JP2012160969A - 画像再生装置、及びその制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像再生装置、及びその制御方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】閲覧していた画像と関連付けられた動画に限らず、所望の動画の再生を簡単な操作で実行可能にする。
【解決手段】複数の画像が記録されている記録媒体から画像を読み出して再生し、表示手段に表示させる。表示手段に画像が表示されている際に、記録媒体に記録されている動画のうちの所定のモードで撮影された動画の再生リンクを含む、当該所定のモードで撮影された動画の一覧を表示する指示を受け付けた場合、次のように処理する。所定の順列において指示を受け付けた際に表示手段に表示されていた画像の直前にある所定のモードで撮影された動画が、動画の一覧において選択され、識別可能に表示されるように制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像と関連づけられた動画を再生する画像再生装置、及びその制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置の中には、静止画及び動画の撮影機能を備えるものがあり、ユーザは1つの撮像装置で静止画及び動画を再生して閲覧することが可能である。
近年では、動画撮影中に静止画撮影を実行する機能、あるいは撮影した静止画の記録時に、当該静止画と撮影時の被写体をとらえた動画や音声を記録する機能を備え、静止画と動画とを関連付けて記録可能な撮像装置もある。このような撮像装置で静止画及び動画を撮影して記録媒体に記録した場合、静止画と動画の記録場所が異なる、静止画と動画のファイル名の接頭文字(「IMG_」や「MVI_」等)が異なる、あるいは複数の静止画に1つの動画が関連付けられていることがある。即ち、記録媒体に記録された静止画の閲覧から、当該静止画と関連付けられた動画の閲覧に遷移するためには、閲覧している静止画の再生順の前後に必ずしも関連付けられた動画が並ばないことがあり、ユーザは当該動画を探すために煩雑な操作が必要であった。
特許文献1には、閲覧している静止画と関連付けられた動画が記録媒体に存在する場合に、静止画とともと関連付けられた動画の存在を示すアイコンを表示し、当該アイコンを選択することで関連付けられた動画の再生を容易にする技術が開示されている。
特開2000−222417号公報
しかしながら、特許文献1の技術では閲覧していた静止画と関連付けられた動画の再生は簡単な操作で行うことができるが、当該関連付けられた動画以外の他の動画を再生するためにはファイル送り操作等が必要であり、やはり煩雑な操作を必要としてしまう。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、閲覧していた画像と関連付けられた動画に限らず、所望の動画の再生を簡単な操作で実行可能にすることを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明の画像再生装置は、以下の構成を備える。
複数の画像が記録されている記録媒体と、複数の画像の1つを表示手段に表示させる再生手段と、表示手段に画像が表示されている場合に、複数の画像のうち、所定のモードで撮影された動画の一覧の表示を要求する指示を受け付ける第1の受信手段と、指示に応じて、複数の画像のうちの所定のモードで撮影された動画の一覧を、当該一覧に含まれる動画を個別に選択可能に表示手段に表示させる表示制御手段と、表示手段に表示された一覧において選択された1つの動画に対する再生指示を受け付ける第2の受信手段と、を備え、複数の画像は所定の順列を有し、表示制御手段は、第1の受信手段により指示を受け付けた際に、所定のモードで撮影された動画のうち、所定の順列において、第1の受信手段により指示を受け付けた際に表示手段に表示されていた画像の直前にある所定のモードで撮影された動画が選択された状態で一覧を表示手段に表示させることを特徴とする。
このような構成により本発明によれば、閲覧していた画像と関連付けられた動画に限らず、所望の動画の再生を簡単な操作で実行可能にすることが可能となる。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラの外観図 本発明の実施形態に係るデジタルカメラの機能構成を示したブロック図 本発明の実施形態1に係る、記録媒体に記録されている画像を示したテーブル 本発明の実施形態に係るシングル再生処理のフローチャート 本発明の実施形態1に係る動画リスト表示処理のフローチャート 本発明の実施形態1に係るダイジェスト動画のリストの表示例 本発明の実施形態2に係る動画リスト表示処理のフローチャート
(実施形態1)
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、画像再生装置の一例としての、静止画及び動画を再生可能なデジタルカメラに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、静止画及び動画を再生することが可能な任意の機器に適用可能である。なお、本明細書において、静止画及び動画を総称して、「画像」と表現するものとする。即ち、「画像」と表現した対象は、静止画に限らず、動画の1フレームあるいは動画全体を指してもよいものとする。
図1に、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の外観図を示す。図示されるように、デジタルカメラ100には、表示部113、シャッタスイッチ115、モード切替スイッチ116、電源スイッチ117、及びコントローラホイール118が備えられている。また、決定スイッチ等の各種操作部材は、操作部114として統合して示されている。デジタルカメラ100の底部には、記録媒体200を格納するためのスロットである記録媒体I/F120があり、記録媒体200が挿入されている場合は撮影された静止画及び動画は当該記録媒体200に記録される。
図2は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の機能構成を示すブロック図である。
