JP2012165326A - 画像処理装置、画面制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画面制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】使用頻度の高い各設定値を有する機能に着目し、ユーザの操作性を向上させること。
【解決手段】実行可能な機能のUI部品を含む一覧画面を表示する表示手段と、画像処理装置の各機能の各設定項目に設定される設定値の組み合わせを示す操作内容に対し、該操作内容が使用された使用回数をカウントする計測手段と、使用回数が閾値を超えた操作内容に対し、操作内容の各設定値が設定された機能を実行するための第1UI部品を作成する作成手段と、作成された第1UI部品を一覧画面に表示する制御を行う画面制御手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、UI画面の制御を行う画像処理装置、画面制御プログラム及び記録媒体に関する。
近年、複合機のUI画面に対し、ユーザがカスタマイズ可能な項目や、そのカスタマイズの反映対象となるユーザを、ユーザの運用環境に応じて動的に変更できるようになっている。また、操作を開始する初期画面であるホーム画面に対し、どの画面を初期画面に設定するかという技術が既に知られている。
例えば、機能自体の使用頻度を計測し、オペレーションタイムアウト発生時には、最も使用回数の多いアプリケーションの画面を初期画面とする技術がある。
一方、近年では、各アプリケーションが高機能化し、アプリケーションの画面から複数の設定項目を設定して処理を実行するようになっている。よって、従来技術では、最も使用回数の多いアプリケーションを初期画面にしたとしても、ユーザが各設定項目を所望の設定値に設定しなければならず、操作性が良くないという問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、使用頻度の高い各設定値を有する機能に着目し、ユーザの操作性を向上させることができる画像処理装置、画面制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の一態様の画像処理装置は、実行可能な機能のUI部品を含む一覧画面を表示する表示手段と、画像処理装置の各機能の各設定項目に設定される設定値の組み合わせを示す操作内容に対し、該操作内容が使用された使用回数をカウントする計測手段と、前記使用回数が閾値を超えた操作内容に対し、該操作内容の各設定値が設定された機能を実行するための第1UI部品を作成する作成手段と、作成された前記第1UI部品を前記一覧画面に表示する制御を行う画面制御手段と、を備える。
また、本発明の他の態様の画面制御プログラムは、画像処理装置の各機能の各設定項目に設定される設定値の組み合わせを示す操作内容に対し、該操作内容が使用された使用回数をカウントする計測ステップと、前記使用回数が閾値を超えた操作内容に対し、該操作内容の各設定値が設定された機能を実行するための第1UI部品を作成する作成ステップと、作成された前記第1UI部品が、実行可能な機能のUI部品を表示する一覧画面に表示されるよう制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、使用頻度の高い各設定値を有する機能に着目し、ユーザの操作性を向上させることができる。
実施例1に係るMFPのハードウェアの一例を示すブロック図。 実施例1におけるMFPの機能の一例を示すブロック図。 アイコン画像情報の一例を示す図。 アイコン配置情報の一例を示す図。 コピーアプリの設定値の一例を示す図。 URL情報の一例を示す図。 画面種別情報の一例を示す図。 アイコン種別情報の一例を示す図。 カスタマイズ種別情報の一例を示す図。 アプリの一覧画面の一例を示す図。 操作内容に対する使用回数情報の一例を示す図。 実施例1におけるアイコン設定処理の一例を示すフローチャート。 実施例2におけるMFPの構成の一例を示すブロック図。 ユーザ別のホーム画面のデータ構造の一例を示す図。 実施例2におけるアイコン設定処理の一例を示すフローチャート。 未設定のユーザを設定する処理の一例を示すフローチャート。 未登録のユーザにマクロを通知する処理の一例を示すフローチャート。 マクロ通知ダイアログの一例を示す図。 操作内容に対する使用回数情報の変形例を示す図。 カウント対象から除外する設定項目を選択する画面の一例を示す図。 登録機能のON/OFFを選択する画面の一例を示す図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。画像処理装置の一例としてMFP(Multifunction Peripheral)について説明する。
[実施例1]
<ハードウェア>
図1は、実施例1に係るMFPのハードウェアの一例を示すブロック図である。図1に示すように、MFP1は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、外部記録装置I/F部14、ネットワークI/F部15、操作部16、表示部17、エンジン部18を含む。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
