JP2012156962A - 画像読取装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿を読み取る際の読取処理における装置の負担を軽減すること。
【解決手段】複合機1は、原稿の裏面を読み取る読取部60と、原稿が搬送される搬送路45に読取部60より下流側に設けられ、原稿の表面を読み取る読取部30とを備える。この複合機1では、片面のみに画像が形成されている原稿をADF40で読み取る際に、読取部30に原稿が搬送されるまでに読取部60が原稿の裏面を読み取った読取データに基づいて、それ以後の読取処理を決定する。すなわち、当該読取データから原稿の裏面に画像が有ると判断される場合には、読取部60で読み取り、読取部30で読み取らないようにする。また、原稿の裏面に画像が無いと判断される場合には、読取部60による読み取りを停止し、読取部30で読み取る。
【選択図】図2

Description

本発明は、原稿の両面を読み取り可能な画像読取装置において、一方の面に画像が形成された原稿を読み取る技術に関する。
従来から、プリンタなどの画像読取装置では、原稿を搬送経路に搬送させて原稿を読み取る際に、1回の搬送で原稿の片面を読み取る片面読取機能に加えて、1回の搬送で原稿の両面を読み取る両面読取機能を備える技術が知られている(例えば、特許文献1)。この画像読取装置では、原稿の一方の面を読み取る読取部と、原稿の他方の面を読み取る読取部を別々に有している。そして、両方の面に画像が形成されている原稿を読み取る際には、両面読取機能を用いて原稿の各々の面を対応する読取部で読み取る。また、片方の面に画像が形成されている原稿を読み取る際には、片面読取機能を用いて原稿の画像が形成されている面を対応する読取部で読み取る。
このような画像読取装置では、片方の面に画像が形成されている原稿を読み取る際に、原稿の搬送経路に対して原稿の画像が形成されている面をいずれの向きにセットすれば良いかが不明となることがある。特に、両面読取機能を備えた画像読取装置において、両面読取機能を多用している場合には原稿をセットする向きが不明となりやすい。上記従来技術には、両面読取機能を備えた画像読取装置において、片方の面に画像が形成されている原稿を読み取る際にも、両面読取機能を用いて原稿の両面を読み取る内容が記載されている。これにより、原稿がセットされる向きに関わらず、原稿の画像が形成されている面を読み取ることができるという。
特開2005−191885号公報
上記従来技術では、片方の面に画像が形成されている原稿を読み取る際に、原稿の両面を読み取る必要がある。特に、上記従来技術では、原稿の各々の面を読み取る読取部が原稿の搬送経路の等しい位置に配置されている場合、原稿を読み取る際に、2つの読取部で同時に原稿を読み取る必要があり、読取処理における装置の負担が増大してしまう問題が生じていた。
本明細書では、片方の面に画像が形成されている原稿を読み取る際の読取処理における装置の負担を軽減する技術を開示する。
本明細書によって開示される画像読取装置は、原稿の一方の面を読み取る第1読取部と、前記原稿が搬送される搬送経路に前記第1読取部より下流側に設けられ、前記原稿の他方の面を読み取る第2読取部と、前記搬送経路を搬送される原稿が前記第2読取部に達するまでに前記第1読取部が前記原稿の一方の面を読み取った読取データから、前記原稿の一方の面に画像が有るか否かを判断する判断部と、片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る際に、前記判断部が前記原稿の一方の面に画像が有ると判断した場合には、前記第1読取部で読み取り、前記第2読取部で読み取らないように制御し、前記判断部が前記原稿の他方の面に画像が有ると判断した場合には、前記第1読取部による読み取りを停止し、前記第2読取部で読み取るように制御する制御部と、を備える。
また、上記の画像読取装置では、前記第1読取部及び前記第2読取部が読み取った読取データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記読取データを削除する削除部と、を備え、片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る際に、前記判断部が前記原稿の他方の面に画像が有ると判断した場合には、前記削除部は前記第1読取部が読み取った読取データを削除する構成としても良い。
また、上記の画像読取装置では、片面のみに画像が形成されている複数の原稿を読み取る際に、前記制御部は1枚目の前記原稿における前記判断部のいずれの面に画像が有るかの判断に基づいて、2枚目以降の前記原稿を当該面に対応する読取部で読み取るように制御する構成としても良い。