システム制御部101は、例えばCPUであり、デジタルカメラ100が備える各ブロックの動作を制御する。具体的にはシステム制御部101は、例えば不揮発性メモリ102に記憶されているデジタルカメラ100が備える各ブロックの動作プログラムを読み出し、システムメモリ103に展開して実行することにより、各ブロックの動作を制御する。不揮発性メモリ102は、例えばEEPROM等の電気的に消去・記録可能なメモリであり、デジタルカメラ100が備える各ブロックの動作プログラムに加え、各ブロックの動作において必要なパラメータ等が記憶される。システムメモリ103は、例えばRAMであり、デジタルカメラ100が備える各ブロックの動作プログラムの展開領域としてだけではなく、各ブロックの動作において出力された中間データ等が一時的に記憶される領域としても用いられる。
なお、本実施形態ではデジタルカメラ100が備える各ブロックの動作を当該ブロックの動作プログラムにより制御するものとして説明するが、本発明の実施はこれに限らず、各ブロックは当該動作プログラムと同様の処理を行う回路で構成されてもよい。
撮影レンズ105は、フォーカスレンズを含むデジタルカメラ100が備える撮影レンズ郡であり、絞り、NDフィルタ機能を備えるシャッタ106を介して光学像を撮像部107に結像する。撮像部107は、例えばCCDやCMOSセンサ等の撮像素子であり、撮影レンズ105を介して結像された光学像をアナログ画像信号に変換してA/D変換部108に出力する。A/D変換部108は、撮像部107から入力されたアナログ画像信号に対してA/D変換処理を適用することにより、デジタル画像信号(画像)に変換する。バリア104は、撮影レンズ105、シャッタ106、撮像部107を含む撮像系を覆うことにより、当該撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部109は、A/D変換部108から出力された画像、または後述するメモリ制御部110によりメモリ111から読み出された画像に対し、所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を実行するブロックである。また、画像処理部109は、撮像によりA/D変換部108より入力された画像を用いて露光制御、測距制御に係る演算処理を実行し、演算結果をシステム制御部101に出力する。システム制御部101は、当該演算結果に基づき、不図示の駆動系により撮影レンズ105及びシャッタ106を動作させて露光制御及び測距制御を行う。
本実施形態のデジタルカメラ100は、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理を採用しているものとする。なお、AE処理はシャッタスピード、絞り、NDフィルタの制御、及び画像処理部109においてデジタル画像信号に適用されるゲインの制御を行われる。また画像処理部109は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も実行する。
なお、デジタルカメラ100では通常の動画像を撮影するモードでの使用においてAF処理、AE処理、AWB処理はリアルタイムに実行されるものとする。しかしながら、各処理のオート実行設定を解除した場合には、マニュアルで各処理のパラメータを設定することができるものとする。
メモリ制御部110は、メモリ111からの情報の読み出し、及びメモリ111への情報の書き込みを制御するブロックである。メモリ制御部110は、A/D変換部108より入力されたデジタル画像信号、または画像処理部109により各種処理が適用されて出力された画像信号を、メモリ111に書き込む。メモリ111は、動画像の撮影中の動画像のフレームに係る画像群に加え、撮影中の音声の情報も書き込まれるため、当該情報を格納するために十分な記憶容量を有するように設計されているものとする。
なお、メモリ111には撮像により得られた画像に加え、後述する表示部113に表示される表示画像も書き込まれる。当該表示画像を表示部113に表示する場合は、メモリ111により当該表示画像が読み出され、表示部113に表示するために後述するD/A変換部112に出力されるものとする。
D/A変換部112は、入力されたデジタル画像信号に対してD/A変換処理を適用することにより、得られたアナログ画像信号を表示部113に出力して表示させる。表示部113は、例えば小型LCD等の表示装置であり、D/A変換部112より出力されたアナログ画像信号が表示される。なお、表示部113は、撮像によりA/D変換部108が逐次出力したデジタル画像信号がD/A変換部112に入力され、再びアナログ画像信号に変換されて表示部113に表示(スルー表示)されることにより、電子ビューファインダとして機能する。表示部113への表示は、システム制御部101により表示制御されるものとして以下に説明するが、表示制御用の回路等が別途設けられてもよい。
システムタイマ119は、デジタルカメラ100に内蔵されるタイマであり、システム制御部101により実行される各プログラムや処理における経過時間の計測やタイムスタンプ等に用いられる。
操作部114、シャッタスイッチ115、モード切替スイッチ116、電源スイッチ117、及びコントローラホイール118は、デジタルカメラ100が備えるユーザインタフェースである。当該ユーザインタフェースは、ユーザがそれぞれの操作部材を操作することにより入力された操作信号を解析し、入力された操作内容をシステム制御部101に伝送する。
シャッタスイッチ115は、押し込まれたストロークにより2種類の指示、撮影準備指示、及び撮影指示をデジタルカメラ100に与えるための操作部材である。具体的にはシャッタスイッチ115は、半押し状態にされた場合に撮影準備指示であるSW1信号を出力し、さらに全押し状態にされた場合に撮影指示であるSW2信号を出力する。システム制御部101は、SW1信号を受信した場合、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。またシステム制御部101は、SW2信号を受信した場合、撮像部107からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
