JP2012152917A - 画像記録装置 - Google Patents

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章太 飯島
Shingo Ito
慎悟 伊藤
Kyohei Ota
恭平 太田
Iwane Sano
巌根 佐野
Masao Mitsumoto
匡雄 三本
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Abstract

【課題】記録部におけるシートの浮き上がりを防止すると共に、内部に詰まったシートを容易に取り出せる画像記録装置を提供する。
【解決手段】プリンタ部は、シートを案内する搬送路と、シートに画像を記録する記録部24と、搬送路の下流側にシートを搬送する第2搬送ローラ62とを備えている。第2搬送ローラ62は、記録部24の直下流側において、下方からシートを支持する。第2搬送ローラ62の直下流側の搬送路65は傾斜面84として形成されている。画像が記録されたシートの下流側は傾斜面84上を上方に向けて傾斜されながら搬送される。記録部24を搬送されるシートの上流側が記録部24の下方のプラテン42に当接した状態となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、内部に設けられた搬送路を搬送されるシートに画像を記録可能な画像記録装置に関する。
シートに画像を記録可能な画像記録装置の多くは、内部にシートの搬送路を備えている。画像記録装置は、シートをローラ対に挟持させることによって、シートを搬送路に沿って搬送させる。また、画像記録装置は、搬送路においてシートに画像を記録する記録部を備えている。特許文献1には、内部に設けられた搬送路を搬送される被記録媒体に対して、インクを吐出して記録を行う記録ヘッドを備えた画像記録装置が開示されている。
また、画像記録装置は、記録部を通過したシートが案内される搬送路に、シートを搬送して、装置に設けられた装置開口を介して装置外部に排出する排出ローラを備えている。
シートとして紙媒体が使用される場合、画像が印刷されたシートはインクの水分を吸収して湾曲した状態となる。湾曲したシートが搬送路、特に記録部の下面から浮き上がってしまうと、画像の印刷にずれ等を生じるおそれがある。そのため、搬送路における記録部の下流側には、シートを記録部の下面に当接させるための抑え拍車が設けられている。
特開2005−161839号公報
記録部を通過したシートが案内される搬送路は、シートを搬送するための必要最小限の空間で構成されており、狭い。また、当該搬送路には、上述したように排出ローラと、抑え拍車などの機構とが設けられている。よって、当該搬送路においてシートが詰まった場合、ユーザが、上記装置開口を介して詰まったシートにアクセスすることは困難である。また、このような状態において、シートを無理に引っ張った場合、シートが破れるおそれがある。
破れたシートの欠片が当該搬送路に残存した状態において、別のシートが当該搬送路を搬送されると、更なるシート詰まりを生じるおそれがある。
上述された抑え拍車は、搬送路における記録部の直下流側に設けられているため、シートは、インクを吸収して破れやすくなった状態で抑え拍車によって保持される。したがって、ユーザが搬送路に詰まったシートを無理に引っ張った場合、シートは抑え拍車によって分断され、分断されたシートのうち抑え拍車よりも上流側が、搬送路に残存してしまう可能性が高い。
当該搬送路は狭いため、外部から光が届きにくく、ユーザが、装置開口を介して当該搬送路に詰まったシートを視認することは困難である。特に、抑え拍車は装置開口から遠い位置にあり、残存したシートは抑え拍車よりも上流側にある。そのため、抑え拍車が障害となってシートへのアクセスはさらに困難となる。
本発明は上述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、搬送路に詰まったシートを容易に取り出すことが可能な画像記録装置を提供することにある。
(1) 本発明の画像記録装置は、シートを第1搬送向きに沿って案内する第1搬送路と、上記第1搬送路の上方に設けられており、シートに画像を記録する記録部と、上記第1搬送路の下方に上記記録部と対向して設けられた支持部材と、上記第1搬送路の下方において、上記支持部材より上記第1搬送向きの下流側に設けられており、シートを上記第1搬送向きへ搬送する第1ローラと、上記第1ローラより上記第1搬送向きの下流側から上記支持部材より上記第1搬送向きの上流側へシートを案内する第2搬送路と、上記第1ローラより上記第1搬送向きの下流側に設けられており、正転又は逆転することによって、シートを上記第1搬送向き又は上記第1搬送向きと逆向きの第2搬送向きへ搬送する第2ローラ対と、を備えたものである。上記第2ローラ対がシートを挟持する第3位置は、上記第1ローラとシートとが接触する第2位置、及び上記支持部材がシートを支持する第1位置よりも上方に位置されており、上記第1搬送路の下方には、シートを上記第2位置から上記第3位置に案内する上り傾斜面を有し、上記第2ローラ対より上記第1搬送向きの上流側に当該傾斜面の端部を有するガイド部材が設けられ、上記第2搬送路への入口となる開口は、上記傾斜面の端部の上記第1搬送向きの直下流側であって上記第1搬送路の下方に設けられており、上記第2ローラ対は、上記第1搬送向きに搬送するシートの上記第1搬送向きの後端が上記傾斜面の端部を通過したことを条件として、当該シートを上記第2搬送向きに搬送するものである。
本構成において、第1搬送路の下方には、シートを第2位置から第3位置に案内する上り傾斜面を有するガイド部材が設けられている。記録部によって画像が記録されたシートは、傾斜面に沿って、第1搬送向きの先端が後端よりも高くなるように傾斜されて搬送される。シートがこのように傾斜された状態で搬送されることで、シートは支持部材(上述された記録部の下面に相当)に当接された状態となり、シートの湾曲による浮き上がりを防止することができる。
また、このようなガイド部材の端部は、ガイド部材が傾斜されていない場合の端部と比較して高い位置に存在することになる。したがって、第1搬送路の下方に設けられた第2搬送路への入口となる開口の高さ方向の寸法を大きくすることができる。
シートは、例えば以下のような方法で第1搬送路から第2搬送路に供給される。即ち、第2ローラ対の正転により第1搬送路の下流域を搬送されるシートは、その一部が第2ローラ対によって挟持されている。シートの第1搬送向きの後端がガイド部材の端部を通過した際、支えを失ったシートの後端は下方に湾曲され、第2搬送路の入口を向いた状態となる。続けて、第2ローラ対が逆転することで、シートは当該後端から第2搬送路に供給される。即ち、第2搬送向きに搬送される。このとき、第2搬送路の入口の高さ方向の寸法が大きいほど、シートの後端が第2搬送路の入口を向くために湾曲しなければならない角度は小さくなる。したがって、本構成では、ガイド部材と第2ローラ対との距離を短くしてもシートを第2搬送路に供給することができる。なお、シートの後端を下方に湾曲させるためのフラップ等が使用されてもよい。
(2) 本発明の画像記録装置は、上記支持部材より上記第1搬送向きの上流側に設けられており、シートを上記第1搬送向きへ搬送する第3ローラ対をさらに備えたものである。上記第3ローラ対がシートを挟持する第4位置は、上記第1位置よりも上方に位置され、かつ上記第3位置よりも下方に位置されている。
第3ローラ対は、シートを記録部に導入するものである。第3ローラ対がシートを挟持する第4位置が第1位置よりも上方に位置しているため、シートは、下流側が低くなるように傾斜されながら記録部に導入される。それにより、シートは支持部材に当接された状態で記録部に導入される。したがって、シートが上り傾斜面に到るまでの段階においてもシートの浮き上がりを防止することができる。
(3) 上記第1搬送路における上記支持部材から上記第1ローラの間には、当該間を通過するシートに対して上方から接触するローラが設けられていなくてもよい。
シートに対して上方から接触するローラの一例は、例えば上述された抑え拍車である。本構成によると、抑え拍車が無くとも、湾曲によるシートの浮き上がりを防止することができる。
(4) 上記第1ローラは、上記第1搬送路における上記支持部材より上記第1搬送向きの直下流側に設けられたものであってもよい。
支持部材から第1ローラの間に抑え拍車等が設けられないことで、必要なスペースが削減され、第1ローラを支持部材より第1搬送向きの直下流側に設けることができる。それにより、第1搬送路を短くして画像記録装置をコンパクトに構成することができる。
(5) 上記傾斜面の下方には、軸を中心に回動可能な回動ガイド部材が設けられている。上記回動ガイド部材は、上記軸を中心に回動することで、シートを上記第2ローラ対から上記開口まで案内する通路を形成する第1姿勢から、当該第1姿勢において上記通路が形成されていた位置を開放する第2姿勢に姿勢変化可能なものであってもよい。
回動ガイド部材が回動することで、外部から第1搬送路へのアクセスが容易となり、第1搬送路へ詰まったシートを容易に取り出すことができる。
(6) 当該装置に対して脱抜可能であって上記回動ガイド部材の下方においてシートが載置されるトレイを更に具備し、上記回動ガイド部材は、上記トレイに支持されることで上記第1姿勢となり、上記トレイに支持されない状態において上記第2姿勢となるものであってもよい。
トレイが当該装置から抜き取られることにより、トレイに支持されていた回動ガイド部材が第1姿勢から第2姿勢へ回動する。これにより、トレイを当該装置から抜き取れば、第1搬送路へのアクセスが可能となる。
本発明においては、ガイド部材によって上り傾斜面が形成されていることによって、シートの浮き上がりを防止することができる。また、シートを支持部材に押さえ付ける必要がないため、画像記録装置をコンパクトに構成することができる。また、搬送路に詰まったシートを容易に取り出すことが可能である。
