JP2012172414A - 組立建物及び組立建物の施工方法 - Google Patents

組立建物及び組立建物の施工方法 Download PDF

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【課題】 梁同士をあらかじめ連結することなく、柱上で連設可能な組立建物及びその施工方法を提供する。
【解決手段】 梁1と、柱2と、連結柱3と、コーナー部材4とを備え、コーナー部材4は略L字形で、略水平方向に延びる腕部41と、垂直下方向に延びる基部42とを有しており、梁1は両端に端部孔11を有しており、端部孔11にコーナー部材4の腕部41を挿入してあり、柱2は上端に垂直孔21を有しており、垂直孔21にコーナー部材4の基部42を挿入してあり、連結柱3は上端に連結孔31を有しており、連結孔31は仕切片32によって二つの区画に仕切ってあって、各区画にコーナー部材4の基部42を挿入してある。また、連結具5を備え、連結孔31に挿入した二つのコーナー部材4同士を連結具5で連結してある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、梁と、柱とを備える組立建物及びその施工方法に関する。
カーポート、テラス、バルコニーなどの組立建物は、一般に、柱と、柱に横架した梁を備え、梁に屋根を吊り下げるか、または梁の上に屋根を載置した構造となっている。このような組立建物を二棟連設する場合、従来は、梁同士を長手方向に連結してから、柱の上に持ち上げて取り付けていた。そしてこの際、補強のため連結部の下側にも柱を設けていた。
しかしながら、梁を連結すれば、その分だけ長く、重くなるので、これを柱の上に持ち上げて取り付けるにはより大型のクレーンが必要になるなど、施工に手間が掛かっていた。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、梁同士をあらかじめ連結することなく、柱上で連設可能な組立建物及びその施工方法を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、梁と、柱と、連結柱と、コーナー部材とを備え、コーナー部材は略L字形で、略水平方向に延びる腕部と、垂直下方向に延びる基部とを有しており、梁は両端に端部孔を有しており、端部孔にコーナー部材の腕部を挿入してあり、柱は上端に垂直孔を有しており、垂直孔にコーナー部材の基部を挿入してあり、連結柱は上端に連結孔を有しており、連結孔は仕切片によって複数の区画に仕切ってあって、各区画にコーナー部材の基部を挿入してあることを特徴とする。
本発明のうち請求項2の発明は、連結具を備え、連結孔に挿入した複数のコーナー部材同士を連結具で連結してあることを特徴とする。
本発明のうち請求項3の発明は、梁と、柱と、連結柱と、コーナー部材とを備える組立建物の施工方法であって、コーナー部材は略L字形で、略水平方向に延びる腕部と、垂直下方向に延びる基部とを有しており、梁は両端に端部孔を有しており、柱は上端に垂直孔を有しており、連結柱は上端に連結孔を有しており、梁の両端の端部孔にコーナー部材の腕部を挿入した後、柱の垂直孔にコーナー部材の基部を挿入し、連結柱の連結孔に複数のコーナー部材の基部を挿入することを特徴とする。
本発明のうち請求項1及び3の発明によれば、梁同士をあらかじめ連結する必要がなく、梁にコーナー部材を取り付け、梁を一本ずつ持ち上げてコーナー部材の垂直部を上方から柱の垂直孔及び連結柱の連結孔に落とし込めばよいので、施工が容易である。
本発明のうち請求項2の発明によれば、コーナー部材同士を連結することで、隣接するコーナー部材及びそれぞれに接続された梁が一体となるので、より強固な構造となる。
柱及び連結柱と梁との連結部分の正面図である(吊下型)。 柱及び連結柱と梁との連結部分を示し、(a)は平面図、(b)A−A線断面図である(吊下型)。 組立建物の施工方法の説明図である。 組立建物(吊下型)の正面図である。 柱及び連結柱と梁との連結部分の正面図である(梁置型)。 組立建物(梁置型)の正面図である。 連結柱において梁を直角に連設する場合の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明の組立建物は種々の用途に用いられるが、ここではカーポートの場合を示す。なお、以下において上下左右とは図4又は図6における上下左右を示し、図4又は図6の手前側を前側、奥側を後側とする。この組立建物の第一実施形態は、図4に示すように、梁1と、柱2と、連結柱3と、屋根6とを備えるものである。柱2は左右に立設してあり、柱2の間に連結柱3が立設してあって、左の柱2と連結柱3の間隔は、右の柱2と連結柱3の間隔の略二倍である。そして、左の柱2と連結柱3、及び右の柱2と連結柱3の間には、それぞれ梁1を横架してあり、左の梁1の長さは右の梁1の長さの略二倍である。また後側にも同様に柱2、連結柱3及び梁1を設けてあり(図示省略)、前後の梁1にわたって屋根6を吊り下げてある(左の梁1には二枚の屋根6が、右の梁1には一枚の屋根6が吊り下げてある)。屋根6は、図1に示すように、左右端に前後に延びる桁61を有しており、桁61に二本一組の吊下部材7の下端を固定してある。そして、図1及び図3に示すように、梁1の下面には長手方向に沿って取付溝13を形成してあり、取付溝13に吊下部材7の上端を取り付けてあって、前後の梁1それぞれの左右側、計四箇所で一枚の屋根6を支持している。