モード切替スイッチ116は、デジタルカメラ100の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードには、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定である各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード、後述するムービーダイジェストモード等が含まれる。モード切替スイッチ116で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ116で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
電源スイッチ117は、デジタルカメラ100の起動あるいは終了を指示するための操作部材である。ユーザにより電源スイッチ117が操作され、デジタルカメラ100の電源がON状態にされると、システム制御部101は起動時の準備処理を実行し、また電源がOFF状態にされると、システム制御部101は終了処理を実行する。
コントローラホイール118は、回転操作可能な操作部材であり、操作部114に含まれる方向スイッチと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール118を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部101はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール118が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラホイール118は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール118自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール118自体は回転せず、コントローラホイール118上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(所謂、タッチホイール)。
その他の操作部材は、操作部114として統合して示されている。各操作部材は、表示部113に表示された種々の機能アイコンの選択操作等、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能スイッチとして作用する。機能スイッチとしては、例えば終了スイッチ、戻るスイッチ、画像送りスイッチ、ジャンプスイッチ、絞込みスイッチ、属性変更スイッチ等がある。例えば、メニュースイッチが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部113に表示される。利用者は、表示部113に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向スイッチやSETスイッチとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
記録媒体I/F120は、例えばメモリカードやHDD等の、デジタルカメラ100に着脱可能に接続される記録装置である記録媒体200とデジタルカメラ100とを接続するためのインタフェースである。記録媒体200には、例えば記録媒体I/F120を介して、所定の符号化形式に従って画像処理部109により符号化された動画像の画像及び音声が記録される。
(ムービーダイジェストモード)
なお、「ムービーダイジェストモード」とは、例えば日ごと等、所定の期間内に撮影された各静止画について、静止画撮影前の所定時間分の動画を撮影し、当該動画が連結された動画ファイルを各静止画と関連付けて記録するモードであるとする。即ち、ムービーダイジェストモードでは1つの動画に対して1以上の静止画が関連付けられることになる。また、ムービーダイジェストモードでは、所定の期間において最初に静止画が撮影される際にダイジェスト動画として動画が生成され、その後はファイル名を変更することなく、静止画の撮影ごとに当該動画に撮影前の所定時間分の動画が追記されていくものとする。なお、ダイジェスト動画の動画ファイルは、ファイル容量あるいは動画全体の時間が、1つのダイジェスト動画の容量あるいは時間として予め定められた値を超えない限り追記が実行されるため、基本的には所定の期間に1つの動画ファイルのみが記録される。
モード切替スイッチ116によりデジタルカメラ100の動作モードがムービーダイジェストモードに切り替えられると、システム制御部101は動画撮影処理を開始し、撮影により得られた動画をメモリ111に記憶させるようにメモリ制御部110を制御する。メモリ111に記録させる動画の最長時間は例えば4秒等の所定時間に設定され、メモリ111に記憶させる動画の時間が当該最長時間を超える場合は、超える時間分、撮影された時刻が古いフレームから順に削除するようにメモリ制御部110を制御する。
そしてシステム制御部101は、撮影指示であるSW2信号をシャッタスイッチ115より受信すると、メモリ111への動画の書き込みを停止させ、メモリ111に記憶されている動画を記録媒体200にダイジェスト動画として記録させる。このとき、記録媒体200に既に同じ所定期間に記録されたダイジェスト動画のファイルが存在するか否かにより、記録媒体I/F120は記録媒体200へのダイジェスト動画の記録方法を異ならせる。
即ち、同じ所定期間に記録されたダイジェスト動画のファイルが存在しない場合は、記録媒体I/F120は当該ダイジェスト動画を新規のファイルとして記録媒体200に記録させる。閲覧時の再生順を示す画像IDが記録時に割り当てられるが、当該新規のダイジェスト動画のファイルには、SW2信号により撮影された静止画ファイルよりも小さい番号が付与されるものとする。また、同じ所定期間に記録されたダイジェスト動画が存在する場合は、記録媒体I/F120は記録するダイジェスト動画を、既に存在するダイジェスト動画のファイルの続きとして、連結されて記録される。
つまり、ムービーダイジェストモードで静止画が複数回撮影される場合、最初の静止画撮影前の所定時間分の動画がまず記録媒体に記録され、次に当該動画と関連付けられた静止画が記録される。2回目以降の静止画撮影については、当該静止画の撮影前の所定時間分の動画は先に記録された動画に追記されるため、記録媒体において管理されるファイルの順番は、動画を先頭として、その後に当該動画と関連付けられた1以上の静止画が記録されることになる。
