)など)を関連付けてサーバ装置70のサーバ記憶部72に記憶する。また、登録処理部92は、DRM技術により保護機能を付加した生体認証データと、ユーザー識別情報とを関連付けて、SIMカード30のカード記憶部32に記憶させる。
図3は、本実施形態におけるにおける生体認証データの登録処理の一例を示すフローチャートである。
図3において、まず、登録を行うユーザー又は登録作業者が、登録を行うユーザーが所有するSIMカード30を登録装置80に接続する(ステップS101)。
次に、登録装置80は、ユーザーの生体認証データを検出する(ステップS102)。すなわち、登録装置80の撮像部81が、生体認証データを含む画像を撮像し、登録制御部90の認証情報検出部91に出力する。認証情報検出部91は、撮像部81が撮像した画像に基づいて、生体認証データ(画像データ)を検出する。認証情報検出部91は、検出した生体認証データを記憶部82に記憶させる。
次に、登録制御部90の登録処理部92が、検出部85が検出した生体認証データをサーバ装置70に登録する(ステップS103)。すなわち、登録処理部92は、記憶部82から検出部85がユーザーから検出した生体認証データを読み出し、読み出した生体認証データにDRM技術を利用した保護機能を付加する。登録処理部92は、ユーザー識別情報、個人情報、DRM技術により保護機能を付加した生体認証データ、及びDRM技術を利用するための情報を関連付けてサーバ装置70のサーバ記憶部72に記憶する。
次に、登録処理部92は、SIMカード30に生体認証データを登録する(ステップS104)。すなわち、登録処理部92は、DRM技術により保護機能を付加した生体認証データと、ユーザー識別情報とを関連付けて、SIMカード30のカード記憶部32に記憶させる。登録処理部92は、SIMカード30に生体認証データを登録した後、登録処理を終了する。
このように、SIMカード30に予め生体認証データ(登録生体認証データ)が登録された上で、本実施形態におけるサービス提供システム100及び認証システム1が使用される。なお、SIMカード30に記憶される支払履歴情報は、携帯電話20の通信サービスを提供する通信事業者によって、ユーザーがプリペイド料金の支払いを行うごとに、追加及び更新される。
次に、本実施形態におけるサービス提供システム100及び認証システム1の動作について説明する。
なお、本実施形態において、認証システム1は、上述したサーバ装置70を含まない場合の一例を示している。
図4は、本実施形態におけるサービス提供システム100の処理シーケンスの一例を示す図である。
図4において、認証装置10は、携帯電話20(SIMカード30)と接続されるとともに、サービスを提供する外部サーバ装置40と接続されている。
まず、認証装置10は、SIMカード30が記憶する登録生体認証データを取得する(ステップS201)。
次に、認証装置10は、検出部60によって、ユーザーの生体認証データを検出する(ステップS202)。ここでは、検出部60の撮像部11が撮像した画像に基づいて、認証情報検出部51が検出生体認証データを検出する。
次に、認証装置10は、ユーザーの認証処理を実行する(ステップS203)。すなわち、認証処理部53が、SIMカード30から取得した登録生体認証データと、検出部60が検出した検出生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う。
次に、認証装置10は、SIMカード30が記憶する支払履歴情報を取得する(ステップS204)。
次に、認証装置10は、ユーザーに対する個人の信用力を判定する信用力判定処理を実行する(ステップS205)。すなわち、信用力判定部54が、認証処理部53による認証結果と、SIMカード30から取得した支払履歴情報とに基づいて、ユーザーに対する個人の信用力を判定する。
次に、認証装置10は、信用力判定結果を外部サーバ装置40に出力する(ステップS206)。すなわち、認証制御部50が、信用力判定部54による判定結果を外部サーバ装置40に出力する。
次に、外部サーバ装置40は、認証装置10の信用力判定結果に基づいて、各種サービスを提供する(ステップS207)。すなわち、外部サーバ装置40は、取得した信用力判定結果が、ユーザーに対して個人の信用力があると判定されている場合に、ユーザーに対してサービスの提供を行う。ここで、外部サーバ装置40がユーザーに対して提供するサービスは、例えば、銀行などの金融機関による金融サービスや信用取引など、ユーザーの信用に基づいて提供されるサービスである。
次に、認証システム1(認証装置10)の動作について詳細に説明する。
図5は、本実施形態における認証装置10の処理の一例を示すフローチャートである。
図5において、まず、サービス提供を受ける(信用力判定を受ける)ユーザーが、所有する携帯電話20を認証装置10に接続する(ステップS301)。
