JP2012164048A - プログラマブルコントローラのプログラミングツール - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来のプログラマブルコントローラのラダープログラムを作成するプログラミングツールにおいて、マスターコントロールを使用したラダープログラムで、指定した時のみ起動条件が分かるようになっており常時分かるようにはなっていない。またマスターコントロール内のラダープログラムを表示、非表示することは不可能であった。
【解決手段】
本発明は、プログラミングツールにおいて、プログラミングツールの出力装置である表示器の表示画面で、マスタ―コントロールを使用したラダープログラムを表示する領域と、マスターコントロールのマスターコントロールセットとマスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムをグループ化するアイコンを表示する領域とを有し、マスターコントロールセットとマスターコントロールリセットで囲まれた部分をグループ化し表示または非表示にした。
【選択図】図2
従来のプログラマブルコントローラのラダープログラムを作成するプログラミングツールにおいて、マスターコントロールを使用したラダープログラムで、指定した時のみ起動条件が分かるようになっており常時分かるようにはなっていない。またマスターコントロール内のラダープログラムを表示、非表示することは不可能であった。
【解決手段】
本発明は、プログラミングツールにおいて、プログラミングツールの出力装置である表示器の表示画面で、マスタ―コントロールを使用したラダープログラムを表示する領域と、マスターコントロールのマスターコントロールセットとマスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムをグループ化するアイコンを表示する領域とを有し、マスターコントロールセットとマスターコントロールリセットで囲まれた部分をグループ化し表示または非表示にした。
【選択図】図2
Description
本発明は、プログラマブルコントローラに関し、特にプログラマブルコントローラのプログラミングツールにおいて、マスターコントロールを使用したラダープログラムの作成に関する。
プログラマブルコントローラは、一般的にCPUやメモリなどを内蔵したコントローラであり、センサやスイッチなどの入力信号を入力し、この入力信号のデータをプログラム演算を行い、この演算結果を出力データとして出力し、電磁弁、モータ又は表示灯などをON−OFFして制御するものである。
また、プログラムコントローラのプログラムは一般的にラダープログラムを使用するが、ラダープログラムは、リレー回路を記号化したラダー図をベースにしてロジックを記述するプログラムであり、入力条件と出力の関係を視覚的にイメージしやすいプログラム言語である。このラダープログラムを作成するため、専用のエディタであるラダープログラミングツールを使用してプログラムを作成する。
また、本発明の公知例として、特許文献1(特開平10−240311号公報)があり、プログラマブルコントローラのローダにおいて、ラダープログラムでのマスターコントロールのネストレベルの表示について開示されている。
特許文献1には、ラダープログラムのマスターコントロールのプログラムにおいて、ラダープログラムの場合、ある入力データがある範囲の動作条件となることがあり、一般的にこれをマスターコントロール条件(以下、マスターコントロールという)と呼んで、マスターコントロールを明記するために、ラダープログラムではマスターコントロールセット命令(MCS命令)を用意し、また、マスターコントロールの終了を明記するためにマスターコントロールリセット命令(MCR命令)を用意している。また、マスターコントロールセット命令とマスターコントロールリセット命令により挟まれた部分が少ない場合には、マスターコントロールはすぐに理解できるが、その箇所が長くなると、そのマスターコントロールが分からなくなり、場合によってはマスターコントロールがあったことも忘れてします恐れがあるため、マスターコントロールセット命令とマスターコントロールリセット命令によるマスターコントロールがネスとしている場合、現在注目しているプログラムがどのマスターコントロールで動作しているのか、また、ネストレベルはいくつなのかを分かるようにしたことが記載されている。
そして、指定した時だけ起動条件が分かるようになっており、常時分かるようにはなっておらず、マスターコントロールのネスト数は分かるが、マスターコントロールは表示されたままの状態である。
本発明の目的は、常時マスターコントロールのラダープログラムの起動条件を表示し、マスターコントロール内のプログラムを表示または非表示に切り換える手段を有し、プログラミングの作業効率を向上させることにある。
上記目的を達成するために、本発明は、プログラマブルコントローラのプログラミングツールにおいて、前記プログラミングツールの出力装置である表示器の表示画面で、マスタ―コントロールを使用したラダープログラムを表示する領域と、前記マスターコントロールのマスターコントロールセットとマスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムをグループ化するアイコンを表示する領域と、前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットで囲まれたラダープログラムの起動条件を表示する領域とを有したことを特徴とする。
また、上記のプログラミングツールにおいて、前記マスターコントロールの前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットで囲まれたラダープログラムの領域の背景色を周囲と異なる色で表示したことを特徴とする。
さらに、プログラマブルコントローラのプログラミングツールにおいて、プログラミングツールの出力装置である表示器の表示画面で、マスターコントロールを使用したラダープログラムを表示する領域と、前記マスターコントロールのマスターコントロールセットとマスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムをグループ化するアイコンを表示する領域と、前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムの起動条件を表示する領域とを有し、前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムをグループ化して非表示する場合のアイコンと、表示する場合のアイコンを異ならせることを特徴とする。
また、上記プログラマブルコントローラのプログラミングツールにおいて、前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットで囲まれたラダープログラムをグループ化して表示または非表示する場合、前記アイコンを選択することにより表示または非表示に切り換えることを特徴とする。
本発明では常時マスターコントロールの起動条件を表示し、プログラムの可読性を高める手段を提供する。また、マスターコントロール内のプログラムの表示・非表示を切り替える手段を提供し、プログラミングの作業効率を向上する。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明のプログラミングコントローラにおけるプログラミングツールのハードウェア構成図である。
プログラミングツール1は、CPU10、主記憶装置20、補助記憶装置30、入力装置40、出力装置50、通信インターフェース60より構成される。そして、これらはバスライン70で接続されている。
図1において、CPU10は、プログラミングツール1の各部を制御し、主記憶装置20にラダープログラムをロードして実行する。主記憶装置20は、通常RAMなどの揮発メモリで構成され、CPU10が実行するプログラムや参照するデータなどが記憶される。補助記憶装置30は、HDD(Hard disc Drive)やDVD(Digital Versatile Disc)などプログラムやデータを記憶する外部の装置である。入力装置40は、キーボードなどプログラムやデータを入力する装置で、出力装置50は、ラダープログラムなどを表示する表示装置である。通信インターフェース60は、プログラミングツール1と外部の機器とを接続するためのインターフェースである。
図2は、図1に示したプログラミングツール1の出力装置50に表示するマスタコントロール(MC)を使用したラダープログラムの表示の一例を示している。
図2において、100はプログラミングツール表示領域、110はラダープログラムを表示する領域、120はマスターコントロールのマスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)で囲まれた部分(以下、この部分を対応部分定義する)をグループ化するアイコン、130はラダープログラムの起動条件を表示する領域、111は領域110の背景色を異なる色に表示することを示している。210はマスターコントロールをセットするマスターコントロールセット(MCS)で、マスターコントロールを解除するマスタコントロールリセット(MCR)である。
プログラミングツール表示領域100は、ラダープログラムを表示する領域110、マスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120を表示する領域、及び起動条件を表示する領域を有する。プログラミングツール1は、ラダープログラムを表示する領域110に、ユーザが入力したラダープログラムをシンボルとI/O番号を用いて表示するものである。
図2は、起動条件のI/O番号X0を、2回路目から3回路目の起動条件を表示する領域130に表示する場合を示している。ここで、X0,X1,X2は入力を、Y100,Y101は出力を表す。また、マスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の間にあるラダープログラムであることを示すために、ラダープログラムを表示する領域110の背景色をグレー表示するなど通常の背景色とは異なる色111で表示している。
図3は、図1に示したプログラミングツールの出力装置50に表示するマスターコントロール(MC)を使用したラダープログラムの表示例で、マスターコントロールの対応部分をグループ化した表示例である。
プログラミングツール1は、図2で示したマスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120を、ユーザが入力装置40を用いて選択したことを受け付けるとマスタコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の間にあるプログラムを非表示にし、マスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120を、マスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121に表示を変更する。図3は、図2の2回路目から3回路目を非表示にしたものを表している。
また、プログラミングツール1は、図2で表したマスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121を、ユーザが入力装置40により選択することによって非表示しているマスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の間にあるプログラムを表示する。そして、マスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121を、マスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120に表示を変更する。
このとき、マスターコントロールセット(MCS)の起動条件のI/O番号を起動条件を表示する領域130に表示し、マスターコントロールセット(MCS)とマスタコントロールリセット(MCR)の間にあるプログラムであることを示すために、ラダープログラムを表示する領域110の背景色を、グレー表示にするなど通常の背景色とは異なる色111で表示し、マスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の間のラダープログラムであることを分かりやすくする。
すなわち、アイコン120及び121によって、マスタコントロールセット(MCS)とマスタコントロールリセット(MCR)の間にあるラダープログラムを表示したり非表示にすることが可能である。
すなわち、アイコン120及び121によって、マスタコントロールセット(MCS)とマスタコントロールリセット(MCR)の間にあるラダープログラムを表示したり非表示にすることが可能である。
図4は、図1に示したプログラミングツール1の出力装置50に表示するマスターコントロールの起動条件が複数あるラダープログラムの表示の一例である。図4において、図2と同様のものは同符号を付している。
図4は、マスターコントロールセット(MCS)の起動条件のI/O番号がX0とX3の2つであり、起動条件のI/O番号X0とX3を2回路目から3回路目の起動条件を表示する領域130に表示する場合を示している。ここで、X0〜X3は入力、Y100,Y101は出力を表わし、X0とX3はAND回路を表わしている。
また、マスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の間にあるラダープログラムであることを示すために、ラダープログラムを表示する領域110の背景色をグレー表示など通常の背景色とは異なる色111で表示している。
図5は、図4のプログラミングツール1の出力装置50に表示するマスターコントロール(MC)を使用したプログラムの表示の一例で、マスターコントロールの対応部分をグループ化した表示例である。
プログラミングツール1は、図4で示したマスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120を、ユーザが入力装置40により選択したことを受け付けると、マスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の間にあるプログラムを非表示にし、マスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120を、マスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121に表示を変更する。
図5は、図4の2回路目から3回路目を非表示にしたものを表わしている。
また、プログラミングツール1は、図4で表したマスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121を、ユーザが入力装置40により選択することによって非表示しているマスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の間にあるプログラムを表示する。そして、マスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121を、マスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120に表示を変更する。
図6は、図1のプログラミングツール1の出力装置50に表示するマスターコントロールを使用したプログラムの表示の一例で、起動条件がOR回路の場合を示している。図6において、図2と同様のものは同符号を付している。
図6は、マスターコントロールセット(MCS)の起動条件のI/O番号がX0とX4の2つであり、起動条件のI/O番号X0とX4を3回路目から4回路目の起動条件を表示する領域130に表示する場合を示している。ここで、X0、X1,X2、X4は入力、Y100,Y101は出力を表わし、X0とX4はOR回路を表わしている。また、マスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の間にあるラダープログラムであることを示すために、ラダープログラムを表示する領域110の背景色をグレー表示など通常の背景色とは異なる色111で表示している。
図7は、図6のプログラミングツール1の出力装置50に表示するマスターコントロール(MC)を使用したプログラムの表示の一例で、マスターコントロールの対応部分をグループ化し非表示にした表示例である。
図8は、本発明の図2、図4、図6の表示の一例を表示するための処理のフローチャート図である。
図8のフローチャート図において、スタートし、マスターコントロール(MC)の対応関係を検索する処理(ステップ300)が行われる。すなわち、マスターコントロール(MC)のマスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の対応関係を検索する。この処理(ステップ300)については、図9を用いて、詳細に説明する。
マスターコントロール(MC)の対応関係を検索する処理(ステップ300)の後、マスターコントロール(MC)の対応関係を表示する処理(ステップ310)を行い、すなわち、図2、図4、図6などの表示を行う。
このマスターコントロール(MC)の対応関係を表示する処理(ステップ310)については図11を用いて詳細に説明する。
以上、マスターコントロール(MC)の対応関係を検索する処理(ステップ300)とマスタコントロール(MC)の対応関係を表示する処理(ステップ310)により本発明の図2、図4、図6の表示が可能となる。
図9は、図8のマスターコントロール(MC)の対応関係を検索する処理(ステップ300)の詳細なフローチャート図である。
図9において、先ずラダープログラムの最後かどうかを判断する(ステップ400)。ラダープログラムの最後であれば、終了し(ステップ470)、最後でなければ、マスタコントロールセット(MCS)かを判断する(ステップ410)。ラダープログラムがマスターコントロールセット(MCS)であれば、図10に示すマスターコントロール検索用テーブルに、マスターコントロール(MC)の番号、マスターコントロールセット(MCS)の起動条件を記憶する。そして、マスターコントロールセット(MCS)のカウンタをインクリメントし(ステップ420)、次のプログラムを参照する(ステップ430)。ラダープログラムがマスターコントロールセット(MCS)でなければ、マスターコントロールリセット(MCR)であるかどうかを判断する(ステップ440)。
マスタコントロールリセット(MCR)であれば、対応するマスターコントロールセット(MCS)が既にマスターコントロール検索用テーブルに記憶されているかを判断する(ステップ450)。検索テーブルの確認はマスターコントロールセット(MCS)のカウンタ分を確認すればよい。
マスタコントロールリセット(MCR)であれば、対応するマスターコントロールセット(MCS)が既にマスターコントロール検索用テーブルに記憶されているかを判断する(ステップ450)。検索テーブルの確認はマスターコントロールセット(MCS)のカウンタ分を確認すればよい。
マスターコントロールリセット(MCR)でなければ、次のラダープログラムを参照する(ステップ430)。マスターコントロールリセット(MCR)であり、対応するマスターコントロールセット(MCS)が既に検索用テーブルに記憶されておれば、検索用テーブルにマスターコントロールリセット(MCR)の回路番号を登録、記憶し(ステップ460)、次のプログラムを参照する(ステップ430)。マスターコントロールリセット(MCR)であり、対応するマスターコントロールセット(MCS)が検索用テーブルに記憶されていなければ、次のプログラムを参照する(ステップ430)。
次のプログラムを参照した(ステップ430)後は、ラダープログラムの最後かどうかを判断するステップ400に戻り、この処理をラダープログラムの最後になるまで繰り返す。
図10は、マスターコントロール(MC)検索用テーブルを示す。
マスターコントロール(MC)検索用テーブルは、マスターコントロール(MC)番号、マスターコントロールセット(MCS)の回路番号、マスターコントロールリセット(MCR)の回路番号、マスターコントロールセット(MCS)の起動条件で構成され、全体でN古分記憶できる。ここでNはラダープログラムで使用できるマスターコントロール(MC)の上限の個数である。
次のプログラムを参照した(ステップ430)後は、ラダープログラムの最後かどうかを判断するステップ400に戻り、この処理をラダープログラムの最後になるまで繰り返す。
図10は、マスターコントロール(MC)検索用テーブルを示す。
マスターコントロール(MC)検索用テーブルは、マスターコントロール(MC)番号、マスターコントロールセット(MCS)の回路番号、マスターコントロールリセット(MCR)の回路番号、マスターコントロールセット(MCS)の起動条件で構成され、全体でN古分記憶できる。ここでNはラダープログラムで使用できるマスターコントロール(MC)の上限の個数である。
図11は、図8のマスターコントロール(MC)の対応関係を表示する処理(ステップ310)の詳細なフローチャート図である。
図11において、先ず、マスタコントロール(MC)のカウンタの値をi=0とする(ステップ500)。そして、そのカウンタの値iがマスターコントロールセット(MCS)のカウンタの値より大か等しいなら、表示は終了とし(ステップ560)、そうでなければ、図8のマスターコントロール(MC)の対応関係を検索する処理(ステップ300)で保存したマスターコントロールセット(MCS)のカウンタの回数分、マスターコントロール(MC)の回路番号が0かどうかを判断する(ステップ520)。
マスターコントロールリセット(MSR)の回路番号が0であれば、マスターコントロールリセット(MSR)がなかったことを示し、カウンタをインクリメントし、上記ステップ510に戻る。マスターコントロールリセット(MSR)の回路番号が0でなければ、マスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存しているマスターコントロールセット(MCS)の回路番号のラダープログラムを表示する領域110の左側にマスターコントロールのマスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)で囲まれた部分をグループ化するアイコン120を表示する(ステップ540)。そして、マスターコントロール(MC)検索用テーブル番号iのマスターコントロール(MC)検索用テーブル番号iのマスターコントロールセット(MCS)の回路番号からマスターコントロールリセット(MCR)の回路番号までの起動条件を表示する領域130にマスターコントロールセット(MCS)の起動条件を表示する。
図11において、先ず、マスタコントロール(MC)のカウンタの値をi=0とする(ステップ500)。そして、そのカウンタの値iがマスターコントロールセット(MCS)のカウンタの値より大か等しいなら、表示は終了とし(ステップ560)、そうでなければ、図8のマスターコントロール(MC)の対応関係を検索する処理(ステップ300)で保存したマスターコントロールセット(MCS)のカウンタの回数分、マスターコントロール(MC)の回路番号が0かどうかを判断する(ステップ520)。
マスターコントロールリセット(MSR)の回路番号が0であれば、マスターコントロールリセット(MSR)がなかったことを示し、カウンタをインクリメントし、上記ステップ510に戻る。マスターコントロールリセット(MSR)の回路番号が0でなければ、マスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存しているマスターコントロールセット(MCS)の回路番号のラダープログラムを表示する領域110の左側にマスターコントロールのマスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)で囲まれた部分をグループ化するアイコン120を表示する(ステップ540)。そして、マスターコントロール(MC)検索用テーブル番号iのマスターコントロール(MC)検索用テーブル番号iのマスターコントロールセット(MCS)の回路番号からマスターコントロールリセット(MCR)の回路番号までの起動条件を表示する領域130にマスターコントロールセット(MCS)の起動条件を表示する。
同様に、ラダープログラムを表示する領域110の背景色をグレー表示するなど通常の背景色とは異なる色111で表示する(ステップ550)。表示が完了すると、次のステップに移る(ステップ530)。そして、ステップ50に戻り、この表示処理を繰り返す。
図12は、マスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120が選択されたときにマスターコントロールの対応部分をグループ化するフローチャート図である。図12において、先ず、検索用テーブルの番号iを1にする(ステップ600)。次に、テーブル番号iの値がマスターコントロールセット(MCS)カウンタの値より大きいか又は等しいかを判断し(ステップ610)、そうであれば処理は終了する(ステップ660)。
テーブル番号iの値がマスターコントロールセット(MCS)カウンタの値より小さい又は等しくなければ、選択されたマスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120の回路番号とマスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存されたマスターコントロールセット(MCS)の回路番号と等しいか判断する(ステップ620)。
等しいならば、マスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存されたマスターコントロールセット(MCS)の「回路番号+1」の回路番号から、マスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存されたマスターコントロールリセット(MCR)の「回路番号+1」の回路番号までを非表示にする(ステップ630)。
その後、選択されたマスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120を対応するグループ化したアイコン121に変更し(ステップ640)、終了する(ステップ660)。
等しくなければ、テーブル番号iをインクリメントして(ステップ650)、ステップ610に戻り、この処理を繰り返す。
テーブル番号iの値がマスターコントロールセット(MCS)カウンタの値より小さい又は等しくなければ、選択されたマスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120の回路番号とマスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存されたマスターコントロールセット(MCS)の回路番号と等しいか判断する(ステップ620)。
