JP2012157479A - 電極カテーテル - Google Patents

電極カテーテル Download PDF

Info

Publication number
JP2012157479A
JP2012157479A JP2011018536A JP2011018536A JP2012157479A JP 2012157479 A JP2012157479 A JP 2012157479A JP 2011018536 A JP2011018536 A JP 2011018536A JP 2011018536 A JP2011018536 A JP 2011018536A JP 2012157479 A JP2012157479 A JP 2012157479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
electrode catheter
guide portion
distal end
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011018536A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5432932B2 (ja
Inventor
Koichi Muraki
宏一 村木
Jun Umemura
純 梅村
Koichi Asada
耕一 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMUKOMU KK
Hirakawa Hewtech Corp
Original Assignee
EMUKOMU KK
Hirakawa Hewtech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EMUKOMU KK, Hirakawa Hewtech Corp filed Critical EMUKOMU KK
Priority to JP2011018536A priority Critical patent/JP5432932B2/ja
Publication of JP2012157479A publication Critical patent/JP2012157479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5432932B2 publication Critical patent/JP5432932B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】冠状静脈洞の深部等の細径の部位の電位を測定するとともに、挿入時の患者への負担を軽減する電極カテーテルを提供する。
【解決手段】電極カテーテル1は、熱可塑性プラスチック組成物からなり可撓性を有するチューブ10と、チューブ10の先端部の側面に配置された複数の電極20と、チューブ10の先端に取り付けられ、チューブ10よりも細径であって円弧状に曲げ加工されて先端が半球状であるガイド部30とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電極カテーテルに関し、特に、心臓の電気生理学的検査において、冠状静脈洞内の電位を測定する際に、冠状静脈洞枝部(大心静脈、左室側壁静脈、左室後側壁静脈)へ容易に挿入することを可能にした電極カテーテルに関する。
従来の電極カテーテルとして、ガイドワイヤーを用いたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これに関連する技術として、特許文献1には、ガイドワイヤーを冠状静脈洞に挿入し、目的の枝部位に留置後、先端ルーメン付電極カテーテルをガイドワイヤーの誘導路を通じてアプローチを行う電極カテーテルが開示されている。
特開2007−267962号公報
しかし、この特許文献1に記載された従来のルーメン付電極カテーテルは、ガイドワイヤーを通すモノレールルーメンを有するため、先端の外径が少なくともガイドワイヤーの外径にモノレールルーメンの厚みを加えたものより太くなり、冠状静脈洞枝部位等の細径の部位まで到達しづらいという問題がある。
また、電極カテーテルの先端にモノレールルーメンを設けているため、構造が複雑であり、部品点数増となり、製造工程が増加する。また、電極カテーテルとガイドワイヤーは、並列で挿入されるため、血管内の占有割合が増加し、血管への負担が増加する。さらに、ガイドワイヤーと電極カテーテルを順序だてて挿入する必要があるため、手技に時間を要する。
従って、本発明の目的は、冠状静脈洞の深部等の細径の部位の電位を測定するとともに、挿入時の患者への負担を軽減する電極カテーテルを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の電極カテーテルを提供する。
[1]熱可塑性プラスチック組成物からなり可撓性を有するチューブと、
前記チューブの先端部の側面に配置された電極と、
前記チューブの先端に取り付けられ、前記チューブよりも細径のガイド部とを備えることを特徴とする電極カテーテル。
[2]前記ガイド部は、円弧状に曲げ加工され、先端が半球状である前記[1]に記載の電極カテーテル。
[3]前記ガイド部は、中心に芯材を有する前記[1]又は[2]に記載の電極カテーテル。
[4]前記ガイド部の前記芯材は、前記チューブの基端から内腔を経て前記ガイド部の中心に設けられる前記[3]に記載の電極カテーテル。
請求項1に係る発明によれば、冠状静脈洞の深部等の細径の部位の電位を測定することができるとともに、挿入時の患者への負担を軽減することができる。
請求項2に係る発明によれば、挿入時の方向性を制御しながら挿入することができ、血管及び内部の組織を傷付けにくくすることができる。
請求項3に係る発明によれば、ガイド部の曲げ剛性や可撓性を得ることができる。
請求項4に係る発明によれば、チューブに曲げ剛性や可撓性がない場合であっても、芯材により曲げ剛性や可撓性を得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電極カテーテルの構成の一例を示す概略図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る電極カテーテルの構成の他の例を示す概略図である。 図3(a)及び(b)は、ガイド部を備えたチューブの先端部の構成の他の例を示す断面図である。 図4は、ガイド部を備えたチューブの先端部の構成の他の例を示す断面図である。