なお、記録媒体200に記録されるダイジェスト動画のファイルは、ヘッダ部あるいは当該動画ファイルと関連付けられたサムネイル画像ファイル等に、当該動画ファイルがダイジェスト動画であることを示す属性情報が付与されるものとする。図3は、記録媒体200に記録されている画像(静止画及び動画)ファイルの構成例を示したテーブルであり、属性情報にダイジェスト動画の情報を含まない通常動画、及びダイジェスト動画の属性情報を有するダイジェスト動画がそれぞれ示されている。なお、通常動画として示された動画ファイルは、ムービーダイジェストモード以外のモードで撮影された動画ファイルである。
(シングル再生処理)
このような構成をもつ本実施形態のデジタルカメラ100の、静止画あるいは動画を1つずつ切り替えることにより再生して表示部113に表示するシングル再生処理について、図4のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。当該フローチャートに対応する処理は、システム制御部101が、例えば不揮発性メモリ102に記憶されている対応する処理プログラムを読み出し、システムメモリ103に展開して実行することにより実現することができる。なお、本シングル再生処理は、例えばユーザがモード切替スイッチ116を操作し、デジタルカメラ100の動作モードがシングル再生モードに切り替えられた際に開始されるものとして説明する。
S401で、システム制御部101は、記録媒体200に記録されている画像のうち、直近に撮影された画像を読み出し、表示部113に表示させる。具体的にはシステム制御部101は、直近に撮影された画像を記録媒体I/F120を介して記録媒体200より読み出し、メモリ制御部110を制御して当該読み出した画像をメモリ111に格納させる。そしてメモリ制御部110はシステム制御部101の制御のもと、メモリ111より画像を読み出してD/A変換部112においてD/A変換処理を適用させて表示部113に表示可能な画像信号に変換し、表示部113に表示させる。
なお、本実施形態では直近に撮影された画像が表示部113に表示されるものとして説明するが、シングル再生モードに切り替えられた際に表示部113に表示される画像はこれに限らない。例えば、システム制御部101はシングル再生モードに切り替えられた際に、最後にシングル再生モードで表示部113に表示された画像の情報をシステムメモリ103より取得し、当画像を記録媒体200より読み出して同様に表示部113に表示させてもよい。
また、記録媒体200より読み出す情報は静止画そのものでなくてよく、例えば最後に撮影された画像が動画である場合は、当該動画のサムネイル画像を読み出して表示部113に表示させればよい。なお、シングル再生モードでは、1枚の画像を画像全体が表示部113の表示範囲に収まる最大のサイズとなるように表示ものとする(全画面表示)。
S402で、システム制御部101は、ユーザからの操作入力がなされたか否かを判断する。具体的にはシステム制御部101は、操作部114、シャッタスイッチ115、モード切替スイッチ116、及び電源スイッチ117から、ユーザによりなされた操作入力の内容を示す信号が入力されたか否かを判断する。システム制御部101は、ユーザからの操作入力がなされた場合は処理をS403に移し、操作入力がなされていない場合はなされるまで本ステップの処理を繰り返す。
S403で、システム制御部101は、S402でユーザによりなされた操作入力が、ムービーダイジェストモードで撮影されたダイジェスト動画のリストの表示を要求するための操作入力であるか否かを判断する(第1の受信)。ダイジェスト動画のリストの表示を要求するための操作入力については具体的な操作部材や操作入力方法を示さないが、任意の操作部材あるいは操作入力方法が割り当てられてよい。システム制御部101は、ユーザによりなされた操作入力がダイジェスト動画のリストの表示を要求するための操作入力である場合は処理をS405に移し、その他の操作入力である場合は処理をS404に移す。なお、ユーザによりなされた操作入力がその他の操作入力である場合は、システム制御部101はS404で操作入力に対応する処理を実行する。その他の操作入力に対応する処理は、例えば画像送り処理、拡大再生処理、マルチ再生への切り替え処理、情報表示状態の切り替え処理等が含まれる。
(動画リスト表示処理)
S405で、システム制御部101は、動画リスト表示処理を実行する。ここで、動画リスト表示処理の具体的な処理の内容について図5のフローチャートを用いて説明する。
S501で、システム制御部101は、ムービーダイジェストモードで撮影されたダイジェスト動画が記録媒体200に記録されているか否かを判断する。具体的にはシステム制御部101は、記録媒体I/F120を介して記録媒体200に記録されている各動画の属性情報を読み出し、ダイジェスト動画の属性情報を有する動画が記録されているか否かを判断する。システム制御部101は、記録媒体200にダイジェスト動画が記録されていると判断した場合は処理をS502に移す。またシステム制御部101は、記録媒体200にダイジェスト動画が記録されていないと判断した場合は処理をS516に移し、ダイジェスト動画が存在しないことを通知するGUIを不揮発性メモリ102より読み出して表示部113に表示させ、処理を完了する。
S502で、システム制御部101は、現在表示部113に表示させている画像の画像IDの情報を取得する。そしてS503でシステム制御部101は、取得した画像IDより前の画像IDを有するダイジェスト動画が存在するか否かを判断する。システム制御部101は、表示させている画像の画像IDよりも前の画像IDを有するダイジェスト動画が存在する場合は処理をS504に移し、存在しない場合は処理をS505に移す。
表示させている画像の画像IDよりも前の画像IDを有するダイジェスト動画が存在する場合、システム制御部101はS504で、当該ダイジェスト動画の画像IDを取得する。そしてシステム制御部101は当該画像IDを、初期選択させるダイジェスト動画の画像IDとして例えばシステムメモリ103に記憶させる。なお、表示させている画像の画像IDよりも前の画像IDを有するダイジェスト動画が複数存在する場合は、当該複数のダイジェスト動画のうち、表示させている画像の画像IDに最も近い画像IDを有するダイジェスト動画の画像IDを取得すればよい。