制御部11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部11は、主記憶部12や補助記憶部13に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部12は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部11が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記録装置I/F部14は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記録媒体19(例えば、フラッシュメモリ、SDカードなど)とMFP1とのインタフェースである。
また、記録媒体19に、所定のプログラムを格納し、この記録媒体19に格納されたプログラムは外部記録装置I/F部14を介してMFP1にインストールされ、インストールされた所定のプログラムはMFP1により実行可能となる。
ネットワークI/F部15は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器とMFP1とのインタフェースである。
操作部16や表示部17は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、MFP1が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
エンジン部18は、画像データの入出力ユニットとして、紙原稿の読み取り転写紙への印刷を行う。エンジン部18は、スキャナエンジンなどをさらに備えてもよい。
<機能>
次に、MFP1の機能について説明する。図2は、実施例1におけるMFP1の機能の一例を示すブロック図である。MFP1は、標準搭載アプリ20、設定値記憶手段25、Webブラウザ30、URL記憶手段31、拡張アプリ40、拡張アプリ制御手段45、SDK−IF46を含む。また、MFP1は、API(Application Program Interface)50、システム管理部61、メモリ管理部62、エンジン管理部63、ユーザ管理部64、送信管理部65を含む。また、MFP1は、表示手段70、入力手段71、画面管理手段72、画面種別情報管理手段73、アイコン種別情報管理手段74、カスタマイズ制御手段75、計測手段76、画面制御手段77、アイコン作成手段78を含む。
標準搭載アプリ20は、MFP1に標準で搭載されているアプリケーションである。例えば、コピーアプリ21、スキャナアプリ22、プリンタアプリ23、FAXアプリ24が標準搭載アプリ20である。標準搭載アプリ20は、操作画面作成やアプリケーションのジョブを実行することができ、設定値記憶手段25に対して、設定値の登録、呼び出しを行う。この機能をマクロ機能と呼ぶ。標準搭載アプリ20は、API50を用いて、表示手段70にデータを出力する。
設定値記憶手段25は、各標準搭載アプリに対して、各設定項目に対し、予め登録した設定値を記憶する。
Webブラウザ30は、httpサーバと通信を行ない、Webページを表示する。Webブラウザ30は、URL記憶手段31から、URL情報を取得して、このURLのWebページを表示手段70に出力する。URL記憶手段31は、Webブラウザ30で表示するURLを記憶する。なお、Webブラウザ30は必ずしも本実施例に必要な機能ではない。
拡張アプリ40は、SDK(Software Development Kit)によって追加インストールできるアプリケーションである。また、拡張アプリ40は、画面作成やアプリケーションのジョブを実行する。C言語で開発されたSDKアプリをTypeCと分類し、Java(登録商標)で開発されたSDKアプリをTypeJと分類する。
SDKコピーアプリ41は、C言語で開発されたSDKアプリの1つである。SDKコピーアプリ41は、TypeC(C言語で作成)のSDKアプリに分類される。
JavaSDK開発プラットフォーム42は、C言語で開発されたSDKアプリの1つである。JavaSDK開発プラットフォーム42は、TypeCのSDKアプリに分類され、Java(登録商標)で開発したSDKアプリを搭載するためのJavaVMプラットフォームである。
SDK簡単スキャナ43は、Java(登録商標)で開発したSDKアプリの1つである。SDK簡単スキャナ43は、TypeJのSDKアプリに分類される。
SDK文書蓄積44は、Java(登録商標)で開発したSDKアプリの1つである。SDK文書蓄積44は、TypeJ(Java(登録商標)で作成)のSDKアプリに分類される。
拡張アプリ制御手段45は、SDKアプリ全般を管理する。SDK−IF46は、各管理部、入力、表示手段などに対するSDKアプリ(SDK簡単スキャナなど)とのインタフェースである。
拡張アプリ制御手段45は、TypeCのSDKアプリを直接管理する。また、JavaSDK開発プラットフォーム42というTypeCのSDKアプリにより、そこにTypeJのSDKアプリを搭載することを実現している。
システム管理部61は、システム全体の状態管理をする。システム管理部61は、各アプリに対して操作画面の表示要求を行う。メモリ管理部62は、メモリ管理やスキャンしたファイルデータの作成を行う。エンジン管理部63は、原稿の読み取りの制御を行う。ユーザ管理部64は、ユーザ認証やスキャナ送信先の管理を行う。送信管理部65は、MFP1から他機器へのデータ送信を制御する。
表示手段70は、例えば、アプリ一覧画面(ホーム画面)を表示する。また、表示手段70は、標準搭載アプリ20、拡張アプリ40の操作画面、Webブラウザ30によるWebページを表示する。
