JP2013133865A5 - 回転機器 - Google Patents

Description

以上、実施の形態に係る回転機器の構成と動作について説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
また、実施の形態に係る回転機器は、以下の事項によっても特徴づけられている。
（１）テーパ進入部２８ｊより半径方向内側にリング部１０８が設けられている。
（２）テーパ進入部２８ｊより半径方向内側に凹部１０４ｈを含む潤滑剤溜まり１３０が設けられている。

Claims (6)

1. ベースと、
   記録ディスクが載置されるべきハブと、
   前記ベースに対して前記ハブを回転自在に支持する流体動圧軸受ユニットと、を備え、
   前記流体動圧軸受ユニットは、
   シャフトを環囲すると共に前記ハブに固定される第１環囲部と、
   前記シャフトの一端を固定すると共に前記ベースに固定されるシャフト保持部と、
   前記シャフト保持部に固定され、前記第１環囲部を環囲する第２環囲部と、
   前記シャフトの他端側を環囲して前記シャフトに固定される第３環囲部と、を含み、
   前記第１環囲部と前記シャフト、前記第１環囲部と前記シャフト保持部、前記第１環囲部と前記第２環囲部、前記第１環囲部と前記第３環囲部、のそれぞれに潤滑剤が介在し、
   前記第１環囲部の内周面または前記シャフトの外周面のいずれかにラジアル動圧発生溝が形成され、
   前記潤滑剤の気液界面は前記第２環囲部の内周面と接しており、
   前記ハブは、前記第２環囲部と前記第１環囲部との隙間に前記潤滑剤の気液界面と接触しないように軸方向に進入する進入部を有することを特徴とする回転機器。
2. 前記ベースは、前記第２環囲部を環囲して前記ハブ側に突出するベース環状突出部を含み、
   前記ハブは、前記ベース環状突出部と前記第１環囲部との間に軸方向に進入する進入基部を有し、
   前記進入部は前記進入基部から前記気液界面に向けて突出することを特徴とする請求項１に記載の回転機器。
3. 前記進入基部の外周面は、前記ベース環状突出部の内周面と基部外周隙間を介して半径方向に対向し、
   前記ベース環状突出部の上面は、前記ハブと突出部上面隙間を介して軸方向に対向し、
   前記進入部の外周面と前記第２環囲部の内周面と進入部外周隙間を介して半径方向に対向し、
   前記基部外周隙間と前記突出部上面隙間と前記進入部外周隙間とは、前記気液界面から蒸発した前記潤滑剤に対するラビリンスを構成することを特徴とする請求項２に記載の回転機器。
4. 前記ベース環状突出部は、前記ベース環状突出部の前記シャフトの他端側の端部が前記第２環囲部の前記シャフトの他端側の端部よりも軸方向において前記シャフトの他端に近くなるよう形成されることを特徴とする請求項２または３に記載の回転機器。
5. 前記進入部より半径方向内側において、前記第３環囲部を環囲して前記第１環囲部に固定される第４環囲部を備え、
   前記潤滑剤の別の気液界面は前記第４環囲部の内周面と接することを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載の回転機器。
6. 前記第１環囲部は、軸方向において前記シャフト保持部と前記第３環囲部とに挟まれており、
   前記進入部より半径方向内側において、前記別の気液界面と、前記第１環囲部と前記第３環囲部とが対向する隙間と、の間の前記潤滑剤の経路上において前記第１環囲部の内周面に設けられる環状の凹部を含む潤滑剤溜まりが設けられることを特徴とする請求項５に記載の回転機器。