次に、認証装置10は、SIMカード30が記憶する登録生体認証データを取得する(ステップS302)。すなわち、認証制御部50の認証情報取得部52は、SIMカード30が記憶する登録生体認証データを、携帯電話20を介して取得する。なお、認証情報取得部52は、取得した登録生体認証データを記憶部12に記憶させてもよい。
次に、認証装置10の検出部60は、ユーザーの生体認証データを検出する(ステップS303)。すなわち、検出部60の撮像部11が、生体認証データを含む画像を撮像し、認証制御部50の認証情報検出部51に出力する。認証情報検出部51は、撮像部11が撮像した画像に基づいて、生体認証データ(画像データ)を検出する。認証情報検出部51は、検出した生体認証データを記憶部12に記憶させる。
次に、認証制御部50の認証処理部53は、SIMカード30が記憶する登録生体認証データと、検出部60が検出した検出生体認証データとを比較する(ステップS304)。認証処理部53は、例えば、認証情報取得部52が取得した登録生体認証データを記憶部12から読み出して、DRM技術により保護を解除する、又は正当な登録生体認証データであるかを確認する。なお、本実施形態では、DRM技術を利用するための情報は、予め記憶部12に記憶されているものとする。また、認証処理部53は、検出部60が検出した検出生体認証データを記憶部12から読み出して、読み出した検出生体認証データと登録生体認証データとを比較する。
次に、認証処理部53は、ユーザーが正当なユーザーであるか否かを判定する(ステップS305)。すなわち、認証処理部53は、ステップS304において比較した比較結果に基づいて、ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う。例えば、検出生体認証データ(の特徴量)と登録生体認証データ(の特徴量)とが一致した場合に、認証処理部53は、検出部60が検出生体認証データを検出したユーザーが正当なユーザーであると認証し(ステップS305:YES)、処理をステップS306に進める。また、認証処理部53は、例えば、検出生体認証データ(の特徴量)と登録生体認証データ(の特徴量)とが一致しない場合に、正当なユーザーでないと認証し(ステップS305:NO)、処理をステップS309に進める。
ここで、ステップS304及びステップS305の処理が、上述したステップS203のユーザーの認証処理に対応する。
次に、ステップS306において、認証制御部50の信用力判定部54は、SIMカード30のカード記憶部32から支払履歴情報を取得する。
次に、信用力判定部54は、支払履歴情報において、所定の期間連続で料金が支払われているか否かを判定する(ステップS307)。すなわち、信用力判定部54は、例えば、取得した支払履歴情報において、6ヶ月間連続(継続)して、携帯電話20のプリペイド料金が支払われているか否かを判定する。そして、信用力判定部54は、携帯電話20のプリペイド料金が支払われていると判定した場合に(ステップS307:YES)、ユーザーに対して個人の信用力があると判定する(ステップS308)。
また、信用力判定部54は、携帯電話20のプリペイド料金が支払われていないと判定した場合に(ステップS307:NO)、ユーザーに対して個人の信用力がないと判定する(ステップS309)。
認証装置10は、ステップS308又はステップS309の処理を実行した後に、処理を終了する。
ここで、ステップS306〜ステップS309の処理が、上述したステップS205の信用力判定処理に対応する。なお、認証装置10の料金課金部55は、認証装置10における信用力判定処理を課金する。料金課金部55は、例えば、信用力判定部54が個人の信用力を判定するごとに、ユーザー(又は外部サーバ装置40)に対して料金を課金する。
以上説明したように、本実施形態における認証システム1は、携帯電話20の通信サービスを受けるための情報を記憶するSIMカード30と、認証装置10とを備える認証システム1である。SIMカード30は、さらに、ユーザーから予め取得されている登録生体認証データ、及び通信サービスを受ける料金の支払履歴情報を記憶する。また、認証装置10は、検出部60と、認証処理部53と、信用力判定部54とを備えている。
検出部60は、ユーザーの生体認証データを検出生体認証データとして検出する。認証処理部53は、SIMカード30が記憶する登録生体認証データと、検出部60が検出した登録生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う。そして、信用力判定部54は、認証処理部53による認証結果と、SIMカード30が記憶する支払履歴情報とに基づいて、ユーザーに対する個人の信用力を判定する。
これにより、本実施形態における認証システム1及び認証装置10は、ユーザーから検出した検出生体認証データを使用して認証を行うので、他人が正当なユーザーに成りすますことを低減することができ、正しく本人確認を実行することができる。よって、本実施形態における認証システム1及び認証装置10は、個人の信用力を正しく判定することができる。