また、表示させている画像の画像IDよりも前の画像IDを有するダイジェスト動画が存在しない場合、システム制御部101はS505で、記録媒体200に記録されているダイジェスト動画のうち、画像IDが最も後ろのダイジェスト動画の画像IDを取得する。なお、本実施形態では画像IDが最も後ろのダイジェスト動画の画像IDを取得するものとして説明するが、例えば画像の閲覧順が記録媒体200に記録された順番と等しい場合は、ダイジェスト動画のうち最も新しいダイジェスト動画の画像IDが取得される。そしてシステム制御部101は、取得した画像IDを例えばシステムメモリ103に初期選択させるダイジェスト動画の画像IDとして記憶させる。
S506で、システム制御部101は、記録媒体200に記録されているダイジェスト動画の画像IDを取得し、ダイジェスト動画のリストを生成する。具体的にはシステム制御部101は、初期選択させるダイジェスト動画の画像IDに注目し、当該画像IDの前後の画像IDを順に探索し、リストの項目数分のダイジェスト動画の画像IDを取得してリストを生成する。
そしてS507で、システム制御部101はダイジェスト動画のリストを表示部113に表示させる。本実施形態では、図3に示すように、ダイジェスト動画は基本的には1日に対して1つ記録されるため、図6に示すようにダイジェスト動画のリストは撮影日を示したリストとして表示されてよい。即ち、画像の閲覧順が記録媒体200に記録された順番と等しい場合、ダイジェスト動画のリストは時系列順に並ぶことになる。
なお、表示部113に表示されるダイジェスト動画のリストは、当該リストに含まれるダイジェスト動画を個別に選択可能にした一覧である。ユーザは当該リストから1つの項目を選択して再生指示を与えることにより、当該項目に対応する動画を再生することが可能になる。
S508で、システム制御部101は、表示部113に表示させたダイジェスト動画のリストのうち、初期選択項目として選択されるダイジェスト動画として、初期選択させるダイジェスト動画の画像IDのダイジェスト動画を選択する。なお、初期選択項目として選択されたダイジェスト動画は、表示部113に表示されたダイジェスト動画のリストのうち当該ダイジェスト動画の表示項目に対して、さらに選択枠を重畳させることにより識別可能に表示させるものとする。
図6(a)及び(b)は、記録媒体200に記録されている画像が図3のように構成される場合に、表示部113に表示されるダイジェスト動画のリスト及び初期選択項目を表す選択枠を表示した表示例を示している。
図6(a)は、シングル再生モードにおいて画像ID16の静止画を表示中にダイジェスト動画のリストの表示指示がなされた場合の、ダイジェスト動画のリストを示している。図示されるように、選択されているダイジェスト動画の代表画像603に、ダイジェスト動画のリスト601が重畳して表示される。このとき選択枠は、画像ID16の直前のダイジェスト動画が画像ID14を有する2010年9月14日のダイジェスト動画であるため、当該ダイジェスト動画を示す項目602を識別可能にするように表示される。また図の例では、選択枠が表示されている(選択されている)項目を示すために、当該項目に対応するダイジェスト動画のファイル名が、表示部113の表示領域の左下に604のように表示されている。
図6(b)は、シングル再生モードにおいて画像ID2の静止画を表示中にダイジェスト動画のリストの表示指示がなされた場合の、ダイジェスト動画のリストを示している。このとき選択枠は、画像ID2より前の画像IDを有するダイジェスト動画が存在しないため、画像の閲覧順で最も後ろの画像ID、即ち最新のダイジェスト動画に対応する項目に表示されている。
ダイジェスト動画のリストが表示されると、システム制御部101はS509で、ユーザからの操作入力がなされたか否かを判断する。システム制御部101は、ユーザからの操作入力がなされた場合は処理をS510に移し、操作入力がなされていない場合はなされるまで本ステップの処理を繰り返す。
S510で、システム制御部101は、S509でユーザによりなされた操作入力が、ダイジェスト動画のリストの表示終了を指示するための操作入力であるか否かを判断する。システム制御部101は、ユーザによりなされた操作入力がダイジェスト動画のリストの表示終了を指示する操作入力である場合は処理をS511に移して表示を終了して処理を完了し、シングル再生モードに戻る。またシステム制御部101は、ユーザによりなされた操作入力がダイジェスト動画のリストの表示終了を指示する操作入力ではない場合は処理をS512に移す。
S512で、システム制御部101は、S509でユーザによりなされた操作入力が、選択されているダイジェスト動画のリストの表示項目の再生を指示する操作入力であるか否かを判断する(第2の受信)。システム制御部101は、ユーザによりなされた操作入力が選択されているダイジェスト動画のリストの表示項目の再生を指示する操作入力である場合は処理をS513に移して動画再生処理を実行して処理を完了し、シングル再生モードに戻る。なお、動画再生処理では、選択されているダイジェスト動画のリストの表示項目に対応するダイジェスト動画を、当該ダイジェスト動画の先頭から再生するものとする。またシステム制御部101は、ユーザによりなされた操作入力が選択されているダイジェスト動画のリストの表示項目の再生を指示する操作入力ではない場合は処理をS514に移す。
S514で、システム制御部101は、S509でユーザによりなされた操作入力が、ダイジェスト動画のリストの選択枠の移動を指示する操作入力であるか否かを判断する。システム制御部101は、ユーザによりなされた操作入力がダイジェスト動画のリストの選択枠の移動を指示する操作入力である場合は処理をS515に移して、例えばシステムメモリ103に記憶されている選択させるダイジェスト動画の画像IDを変更する。そしてシステム制御部101は処理をS509に戻し、ユーザからの操作入力がなされるまで再び待機する。またシステム制御部101は、ユーザによりなされた操作入力がダイジェスト動画のリストの選択枠の移動を指示する操作入力ではない場合は処理をS509に戻す。