また、上記の画像読取装置では、片面のみに画像が形成されている複数の原稿を読み取る際に、前記判断部が規定枚数以上連続して前記原稿の同じ面に画像が有ると判断した場合には、前記制御部はそれ以降の前記原稿を当該面に対応する読取部で読み取るように制御する構成としても良い。
また、上記の画像読取装置では、前記第1読取部は、原稿の対応する面を複数の領域に区分し、各領域における濃度を取得しており、前記判断部は、前記第1読取部が読み取った画像に予め定められた閾値以上の濃度を有する領域が規定個数以上含まれている場合に、前記原稿の一方の面に画像が有ると判断する構成としても良い。
また、上記の画像読取装置では、前記第1読取部が読み取った画像に含まれる各領域の濃度が前記閾値以上である場合には第1領域と分類し、前記取得濃度が前記閾値未満である場合には第2領域と分類する分類部を備え、前記判断部は、前記第1読取部が読み取った画像に前記第1領域が前記規定個数以上含まれている場合に、前記原稿の一方の面に画像が有ると判断する構成としても良い。
また、上記の画像読取装置では、片面のみに画像が形成されている原稿を読み取るモードを設定する片面読取モード設定部を備える構成としても良い。
なお、この発明は、上記の画像読取装置の他、これらの装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される画像読取装置では、片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る際に、判断部が原稿の一方の面に画像が有ると判断した場合には、原稿の搬送に亘って第1読取部が原稿を読み取り、第2読取部は原稿を読み取らない。また、判断部が原稿の一方の面に画像が無いと判断した場合には、原稿が第2読取部に搬送されるまでは、第1読取部が原稿を読み取り、原稿が第2読取部に搬送されてからは、第1読取部から第2読取部に切り替え、第2読取部が原稿を読み取る。この画像読取装置によれば、片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る際に、第1読取部と第2読取部で同時に原稿を読み取ることなく原稿のいずれの面に画像が形成されているかを判断することができ、第1読取部と第2読取部で同時に原稿を読み取る場合に比べて、読取処理における装置の負担を軽減することができる。
複合機1の原稿カバーを上げた状態を示す図 複合機1の画像読取装置3の概略的な断面図 複合機1の電気的構成を概略的に示すブロック図 実施形態1の制御処理を示すフローチャート 読取データの輝度分布を概略的に示す図 実施形態2の制御処理を示すフローチャート 実施形態2の制御処理を示すフローチャート 実施形態3の制御処理を示すフローチャート
<実施形態1>
実施形態1を、図1ないし図5を用いて説明する。
1.複合機の機械的構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例である複合機1の外観を示す斜視図であり、原稿カバー48を上げた開状態における複合機1の外観を示す。この複合機1は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備えた多機能周辺装置である。図2は、原稿カバー48を下げた閉姿勢における画像読取装置3の断面図である。
図1に示すように、複合機1は、本体部2の上方に原稿を読み取るための画像読取装置3を備えている。画像読取装置3は、後述する読取部30、原稿自動送り装置(ADF)40、及び原稿載置部50等を含む。
原稿載置部50は、台枠51、透明なガラス板からなる第1プラテンガラス52、第2プラテンガラス53を含む。原稿載置部50は、原稿カバー48によって開閉可能に覆われている。
原稿カバー48は、原稿載置部50を覆う閉姿勢と原稿載置部50を開放する開姿勢とに回動可能であり、複合機1の本体部2の後側(操作部11、表示部12等が設けられる側を前側とする)に連結されている。原稿カバー48上に、ADF40が設けられている。
図2に示すように、ADF40は、ADFカバー41、原稿トレイ42、押圧部材43、44、各種ローラ46、排紙トレイ47、透明なガラス板からなる第3プラテンガラス55、読取部60、および原稿センサ70〜72等を含む。
ADF40には、ローラ46等によって原稿が原稿トレイ42から排紙トレイ47へと搬送される経路である搬送路45が設けられており、搬送路45に隣接して読取部60(第1読取部の一例)及び読取部30(第2読取部の一例)が配置されている。
読取部60は、搬送路45において読取部30よりも上流側(つまり、原稿トレイ42側)に配置されており、搬送路45を搬送される原稿が第3プラテンガラス55上を通過する際に当該原稿を読み取る。読取部60は、略円状に設けられた搬送路45の内側に配置されており、搬送路45を搬送される原稿の搬送路45内側の面(一方の面に相当、以下、裏面という。)を読み取る。押圧部材43は、第3プラテンガラス55を介して読取部60と対向して配置されており、第3プラテンガラス55上を通過する原稿が第3プラテンガラス55から浮かないように、原稿を第3プラテンガラス55に押圧する。