また、本実施形態における認証システム1及び認証装置10は、SIMカード30が記憶する携帯電話20の支払履歴情報に基づいて、個人の信用力を判定するので、外部サーバ装置40が提供するサービスを受けるための手続きを簡略化することができる。
例えば、外部サーバ装置40が、銀行などの金融機関のサービス提供装置である場合に、本実施形態における認証システム1及び認証装置10は、外部サーバ装置40が信用できる個人に対して、口座の開設や資金の融資を行うための信用を保証することが可能である。例えば、開発途上国などでは、携帯電話の普及率は高いが、一方で、信用力を証明する手段が得られないために、口座の開設や資金の融資といったサービスが受けられない個人が多数存在する。本実施形態における認証システム1及び認証装置10は、このような個人に対して、携帯電話20の支払履歴情報に基づいて、個人の信用力を保証することができるので、信用力のある個人に対して口座の開設を促進し、資金の融資などを通じて経済活動への参画を促進させることができる。
また、本実施形態では、信用力判定部54は、認証結果が正当なユーザーである場合、且つ、支払履歴情報が予め定められた所定の期間(例えば、6ヶ月間)連続して料金が支払われている場合に、ユーザーに対して個人の信用力があると判定する。
これにより、本実施形態における認証システム1及び認証装置10は、簡易な方法により、個人の信用力を正しく判定することができる。
また、本実施形態では、検出部60は、撮像部11を備えるとともに、撮像部11が撮像した画像データに基づいて、検出生体認証データを検出する。
これにより、本実施形態における認証システム1及び認証装置10は、既存の画像処理技術を用いて、簡易に生体認証データを検出することができるので、簡易な構成により、正確に認証処理を行うことができる。
また、本実施形態において、SIMカード30に記憶される登録生体認証データは、DRM技術に保護されているデータである。
これにより、本実施形態における認証システム1及び認証装置10は、SIMカード30が記憶する登録生体認証データが改ざんされる可能性を低減することができる。そのため、本実施形態における認証システム1及び認証装置10は、個人の信用力を正しく、且つ、安全に判定することができる。
また、本実施形態におけるサービス提供システム100は、上述の認証システム1と、外部サーバ装置40(サービス提供装置)とを備えている。外部サーバ装置40は、認証装置10から個人の信用力の判定結果を取得し、取得した判定結果が、ユーザーに対して個人の信用力があると判定されている場合に、ユーザーに対してサービスの提供を行う。
これにより、本実施形態におけるサービス提供システム100は、個人の信用力を正しく判定することができるので、サービスを提供するための手続きを簡略化しつつ、安全にサービスを提供することができる。
また、上述のサービスの提供には、ユーザーに対して金融機関の口座を開設することが含まれる。例えば、外部サーバ装置40が、銀行などの金融機関のサービス提供装置である場合に、本実施形態におけるサービス提供システム100は、信用できる個人に対して、口座の開設や資金の融資を行う。
これにより、本実施形態におけるサービス提供システム100は、開発途上国などにおいて、信用力のある個人に対して経済活動への参画を促進させることができる。
また、本実施形態における認証装置10は、信用力判定部54が個人の信用力を判定するごとに、ユーザー又は外部サーバ装置40に対して料金を課金する料金課金部55を備えている。
これにより、認証システム1及び認証装置10を利用して信用力を判定することによって課金する新しいビジネスを提供することができる。
なお、本実施形態において、認証システム1及び認証装置10は、外部サーバ装置40に接続される場合の一例を説明したが、認証システム1及び認証装置10は、外部サーバ装置40と接続せずに、表示部(不図示)に個人の信用力の判定結果を表示してもよい。この場合、ユーザーは、サービスを提供するサービス事業者の人の手によるオフライン処理により、サービスの提供を受ける形態であってもよい。
次に、本発明に係る第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第2の実施形態]
図6は、第2の実施形態によるサービス提供システム100aの一例を示す機能ブロック図である。
図6において、サービス提供システム100aは、認証システム1aと、外部サーバ装置40とを備えている。また、認証システム1aは、認証装置10aと、携帯電話20と、サーバ装置70とを備えている。なお、この図において、図1と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。また、サーバ装置70は、図2に示したサーバ装置70と同一の構成であるので、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、認証装置10aがサーバ装置70と接続され、認証処理の際に、SIMカード30及びサーバ装置70が記憶する登録生体認証データと、検出部60が検出した検出生体認証データとを比較する点が、上述した第1の実施形態と異なる。
