JP2012160857A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安価で高速なエッジ判定処理を用いても、文字や図形の形状や方向に影響を受けることなく、良好にエッジ部のジャギーを改善することができるようにする。
【解決手段】 小さい文字は文字サイズ(ポイント数など)、細線は線幅を検出し、所定のサイズより小さい場合には、エッジ部だけでなくオブジェクト全体に対してエッジスムージングを実施する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、中間調処理を施した画像データにおける、エッジ部のジャギーを改善する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来から画像形成装置において、ジャギーと呼ばれる文字等のエッジ部に発生するガタツキを改善する技術がいくつか提案されている。ジャギーの発生理由は様々あるが、その中でもスクリーン処理のような中間調処理によるガタツキが特に問題となる。
そのガタツキを改善する技術としては、例えば、エッジ部において、スクリーン処理後の画像データとスクリーン処理前の画像データを用いて、オブジェクトの輪郭線を強調するものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ハードウェアでエッジを検出する場合に、注目画素に対して周辺画素を参照する場合は、ラインバッファが必要となる。ソフトウェアでエッジを検出する場合には、注目画素に対して周辺画素を参照する場合にはパフォーマンスが劣化する。
そこで、エッジ部の検出時に処理方向に対して前後のみを参照することで、より安価で高速に処理することが可能となることが一般的に知られている。
特開2008−199080号公報
しかしながら、前述の方法は、安価で高速に処理できる一方で、処理方向に対して垂直方向のエッジ部は容易に検出できる反面、処理方向のエッジを検出できない。このため、処理結果は文字や図形の形状や方向に強く影響を受けてしまう。この現象は、特に再現性が重要視される、小さい文字や細線において顕著である。
本発明に係る画像形成装置は、
第一の閾値マトリックスを用いて画像データにスクリーン処理を施す第一のスクリーン処理部(304)と、
第二の閾値マトリックスを用いて画像データにスクリーン処理を施す第二のスクリーン処理部(307)と、
オブジェクトのエッジ部を検出するエッジ検出部(305)と、
前記第一のスクリーン処理部によって処理された画像データと、前記第二のスクリーン処理部によって処理された画像データとをビット毎の論理和をとることによって合成する合成部(308)と
を備え、前記エッジ部においてエッジ部であると検出された場合には前記合成部によって論理和をとった画像データを、そうでない場合には前記第一のスクリーン処理部によって処理された画像データを出力することを特徴とする。
本発明によれば、安価で高速なエッジ判定処理を用いても、文字や図形の形状や方向に影響を受けることなく、良好にエッジ部のジャギーを改善することができる。
画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の断面図である。 画像処理を示すブロック図である。 スクリーン処理方法の一例である。 本実施形態における処理結果の一例を示す図である。 従来の手法における処理結果の一例を示す図である。 本実施形態におけるセレクタ309の処理のフローチャートである。 第二の実施形態における画像処理を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[実施例1]
図1は、画像形成装置100の概略ブロック図で、一般的なプリント機能を有する電子写真方式のカラープリンタのブロック図である。
本実施形態の画像形成装置100は、各種制御や画像処理を行うコントローラ101や、各種の設定を行う操作部103を有する。さらに、記録用紙に可視化された画像形成を行なうプリンタ部102等を有する。画像形成装置100は、ネットワーク104を介して、画像形成装置100に対してプリントの実行を指示するパソコン(PC)105等が接続されている。また、コントローラ101は、PC105からプリントの実行が指示されると送信される印刷データを画像データにラスタライズし、後述する画像処理を行って、プリンタ部102に送信する。
図2は、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である中間転写体208を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置の断面図である。図2を用いて、電子写真方式のカラー画像形成装置におけるプリンタ部102の動作を説明する。プリンタ部102は、コントローラ101より出力される画像データに応じた露光時間で露光光を駆動し静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して単色トナー像を形成する。そして、この単色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を記録媒体201へ転写したのちにその記録媒体上の多色トナー像を定着させる。帯電ユニットは、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のステーション毎に感光体202Y、202M、202C、202K を帯電させるための4個の注入帯電器203Y、203M、203C、203Kを備える。各注入帯電器にはスリーブ203YS、203MS、203CS、203KSが設けられている。