読取部30は、搬送路45において読取部60よりも下流側(つまり、排紙トレイ47側)に配置されており、搬送路45を搬送される原稿が第2プラテンガラス53上を通過する際に当該原稿を読み取る。読取部30は、略円状に設けられた搬送路45の外側に配置されており、搬送路45を搬送される原稿の搬送路45外側の面(他方の面に相当、以下、表面という。)を読み取る。押圧部材44は、第2プラテンガラス53を介して読取部30と対向して配置されており、第2プラテンガラス53上を通過する原稿が第2プラテンガラス53から浮かないように、原稿を第2プラテンガラス53に押圧する。
原稿センサ70は、原稿トレイ42に隣接して配置されており、原稿トレイ42の下側に設けられた軸70A回りに回転可能に支持されている。原稿センサ70は、後述する中央処理装置20に接続されており、中央処理装置20は原稿センサ70から出力される信号に基づいて原稿トレイ42に原稿が載置されたことを検出する。原稿センサ71は、搬送路45において読取部60よりも上流側に読取部60に近接して配置されている。また、原稿センサ72は、搬送路45において読取部60よりも下流側であって読取部30よりも上流側に読取部30に近接して配置されている。
原稿センサ71、72は、中央処理装置20に接続されている。中央処理装置20は原稿センサ71から出力される信号に基づいて、搬送路45を搬送される原稿が読取部60に近接したことを検出する。また、中央処理装置20は原稿センサ72から出力される信号に基づいて、搬送路45を搬送される原稿が読取部30に近接したことを検出する。
ADF40では、原稿センサ70によって原稿トレイ42に原稿が載置されたことを検知すると、ローラ46を駆動して原稿トレイ42に載置されている原稿を一枚ずつ搬送路45に搬送する。搬送路45に搬送された原稿は、搬送路45上に位置する第3プラテンガラス55及び第2プラテンガラス53上を通過し、排紙トレイ47に排出される。
この際、読取部60は、原稿センサ71を介して原稿が読取部60に達したことを検知し、第3プラテンガラス55上を通過する原稿の裏面を読み取る。また、読取部30は、原稿センサ72を介して原稿が読取部30に達したことを検知し、第2プラテンガラス53上を通過する原稿の表面を読み取る。搬送路45において、読取部30は読取部60よりも下流側に配置されていることから、読取部60が原稿の読み取りを開始してから搬送路45を搬送される原稿が読取部60から読取部30までを移動するのに必要な所定時間後に、読取部30は原稿の読み取りを開始する。
次に、読取部30、60の構造について説明する。読取部30、60は同一の構造をしており、ここでは読取部30を用いて説明を行い、重複した説明を省略する。
読取部30は、CIS(Contact Image Sensor)を用いた、いわゆるCIS方式で第2プラテンガラス53上を通過する原稿を読み取る。読取部30は、複数の受光素子が図2の紙面垂直方向に直線状に配列されているリニアイメージセンサ33、RGB3色の発光ダイオードなどで構成される光源31、原稿で反射された光源31からの反射光をリニアイメージセンサ33の各受光素子に結像させるロッドレンズアレイ32、これらが搭載されるキャリッジ34、およびキャリッジ34を搬送する図示しない搬送機構を含む。
光源31は、リニアイメージセンサ33に対向する読取領域Hに光を照射する。リニアイメージセンサ33は、当該光が読取領域Hで反射して各受光素子に結像した反射光の輝度や色度(濃度の一例)を検出する。読取領域Hには搬送路45が含まれており、リニアイメージセンサ33は、透明な第2プラテンガラス53を介して、搬送路45を搬送される原稿が第2プラテンガラス53上を通過する際に、当該原稿の第2プラテンガラス53と接する面で反射される反射光を検出する。
各受光素子は、読取領域Hを受光素子の個数で割った単位読取領域から反射される反射光を検出するとともに、所定期間毎に検出を繰り返す。そのため、搬送路45を搬送される原稿が第2プラテンガラス53上を通過する際に、搬送路45の搬送方向と直交する方向には、受光素子の個数の単位読取データが検出され、搬送路45の搬送方向には、原稿の搬送速度と受光素子の所定期間により決定される検出回数の単位読取データが検出される。つまり、受光素子は、原稿の第2プラテンガラス53と接する面を受光素子の個数及び検出回数で区分した単位読取領域から反射される反射光を検出しているということができ、リニアイメージセンサ33は、各受光素子が検出したこれらの単位読取データを含む読取データを読み取る。
なお、読取部30はCIS方式に限られず、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)イメージセンサを用いた、いわゆるCCD方式であってもよい。また、読取部30及び60の構造は、必ずしも同一の構造である必要はない。読取部30又は読取部60のいずれか一方がCISであって、他方がCCDであってもよい。
さらに、複合機1の前側には、各種のボタンからなり、ユーザからの操作指令を受け付ける操作部11、複合機1の状態を表示する液晶ディスプレイからなる表示部12が設けられている。
2.複合機の電気的構成
図3は、複合機1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。図3に示すように、複合機1は、複合機1の各部を制御するASIC(特定用途向け集積回路)10を含む。ASIC10は、中央処理装置(以下「CPU」という)20、ROM24、RAM(記憶部の一例)25、デバイス制御部26、画像処理部27、28を備え、これらに操作部11、表示部12、読取部30、60、ローラ46(図2参照)を駆動するモータM及び駆動回路16、原稿センサ70〜72などが接続されている。
ROM24には、複合機1の動作を制御するための各種のプログラムが記憶されており、CPU20は、ROM24から読み出したプログラムに従って、判断部21、制御部22、削除部23、片面読取モード設定部19等として機能し、各部の制御を行う。
デバイス制御部26は、読取部30、60に接続されており、CPU20からの命令に基づいて、光源31、61の点灯、及びリニアイメージセンサ33、63による読取データの読み取りを制御する信号を読取部30、60に送信する。読取部30、60で読み取られたアナログデータである読取データは、A/D変換回路を有するアナログフロントエンド(以下「AFE」という)35、65でデジタル化処理された後に、画像処理部27、28に送信される。
画像処理部27、28は、AFE35、65を介して読取部30、60から読取データを受信すると、CPU20からの命令に基づいて光量調整やシェーディング補正等の画像処理を行い、読取データをRAM25に記憶する。
また、図5に示すように、画像処理部28は、CPU20からの命令に基づいて、読取部60から受信した読取データの統計処理を実行する。画像処理部28には、予め閾値Kが設定されており、画像処理部28は、読取データを構成する各単位読取データの輝度を読み出し、閾値K以上の輝度を有する(つまり、閾値K未満の着色剤濃度を有する)単位読取データと、閾値K未満の輝度を有する(つまり、閾値K以上の着色剤濃度を有する)単位読取データを区分する。
さらに、画像処理部28は、CPU20からの命令に基づいて、閾値K未満の輝度を有する単位読取データの個数(つまり、当該単位読取データが検出された単位読取領域の個数)を計数する処理を実行する。この際、画像処理部28は、分類部29として機能し、閾値Kを用いて読取データの2値化処理を行う。2値化処理において、画像処理部28は、閾値K以上の輝度を有する単位読取データの輝度を白輝度に変換し、閾値K未満の輝度を有する単位読取データの輝度を黒輝度に変換する。
画像処理部28は、黒輝度に変換された単位読取データの個数を計数し、閾値K未満の輝度を有する単位読取データの個数を計数する。画像処理部28は、単位読取データの個数を計数後、単位読取データの輝度を変換前の輝度に戻し、当該処理を終了する。
3.読取処理
次に、図4ないし図5を参照して、複合機1のADF40を用いて片面のみに画像が形成されている複数枚の原稿を読み取る場合の、CPU20における処理について説明する。
図4は、CPU20が所定のプログラムに従って実行する本実施形態のフローチャートを示す。CPU20は、ユーザによって複合機1の原稿トレイ42に原稿が載置され、操作部11または入力可能な表示部12を介して、片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る読取モードが設定され、読取指示が入力されると、片面読取モード部として機能し、処理を開始する(S1)。
CPU20は、原稿センサ70を用いて原稿トレイ42に原稿が載置されているか否かを確認し(S2)、原稿トレイ42に原稿が載置されていない場合には処理を終了する(S2:NO)。
一方、CPU20は、原稿トレイ42に原稿が載置されている場合(S2:YES)、原稿の搬送を開始する(S4)。CPU20は、モータM及び駆動回路16を用いてローラ46(図2参照)を駆動し、原稿を搬送路45へと搬送する。
原稿トレイ42に複数の原稿が載置されている場合、ローラ46は最も下に載置された原稿から搬送路45へと搬送する。また、ローラ46は、原稿トレイ42に載置された状態の裏面が略円状の搬送路45の内側を向き、原稿トレイ42に載置された状態の表面が略円状の搬送路45の外側を向くように、原稿を搬送する。そのため、読取部60は、搬送路45を搬送される原稿の裏面を読み取ることが可能であり、読取部30は、搬送路45を搬送される原稿の表面を読み取ることが可能である。
