JP2012161344A - 脈波計測装置、およびプログラム - Google Patents

脈波計測装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】1拍ごとの偽ピークを検出してこれを除去して、正確な心拍を計測する。
【解決手段】脈波計測装置は、脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示す微分データB1及びB2を生成し、平滑化の程度が小さい微分脈波波形を示す微分データB1に基づいて、微分脈波波形の上側ピークの発生時刻を示すピークデータP1を検出する一方、平滑化の程度が大きい微分データB2に基づいて、微分脈波波形の上側ピークの発生時刻を示すピークデータP2を検出し、ピークデータP1とピークデータP2とを比較して、ピークデータP1を構成する複数のサンプルからピークデータP2に対応しないサンプルを除いてピークデータP3を生成し、ピークデータP3に基づいて脈波間隔を演算する。
【選択図】図5

Description

本発明は、脈波を光学的に計測する技術に関する。
従来から、生体、特に人体における脈波計測の一般的方法として、光電変換による脈波計測方法が用いられてきた。この種の脈波計測方法では、血液に吸収されやすい波長の光を発光ダイオードなどの発光素子から生体へ向けて照射し、生体を透過した光または生体内に進入後散乱等によって反射されてくる光をフォトダイオードやフォトトランジスターなどの受光素子にて受光して電気信号(以下、脈波信号)に変換することにより脈波の検出が実現され、この脈波信号を解析することで脈波の計測(脈間隔や単位時間当たりの脈拍数の計測)が実現される。ここで、脈間隔とは心電におけるRR間隔に相当する時間長である。生体内に進入した光の吸収は、動脈拡張時のほうが、動脈収縮時に比べて大きく、脈波信号の信号レベルは動脈の脈動に応じて変化するからである。例えば、特許文献1には、脈波から心電図のRR間隔に相当する情報を取り出す解析方法について開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、ノイズが重畳した脈波信号ではノイズによる偽ピークを脈波ピークとして検出してしまう可能性があった。
これを改善するため、特許文献2には、ノイズ成分が重畳した脈波信号において、検出ピーク値のばらつきを示す指標を判断基準にノイズの有無を判定する方法が開示されている。
特開2001−70265号公報 特開2001−61795号公報
しかしながら、特許文献2に記載の方法では、ノイズ有無を判定するために一定時間内に検出されたピーク群からばらつきを求める必要がある。従って、1拍ごとの偽ピークを検出することはできないという問題があった。
本発明は,上記課題に鑑みて為されたものであり、1拍ごとの偽ピークを検出してこれを除去して、正確な心拍を計測することを解決課題とする。
上記課題を解決するために本発明は、脈波波形を示す脈波データから、前記脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示す第1の微分データを生成する第1の微分データ生成部と、前記脈波データから、前記脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示す第2の微分データを生成し、且つ、平滑化の程度が、前記第1の微分データ生成部より大きい第2の微分データ生成部と、前記第1の微分データに基づいて、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第1のピークデータを検出する第1のピーク検出部と、 前記第2の微分データに基づいて、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第2のピークデータを検出する第2のピーク検出部と、前記第1のピークデータと前記第2のピークデータとを比較して、前記第1のピークデータを構成する複数のサンプルから前記第2のピークデータに対応しないサンプルを除いて、第3のピークデータを生成するノイズ除去部と、前記第3のピークデータに基づいて、隣り合うサンプルの時間差を脈波間隔として演算する脈波間隔演算部とを備える脈波計測装置を提供する。
この脈波計測装置では、脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形に基づいて脈波間隔を演算する。脈波間隔は、脈波波形のピークの間隔であるから、正確な脈波間隔を求めるためには脈波波形のピークの発生時刻を正確に求める必要がある。
