JP2012166014A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パチンコ機は第1始動口と第2始動口とを有しており、主制御装置は、各始動口への入賞に起因して、大当り抽選と、確変状態を終了するか否かを決定する転落抽選を行う。また、主制御装置は、各始動口への入賞時には、保留記憶により大当り抽選と転落抽選に当選するか否かを判定する先読み判定を行い、入賞が発生した始動口の保留記憶の数と、各保留記憶についての先読み判定の結果を示す一つのコマンドである先読み保留コマンドを、演出図柄制御装置に送信する。これにより、主制御装置と演出図柄制御装置との間の通信負荷や処理負荷の増加を抑えつつ、演出図柄制御装置にて転落抽選と大当り抽選についての先読み判定に基づく演出を行う。
【選択図】図15
Description
なお、時短状態を備えることで、遊技状態としては、確変状態と時短状態が同時に付与される状態、確変状態のみが付与される状態、時短状態のみが付与される状態、何も付与されない状態の4つの状態を有することが可能となる。
こうすることにより、時短状態或いは確変状態である場合には、サブ制御装置に対し、転落抽選についての先読み判定結果のみを通知することができる。このため、通信負荷や処理負荷を抑えつつ、遊技状態に応じてバリエーションに富んだ演出を行うことができ、弾球遊技機の興趣を高めることができる。
こうすることにより、通信負荷や処理負荷を抑えることができる。
(1)全体の構成について
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機1は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠21にて構成の各部を保持する構造である。
前枠5cには、板ガラス9が取り外し自在に設けられており、板ガラス9の奥には、図2に記載する遊技盤8が内枠3に取り付けられた状態で配置されている。
第2始動口32は、羽根40が開閉する電動チューリップであるが、上方に第1始動口31があるために図示の閉鎖状態では遊技球を入球させることができない。しかし、遊技球が普通図柄作動ゲート42を通過すると行われる普通図柄抽選で当り、普通図柄表示装置41に当りの普通図柄が確定表示されると、第2始動口32は開放されて入球容易になる。
次に、パチンコ機1の電気的構成について説明する。このパチンコ機1は、図3のブロック図に示すとおり、主制御装置50を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載していない。また、詳細の図示は省略するが、主制御装置50、払出制御装置51、演出図柄制御装置54a、サブ統合装置53のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、発射制御装置52、電源基板にはCPU、ROM、RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置52等にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置50と払出制御装置51とは双方向通信が可能である。
発射制御装置52は発射モータ36を制御して、遊技球を遊技領域26に遊技球を発射させる。
演出図柄制御装置54aは、サブ統合装置53から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置50から送信されてきたものとサブ統合装置53が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置54bを制御して、疑似図柄等の演出画像を表示させる。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の動作について説明する。
(1)概要について
本実施形態のパチンコ機1は、第1始動口31と第2始動口32が設けられており、各始動口への入賞により当否判定用乱数等の各種乱数が抽出され、当否判定用乱数に基づき大当り抽選が行われると共に、演出図柄の変動表示等を行い大当り抽選の結果を報知する大当り演出が行われる。そして、大当り抽選で当選した際には、大当り演出にて特定の図柄が並んで停止表示され、遊技者に所定の遊技価値を付与する大当り遊技が行われる。また、各始動口につき、4個を上限として個別に乱数の保留記憶が行われると共に、第2始動口に対応する保留記憶が優先的に消化されるよう構成されている。
(2)始動入賞確認処理について
まず、第1,第2始動口への遊技球の入賞が発生した際に乱数を抽出して保留記憶する始動入賞確認処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。本処理は、メインルーチンから定期的に実行される処理である。
次に、保留記憶された当否判定用乱数により大当りに当選したか否かを判定する特別当否判定処理について、図5〜8のフローチャートを用いて説明する。本処理は、メインルーチンから定期的に実行される処理である。
S212では、主制御装置50は、第1保留記憶の有無について判定し、肯定判定の場合には(S212:Yes)、S214に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S212:No)、本処理を終了する。
