JP2012165627A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. ベースと、シャフトと、前記シャフトの前記ベース側を環囲して固定すると共に前記ベースに設けられた孔に接着固定されるベース側環囲部材と、前記ベース側環囲部材の外周側に固定される円筒部と、を有する固定体と、
   前記シャフトを環囲すると共に前記円筒部に環囲される回転体側環囲部材と、記録ディスクが載置されるべきハブと、前記円筒部を環囲する外側環囲部材と、を有する回転体と、
   を備え、
   前記回転体と前記固定体とに潤滑剤が連続的に介在し、
   前記回転体側環囲部材の内周面または前記シャフトの外周面のいずれか一方に第１動圧発生溝が形成され、前記回転体側環囲部材の内周面または前記シャフトの外周面のいずれか一方に前記第１動圧発生溝から軸方向に離間して第２動圧発生溝が形成され、
   前記外側環囲部材の内周面と前記円筒部の外周面との隙間には前記潤滑剤の漏れ出しを抑えるキャピラリーシール部が設けられることを特徴とする回転機器。
2. 前記ベースは、前記外側環囲部材を環囲するように前記ベースのハブ側の面から突出する突出部を含み、
   前記突出部と前記外側環囲部材とはラビリンスシールを形成することを特徴とする請求項１に記載の回転機器。
3. 前記固定体は、前記シャフトの前記ハブ側を環囲して前記シャフトに固定されたハブ側環囲部材を含み、
   前記ハブ側環囲部材と前記ハブとの間には前記潤滑剤の漏れ出しを抑える別のキャピラリーシール部が設けられ、
   前記キャピラリーシール部と前記別のキャピラリーシール部のそれぞれには前記潤滑剤の気液界面が接し、
   前記それぞれの気液界面間の軸方向における距離は、前記第１動圧発生溝の前記第２動圧発生溝とは反対側から前記第２動圧発生溝の前記第１動圧発生溝とは反対側までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項１または２に記載の回転機器。
4. 前記円筒部の端面と前記回転体における当該端面と軸方向に対向する面の何れか一方に第３動圧発生溝が形成されることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の回転機器。
5. 前記外側環囲部材は前記ハブと一体に形成されることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載の回転機器。
6. 前記ハブと前記回転体側環囲部材とは一体に形成されることを特徴とする請求項１から５のいずれかに記載の回転機器。