(電極カテーテルの構成)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電極カテーテルの構成の一例を示す概略図である。
電極カテーテル1Aは、先端部の表面に複数の電極20を有するチューブ10と、チューブ10より細径であるガイド部30と、コネクタ40とを備え、コネクタ40を介して図示しない医療計測機器等に接続された状態で使用されて、例えば心電位等を検出する。
チューブ10は、長さ、太さ、材質等を適宜調節・選択できるが、例えば、内径1.0mm、外径1.3mm、長さ約1600mmで、熱可塑性プラスチック組成物としてショアD40〜74硬度のポリアミドエラストマー又はポリアミド樹脂を用いることができる。
電極20は、内径1.25mm、外径1.3mm、長さ1mmのプラチナ合金管を用いることができ、チューブ10の先端部の側面にチューブ10の長さ方向に5〜20個、予め定めた間隔で配置される。
ガイド部30は、チューブ10の先端に、外径0.4mm、長さ25mmで、ショアD35〜55硬度のポリアミドエラストマー樹脂を用いることができる。また、ガイド部30の先端は、半球状に形成されるとともに、ガイド部30の先端から8mmの部分はR5mmの円弧状に90°で曲げ加工が施される。また、ガイド部30の基端は、前記チューブ10とテーパー形状で接続されており、冠状静脈洞への到達性と細い冠状静脈洞枝部位への選択性を実現している。
なお、図1に示す例は、チューブ10の先端部の側面に電極20が5〜12極設けられた場合であり、各電極20は、チューブ10の中を通る絶縁リード線70(図3及び図4参照)に電気的に接続され、絶縁リード線70を結線してコネクタ40に接続される。
図2は、本発明の実施の形態に係る電極カテーテルの構成の他の例を示す概略図である。
図2に示す電極カテーテル1Bは、チューブ10の先端部の側面に電極20が11〜20極設けられた場合であり、電極20の数の増加に従い絶縁リード線70の本数が増加するため、絶縁リード線70は分岐コネクタ50において2本のケーブル51に分岐され、分岐されたケーブル51はそれぞれコネクタ41に接続される。なお、コネクタ41は、コネクタ40と同様に医療計測機器の端子へ接続される。
(実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、電極カテーテル1A(1B)の先端に従来のガイドワイヤーと同等の機能を有するガイド部30を設けたため、ガイドワイヤーを要することなく電極20を冠状静脈洞の深部へ到達させることができる。
また、ガイドワイヤールーメン等を設ける必要がないため、チューブ10の外径が従来のモノレールルーメン付電極カテーテルの外径に比べて小径となる。また、小経化した本発明の電極カテーテルと同程度の冠状静脈洞の深部への到達を目的とした従来のモノレールルーメン付電極カテーテルを作るには、電極カテーテルを挿入した際の血管内の占有割合を考えたとき、本発明の電極カテーテルの外径に対して従来のモノレールルーメン付電極カテーテルの外径は更に細くする必要があり、結果として電極も小さくなるために心電位を感知しづらくなるという欠点がある。これに対して、本発明の電極カテーテルは電極20を小型化することなくチューブ10の先端側の側面に設けることができるので、患部と電極20との接触面積が広く確保され、医療計測機器において十分な心電位を得ることができる。
また、従来のモノレールルーメン付電極カテーテルの構造と比べてガイド部30の構造が単純であるため、製造工程が減少し、構成部材の点数も削減できる。
また、従来のモノレールルーメン付電極カテーテルのようにガイドワイヤーと電極カテーテルを順序だてて挿入する必要がないため、挿入時の手順を減少することができる。
また、ガイド部30の先端を半球状に加工し、さらに円弧状に曲げ加工した構造としたため、挿入時の方向性を制御しながら挿入することができ、血管及び内部の組織を傷付けにくくすることができる。
図3(a)及び(b)は、ガイド部を備えたチューブの先端部の構成の他の例を示す断面図である。本実施例1では、上記した実施の形態のガイド部30に換えて芯材60を含むガイド部31を用いる。
ガイド部31は、内部には曲げ剛性が高く、高強度の金属体からなる芯材60を有する。チューブ10の直径が1mm以下の細径等であって曲げ剛性や可撓性を得ることができない場合、芯材60は、ガイド部31の内部からチューブ10の内腔を介し、チューブ10の基端で固定されることで曲げ剛性や可撓性を得るための役割を兼ねる。なお、チューブ10が十分な曲げ剛性や可撓性を有する場合は、ガイド部31のみに芯材60を設けても良い。
ガイド部31の先端は、上記した実施の形態と同様に半球状に形成されるとともに、ガイド部の先端から8mmの部分はR5mmの円弧状に90°で曲げ加工が施される。
芯材60は、例えば、ニッケル・チタン合金又はステンレス鋼等の直径0.34mmの芯材であり、ガイド部31の柔軟性を得るため、図3(b)に示すように、先端を直径0.06mmまで細径化したテーパー形状とする。
図4は、ガイド部を備えたチューブの先端部の構成の他の例を示す断面図である。本実施例2では、上記した実施例1ガイド部31に換えて芯材を含まないガイド部32を用いる。
芯材60を設けないガイド部32は、ショア硬度40Dのポリアミドエラストマーにて形成され、チューブ10とテーパー形状で接続される。ガイド部32の先端は半球状に形成されるとともに、ガイド部の先端から8mmの部分はR5mmの円弧状に90°で曲げ加工が施される。
芯材60を使用せず前記ガイド部32を形成したため、実施例1に比べて部品点数を削減でき、安価に作製することができる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々な変形が可能である。
1A 電極カテーテル
1B 電極カテーテル
10 チューブ
20 電極
30−32 ガイド部
40 コネクタ
41 コネクタ
50 分岐コネクタ
51 ケーブル
60 芯材
70 絶縁リード線

