JP2012170571A - 装身具 - Google Patents
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Abstract
【課題】長年の使用に対しても宝石等が脱落することがなく、また、任意の形が形成できるとともに製造コストの安い装身具とする。
【解決手段】複数個の環2を接続して形成した台座1の接合部8に線材6の線材先端部を当てることで線材6はAに位置し、台座1の背面に廻すことでBに位置し、装飾体3の貫通孔4に線材6を挿通することでCに位置し、この過程を繰り返すことで、線材6は、D、E、F、G、Hの位置にて夫々の装飾体3を固定できる。
【選択図】図5
【解決手段】複数個の環2を接続して形成した台座1の接合部8に線材6の線材先端部を当てることで線材6はAに位置し、台座1の背面に廻すことでBに位置し、装飾体3の貫通孔4に線材6を挿通することでCに位置し、この過程を繰り返すことで、線材6は、D、E、F、G、Hの位置にて夫々の装飾体3を固定できる。
【選択図】図5
Description
本発明は、貫通孔を有する真珠等の宝玉または金属ボール等の殻体を台座に線材にて固定させた装身具に関する。
貫通孔を有する真珠、天然石、人工石、ガラス等および殻体のボールを用いたペンダント等の装身具が種々提案されている。
例えば、宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる多数の粒状装飾体と、該粒状装飾体を複数列に配列して相互に連結する連結手段と、前記粒状装飾体に対応するように該連結手段の裏面にそれぞれ設けられた多数の粒状ホットメルト接着剤とからなる装飾帯状体で構成される装飾棒状体であって、前記装飾帯状体が外周側に粒状装飾体を露呈するように捲回された状態で前記粒状ホットメルト接着剤によって接着、固定された装飾用棒状体がある(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、宝石、人造宝石、ビーズ、貴金属ボール、及び金属ボールから選ばれる多数の粒状装飾体と、該粒状装飾体を複数列に配列して相互に連結する連結手段と、前記粒状装飾体に対応するように該連結手段の裏面にそれぞれ設けられた多数の粒状ホットメルト接着剤とからなる装飾帯状体で構成される装飾棒状体であって、前記装飾帯状体が外周側に粒状装飾体を露呈するように捲回された状態で前記粒状ホットメルト接着剤によって接着、固定された装飾用棒状体がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、連鎖された複数の円形状小板から成り、該小板が宝石を入れる凹部を有し、該宝石が接着剤により該凹部内に取り付けられており、該凹部が円錐形状であり、該円錐形凹部が頂部に孔を有する切喘円錐形である金属小板複合体がある(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の発明は、接着剤を用いて宝石等を固定しているため長年の使用により接着剤が劣化し、宝石等がはがれ落ちやすい欠点があった。
上記の欠点を解消する発明として、ビーズに固定した金属製の線材の丸めた部分に丸カンを通してビーズユニットを作り、この1個のビーズユニットを用いて、または前記丸カンを共有することで複数の前記ビーズユニットを連ねたものを用いて、装飾品を製作するための製作用の治具、あるいは、金属製の線材を屈曲して形成するモチーフの丸めた部分に丸カンを通してモチーフユニットを作り、前記丸カンを共有することで複数の前記ビーズユニット及び前記モチーフユニットを連ねたものを用いて、装飾品を製作するための製作用の治具であって、前記線材を巻きつけるための筒状の本体と、この本体の開放された先端部に長手方向へ形成され前記丸カンを挿入できるスリットと、を有する装飾品製作用の筒状治具がある(例えば、特許文献3参照。)。
特許文献3の発明の筒状治具にて形成された装飾品は宝玉等が連続した構成ではなくモチーフおよび丸カンを介して宝玉等を配置させた装身具となるため宝玉等の構成で例えばハート等の具象形状を形成させるのは非常に困難である。
本発明は、上記を鑑み解決しようとする問題点は、長年の使用に対しても宝石等が脱落することがなく、また、任意の形が形成できるとともに製造コストの安い装身具の提供を目的とするものである。
