JP2012162304A - 包装機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】包装機1は、第1シールジョー51aと第2シールジョー51bとによって筒状フィルムFmを搬送方向と交差する方向に沿って挟んで横シールする。第1シールジョー51aの筒状フィルムFmを挟む面には、上端から下端にかけて第1セレーション511が設けられている。同様に、第2シールジョー51bの筒状フィルムFmを挟む面には、上端から下端にかけて第2セレーション512が設けられている。第1セレーション511の上端の歯511aの先端角度は、その下方に隣接する歯の先端角度よりも小さく、且つ鋭角である。
【選択図】図8
Description
(1)包装機1の構成
図1は、本発明の一実施形態に係る包装機の斜視図である。また、図2は、包装機の製袋包装ユニットの概略構成を示す斜視図である。図1及び図2において、包装機1は、組合せ計量機2、製袋包装ユニット5及びフィルム供給ユニット6を備えている。
(2−1)組合せ計量機2
組合せ計量機2は、製袋包装ユニット5の上部に配置されており、商品Cを計量ホッパで計量した後、これらの計量値を所定の合計重量になるように組み合わせて順次排出する。
フィルム供給ユニット6は、製袋包装ユニット5の成形機構13に対してシート状のフィルムFを供給するユニットであって、製袋包装ユニット5に隣接して設けられている。また、フィルム供給ユニット6にはフィルムFが巻かれたロールがセットされ、このロールからフィルムFが繰り出される。
図1および図2に示すように、製袋包装ユニット5は、成形機構13と、プルダウンベルト機構14と、縦シール機構15と、横シール機構17と、ガセット機構18と、支持フレーム12とから構成されている。成形機構13は、シート状で送られてくるフィルムFを筒状に成形する。プルダウンベルト機構14は、筒状となったフィルムF(以下、筒状フィルムFmとよぶ)を下方に搬送する。縦シール機構15は、筒状フィルムFmの重ね合わせ部分を縦方向にシールする。横シール機構17は、筒状フィルムFmを横方向にシールすることで袋の上下端を封止する。ガセット機構18は、筒状フィルムFmの側面部分にガセットを形成する。支持フレーム12は、それらの機構を支える。また、支持フレーム12の周囲には、ケーシング9が取り付けられている。
成形機構13は、チューブ13bと、フォーマ13aとを有している。チューブ13bは、筒形状の部材であり、上下端が開口している。このチューブ13bの上端の開口部には、組合せ計量機2で計量された商品Cが投入される。フォーマ13aは、チューブ13bを取り囲むように配置されている。フィルムロールから繰り出されてきたシート状のフィルムFは、フォーマ13aとチューブ13bとの間を通るときに筒状に成形される。成形機構13のチューブ13bやフォーマ13aは、製造する袋の大きさに応じて取り替えることができる。
図2に示すように、プルダウンベルト機構14は、チューブ13bに巻き付いた筒状フィルムFmを吸着して下方に連続搬送する機構であって、チューブ13bを挟んで左右両側にそれぞれベルト14cが設けられている。プルダウンベルト機構14では、吸着機能を有するベルト14cを駆動ローラ14aおよび従動ローラ14bによって回して筒状フィルムFmを下方に運ぶ。なお、図2においては、駆動ローラ14a等を回転させるローラ駆動モータの図示を省略している。
縦シール機構15は、チューブ13bに巻き付いた角筒状フィルムFmの重なり部分を、一定の圧力でチューブ13bに押しつけながら加熱して縦にシールする機構である。縦シール機構15は、チューブ13bの正面側に位置しており、ヒータや、そのヒータにより加熱され筒状フィルムFmの重なり部分に接触するヒータベルトを有している。また、縦シール機構15は、図示しないが、ヒータベルトをチューブ13bに近づけたり遠ざけたりするための駆動装置も備えている。
図2に示すように、ガセット形成機構18は、プルダウンベルト機構14と横シール機構17との間に配置されており、筒状フィルムFmを挟み込むように左右に配置された一対の折り込み部材18a,18bを用いて筒状フィルムFmの側面部分にガセットを形成する。
