JP2012166767A - 車両用灯具及びそのベゼルの製造方法 - Google Patents

車両用灯具及びそのベゼルの製造方法 Download PDF

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寛之 湯瀬
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Abstract

【課題】塗料の塗布作業を省略してコストダウンを図ることができる車両用灯具及びそのベゼルの製造方法を提供すること。
【解決手段】レンズの周囲に樹脂にて一体成形されたベゼル6を配置して成るランプユニットを備える車両用灯具において、前記ベゼル6の外表面に、前記樹脂の素地から成る非反射部6Bと、反射処理がなされた反射部6C及びシボ形成処理と反射処理がなされた光拡散部6Aを形成する。又、前記ベゼルの6製造方法として、前記ベゼル6を樹脂でにて一体成形し、その成形時に外表面の一部にシボを形成し、該シボが形成された部分以外の部分の一部をマスキングした状態で他の部分に反射処理を施すことによって該ベゼル6の外表面に非反射部6Bと反射部6C及び光拡散部6Cを形成する方法を採用する。
【選択図】図5

Description

本発明は、レンズの周囲にベゼルを配置して成るランプユニットを備える車両用灯具とそのベゼルの製造方法に関するものである。
ヘッドランプ等の車両用灯具には、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成される灯室内にランプユニットを収容して成るものがあるが、ランプユニットとして例えばプロジェクタ型のものを使用する場合、このプロジェクタ型のランプユニットには投影レンズの周囲に意匠部材としてのベゼルが配置されている。
上記ベゼルの意匠面である外表面には、光を殆ど反射させない非反射部と、光を反射させる反射部及び光を拡散させる拡散部が所定の規則に従って配置されているが、光反射部分には光を吸収する黒色塗料を塗布し、反射部にはアルミ蒸着を直接施して反射率を高め、拡散部はシボが形成された表面にアルミ蒸着を施すことによって微細な凹凸を形成することが行われている。
ところで、特許文献1には、車両用灯具の全体としての光沢感を抑制して高級感を得るためにリフレクタの表面にアルミ蒸着が施された平滑な鏡面と微細な凹凸が形成された半光沢面とを混在させる構成が提案されている。
特開2008−071556
而して、従来はランプユニットのベゼルの外表面に形成される非反射部には黒色以外の素地に黒色塗料を塗布していたため、その塗布作業が容易でなく、作業工数が増加してコストアップを招くという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、塗料の塗布作業を省略してコストダウンを図ることができる車両用灯具及びそのベゼルの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、レンズの周囲に樹脂にて一体成形されたベゼルを配置して成るランプユニットを備える車両用灯具において、前記ベゼルの外表面に、前記樹脂の素地から成る非反射部と、反射処理がなされた反射部及びシボ形成処理と反射処理がなされた光拡散部を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記非反射部を凹部としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、レンズの周囲にベゼルを配置して成るランプユニットを備える車両用灯具の前記ベゼルの製造方法であって、前記ベゼルを樹脂にて一体成形し、その成形時に外表面の一部にシボを形成し、該シボが形成された部分以外の部分の一部をマスキングした状態で他の部分に反射処理を施すことによって該ベゼルの外表面に非反射部と反射部及び光拡散部を形成することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記ベゼルの成形時に、前記シボが形成された部分以外の一部に凹部を形成し、該凹部にマスキングをすることを特徴とする。
本発明によれば、ベゼルを例えば黒色樹脂で構成し、その外表面に形成される非反射部を素地のままとしたため、この非反射部に従来のように黒色塗装を施す必要がなく、ベゼルの製造コストを下げて車両用灯具のコストダウンを図ることができる。ベゼルの製造に際して該ベゼルの外表面への非反射部と反射部及び光拡散部の形成は、例えば黒色樹脂を用いてベゼルを成形する際に外表面の一部(光拡散部となる部分)にシボを形成し、このシボが形成された部分以外の他の部分の一部(非反射部となる部分)をマスキングした状態で他の部分(反射部と光拡散部となる部分)に反射処理(例えばアルミ蒸着)を施すことによって最小限の作業工数によって効率良くなされる。