なお、S513における動画再生処理では、選択されているダイジェスト動画を先頭から再生するものとして説明したが、次のような場合はこのような動作に限らなくてもよい。例えばリストの表示前に表示されていた静止画がムービーダイジェストモードで撮影された静止画である場合、リストの表示後に選択枠を移動することなくダイジェスト動画を再生する場合は、表示されていた静止画と関連付けられたシーンから再生してもよい。このようにすることで、シングル再生モードで再生している静止画に対応した、当該静止画の撮影前の数秒間の動画を容易に再生することができる。
また、上述したように例えばリストの表示前に表示されていた静止画がムービーダイジェストモードで撮影された静止画である場合、当該静止画に対応するダイジェスト動画を構成する、連結された動画のそれぞれを容易に選択して再生可能にしてもよい。具体的には、表示されるダイジェスト動画のリストの中に、表示されていた静止画に対応するダイジェスト動画を構成する、連結された動画のそれぞれの先頭フレームへの再生リンクが含まれるようにしてもよい。
また、ムービーダイジェストモードで撮影された動画の一覧を表示する例を説明したが、他の特定のモードで撮影された動画の一覧を、当該一覧に含まれる動画を個別に選択可能に表示する際にも本実施形態は適用可能である。特定のモードとは、高フレームレートの動画撮影が可能なハイスピード動画モード、特殊な効果がかかるジオラマ風動画モード、スイッチカラー動画モードなどの撮影モードが含まれる。
なお、本実施形態では、通常再生モード等で画像を再生中に、所定のモードで撮影された動画の一覧を表示させる際に、閲覧順において再生されていた画像の直前の当該所定のモードで撮影された動画を選択するものとして説明した。しかしながら、本発明の実施において、表示された一覧のうち選択される項目は閲覧順に限らず、所定の順列において一覧の表示前に表示されていた画像の直前にある所定のモードの項目が選択されればよい。
以上説明したように、本実施形態の画像再生装置は、閲覧していた画像と関連付けられた動画に限らず、所望の動画の再生を簡単な操作で実行可能にする。具体的には画像再生装置は、複数の画像が記録されている記録媒体から画像を読み出して再生し、表示手段に表示させる。表示手段に画像が表示されている際に、記録媒体に記録されている動画のうちの所定のモードで撮影された動画の再生リンクを含む、当該所定のモードで撮影された動画の一覧を表示する指示を受け付けた場合、次のように処理する。所定の順列において指示を受け付けた際に表示手段に表示されていた画像の直前にある所定のモードで撮影された動画が、動画の一覧において選択され、識別可能に表示されるように制御する。
このようにすることで、ユーザは、シングル再生モードで閲覧していた画像についてのダイジェスト動画を見たいと思ったときに、煩雑な操作をすることなくすばやく目的のダイジェスト動画を再生することができる。また、ダイジェスト動画リスト表示して初期選択枠を合わせることで、シングル再生モードで表示していた画像の撮影日の前後の他のダイジェスト動画の存在を知ることができる。従って、シングル再生モードで閲覧していた画像についてのダイジェスト動画と、その前後のダイジェスト動画の存在をすばやく確認することができる。このため、シングル再生モードで、何泊かで行った旅行で撮影した静止画が表示された際に、ダイジェスト動画リストを表示させることで、シングル再生モードで表示していた静止画と同日のダイジェスト動画と、その前後の日のダイジェスト動画を確認できる。即ち、ユーザは、選択枠を移動してその旅行の一日目のダイジェスト動画から再生を開始するといったことが可能である。さらに、本実施例は、動画と静止画の画像ID順において、ダイジェスト動画に対して後ろ側にそのダイジェスト動画を生成するトリガーとなった静止画が複数枚並ぶように画像IDが付与されるようになっている。このため、ダイジェスト動画とそれを生成するトリガーとなった静止画との関連付けをしなくとも、画像IDでの並び順から、静止画からその静止画の直前のシーンが含まれているであろうダイジェスト動画を推定することもできる。
(実施形態2)
上述した実施形態1では、ダイジェスト動画のリストの例を用い、所定の撮影モードで撮影された動画の一覧を、当該一覧に含まれる動画を個別に選択可能に呈示し、さらに一覧の表示前に再生されていた画像に応じて初期選択項目を決定する方法について説明した。本実施形態では、所定の撮影モードで撮影された動画に限らず、記録媒体200に記録されている動画の一覧を、当該一覧に含まれる動画を個別に選択可能に表示し、さらに一覧の表示前に再生されていた画像に応じて初期選択項目を決定する方法について説明する。なお、本実施形態は上述の実施形態1と同様の構成を有するデジタルカメラ100を例にとって説明するため、デジタルカメラ100の機能構成についての説明は省略する。
(動画リスト表示処理)
上述の実施形態1と同様の構成をもつ本実施形態のデジタルカメラ100の動画リスト表示処理について、図7のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。当該フローチャートに対応する処理は、システム制御部101が、例えば不揮発性メモリ102に記憶されている対応する処理プログラムを読み出し、システムメモリ103に展開して実行することにより実現することができる。なお、本動画リスト表示処理の説明において、上述した実施形態1と同様の処理を行うステップについては、同一の参照符号を付して説明を省略する。
S701で、システム制御部101は、記録媒体200に動画が記録されているか否かを判断する。具体的にはシステム制御部101は、例えば記録媒体I/F120を介して記録媒体200に記録されている各動画の属性情報を読み出し、動画の属性情報を有する画像が記録されているか否かを判断する。システム制御部101は、記録媒体200に動画が記録されていると判断した場合は処理をS502に移す。またシステム制御部101は、記録媒体200に動画が記録されていないと判断した場合は処理をS516に移し、動画が存在しないことを通知するGUIを不揮発性メモリ102より読み出して表示部113に表示させ、処理を完了する。