Claims (4)

  1. 熱可塑性プラスチック組成物からなり可撓性を有するチューブと、
    前記チューブの先端部の側面に配置された電極と、
    前記チューブの先端に取り付けられ、前記チューブよりも細径のガイド部とを備えることを特徴とする電極カテーテル。
  2. 前記ガイド部は、円弧状に曲げ加工され、先端が半球状である請求項1に記載の電極カテーテル。
  3. 前記ガイド部は、中心に芯材を有する請求項1又は2に記載の電極カテーテル。
  4. 前記ガイド部の前記芯材は、前記チューブの基端から内腔を経て前記ガイド部の中心に設けられる請求項3に記載の電極カテーテル。
JP2011018536A 2011-01-31 2011-01-31 電極カテーテル Expired - Fee Related JP5432932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011018536A JP5432932B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 電極カテーテル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011018536A JP5432932B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 電極カテーテル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012157479A true JP2012157479A (ja) 2012-08-23
JP5432932B2 JP5432932B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=46838532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011018536A Expired - Fee Related JP5432932B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 電極カテーテル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5432932B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50103194A (ja) * 1974-01-21 1975-08-14
JP2004329745A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Nipro Corp 人工授精用カテーテル装置
JP2005058326A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd 鼻腔誘導チューブ
JP2006525072A (ja) * 2003-05-02 2006-11-09 ボストン サイエンティフィック リミテッド 多機能医療用カテーテル

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50103194A (ja) * 1974-01-21 1975-08-14
JP2006525072A (ja) * 2003-05-02 2006-11-09 ボストン サイエンティフィック リミテッド 多機能医療用カテーテル
JP2004329745A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Nipro Corp 人工授精用カテーテル装置
JP2005058326A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd 鼻腔誘導チューブ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5432932B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4940332B2 (ja) カテーテル
KR102140881B1 (ko) 심강 내 제세동 카테터
JP4545210B2 (ja) 除細動カテーテル
JP4897077B1 (ja) カテーテル
JP4679666B1 (ja) カテーテル
WO2012029413A1 (ja) 心腔内除細動カテーテル
JP2011500209A (ja) 非コイル状のワイヤ構造物を備えた刺激用および検知用リード線
JP2012147971A (ja) 先端偏向操作可能カテーテル
JP2002126096A (ja) 電極を備えたカテーテル装置
JP5174542B2 (ja) カテーテル
JP2012192124A (ja) 心腔内除細動カテーテル
JP5432932B2 (ja) 電極カテーテル
JP2012075800A (ja) カテーテル
JP6219805B2 (ja) 電極カテーテル
JP6876091B2 (ja) 心腔内除細動カテーテル
JP6881870B2 (ja) 心腔内除細動カテーテル
JP2006263027A (ja) カテーテル
KR101778414B1 (ko) 전극 카테터
JP2023030906A (ja) 電極カテーテル
CN104684468B (zh) 电极探针
JP2021171563A (ja) 心臓電位測定用カテーテル
JP2021142213A (ja) 穿刺針、針カテーテル、及び、カテーテルシステム
JP2020110437A (ja) カテーテルの製造方法およびカテーテル
Lindgren et al. Medical electrode lead”
JP2016096874A (ja) 電極カテーテル

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130426

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130522

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20130802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5432932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees