JP2012155203A - 映像投影装置 - Google Patents

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邦久 山口
Kazuhiro Fujita
和弘 藤田
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一成 安部
Tatsuya Takahashi
達也 高橋
Ikuo Maeda
育夫 前田
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Abstract

【課題】光学系の広角化を図ることが可能な映像撮影装置を提供する。
【解決手段】レンズユニット4と反射面が非球面である反射ミラー5とを有する光学系により投射光をスクリーン7に投影する投影部を筐体2内に収容してなる映像投影装置において、筐体2はレンズの光軸に対して略平行に延びる天面部と両側面部とにかけて略コの字状に開口し投射光を外部に投射するための開口部2aと、開口部2aをカバーする位置と投射光を遮らないように該開口部2aを開口させる位置との間で移動可能な可動カバー8とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくともレンズと反射面が非球面である反射ミラー部材とを有する光学系により投射光を被投射面に投影する投影部を筐体内に収容してなる映像投影装置に関するものである。
近年、パソコンを用いたミーティングやホームシアター用のツールとして、スクリーン等の被投射面に向けて投射光を投影する投影部を箱形の筐体内に収容しコンパクト性と可搬性が図られた小型プロジェクタ等の至近投射型映像投影装置の普及が進んでいる。例えば、特許文献1には、投影部を構成する反射ミラーを、装置の使用時には筐体外へ突出した位置に移動させ、非使用時には筐体内に収容させることで、非使用時の更なる小型化、反射ミラーの保護を図ったプロジェクタが記載されている。
上述した至近投射型映像投影装置においては、投影部を構成する反射ミラー等の光学系の広角化が進んでいる。被投射面がワイド対応となり左右方向に広がる傾向があり、また、より近くから投射光を投射することが要求されているからである。しかしながら、特許文献1に記載されるプロジェクタにおいては、投射光の光路を形成するための空間を形成する開口部が筐体の天面部のみに形成されていると考えられる。そのため、光学系がより広角化されると(例えば特許文献1記載の図2中奥行き方向に投射光が広がると)、投射光の光路が筐体の側面部に遮られてしまう虞がある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、より光学系の広角化を図ることが可能な映像撮影装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、少なくともレンズと反射面が非球面である反射ミラー部材とを有する光学系により投射光を被投射面に投影する投影部を筐体内に収容してなる映像投影装置において、上記筐体はレンズの光軸に対して略平行に延びる天面部と両側面部とにかけて略コの字状に開口し投射光を外部に投射するための開口部と、該開口部をカバーする位置と投射光を遮らないように該開口部を開口させる位置との間で移動可能な可動カバー部材とを有することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の映像投影装置において、上記可動カバー部材は、上記反射ミラー部材を覆う形状で上記レンズの光軸と略直交する方向に延びる回転軸を中心に回転移動することを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1の映像投影装置において、上記可動カバー部材は、上記レンズの光軸と略平行方向に直線移動することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1の映像投影装置において、上記可動カバー部材は、上記反射ミラー部材を覆う形状で上記レンズの光軸と略直交する方向に延びる回転軸を中心に回転移動するミラーカバー部材と、該ミラーカバー部材に連動して該レンズの光軸と略平行方向に直線移動する側面カバー部材とから構成されることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項2、3又は4の映像投影装置において、上記反射ミラー部材は、上記可動カバー部材に連動しながら付勢部材によって開く方向に付勢されて回転移動し、その移動の最終時で該付勢部材による付勢力から外れることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項2又は4の映像投影装置において、上記反射ミラー部材は、上記可動カバー部材又は上記ミラーカバー部材と同一方向に回転移動可能で、該反射ミラー部材の移動量を規制するストッパー部材と、該ストッパー部材の規制位置の調整を行うストッパー調整機構を備えることを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項6の映像投影装置において、上記反射ミラー部材は付勢部材によって開く方向に常時付勢され、その開く方向の移動は上記可動カバー部材又は上記ミラーカバー部材によって規制されていることを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項2、3又は4の映像投影装置において、上記反射ミラー部材又は上記ミラーカバー部材は、開く方向の移動の最終時に受ける衝撃を弱めるダンパー機能部材を備えることを特徴とするものである。