続いて図6に関して、S216では、主制御装置50は、確変フラグが1か否か(確変状態か否か)を判定し、肯定判定の場合には(S216:Yes)、S218に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S216:No)、S226に処理を移行する。
S220では、主制御装置50は、転落抽選に当選し、確変状態が終了となるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S220:Yes)、S224に処理を移行し、否定判定の場合には(S220:No)、S222に処理を移行する。
S226では、主制御装置50は、消化される保留記憶に係る当否判定用乱数と、確変状態ではない時に対応する当否判定用テーブル(通常テーブル)に基づき、大当り抽選に当選するか否かを判定する。そして、S228に処理を移行する。
S232では、主制御装置50は、消化される保留記憶に係る変動パターン決定用乱数等に基づき、大当り演出における演出図柄の変動時間等を決定し、S234に処理を移行する。
S240では、主制御装置50は、消化する保留記憶に対応する特別図柄の変動表示を開始すると共に、演出図柄制御装置54aに対し、演出図柄の変動時間等を示すコマンドを送信する特図変動開始コマンド送信処理を実行することで大当り演出を開始させ、本処理を終了する。なお、主制御装置50は、保留記憶の消化により保留個数が更新されたことを通知するため、特図変動開始コマンドと共に保留コマンドを送信する。本実施形態では、保留コマンドと先読みコマンドが一体となっているため、第1又は第2先読み保留コマンドが送信されるが、変動開始に伴う保留個数の指定のため、該先読み保留コマンドは保留個数のみを示し、先読みは判定の結果は示さない。詳細は後述する。
続いて図8に関して、特別図柄の確定表示中に移行するS246では、主制御装置50は、確定図柄の表示時間が終了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S246:Yes)、S248に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S246:No)、本処理を終了する。
S250では、主制御装置50は、確定表示される演出図柄が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S250:Yes)、S252に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S250:No)、S268に処理を移行する。
(4)大当り設定処理について
次に、大当り遊技のラウンド数や大入賞口の開放パターン等を決定するサブルーチンである大当り設定処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。本処理は、特別当否判定処理からコールされる。
S310では、主制御装置50は、大当り遊技におけるエンディングの時間を設定し、S315に処理を移行する。
S320では、主制御装置50は、決定された大当り図柄に基づき、大当り遊技終了後の特典内容(確変状態或いは開放延長状態となるか否かや、確変状態や開放延長状態の継続期間)を設定する。また、大当り遊技終了後に確変状態となるか否かを示す確変状態フラグと、開放延長状態となるか否かを示す時短状態フラグとを設定し、S325に処理を移行する。
(5)ハズレ設定処理について
次に、確変状態や開放延長状態の解除等を行うためのサブルーチンであるハズレ設定処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。本処理は、特別当否判定処理からコールされるサブルーチンである。
S415では、主制御装置50は、確変カウンタが0であるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S415:Yes)、S420に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S415:No)、S425に処理を移行する。
S425では、主制御装置50は、時短フラグを参照し、時短フラグが1である場合には(S425:Yes)、S430に処理を移行すると共に、時短フラグが0である場合には(S425:No)、S445に処理を移行する。
S435では、主制御装置50は、時短カウンタが0であるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S435:Yes)、S440に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S435:No)、S445に処理を移行する。
S445では、主制御装置50は、設定した内容を記憶し、本処理を終了する。
次に、大当り遊技を行う大当り遊技処理について、図11〜13のフローチャートを用いて説明する。本処理は、メインルーチンから定期的に実行される処理である。
続いて図12に関して、大入賞口の開放中に移行するS514では、主制御装置50は、大入賞口への遊技球の入賞が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S514:Yes)、S518に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S514:No)、S516に処理を移行する。
S520では、主制御装置50は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