入力手段71は、アプリ一覧画面内のアイコンへの押下を検知する。アイコンは、UI部品の一つである。アイコンへの押下は、そのアイコンに対する操作要求として入力手段71が受け付ける。また、入力手段71は、標準搭載アプリ20、拡張アプリ40の操作画面からの入力、Webページからの入力を受け付ける。また、入力手段71は、UI画面のUI部品に対してカスタマイズ操作を受け付ける。
画面管理手段72は、複数のUI画面の構成を管理したり、所定のUI画面を表示制御したりする。所定のUI画面として、各機能を操作するための初期画面を示すホーム画面がある。ホーム画面は、実行可能なアプリのアイコン一覧を表示するアプリ一覧画面でもある。
画面管理手段72は、入力手段71から要求されたアプリ一覧画面のアイコンに応じて各標準搭載アプリ20、拡張アプリ40、Webブラウザ30の中から画面表示オーナーを判断し、オーナーに対して画面表示要求を出す。
画面管理手段72は、アプリ一覧画面に表示させるアイコン画像、アイコン配置情報(各拡張アプリのIDも持つ)を記憶、管理する。また、画面管理手段72は、アイコン画像、アイコン配置情報を基にアプリ一覧画面を作成する。
画面管理手段72は、カスタマイズ制御手段75からの制御により、カスタマイズ内容に基づいて画面情報を更新する。画面管理手段72は、本システムのデフォルトのホーム画面と、このホーム画面に基づいて生成されたユーザ別のホーム画面を管理する。
なお、本実施例では、画面管理手段72において、拡張アプリ40、標準搭載アプリ20、Webブラウザ30を含めた全てのアプリへの画面遷移を管理する。
画面種別情報管理手段73は、カスタマイズ時のホーム画面(アプリ一覧画面)間の依存関係を表す種別を含む画面種別情報を管理する。例えば、ホーム画面の種別として、デフォルト画面、デフォルト画面に依存するユーザ別画面がある。デフォルト画面でカスタマイズが行われた場合、基本的にはユーザ別画面に反映される。しかし、ユーザ別画面でカスタマイズが行われた場合、デフォルト画面には反映されない。
アイコン種別情報管理手段74は、UI画面内に配置されるアイコンに対し、依存先の画面のカスタマイズを反映するか否かを表す種別を含むアイコン種別情報を管理する。
アイコンの種別として、依存先の画面のカスタマイズを反映する画面依存と、依存先の画面のカスタマイズを反映しない機能依存とがある。しかし、機能依存のアイコンは、依存先の画面のカスタマイズの内容が、依存している機能の利用制限である場合、この利用制限が反映される。
カスタマイズ制御手段75は、UI画面のアイコンに関するカスタマイズを制御する。カスタマイズ制御手段75は、所定のUI画面のアイコンがカスタマイズされる場合、所定のUI画面の画面種別情報及びカスタマイズ対象のアイコンのアイコン種別情報に基づいて、所定のUI画面以外のUI画面にもカスタマイズを反映するかを判定する。カスタマイズ制御手段75は、所定の条件を満たせば、カスタマイズ内容を他のUI画面にも適用する。
計測手段76は、MFP1の各機能の各設定項目に設定される設定値の組み合わせを示す操作内容に対し、この操作内容が使用された使用回数をカウントする。操作内容は、使用したユーザに関わらず、同じ操作内容で処理がされた場合には使用回数が1つインクリメントされる。
計測手段76は、入力手段71によりアプリケーション(機能)の実行ボタンが押下された際、機能ID、設定された設定値を取得し、この設定値を有する操作内容の使用回数を更新する。
計測手段76は、設定値について、全ての設定項目がデフォルトで設定されている設定値に従って実行された場合、このデフォルトの設定値を有する操作内容を計数しない。計測手段76は、デフォルトの設定値から変更された設定値で機能が実行された場合に、この操作内容についての使用回数をカウントする。
計測手段76は、所定数以上の設定項目がデフォルトの設定値から変更された場合に、この操作内容についての使用回数をカウントするようにしてもよい。設定値の変更が少なければマクロ機能として登録しなくてもよいからである。
アイコン作成手段78は、計測手段76が計測した使用回数に基づいて、ホーム画面に追加するアイコン(UI部品)を作成する。アイコン作成手段78は、使用回数が閾値を超えた操作内容に対し、この操作内容の各設定値をマクロ機能として設定値記憶手段25に記憶し、識別番号を付与する。
閾値は、例えば50とする。なお、閾値は、所定の期間毎の閾値を示し、計測手段76は、所定の期間毎に、カウント値をクリアしてもよい。所定の期間は、例えば1ヶ月とする。
アイコン作成手段78は、使用回数が閾値を超えた操作内容の各設定値を実行するためのアイコンを作成する。作成されるアイコンのアイコン画像は、例えば、そのアプリのアイコン画像と同じアイコン画像であり、ショートカットを示す矢印がそのアイコン画像に付与される。アイコンの名称は、例えば、アプリの名称+マクロ1などとする。アイコン作成手段78は、作成したアイコンをホーム画面(アプリ一覧画面)に追加するよう画面制御手段77に要求する。
画面制御手段77は、作成手段78から取得したアイコンをホーム画面に表示する制御を行う。画面制御手段77は、例えば、ホーム画面に表示されるアイコン一覧に、作成されたアイコンを追加設定する。
画面制御手段77は、追加するアイコンの数を予め決定しておき、この数を超えるアイコンが生成された場合、使用回数に基づいて表示するアイコンを決定してもよい。例えば、画面制御手段77は、使用回数が多い順に、生成したアイコンをホーム画面に表示するように制御すればよい。