S702で、システム制御部101は、現在表示部113に表示させている画像と関連を有すると判定される動画が、記録媒体200に存在するか否かをそれぞれの動画の属性情報を参照することにより判断する。ここで、表示部113に表示させている画像と関連を有すると判定される動画とは、次のような動画を指すものとする。
・表示部113に表示させている画像が動画撮影中に撮影された静止画である場合は、撮影中に当該静止画が撮影された動画
・表示部113に表示させている画像が、動画のフレームを抜き出すことにより生成された静止画である場合は、当該静止画が抜き出された動画
また本実施形態では、上述のような動画と静止画間の明確な紐付けの情報が属性情報に含まれる得る条件以外に、次のような条件に合致するか否かにより、動画が画像と関連を有する動画であるか否かを判断してもよい。
・撮影日時、ファイル生成日時、あるいはファイル更新日時が、表示部113に表示させている画像と同一の時間範囲に属する動画
即ち、上述した3つの条件の少なくともいずれかの条件を用い、表示部113に表示させている画像と関連を有すると判定される動画が存在するか否かをシステム制御部101は判断する。システム制御部101は、表示部113に表示させている画像と関連を有すると判定される動画が記録媒体200に存在する場合は処理をS703に移し、存在しない場合は処理をS706に移す。
S703で、システム制御部101は、S702で判断した、表示部113に表示させている画像と関連を有すると判定された動画が記録媒体200に複数存在するか否かを判断する。システム制御部101は、関連を有すると判定された動画が記録媒体200に複数存在する場合は処理をS704に移し、1つしか存在しない場合は処理をS705に移す。
S704で、システム制御部101は、表示させている画像と関連を有すると判定された、記録媒体200に記録されている複数の動画のうち、S502で取得した画像IDの直前の動画の画像IDを取得する。そしてシステム制御部101は当該取得した画像IDを、初期選択させる動画の画像IDとして例えばシステムメモリ103に記憶させる。なお、表示させている画像の画像IDよりも前の画像IDを有する、当該画像と関連を有すると判定された動画が存在しない場合は、システム制御部101は記録媒体200に記録されている動画のうち、画像IDが最も後ろの動画の画像IDを取得すればよい。
S705で、システム制御部101は、表示させている画像と関連を有すると判定された1つの動画の画像IDを取得し、初期選択させる動画の画像IDとして例えばシステムメモリ103に記憶させる。
関連付けられた動画が存在しない場合、S706でシステム制御部101は、画像ID順において表示させている画像の直前の動画の画像IDを取得し、初期選択させる動画の画像IDとしてシステムメモリ103に記憶させる。なお、表示させている画像の画像IDよりも前の画像IDを有する動画が存在しない場合は、システム制御部101は記録媒体200に記録されている動画のうち、画像IDが最も後ろの動画の画像IDを取得すればよい。
S707で、システム制御部101は、S506と同様に記録媒体200に記録されている動画の画像IDを取得し、動画のリストを生成する。そしてS708で、システム制御部101は動画のリストを表示部113に表示させる。このとき、当該動画のリストに含まれる動画は個別に選択可能な状態で表示部113に表示されているものとする。さらにS709で、システム制御部101は、表示部113に表示させた動画のリストのうち、初期選択項目として選択される動画として、初期選択させる動画の画像IDの動画を選択し、選択枠を重畳させることにより識別可能に表示させる。
このようにすることで、表示中の画像に対応する動画を選択し、かつ閲覧していた画像と関連付けられた動画に限らず、所望の動画の再生を簡単な操作で実行することが可能になる。
なお、上述した実施形態1及び2では、動画の一覧のうち、選択されている項目を示すために選択枠を表示する例を説明したが、本発明の実施は、選択されていることを識別可能に表示できるものであれば、他の表示形態を用いてもよい。例えば、選択されている選択項目の色を他の選択項目と異ならせる、サイズを変える、あるいは選択マークを付すなどの表示形態であってもよい。
なお、システム制御部101の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、動画と静止画とを再生可能な画像再生装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (13)

  1. 複数の画像が記録されている記録媒体と、
    前記複数の画像の1つを表示手段に表示させる再生手段と、
    前記表示手段に画像が表示されている場合に、前記複数の画像のうち、所定のモードで撮影された動画の一覧の表示を要求する指示を受け付ける第1の受信手段と、
    前記指示に応じて、前記複数の画像のうちの前記所定のモードで撮影された動画の一覧を、当該一覧に含まれる動画を個別に選択可能に前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段に表示された前記一覧において選択された1つの動画に対する再生指示を受け付ける第2の受信手段と、を備え、
    前記複数の画像は所定の順列を有し、
    前記表示制御手段は、前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に、前記所定のモードで撮影された動画のうち、前記所定の順列において、前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像の直前にある前記所定のモードで撮影された動画が選択された状態で前記一覧を前記表示手段に表示させることを特徴とする画像再生装置。
  2. 前記所定の順列は、前記再生手段が前記複数の画像を再生する順列であることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記所定の順列において、前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像よりも前に前記所定のモードで撮影された動画が存在しない場合、前記所定の順列において最も後ろにある前記所定のモードで撮影された動画が選択された状態で前記一覧を表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像再生装置。
