JP2012173595A5 - - Google Patents

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眼鏡の一例を示す斜視図。 図2(a)は累進屈折力レンズの一方のレンズを模式的に示す平面図、図2(b)はその断面図。 図3(a)は眼鏡用レンズの等価球面度数分布を示す図、図3(b)は眼鏡用レンズの非点収差分布を示す図、図3(c)は正方格子を見たときの歪曲の状態を示す図。 前庭動眼反射を示す図。 前庭動眼反射の最大角度を示す図。 矩形模様を設定する様子を示す図。 矩形模様の幾何学的なずれを重ね合わせて示す図。 矩形模様の格子線の傾きの変化を示す図。 矩形模様の格子線の水平方向の格子線の変化量を示す図。 矩形模様の格子線の垂直方向の格子線の変化量を示す図。 図11(a)は実施例1の累進屈折力レンズの外面の主注視線上の面屈折力を示す図、図11(b)は実施例1の累進屈折力レンズの内面の主注視線上の面屈折力を示す図。 図12(a)は比較例1の累進屈折力レンズの外面の主注視線上 の面屈折力を示す図、図12(b)は比較例1の累進屈折力レンズの内面の主注視線上の面屈折力を示す図。 図13(a)は実施例1の累進屈折力レンズの外面の面非点収差分布を示す図、図13(b)は比較例1の累進屈折力レンズの外面の面非点収差分布を示す図。 図14(a)は実施例1の累進屈折力レンズの外面の等価球面屈折力分布を示す図、図14(b)は比較例1の累進屈折力レンズの外面の等価球面屈折力分布を示す図。 図15(a)は実施例1の累進屈折力レンズの内面の面非点収差分布を示す図、図15(b)は比較例1の累進屈折力レンズの内面の面非点収差分布を示す図。 図16(a)は実施例1の累進屈折力レンズの内面の等価球面屈折力分布を示す図、図16(b)は比較例1の累進屈折力レンズの内面の等価球面屈折力分布を示す図。 図17(a)は実施例1の累進屈折力レンズの非点収差分布を示す図、図17(b)は比較例1の累進屈折力レンズの非点収差分布を示す図。 図18(a)は実施例1の累進屈折力レンズの等価球面度数分布を示す図、図18(b)は比較例1の累進屈折力レンズの等価球面度数分布を示す図。 振動(ゆれ指標IDd)を示す図。 変形量(ゆれ指標IDs)を示す図。 図21(a)は実施例2の累進屈折力レンズの外面の主注視線上の面屈折力を示す図、図21(b)は実施例2の累進屈折力レンズの内面の主注視線上の面屈折力を示す図。 図22(a)は比較例2の累進屈折力レンズの外面の主注視線上の面屈折力を示す図、図22(b)は比較例2の累進屈折力レンズの内面の主注視線上の面屈折力を示す図。 図23(a)は実施例2の累進屈折力レンズの外面の面非点収差分布を示す図、図23(b)は比較例2の累進屈折力レンズの外面の面非点収差 分布を示す図。 図24(a)は実施例2の累進屈折力レンズの外面の等価球面屈折力分布を示す図、図24(b)は比較例2の累進屈折力レンズの外面の等価球面屈折力分布を示す図。 図25(a)は実施例2の累進屈折力レンズの内面の面非点収差分布を示す図、図25(b)は比較例2の累進屈折力レンズの内面の面非点収差分布を示す図。 図26(a)は実施例2の累進屈折力レンズの内面の等価球面屈折力分布を示す図、図26(b)は比較例2の累進屈折力レンズの内面の等価球面屈折力分布を示す図。 図27(a)は実施例2の累進屈折力レンズの非点収差分布を示す図、図27(b)は比較例2の累進屈折力レンズの非点収差分布を示す図。 図28(a)は実施例2の累進屈折力レンズの等価球面度数分布を示す図、図28(b)は比較例2の累進屈折力レンズの等価球面度数分布を示す図。 振動(ゆれ指標IDd)を示す図。 変形量(ゆれ指標IDs)を示す図。
