JP2012165931A - 折り畳みテーブル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左右のテーブル支持部材5の対向面に突設した後部内向突壁12と、後部内向突壁12よりも前方のテーブル支持部材5の対向面に、上下方向に向けたテーブルが昇降しうるだけの間隔を設けて突設された上下1対の前部内向突壁13とを備え、後部内向突壁12と上下の前部内向突壁13とにより囲まれた回動空間S内において、上限位置まで引き上げたテーブルの下端部が前上方に回動することにより、テーブルの前端部の上面が上方の前部内向突壁13の下面に、かつ同じく前端部より後方の下面が、後部内向突壁12の上面にそれぞれ当接することにより、テーブルをほぼ水平の使用状態に保持しうるようにする。
【選択図】図14
Description
しかし、左右のテーブル支持部は、テーブルの回動範囲を規制するストッパピンを有する支持ベースと、これに回動自在に嵌合され、テーブルの両側部のガイドレールに摺動可能に嵌合される上下1対のガイドピンを有する回動ケースと、支持ベースと回動ケースとの間に収容され、前記両ストッパピンの回動範囲を規制する1対のスペーサとにより構成されているので、部品点数が多く、コスト高となるとともに、テーブル装置の組立工数も多い。
また、テーブルの両側部が、支持ベースに対し回動自在な回動ケースのガイドピンにより支持されているので、テーブルを安定よく引き上げることができず、引き上げる途中において、テーブルが前後方向に揺動したり、後向きに回動したりすることがある。
(1)椅子の背凭れの背面または椅子の前方の壁面等に取付けられた左右1対のテーブル支持部材により、テーブルの両側部を、上下方向を向く不使用状態と、この不使用状態より引き上げ、上限の引上げ位置において後下方に回動することにより、ほぼ水平をなす使用状態とに移動しうるように支持してなる折り畳みテーブル装置において、前記左右のテーブル支持部材の対向面に突設した後部内向突壁と、前記テーブル支持部材の対向面における前記後部内向突壁よりも前方かつそれより上方と下方の部位に、前記後部内向突壁との間に上下方向に向けたテーブルが昇降しうるだけの間隔を設けて突設された上下1対の前部内向突壁とを備え、前記後部内向突壁と上下の前部内向突壁とにより囲まれた回動空間内において、引上げ位置まで引き上げた前記テーブルの下端部が前上方に回動することにより、テーブルの前端部の上面が前記上方の前部内向突壁の下面に、かつ同じく前端部より後方の下面が、前記後部内向突壁の上面にそれぞれ当接することにより、前記テーブルをほぼ水平の使用状態に保持しうるようにする。
また、引上げ位置まで引き上げたテーブルを後下方に回動させると、その下端部が回動空間内において前上方に回動し、テーブルの前部側の上面と下面とが、それぞれ、上方の前部内向突壁の下面と、後部内向突壁の上面とにそれぞれ当接することにより、テーブルをほぼ水平の使用状態に保持することができる。
従って、テーブル支持部材の構造が簡単となり、かつ部品点数や組付工数が少なくて済むので、小型で安価な折り畳みテーブル装置を提供することができる。
しかも、前後の内向突壁は、テーブル支持部材を合成樹脂等により成形する際に、容易に一体成形しうるので、部品点数が大幅に削減される。
また、テーブルを使用状態に回動させた際には、テーブルの下面に位置するガイド溝が、上面のガイド突条に嵌合することにより、使用状態においてテーブルが左右方向にぐらつくのが防止される。
また、上下の前部内向突壁の間に、回動抵抗付与手段を設けてあるので、テーブル支持部材を特別な形状としたり、大型化したりする必要はない。
図1は、学校の講堂等に設置される連結椅子の斜視図で、各椅子1の背凭れ2の背面には、本発明の折り畳みテーブル装置(以下、テーブル装置と略称する)3が取り付けられている。
図2〜図5は、テーブル装置3における後記するテーブル4を使用状態としたときを、図7〜図10は、同じくテーブル4を不使用状態としたときを、それぞれ示している。
また、外側面のガイド溝8と上面のガイド溝9の深さは、ガイドレール6の後部に向かうにしたがって漸次浅くなるようにしてある。
テーブル支持部材5の取付後において、左右の上部の取付突部14、14間には、カバー19が着脱自在に装着され、左右の取付突部14の上面と後面、及び左右の前部内向突壁13、13との間の空間が体裁よく覆われている。
この回動抵抗付与手段20は、側面視後向き倒立L字状断面をなす基部21と、この基部21の後向片21aの後端部より斜め前上方に向かって起立する弾性撓曲片22とからなり、基部21の下向片21bを、取付突部14の前面に設けた前方及び上方に開口する上下方向の凹溝23に嵌合させ、かつ下部の取付突部14固定用のボルト18を、下向片21bに穿設した通孔24に挿通させて共締めすることにより、下方の前部内向突壁13に固定されている。
弾性撓曲片22の後面は、前上方に向かってなだらかに湾曲する凹曲面をなし、かつ板厚を上端に向かうにしたがって漸次薄肉とすることにより、上部ほど前方に撓み易くしてある。また、後向片20aと弾性撓曲片22との連設隅部に、前上方に開口する欠円形断面の凹部25を設けることにより、弾性撓曲片22全体が凹部25を中心として前方に弾性変形しうるようにしてある。
また、連結板16の取付時に、圧縮コイルばね32を若干圧縮させることにより、ガイドピン30及びプランジャ31を常時後向きに付勢し、ガイドピン30の先端が、ガイドレール6の上面に設けたガイド溝9の奥面に圧接するようにしてある。
