JP2012168004A - 遊脚期の加速度データを用いて歩行者の進行方向を決定する携帯端末、プログラム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯端末は、加速度センサと、地磁気センサと、歩行者の進行方向を決定する進行方向決定手段とを有する。進行方向決定手段は、各軸加速度データと、合成加速度とを用いて、遊脚期の加速度データを抽出する遊脚期抽出手段と、遊脚期の加速度データの中から、指定数分の加速度データを取得する指定数分加速度取得手段と、指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、右/左向きベクトルUを算出する右/左向きベクトル算出手段と、右/左向きベクトルUと、重力ベクトルGと、地磁気ベクトルMとを用いて、進行方向を算出する進行方向算出手段とを有する。
【選択図】図2
Description
進行方向決定手段は、
各軸加速度データと、全ての軸の加速度データの二乗和平方根となる合成加速度とを用いて、遊脚期の加速度データを抽出する遊脚期抽出手段と、
遊脚期の加速度データの中から、指定数分の加速度データを取得する指定数分加速度取得手段と、
指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、右/左向きベクトルUを算出する右/左向きベクトル算出手段と、
右/左向きベクトルUと、重力ベクトルGと、地磁気ベクトルMとを用いて、進行方向を算出する進行方向算出手段と
を有することを特徴とする。
合成加速度から、連続する極大点を検出し、
連続する極大点と極大点との間における合成加速度の極小点について、合成加速度が「大」「小」と交互に続くことを検出し、
合成加速度「小」の前後の極大点間を、遊脚期として検出することも好ましい。
右/左向きベクトル算出手段は、
指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、歩行者の歩行動作によって生じる加速度面を推定する加速度面推定手段と、
指定数分の遊脚期の加速度データから、鉛直方向加速度を算出する鉛直方向加速度算出手段と、
加速度面及び鉛直方向加速度から、当該加速度面における法線ベクトル(右/左向きベクトル)と、前後方向加速度とを算出する前後方向加速度算出手段と
を有することも好ましい。
前後方向加速度算出手段は、
加速度センサから出力された軸毎の加速度に基づいて、重力ベクトルGを算出し、
加速度面の法線ベクトルVLR及び重力ベクトルGから、前向き又は後向きの前後方向ベクトルVFGを算出し、
前後方向ベクトルVFG及び遊脚期の終了を示す加速度に基づいて、前後方向ベクトルVFGが前向きである場合、法線ベクトルVLRを右向きとし、前後方向ベクトルVFGが後向きである場合、法線ベクトルVLRを左向きとすることも好ましい。
加速度面推定手段は、
指定数分加速度について、各軸の分散Vxx、Vyy及びVzzを算出し、
分散が最小となる軸について、最小二乗法に基づいて加速度面を推定することも好ましい。
右/左向きベクトル算出手段は、遊脚期の終了を示す加速度ベクトルBと、遊脚期の開始を示す加速度ベクトルFとの外積(U=B×F(又はF×B))によって、右/左向きベクトルUを算出し、
加速度面推定手段は、3軸の中で、右/左向きベクトルUの方向に最も近い軸について、最小二乗法に基づいて加速度面を推定することも好ましい。
進行方向算出手段は、
重力ベクトルG及び地磁気ベクトルMを用いて、G×M/|G×M|によって東向き単位ベクトルeEastを算出し、
右向きベクトルeRightと、東向き単位ベクトルeEastとの成す角αを算出し、
東向き単位ベクトルeEastと右向き単位ベクトルeRightとの外積(eEast×eRight)と、重力ベクトルGとの成す角βに基づいて、東向き単位ベクトルeEastに対する方向角θを算出することも好ましい。
進行方向算出手段について、
成す角αは、以下の式によって算出され、
α=arccos((eEast・eRight)/(|eEast||eRight|))
方位角θは、成す角αと、外積ベクトルと重力ベクトルGの成す角βとを用いて、以下の式によって導出される
cosβ≧0:θ=α
cosβ<0:θ=360−α
ことも好ましい。
進行方向決定手段は、
各軸加速度データと、全ての軸の加速度データの二乗和平方根となる合成加速度とを用いて、遊脚期の加速度データを抽出する遊脚期抽出手段と、
遊脚期の加速度データの中から、指定数分の加速度データを取得する指定数分加速度取得手段と、
指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、右/左向きベクトルUを算出する右/左向きベクトル算出手段と、
右/左向きベクトルUと、重力ベクトルGと、地磁気ベクトルMとを用いて、進行方向を算出する進行方向算出手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