本発明において、光学系から投射される投射光は、映像投影装置の筐体の天面部と側面部とにかけて略コの字状に形成された開口部から外部に投射される。そのため、光学系が広角化されても、筐体の天面部のみに開口部が設けられている場合に比べ投射光が筐体の側面部によって遮られることを抑制することが可能である。
本発明によれば、より光学系の広角化を図ることが可能な映像撮影装置を提供することができるという優れた効果がある。
本実施形態に係るプロジェクタの要部構成を説明する斜視図。 第一の実施形態に係るプロジェクタの外観構成を説明する斜視図。 (a)は非使用時における第一の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図、(b)は使用時における第一の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図。 (a)は非使用時における第二の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図、(b)は使用時における第二の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図。 (a)は非使用時における第三の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図、(b)は使用時における第三の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図。 (a)は非使用時における第三の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す上面図、(b)は使用時における第三の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す上面図。 第三の実施形態に係るプロジェクタにおいて、投射光線軌跡を説明する概略構成図。
以下、本発明が適用される映像投影装置としてのプロジェクタの実施形態について説明する。まず、第一の実施形態に係るプロジェクタの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクタの要部構成を説明する斜視図である。図2は、第一の実施形態に係るプロジェクタの外観構成を説明する斜視図である。図3(a)は非使用時における第一の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図、図3(b)は使用時における第一の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図である。このプロジェクタ1は、図1乃至図3に示すように、全体として略直方体状の箱形状を有する筐体2を備えており、筐体2内には光源と光源からの光を変調して映像光を作り出す映像表示素子3と、映像表示素子3からの映像を拡大投影する光学系とが収納されている。この光学系は、複数のレンズからなるレンズユニット4と、映像の投射方向を変調するための反射面が非球面である第一反射ミラー5と、反射面が平面である第二反射ミラー6とから構成されている。
そして、このプロジェクタ1の筐体2は、図1に示すように、上記レンズユニット4の光軸が被投影面であるスクリーン7に対して略直交する方向となるように設置される。そして、この筐体2のスクリーン7に対向する端部とは反対側の端部には、レンズユニット4の光軸と略水平方向となる天面部と両側面部とにかけて略コの字状に形成される開口部2aが形成される。この開口部2aからは第一反射ミラー5や第二反射ミラー6が臨める。また、この開口部2aは、図2乃至図3に示すように、筐体2の両側面板間に支持された回転軸を中心に回転移動可能な可動カバー部材たるカバー8によって開閉可能となっている。カバー8は、カバー8を所定の位置(閉口位置)に係止する図示しない係止レバーや、カバー8を常時筐体2から突出させる(開く)方向に付勢する図示しないバネ部材を備えている。また、このカバー8の内側には第一反射ミラー5が配設されている。第一反射ミラー5は、筐体2の両側面板間に支持された回転軸を中心にカバー8の移動に連動して回転移動可能に構成されている。そして第一反射ミラー5は、カバー8と同様に第一反射ミラー5を筐体2から突出させる(開く)方向に付勢するバネ部材を備えている。