また、テーブル4を上下方向に向けた状態において、そのガイド溝8の上下両端に支持ピン34が当接することにより、テーブル4は下限位置と上限位置で停止するようになっている。なお、テーブル4を下限位置と上限位置で停止させる手段は、例えば、左右のテーブル支持部材5と、テーブル4の上下の端部との少なくともいずれか一方に突設したストッパ等であってもよい。
押え板38の外側面には、これを工具をもって着脱しうるように、六角孔40を設けてある。
なお、調節ボルト27を下方に突出させる必要のないときには、テーブル4の前端部上面は、上方の前部内向突壁13の下面に当接する。
なお、テーブル4の角度の調整は、調節ボルト27を回動させて行うことができる。
その結果、テーブル4が下限位置で停止した際の衝突音を小さくしうるとともに、テーブル4の下端が後席の着座者の膝の上に勢いよく当たるのを防止することができる。
従って、テーブル4の支持や回動機構等が大型化するなどの問題はなく、テーブル装置3を小型・軽量化しうるとともに、コスト低減が図れる。
2 背凭れ
3 テーブル装置
4 テーブル
5 テーブル支持部材
6 ガイドレール
7 止めねじ
8 ガイド溝
9 ガイド溝
10 ガイド溝
11 基板
11a厚肉部
12 後部内向突壁
13 前部内向突壁
14 取付突部
14a上向片
15 ガイド突条
16 連結板
17 ボルト挿通孔
18 ボルト
19 カバー
20 回動抵抗付与手段
21 基部
21a後向片
21b下向片
22 弾性撓曲片
23 凹溝
24 通孔
25 凹部
26 めねじ孔
27 調節ボルト
28 ロックナット
29 段付孔
29a小径孔
30 ガイドピン(ガイド突部)
31 プランジャ
32 圧縮コイルばね
33 段付孔
33a小径孔
34 支持ピン(支持突部)
35 プランジャ
36 圧縮コイルばね
37 雌ねじ
38 押え板
39 雄ねじ
40 六角孔
41 手掛部
S 回動空間
Claims (5)
- 椅子の背凭れの背面または椅子の前方の壁面等に取付けられた左右1対のテーブル支持部材により、テーブルの両側部を、上下方向を向く不使用状態と、この不使用状態より引き上げ、上限の引上げ位置において後下方に回動することにより、ほぼ水平をなす使用状態とに移動しうるように支持してなる折り畳みテーブル装置において、
前記左右のテーブル支持部材の対向面に突設した後部内向突壁と、
前記テーブル支持部材の対向面における前記後部内向突壁よりも前方かつそれより上方と下方の部位に、前記後部内向突壁との間に上下方向に向けたテーブルが昇降しうるだけの間隔を設けて突設された上下1対の前部内向突壁
とを備え、前記後部内向突壁と上下の前部内向突壁とにより囲まれた回動空間内において、引上げ位置まで引き上げた前記テーブルの下端部が前上方に回動することにより、テーブルの前端部の上面が前記上方の前部内向突壁の下面に、かつ同じく前端部より後方の下面が、前記後部内向突壁の上面にそれぞれ当接することにより、前記テーブルをほぼ水平の使用状態に保持しうるようにしたことを特徴とする折り畳みテーブル装置。 - 前後の内向突壁間において左右のテーブル支持部材の対向面に、内向きの支持突部を突設し、この両支持突部に、テーブルの両側面に設けた長手方向を向くガイド溝を、上下に摺動自在に嵌合し、前記テーブルを、前記支持突部が前記ガイド溝の下端と当接する引上げ位置において、前記支持突部を中心としてほぼ水平の使用状態まで回動しうるようにしてなる請求項1記載の折り畳みテーブル装置。
- 上下の前部内向突壁の後面に、後向きのガイド突部を突設し、この上下のガイド突部を、不使用状態におけるテーブルの両側端部の前面に設けた上下方向を向くガイド溝に、前記テーブルを上下方向に向けた状態で上下に摺動自在に嵌合させてなる請求項1または2記載の折り畳みテーブル装置。
- 左右の後部内向突壁の前面及び上面にガイド突条を突設し、このガイド突条を、不使用状態におけるテーブルの両側部後面に設けた上下方向を向くガイド溝に、摺動自在に嵌合させてなる請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳みテーブル装置。
- 上下の前部内向突壁の間に、引上げ位置まで引き上げたテーブルを使用状態まで回動する際において、前記テーブルの下端が当接して前方に弾性変形することにより、前記テーブルの後下方への回動に抵抗力を付与する回動抵抗付与手段を設けてなる請求項1〜4のいずれかに記載の折り畳みテーブル装置。
Priority Applications (1)
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JP2011030402A JP5676296B2 (ja) | 2011-02-16 | 2011-02-16 | 折り畳みテーブル装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014217569A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | 悟 田畑 | テーブル構造 |
KR101608213B1 (ko) | 2014-10-31 | 2016-04-04 | 대원강업주식회사 | 철도차량용 충격음 저감 간이 테이블 장치 |
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2011
- 2011-02-16 JP JP2011030402A patent/JP5676296B2/ja active Active
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