図3は横シール機構の側面図である。図3において、横シール機構17は、第1シール機構50a及び第2シール機構50bを有している。なお、図3における筒状フィルムFmの左側に位置する方を第1シール機構50a、右側に位置する方を第2シール機構50bとする。
(3−1)シールジョー51,52の横方向駆動
図4は、シールジョーの横方向駆動機構の外観斜視図である。図3及び図4において、第1シール機構50aは第1水平移動板61aに、第2シール機構50bは第2水平移動板61bに支持されている。第1水平移動板61aおよび第2水平移動板61bは、図4に示す横方向駆動機構55によって水平移動する。
図5は、シールジョー周辺の平面図である。また、図6は、シールジョー周辺の側面図である。なお、シールジョー51とシールジョー52とは同じ構成であるので、図5及び図6ではシールジョー51のみを記載している。図5及び図6において、シールジョー51には、ヒータ71と切断機構72とが組み込まれている。
ヒータ71は、第1シールジョー51a及び第2シールジョー51bそれぞれの長手方向に沿って内部に2本ずつ挿入されている。ヒータ71は、電気配線76aから供給される電力を受けて発熱し、筒状のフィルムFmに対応するシール温度まで第1シールジョー51a及び第2シールジョー51bを加熱する。
切断機構72は、第1シール機構50a側の第1シールジョー51aに設けられており、カッター72aとカッター駆動機構72bとを有している。カッター72aは、筒状のフィルムFmをシールするタイミングに合わせて、カッター駆動機構72bによって第1シールジョー51aに形成されたスライド空間53内から第2シールジョー51bの方へ前進させられる。
図7は、図6の第1セレーション及び第2セレーションの上端部の拡大側面図である。図7において、第1セレーション511の上端の歯511aの先端角度A1は、その下方に隣接する歯の先端角度よりも小さく、且つ50°〜70°の鋭角である。
(4−1)
包装機1は、第1シールジョー51aと第2シールジョー51bとによって筒状フィルムFmを搬送方向と交差する方向に沿って挟んで横シールする。第1シールジョー51aの筒状フィルムFmを挟む面には、上端から下端にかけて第1セレーション511が設けられている。同様に、第2シールジョー51bの筒状フィルムFmを挟む面には、上端から下端にかけて第2セレーション512が設けられている。第1セレーション511の上端の歯511aの先端角度は、その下方に隣接する歯の先端角度よりも小さく、且つ鋭角である。その結果、袋底部側の横シール部分の根元が鋭角な歯で折り曲げられ、その根元の倒れ角度が増し、袋の自立性が安定する。
第1セレーション511の上端の歯511aの先端角度は、歯先の強度を確保しつつ、袋底部側の横シール部分の根元の倒れ角度も確保できるように、50°〜70°の範囲内に設定されている。
ここでは、袋の自立性をさらに安定させるための構成を有する第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態の構成を基本としているので、同一部材には同一の符号と名称を付与して説明を省略する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る包装機に使用されるシールジョーのセレーションの拡大側面図である。図8において、突出部56が、第2セレーション512の上端面側に接するように配置されている。突出部56の先端は、第2セレーション512の歯先よりも突出している。
第2実施形態では、突出部56の温度が第2シールジョー51bの温度よりも低くなるように、突出部56が第2シールジョー51bよりも熱伝導率が低い材料で成形されているが、変形例として、断熱材が突出部56と第2シールジョー51bとの間に介在してもよい。つまり、突出部56と第2シールジョー51bとの間に断熱材が介在することによって、突出部56の温度が第2シールジョー51bほどの高温にまで上昇することが防止される。
第1実施形態および第2実施形態では、製袋後の袋の自立性を安定させる手段として、シールジョーの構成に限って説明した。ここでは、シールジョーの速度制御によって製袋後の袋の自立性をさらに安定させる第3実施形態について説明する。