又、反射部となる部分と光拡散部材となる部分及び非反射部となる部分とが隣接するように一体成形されたベゼルであっても、更には非反射部となる部分が、反射部となる部分と光拡散部となる部分との間に挟まれるよう隣接して配置されている場合であっても、非反射部となる部分を凹部としたことによって、該凹部にマスク部材を入れることで非反射部となる部分のみを容易にマスキングすることができる。これにより、反射部となる部分及び光る拡散部となる部分のみに容易に反射処理(例えばアルミ蒸着)を施すことが可能となる。
本発明に係る車両用灯具のランプユニットの正面図である。 本発明に係る車両用灯具のランプユニットの側面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明に係る車両用灯具のベゼルの正面図である。 図5のC−C線断面図である。 (a)〜(d)は本発明に係るベゼルの製造方法をその工程順に示す断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具のランプユニットの正面図、図2は同ランプユニットの側面図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図1のB−B線断面図である。
本発明に係る車両用灯具は、不図示の車両の前面左右に配置されるヘッドランプであって、各ヘッドランプは不図示のハウジングとその前面開口部を覆う不図示のアウタレンズによって画成される不図示の灯室内に図1〜図4に示すプロジェクタ型のランプランプユニット1を収容して構成されている。
上記ランプユニット1は、図3及び図4に示すように、光源である放電ランプ2、リフレクタ3、投影レンズ4、フレーム5、ベゼル6、ステー7等を備えており、灯室内にステー7を介して配置されている。
光源である上記放電ランプ2は、メタルハライドランプ等によって構成されており、前記リフレクタ3にソケット8を介して着脱可能に取り付けられている。尚、光源としては、放電ランプの他、ハロゲンランプや白熱電球等を使用することができる。
前記リフレクタ3は、放電ランプ2から出射する光を車両前方へと反射させるものであって、光不透過樹脂によって一体成形されており、その前面は開口し、内面は回転楕円状の反射面を構成している。そして、反射面は不図示の第1焦点と第2焦点を有しており、これにはアルミ蒸着や銀塗装等の反射処理が施されてその反射率が高められている。尚、リフレクタ3の内部の放電ランプ2の前方には、放電ランプ2から出射される光の一部を遮るためのシェード9が配置されている。
前記投影レンズ4は、非球面状の凸レンズであって、その前面は凸状の非球面をを成し、後面は平面を成しており、前記リフレクタ3の反射面が有する第2焦点に一致する不図示のレンズ焦点とレンズ光軸を有している。
前記フレーム5は、光不透過性の樹脂にて車両後方に向かって拡径するテーパ円筒状に一体成形されており、その前端内周には前記投影レンズ4が嵌合保持されている。又、フレーム5の後端部は前記リフレクタ3の前端部に固定保持されている。そして、このフレーム5と投影レンズ4及びリフレクタ3によって囲まれた空間内に光源である前記放電ランプ2が収容されている。
前記ベゼル6は、光不透過性の黒色樹脂によって略円筒状に一体成形された意匠部材であって、前記投影レンズ4と前記フレーム5の周囲に配置されており、その円形の前面開口部6aからは投影レンズ4が車両前方に向かって突出している。
而して、ランプユニット1の主要部分を構成する放電ランプ2、リフレクタ3、投影レンズ4、フレーム5及びベゼル6は、前記ステー7に対して図3に示す垂直軸N−Nの回りに回動可能に支持されており、これらはステー7の下部に配置されたスイブル装置10によって垂直軸N−Nの回りを水平に回動せしめられる。
ここで、前記ベゼル6の詳細を図5及び図6に基づいて以下に説明する。
図5はベゼルの正面図、図6は図5のC−C線断面図であり、図5に示すようにベゼル6の外表面正面の前面開口部6aの周囲には同形状の5つの光拡散部6Aとこれらとは形状が異なる1つの光拡散部6Aが周方向に等角度ピッチで配されるとともに、これらの光拡散部6Aを繋ぐ非反射部6Bが形成されており、ベゼル6の外周面の他の部位は反射部6Cとして構成されている。ここで、図6に示すように、ベゼル6においては、反射部6Cは前面開口部6aの内周面と円筒状の外周面(光拡散部6Aと非反射部6Bが設けられた前面以外の部位)に形成されている。
而して、本実施の形態では、ベゼル6は黒色樹脂にて一体成形されており、これの外周面前面に形成された前記非反射部6Bは素地のままであって、これの表面には塗装が施されていない。又、前記光拡散部6Aには微細な多数の凹凸であるシボが形成されており、反射部6Cの表面は平滑な面とされている。そして、光拡散部6Aと反射部6Cの表面にはアルミ蒸着が施され、反射部6Cは鏡面(反射面)として仕上げられる。
次に、以上の構成を有するベゼル6の製造方法を図7(a)〜(d)に基づいて以下に説明する。
図7(a)〜(d)は本発明に係るベゼル6の製造方法をその工程順に示す断面図であって、ベゼル6は、不図示の金型を用いた黒色樹脂の射出成形によって図7(a)に示すように略円筒状に形成されるが、この成形時に光拡散部6Aの表面には金型によってシボが同時に形成される。
次に、図7(b)に示すように、素地のままの非反射部6Bをマスク部材11で覆ってマスキングし、この状態で図7(c)に示すようにベゼル6の外表面(マスキングされた非反射部6Bを除く光拡散部6Aと反射部6C)にアルミ蒸着を施す。このようにしてベゼル6の外表面にアルミ蒸着が施された後、図7(d)に示すようにマスク部材11を取り除くと、マスキングされていた非反射部6Bは黒色樹脂の素地がそのまま残り、シボが形成された光拡散部6Aと平滑な反射部6Cの表面はアルミ蒸着膜によって被覆され、光拡散部6Aの表面は多数の微細な凹凸を有する光拡散面を構成し、反射部6Cの表面は鏡面である反射面を構成する。
以上のような工程を経て製造されたベゼル6に前方から光が当たると、その非反射部6Bでは光が反射しないで吸収され、光拡散部6Aでは光が拡散され、反射部6Cでは光が前方へと反射されて視認されるため、このベゼル6によってランプユニット1の意匠性が高められる。
而して、本実施の形態においては、ベゼル6を黒色樹脂で構成し、その外表面に形成される非反射部6Bを素地のままとしたため、この非反射部6Bに従来のように黒色塗装を施す必要がなく、ベゼル6の製造コストを下げてヘッドランプのコストダウンを図ることができる。
又、ベゼル6の製造に際して該ベゼル6の外表面への光拡散部6Aと非反射部6B及び反射部6Cの形成は、黒色樹脂を用いてベゼル6を成形する際に外表面の一部(光拡散部6Aとなる部分)にシボを形成し、素地をそのまま使用する部分(非反射部6Bとなる部分)をマスキングした状態で他の部分(光拡散部6Aと反射部6Cとなる部分)にアルミ蒸着を施すことによって最小限の作業工数によって効率良くなされるため、該ベゼル6の製造コストを下げることができる。
尚、以上は本発明をヘッドランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、ヘッドランプ以外の例えばリヤコンビネーションランプ等の他の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 ランプユニット
2 放電ランプ
3 リフレクタ
4 投影レンズ
5 フレーム
6 ベゼル
6A ベゼルの光拡散部
6B ベゼルの非反射部
6C ベゼルの反射部
6a ベゼルの前面開口部
7 ステー
8 ソケット
9 シェード
10 スイブル装置
11 マスク部材

Claims (4)

  1. レンズの周囲に樹脂にて一体成形されたベゼルを配置して成るランプユニットを備える車両用灯具において、
    前記ベゼルの外表面に、前記樹脂の素地から成る非反射部と、反射処理がなされた反射部及びシボ形成処理と反射処理がなされた光拡散部を形成したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記非反射部を凹部としたことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. レンズの周囲にベゼルを配置して成るランプユニットを備える車両用灯具の前記ベゼルの製造方法であって、
    前記ベゼルを樹脂にて一体成形し、その成形時に外表面の一部にシボを形成し、該シボが形成された部分以外の部分の一部をマスキングした状態で他の部分に反射処理を施すことによって該ベゼルの外表面に非反射部と反射部及び光拡散部を形成することを特徴とする車両用灯具のベゼルの製造方法。
  4. 前記ベゼルの成形時に、前記シボが形成された部分以外の一部に凹部を形成し、該凹部にマスキングをすることを特徴とする請求項3記載の車両用灯具のベゼルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014211990A (ja) * 2013-04-17 2014-11-13 株式会社小糸製作所 車両用灯具部品および車両用前照灯

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