CPU20は、原稿の搬送を開始すると、原稿センサ71、72を用いて搬送路45を搬送される原稿の位置を確認する。CPU20は、原稿の搬送開始後、原稿センサ71を用いて原稿の搬送方向(図2矢印参照)先端が読取部60の読取領域Hに到達したか否かを確認する(S6:NO)。CPU20は、読取部60の読取領域Hに原稿が到達した場合(S6:YES)、読取部60を用いて原稿の裏面の読み取る(S8)。
次にCPU20は、原稿が読取部60の読取領域Hに到達後、原稿センサ72を用いて原稿の搬送方向先端が読取部30の読取領域Hに到達したか否かを確認する(S10)。CPU20は、読取部30の読取領域Hに原稿が到達するまで、読取部60を用いた原稿の読み取りを続ける(S10:NO、S8)。
一方、CPU20は、読取部30の読取領域Hに原稿が到達すると(S10:YES)、読取部60を用いた原稿の読み取りを中断し、判定処理(S12)を実行する。この際、CPU20は判断部21として機能し、画像処理部28と共働して、図5に示すように、読取部60がS8で読み取った読取データのうち、閾値K未満の輝度を有する単位読取データの個数(図5の斜線部に相当)を、予めROM24に記憶されている規定個数Fと比較する。
CPU20は、当該読取データに閾値K未満の輝度を有する単位読取データが規定個数F以上含まれている場合に、原稿の裏面に画像が有ると判断する(S14:YES)。この際、CPU20は制御部22として機能し、読取部60を用いた原稿の読み取りを継続する(S16)。CPU20は、原稿の搬送方向先端が読取部60の読取領域Hを通過するまで読取部60を用いた原稿の読み取りを継続する(S18:NO)。CPU20は、原稿が読取部60の読取領域Hを通過した場合(S18:YES)、読取部60を用いた原稿の読み取りを終了し、S8及びS16で読み取った読取データを原稿の読取結果としてRAM25に記憶する。
一方、CPU20は、当該読取データに閾値K未満の輝度を有する単位読取データが規定個数F未満しか含まれていない場合に、原稿の裏面に画像が無いと判断する(S14:NO)。この際、CPU20は制御部22として機能し、読取部60を用いた原稿の読み取りを停止する(S20)。また、CPU20は削除部23として機能し、読取部60がS8で読み取った読取データを削除する(S22)。さらに、CPU20は制御部22として機能し、読取部30を用いて原稿の表面を読み取る(S24)。CPU20は、原稿の搬送方向先端が読取部30の読取領域Hを通過するまで読取部30を用いた原稿の読み取りを継続する(S26:NO)。CPU20は、原稿が読取部30の読取領域Hを通過した場合(S26:YES)、読取部30を用いた原稿の読み取りを終了し、S26で読み取った読取データを原稿の読取結果としてRAM25に記憶する。
CPU20は、読取部30、60を用いた原稿の読み取りを終了し(S18、S26:YES)、1枚目の原稿の読み取りを終了すると、原稿センサ70を用いて原稿トレイ42に次の原稿が載置されているか否かを確認する(S28)。CPU20は、原稿トレイ42に原稿が載置されていない場合(S28:NO)、処理を終了する。一方、CPU20は、原稿トレイ42に次の原稿が載置されている場合(S28:YES)、S4に戻り、上記の処理を繰り返す。
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態の複合機1では、片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る際に、CPU20が原稿の裏面に画像が有ると判断した場合には、原稿の搬送に亘って読取部60が原稿を読み取り、読取部30は原稿を読み取らない。また、CPU20が原稿の裏面に画像が無いと判断した場合には、原稿が読取部30に搬送されるまでは読取部60が原稿を読み取り、原稿が読取部30に搬送されてからは、原稿を読み取る読取部を読取部60から読取部30に切り換え、その後、読取部30が原稿を読み取る。この複合機1によれば、片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る際に、読取部30と読取部60で同時に原稿を読み取ることなく原稿のいずれの面に画像が形成されているかを判断することができ、読取部30と読取部60で同時に原稿を読み取って原稿のいずれの面に画像が形成されているかを判断する従来の場合に比べて、複合機1における装置の負担を軽減することができる。
(2)本実施形態の複合機1では、CPU20が原稿の裏面に画像が無いと判断した場合、読取部60がS8で読み取った読取データを削除する。この場合、読取部60がS8で読み取った読取データは、ROM24に記憶される読取結果に用いられない。この複合機1によれば、上記の場合に読取部60がS8で読み取った読取データを削除することで、読取部60がS8で読み取った読取データを削除しない場合に比べて、RAM25に必要な容量を縮小することができる。
(3)本実施形態の複合機1では、読取部60がS8で読み取った読取データに閾値K未満の輝度を有する単位読取データが規定個数F以上含まれている場合に、CPU20は原稿の裏面に画像が形成されていると判断するので、規定個数Fという基準を用いて原稿のいずれの面に原稿が形成されているかを精度よく判断することができる。この際、画像処理部28が当該読取データに2値化処理をすることで、閾値K以上の輝度を有する単位読取データと閾値K未満の輝度を有する単位読取データを明確に区分することができ、2値化処理をしない場合に比べて、閾値K以上の未満を有する単位読取データの個数を正確に計数することができる。
<実施形態2>
実施形態2を、図6及び図7を用いて説明する。本実施形態では、ADF40を用いて片面のみに画像が形成されている複数枚の原稿を読み取る際に、1枚目の原稿に対する判断処理の結果(つまり、1枚目の原稿の読取面)に基づいて2枚目以降の原稿の読取処理を実行する点で、実施形態1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
1.読取処理
図6及び図7は、CPU20が所定のプログラムに従って実行する本実施形態のフローチャートを示す。図6に示すように、CPU20は、1枚目の原稿の読み取りを終了すると、原稿センサ70を用いて原稿トレイ42に次の原稿が載置されているか否かを確認し(S28)、原稿トレイ42に次の原稿が載置されている場合(S28:YES)、2枚目以降の読取処理へと処理を進める(S30)。
図7に示すように、2枚目以降の読取処理において、CPU20は、1枚目の原稿の読取面を確認する(S32)。この際、CPU20は制御部22として機能し、1枚目の原稿に対して読取部30を用いた原稿の読み取りがあったか否かを確認する。
CPU20は、1枚目の原稿に対して読取部30を用いた原稿の読み取りが無く、1枚目の読取面が裏面である場合(S32:NO)、読取部60を用いて原稿の裏面を読み取り(S34)、読取部30を用いて原稿の表面を読み取らない。CPU20は、原稿が読取部60の読取領域Hを通過するまで読取部60を用いた原稿の読み取りを継続し(S36:NO)、原稿が読取部30の読取領域Hを通過した場合(S36:YES)、原稿の読み取りを終了する。
一方、CPU20は、1枚目の原稿に対して読取部30を用いた原稿の読み取りが有り、1枚目の読取面が表面である場合(S32:YES)、読取部30を用いて原稿の表面を読み取り(S38)、読取部30を用いて原稿の裏面を読み取らない。CPU20は、原稿が読取部30の読取領域Hを通過するまで読取部30を用いた原稿の読み取りを継続し(S40:NO)、原稿が読取部30の読取領域Hを通過した場合(S40:YES)、原稿の読み取りを終了する。
CPU20は、読取部30、60を用いた原稿の読み取りを終了し(S36、S40:YES)、2枚目の原稿の読み取りを終了すると、原稿センサ70を用いて原稿トレイ42に次の原稿が載置されているか否かを確認する(S28)。CPU20は、原稿トレイ42に原稿が載置されていない場合(S28:NO)、処理を終了する。一方、CPU20は、原稿トレイ42に次の原稿が載置されている場合(S28:YES)、S32に戻り、上記の処理を繰り返す。
2.本実施形態の効果
本実施形態の複合機1では、片面のみに画像が形成されている複数の原稿を読み取る際に、2枚目以降の原稿に対しては、1枚目の原稿の読取面と等しい面を読み取るようにする。つまり、2枚目以降の原稿に対しては、1枚目の原稿を読み取った読取部で2枚目以降の原稿を読み取るようにする。そのため、この複合機1では、2枚目以降の原稿に対して、いずれの面に画像が有るかを判断する必要がなく、複合機1における装置の負担を軽減することができる。
一般に、片面のみに画像が形成されている複数の原稿を、ADF40を用いて読み取る場合、ユーザは画像が形成されている面を揃えて原稿トレイ42に載置することが多い。この場合、原稿の画像が形成されている面が同一の読取部で読み取られるように原稿が搬送路45に搬送される。そのため、上記のように、2枚目以降の原稿に対して、1枚目の原稿の読取面と等しい面を読み取るようにしても、原稿の画像が形成されていない面が読み取られる読み取りの間違いが発生することが少ない。
<実施形態3>
実施形態3を、図8を用いて説明する。本実施形態では、複合機1のADF40を用いて片面のみに画像が形成されている複数枚の原稿を読み取る際に、先に読み取られた複数枚の原稿に対する判断処理の結果に基づいてその後の原稿を読み取る点で、実施形態1及び実施形態2と異なる。以下の説明では、実施形態1及び実施形態2と同一の内容については重複した記載を省略する。