なお、標準搭載アプリ20、Webブラウザ30、拡張アプリ40、各管理部61〜65、画面管理手段72、カスタマイズ制御手段75、拡張アプリ制御手段46、計測手段76、画面制御手段77、アイコン作成手段78は、制御部11、ワークメモリとしての主記憶部12、各種プログラムを保持する補助記憶部13などにより実現されうる。また、設定値記憶手段25、URL記憶手段31、画面種別情報管理手段73、アイコン種別情報管理手段74は、主記憶部12及び/又は補助記憶部13などにより実現されうる。表示手段70は、例えば制御部11、表示部17により実現され、入力手段71は、操作部16などにより実現されうる。
<データ構造>
次に、各管理手段で記憶されるデータのデータ構造について説明する。画面管理手段72は、アイコン画像情報、アイコン配置情報を記憶する。図3は、アイコン画像情報の一例を示す図である。
図3に示すアイコン画像情報は、アイコンIDとアイコンの画像情報とが対応付けられる。アイコンの画像情報は、予め登録されている画像情報や、後から追加された画像情報などである。アイコンの画像情報が追加された場合、アイコンIDは、例えば画面管理手段72やアイコン作成手段78により自動で割り当てられる。
図4は、アイコン配置情報の一例を示す図である。図4に示すアイコン配置情報は、アイコンの配置IDに対して、ホーム画面での座標、アイコン画像と対応するアイコンID、画面を表示するオーナーを特定する表示画面オーナーIDを保持するデータ構造となっている。また、アイコン配置情報は、標準搭載アプリ20についてはアプリ設定値(ある場合のみ)の設定値番号、Webブラウザ30についてはURL番号を保持するデータ構造となっている。
また、新規に拡張アプリ40がインストールされる場合、画面管理手段72が、使用している配置IDの最大値をインクリメントした値を、配置IDとして割り当てる。座標は、空いている所定位置の座標がアイコン配置情報に追加され、表示画面オーナーIDは、拡張アプリ40が最初から保持している新規IDがアイコン配置情報に追加される。
アイコンIDは、拡張アプリ40で用意されたアイコンがあれば、使用しているアイコンIDの最大値をインクリメントしてアイコンIDを割り当て、アイコン画像情報も更新する。アイコンがなければシステムデフォルトのアイコンIDが割り当てられる。
画面制御手段77により追加されるアイコンは、アイコンIDが割り当てられ、ホーム画面の空いている位置に表示されるよう設定される。
なお、アイコンには2種類のアイコンがある。アプリケーションアイコンは、コピー、スキャナなどのアイコンであり、各アプリケーションを利用するためのアイコンである。マクロアイコンは、2in1コピー、xx社スキャナなどのアイコンであり、マクロ機能を呼び出すためのアイコンである。アイコン作成手段78は、マクロアイコンを生成する。
図4に示すデータ構造を保持すれば、標準搭載アプリ20と拡張アプリ40のアイコンが同じホーム画面に表示されるようになる。例えば、配置IDが「4」の標準搭載アプリ20のスキャナアプリ22と、配置IDが「5」の拡張アプリ40のSDKコピーアプリ41とが同じホーム画面に表示される。また、同じコピーアプリ21であっても、マクロ機能の設定値が異なれば、異なるアイコンが表示されるようになる。例えば、配置IDが「7」のコピーアプリ21と、配置IDが「8」のコピーアプリ21が異なるアイコンとなる。
次に、設定値記憶手段25に記憶される、標準搭載アプリ20のマクロ機能の設定値について説明する。図5は、コピーアプリ21の設定値の一例を示す図である。
図5に示すように、設定値情報は、各設定値番号に対して、登録名称と設定値を予めユーザが登録する。設定値番号が、ホーム画面のアイコン配置情報(図4参照)に対応付けられている。
例えば、設定値番号「1」のマクロ機能は、登録名称が「集約印刷」であり、設定値についてカラー「フルカラー」、給紙トレイ「A4横」、原稿種類「写真」、セット方向「読める向き」、濃度「普通」、両面集約分割「集約」、変倍「71%」、仕上げ「ソート」が設定されている。
次に、URL記憶手段31に記憶される、URL情報について説明する。図6は、URL情報の一例を示す図である。図6に示すように、URL番号に対して、登録名称とURLを予めユーザが登録する。URL番号が、ホーム画面のアイコン配置情報に対応付けられている(図4参照)。
例えば、URL番号「1」は、登録名称が「AAAホームページ」、URLが「http://www.AAA.co.jp/」が対応付けられている。
次に、画面種別情報管理手段73に記憶される、画面種別情報について説明する。図7は、画面種別情報の一例を示す図である。図7に示すように、画面種別情報は、画面種別とその特性が保持される。画面種別は、図7に示す例では、「デフォルト画面」と、「ユーザ別画面」とが定義される。
「デフォルト画面」の特性は、カスタマイズ対象となる1画面に対し、1つ存在することである。「ユーザ別画面」の特性は、カスタマイズ対象となる1画面に対し、ユーザ毎に存在することである。また、「ユーザ別画面」は、「デフォルト画面」に対し依存関係を持つ。また、新規ユーザ作成時の「ユーザ別画面」の初期状態は、「デフォルト画面」となる。
例えば、ホーム画面に対して画面種別を適用すると、ホーム画面のデフォルト画面、ホーム画面のユーザ別画面の2種類が存在する。ユーザ別画面に関しては、登録されているユーザの分だけホーム画面が存在する。画面種別は、例えば画面IDと関連付けて記憶しておけばよい。
次に、アイコン種別情報管理手段74に記憶される、アイコン種別情報について説明する。図8は、アイコン種別情報の一例を示す図である。図8に示すように、アイコン種別情報は、アイコン種別、特性、ホーム画面での実施例を含む。図8に示す例では、ホーム画面での実施例について説明するが、その他の画面であっても適用できる。