感光体202Y、202M、202C、202Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、駆動モータ(不図示)の駆動力が伝達されて回転可能である。駆動モータは感光体202Y、202M、202C、202Kを画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させることが可能である。
露光ユニットは、感光体202Y、202M、202C、202Kへスキャナ部204Y、204M、204C、204Kより露光光を照射し、感光体の表面を選択的に露光することにより、静電潜像を形成するように構成されている。
現像ユニットは、静電潜像を可視化するために、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器206Y、206M、206C、206Kを備える構成である。そして、各現像器には、スリーブ206YS、206MS、206CS、206KSが設けられている。尚、各々の現像器206Y、206M、206C、206Kは脱着が可能である。
転写ユニットは、感光体202から中間転写体208へ単色トナー像を転写するために、中間転写体208を時計周り方向に回転させる。そして、感光体202Y、202M、202C、202Kとその対向に位置する一次転写ローラ207Y、207M、207C、207Kの回転に伴って、単色トナー像を転写する。
一次転写ローラ207に適当なバイアス電圧を印加すると共に感光体202の回転速度と中間転写体208の回転速度に差をつけることにより、効率良く単色トナー像を中間転写体208上に転写する(これを一次転写という。)。
更に転写ユニットは、ステーション毎に単色トナー像を中間転写体208上に重ね合わせ、重ね合わせた多色トナー像を中間転写体208の回転に伴い、二次転写ローラ209まで搬送する。更に記録媒体201を給紙トレイ200から二次転写ローラ209へ狭持搬送し、記録媒体201に中間転写体208上の多色トナー像を転写する。この二次転写ローラ209に適当なバイアス電圧を印加して、静電的にトナー像を転写する(これを二次転写という。)。二次転写ローラ209は、記録媒体201上に多色トナー像を転写している間、209aの位置で記録媒体201に当接し、処理後は209bの位置に離間する。
定着ユニットは、記録媒体201に転写された多色トナー像を記録媒体201に溶融定着させるために、記録媒体201を加熱する定着ローラ212と記録媒体201を定着ローラ212に圧接させるための加圧ローラ213を備えている。定着ローラ212と加圧ローラ213は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ214、215が内蔵されている。定着装置211は、多色トナー像を保持した記録媒体201を定着ローラ212とか圧ローラ213により搬送するとともに、熱および圧力を加え、トナーを記録媒体201に定着させる。
トナー定着後の記録媒体201は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。
クリーニングユニット210は、中間転写体208上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体208上に形成された4色の多色トナー像を記録媒体201に転写した後に残った廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
次に、図3を用いて、前述の画像処理について詳細に説明する。
図3において、300は、コントローラ101内で画像処理を行う画像処理部である。まず、画像生成部301は、前述のPC105から送信される印刷データから、印刷処理が可能なビットマップの画像データを生成する。ここで印刷データは、PDL(Page Description Language)と呼ばれるページ画像データを作成するためのプリンタ記述言語が一般的であり、通常、文字、グラフィックス、イメージ等のデータの描画命令が含まれている。
このような印刷データを解析しラスタライズ処理することでビットマップ画像データ生成する。画像生成部301で生成される画像データがRGB色空間であり、プリンタ部102への入力がCMYKの4色の色剤に対応する画像データである場合、色変換部302は、RGB色空間をCMYK色空間に変換する色変換処理を実行する。例えば、色変換部302は、ルックアップテーブルを参照し、ダイレクトマッピングの手法を用いて、画像データをRGB色空間からCMYK色空間に変換する変換処理を実行する。画像データをCMYK色空間に変換した後、色変換部302は、ガンマ補正部303とエッジ判定部305、エッジ用ガンマ補正部306に画像データを出力する。