累進屈折力レンズ10の光学性能のうち視野の広さについては、非点収差分布図や等価球面屈折力分布図により知ることができる。累進屈折力レンズ10の性能の1つは、累進屈折力レンズ10を着用して頭を動かしたときに感じるゆれ(ユレ、揺れ)も重要であり、非点収差分布や等価球面度数分布がほとんど同じであっても、ゆれに関して差が発生することがある。以下においては、まず、ゆれの評価方法について説明し、その評価方法を用いて、本願の実施形態と、従来例とを比較した結果を示す。
1. ゆれの評価方法
図3(a)に、典型的な累進屈折力レンズ10の等価球面度数分布(単位はディオプター(D))を示し、図3(b)に、非点収差分布(単位はディオプター(D))を示し、図3(c)に、このレンズ10により正方格子を見たときの歪曲の状態を示している。累進屈折力レンズ10においては、主注視線14に沿って所定の度数が加入される。したがって、度数の加入により、中間領域(中間部、累進領域)13の側方には大きな非点収差が発生し、そこの部分では物がぼやけて見えてしまう。等価球面度数分布は近用部12では所定の量だけ度数がアップし、中間部13、遠用部11へと順次度数が減少する。この累進屈折力レンズ10においては、遠用部11の度数(遠用度数、Sph)は3.00D(ディオプトリー)であり、加入度数(ADD)は2.00Dである。
図13(a)に実施例1の累進屈折力レンズ10aの外面19Aの面非点収差分布を示し、図13(b)に比較例1の累進屈折力レンズ10bの外面19Aの面非点収差分布を示している。また、図14(a)に実施例1の累進屈折力レンズ10aの外面19Aの等価球面屈折力分布を示し、図14(b)に比較例1の累進屈折力レンズ10bの外面19Aの等価球面屈折力分布を示している。等価球面屈折力ESPは以下の式(14)で得られる。
ESP=(OHP+OVP)/2・・・(14)
図14(b)に示すように、比較例1の累進屈折力レンズ10bの外面19Aの等価球面屈折力は、垂直方向の面屈折力OVPの変化によりほぼ水平方向に等量線が表れる。一方、図14(a)に示す実施例1の累進屈折力レンズ10aの外面19Aの等価球面屈折力は、ほぼ1.5(D)の等価球面屈折力が全体に合成されている。
図15(a)に実施例1の累進屈折力レンズ10aの内面19Bの面非点収差分布を示し、図15(b)に比較例1の累進屈折力レンズ10bの内面19Bの面非点収差分布を示している。また、図16(a)に実施例1の累進屈折力レンズ10aの内面19Bの等価球面屈折力分布を示し、図16(b)に比較例1の累進屈折力レンズ10bの内面19Bの等価球面屈折力分布を示している。
図16(a)に示した実施例1の累進屈折力レンズ10aの等価球面屈折力分布では基本的に+1.5(D)の等価球面屈折力が、図16(b)に示した比較例1の累進屈折力レンズ10bの等価球面屈折力分布に対して一律に付加される。しかしながら、非球面補正の影響により、これも単純な合成にはなっていないことがわかる。
図17(a)に実施例1の累進屈折力レンズ10aのレンズ上の各位置を透して観察したときの非点収差分布を示し、図17(b)に比較例1の累進屈折力レンズ10bのレンズ上の各位置を透して観察したときの非点収差分布を示している。また、図18(a)に実施例1の累進屈折力レンズ10aのレンズ上の各位置を透して観察したときの等価球面度数分布を示し、図18(b)に比較例1の累進屈折力レンズ10bのレンズ上の各位置を透して観察したときの等価球面度数分布を示している。
図17(a)に示した実施例1の累進屈折力レンズ10aの非点収差分布は、図17(b)に示した比較例1の累進屈折力レンズ10bの非点収差分布とほぼ同等である。また、図18(a)に示した実施例1の累進屈折力レンズ10aの等価球面度数分布は、図18(b)に示した比較例1の累進屈折力レンズ10bの等価球面度数分布とほぼ同等である。したがって、実施例1の累進屈折力レンズ10aとして、非球面補正を効果的に使用することにより、非点収差分布および等価球面度数分布において比較例1の累進屈折力レンズ10bとほとんど同じ性能の累進屈折力レンズが得られることがわかる。