図8に示す例では、アイコン種別は、「画面依存」と、「機能依存」との2種類が定義される。「画面依存」の特性は、依存先画面のカスタマイズによる影響を受けるアイコンであることを示す。「機能依存」の特性は、依存先画面のカスタマイズによる影響は受けないが、依存している機能の利用制限による影響は受けるアイコンであることを示す。
図8に示すように、ホーム画面での実施例として、「画面依存」のアイテムとしては各種アプリケーション、各種SDKがある。「機能依存」のアイテムとしては、各種プログラム(マクロ機能)、ユーザ別URLリンクが挙げられる。
各種プログラム、ユーザ別URLリンクは、各種アプリケーション、各種SDKによる機能に基づいて生成されるアイコンであり、依存している機能が制限されることにより、利用できなくなるという影響を受ける。
各種アプリケーション、各種SDK、各種プログラム、ユーザ別URLリンクの例は以下の通りである。
各種アプリケーション:コピー、スキャナ、プリンタ、ドキュメントボックス、ブラウザ
各種SDK:App2Me
各種プログラム(マクロ機能):2in1コピー、xx社スキャナ
ユーザ別URLリンク:Scan2Gmail
例えば、「2in1コピー」は、各種アプリケーションのコピーに、「xx社スキャナ」は、各種アプリケーションのスキャナに、「Scan2Gmail」は、各種アプリケーションのブラウザに基づく、「機能依存」のアイコンである。各種プログラムは、例えばマクロ機能を意味する。
次に、カスタマイズ制御手段75に記憶される、カスタマイズ種別情報について説明する。図9は、カスタマイズ種別情報の一例を示す図である。図9に示すように、カスタマイズ種別情報は、カスタマイズ種別、特性、カスタマイズ実施例を含む。
図9に示す例では、カスタマイズ種別は、「利用制限」と「デザイン」とが定義される。「利用制限」の特性は、機能の利用可否に影響するカスタマイズを示す。「デザイン」の特性は、機能の利用可否に影響しない、見た目のみのカスタマイズを示す。図9に示すカスタマイズの実施例では、「利用制限」には、表示/表示の切り替えがある。「デザイン」には、レイアウト変更、サイズ変更などがある。
<画面例>
次に、ホーム画面について説明する。図10は、ホーム画面の一例を示す図である。図10に示すように、ホーム画面の1画面内に、標準搭載アプリケーション(コピー、スキャナ、プリンタ)、拡張アプリケーション(App2Me)、標準搭載アプリ20の登録設定値(2in1コピー、xx社スキャナ)、Webブラウザ30(Scan2Gmail)、に対するショートカットアイコンが配置される。
図10に示す画面の各アイコンが押下されると、該当するアプリケーション画面や、Webページ、登録設定値を設定した状態でのアプリケーション画面が表示される。アイコンが1画面内に収まらない場合は、右中のページ送りボタンが押下されることで次ページに画面遷移できる。
ホーム画面には、使用回数の多いマクロ機能を呼び出すためのアイコンが、アイコン作成手段78により生成される。これにより、操作性を向上させることができる。
<使用回数>
次に、操作内容の使用回数について説明する。図11は、操作内容に対する使用回数情報の一例を示す図である。図11に示す管理番号は、新しい操作内容が行われた場合に、1つずつインクリメントされながら番号が付与されていく。操作内容は、ユーザが各アプリケーション(機能)を実行した際の各設定値を示す。この操作内容を各ユーザが使用した回数がカウントされる。
なお、デフォルトの設定値を示す操作内容はカウントされない。デフォルトの設定値が設定されたアプリケーションアイコンは、既にホーム画面にある可能性が高いからである。よって、ユーザがアプリケーションを実行する際、少なくとも1つの設定項目を変更した場合に、その操作内容がカウントされる。
図11に示す管理番号「001」の操作内容は、アプリケーションは「コピーアプリ」であり、設定値は「両面印刷」、「集約」を示し、その他の設定項目はデフォルト値であるため図示していない。使用回数は、この操作内容が5回使用されていることを表す。
図11に示すように、カウント対象の操作内容は、設定値が少なくとも1つ異なる操作内容が登録される。図11に示す情報は、例えば、計測手段76により記憶される。アイコン作成手段78は、操作内容の使用回数が閾値を超えた場合に、この操作内容の各設定値をマクロ機能として設定値記憶手段25に登録し、このマクロ機能を実行するためのアイコンを作成する。画面制御手段77は、作成されたアイコンをホーム画面に表示するよう制御する。
<動作>
次に、実施例1におけるMFP1の動作について説明する。図12は、実施例1におけるアイコン設定処理の一例を示すフローチャートである。図12に示すステップS101で、ユーザがMFP1を操作し、アプリケーションの設定値の変更を入力手段71が受け付ける。
ステップS102で、入力手段71は、アプリケーションを実行するためのユーザによるスタートボタン押下を検知する。
ステップS103で、計測手段76は、入力手段71から、実行されたアプリケーションやその設定値の情報を取得し、この設定値が示す設定内容の使用回数を更新する。
ステップS104で、アイコン作成手段78は、計測手段76により更新された使用回数が閾値を超えたか否かを判定する。使用回数が閾値を超えていれば(ステップS104−YES)ステップS105に進み、使用回数が閾値を超えていなければ(ステップS104−NO)アイコン設定処理を終了する。
ステップS105で、アイコン作成手段78は、閾値を超えた使用回数の操作内容をマクロ登録し、そのマクロを実行するためのアイコンを作成する。画面制御手段77は、作成されたアイコンをホーム画面に表示するよう制御する。