さらに、オブジェクトが3ポイント以下の文字(以下、小文字)または1画素以下の線(以下、細線)である場合は、セレクタ309に小文字、細線フラグを出力する。ガンマ補正部303は、後述するスクリーン処理部304でスクリーン処理された画像データが記録紙へと転写された際の濃度特性が所望となるよう、一次元のルックアップテーブルを用いて入力される画像データを補正する。前記濃度特性は、後述するスクリーン処理部304が持つスクリーンの線数や角度、形状などに応じて変化するため、補正に用いるルックアップテーブルは、前記スクリーンに対応付けて保持する必要がある。
次に、スクリーン処理部304は、プリンタ部102で印刷可能な1ビットの画像データに変換するスクリーン処理を行い、変換した画像データをOR演算部308とセレクタ309に出力する。また、エッジ用ガンマ補正部306は、ガンマ補正部303と同様に、後述するエッジ用スクリーン処理部307が持つスクリーンの濃度特性が所望となるよう、一次元のルックアップテーブルを用いて入力される画像データを補正する。
さらに、エッジ用ガンマ補正部306の一次元のルックアップテーブルを変形することで、ジャギーの改善効果に強弱をつけるなどのコントロールも可能である。次に、エッジ用スクリーン処理部307は、スクリーン処理部304と同様に、1ビットの画像データに変換するスクリーン処理を行い、変換した画像データをOR演算部308に出力する。次に、OR演算部308は、スクリーン処理部304と、エッジ用スクリーン処理部307とから受け取る二つの画像データの各画素に対して、ビット毎の論理和をとり、その結果をセレクタ309に出力する。すなわち、OR演算部308は、スクリーン処理部304とエッジ用スクリーン処理部307とから受け取る二つの画像データの各画素において、どちらか一方でも1が出力されれば1を、どうちも0が出力されれば0を、画像データとして出力する。
また、エッジ判定部305は、色変換部302から出力される画像データから、エッジ部を判定し、画像データの各画素に対して、エッジ部であるか否かの信号をセレクタ309に送る。前記エッジ部は、注目画素に対して主走査方向に前後1画素の領域を取得し、その領域内で最大値と最小値を求め、それらの差の絶対値が所定の値よりも大きい場合にはエッジ部、そうでない場合にはエッジ部でないと判断し、上記信号を生成する。次に、セレクタ309は、エッジ判定部305から出力される信号と画像生成部301から出力される信号に基づいて、入力される二つの画像データの一方を選択し、プリンタ部102へ画像データを出力する。詳細については、後述する。
また、310はCPUであり、画像処理部300全体の動作をROM311に保持された制御プログラムに基づいて制御する。312はRAMであり、CPU310の作業領域として使用される。さらに、RAM312には、前述のガンマ補正部303やエッジ用ガンマ補正部306で用いる一次元のルックアップテーブルや、スクリーン処理部304やエッジ用スクリーン処理部307で用いる後述の閾値マトリックスが記憶されている。
なお、本実施形態において、エッジ判定部305は、注目画素に対して主走査方向に前後1画素の領域内における最大値と最小値との差の絶対値によってエッジ部であるか否かの判定を行うとしたが、これに限るものではない。例えば、画像データの各画素において、周囲の画素との一次微分を求めるなどしてエッジ部であるか否かを判定しても良い。
また、本実施形態において、画像生成部301で出力する小文字、細線フラグは、オブジェクトが3ポイント以下の文字、または1画素以下の線としたが、これに限定するものではなく、例えば、5ポイント以下の文字、または3画素以下の線でもよいことは言うまでもない。
次に、図4を用いて、本実施形態におけるスクリーン処理部304とエッジ用スクリーン処理部307で行われる前述のスクリーン処理について詳細に説明する。
図4は、スクリーン処理部304とエッジ用スクリーン処理部307で行われる二値のスクリーン処理を模式的に表した図である。
スクリーン処理は、入力される画像データを、閾値マトリックスを用いてプリンタ部102で印刷可能な1ビットの画像データに変換する処理である。閾値マトリックスは、幅M、高さNのM×N個の閾値をマトリックス状に配置したものである。スクリーン処理は、画像データの各画素に対応した閾値を閾値マトリックスから読み出し、画素の値と閾値との比較を行い、画素の値が閾値以上であれば1を、そうでなければ0を出力することによって画像データを1ビットに変換する。閾値マトリックスは、画像データの横方向にM画素、縦方向にN画素の周期でタイル状に繰り返し適用される。
なお、本実施形態において、スクリーン処理はこれに限るものではなく、一定の周期を持って画像データを二値化する方法であれば良いことは言うまでもない。
次に、図7を用いて、本実施形態のセレクタ309の処理フローの詳細について説明する。
図7は、本実施形態におけるセレクタ309の処理フローの例を示した図である。
セレクタ309は、画像生成部301から入力された小文字、細線フラグから注目画素が小文字、細線であるかを判別し、小文字、細線である場合にはステップS702へ移行する(ステップS701)。小文字、細線でない場合にはステップS703へ移行する。
セレクタ309は、注目画素が小文字、細線であると判断した場合には、OR演算部308から入力される画像データを出力する(ステップS702)。
セレクタ309は、エッジ判定部305から出力されるエッジ部であるか否かの信号に基づいて判断し、エッジ部である場合には、ステップS704に移行する(ステップS703)。エッジ部でない場合には、ステップS705に移行する。