図6において、認証装置10aは、撮像部11、記憶部12、及び認証制御部50aを備えている。また、認証制御部50aは、認証情報検出部51、認証情報取得部52a、認証処理部53a、信用力判定部54、及び料金課金部55を備えている。
認証情報取得部52aは、SIMカード30が記憶する登録生体認証データを、携帯電話20を介して取得するとともに、サーバ装置70が記憶する登録生体認証データを取得する。なお、サーバ装置70のサーバ記憶部72は、複数のユーザーに対応する登録生体認証データを予め記憶している。そのため、認証情報取得部52aは、SIMカード30が記憶するユーザーを識別する識別情報(ユーザー識別情報)を取得し、取得したユーザー識別情報に関連付けられている登録生体認証データをサーバ記憶部72から取得する。ここで、サーバ記憶部72が記憶する各ユーザーの登録生体認証データは、各ユーザーのSIMカード30が記憶する登録生体認証データと等しい生体認証データである。
認証処理部53aは、サーバ記憶部72が記憶する登録生体認証データと、SIMカード30が記憶する登録生体認証データと、検出部60が検出した検出生体認証データとを相互に比較し、当該比較結果に基づいて、ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う。例えば、認証処理部53aは、SIMカード30が記憶するユーザー識別情報に基づいて、サーバ記憶部72が記憶する登録生体認証データを読み出し、読み出した登録生体認証データと、SIMカード30が記憶する登録生体認証データと、検出生体認証データとを相互に比較し、全て一致する場合に、ユーザーが正当なユーザーであると認証する。
次に、本実施形態におけるサービス提供システム100a及び認証システム1aの動作について説明する。
なお、本実施形態において、認証システム1aは、サーバ装置70を含む場合の一例を示している。
図7は、本実施形態におけるサービス提供システム100aの処理シーケンスの一例を示す図である。
図7において、認証装置10aは、携帯電話20(SIMカード30)と接続されるとともに、サービスを提供する外部サーバ装置40、及びサーバ装置70に接続されている。
まず、認証装置10aは、SIMカード30が記憶する登録生体認証データを取得する(ステップS401)。
次に、認証装置10aは、検出部60によって、ユーザーの生体認証データを検出する(ステップS402)。ここでは、検出部60の撮像部11が撮像した画像に基づいて、認証情報検出部51が検出生体認証データを検出する。
次に、認証装置10aは、サーバ装置70が記憶する登録生体認証データを取得する(ステップS403)。
次に、認証装置10aは、ユーザーの認証処理を実行する(ステップS404)。すなわち、認証処理部53aが、SIMカード30から取得した登録生体認証データと、サーバ装置70から取得した登録生体認証データと、検出部60が検出した検出生体認証データとを相互に比較し、当該比較結果に基づいて、ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う。
続くステップS405〜ステップS408の処理は、図4に示されるステップS204〜ステップS207の処理と同様であるのでここでは説明を省略する。
次に、認証システム1a(認証装置10a)の動作について詳細に説明する。
図8は、本実施形態における認証装置10aの処理の一例を示すフローチャートである。
図8において、まず、サービス提供を受ける(信用力判定を受ける)ユーザーが、所有する携帯電話20を認証装置10aに接続する(ステップS501)。
なお、図8において、ステップS501からステップS503の処理は、図5に示されるステップS301〜ステップS303の処理と同様であるのでここでは説明を省略する。
次に、認証装置10aは、サーバ装置70が記憶する登録生体認証データを取得する(ステップS504)。すなわち、認証制御部50aの認証情報取得部52aは、SIMカード30が記憶するユーザー識別情報を取得し、取得したユーザー識別情報取得したユーザー識別情報に関連付けられている登録生体認証データをサーバ記憶部72から取得する。なお、認証情報取得部52aは、取得した登録生体認証データを記憶部12に記憶させてもよい。
次に、認証制御部50aの認証処理部53aは、検出部60が検出した検出生体認証データと、SIMカード30及びサーバ装置70が記憶する登録生体認証データとを比較する(ステップS505)。認証処理部53aは、例えば、認証情報取得部52aが取得したSIMカード30の登録生体認証データを記憶部12から読み出して、DRM技術により保護を解除する、又は正当な登録生体認証データであるかを確認する。また、認証処理部53aは、認証情報取得部52aが取得したサーバ装置70の登録生体認証データを記憶部12から読み出す。