次に、梁1と、柱2及び連結柱3の連結部分について詳述する。本発明では、図1〜図3に示すように、梁1と、柱2及び連結柱3を連結するためにコーナー部材4を用いる。コーナー部材4は、略L字形で、水平方向に延びる腕部41と、垂直下方向に延びる基部42とを有しており、腕部41は断面形状が上下に長い長方形であり、基部42は断面形状が前後に長い長方形である。一方、梁1、柱2及び連結柱3は何れもアルミ形材からなるもので、端部は開口している。ここで、梁1の両端の開口部を端部孔11、柱2の上端の開口部を垂直孔21、連結柱3の上端の開口部を連結孔31とする。そして、梁1の端部孔11の内周面には凸部12を形成してあり、コーナー部材4の腕部41が凸部12に沿って挿入されている。また、柱2の垂直孔21の内周面にも凸部22を形成してあり、コーナー部材4の基部42が凸部22に沿って挿入されている。さらに、連結柱3の連結孔31の内周の前側面及び後側面には、内周側に向けて突出する仕切片32を形成してあり、仕切片32によって連結孔31が左右二つの区画に仕切られていて、コーナー部材4の基部42が仕切片32に沿って各区画に挿入されている。なお、図3に示すように、柱2及び連結柱3の側面には切欠23,33を形成してあり、コーナー部材4の基部42を垂直孔21又は連結孔31に挿入すると、腕部41が切欠23,33に嵌る。そして、コーナー部材4と、梁1、柱2及び連結柱3は、それぞれボルトで締結してあり、さらに、連結孔31に挿入した二つのコーナー部材4の上面に跨って板状の連結具5をネジ止めしてある。
このような構成の組立建物を施工する際には、まず、設置箇所に柱2及び連結柱3を立設する。次に、梁1の両端の端部孔11にコーナー部材4の腕部41を挿入してボルトで締結する。そして左右一方の梁1を持ち上げて、柱2及び連結柱3の上方から下ろし、柱2の垂直孔21及び連結柱3の連結孔31に梁1の両端のコーナー部材4の基部42をそれぞれ挿入してボルトで締結する。さらに他方の梁1を持ち上げて、同様に、柱2の垂直孔21及び連結柱3の連結孔31に梁1の両端のコーナー部材4の基部42をそれぞれ挿入してボルトで締結する。そして連結孔31に挿入した二つのコーナー部材4に連結具5をネジ止めして、コーナー部材4同士を連結する。これで梁1、柱2及び連結柱3の施工は完了し、あとは梁1に屋根6を吊り下げれば組立建物が完成する。
このように、本発明の組立建物によれば、施工の際に梁同士をあらかじめ連結する必要がなく、梁にコーナー部材を取り付け、梁を一本ずつ持ち上げてコーナー部材の垂直部を上方から柱の垂直孔及び連結柱の連結孔に落とし込めばよいので、施工が容易である。そして、コーナー部材同士を連結具により連結することで、隣接するコーナー部材及びそれぞれに接続された梁が一体となるので、より強固な構造となる。
なお、本発明の組立建物は、図5及び図6に示す第二実施形態のように、梁1の上に屋根6を載置したものであってもよい。この場合も、梁1、柱2及び連結柱3の構成は第一実施形態と同じである。ただし、連結具5は、平板部51と、平板部51から下方に延出する垂下片52とを有し、垂下片52をコーナー部材4の前側面及び後側面に当接させてネジ止めしてある。そしてそれらの施工後、屋根6を梁1の上に載せて、梁1と屋根6の桁61とを連結すればよい。
さらに、本発明の組立建物において、梁1は一直線に連設するものに限られず、連結柱3において梁1の向きを変えて連設してもよい。図7は、梁1を直角に連設する場合を示したものであり、連結柱3の連結孔31は、左右に延びる仕切片32により前側孔31aと後側孔31bの二つの孔に分断されている。そして、前側孔31aには腕部41が前側に延びる向きにコーナー部材4の基部42を挿入してあり、後側孔31bには腕部41が左側に延びる向きにコーナー部材4の基部42を挿入してあり、二つのコーナー部材4の上面に跨って連結具5をネジ止めしてあり、それぞれの腕部41に梁1が取り付けてあって、二本の梁1が直角に連設してある。なお、後側孔31bには、もう一つのコーナー部材4の基部42を、腕部41が右側に延びる向きに挿入することが可能であり、一本の連結柱3に三本の梁1をT字形に連設することもできる。この場合、三つのコーナー部材4の上面に跨って連結具5をネジ止めする。また、連結孔をさらに拡大して仕切片を追加し、連結孔に四つのコーナー部材の基部を挿入して、四本の梁を十字形に連設してもよい。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、梁はある程度湾曲又は傾斜しているものであってもよく、その場合、コーナー部材の腕部も梁に合わせて傾斜したものとなる。また、連結孔及び仕切片の形状を適宜変更することにより、連結柱において梁を自在な向きに連設できる。さらに、この組立建物は、カーポート以外に、テラスやバルコニーなどとして使用するものであってもよい。
1 梁
2 柱
3 連結柱
4 コーナー部材
5 連結具
11 端部孔
21 垂直孔
31 連結孔
32 仕切片
41 腕部
42 基部