このように、外面19Aおよび内面19Bにトーリック面の要素を導入した実施例1の累進屈折力レンズ10aは、眼鏡レンズとしての一般的な性能である非点収差分布および等価球面屈折力分布は、トーリック面の要素を含まない(乱視矯正を対象としてない眼鏡レンズとして)球面をベースとした比較例1の累進屈折力レンズ10bと同等の性能を備えている。さらに、実施例1の累進屈折力レンズ10aは、比較例1の累進屈折力レンズ10bに対し、前庭動眼反射により視線2(眼球3)が動くような場合の像のゆれを小さくできることがわかった。これは、内外面にトーリック面の要素を入れることにより、特に、主注視線14に沿った領域の内外面にトーリック面の要素を導入することにより、視線2が前庭動眼反射により動いたときに、視線2が眼鏡レンズ10aに対して入射および出射する角度変化を抑制でき、視線2が前庭動眼反射により動いたときの諸収差の変動を抑制できることが1つの要因であると考えられる。
図23(a)に実施例2の累進屈折力レンズ10cの外面19Aの面非点収差分布を示し、図23(b)に比較例2の累進屈折力レンズ10dの外面19Aの面非点収差分布を示している。また、図24(a)に実施例2の累進屈折力レンズ10cの外面19Aの等価球面屈折力分布を示し、図24(b)に比較例2の累進屈折力レンズ10dの外面19Aの等価球面屈折力分布を示している。
実施形態1と同様に、実施例2の累進屈折力レンズ10cの外面19Aの面非点収差は、比較例2の累進屈折力レンズ10dの外面19Aの面非点収差に水平方向に強主経線を持つ面非点収差が合成される。実施例2の累進屈折力レンズ10cの外面19Aの等価球面屈折力は、比較例2の累進屈折力レンズ10dの外面19Aの等価球面屈折力にほぼ1.5(D)の等価球面屈折力が全体に合成されている。
図25(a)に実施例2の累進屈折力レンズ10cの内面19Bの面非点収差分布を示し、図25(b)に比較例2の累進屈折力レンズ10dの内面19Bの面非点収差分布を示している。また、図26(a)に実施例2の累進屈折力レンズ10cの内面19Bの等価球面屈折力分布を示し、図26(b)に比較例2の累進屈折力レンズ10dの内面19Bの等価球面屈折力分布を示している。
実施形態1と同様に、実施例2の累進屈折力レンズ10cの面非点収差は、基本的に水平方向に強主経線をもつ3.0(D)の面非点収差が比較例2の累進屈折力レンズ10dの面非点収差に加わる。しかしながら、収差を調整するための非球面補正も加わっているために単純な合成とはなっていない。また、実施例2の累進屈折力レンズ10cの等価球面屈折力分布では基本的に+1.5(D)の等価球面屈折力が比較例2の累進屈折力レンズ10dの等価球面屈折力分布に対して一律に付加される。しかしながら、非球面補正の影響により、これも単純な合成にはなっていない。
図27(a)に実施例2の累進屈折力レンズ10cのレンズ上の各位置を透して観察したときの非点収差分布を示し、図27(b)に比較例2の累進屈折力レンズ10dのレンズ上の各位置を透して観察したときの非点収差分布を示している。また、図28(a)に実施例2の累進屈折力レンズ10cのレンズ上の各位置を透して観察したときの等価球面度数分布を示し、図28(b)に比較例2の累進屈折力レンズ10dのレンズ上の各位置を透して観察したときの等価球面度数分布を示している。
図27(a)に示した実施例2の累進屈折力レンズ10cの非点収差分布は、図27(b)に示した比較例2の累進屈折力レンズ10dの非点収差分布とほぼ同等である。また、図28(a)に示した実施例2の累進屈折力レンズ10cの等価球面度数分布は、図28(b)に示した比較例2の累進屈折力レンズ10dの等価球面度数分布とほぼ同等である。したがって、実施例2の累進屈折力レンズ10cとして、非球面補正を効果的に使用することにより、非点収差分布および等価球面度数分布において比較例2の累進屈折力レンズ10dとほとんど同じ性能の累進屈折力レンズが得られることがわかる。
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