一方、S528では、主制御装置50は、大入賞口を開放させる大入賞口開放処理を実行し、本処理を終了する。
S536では、主制御装置50は、大当り遊技の開始前に保存した該大当り遊技後の特典内容を参照する。そして、S538では、確変状態フラグが1か否かを判定し、肯定判定の場合には(S538:Yes)、S540に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S538:No)、S544に処理を移行する。
また、S544では、主制御装置50は、確変フラグを0に設定し、S546に処理を移行する。
S554,S556では、主制御装置50は、演出図柄制御装置54aに対し、大当り遊技に関する演出を終了させるコマンドを送信する大当り終了コマンド送信処理と、状態指定コマンド送信処理とを実行し、本処理を終了する。
次に、始動入賞確認処理にて主制御装置50から演出図柄制御装置54aに送信される第1先読み保留コマンド、及び第2先読み保留コマンドについて説明する。
まず、実施例1の先読み保留コマンドについて、図15により説明する。
図15(a)に記載されているように、先読み保留コマンドは、MODEというブロックとEVENTというブロックから構成されており、各ブロックは1バイトのデータ長を有する。また、MODEには、入賞した始動口と保留記憶の個数を示す動作番号が設定されると共に、EVENTには、転落抽選についての先読み判定の結果や、大当り抽選についての先読み判定の結果等を示す識別番号が設定される。
次に、実施例2の先読み保留コマンドについて、図16(a)により説明する。実施例2においても、実施例1と同様に構成された先読み保留コマンドが用いられるが、実施例2では、図15(c)の識別番号に加え、大当り抽選についての先読み判定の結果を示さない識別番号である“20H”,“21H”が設けられる。なお、“20H”は転落抽選で当選することを示し、“21H”は転落抽選で当選しないことを示す。
(7−3)実施例3
次に、実施例3の先読み保留コマンドについて、図16(b)により説明する。実施例3においても、実施例1と同様に構成された先読み保留コマンドが用いられるが、実施例3では、図15(b)の動作番号に加え、第1保留記憶に対応する動作番号として、0個〜4個の保留数に対応する“70H”〜“74H”が設けられている(図16(b)(イ)参照)。
次に、演出図柄制御装置54aが先読み保留コマンドに基づき行う先読み演出の具体例(第1〜第3先読み演出)について説明する。
まず、第1先読み演出について説明する。図17(a)には、第1先読み演出における演出画面600が記載されている。演出図柄制御装置54aは、大当り演出の実行中に第1先読み保留コマンド、或いは第2先読み保留コマンドを受信すると、演出画面600における演出図柄601の下方に、第1保留記憶に対応する第1保留表示602、或いは、第2保留記憶に対応する第2保留表示603を表示する。
次に、第2先読み演出について説明する。図17(b)には、第2先読み演出における演出画面610が記載されている。第2先読み演出は、開放延長状態において、第1保留記憶に関しては、大当り抽選と転落抽選の両方の先読み判定の結果が反映されない場合((7−3)実施例3の変形例に対応する構成)に対応するものである。第2先読み演出の演出画面610では、第1保留表示612を構成する第1〜第4保留図柄612a〜612dは、先読み判定の結果が不明であることを示す演出停止保留図柄となっている。なお、第2保留表示613には、先読み判定の結果に応じた保留図柄が表示される。また、第2先読み演出は、大当り抽選と転落抽選両方の判定の結果を反映させない構成の場合にも用いることが可能である。
次に、第3先読み演出について説明する。
第3先読み演出では、図18(a)の演出画面620が示すように、三つの第2保留記憶が生じている場合において、最新の第2保留記憶に対応する第3保留図柄623cとして、動物のキャラクタ(熊の達吉)の顔を示す示唆保留図柄が表示される。この示唆保留図柄は、転落抽選或いは大当り抽選のいずれかで当選することを示唆するものである。そして、第2保留記憶が順次消化され、示唆保留図柄に対応する保留記憶が消化される直前(すなわち、第1保留図柄623aが、示唆保留図柄となったとき)に、先読み判定の結果に応じて、示唆保留図柄である熊の達吉の表情が変化する。
(9)先読み演出処理について
次に、第1〜第3先読み演出を行う際に演出図柄制御装置54aにて実行される処理の内容について説明する。
まず、図17(a)に記載の先読み演出画面600に対応する第1先読み演出を行うための処理である先読み演出処理1について、図19に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、遊技の進行中に演出図柄制御装置54aにて定期的に実行される処理である。
S620では、演出図柄制御装置54aは、開放延長状態か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S620:Yes)、S625に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S620:No)、図20のS655に処理を移行する。
具体的には、S630では、演出図柄制御装置54aは、最新の第1保留記憶により転落抽選に当選するか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S630:Yes)、S645に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S630:No)、S635に処理を移行する。