以上、実施例1によれば、使用回数の多い操作内容をマクロ登録し、そのマクロを実行するためのアイコンをホーム画面に設定することで、ユーザの操作性を向上させることができる。また、実施例1によれば、アイコンが増えすぎることを防止するため、追加するアイコンの数を予め設定しておき、使用回数の多い順にアイコンを表示するようにしてもよい。
[実施例2]
次に、実施例2におけるMFP2について説明する。実施例2では、ユーザ毎に、操作内容の使用回数をカウントし、そのユーザのホーム画面に、使用回数の多い操作内容を実行するためのアイコンを設定することができる。なお、実施例2におけるMFP2のハードウェアは、図1に示すハードウェアと同様であるため、その説明を省略する。
<機能>
図13は、実施例2におけるMFP2の構成の一例を示すブロック図である。図13に示すMFP2に示す機能で、図2に示す機能と同様のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。
図2に示す計測手段80は、ユーザ毎に、各アプリケーション(機能)の操作内容の使用回数をカウントする。計測手段80は、入力手段71から、アプリケーションを実行したユーザのユーザIDなどを取得し、ユーザを特定する。計測手段80は、特定したユーザの操作内容を判別し、この操作内容の使用回数を更新する。
アイコン作成手段78は、ユーザ毎に、操作内容の使用回数が閾値を超えたかを判定する。アイコン作成手段78は、操作内容の使用回数が閾値を超えた場合、この操作内容を実行するためのアイコンを作成する。
画面制御手段81は、作成されたアイコンを、この操作内容の使用回数が閾値を超えたユーザのホーム画面に表示するよう制御する。
画面制御手段81は、所定数のユーザのホーム画面に表示制御したアイコンがあれば、このアイコンがデフォルトのホーム画面のアイコンとして表示されるよう制御する。所定数のユーザに対して使用回数が多い操作内容は、有用な操作内容である可能性が高いため、画面制御手段81は、デフォルトのホーム画面にこのアイコンを追加設定する。
また、画面制御手段81は、通知手段82を備える。通知手段82は、所定数のユーザのホーム画面に表示制御したアイコンがあれば、このアイコンを表示制御していないユーザに対し、このアイコンの操作内容、マクロ登録しているユーザ名などを知らせる。通知のタイミングは、例えば、このアイコンをホーム画面に設定していないユーザが、MFP2にログインしたときである。通知の方法は、例えば、このアイコンを知らせる通知画面やダイアログを表示する。
これにより、他の複数のユーザが多く使用している操作内容を知ることができる。よって、有用な操作内容を知ることができ、自分で設定値を選択し、マクロ登録を行うこともできるようになる。
なお、通知手段82は、通知対象のユーザを限定してもよい。例えば、通知手段82は、ユーザを、管理者や一般社員などのグループに分けて記憶しておく。通知手段82は、使用回数の多い操作内容を実行した複数のユーザが全て管理者だと判断すれば、この操作内容をマクロ機能として登録していない他の管理者だけに、この操作内容を通知するようにしてもよい。
なお、ユーザ別のホーム画面にそれぞれ設定されるユーザ毎のマクロ機能は、設定記憶手段25にユーザ毎に分けて記憶されてもよいし、設定値記憶手段25とは別で管理するユーザ別マクロ管理手段を設けてもよい。
<データ構造>
次に、ユーザ別のホーム画面のデータ構造例について説明する。図14は、ユーザ別のホーム画面のデータ構造の一例を示す図である。図14に示すデータ構造は、図4に示すアイコンID、表示画面オーナーID、設定値番号について簡略化した構造である。図14(A)は、ユーザAのホーム画面(ユーザ別ホーム画面)を示し、図14(B)は、ユーザBのホーム画面を示す。
図14(A)に示す例では、ユーザAのホーム画面には、コピーアプリアイコン、ファクスアプリのアイコン、スキャナアプリのアイコン、コピーアプリのマクロアイコン、ファクスアプリのマクロアイコンが表示される。
図14(B)に示す例では、ユーザBのホーム画面には、スキャンアプリアイコン、ファクスアプリアイコン、ファクスアプリのマクロアイコン、コピーアプリのマクロアイコン、コピーアプリのマクロアイコンが表示される。
図14に示すように、画面管理手段72は、ユーザ別にホーム画面のデータ構造を記憶する。アイコンIDに対応する内容は、それぞれのデータ構造の中で記憶される。なお、デフォルトのホーム画面も、ユーザ別のホーム画面と同様のデータ構造を有する。
ホーム画面が表示されるとき、図14に示すデータ構造や図4に示すデータ構造などから、アイコンが画面に配置され、ホーム画面が表示される。
<動作>
次に、実施例2におけるMFP2の動作について説明する。図15は、実施例2におけるアイコン設定処理の一例を示すフローチャートである。図12に示すステップS201で、MFP2は、図12に示すステップS105のアイコン設定処理を、処理を実行したユーザに対して行う。例えば、機能を実行したユーザに対して、このユーザのアイコン設定処理を行う。
ステップS202で、画面制御手段81は、アイコンとして登録された操作内容(例えばマクロA)が、他のユーザにも、マクロ機能として登録されているかを判定する。基本的には、マクロ登録されていれば、そのユーザのホーム画面にアイコンとして登録されている。
別のユーザにもマクロ機能として登録されていれば(ステップS202−YES)ステップS203に進み、マクロ機能として登録されていなければ(ステップS202−NO)この処理を終了する。なお、判定対象の別のユーザの数を設定しておいてもよい。例えば、別のユーザの数は、2人や5人などの予め設定された人数とする。