微分脈波波形のピークは平滑化の程度が小さいほど急峻になる。したがって、脈波波形のピークの発生時刻は、平滑化の程度が小さいほど精度良く求まる。しかし、平滑化の程度が小さいほど、ノイズに起因する偽ピークが発生し易くなる。
そこで、本発明の脈波計測装置では、平滑化の程度が小さい微分脈波波形を示す第1の微分データに基づいて、微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第1のピークデータを検出する一方、平滑化の程度が大きい第2の微分データに基づいて、微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第2のピークデータを検出し、第1のピークデータと第2のピークデータとを比較して、第1のピークデータを構成する複数のサンプルから第2のピークデータに対応しないサンプルを除いて第3のピークデータを生成し、第3のピークデータに基づいて脈波間隔を演算するようにしている。
よって、ノイズに起因する偽ピークの影響を排除しつつ正確な脈波間隔を演算することができる。つまり、本発明の脈波計測装置によれば、1拍ごとの偽ピークを検出してこれを除去して、正確な心拍を計測することができる。
上記の脈波計測装置において、前記第1の微分データ生成部は第1のデジタル平滑化多項式フィルターで構成され、前記第2の微分データ生成部は第2のデジタル平滑化多項式フィルターで構成され、前記第1のデジタル平滑化多項式フィルターは第2のデジタル平滑化多項式フィルターよりフレームサイズが小さいようにするのが好ましい。フレームサイズが小さいデジタル平滑化多項式フィルターから求められる微分信号波形は急峻な上側ピークを示すから、この脈波計測装置によっても上記の効果を得ることができる。また、脈波に比べて周期が長い基線揺れノイズは、デジタル平滑化多項式フィルターで微分データを生成する過程で抑圧される。これは、心拍の計測の精度向上に寄与する。
上記の各脈波計測装置において、前記ノイズ除去部は、前記第1のピークデータと前記第2のピークデータとを時系列に並べ替え、前記第1のピークデータの各サンプルと前記第2のピークデータの各サンプルとの時間差を算出し、前記時間差が予め定められた許容範囲内であるか否かを判定し、許容範囲外となったサンプルを前記第1のピークデータから除去して前記第3のピークデータを生成するようにするのが好ましい。この脈波計測装置によれば、第1のピークデータを構成する複数のサンプルから第2のピークデータに対応しないサンプルを容易に除くことができる。
この脈波計測装置において、前記許容範囲を設定する設定部を備え、前記ノイズ除去部は、前記設定部によって設定される前記許容範囲に従って、前記時間差が前記許容範囲内であるか否かを判定するようにしてもよい。この脈波計測装置によれば、例えば個人差を考慮して許容範囲を設定することができる。これは、心拍の計測の精度向上に寄与する。
上記の各脈波計測装置において、前記第1のピーク検出部は、前記第1の微分データを構成する複数のサンプルのうち、閾値を超えるサンプルから、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第1のピークデータを検出し、前記第2のピーク検出部は、前記第2の微分データを構成する複数のサンプルのうち、閾値を超えるサンプルから、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第2のピークデータを検出するようにしてもよい。この脈波計測装置によれば、微分データを構成するサンプルのうち、閾値を超えたサンプルのみに基づいて、ピークデータが検出される。これは、心拍の計測の精度向上に寄与する。
上記課題を解決するために本発明は、コンピューターに、脈波波形を示す脈波データから、前記脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示す第1の微分データを生成する処理と、前記脈波データから、前記脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示し、且つ、平滑化の程度が、前記第1の微分データより大きい第2の微分データを生成する処理と、前記第1の微分データに基づいて、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第1のピークデータを検出する処理と、前記第2の微分データに基づいて、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第2のピークデータを検出する処理と、前記第1のピークデータと前記第2のピークデータとを比較して、前記第1のピークデータを構成する複数のサンプルから前記第2のピークデータに対応しないサンプルを除いて、第3のピークデータを生成する処理と、前記第3のピークデータに基づいて、隣り合うサンプルの時間差を脈波間隔として演算する処理と、を実行させることを特徴とするプログラムを提供する。