なお、本実施形態では、DRM技術を利用するための情報は、サーバ装置70のサーバ記憶部72に予め記憶部12に記憶されているものとする。また、本実施形態では、DRM技術を利用するための情報は、ユーザー毎に異なる情報を使用してもよく、その場合、認証処理部53aは、ユーザー識別情報に関連付けられたDRM技術を利用するための情報を取得する。
次に、認証処理部53aは、検出部60が検出した検出生体認証データを記憶部12から読み出して、読み出した検出生体認証データと、上述した2つの登録生体認証データとを相互に比較する。
次に、認証処理部53aは、ユーザーが正当なユーザーであるか否かを判定する(ステップS506)。すなわち、認証処理部53aは、ステップS505において比較した比較結果に基づいて、ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う。例えば、検出生体認証データと2つの登録生体認証データとの間で全て一致した場合に、認証処理部53aは、検出部60が検出生体認証データを検出したユーザーが正当なユーザーであると認証し(ステップS506:YES)、処理をステップS507に進める。また、認証処理部53aは、例えば、検出生体認証データと2つの登録生体認証データとのまで一致しない組み合わせがある場合に、正当なユーザーでないと認証し(ステップS506:NO)、処理をステップS510に進める。
ここで、ステップS505及びステップS506の処理が、上述したステップS404のユーザーの認証処理に対応する。
続くステップS507〜ステップS510の処理は、図4に示されるステップS306〜ステップS309の処理と同様であるのでここでは説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態における認証システム1aは、SIMカード30が記憶する登録生体認証データと等しい生体認証データ(第3の生体認証データ)を予め記憶するサーバ記憶部72(サーバ装置70)を備えている。認証処理部53aは、サーバ記憶部72が記憶する登録生体認証データと、SIMカード30が記憶する登録生体認証データと、検出部60が検出した検出生体認証データとを相互に比較し、当該比較結果に基づいて、ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う。
これにより、本実施形態における認証システム1a及び認証装置10aは、SIMカード30が記憶する登録生体認証データだけでなく、サーバ記憶部72(サーバ装置70)が記憶する登録生体認証データとの比較を行うので、ユーザーの正当性だけでなく、SIMカード30の正当性を認証することができる。よって、本実施形態における認証システム1a及び認証装置10aは、第1の実施形態に比べて、安全性を向上させつつ、個人の信用力を正しく判定することができる。
また、本実施形態では、SIMカード30は、さらに、ユーザーを識別するユーザー識別情報を記憶し、サーバ記憶部72は、ユーザー識別情報と、登録生体認証データとを関連付けて記憶する。そして、認証処理部53aは、SIMカード30が記憶するユーザー識別情報に基づいて、サーバ記憶部72が記憶する登録生体認証データを読み出す。認証処理部53aは、読み出した登録生体認証データと、SIMカード30が記憶する登録生体認証データと、検出生体認証データとを相互に比較し、全て一致する場合に、ユーザーが正当なユーザーであると認証する。
これにより、本実施形態における認証システム1a及び認証装置10aは、簡易な構成により、安全性を向上させることができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の各実施形態において、携帯端末の一例として、携帯電話20を用いる場合について説明したが、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)やタブレット端末などを用いてもよい。なお、携帯端末が携帯電話20である場合、携帯電話20が広く世界に普及しているので、認証システム1(1a)及び認証装置10(10a)を多くのユーザーが利用することができる。
また、上記の各実施形態において、認証装置10(10a)は、携帯電話20を介してSIMカード30と通信する形態を説明したが、リーダライタ装置などを介してSIMカード30と通信する形態であってもよい。
また、上記の各実施形態において、電子記憶媒体の一例として、SIMカード30を用いる場合について説明したが、例えば、CPUを内蔵したICカード(スマートカード)でもよいし、mini−SIMカード、micro−SIMカード、nano−SIMカードなどでもよい。