前記目的を達成するために第一に係る発明は、複数個の環を接続して任意の形を形成した台座と、貫通孔を有する複数個の装飾体と、からなる装身具であって、前記装飾体の貫通孔に線材を挿通するとともに前記台座に沿って線材を台座に巻きつけて夫々の装飾体を台座に固定してなるものである。
また、第二に係る発明は、複数個の環を接続して任意の形を形成した台座と、貫通孔を有する複数個の宝玉(真珠、天然石、人工石、ガラス、サンゴ、象牙等)と、からなる装身具であって、前記宝玉の貫通孔に線材を挿通するとともに前記台座に沿って線材を台座に巻きつけて夫々の宝玉を台座に固定してなるものである。
また、第三に係る発明は、複数個の環を接続して任意の形を形成した台座と、貫通孔を有する複数個の殻体(中空金属ボール、中空ミラボール等)と、からなる装身具であって、前記殻体の貫通孔に線材を挿通するとともに前記台座に沿って線材を台座に巻きつけて殻体を台座に固定してなるものである。
また、第四に係る発明は、複数個の環を接続して任意の形を形成した台座と、貫通孔を有する複数個の宝玉及び殻体と、からなる装身具であって、前記宝玉及び殻体の貫通孔に線材を挿通するとともに前記台座に沿って線材を台座に巻きつけて宝玉及び殻体を台座に固定してなるものである。
更に、第五に係る発明は、前記台座は、線材、プレスまたはロストワックス鋳造法の何れかで形成してなるものである。
本発明の装身具は、装飾体の貫通孔に線材を挿通するとともに台座に沿って線材を台座に巻きつけて装飾体を台座に固定しているため、欲する形状の台座を用いることで連続した装飾体の構成で例えばハート等の具象形状を形成させることが容易となった。
また、好みによって台座、線材及び装飾体である宝玉、殻体の組合せによって趣向性を持ち合わせた装身具となった。
また、装飾体の隠れる部分を最小限に抑えることで装飾体の美しさを損なうことなく最大限に引き出すことができる利点がある。
更に、台座は、線材、プレスまたはロストワックス鋳造法の何れかで任意の形が形成できるため製造コストの安い製作が可能である。
図面に基づいて、装飾体の貫通孔に線材を挿通するとともに台座に沿って線材を台座に巻きつけて装飾体を台座に固定しているため、欲する形状の台座を用いることで連続した装飾体の構成で例えばハート等の具象形状を形成させる装身を提供するという目的を以下において説明する。
図1は、本発明に係わる台座1の実施例を正面図で示し、台座1は複数個の環2を接続してハート形を形成した。
台座1の製作は、線材、プレスまたはロストワックス鋳造法の何れかの加工手段での製作可能だが、今回の実施例では線材にて製作した夫々の丸環を溶接にて溶着して接合部8を設けてハート形の台座1を形成した。
台座1の製作は、線材、プレスまたはロストワックス鋳造法の何れかの加工手段での製作可能だが、今回の実施例では線材にて製作した夫々の丸環を溶接にて溶着して接合部8を設けてハート形の台座1を形成した。
台座1を形成させる環2の要旨として、図4の側面図で示しているが、環2の内径は、装飾体3の貫通孔4が環にて形成した台座1の上面より上にくる大きさとすることで装飾体3を保持することができる。
また、環2の外径は、図2の正面図で示しているが、用いる装飾体3を台座1に配置した時に装飾体3同士が接触しない大きさとする必要がある。
図2は、本発明に係わる装身具10の実施例を示す正面図であり、装飾体3には真珠を用いるとともに複数個の環2を溶接にて溶着してハート形とした台座1に、貫通孔4を有する装飾体3の貫通孔に線材6を挿通するとともに台座1に沿って線材6を台座1に巻きつけて夫々の装飾体3を台座1に固定してハート形の装身具10を形成した。
実施例に於いて、装身具10に用いた装飾体3には宝玉である真珠を用いたが、殻体である金属ボール又は該ボールにミラーカット等の模様を施したもの、また、真珠と前記ボールの二種を用いて装身具10を形成させることができる。
図3は、本発明に係わる装身具10の実施例を背面図で示し、図4は、右側面図を示し、装飾体3の貫通孔4に線材6を挿通するとともに台座1の背面に沿って線材6を台座1に巻きつけて夫々の装飾体3を台座1に固定したことを示す。
図3に於いて、線材先端部5は台座1に巻きつける線材6の先端を示し、線材末端部7は台座1に巻きつけた線材6の末端を示す。
図5は、図1、図2、図3を基に一部断面図を用いて本発明の装身具10を形成させた過程を示す概念図であり、複数個の環2を接続してハート形を形成した台座1と、貫通孔4を有する複数個の装飾体3と、線材6とからなる。
