JP2012173175A - 電子体温計及び表示制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 単一入力積分型A/D変換回路を用いて計測された温度に基づいて、被検者の体温を演算する電子体温計であって、演算される被検者の体温を表示する表示部の輝度が一定となるように、LEDのPWM制御を行う第1の制御回路と、前記表示部の輝度が一定となるように、LEDの電流をスタティックに制御する第2の制御回路と、を備え、前記被検者の体温演算の開始条件が成立してから、体温演算が完了するまでの間は、第2の制御回路によりLEDを制御することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
温度を計測する温度計測部と、該温度計測部における計測の結果に基づいて被検体の体温を演算する演算処理部と、該演算処理部により演算された体温を表示部に表示するための表示制御を行う表示制御部と、を備える電子体温計であって、
前記温度計測部は、
コンデンサに直列に接続されたサーミスタと、
前記コンデンサに直列に接続された基準抵抗体と、
前記サーミスタまたは前記基準抵抗体のいずれかを介して前記コンデンサに電荷を蓄積するよう、前記サーミスタまたは前記基準抵抗体に対して、切り替えて電圧を印加する電圧切替手段と、
前記サーミスタまたは前記基準抵抗体を介して前記コンデンサに蓄積された電荷の放電に伴う電圧の変化を検出し、該コンデンサが所定電圧以上の電圧を有している間、所定の信号を出力する出力手段と、
前記所定の信号が出力されている間の時間を計測することで、前記コンデンサの放電時間を計測する計測手段と、を備え、
前記演算処理部は、
前記サーミスタを介して前記コンデンサに蓄積された電荷を放電した場合の放電時間と、前記基準抵抗体を介して前記コンデンサに蓄積された電荷を放電した場合の放電時間とを用いて、前記サーミスタの周辺の温度を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された温度が、所定時間の間に所定温度だけ上昇した場合に、体温計測の開始条件が成立したと判断する判断手段と、
前記判断手段により開始条件が成立したと判断された後に、前記算出手段により算出される温度に基づいて、被検体の体温を演算する演算手段と、を備え、
前記表示制御部は、
前記表示部の輝度が一定となるように、該表示部の発光部の発光時間の割合を制御する第1の制御回路と、
前記表示部の輝度が一定となるように、該表示部の発光部に流れる電流を制御する第2の制御回路と、を備え、
前記表示制御部では、
前記判断手段により開始条件が成立したと判断されるまでの間、及び、前記演算手段により被検体の体温の演算が完了した後は、前記第1の制御回路により前記表示部の発光部を制御し、
前記判断手段により開始条件が成立したと判断されてから、前記演算手段により被検体の体温の演算が完了するまでの間は、前記第2の制御回路により前記表示部の発光部を制御することを特徴とする。
<1.電子体温計の外観構成>
図1は、本発明の一実施形態にかかる電子体温計100の外観構成を示す図であり、図1(a)は平面図を、図1(b)は側面図をそれぞれ示している。101は本体ケースで、後述する演算制御部220等の電子回路、電池(電源部)250等が収納されている。
図2は本実施形態にかかる電子体温計100の機能構成を示す内部ブロック図である。
次に、電子体温計における体温測定処理の流れについて説明する。なお、ここでは、平衡温予測式の電子体温計100の体温測定処理の流れについて説明するが、本発明はこれに限定されず、実測式の電子体温計、予測/実測式の電子体温計にも適用可能である。
次に、表示制御部227におけるLED231の制御回路について説明する。図4は、表示制御部227におけるLED231の制御回路の一例を示す図である。
次に、スタティック制御回路410におけるスイッチのON/OFF制御について詳説する。図4Bは、電源部250の電源電圧と、スタティック制御回路410におけるスイッチ411、412のON/OFF(実線421)との関係を示す図である。
次に温度計測部210の構成について説明する。図5は、温度計測部210の詳細構成を示す図である。図5に示すように、温度計測部210では、互いに並列に接続されたサーミスタ501及び基準抵抗素子502が、それぞれ、コンデンサ503に直列に接続されている。そして、サーミスタ501とコンデンサ503とを含む系の両端、及び基準抵抗素子502とコンデンサ503とを含む系の両端には、電圧切替部510を介してそれぞれ交互に電源部250の電源電圧Vが印加され放電されるように構成されている。
なお、上式において、基準温度は37℃としている。
図6は、温度計測処理の流れを示すフローチャートであり、図7は、コンデンサ503の両端の電圧の時間変化及びA/D変換部520より出力されるディジタル信号の時間変化を示す図である。図6及び図7を用いて、温度計測処理の流れについて説明する。
上記第1の実施形態では、スタティック制御回路として、スイッチと抵抗との組み合わせを2組配する構成としたが、本発明はこれに限定されず、1組であっても、あるいは3組以上であってもよい。並列接続される組み合わせの数が増加するのに伴って、体温測定処理中のLED231の輝度制御をより精度よく行うことが可能となる。
上記第1の実施形態では、サーミスタを介してコンデンサに蓄積された電荷を放電した場合の放電時間と、基準抵抗素子を介してコンデンサに蓄積された電荷を放電した場合の放電時間とを用いて、サーミスタの周辺の温度を算出する構成としたが、本発明はこれに限定されない。