1.読取処理
図8は、CPU20が所定のプログラムに従って実行する本実施形態のフローチャートを示す。図8は、図6に記載の2枚目以降の読取処理(S30)の別例である。
CPU20は、読取処理を開始してから読み取られた原稿であって、現在読み取りの対象としている原稿のN枚前までに読み取られた原稿の読取面を確認する(S42、S44)。この際、CPU20は制御部22として機能する。ここで「N」とは、1を除く自然数であり、ユーザ等によって予め設定されている規定枚数を意味する。
CPU20は、読取処理を開始してから現在読み取りの対象としている原稿の前までに、N枚の原稿が読み取られていない場合、あるいは、N枚以上の原稿が読み取られている場合であっても、当該原稿がN枚以上連続して同じ読取部で読み取られていない場合(S42:NO、S44:NO)、S2に戻り、S2ないしS28の処理を実行する(図6参照)。
一方、CPU20は、読取処理を開始してから現在読み取りの対象としている原稿の前までに、N枚以上の原稿が読み取られており、当該原稿がN枚以上連続して読取部60を用いて読み取られている場合(S42:YES)、読取部60を用いて原稿の裏面を読み取り(S34)、読取部30を用いて原稿の表面を読み取らない。
また、CPU20は、読取処理を開始してから現在読み取りの対象としている原稿の前までに、N枚以上の原稿が読み取られており、当該原稿がN枚以上連続して読取部30を用いて読み取られている場合(S42:NO、S44:YES)、読取部30を用いて原稿の表面を読み取り(S38)、読取部30を用いて原稿の裏面を読み取らない。
2.本実施形態の効果
本実施形態の複合機1では、片面のみに画像が形成されている複数の原稿を読み取る際に、N枚以上連続して原稿が同じ読取部で読み取られた場合、すなわち、CPU20がN枚連続して原稿の同じ側の面に画像があると判断した場合には、それ以降の原稿については当該面に対応する読取部(つまり、N枚以上連続して原稿を読み取った読取部)で読み取るようする。そのため、この複合機1では、それ以降の原稿に対して、いずれの面に画像が有るかを判断する必要がなく、複合機1における装置の負担を軽減することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、複合機1を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。例えば、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能の少なくとも1つの機能を備えた装置であっても良い。
(2)上記実施形態では、複合機1が1つのASIC10を有し、判断部21、制御部22、削除部23等の機能をASIC10が有する1つのCPU20によって実行する例を用いて示したが、本発明はこれに限られない。例えば、お互いに異なるCPU、ASICなどによって各部が構成されても良い。
(3)上記実施形態では、原稿センサ71、72を用いて搬送路45を搬送される原稿の位置を検出する例を用いて説明を行ったが、必ずしも原稿センサ71、72は必要ない。例えば、原稿トレイ42から読取部30、60の読取領域Hまでの距離が解かっており、モータM及び駆動回路16がローラ46を回転させる回転速度に基づいて搬送開始から各読取位置までの搬送必要時間が解かっている場合には、その搬送必要時間に基づいて搬送路45を搬送される原稿の位置を特定しても良い。
(4)上記実施形態では、読取データに含まれる閾値K未満の輝度を有する単位読取データの個数を計数する際に、当該読取データに対して2値化処理を行う例を用いて説明を行ったが、必ずしも2値化処理をする必要はない。例えば、読取データを構成する各単位読取データの輝度を読み出し、読み出した輝度を閾値Kと比較して、閾値K未満の輝度を有する単位読取データの個数を計数しても良い。
(5)上記実施形態では、原稿の裏面に画像が有るか否かを判断する際に、原稿の裏面を読み取った読取データを構成する単位読取データの輝度を閾値Kと比較する例を用いて説明を行ったが、これに限られない。例えば、読取データを構成する単位読取データの色度を対応する閾値と比較しても良い。
1:複合機、3:画像読取装置、11:操作部、12:表示部、16:駆動回路、19:片面読取モード設定部、20:CPU、21:判定部、22:制御部、23:削除部、24:ROM、25:RAM、26:デバイス制御部、27、28:画像処理部、29:分類部、30:読取部、40:ADF、42:原稿トレイ、43、44:押圧部材、45:搬送路、47:排紙トレイ、60:読取部、70、71、72:原稿センサ、F:規定個数、N:規定枚数、H:読取領域、K:閾値

Claims (8)