ステップS203で、画面制御手段81は、この操作内容(マクロA)を設定値記憶手段25にマクロ機能として登録し、この操作内容を実行するためのアイコンをデフォルトのホーム画面に設定する。
これにより、複数のユーザが多く使用した操作内容は有用な操作だと判断し、その操作内容を実行するためのアイコンを、デフォルトのホーム画面に設定することができる。つまり、ユーザ別のホーム画面のアイコンが、デフォルトのホーム画面に表示されるようになる。
次に、自身はマクロ登録していないが、有用な操作内容が通知される処理について説明する。まず、有用な操作内容をマクロ登録していないユーザの検索処理について説明する。
図16は、未設定のユーザを設定する処理の一例を示すフローチャートである。図16に示すステップS301で、MFP2は、図12に示すステップS105のアイコン設定処理を、処理を実行したユーザに対して行う。
ステップS302で、画面制御手段81は、アイコンとして登録された操作内容(例えばマクロA)が、他のユーザにも、マクロ機能として登録されているかを判定する。
別のユーザにもマクロ機能として登録されていれば(ステップS302−YES)ステップS303に進み、マクロ機能として登録されていなければ(ステップS302−NO)この処理を終了する。判定対象の別のユーザの数を設定しておいてもよい。例えば、別のユーザの数は、2人や5人などの予め設定された人数とする。
ステップS303で、画面制御手段81は、このマクロ機能を登録していないユーザを記憶する(処理A)。未登録のユーザは、画面制御手段81が、例えば、ユーザ別のホーム画面のアイコン配置情報などを参照すれば判断できる。
図17は、未登録のユーザにマクロを通知する処理の一例を示すフローチャートである。図17に示すステップS401で、MFP2は、処理Aが実行された後に、別のユーザがログインしたことを検知する。
ステップS402で、画面制御手段81は、ログインしたユーザが、処理Aで記憶されたユーザであり、後述する処理Bが未処理であるかを判定する。この判定がYESであればステップS403に進み、この判定がNOであればこの処理を終了する。
ステップS403で、通知手段82は、このユーザに対し、この操作内容(マクロA)の内容を通知する(処理B)。通知手段82は、例えば、ダイアログなどで通知を行う。
図18は、マクロ通知ダイアログの一例を示す図である。図18に示すように、マクロ通知ダイアログは、マクロ名、マクロの内容、利用しているユーザ名などを表示する。これにより、ユーザは、複数の他人が登録しているマクロを知ることができる。
以上、実施例2によれば、ユーザ毎に、操作内容の使用回数をカウントし、そのユーザのホーム画面に、使用回数の多い操作内容を実行するためのアイコンを設定することができる。また、実施例2によれば、複数のユーザが多く使用した操作内容は有用な操作だと判断し、その操作内容を実行するためのアイコンを、デフォルトのホーム画面に設定することができる。また、実施例2によれば、ユーザは、複数の他のユーザが登録しているマクロを知ることができる。
[変形例]
次に、前述した各実施例の変形例について説明する。各実施例では、各機能の全ての設定項目をカウント対象としたが、一部の設定項目を除外することもできる。
図19は、操作内容に対する使用回数情報の変形例を示す図である。図19に示す使用回数情報は、図11に示す使用回数情報と比べて、「送信者設定」の設定項目がカウント対象から外れている。
「送信者設定」は、どのユーザが送信を行ったか、記録を明確に残す目的で設定するものであり、当然、ユーザごとに異なる。実施例1を考えた場合、「送信者」=「処理を実行するユーザ」なので、図11に示す例では、AさんとBさんとが、管理番号「003」に該当する操作内容を行った場合、別々の操作内容としてカウントされることになる。
一方、「送信者設定」を除いた操作内容が、AさんもBさんもよく使う操作内容だった場合、この操作内容は、カウント数が2分するため、マクロ登録の対象にはなかなかならない。
そこで、計測手段は、ユーザによって異なるのが自然である設定項目について、カウント対象から除外する設定を行うと良い。これにより、ユーザによって変更しやすい設定項目をカウント対象から除外するため、この操作内容がマクロ登録されやすくなる。
なお、実施例2においても、コピーアプリの「濃く薄く」の設定項目やFAXアプリなどの「宛先」の設定項目は変更されやすい設定項目であるので、この設定項目をカウント対象から外すとよい。
図20は、カウント対象から除外する設定項目を選択する画面の一例を示す図である。図20に示す例では、アプリとその設定項目の一覧が表示され、ユーザは、この一覧の中から、カウント対象から除外する設定項目を選択することができる。なお、カウント対象から除外する設定項目は、予め設定されていてもよい。
次に、各実施例によれば、操作内容の使用回数が閾値を超えた場合、ホーム画面にアイコンが登録されてしまうが、この登録処理を解除したい場合も考えられる。よって、この登録機能をONにするかOFFにするかをユーザに設定させればよい。
図21は、登録機能のON/OFFを選択する画面の一例を示す図である。図21に示すように、ユーザは、ホーム画面の自動登録機能をONにするか、OFFにするかを選択することができる。ここでOFFが設定されると、図12に示すステップS103の後にステップS104の処理が行われず、このアイコン設定処理が終了することになる。なお、このON/OFFの機能は、デフォルトのホーム画面にも、ユーザのホーム画面にも設定することができる。