S640では、演出図柄制御装置54aは、最新の第1保留記憶に対応する保留図柄として通常保留図柄を表示し、本処理を終了する。
続いて図20に関して、S655〜S690では、受信した先読み保留コマンドにおける最新の保留記憶について、転落保留図柄,当選保留図柄,通常保留図柄のうちのいずれを表示するかを決定する。
S675では、演出図柄制御装置54aは、確変状態でない場合において、最新の保留記憶により、大当り抽選に当選するか、或いは、大当り演出でスーパーリーチとなるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S675:Yes)、S680に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S675:No)、S685に処理を移行する。
S685では、演出図柄制御装置54aは、抽選により振分を行い、該抽選で当選した際にはS680に処理を移行し、当選しなかった際にはS690に処理を移行する。
(9−2)第2先読み演出について
次に、図17(b)に記載の先読み演出画面610に対応する第2先読み演出(実施例3の変形例に対応する先読み演出)を行うための処理について説明する。第2先読み演出においては、先に説明した先読み演出処理1と、先読み演出処理2とが実行され、先読み演出処理1では、第2先読み保留コマンドを受信した場合のみ保留図柄を表示する処理が行われると共に、先読み演出処理2では、第1先読み保留コマンドを受信した場合のみ保留図柄を表示する処理が行われる。以下では、先読み演出処理2について、図21に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、遊技の進行中に演出図柄制御装置54aにて定期的に実行される処理である。
S715では、演出図柄制御装置54aは、現在の遊技状態(確変状態か否かや、開放延長状態か否か)を参照し、S720に処理を移行する。
次に、図18に記載の先読み演出画面620に対応する第3先読み演出を行うための処理である先読み演出処理3,4について説明する。
まず、始動口への入賞が生じた際に主制御装置50から送信される先読み保留コマンドに応じて保留図柄を表示する先読み演出処理3について、図22〜24に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、遊技の進行中に演出図柄制御装置54aにて定期的に実行される処理である。
S806では、演出図柄制御装置54aは、現在の遊技状態(確変状態か否かや、開放延長状態か否か)を参照し、S808に処理を移行する。
具体的には、S812では、演出図柄制御装置54aは、最新の第1保留記憶により転落抽選に当選するか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S812:Yes)、S816に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S812:No)、S814に処理を移行する。
S816では、演出図柄制御装置54aは、最新の第1保留記憶が、保留数が3個以上存在するとした場合の、3番目以降に消化される保留記憶か否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S816:Yes)、S818に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S816:No)、S822に処理を移行する。
S820では、演出図柄制御装置54aは、最新の第1保留記憶に対応する保留図柄として示唆保留図柄(図18の613cを参照)を表示し、本処理を終了する。
また、S814での抽選で当選しなかった場合に移行するS824では、演出図柄制御装置54aは、最新の第1保留記憶に対応する保留図柄として通常保留図柄を表示し、本処理を終了する。
S838では、演出図柄制御装置54aは、最新の保留記憶に対応する保留図柄として示唆保留図柄(図18の613cを参照)を表示し、本処理を終了する。
S828,S830にて否定判定が得られた場合に移行するS842では、演出図柄制御装置54aは、確変状態でない場合において、最新の保留記憶により、大当り抽選に当選するか、或いは、大当り演出でスーパーリーチとなるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S842:Yes)、図24のS850に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S842:No)、S844に処理を移行する。
続いて図24に関して、S850では、演出図柄制御装置54aは、最新の保留記憶が、保留数が3個以上存在するとした場合の、3番目以降に消化される保留記憶か否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S850:Yes)、S852に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S850:No)、S856に処理を移行する。
S854では、演出図柄制御装置54aは、最新の保留記憶に対応する保留図柄として示唆保留図柄(図18の613cを参照)を表示し、本処理を終了する。
(b)先読み演出処理4について
次に、保留記憶が消化された際に主制御装置50から送信される保留個数指定コマンドに応じて保留図柄を表示する先読み演出処理4について、図25に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、遊技の進行中に演出図柄制御装置54aにて定期的に実行される処理である。
S930では、演出図柄制御装置54aは、最初に消化される保留記憶に対応する保留図柄として当選保留図柄(図18(c)の613a)を表示し、本処理を終了する。
S945では、演出図柄制御装置54aは、最初に消化される保留記憶に対応する保留図柄として転落保留図柄(図18(b)の613a)を表示し、本処理を終了する。
本実施形態のパチンコ機1によれば、第1始動口31或いは第2始動口32への入賞が発生し、保留記憶が生じた際には、主制御装置50から演出図柄制御装置54に対し、大当り抽選と転落抽選等についての先読み判定結果と、保留記憶の数とを示す一つのコマンドである先読み保留コマンドが送信される。このため、主制御装置50から演出図柄制御装置54に送信されるコマンドの数を抑えることができると共に、演出図柄制御装置54は、一つのコマンドを受信することで、大当り抽選と転落抽選のうちの一方、或いは両方についての先読み判定の結果を反映した演出を行うことができる。したがって、主制御装置50と演出図柄制御装置54との間の通信負荷や処理負荷の増加を抑えつつ、転落抽選と大当り抽選についての先読み判定に基づく演出を行うことができる。
(1)本実施形態のパチンコ機1は、二つの始動口を有する構成となっているが、一つの始動口を有するパチンコ機にて、同様にして大当り抽選と転落抽選についての先読み判定結果に応じた演出を行っても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
また、始動入賞確認処理のS115,S145が保留記憶手段に、S120,S125,S150,S155が先読み手段に、S130,S160が送信手段に相当する。
Claims (6)
- 遊技球の始動口への入球に起因して抽出された乱数に基づき大当り抽選を行い、該大当り抽選で当選すると、遊技者に対し予め定められた遊技価値を付与する大当り遊技を行う主制御装置と、前記主制御装置からのコマンドに応じて演出を行うサブ制御装置とを備える弾球遊技機であって、
前記主制御装置は、
前記乱数の保留記憶を行う保留記憶手段と、
前記保留記憶に係る前記乱数に基づき、前記大当り抽選と、該大当り抽選に当選した後に前記大当り抽選での当選確率が上昇する確変状態となるか否かを決める補助抽選と、前記大当り抽選の開始前に前記確変状態を解除するか否かを決める転落抽選とを行うことで、該保留記憶を消化する抽選手段と、
前記補助抽選の結果に応じて当該弾球遊技機を前記確変状態に設定すると共に、前記転落抽選の結果に応じて前記確変状態を解除する状態設定手段と、
前記抽選手段により前記保留記憶が消化される前に、該保留記憶の消化により行われる前記大当り抽選或いは前記転落抽選の結果を事前に判定する先読み判定を行う先読み手段と、
前記大当り抽選と前記転落抽選とについての前記先読み判定の結果を示す一の前記コマンドである先読みコマンドを生成し、前記サブ制御装置に送信する送信手段と、
を備え、
前記サブ制御装置は、前記先読みコマンドに基づき、前記先読み判定の結果に応じた演出を行うこと、
を特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記抽選手段は、前記補助抽選において、さらに、前記大当り抽選に当選した後に前記始動口への入球確率が上昇する時短状態となるか否かを決め、
前記状態設定手段は、前記補助抽選の結果に応じて、当該弾球遊技機を前記確変状態或いは前記時短状態に設定すると共に、前記転落抽選の結果に応じて前記確変状態を解除すること、
を特徴とする弾球遊技機。 - 請求項2に記載の弾球遊技機において、
前記送信手段は、前記時短状態或いは前記確変状態である場合には、前記転落抽選についての前記先読み判定の結果を示す前記先読みコマンドを生成すること、
を特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3に記載の弾球遊技機において、
前記送信手段は、前記時短状態或いは前記確変状態である場合には、前記転落抽選についての前記先読み判定の結果を示すと共に、前記大当り抽選の結果を全てハズレで指定する前記先読みコマンドを生成すること、
を特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3または請求項4に記載の弾球遊技機において、
前記始動口として、第一始動口と第二始動口とを有し、
前記時短状態では、前記第二始動口への入球確率が上昇し、
前記抽選手段は、前記第二始動口への入球に起因して抽出された前記乱数の前記保留記憶を優先的に消化し、
前記送信手段は、前記時短状態である場合には、前記第一始動口への入球に起因して抽出された前記乱数の前記保留記憶に関しては、前記転落抽選についての前記先読み判定の結果を示す前記先読みコマンドを生成すること、
を特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
前記先読みコマンドは、消化されていない前記保留記憶の数と、該保留記憶についての前記大当り抽選或いは前記転落抽選の前記先読み判定の結果を示すこと、
を特徴とする弾球遊技機。
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