等しいならば、マスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存されたマスターコントロールセット(MCS)の「回路番号+1」の回路番号から、マスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存されたマスターコントロールリセット(MCR)の「回路番号+1」の回路番号までを非表示にする(ステップ630)。
その後、選択されたマスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120を対応するグループ化したアイコン121に変更し(ステップ640)、終了する(ステップ660)。
等しくなければ、テーブル番号iをインクリメントして(ステップ650)、ステップ610に戻り、この処理を繰り返す。
図13は、マスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121が選択されたときに、マスターコントロールの対応部分のグループ化を解除する、すなわち非表示部を表示するフローチャート図である。
図13において、先ず、検索用テーブル番号iを0にし(ステップ700)、次に、検索用テーブル番号iとマスターコントロールセット(MCS)カウンタの値を比較し、検索用テーブル番号iがマスターコントロールセット(MCS)カウンタの値より大きいか等しいなら処理を終了する(ステップ760)。
そうでなければ、マスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121のある回路番号と、マスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存されたマスタコントロールセット(MCS)の回路番号と等しいかを判断する(ステップ720)。
等しければ、マスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存されたマスターコントロールセット(MCS)の「回路番号+1」の回路番号からマスターコントロールリセット(MCR)の「回路番号−1」の回路番号を表示する(ステップ730)。
さらに、選択されたマスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121を、マスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120に変更し(ステップ740)、処理を終了する(ステップ760)。
等しければ、マスターコントロール(MC)検索用テーブルに保存されたマスターコントロールセット(MCS)の「回路番号+1」の回路番号からマスターコントロールリセット(MCR)の「回路番号−1」の回路番号を表示する(ステップ730)。
さらに、選択されたマスターコントロールの対応部分をグループ化したアイコン121を、マスターコントロールの対応部分をグループ化するアイコン120に変更し(ステップ740)、処理を終了する(ステップ760)。
等しくなければ、検索用テーブル番号iをインクリメントし(ステップ750)、ステップ750に戻り、処理を繰り返す。
(実施例2)
本実施例では、マスターコントロール(MC)を二重に使用したラダープログラムの例について説明する。
(実施例2)
本実施例では、マスターコントロール(MC)を二重に使用したラダープログラムの例について説明する。
図14は、プログラマブルコントローラのプログラミングツールにおいて、マスターコントロール(MC)を二重に使用したラダープログラムの表示の一例を示す。
図14において、1回路目のマスターコントロールセット(MCS)(最上段のMCS0と表示している箇所)と7回路目のマスターコントロールリセット(MCR)(最下段のMCR0と表示している箇所)、3回路目のマスターコントロールセット(MCS)(3段目のMCS1と表示している箇所)と5段目のマスターコントロールリセット(MCR)(5段目のMCR1と表示している箇所)が対応関係にあり、マスタコントロール(MC)が二重に使用されている点が実施例1とは異なる。
本実施例では、マスターコントロール(MC)の対応関係を検索する処理300が、1回路目のマスターコントロールセット(MCS)と7回路目のマスターコントロールリセット(MCR)の対応関係を検索し、マスターコントロール(MC)の対応関係を表示する処理310が、1回路目のマスターコントロールセット(MCS)の左側にある領域に対応部分をグループ化するアイコン120を表示する。
さらに、1回路目のマスターコントロールセット(MCS)の起動条件のI/O番号を2回路目から6回路目の起動条件を表示する領域130に表示する。図14では、起動条件のI/O番号X0を起動条件を表示する領域130に表示する例である。ここで、X0,X2を2行に表示することで二重になっていることが分かるようにしている。
また、マスターコントロールセット(MCS)とマスターコントロールリセット(MCR)の間にあるプログラムであることを示すために、ラダープログラムを表示する領域110の背景色をグレー表示にするなど通常の背景色とは異なる色111で表示する。