また、上記の各実施形態において、DRM技術を利用して登録生体認証データの安全性を向上させる一例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、認証システム1(1a)は、SIMカード30が備えるカード制御部31によるカード記憶部32へのアクセス制限や暗号化処理を利用して、登録生体認証データの安全性を向上させてもよい。また、認証システム1(1a)は、上述したカード制御部31の利用による安全性の向上と、DRM技術を利用した安全性の向上とを併用してもよい。
また、上記の各実施形態において、生体認証データは、例えば、音声データであってもよく、音声データを生体認証データとして用いる場合には、検出部60は、収音マイクを備えてもよい。また、生体認証データは、例えば、指紋データでもよく、指紋データを生体認証データとして用いる場合には、検出部60は、撮像部11(81)の代わりに、接触式のセンサー部を備えてもよい。
また、上記の各実施形態において、認証装置10(10a)と登録装置80とは、個別の装置として説明したが、認証装置10(10a)が登録装置80を兼ねてもよい。
また、ユーザーの生体認証データを登録する際に、サーバ装置70に登録する形態を説明したが、これに限定されるものではなく、認証装置10(10a)の記憶部12に登録する形態でもよい。この場合、記憶部12は、認証記憶部として、ユーザー識別情報と、登録生体認証データとを関連付けて記憶する。
また、上記の各実施形態において、信用力判定部54は、個人の信用力を複数のレベルに判定してもよい。この場合、サービス提供システム100(100a)は、個人の信用力のレベルに応じて、ユーザーに提供するサービスの内容を変更してもよい。
また、上記の各実施形態では、それぞれ単独に実施される形態を説明したが、各実施形態を組み合わせて実施してもよい。例えば、第1の実施形態では、サーバ装置70を用いずに認証処理を行うことができるため、ネットワークに接続できない場所でサービスを提供する場合に有利である。そこで、ネットワークに接続できない場所では、第1の実施形態による認証処理を実施し、ネットワークに接続できる場所では第2の実施形態による認証処理を実施してもよい。
また、上記の各実施形態において、信用力判定部54は、携帯電話20の支払履歴情報に基づいて、個人の信用力を判定する場合について説明したが、他の情報(例えば、他のサービスの取引履歴や、住所、勤務先情報など)と併用して、個人の信用力を判定してもよい。また、住所の代わりに、携帯電話20が備える位置検出機能(例えば、GPS機能や基地局との通信による位置検出機能など)により、検出された位置情報を代用してもよい。例えば、住所や区画が十分に整備されていない開発途上国において、住所の代わりに位置情報を代用することができるので、個人の信用力を向上させることができる。
なお、認証装置10(10a)又は登録装置80が備える各構成は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよい。また、この認証装置10(10a)又は登録装置80が備える各構成は、メモリ及びCPUにより構成され、認証装置10(10a)又は登録装置80が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、認証装置10(10a)又は登録装置80が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより認証装置10(10a)又は登録装置80が備える各構成による処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1,1a…認証システム、10,10a…認証装置、11…撮像部、20…携帯電話、30…SIMカード、40…外部サーバ装置、50,50a…認証制御部、51…認証情報検出部、52,52a…認証情報取得部、53,53a…認証処理部、54…信用力判定部、55…料金課金部、60…検出部、70…サーバ装置、100,100a…サービス提供システム、721…認証記憶部

Claims (11)

  1. 携帯端末の通信サービスを受けるための情報を記憶する電子記憶媒体と、認証装置とを備える認証システムであって、
    前記電子記憶媒体は、
    さらに、ユーザーから予め取得されている第1の生体認証データ、及び前記通信サービスを受ける料金の支払履歴情報を記憶し、
    前記認証装置は、
    前記ユーザーの生体認証データを第2の生体認証データとして検出する検出部と、
    前記電子記憶媒体が記憶する前記第1の生体認証データと、前記検出部が検出した前記第2の生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、前記ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う認証処理部と、
    前記認証処理部による認証結果と、前記電子記憶媒体が記憶する前記支払履歴情報とに基づいて、前記ユーザーに対する個人の信用力を判定する信用力判定部と
    を備えることを特徴とする認証システム。
  2. 前記第1の生体認証データと等しい生体認証データである第3の生体認証データを予め記憶する認証記憶部を備え、