このようなプログラムにしたがって一般的な光電変換方式の脈波計測装置の演算処理回路を作動させることによって、その脈波計測装置を本発明の脈波計測装置として機能させることが可能になる。なお、上記プログラムの具体的な提供態様としては、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)やメモリスティックなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に書き込んで配布する態様や、インターネットなどの電気通信回線経由のダウロードにより配布する態様が考えられる。
本発明の実施形態の脈波計測装置1の外観を示す図である。 脈波計測装置1の脈波検出部30の装着態様の一例を示す図である。 脈波計測装置1の電気的な構成例を示す図である。 脈波計測装置1のCPU100が実行する制御プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 CPU100が実行する脈波ピーク検出処理、及び脈波間隔演算処理の機能構成を示す図である。 脈波計測装置1の第1のデジタル平滑化多項式フィルター210によって脈波データMDからピークデータP1を求める過程を示す説明図である。 脈波計測装置1の第2のデジタル平滑化多項式フィルター230によって脈波データMDからピークデータP2を求める過程を示す説明図である。 図6及び図7に示す脈波データMDから得られたピークデータP1及びP2を時系列に番号を振り並べて示す説明図である。 図8に示すピークデータP1及びP2から得られたピークデータP3を示す説明図である。
図1は、本発明の実施形態の脈波計測装置1の外観を示す図である。図1に示すように、脈波計測装置1は、腕時計構造を有しており、被験者の手首に装着される装置本体10と、この装置本体10にケーブル20を介して接続された脈波検出部30とを有する。図1に示すように、装置本体10にはリストバンド12が取り付けられている。脈波計測装置1は、リストバンド12を被験者の手首(図1に示す例では、左手首)に巻きつけることで当該被験者の身体に装着される。装置本体10の表面には、液晶ディスプレイなどの表示部80が設けられている。表示部80には、脈波検出部30により検出された脈波信号から算出される脈間隔や単位時間当たりの脈拍数、現在時刻等が表示される。また、装置本体10の外周部にはボタンスイッチ16が設けられている。ボタンスイッチ16は、脈波の計測開始や計測終了、計測結果のリセットなどの各種指示の入力に用いられ、後述する入力部90として機能する。
図2は、被験者の身体に対する脈波検出部30の装着態様の一例を示す図である。図2に示すように、脈波検出部30は、脈波センサー32と、センサー固定用バンド34とを有する。脈波検出部30は、例えば被験者の左手人指し指の根元から第2指関節までの間の部分(以下、測定部位)にセンサー固定用バンド34を巻きつけることで被験者の身体に装着される。脈波検出部30が被験者の身体に装着された状態では、脈波センサー32はセンサー固定用バンド34によって外光から遮光される。外光に起因したノイズを排除するためである。本実施形態では、脈波検出部30を被験者の左手人差し指に装着する場合について説明するが、左手中指や薬指などの他の指に装着しても勿論良い。また、図1に示すように、本実施形態では被験者の左腕に装置本体10を装着するのであるが、右腕に装置本体10を装着しても良く、この場合は右手の指に脈波検出部30を装着するようにすれば良い。
脈波センサー32は、発光素子と、受光素子とを含んでいる。発光素子は、例えば青色又は緑色で発光するLED(Light Emitting Diode)であり、血液に吸収されやすい波長の光を、ケーブル20を介して装置本体10から供給された電流の電流値に応じた強度で放射する。脈波検出部30が被験者の身体に装着された状態(図2参照)では、発光素子から測定部位に向けて上記光が照射される。このようにして発光素子から測定部位に向けて照射された光は、測定部位内部へ進入した後、一部が真皮内の毛細血管を流れる血液によって吸収される。そして、発光素子から照射された光のうちの血液によって吸収されなかった光は、一部が測定部位を透過し、残りは生体組織による散乱等を経て反射光として受光素子によって受光される。受光素子は、例えばフォトダイオードであり、受光した光の強度に応じた電流値の信号を、ケーブル20を介して装置本体10に出力する。
図3は、脈波計測装置1の電気的な構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、脈波計測装置1は、当該装置の制御中枢として機能するCPU100、脈波検出部30から出力される脈波信号を増幅する増幅回路40、増幅回路40から出力される脈波信号をデジタル信号に変換して脈波データMDを生成するAD変換回路50を備える。
また、脈波計測装置1は、各種の制御プログラムを記憶したROM60、脈波データMDを記憶したり、CPU100の作業領域として機能するRAM70、画像や文字を表示する表示部80、利用者が各種の指示を入力する入力部90、CPU100の動作のタイミング基準となるクロック信号を発振する発振回路110、及び、CPU100の制御の下、時間計測を実行する計時回路120を備える。
増幅回路40のゲインは、脈波データMDをCPU100が解析することによって設定すされる。例えば、腕を下げた状態が続き測定部位が鬱血し、脈波データMDの波形の振幅が小さくなった場合には、ゲインを上げるように制御がなされる。これにより、AD変換回路50のダイナミックレンジを有効に活用し、高いSN比の脈波データMDを得ることが可能となる。
また、この例におけるAD変換回路50のサンプリングレートは、例えば、100Hzであり、脈波信号に対して十分高い周波数となっている。さらに、脈波データMDは10ビットとなっている。
上述した機能は、CPU100がROM60に記憶された各種制御プログラムを実行することによって実現される。
図4は、CPU100が実行する制御プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。制御プログラムは、被験者がボタンスイッチ16を操作して、処理開始の指示を与えた場合に開始され、その処理結果は表示部80に表示される。
制御プログラム開始後に、被験者が再度ボタンスイッチ16を操作した場合、制御プログラムは終了し、表示部80に表示された処理結果はリセットされる。
CPU100は、RAM70に格納された処理ステータスを参照することで、制御プログラムが実行中の状態であるか、非実行の状態であるかを識別する。
処理ステータスは、通常、非実行の状態を示す値に設定され、被験者がボタンスイッチ16を操作して、処理開始の指示を与えた場合に、実行中の状態を示す値に設定される。また、当該制御プログラムが終了した場合、CPU100は、処理ステータスを実行中の状態から非実行の状態に更新する。
ステップS10において、CPU100は、RAM70に格納された処理ステータスを参照し、計測が終了しているかについて判定する。
処理ステータスが実行中の状態を示す場合、CPU100は、計測が終了していないと判断し、処理をステップS11へと進める。一方、処理ステータスが非実行の状態を示す場合、CPU100は、計測が終了していると判断し、当該プログラムの処理結果を表示部80に表示したうえで、当該プログラムを終了する。
なお、ステップS10において処理ステータスが実行中の状態を示す場合には、被験者がボタンスイッチ16を操作して処理開始の指示を与えた後にステップS16の処理が終了していない場合と、ステップS14の処理において脈波データMDのデータ数が不十分であると判断された場合とが存在する。
ステップS11において、CPU100は、ケーブル20を介して脈波検出部30に電源を供給して動作させる。装置本体10より電源の供給を受けた脈波検出部30は、脈波センサー32の発光素子から被験者の身体に向けて光を放射する。同時に、脈波検出部30は、脈波センサー32の受光素子が受光した光の強度に基づいて脈波信号を生成し、脈波信号を、ケーブル20を介して装置本体10に出力する。
ステップS12において、増幅回路40は、脈波検出部30から出力された脈波信号を増幅し、AD変換回路50に対して出力する。
ステップS13において、AD変換回路50は、増幅回路40から出力される脈波信号をデジタル信号に変換し、脈波データMDを生成する。脈波データMDは、脈波波形を示すデータであり、RAM70に格納される。