セレクタ309は、エッジ部である場合には、OR演算部308から入力される画像データを出力する(ステップS704)。
セレクタ309は、エッジ部でない場合には、スクリーン処理部304から入力される画像データを出力する(ステップS705)。
次に、図5、図6を用いて、本実施形態における画像処理部300の画像処理結果を詳細に説明する。
図5は、本実施形態における画像処理結果を模式的に表した図である。
図5(a)は、前記色変換処理後のCMYK色空間画像データの一例であり、画像データにはシアン40%の濃度を持つ中間色のオブジェクト501が存在している。図5(b)は、図5(a)の画像データに前記ガンマ補正処理とスクリーン処理が行われた1ビットの画像データの一例である。スクリーン処理部304において、図5(b)の画像データには、スクリーン線数が134.16線、スクリーン角度が63.43度の閾値マトリックスを用いたスクリーン処理が施されている。
これらの画像データは、スクリーン処理によって1ビットの網点に変換されているため、オブジェクト501の形状を正確に再現できなかったり、エッジ部にジャギーと言われる段差を発生させる。図5(e)は、エッジ判定部305において、図5(a)の画像データからエッジ部を検出した場合の一例である。本実施形態のエッジ判定部305は、一例として注目画素に対して主走査方向に前後1画素の領域内の最大値と最小値との差の絶対値が濃度25%より大きい場合にエッジ部であると判定する。よって、エッジ判定部305は、図5(a)の画像データのオブジェクト501から、前記オブジェクトの周囲1画素をエッジ部502であると判断する。図5(c)は、図5(a)の画像データに前記エッジ用ガンマ補正処理とエッジ用スクリーン処理が行われた1ビットの画像データの一例である。エッジ用スクリーン処理部307において、図5(c)の画像データには、スクリーン線数が424.26線、スクリーン角度が45度の閾値マトリックスを用いたスクリーン処理が施されている。
なお、エッジ用スクリーン処理部307で用いる閾値マトリックスは、エッジ部のジャギーを改善するために高い分解能が必要であるため、スクリーン処理部304で用いられる閾値マトリックスよりも、高いスクリーン線数を持つことが望ましい。図5(d)は、OR演算部308において、図5(b)の画像データと、図5(c)の画像データの画素毎に対して、ビット毎の論理和をとった画像データの一例である。図5(f)は、セレクタ309において、エッジ部502と小文字、細線フラグ503に基づき、画素毎に図5(b)と図5(d)の画像データの一方を選択した画像データの一例である。このようにして、非常に簡易な構成であるにも関わらず、オブジェクト501や601のような中間色の小文字、細線オブジェクトのエッジ部に発生するジャギーを改善するとともに、小文字、細線オブジェクトの再現性を向上させることができる。
ここで、図6は、小文字、細線フラグ503の受け渡しを行わなかった場合の画像処理結果を模式的に表した図である。図6(a)は、前記オブジェクト501と同じものである。図6(b)は、図6(a)の画像データに前記ガンマ補正処理とスクリーン処理が行われた1ビットの画像データの一例である。図6(c)は、図6(a)の画像データに前記エッジ用ガンマ補正処理とエッジ用スクリーン処理が行われた1ビットの画像データの一例である。図6(d)は、OR演算部308において、図6(b)の画像データと、図6(c)の画像データの画素毎に対して、ビット毎の論理和をとった画像データの一例である。図6(e)は、エッジ判定部305において、図6(a)の画像データからエッジ部を検出した場合の一例である。図6(f)は、セレクタ309において、エッジ部602に基づき、画素毎に図6(b)と図6(d)の画像データの一方を選択した画像データの一例である。図5(f)は図6(f)に比べて、正しくエッジ部において、オブジェクトの再現性が向上していることが確認できる。
以上のことから、本実施形態の画像形成装置によれば、安価で高速な構成であるにも関わらず、中間色のオブジェクトのエッジ部に発生するジャギーを改善するとともに、オブジェクトの再現性を向上させることができる。
なお、本実施形態において、ガンマ補正処理部303とスクリーン処理部304、及びエッジ用ガンマ補正部306とエッジ用スクリーン処理部307は並列に動作し、常にOR演算部308が動作するように記載したが、これに限るものではない。例えば、エッジ判定部305の判定結果に応じ、画像データの各画素がエッジ部でない場合にはガンマ補正処理部303とスクリーン処理部304のみを動作させて画像データをプリンタ部102に出力させるなどしても良い。その際は、画像データの各画素がエッジ部である場合にだけ、エッジ用ガンマ補正部306とエッジ用スクリーン処理部307、OR演算部308も動作させ、OR演算部308で処理した結果をプリンタ部102へと出力する。
また、本実施形態において、プリンタ部102は1ビットの画像データを印刷可能としたがそれに限るものではなく、例えば4ビットのような多値の画像データを印刷可能なプリンタ部に用いても良いことは言うまでもない。その場合、画像処理部300のスクリーン処理部304やエッジ用スクリーン処理部307、OR演算部308は、プリンタ部に合わせたビット数で画像データを処理する。