図15は、図14の3回路目から5回路目の対応部分をグループ化した表示例である。図14で示した3回路目の左側にある対応部分をグループ化するアイコン120をユーザがクリックしたことを受け付けると、3回路目のマスターコントロールセット(MCS)と5回路目のマスターコントロールリセット(MCR)の間にある4回路目のプログラムを非表示にし、対応部分をグループ化するアイコン120を対応部分をグループ化したアイコン121に表示したものである。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するためにマスターコントロール(MC)について詳細に説明したものであり、必ずしもマスターコントロール(MC)に限定されるものではない。マスターコントロール(MC)の他に対応関係がある命令としてサブルーチンなどが考えられる。そのため、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100‥プログラミングツール
110‥ラダープログラムを表示する領域
111‥ラダープログラムを表示する領域の背景色を通常の背景色とは異なる色で表示
120‥対応部分をグループ化するアイコン
121‥対応部分をグループ化したアイコン
130‥ラダープログラムの起動条件を表示する領域
200‥ラダープログラムの起動条件
210‥マスターコントロールセット
220‥マスターコントロールリセット
300‥マスターコントロール(MC)の対応関係を検索する処理
310‥マスターコントロール(MC)の対応関係を表示する処理
110‥ラダープログラムを表示する領域
111‥ラダープログラムを表示する領域の背景色を通常の背景色とは異なる色で表示
120‥対応部分をグループ化するアイコン
121‥対応部分をグループ化したアイコン
130‥ラダープログラムの起動条件を表示する領域
200‥ラダープログラムの起動条件
210‥マスターコントロールセット
220‥マスターコントロールリセット
300‥マスターコントロール(MC)の対応関係を検索する処理
310‥マスターコントロール(MC)の対応関係を表示する処理
Claims (4)
- プログラマブルコントローラのプログラミングツールにおいて、
前記プログラミングツールの出力装置である表示器の表示画面で、
マスタ―コントロールを使用したラダープログラムを表示する領域と、
前記マスターコントロールのマスターコントロールセットとマスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムをグループ化するアイコンを表示する領域と、
前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットで囲まれたラダープログラムの起動条件を表示する領域とを有したことを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラミングツール。 - 請求項1記載のプログラミングツールにおいて、
前記マスターコントロールの前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットで囲まれたラダープログラムの領域の背景色を周囲と異なる色で表示したことを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラミングツール。 - プログラマブルコントローラのプログラミングツールにおいて、
プログラミングツールの出力装置である表示器の表示画面で、
マスターコントロールを使用したラダープログラムを表示する領域と、
前記マスターコントロールのマスターコントロールセットとマスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムをグループ化するアイコンを表示する領域と、
前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムの起動条件を表示する領域とを有し、
前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットに囲まれたラダープログラムをグループ化して非表示する場合のアイコンと、表示する場合のアイコンを異ならせることを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラミングツール。 - 請求項3のプログラマブルコントローラのプログラミングツールにおいて、
前記マスターコントロールセットと前記マスターコントロールリセットで囲まれたラダープログラムをグループ化して表示または非表示する場合、前記アイコンを選択することにより表示または非表示に切り換えることを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラミングツール。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP (1) | JP2012164048A (ja) |
Citations (5)
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2011
- 2011-02-04 JP JP2011022461A patent/JP2012164048A/ja active Pending
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