ステップS14において、CPU100は、RAM70に格納された脈波データMDを参照し、脈波データMDが後述するステップS15及びS16の処理において必要なデータ数を充足するものであるか判断する。
CPU100は、脈波データMDが必要なデータ数を充足していないと判断した場合には、処理をステップS10に戻す一方、必要なデータ数を充足していると判断した場合には、処理をステップS15に進める。
ステップS15において、CPU100は、脈波ピーク検出処理を行う。また、ステップS16において、CPU100は、脈波間隔演算処理を行う。なお、脈波ピーク検出処理、及び脈波間隔演算処理の詳細については、後述する。
CPU100は、ステップ16が終了した場合、処理ステータスを、非実行の状態に設定し、処理をステップS10に進める。
図5に、CPU100が実行する脈波ピーク検出処理、及び脈波間隔演算処理の機能構成を示す。第1及び第2のデジタル平滑化多項式フィルター210(第1の微分データ生成部)及び230(第2の微分データ生成部)は、脈波データMDから微分脈波波形を示す微分データB1及びB2(速度脈波)を求めるものである。第1及び第2のデジタル平滑化多項式フィルター210及び230は、フレームサイズmで与えられる時間区間の信号を切り出し(m個の脈波データMDを演算の対象とし)、その区間の信号を次数pで与えられる多項式で近似する。得られた多項式を微分演算することで区間内の微分係数を求める。以降、信号を切り出す位置を時間軸方向にずらしながら上記演算を続けることで微分データB1及びB2が算出される。フレームサイズmと多項式の次数pは制御パラメータである。本実施形態にあっては次数pが例えば3である。また、第1のデジタル平滑化多項式フィルター210のフレームサイズは10サンプルであり、第2のデジタル平滑化多項式フィルター230のフレームサイズは50サンプルである。フレームサイズが大きい程、平滑化の度合いが大きくなる。
第1及び第2のピーク検出部220(第1のピーク検出部)及び240(第2のピーク検出部)は、各デジタル平滑化多項式フィルター210及び230により求められた微分脈波波形(微分データB1及びB2)の振幅ピークを検出して、ピークデータP1及びP2を生成する。ピークデータP1及びP2は、凸状に現れる1拍ごとの脈波波形(脈波データMD)の傾きが最大となる時刻を示す。これによって心電図のRに相当する脈波ボトムピークを検出することができる。
図6は第1のデジタル平滑化多項式フィルター210によって脈波データMDからピークデータP1を求める過程を示す説明図である。第1のデジタル平滑化多項式フィルター210に同図の上段の脈波データMDが入力されると、同図の下段に示す微分データB1が出力される。ここで、脈波データMDにはノイズNが重畳している。このノイズNが発生する時刻tnの近傍には、微分データB1に偽ピークPnが現れる。第1のピーク検出部220は、微分データB1を閾値THと比較し、閾値THを上回る上側ピークを検出してピークデータP1を生成する。この例では、ノイズに対応する偽ピークPnが閾値THを超えているので、偽ピークPnに対応するピークデータP1が生成される。
図7は第2のデジタル平滑化多項式フィルター230によって脈波データMDからピークデータP2を求める過程を示す説明図である。第2のデジタル平滑化多項式フィルター230に同図の上段の脈波データMDが入力されると、同図の下段に示す微分データB2が出力される。ここで、時刻tnにおいて、脈波データMDにはノイズNが重畳しているが、微分データB2からは除去されている。第2のピーク検出部240は、微分データB2を閾値THと比較し、閾値THを上回る上側ピークを検出してピークデータP2を生成する。
図6および7に示したように、フレームサイズmが小さいデジタル平滑化多項式フィルターから求められる微分信号波形は、急峻な上側ピークを示す。すなわち、ピーク検出位置はフレームサイズが小さいものほど精度良く求まる。上述したように第1のデジタル平滑化多項式フィルター210は第2のデジタル平滑化多項式フィルター230よりもフレームサイズが小さい。従って、微分データB1から抽出されるピークデータP1は、ピークデータP2よりも上側ピークを正確な時刻で表している。しかしながら、微分データB1にはノイズNに起因する偽ピークPnが存在する。フレームサイズが大きい第2のデジタル平滑化多項式フィルター230により求まる微分データB2では、この偽ピークPnが存在しない。
ノイズ除去部250は、第1及び第2のピーク検出部220及び240により求められたピークデータP1及びP2を利用してノイズ下の計測であることを判断し、ノイズの影響を受けたサンプルを除去する機能を有する。
ノイズ除去部250の動作は、以下の通りである。第1に、ノイズ除去部250はピークデータP1とピークデータP2とを時系列に並べ替える。図8は、図6及び図7に示す脈波データMDから得られたピークデータP1及びP2を時系列に番号を振り並べたものである。第2に、ノイズ除去部250は、第1及び第2のデジタル平滑化多項式フィルター210及び230によって検出された上側ピークの時間差Δtを算出する。
第3に、ノイズ除去部250は、時間差Δtが許容時間±tpの範囲内であるかを判定し、許容時間±tpの範囲外のサンプルをピークデータP1から除去する。許容時間±tpは設定部260によって与えられ、この例では、±150msecである。図8に示す例では、フレームサイズ小の番号9のサンプル(6570.1msec)は、フレームサイズ大のサンプルが許容時間である±150msec 内に存在しない。すなわち、番号9のサンプルは、ピークデータP1においてノイズによる偽ピークPnであると判断され除外される。
このようにしてノイズ除去部250は、ピークデータP1から偽ピークPnを除去したピークデータP3を生成する。例えばピークデータP1及びP2が図8に示すものの場合、図9に示すように、番号9のサンプルが除外されたピークデータP3が生成される。なお、設定部260は、入力部90から入力される利用者の指示に基づいて許容時間±tpを決定し、決定した許容時間±tpをノイズ除去部250に与えることによって許容時間±tpを設定する。
次に、脈波間隔演算部270は、偽ピークPnが取り除かれたピークデータP3において、隣り合うサンプルの検出ピーク時刻の間隔を演算して、脈波間隔Mrrを算出する。例えば図9に示すようにピークデータP3から番号9のサンプルが除外されている場合には、番号9のサンプルの検出ピーク時刻と番号10のサンプルの検出ピーク時刻との間隔が演算される。なお、脈波間隔Mrrは心電図のRR間隔に相当する。
ところで、正確な脈波間隔を求めるためには脈波波形のピークの発生時刻を正確に求める必要がある。前述したように、微分脈波波形の上側ピークは平滑化の程度が小さいほど急峻になるから、脈波波形の上側ピークの発生時刻は、平滑化の程度が小さいほど精度良く求まる。しかし、平滑化の程度が小さいほど、ノイズに起因する偽ピークが発生し易くなる。
そこで、本実施形態では、上述したように、脈波波形(脈波データMD)を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示す微分データB1及びB2を生成し、平滑化の程度が小さい微分脈波波形を示す微分データB1に基づいて、微分脈波波形の上側ピークの発生時刻を示すピークデータP1を検出する一方、平滑化の程度が大きい微分データB2に基づいて、微分脈波波形の上側ピークの発生時刻を示すピークデータP2を検出し、ピークデータP1とピークデータP2とを比較して、ピークデータP1を構成する複数のサンプルからピークデータP2に対応しないサンプルを除いてピークデータP3を生成し、ピークデータP3に基づいて脈波間隔Mrrを演算するようにしている。
したがって、ノイズに起因する偽ピークの影響を排除しつつ正確な脈波間隔Mrrを演算することができる。つまり、本実施形態によれば、1拍ごとの偽ピークを検出してこれを除去して、正確な心拍を計測することができる。また、脈波に比べて周期が長い基線揺れノイズは、デジタル平滑化多項式フィルターで微分データを生成する過程で抑圧される。これは、心拍の計測の精度向上に寄与する。
また、ノイズ除去部250は、ピークデータP1とピークデータP2とを時系列に並べ替え、ピークデータP1の各サンプルとピークデータP2の各サンプルとの時間差を算出し、時間差が予め定められた許容範囲内であるか否かを判定し、許容範囲外となったサンプルをピークデータP1から除去してピークデータP3を生成する。つまり、本実施形態によれば、ピークデータP1を構成する複数のサンプルからピークデータP2に対応しないサンプルを容易に除くことができる。
また、ノイズ除去部250は、設定部260によって設定された許容範囲に従って、時間差が許容範囲内であるか否かを判定する。したがって、本実施形態によれば、例えば個人差を考慮して許容範囲を設定することができる。これは、心拍の計測の精度向上に寄与する。
また、本実施形態では、微分データB1及びB2を構成するサンプルのうち、閾値を超えたサンプルのみに基づいて、ピークデータP1及びP2が検出される。これは、心拍の計測の精度向上に寄与する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態に以下に述べる変形を加えても勿論良い。
(1)上述した実施形態では、脈波データMDから微分データB1及びB2を生成する第1及び第2の微分データ生成部として第1及び第2のデジタル平滑化多項式フィルター210及び230を採用したが、デジタル平滑化多項式フィルターに代えて、脈波データMDを微分すると共に平滑化することが可能な他の手段を採用してもよい。
(2)上述した実施形態では、ピークデータP1とピークデータP2とを時系列に並べ替え、ピークデータP1の各サンプルとピークデータP2の各サンプルとの時間差を算出し、算出した時間差が予め定められた許容範囲内であるか否かを判定し、許容範囲外となったサンプルをピークデータP1から除去してピークデータP3を生成しているが、ピークデータP1とピークデータP2とに基づいてピークデータP3を生成可能な他の手法を採用してもよい。
(3)上述した実施形態では、利用者の指示に基づいて許容時間±tpが設定されるが、利用者の指示に基づかずに許容時間±tpが設定されるようにしてもよい。例えば、許容時間±tpは予め定められた固定値であってもよい。
(4)上述した実施形態では、微分データB1及びB2を構成する複数のサンプルのうち閾値を超えるサンプルからピークデータP1及びP2を検出しているが、微分データB1及びB2を構成するすべてのサンプルからピークデータP1及びP2を検出するようにしてもよい。
(5)上述した実施形態では、脈波ピーク検出処理および脈波間隔演算処理をソフトウェアによって実現した。しかし、脈波ピーク検出処理を実行する手段(第1及び第2の微分データ生成部、第1及び第2のピーク検出部、及びノイズ除去部)及び脈波間隔演算処理を実行する手段(脈波間隔演算部)のうち、少なくとも一つをハードウェア回路で構成してもよい。
(6)また、上述した実施形態では、脈波検出部30はセンサー固定用バンド34により被験者の人指し指の根元から第2指関節までの間の部分に巻きつけられているが、脈波検出部30をカフ(腕帯)により被験者の上腕部または前腕部に巻き付ける構造にしても良い。上腕部または前腕部は、指先に比べて鬱血の影響が少ないため、より正確でより大きな振幅を有する波形として脈波データMDを測定することが可能となり、ノイズNによる影響を抑えた正確な脈波間隔Mrrの計測が可能となる。
さらに、上述した実施形態では、脈波計測装置1は、手首に装着される装置本体10と、人指し指の根元から第2指関節までの間の部分に装着される脈波検出部30とを備え、これらはケーブル20を介して接続される構造を有しているが、脈波検出部30と装置本体10とが一体として構成され、共にリストバンド12により被験者の手首に装着する構造にしても良い。この場合、ケーブル20が不要となり、装置本体10と脈波検出部30とが一体となった腕時計構造を有するため、脈波計測装置1の使い勝手の向上が可能となる。
また、上述した実施形態では、装置本体10を腕時計構造とし、リストバンド12により被験者の手首に巻き付ける構造を有しているが、装置本体10を携帯電話等の外部の機器上に設け、装置本体10が設けられた携帯電話等と脈波検出部30との間で無線通信を実行してもよい。この場合、脈波検出部30は、手首、上腕部あるいは前腕部に巻きつけるカフ(腕帯)としてもよい。あるいは、耳朶に装着する構成としてもよい。装置本体10は、携帯電話の有する表示機能、入力機能、及びCPUを利用できるため、脈波計測装置1の低コスト化が可能となる。
1…脈波計測装置、10…装置本体、12…リストバンド、16…ボタンスイッチ、20…ケーブル、30…脈波検出部、32…脈波センサー、34…センサー固定用バンド、80…表示部、90…入力部、100…CPU、210…第1のデジタル平滑化多項式フィルター、220…第1のピーク検出部、230…第2のデジタル平滑化多項式フィルター、240…第2のピーク検出部、250…ノイズ除去部、260…設定部、270…脈波間隔演算部。

Claims (6)

  1. 脈波波形を示す脈波データから、前記脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示す第1の微分データを生成する第1の微分データ生成部と、
    前記脈波データから、前記脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示す第2の微分データを生成し、且つ、平滑化の程度が、前記第1の微分データ生成部より大きい第2の微分データ生成部と、
    前記第1の微分データに基づいて、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第1のピークデータを検出する第1のピーク検出部と、
    前記第2の微分データに基づいて、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第2のピークデータを検出する第2のピーク検出部と、
    前記第1のピークデータと前記第2のピークデータとを比較して、前記第1のピークデータを構成する複数のサンプルから前記第2のピークデータに対応しないサンプルを除いて、第3のピークデータを生成するノイズ除去部と、
    前記第3のピークデータに基づいて、隣り合うサンプルの時間差を脈波間隔として演算する脈波間隔演算部と、
    を備える脈波計測装置。
  2. 前記第1の微分データ生成部は第1のデジタル平滑化多項式フィルターで構成され、
    前記第2の微分データ生成部は第2のデジタル平滑化多項式フィルターで構成され、
    前記第1のデジタル平滑化多項式フィルターは第2のデジタル平滑化多項式フィルターよりフレームサイズが小さい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の脈波計測装置。
  3. 前記ノイズ除去部は、前記第1のピークデータと前記第2のピークデータとを時系列に並べ替え、前記第1のピークデータの各サンプルと前記第2のピークデータの各サンプルとの時間差を算出し、前記時間差が予め定められた許容範囲内であるか否かを判定し、許容範囲外となったサンプルを前記第1のピークデータから除去して前記第3のピークデータを生成する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の脈波計測装置。
  4. 前記許容範囲を設定する設定部を備え、前記ノイズ除去部は、前記設定部によって設定される前記許容範囲に従って、前記時間差が前記許容範囲内であるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の脈波計測装置。
  5. 前記第1のピーク検出部は、前記第1の微分データを構成する複数のサンプルのうち、閾値を超えるサンプルから、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第1のピークデータを検出し、
    前記第2のピーク検出部は、前記第2の微分データを構成する複数のサンプルのうち、閾値を超えるサンプルから、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第2のピークデータを検出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の脈波計測装置。
  6. コンピューターに、
    脈波波形を示す脈波データから、前記脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示す第1の微分データを生成する処理と、
    前記脈波データから、前記脈波波形を微分すると共に平滑化した微分脈波波形を示し、且つ、平滑化の程度が、前記第1の微分データより大きい第2の微分データを生成する処理と、
    前記第1の微分データに基づいて、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第1のピークデータを検出する処理と、
    前記第2の微分データに基づいて、前記微分脈波波形のピークの発生時刻を示す第2のピークデータを検出する処理と、
    前記第1のピークデータと前記第2のピークデータとを比較して、前記第1のピークデータを構成する複数のサンプルから前記第2のピークデータに対応しないサンプルを除いて、第3のピークデータを生成する処理と、
    前記第3のピークデータに基づいて、隣り合うサンプルの時間差を脈波間隔として演算する処理と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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