  1. 原稿の一方の面を読み取る第1読取部と、
    前記原稿が搬送される搬送経路に前記第1読取部より下流側に設けられ、前記原稿の他方の面を読み取る第2読取部と、
    前記搬送経路を搬送される原稿が前記第2読取部に達するまでに前記第1読取部が前記原稿の一方の面を読み取った読取データから、前記原稿の一方の面に画像が有るか否かを判断する判断部と、
    片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る際に、前記判断部が前記原稿の一方の面に画像が有ると判断した場合には、前記第1読取部で読み取り、前記第2読取部で読み取らないように制御し、前記判断部が前記原稿の一方の面に画像が無いと判断した場合には、前記第1読取部による読み取りを停止し、前記第2読取部で読み取るように制御する制御部と、
    を備える画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置であって、
    前記第1読取部及び前記第2読取部が読み取った読取データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記読取データを削除する削除部と、を備え、
    片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る際に、前記判断部が前記原稿の一方の面に画像が無いと判断した場合には、前記削除部は前記第1読取部が読み取った読取データを削除することを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像読取装置であって、
    片面のみに画像が形成されている複数の原稿を読み取る際に、前記制御部は1枚目の前記原稿における前記判断部のいずれの面に画像が有るかの判断に基づいて、2枚目以降の前記原稿を当該面に対応する読取部で読み取るように制御することを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の画像読取装置であって、
    片面のみに画像が形成されている複数の原稿を読み取る際に、前記判断部が規定枚数以上連続して前記原稿の同じ面に画像が有ると判断した場合には、前記制御部はそれ以降の前記原稿を当該面に対応する読取部で読み取るように制御することを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の画像読取装置であって、
    前記第1読取部は、原稿の対応する面を複数の領域に区分し、各領域における濃度を取得しており、
    前記判断部は、前記第1読取部が読み取った画像に予め定められた閾値以上の濃度を有する領域が規定個数以上含まれている場合に、前記原稿の一方の面に画像が有ると判断することを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項5に記載の画像読取装置であって、
    前記第1読取部が読み取った画像に含まれる各領域の濃度が前記閾値以上である場合には第1領域と分類し、前記取得濃度が前記閾値未満である場合には第2領域と分類する分類部を備え、
    前記判断部は、前記第1読取部が読み取った画像に前記第1領域が前記規定個数以上含まれている場合に、前記原稿の一方の面に画像が有ると判断することを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の画像読取装置であって、
    更に、
    片面のみに画像が形成されている原稿を読み取るモードを設定する片面読取モード設定部を備えることを特徴とする画像読取装置。
  8. 原稿の一方の面を読み取る第1読取部と、前記原稿が搬送される搬送経路に前記第1読取部より下流側に設けられた第2読取部と、を備える画像読取装置を用いて片面のみに画像が形成されている原稿を読み取る際に、前記画像読取装置に用いられるコンピュータに、
    前記搬送経路を搬送される原稿が第2読取部に達するまでに第1読取部を用いて前記原稿の一方の面を読み取る読取処理と、
    前記第1読取部を用いて前記原稿の一方の面を読み取った読取データから、前記原稿の一方の面に画像が有るか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理において前記原稿の一方の面に画像が有ると判断した場合には、前記第1読取部で読み取り、前記第2読取部で読み取らないように制御し、前記判断部が前記原稿の一方の面に画像が無いと判断した場合には、前記第1読取部による読み取りを停止し、前記第2読取部で読み取るように制御する制御処理と、
    を実行させる画像読取装置用のプログラム。
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