また、各実施例では、デフォルトのホーム画面とユーザ別のホーム画面とは依存関係があることを説明したが、これらの画面に依存関係がなくても、本発明を適用することができる。同様に、アイコンに画面依存や機能依存の種別がなくても、本発明を適用することができる。
また、各実施例や変形例の画像処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、各実施例や変形例の画像処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、各実施例や変形例の画像処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、各実施例や変形例の画像処理装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
各実施例や変形例の画像処理装置で実行されるプログラムは、前述した各手段を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしては制御部11(プロセッサ)が補助記憶部13からプログラムを読み出して実行することにより上記各手段のうち1又は複数の各手段が主記憶部12上にロードされ、1又は複数の各手段が主記憶部12上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、各実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
1 MFP
11 制御部
12 主記憶部
13 補助記憶部
14 外部記憶装置I/F部
15 ネットワークI/F部
16 入力部
17 表示部
18 エンジン部
20 標準搭載アプリ
25 設定値記憶手段
30 Webブラウザ
31 URL記憶手段
40 拡張アプリ
45 拡張アプリ制御手段
70 表示手段
71 入力手段
72 画面管理手段
73 画面種別情報管理手段
74 アイコン種別情報管理手段
75 カスタマイズ制御手段
76、80 計測手段
77、81 画面制御手段
78 アイコン作成手段
82 通知手段
特開平11−95894号公報

Claims (8)

  1. 実行可能な機能のUI部品を含む一覧画面を表示する表示手段と、
    画像処理装置の各機能の各設定項目に設定される設定値の組み合わせを示す操作内容に対し、該操作内容が使用された使用回数をカウントする計測手段と、
    前記使用回数が閾値を超えた操作内容に対し、該操作内容の各設定値が設定された機能を実行するための第1UI部品を作成する作成手段と、
    作成された前記第1UI部品を前記一覧画面に表示する制御を行う画面制御手段と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記一覧画面のうち、デフォルトの一覧画面と、該デフォルトの一覧画面に基づいて生成されたユーザ別の一覧画面とを管理する画面管理手段をさらに備え、
    前記計測手段は、
    ユーザ毎に、前記操作内容の使用回数を計測し、
    前記作成手段は、
    前記操作内容の使用回数が閾値を超えたユーザの前記ユーザ別の一覧画面に対し、該操作内容の各設定値が設定された機能を実行するための第2UI部品を作成する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画面制御手段は、
    前記第2UI部品が所定数のユーザの前記ユーザ別の一覧画面に表示制御された場合、前記第2UI部品を前記デフォルトの一覧画面に表示するよう制御する請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記画面制御手段は、
    前記第2UI部品が所定数のユーザの前記ユーザ別の一覧画面に表示制御された場合、前記第2UI部品が前記ユーザ別の一覧画面に表示制御されていないユーザに対し、前記第2UI部品の操作内容を通知する通知手段を備える請求項2又は3記載の画像処理装置。
  5. 前記計測手段は、
    前記操作内容に含まれる各設定項目のうち、計測対象から外す設定項目を設定可能とする請求項1乃至4いずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画面制御手段は、
    前記一覧画面に表示するUI部品の閾値が設定され、前記一覧画面に設定されたUI部品が前記閾値を超えた場合、前記使用回数に基づいて前記一覧画面に表示するUI部品を決定する請求項1乃至5いずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 画像処理装置の各機能の各設定項目に設定される設定値の組み合わせを示す操作内容に対し、該操作内容が使用された使用回数をカウントする計測ステップと、
    前記使用回数が閾値を超えた操作内容に対し、該操作内容の各設定値が設定された機能を実行するための第1UI部品を作成する作成ステップと、
    作成された前記第1UI部品が、実行可能な機能のUI部品を表示する一覧画面に表示されるよう制御する制御ステップと、
    をコンピュータに実行させるための画面制御プログラム。
  8. 請求項7記載の画面制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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