    前記認証処理部は、
    前記認証記憶部が記憶する前記第3の生体認証データと、前記電子記憶媒体が記憶する前記第1の生体認証データと、前記検出部が検出した前記第2の生体認証データとを相互に比較し、当該比較結果に基づいて、前記ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証システム。
  3. 前記電子記憶媒体は、
    さらに、前記ユーザーを識別する識別情報を記憶し、
    前記認証記憶部は、
    前記識別情報と、前記第3の生体認証データとを関連付けて記憶し、
    前記認証処理部は、
    前記電子記憶媒体が記憶する前記識別情報に基づいて、前記認証記憶部が記憶する前記第3の生体認証データを読み出し、読み出した前記第3の生体認証データと、前記第1の生体認証データと、前記第2の生体認証データとを相互に比較し、全て一致する場合に、前記ユーザーが正当なユーザーであると認証する
    ことを特徴とする請求項2に記載の認証システム。
  4. 前記信用力判定部は、
    前記認証結果が正当なユーザーである場合、且つ、前記支払履歴情報が予め定められた所定の期間連続して前記料金が支払われている場合に、前記ユーザーに対する個人の信用力があると判定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の認証システム。
  5. 前記検出部は、
    撮像部を備えるとともに、前記撮像部が撮像した画像データに基づいて、前記第2の生体認証データを検出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の認証システム。
  6. 前記携帯端末は、携帯電話であり、
    前記電子記憶媒体は、SIMカードである
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の認証システム
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の認証システムと、
    前記認証装置から前記個人の信用力の判定結果を取得し、取得した前記判定結果が、前記ユーザーに対する個人の信用力があると判定されている場合に、前記ユーザーに対してサービスの提供を行うサービス提供装置と
    を備えることを特徴とするサービス提供システム。
  8. 前記サービスの提供には、前記ユーザーに対して金融機関の口座を開設することが含まれる
    ことを特徴とする請求項7に記載のサービス提供システム。
  9. 前記認証装置は、
    前記信用力判定部が前記個人の信用力を判定するごとに、前記ユーザー又は前記サービス提供装置に対して料金を課金する料金課金部を備える
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のサービス提供システム。
  10. 携帯端末の通信サービスを受けるための情報を記憶するとともに、ユーザーから予め取得されている第1の生体認証データ、及び前記携帯端末によるサービスを受ける料金の支払履歴情報を記憶する電子記憶媒体と、認証装置とを備える認証システムの認証装置であって、
    前記ユーザーの生体認証データを第2の生体認証データとして検出する検出部と、
    前記電子記憶媒体が記憶する前記第1の生体認証データと、前記検出部が検出した前記第2の生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、前記ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う認証処理部と、
    前記認証処理部による認証結果と、前記電子記憶媒体が記憶する前記支払履歴情報とに基づいて、前記ユーザーに対する個人の信用力を判定する信用力判定部と
    を備えることを特徴とする認証装置。
  11. 携帯端末の通信サービスを受けるための情報を記憶するとともに、ユーザーから予め取得されている第1の生体認証データ、及び前記携帯端末によるサービスを受ける料金の支払履歴情報を記憶する電子記憶媒体と、認証装置とを備える認証システムの認証装置としてのコンピュータに、
    検出部が、前記ユーザーの生体認証データを第2の生体認証データとして検出する検出手順と、
    認証処理部が、前記電子記憶媒体が記憶する前記第1の生体認証データと、前記検出部が検出した前記第2の生体認証データとを比較し、当該比較結果に基づいて、前記ユーザーが正当なユーザーであるか否かの認証を行う認証処理手順と、
    信用力判定部が、前記認証処理部による認証結果と、前記電子記憶媒体が記憶する前記支払履歴情報とに基づいて、前記ユーザーに対する個人の信用力を判定する信用力判定手順と
    を実行させるためのプログラム。
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