各軸加速度データと、全ての軸の加速度データの二乗和平方根となる合成加速度とを用いて、遊脚期の加速度データを抽出する第1のステップと、
遊脚期の加速度データの中から、指定数分の加速度データを取得する第2のステップと、
指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、右/左向きベクトルUを算出する第3のステップと、
右/左向きベクトルUと、重力ベクトルGと、地磁気ベクトルMとを用いて、進行方向を算出する第4のステップと
を有することを特徴とする。
遊脚期抽出部101は、各軸加速度データと、全ての軸の加速度データの二乗和平方根となる合成加速度とを用いて、「遊脚期」の加速度データを抽出する。
「立脚期」:足が地面に付いている期間
「遊脚期」:足が地面を離れ、スイングによって脚が前に運ばれている期間
(S1)合成加速度から、連続する極大点を検出する。
(S2)連続する極大点と極大点との間における合成加速度の極小点について、合成加速度が「大」「小」と交互に続くことを検出する。
(S3)合成加速度「小」の前後の極大点間を、「遊脚期」として検出する。
指定数分加速度取得部102は、遊脚期の加速度データの中から、指定数分の加速度データを取得する。指定数分の加速度データ毎に、右/左向きベクトル推定部103へ出力される。ここでの指定数分の加速度は、例えば、2秒間(およそ4歩に相当)分程度が好ましい。
右/左向きベクトル推定部103は、指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、右/左向きベクトルUを推定する。「右/左向きベクトルU」は、歩行者の進行方向に対する右方又は左方を示すベクトルをいう。
[a]遊脚期の加速度ベクトルの外積から、右/左向きベクトルを算出する方法
[b]遊脚期の加速度ベクトルの加速度面から、右/左向きベクトルを算出する方法
右/左向きベクトル推定部103は、1つの右/左向きベクトル算出部103aのみを有し、遊脚期の終了を示す加速度ベクトルBと、遊脚期の開始を示す加速度ベクトルFとの外積(U=B×F(又はF×B))によって、右/左向きベクトルUを算出する。
加速度面の前方を示す最上点での加速度ベクトル
=遊脚期の開始を示す加速度ベクトルF
加速度面の後方を示す最上点での加速度ベクトル
=遊脚期の終了を示す加速度ベクトルB
以下の式(1)によって、右向きベクトルUを算出する。
遊脚期の開始を示す加速度ベクトル :F=(xF,yF,zF)
遊脚期の終了を示す加速度ベクトル :B=(xB,yB,zB)
加速度面の右方を示す右向きベクトル :U=(xU,yU,zU)
U=B×F
=(yBzF−zByF,zBxF−xBzF,xByF−yBxF) 式(1)
脚が前の時に、ベクトルは後ろ向きとなる。従って、右は、「足が前(B)×足が後(F)」となる。
U=F×B
=(yFzB−zFyB,zFxB−xFzB,xFyB−yFxB)
第1の時刻:各軸加速度ax=450、ay=835、az=140、合成加速度a=959
第2の時刻:各軸加速度ax=-369、ay=980、az=140、合成加速度a=1056
右向きベクトル:U=(20300,114660,−749115)
右/左向きベクトル推定部103は、鉛直方向加速度算出部103b1と、加速度面推定部103b2と、前後方向加速度算出部103b3とを有する。
鉛直方向加速度算出部103b1は、加速度データを用いて鉛直方向加速度を算出する。尚、鉛直方向加速度と水平方向加速度とは、互いに直交する。
加速度面推定部103b2は、指定数分の加速度データから、歩行者の歩行動作によって生じる加速度面を推定する。
ax+by+cz=0 式(1)
このとき、(a,b,c)は、平面に対する法線ベクトルとなる。
z=αx+βy 式(2)
尚、(a,b,c)は法線ベクトルであるため、c=−1として問題無い。
S=Σi=1 n(zi−αxi−βyi)2 式(3)
A=Σi=1 n(xi 2)
B=Σi=1 n(yi 2)
C=Σi=1 n(zi 2)
D=Σi=1 n(xi×yi)
E=Σi=1 n(xi×zi)
F=Σi=1 n(yi×zi)
S=Aα2+Bβ2+C+2αβD−2αE−2βF 式(4)
α=(BE−DF)/(AB−D2) 式(7)
β=(AF−DE)/(AB−D2) 式(8)
前述したように、法線ベクトルは(α,β,−1)である。
Vxx=1/n・Σi=1 n(xi−x ̄)2
Vyy=1/n・Σi=1 n(yi−y ̄)2
Vzz=1/n・Σi=1 n(zi−z ̄)2
n:データの個数
x ̄:xの平均値
遊脚期の開始を示す加速度ベクトル :F=(-1.50,0.15,-0.14)
遊脚期の終了を示す加速度ベクトル :B=(-1.06,0.21,0.69)
加速度面の右方を示す右向きベクトル :U=(-0.13,-1.18,0.16)
この場合、右向きベクトルの方向に最も近い軸として、y軸が選択される。
前後方向加速度算出部103b3は、加速度面及び鉛直方向加速度から、当該加速度面における右/左向きベクトル(法線ベクトル)と、前後方向加速度とを算出する。具体的には、以下のS1〜S3のステップを有する。
重力ベクトルG :G=(gx、gy、gz)
地磁気ベクトルM:M=(mx、my、mz)
x軸の加速度:ACCx[i]
y軸の加速度:ACCy[i]
z軸の加速度:ACCz[i]
n個の加速度データの和は、以下のように表される。
ACCSx=Σi=1 NACCx[i]
ACCSy=Σi=1 NACCy[i]
ACCSz=Σi=1 NACCz[i]
そして、重力ベクトルGは、以下のように表される。
G=(gx、gy、gz)=(ACCSx、ACCSy、ACCSz)
VFG=VLR×G ×:クロス積
eFB=(eFBx,eFBy,eFBz)
このとき、前後方向加速度AFGは、以下のように表される。
AFG=eFGx×Ax+eFGy×Az+eFGz×Az
AFGは、前向き又は後向きの加速度である。
前後方向ベクトルVFG:前向き -> 法線ベクトルVLR:右向き(+)
前後方向ベクトルVFG:後向き -> 法線ベクトルVLR:左向き(−)
進行方向算出部104は、右/左向きベクトルUと、重力ベクトルGと、地磁気ベクトルMとを用いて、進行方向を算出する。算出された進行方向は、表示制御部15へ出力される。具体的には、以下のS1〜S3のステップを有する。
北向き単位ベクトルeNorth:eNorth=(eNx、eNy、eNz)
東向き単位ベクトルeEast :eEast=(eEx、eEy、eEz)
下向き単位ベクトルeDown :eDown =(eDx、eDy、eDz)
また、加速度データは、以下のように表される。
A=(Ax、Ay、Az)
北向き単位ベクトルeNorth:eNorth=G×M×G/|G×M×G|
東向き単位ベクトルeEast :eEast =G×M/|G×M|
下向き単位ベクトルeDown :eDown =G/|G|
×:クロス積(ベクトル積、外積)
北向き加速度 :AN=eNx×Ax+eNy×Ay+eNz×Az
東向き加速度 :AE=eEx×Ax+eEy×Ay+eEz×Az
鉛直下向き加速度:AD=eDx×Ax+eDy×Ay+eDz×Az
α=arccos((eEast・eRight)/(|eEast||eRight|)) 式(9)
cosβ≧0:θ=α
cosβ<0:θ=360−α
10 進行方向決定部
101 遊脚期抽出部
102 指定数分加速度取得部
103 右/左向きベクトル推定部
103a 右/左向きベクトル算出部
103b1 鉛直方向加速度算出部
103b2 加速度面推定部
103b3 前後方向加速度算出部
104 進行方向算出部
11 加速度センサ
12 地磁気センサ
13 測位部
14 地図情報記憶部
15 表示制御部
16 ディスプレイ部
Claims (11)
- 3軸の加速度データを出力する加速度センサと、3軸の地磁気データを出力する地磁気センサと、前記加速度データ及び前記地磁気データから歩行者の進行方向を決定する進行方向決定手段とを有し、歩行者によって所持される携帯端末であって、
前記進行方向決定手段は、
各軸加速度データと、全ての軸の加速度データの二乗和平方根となる合成加速度とを用いて、遊脚期の加速度データを抽出する遊脚期抽出手段と、
前記遊脚期の加速度データの中から、指定数分の加速度データを取得する指定数分加速度取得手段と、
指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、右/左向きベクトルUを算出する右/左向きベクトル算出手段と、
前記右/左向きベクトルUと、前記重力ベクトルGと、前記地磁気ベクトルMとを用いて、進行方向を算出する進行方向算出手段と
を有することを特徴とする携帯端末。 - 前記遊脚期抽出手段は、
前記合成加速度から、連続する極大点を検出し、
連続する極大点と極大点との間における前記合成加速度の極小点について、合成加速度が「大」「小」と交互に続くことを検出し、
前記合成加速度「小」の前後の極大点間を、遊脚期として検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 前記右/左向きベクトル算出手段は、前記遊脚期の終了を示す加速度ベクトルBと、前記遊脚期の開始を示す加速度ベクトルFとの外積(U=B×F(又はF×B))によって、右/左向きベクトルUを算出することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
- 前記右/左向きベクトル算出手段は、
指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、歩行者の歩行動作によって生じる加速度面を推定する加速度面推定手段と、