このように構成されるプロジェクタ1において、装置の非使用時(反射ミラー収容時)には、図3(a)に示すように、上記カバー8は係止レバーによって所定の位置に係止され、カバー8が筐体2の開口部2aをカバーして略密閉状態とし、筐体2内への外部からの粉塵等の進入を阻止している。一方、装置の使用時には、図3(b)に示すように、カバー8は、使用者の操作により係止レバーが解除され、バネ部材からの付勢力を受けて回転軸を中心に所定の回転角度(使用位置)まで回転移動して筐体2の外方に突出する。このカバー8の回転移動に連動して、第一反射ミラー5もカバー8による規制を受けながら、回転軸を中心に所定の回転角度(スクリーンに映像を投射反射出来うる位置)まで回転移動して筐体2の外方に突出する。これにより、レンズユニット4から第一反射ミラー5への光線の通過空間が形成される。第一反射ミラー5の回転角度は、図示しないストッパー部材及びストッパー調整機構によって調整され、移動の最終部でバネ部材による付勢力から外される構成となっている。また、これらカバー8や第一反射ミラー5には、回転移動時(開く方向)の最終時に働く衝撃を弱めるためのダンパー機能部材を備えていることが好ましい。ここで、カバー8の回転角度は、第一反射ミラー5の回転角度よりも大きく設定され、装置使用時における第一反射ミラー5の反射光線の軌跡より逃げていなければならない。特に、第一反射ミラー5後の投射光線軌跡が広角になる場合には、カバー8は、第一反射ミラー5の保護以上に大きいスペースを覆うことになる。
そして、第一反射ミラー5が所定の回転角度まで移動した後、映像表示素子3により投射された投射光(映像光)は、レンズユニット4を通過し、第一反射ミラー5、次に第二反射ミラー6で反射されて開口部2aから装置外に投射されスクリーン7に至る。ここで、筐体2に形成される開口部2aの光軸方向の長さ及び光軸方向と直交する方向の長さ(深さ)は、プロジェクタ1の使用時において投射光を遮らないように決められているため、投射光が筐体2による干渉を受けることがない。図1には、筐体2の側面部に影響する代表的な投射光の軌跡(特に、スクリーンの下に至る投射光の軌跡)を一点鎖線で示している。
次に、第二の実施形態に係るプロジェクタの構成について説明する。図4(a)は非使用時における第二の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図、図4(b)は使用時における第二の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図である。なお、第一の実施形態に係るプロジェクタにおける構成部材と同一部材には図中同一符号を付し説明を省略する。
図4に示すように、このプロジェクタ10の筐体11の端部には、レンズユニット4の光軸と略水平方向となる天面部と両側面部とにかけて略コの字状に形成される開口部11aが形成される。この開口部11aからは第一反射ミラー5及び第二反射ミラー6が臨める。また、この開口部11aは、図4に示すように、レンズユニット4の光軸に略平行にスライド可能な可動カバー部材たるカバー12によって開閉可能になっている。第一反射ミラー5は、カバー12のスライドに連動して筐体11の両側面板間に支持された回転軸を中心に回転移動可能に構成され、第一反射ミラー5を筐体から突出させる(開く)方向に付勢するバネ部材を備えている。
このように構成されるプロジェクタ10において、装置の非使用時には、図4(a)に示すように、上記カバー12及び第一反射ミラー5は図示しない係止レバーによって所定の位置に係止され筐体11の開口部11aをカバーして略密閉状態とし、筐体11内への外部からの粉塵等の進入を阻止している。一方、図4(b)に示すように、装置の使用時には、カバー12は使用者の操作によって係止レバーが解除されることにより、光軸と平行にスライドし開口部11aを解放する。このカバー12のスライドに連動して、第一反射ミラー5も回転軸を中心に所定の回転角度(スクリーンに映像を投射反射出来うる位置)まで回転移動して筐体11の外方に突出する。これにより、レンズユニット4から第一反射ミラー5への光線の通過空間が形成される。第一反射ミラー5の回転角度は、図示しないストッパー部材及びストッパー調整機構によって調整され、移動の最終部でバネ部材による付勢力から外される構成となっている。また、これらカバー12や第一反射ミラー5には、回転移動時(開く方向)の最終時に働く衝撃を弱めるためのダンパー機能部材を備えていることが好ましい。
そして、第一反射ミラー5が所定の回転角度に移動した後、映像表示素子3により投射された投射光(映像光)は、レンズユニット4を通過し、第一反射ミラー5、次に第二反射ミラー6で反射されて開口部11aから装置外に投射されスクリーン7に至る。ここで、開口部11aの光軸方向の長さ、光軸方向と直交する方向の長さ(深さ)、及びカバー12の光軸方向の移動距離は、プロジェクタ10の使用時において投射光を遮らないように決められているため、投射光が筐体による干渉を受けることがない。
次に、第三の実施形態に係るプロジェクタの構成について説明する。図5(a)は非使用時における第三の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図、図5(b)は使用時における第三の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す側面図である。図6(a)は非使用時における第三の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す上面図、図6(b)は使用時における第三の実施形態に係るプロジェクタの構成を示す上面図である。第一の実施形態に係るプロジェクタの構成部材と同一部材には図中同一符号を付し、説明を省略する。