Claims (4)
- 温度を計測する温度計測部と、該温度計測部における計測の結果に基づいて被検体の体温を演算する演算処理部と、該演算処理部により演算された体温を表示部に表示するための表示制御を行う表示制御部と、を備える電子体温計であって、
前記温度計測部は、
コンデンサに直列に接続されたサーミスタと、
前記コンデンサに直列に接続された基準抵抗体と、
前記サーミスタまたは前記基準抵抗体のいずれかを介して前記コンデンサに電荷を蓄積するよう、前記サーミスタまたは前記基準抵抗体に対して、切り替えて電圧を印加する電圧切替手段と、
前記サーミスタまたは前記基準抵抗体を介して前記コンデンサに蓄積された電荷の放電に伴う電圧の変化を検出し、該コンデンサが所定電圧以上の電圧を有している間、所定の信号を出力する出力手段と、
前記所定の信号が出力されている間の時間を計測することで、前記コンデンサの放電時間を計測する計測手段と、を備え、
前記演算処理部は、
前記サーミスタを介して前記コンデンサに蓄積された電荷を放電した場合の放電時間と、前記基準抵抗体を介して前記コンデンサに蓄積された電荷を放電した場合の放電時間とを用いて、前記サーミスタの周辺の温度を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された温度が、所定時間の間に所定温度だけ上昇した場合に、体温計測の開始条件が成立したと判断する判断手段と、
前記判断手段により開始条件が成立したと判断された後に、前記算出手段により算出される温度に基づいて、被検体の体温を演算する演算手段と、を備え、
前記表示制御部は、
前記表示部の輝度が一定となるように、該表示部の発光部の発光時間の割合を制御する第1の制御回路と、
前記表示部の輝度が一定となるように、該表示部の発光部に流れる電流を制御する第2の制御回路と、を備え、
前記表示制御部では、
前記判断手段により開始条件が成立したと判断されるまでの間、及び、前記演算手段により被検体の体温の演算が完了した後は、前記第1の制御回路により前記表示部の発光部を制御し、
前記判断手段により開始条件が成立したと判断されてから、前記演算手段により被検体の体温の演算が完了するまでの間は、前記第2の制御回路により前記表示部の発光部を制御することを特徴とする電子体温計。 - 前記第2の制御回路は、前記発光部に対して直列に接続され、前記発光部に電力を供給する電源部の電源の電圧が低下した場合に、抵抗値を切り替えることで、該発光部に流れる電流を増加させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の電子体温計。
- 前記第2の制御回路は、前記判断手段により開始条件が成立したと判断された際の、前記発光部に電力を供給する電源の電圧に応じて前記抵抗値を切り替え、前記演算手段により、被検体の体温の演算が完了するまでの間、該切り替えた抵抗値を維持するよう制御することを特徴とする請求項2に記載の電子体温計。
- 温度を計測する温度計測部と、該温度計測部における計測の結果に基づいて被検体の体温を演算する演算処理部と、該演算処理部により演算された体温を表示部に表示するための表示制御を行う表示制御部と、を備え、
前記温度計測部は、更に、
コンデンサに直列に接続されたサーミスタと、
前記コンデンサに直列に接続された基準抵抗体と、
前記サーミスタまたは前記基準抵抗体のいずれかを介して前記コンデンサに電荷を蓄積するよう、前記サーミスタまたは前記基準抵抗体に対して、切り替えて電圧を印加する電圧切替手段と、
前記サーミスタまたは前記基準抵抗体を介して前記コンデンサに蓄積された電荷の放電に伴う電圧の変化を検出し、該コンデンサが所定電圧以上の電圧を有している間、所定の信号を出力する出力手段と、
前記所定の信号が出力されている間の時間を計測することで、前記コンデンサの放電時間を計測する計測手段と、を備え、
前記表示制御部は、更に、
前記表示部の輝度が一定となるように、該表示部の発光部の発光時間の割合を制御する第1の制御回路と、
前記表示部の輝度が一定となるように、該表示部の発光部に流れる電流を制御する第2の制御回路と、を備える電子体温計の表示制御方法であって、
前記サーミスタを介して前記コンデンサに蓄積された電荷を放電した場合の放電時間と、前記基準抵抗体を介して前記コンデンサに蓄積された電荷を放電した場合の放電時間とを用いて、前記サーミスタの周辺の温度を算出する算出工程と、
前記算出工程において算出された温度が、所定時間の間に所定温度だけ上昇した場合に、体温計測の開始条件が成立したと判断する判断工程と、
前記判断工程において開始条件が成立したと判断された後に、前記算出工程において算出される温度に基づいて、被検体の体温を演算する演算工程と、を備え、
前記判断工程において開始条件が成立したと判断されるまでの間、及び、前記演算工程において被検体の体温の演算が完了した後は、前記第1の制御回路が前記表示部の発光部を制御し、
前記判断工程において開始条件が成立したと判断されてから、前記演算工程において被検体の体温の演算が完了するまでの間は、前記第2の制御回路により前記表示部の発光部を制御することを特徴とする電子体温計の表示制御方法。
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CN112601838B (zh) * | 2018-09-10 | 2023-10-27 | 株式会社神户制钢所 | 热丝化学气相沉积装置 |
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