指定数分の遊脚期の加速度データから、鉛直方向加速度を算出する鉛直方向加速度算出手段と、
前記加速度面及び前記鉛直方向加速度から、当該加速度面における法線ベクトル(右/左向きベクトルU)と、前後方向加速度とを算出する前後方向加速度算出手段と
を有することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。 - 前記前後方向加速度算出手段は、
前記加速度センサから出力された軸毎の加速度に基づいて、重力ベクトルGを算出し、
前記加速度面の法線ベクトルVLR及び前記重力ベクトルGから、前向き又は後向きの前後方向ベクトルVFGを算出し、
前記前後方向ベクトルVFG及び前記遊脚期の終了を示す加速度に基づいて、前記前後方向ベクトルVFGが前向きである場合、前記法線ベクトルVLRを右向きとし、前記前後方向ベクトルVFGが後向きである場合、前記法線ベクトルVLRを左向きとする
ことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。 - 前記加速度面推定手段は、
指定数分加速度について、各軸の分散Vxx、Vyy及びVzzを算出し、
分散が最小となる軸について、最小二乗法に基づいて加速度面を推定する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の携帯端末。 - 前記右/左向きベクトル算出手段は、前記遊脚期の終了を示す加速度ベクトルBと、前記遊脚期の開始を示す加速度ベクトルFとの外積(U=B×F(又はF×B))によって、右/左向きベクトルUを算出し、
前記加速度面推定手段は、3軸の中で、前記右/左向きベクトルUの方向に最も近い軸について、最小二乗法に基づいて加速度面を推定する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の携帯端末。 - 前記進行方向算出手段は、
前記重力ベクトルG及び前記地磁気ベクトルMを用いて、G×M/|G×M|によって東向き単位ベクトルeEastを算出し、
前記右向き単位ベクトルeRightと、前記東向き単位ベクトルeEastとの成す角αを算出し、
前記東向き単位ベクトルeEastと前記右向き単位ベクトルeRightとの外積(eEast×eRight)と、重力ベクトルGとの成す角βに基づいて、前記東向き単位ベクトルeEastに対する方向角θを算出する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯端末。 - 前記進行方向算出手段について、
前記成す角αは、以下の式によって算出され、
α=arccos((eEast・eRight)/(|eEast||eRight|))
方位角θは、前記成す角αと、前記外積ベクトルと前記重力ベクトルGの成す角βとを用いて、以下の式によって導出される
cosβ≧0:θ=α
cosβ<0:θ=360−α
ことを特徴とする請求項8に記載の携帯端末。 - 3軸の加速度データを出力する加速度センサと、3軸の地磁気データを出力する地磁気センサとを有する携帯端末に搭載されたコンピュータを、前記加速度データ及び前記地磁気データから歩行者の進行方向を決定する進行方向決定手段として機能させるプログラムであって、
前記進行方向決定手段は、
各軸加速度データと、全ての軸の加速度データの二乗和平方根となる合成加速度とを用いて、遊脚期の加速度データを抽出する遊脚期抽出手段と、
前記遊脚期の加速度データの中から、指定数分の加速度データを取得する指定数分加速度取得手段と、
指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、右/左向きベクトルUを算出する右/左向きベクトル算出手段と、
前記右/左向きベクトルUと、前記重力ベクトルGと、前記地磁気ベクトルMとを用いて、進行方向を算出する進行方向算出手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする携帯端末用のプログラム。 - 3軸の加速度データを出力する加速度センサと、3軸の地磁気データを出力する地磁気センサとを有する携帯端末によって、前記加速度データ及び前記地磁気データから歩行者の進行方向を決定する進行方向決定方法であって、
各軸加速度データと、全ての軸の加速度データの二乗和平方根となる合成加速度とを用いて、遊脚期の加速度データを抽出する第1のステップと、
前記遊脚期の加速度データの中から、指定数分の加速度データを取得する第2のステップと、
指定数分の遊脚期の加速度データに基づいて、右/左向きベクトルUを算出する第3のステップと、
前記右/左向きベクトルUと、前記重力ベクトルGと、前記地磁気ベクトルMとを用いて、進行方向を算出する第4のステップと
を有することを特徴とする携帯端末の進行方向決定方法。
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