Claims (3)

  1. 梁と、柱と、連結柱と、コーナー部材とを備え、コーナー部材は略L字形で、略水平方向に延びる腕部と、垂直下方向に延びる基部とを有しており、梁は両端に端部孔を有しており、端部孔にコーナー部材の腕部を挿入してあり、柱は上端に垂直孔を有しており、垂直孔にコーナー部材の基部を挿入してあり、連結柱は上端に連結孔を有しており、連結孔は仕切片によって複数の区画に仕切ってあって、各区画にコーナー部材の基部を挿入してあることを特徴とする組立建物。
  2. 連結具を備え、連結孔に挿入した複数のコーナー部材同士を連結具で連結してあることを特徴とする請求項1記載の組立建物。
  3. 梁と、柱と、連結柱と、コーナー部材とを備える組立建物の施工方法であって、コーナー部材は略L字形で、略水平方向に延びる腕部と、垂直下方向に延びる基部とを有しており、梁は両端に端部孔を有しており、柱は上端に垂直孔を有しており、連結柱は上端に連結孔を有しており、梁の両端の端部孔にコーナー部材の腕部を挿入した後、柱の垂直孔にコーナー部材の基部を挿入し、連結柱の連結孔に複数のコーナー部材の基部を挿入することを特徴とする組立建物の施工方法。
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JPH0630307U (ja) * 1992-09-25 1994-04-19 タキロン株式会社 フレーム状構造体の連結構造

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