[実施例2]
本実施形態では、オブジェクトに応じて、エッジの幅を調整できる場合について説明する。なお、前述した第一の実施形態とは図3の画像処理部300の一部構成のみが異なるため、前述の実施形態と同様の部分に関しては、同一番号を付けて省略し、異なる部分のみを以下に説明する。
まず、図8を用いて、前述の画像処理について詳細に説明する。
画像生成部301で生成した小文字、細線フラグはエッジ判定部805に入力される。
エッジ判定部805は、色変換部302から出力される画像データから、エッジ部判定し、画像データの各画素に対して、エッジ部であるか否かの信号をセレクタ309に送る。前記エッジ部は、注目画素に対して主走査方向に前後1画素の領域を取得し、その領域内で最大値と最小値を求め、それらの差の絶対値が所定の値よりも大きい場合にはエッジ部、そうでない場合にはエッジ部でないと判断し、上記信号を生成する。このとき、画像生成部301から入力された小文字、細線フラグから小文字、細線のオブジェクトのエッジの幅を調整する。エッジの幅は、オブジェクトに対して縁取りを行う幅である。小文字、細線である場合は、エッジの幅をオブジェクトの幅となるように制御する。つまり、オブジェクト全体がエッジであると判断し、前記信号を出力する。
次に、セレクタ309は、エッジ判定部305から出力されるエッジ部であるか否かの信号に基づいて、入力される二つの画像データの一方を選択し、プリンタ部102へ画像データを出力する。具体的には、セレクタ309は、画像データの各画素において、画素がエッジ部である場合には、OR演算部308から出力される画像データを、画素がエッジ部でない場合には、スクリーン処理部304から出力される画像データを選択して出力する。
以上のことから、本実施形態の画像形成装置によれば、エッジ判定信号のみで選択する画像の制御が可能となり、制御が単純になる。さらに、制御信号も削減することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。また本発明の目的は、前述の実施形態の機能を実現するプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体およびプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明には、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた場合についても、本発明は適用される。その場合、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
100 画像形成装置
101 コントローラ
102 プリンタ部
103 操作部
105 PC
304 スクリーン処理部
305 エッジ判定部
307 エッジ用スクリーン処理部
308 OR演算部
309 セレクタ

Claims (5)

  1. 第一の閾値マトリックスを用いて画像データにスクリーン処理を施す第一のスクリーン処理部(304)と、
    第二の閾値マトリックスを用いて画像データにスクリーン処理を施す第二のスクリーン処理部(307)と、
    オブジェクトのエッジ部を検出するエッジ検出部(305)と、
    オブジェクトの属性に応じて、所定の効果が得られないと判断する判断部(301)と、
    前記第一のスクリーン処理部によって処理された画像データと、前記第二のスクリーン処理部によって処理された画像データとをビット毎の論理和をとることによって合成する合成部(308)と、
    前期判断部で所定の効果が得られないと判断された場合には前記合成部によって論理和をとった画像データを、前記エッジ検出部においてエッジ部であると検出された場合には前記合成部によって論理和をとった画像データを、そうでない場合には前記第一のスクリーン処理部によって処理された画像データを選択し、出力する選択部(309)とを備えることを特徴とする画像形成装置(100)。
  2. 前記第二の閾値マトリックスは、前記第一の閾値マトリックスよりも高いスクリーン線数を持つことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置(100)。
  3. 前記第二の閾値マトリックスは、前記第一の閾値マトリックスよりも高い分解能を持つことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置(100)。
  4. 前記判断部は、所定のサイズ以下の文字であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置(100)。
  5. 前記判断部は、所定の幅より細い線であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置(100)。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220121872A (ko) 2020-04-28 2022-09-01 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 검사 칩, 및 그 제조 방법

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