このプロジェクタ13の筐体14は、図5及び図6に示すように、レンズユニット4の光軸と略水平方向となる天面部と両側面部とにかけて略コの字状に形成される開口部14aがレンズユニット4と第二反射ミラー6との間に形成される。この開口部14aは、レンズユニット4の光軸に略平行にスライド可能な可動カバー部材たる側面カバー15と、筐体14の両側面板間に支持された回転軸を中心に側面カバー15のスライドに連動して回転移動可能なミラーカバー16によって開閉可能になっている。側面カバー15は、側面カバー15を所定の位置(閉口位置)に係止する図示しない係止レバーを備えている。ミラーカバー16は、側面カバー15のスライドに連動して回転移動可能となる連動機構や、ミラーカバー16を常時開く方向に付勢する図示しないバネ部材を備えている。また、ミラーカバー16の内側には、第一反射ミラー5が配設されている。第一反射ミラー5は、筐体14の両側面板間に支持された軸を中心にミラーカバー16の移動に連動して回転移動可能に構成され、第一反射ミラー5を筐体14から突出させる(開く)方向に付勢するバネ部材を備えている。
このように構成されるプロジェクタ13において、装置の使用時には、図5(a)及び図6(a)に示すように、上記側面カバー15及びミラーカバー16は係止レバーによって所定の位置に係止され筐体14の開口部14aをカバーして略密閉状態とし、筐体14内への外部からの粉塵等の進入を阻止している。一方、装置の使用時には、図5(b)及び図6(b)に示すように、側面カバー15は、使用者の操作によって係止レバーが解除されることにより、光軸と平行にスライドし開口部14aを一部解放する。この側面カバー15のスライドに連動して、ミラーカバー16も回転軸を中心に所定の回転角度(使用位置)まで回転移動する。また、ミラーカバー16の移動に連動して、第一反射ミラー5も回転軸を中心に所定の回転角度(スクリーンに映像を投射反射出来うる位置)まで回転移動し筐体14の外方に突出する。これにより、レンズユニット3から第一反射ミラー5への光線の通過空間が形成される。第一反射ミラー5の回転角度は、図示しないストッパー部材及びストッパー調整機構によって調整され、移動の最終部でバネ部材による付勢力から外される構成となっている。これらミラーカバー16や第一反射ミラー5には、回転移動時(開く方向)の最終時に働く衝撃を弱めるためのダンパー機能部材を備えていることが好ましい。ここで、カバー部材の回転角度は、第一反射ミラーの回転角度よりも大きく設定され、装置使用時における第一反射ミラーの反射光線の軌跡より逃げていなければならない。
そして、第一反射ミラーが所定の回転角度に移動した後、映像表示素子3により投射された投射光(映像光)は、レンズユニット4を通過し、第一反射ミラー5、次に第二反射ミラー6で反射されて開口部14aから装置外に投射されスクリーン7に至る。ここで、筐体14に形成される開口部14aの光軸方向の長さ、及び光軸方向と直交する方向の長さ(深さ)、及び側面カバー15の光軸方向の移動距離は、プロジェクタ13の使用時において投射光を遮らないように決められているため、投射光が筐体14による干渉を受けることがない。図7には、筐体14の側面部に影響する代表的な投射光の軌跡(特に、スクリーンの下に至る投射光の軌跡)を一点鎖線で示している。
なお、第3の実施形態に係るカバー部材は、第一反射ミラー5後の投射光線軌跡を通過させるために移動する側面カバー15、第一反射ミラー5を保護するためのミラーカバー16というように、2枚のカバー部材で構成している。第一及び第二の実施形態のように、一枚のカバー8又はカバー12で開口部2a又は開口部11aを閉口、第一反射ミラー5の保護を行うようにすると、カバー部材自体が大きくなってしまうか、いびつなカバー形状になってしまう。これに対し、第3の実施形態では、側面カバー15、ミラーカバー16とで機能を分けてカバー部材を構成することにより、カバー部材の簡素化を図ることができる。
また、ここでは、第一反射ミラー5を開く装置の使用にあたっては、側面カバー15をスライド移動させることによりミラーカバー16を開くようにする連動機構を構成したが、ミラーカバー16を開くことにより側面カバー15をスライド移動させる連動機構であってもよい。また、第一反射ミラー5の収納にあたっては、側面カバー15又はミラーカバー16どちらかの戻し操作により第一反射ミラー5の収納、開口部14が閉口されればよい。
以上、第一の実施形態に係るプロジェクタ1によれば、光学系から投射される投射光は、映像投影装置の筐体2の天面部と側面部にかけて略コの字状に形成された開口部2aから外部に投射される。そのため、光学系が広角化されても、筐体の天面部のみに開口部が設けられている場合に比べ投射光が筐体2の側面部によって遮られることを抑制することが可能である。