本発明の製作過程として、台座1の接合部8に線材6の線材先端部5を当てることで線材6はAに位置し、台座1の背面に廻すことでBに位置し、装飾体3の貫通孔4に線材6を挿通することでCに位置し、この過程を繰り返すことで、線材6は、D、E、F、G、Hの位置にて夫々の装飾体3を固定できる。
上記により、本発明の装身具10は装飾体3の貫通孔4に線材6を挿通するとともに台座1に沿って線材6を台座に巻きつけて装飾体を台座に固定しているため、好みによって台座、線材及び装飾体である宝玉、殻体の組合せによって趣向性を持ち合わせた装身具となった。
1 台座
2 環
3 装飾体
4 貫通孔
5 線材先端部
6 線材
7 線材末端部
8 接合部
10 装身具
2 環
3 装飾体
4 貫通孔
5 線材先端部
6 線材
7 線材末端部
8 接合部
10 装身具
Claims (5)
- 複数個の環を接続して任意の形を形成した台座と、貫通孔を有する複数個の装飾体と、からなる装身具であって、前記装飾体の貫通孔に線材を挿通するとともに前記台座に沿って線材を台座に巻きつけて夫々の装飾体を台座に固定したことを特長とする装身具。
- 前記装飾体を宝玉としたことを特長とする請求項1に記載の装身具
- 前記装飾体を殻体としたことを特長とする請求項1に記載の装身具
- 前記装飾体を宝玉及び殻体としたことを特長とする請求項1に記載の装身具
- 前記台座は、線材、プレスまたはロストワックス鋳造法の何れかで形成したことを特長とした請求項1乃至請求項4の何れかに記載の装身具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011034315A JP2012170571A (ja) | 2011-02-21 | 2011-02-21 | 装身具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011034315A JP2012170571A (ja) | 2011-02-21 | 2011-02-21 | 装身具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012170571A true JP2012170571A (ja) | 2012-09-10 |
Family
ID=46974054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011034315A Pending JP2012170571A (ja) | 2011-02-21 | 2011-02-21 | 装身具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012170571A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3339378A (en) * | 1963-10-17 | 1967-09-05 | Chirol Francis | Process for the securing of precious stones or the like in their mount and products obtained by the application of the said process |
US3931719A (en) * | 1972-05-03 | 1976-01-13 | D. Swarovski & Co., Glasschleiferei | Jewelry Component having mounted stones connected by deformable webs |
JPS5695008A (en) * | 1979-09-17 | 1981-08-01 | Vitau Jean | Attaching standard of jewelies and attaching of jewelies to same |
JPH0298304A (ja) * | 1988-06-14 | 1990-04-10 | D Swarovski & Co | 金属小板複合体 |
JP2002172006A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Koichi Sano | 装飾を施した身回品 |
-
2011
- 2011-02-21 JP JP2011034315A patent/JP2012170571A/ja active Pending
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