  4. 複数の画像が記録されている記録媒体と、
    前記複数の画像の1つを表示手段に表示させる再生手段と、
    前記表示手段に画像が表示されている場合に、前記複数の画像のうちの動画の一覧の表示を要求する指示を受け付ける第1の受信手段と、
    前記指示に応じて、前記複数の画像のうちの動画の一覧を、当該一覧に含まれる動画を個別に選択可能に前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段に表示された前記一覧において選択された1つの動画に対する再生指示を受け付ける第2の受信手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記複数の画像のうち、前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像と関連を有すると判定される動画の1つが選択された状態で前記一覧を表示することを特徴とする画像再生装置。
  5. 前記複数の画像は所定の順列を有し、
    前記表示制御手段は、前記関連を有すると判定される動画が複数存在する場合、前記関連を有すると判定される動画のうち、前記所定の順列において、前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像の直前にある動画が選択された状態で前記一覧を表示することを特徴とする請求項4に記載の画像再生装置。
  6. 前記複数の画像は所定の順列を有し、
    前記表示制御手段は、前記所定の順列において、前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像よりも前に前記関連を有すると判定される動画が存在しない場合、前記所定の順列において最も後ろにある動画が選択された状態で前記一覧を表示させることを特徴とする請求項5に記載の画像再生装置。
  7. 前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像が動画撮影中に撮影された静止画である場合、前記表示制御手段は、前記複数の画像のうちの前記動画撮影によって得られた動画を、前記静止画と関連を有する動画と判定することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  8. 前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像が、動画のフレームを抜き出すことにより生成された静止画である場合、前記表示制御手段は、前記複数の画像のうちの前記フレームが抜き出された動画を、前記静止画と関連を有する動画と判定することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記複数の画像のうち、前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像と撮影日時、生成日時、あるいは更新日時が同一の時間範囲に属する動画を、前記関連を有する動画と判定することを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  10. 複数の画像が記録されている記録媒体と表示手段とを備える画像再生装置の制御方法であって、
    再生手段が、前記複数の画像の1つを前記表示手段に表示させる再生工程と、
    第1の受信手段が、前記表示手段に画像が表示されている場合に、前記複数の画像のうち、所定のモードで撮影された動画の一覧の表示を要求する指示を受け付ける第1の受信工程と、
    表示制御手段が、前記指示に応じて、前記複数の画像のうちの前記所定のモードで撮影された動画の一覧を、当該一覧に含まれる動画を個別に選択可能に前記表示手段に表示させる表示制御工程と、
    第2の受信手段が、前記表示手段に表示された前記一覧において選択された1つの動画に対する再生指示を受け付ける第2の受信工程と、を備え、
    前記複数の画像は所定の順列を有し、
    前記表示制御工程において前記表示制御手段は、前記第1の受信工程において前記指示を受け付けた際に、前記所定のモードで撮影された動画のうち、前記所定の順列において、前記第1の受信手段により前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像の直前にある前記所定のモードで撮影された動画が選択された状態で前記一覧を前記表示手段に表示させることを特徴とする画像再生装置の制御方法。
  11. 複数の画像が記録されている記録媒体と表示手段とを備える画像再生装置の制御方法であって、
    再生手段が、前記複数の画像の1つを前記表示手段に表示させる再生工程と、
    第1の受信手段が、前記表示手段に画像が表示されている場合に、前記複数の画像のうちの動画の一覧の表示を要求する指示を受け付ける第1の受信工程と、
    表示制御手段が、前記指示に応じて、前記複数の画像のうちの動画の一覧を、当該一覧に含まれる動画を個別に選択可能に前記表示手段に表示させる表示制御工程と、
    第2の受信手段が、前記表示手段に表示された前記一覧において、選択された1つの動画に対する再生指示を受け付ける第2の受信工程と、を備え、
    前記表示制御工程において前記表示制御手段は、前記複数の画像のうち、前記第1の受信工程において前記指示を受け付けた際に前記表示手段に表示されていた画像と関連を有すると判定される動画の1つが選択された状態で前記一覧を表示することを特徴とする画像再生装置の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像再生装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像再生装置の各手段として機能させるためのプログラムが記録されたコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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