同様に、第二の実施形態に係るプロジェクタ10によれば、光学系から投射される投射光は、映像投影装置の筐体11の天面部と側面部にかけて略コの字状に形成された開口部11aから外部に投射される。そのため、光学系が広角化されても、筐体の天面部のみに開口部が設けられている場合に比べ投射光が筐体11の側面部によって遮られることを抑制することが可能である。
また、第三の実施形態に係るプロジェクタ13によれば、光学系から投射される投射光は、映像投影装置の筐体14の天面部と側面部にかけて略コの字状に形成された開口部14aから外部に投射される。そのため、光学系が広角化されても、筐体の天面部のみに開口部が設けられている場合に比べ投射光が筐体14の側面部によって遮られることを抑制することが可能である。また、筐体14の開口部14aの開閉を行うカバー部材として、機能を分けて側面カバー15とミラーカバー16との2枚のカバー部材で構成しているため、機能を分けず1枚のカバー部材で構成する場合に比べカバー部材の簡素化を図ることが可能である。なお、側面カバー15は直線スライドの動作、ミラーカバー16は回転移動の動作としているが、装置の他部材の構成、反射ミラーの大きさ等の条件により、カバー部材の大きさ、形状、動作方法はこれに限定されず他の形態であってもよい。
また、第一、第二、第三の実施形態に係るプロジェクタ1、10、13によれば、第一反射ミラー5は付勢部材によって開く方向に付勢される構成であるため、簡易な操作で第一反射ミラー5を筐体2、11、14から突出させる方向に開くことができる。
また、第一及び第三の実施形態に係るプロジェクタ1、13によれば、第一反射ミラー5の位置(回転角度)は、ストッパー部材とストッパー調整機構により適正な位置に設定することができる。
また、第一及び第三の実施形態に係るプロジェクタ1、13によれば、第一反射ミラー5の回転角度は、カバー8又はミラーカバー16の回転角度よりも大きくなることがないため、カバー8又はミラーカバー16の位置が第一反射ミラー5の反射光線の軌跡を妨げることがない。
また、第一、第二、第三の実施形態に係るプロジェクタ1、10、13によれば、第一反射ミラー5やカバー8、ミラーカバー16は、開く方向の回転移動の最終時に受ける衝撃を弱めるダンパー機能部材を備えているため、第一反射ミラー5のストップ寸法精度を上げることができる。
1、10、13 プロジェクタ
2、11、14 筐体
3 映像発光素子
4 レンズユニット
5 第一反射ミラー
6 第二反射ミラー
7 スクリーン
8、12 カバー
15 側面カバー
16 ミラーカバー
特開2010−197874号公報

Claims (8)

  1. 少なくともレンズと反射面が非球面である反射ミラー部材とを有する光学系により投射光を被投射面に投影する投影部を筐体内に収容してなる映像投影装置において、
    上記筐体はレンズの光軸に対して略平行に延びる天面部と両側面部とにかけて略コの字状に開口し投射光を外部に投射するための開口部と、該開口部をカバーする位置と投射光を遮らないように該開口部を開口させる位置との間で移動可能な可動カバー部材とを有することを特徴とする映像投影装置。
  2. 請求項1の映像投影装置において、
    上記可動カバー部材は、上記反射ミラー部材を覆う形状で上記レンズの光軸と略直交する方向に延びる回転軸を中心に回転移動することを特徴とする映像投影装置。
  3. 請求項1の映像投影装置において、
    上記可動カバー部材は、上記レンズの光軸と略平行方向に直線移動することを特徴とする映像投影装置。
  4. 請求項1の映像投影装置において、
    上記可動カバー部材は、上記反射ミラー部材を覆う形状で上記レンズの光軸と略直交する方向に延びる回転軸を中心に回転移動するミラーカバー部材と、該ミラーカバー部材に連動して該レンズの光軸と略平行方向に直線移動する側面カバー部材とから構成されることを特徴とする映像投影装置。
  5. 請求項2、3又は4の映像投影装置において、
    上記反射ミラー部材は、上記可動カバー部材に連動しながら付勢部材によって開く方向に付勢されて回転移動し、その移動の最終時で該付勢部材による付勢力から外れることを特徴とする映像投影装置。
  6. 請求項2又は4の映像投影装置において、
    上記反射ミラー部材は、上記可動カバー部材又は上記ミラーカバー部材と同一方向に回転移動可能で、該反射ミラー部材の移動量を規制するストッパー部材と、該ストッパー部材の規制位置の調整を行うストッパー調整機構を備えることを特徴とする映像投影装置。
  7. 請求項6の映像投影装置において、
    上記反射ミラー部材は付勢部材によって開く方向に常時付勢され、その開く方向の移動は上記可動カバー部材又は上記ミラーカバー部材によって規制されていることを特徴とする映像投影装置。
  8. 請求項2、3又は4の映像投影装置において、
    上記反射ミラー部材又は上記ミラーカバー部材は、開く方向の移動の最終時に受ける衝撃を弱めるダンパー機能部材を備えることを特徴とする映像投影装置。
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