ここでは、第1実施形態または第2実施形態に係る包装機に使用されるシールジョーのセレーションが組み合されることによって、より優れた効果を奏する関連技術について、或いは、シールジョーのセレーションの短所を補う関連技術について説明する。なお、シールジョーのセレーション形状については、第1実施形態または第2実施形態と同様であるので、説明は省略する。
(A−1)構成
図11は、間歇でフィルムを送る方式の包装機における製袋包装ユニットの概略構成を示す斜視図である。図11において、図2と相違している部分以外は第1実施形態と同じである。したがって、第1実施形態と同じ部材には同じ符号と名称を付与して説明を省略し、ここでは、第1実施形態との相違点のみ説明する。
角底自立型袋の形成過程においては、第1押し曲げ機構57(図11参照)が矢印D3方向に移動して横シール部を押し曲げるので、その押し曲げが確実に行われるように、横シール部が押し曲げ方向に予め傾いていることが好ましい。
(B−1)構成
図13Aは、クラムプレートが動作する直前のクラムプレートおよびシールジョーの側面図である。図13Bは、クラムプレートが筒状フィルムを挟み、シールジョーが停止しているときのクラムプレートおよびシールジョーの側面図である。図13Cは、クラムプレートが筒状フィルムを挟み、且つシールジョーが横シール処理を実行しているときのクラムプレートおよびシールジョーの側面図である。
例えば、第1シールジョー51aと第2シールジョー51bとが筒状フィルムFmにお菓子などの被包装物の粉を付けたまま挟み込んだ場合、第1セレーション511の上端の歯511aの先端角度は鋭角に成形されているので、歯511aの先端と被包装物の粉とによってシール部分を損傷させる可能性がある。
51 シールジョー
51a 第1シールジョー
51b 第2シールジョー
511 第1セレーション
512 第2セレーション
511a 第1セレーションの上端の歯
512a 第1セレーションの上端の歯と噛み合う前記第2セレーションの歯溝
56 突出部
Claims (8)
- 一対のシールジョーによって包材を搬送方向と交差する方向に沿って挟んで横シールする包装機であって、
前記一対のシールジョーのうちの前記包材を挟む面には、上端から下端にかけてセレーションが設けられ、
前記セレーションの上端の歯の先端角度は、その下方に隣接する歯の先端角度よりも小さく、且つ鋭角である、
包装機。 - 前記一対のシールジョーの一方が第1シールジョー、他方が第2シールジョーであって、
前記第1シールジョーは、第1セレーションが設けられている第1面を有し、
前記第2シールジョーは、第2セレーションが設けられている第2面を有し、
前記第1セレーションと前記第2セレーションとは前記包材を挟んで噛み合い、
前記第1セレーションの上端の歯の先端角度は、その下方に隣接する歯の先端角度よりも小さく、且つ鋭角であり、
前記第1セレーションの上端の歯と噛み合う前記第2セレーションの歯溝の開き角度は、他の歯溝の開き角度よりも小さく、且つ鋭角である、
請求項1に記載の包装機。 - 前記上端の歯の先端角度が、50°〜70°である、
請求項1又は請求項2に記載の包装機。 - 前記第2セレーションの上端上方に、前記第2セレーションの歯先よりも突出する突出部が設けられている、
請求項2に記載の包装機。 - 前記突出部の温度が、前記第2シールジョーの温度よりも低く設定されている、
請求項4に記載の包装機。 - 前記突出部は、前記第2シールジョーよりも熱伝導率が低い材料で成形されている、
請求項5に記載の包装機。 - 前記突出部と前記第2シールジョーとの間に断熱材が介在する、
請求項5又は請求項6に記載の包装機。 - 前記シールジョーの動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記シールジョーが前記包材に当接して前記横シールを行うとき、前記包材の搬送方向に沿った前記シールジョーの速度を前記包材の搬送速度より遅くする、
請求項1に記載の包装機。
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