図1は、本発明の実施形態の一例である複合機10の斜視図である。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61周辺の要部拡大図である。 図4は、第2搬送ローラ62周辺の要部拡大図である。 図5は、第1位置H1、第2位置H2、第3位置H3、及び第4位置H4の高さ関係を示した図である。 図6は、プリンタ部11における両面画像記録の流れの一部を示した図である。 図7は、プリンタ部11における両面画像記録の流れの一部を示した図である。 図8(A)(B)は、プリンタ部11における両面画像記録の流れの一部を示した図である。(C)は、搬送路65に詰まった記録用紙90を取り出す様子を示した図である。 図9は、複合機10の変形例に係る第2ローラ対44周辺の要部拡大図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。以下の説明においては、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7を定義し、装置開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8を定義し、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9を定義する。
図1に示されるように、複合機10は、薄型の直方体に概ね形成されており、下部にインクジェット記録方式のプリンタ部11が設けられている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。プリント機能としては、記録用紙の両面に画像を記録する両面画像記録機能を有している。なお、プリント機能以外の機能の有無は任意である。プリンタ部11は、正面に装置開口13が形成されたケーシング(筐体)14を有し、各種サイズの記録用紙(本発明のシートの一例)を載置可能なトレイ20(図2参照)が、装置開口13から前後方向8に挿抜可能である。つまり、トレイ20は、複合機10に装着及び脱抜可能である。
[プリンタ部11の構成]
図2に示されるように、プリンタ部11は、トレイ20から記録用紙をピックアップして給送する給紙部15と、トレイ20の上方に設けられており、給紙部15によって給紙された記録用紙にインク滴を吐出して記録用紙に画像を記録するインクジェット記録方式の記録部24(本発明の記録部の一例)と、ガイド板41などを備えている。なお、記録部24はインクジェット方式に限られず、電子写真方式などの種々の記録方式のものが適用可能である。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、トレイ20の上方に配置されている。記録部24は、左右方向9(図2において紙面と垂直な方向)に往復動する。記録部24の下方であって搬送路65を挟んで記録部24と対向する位置には、記録用紙を水平に保持、つまり支持するためのプラテン42が設けられている。記録部24は、左右方向9への往復移動過程において、図示しないインクカートリッジから供給されたインクをノズル39からプラテン42上を搬送される記録用紙に吐出する。これにより、後述される搬送路65において記録用紙に画像が記録される。
[給紙部15]
図2に示されるように、給紙部15は、トレイ20の上方であって記録部24の下方に設けられている。給紙部15は、給紙ローラ25、給紙アーム26及び駆動伝達機構27とを備えている。給紙ローラ25は、給紙アーム26の先端部で軸支されている。給紙アーム26は、基端部に設けられた支軸28を中心として、矢印29の方向に回動する。これにより、給紙ローラ25はトレイ20に当接及び離間が可能である。つまり、給紙ローラ25は、トレイ20に載置された記録用紙に当接可能である。給紙ローラ25は、複数のギヤが噛合されてなる駆動伝達機構27によって、給紙用モータ(不図示)の駆動力が伝達されて回転する。給紙ローラ25は、トレイ20上に積載された記録用紙のうち、一番上側の記録用紙に当接された状態で、当該記録用紙を他の記録用紙から分離して以下で説明する湾曲路65Aに供給する。
[搬送路65、傾斜面84、ガイド部材82、83、31、32]
図2に示されるように、プリンタ部11の内部には、トレイ20の先端(後方側の端部)から記録部24を経て排紙保持部79に至る搬送路65(本発明の第1搬送路の一例)が形成されている。搬送路65は、トレイ20の先端から記録部24に至る間に形成された湾曲路65Aと、記録部24から排紙保持部79に至る間に形成された排紙路65Bとに区分される。
湾曲路65Aは、トレイ20に設けられた分離傾斜板22の上端付近から記録部24に渡って延設された湾曲状の通路である。湾曲路65Aは、プリンタ部11の内部側を中心とする円弧形状に概ね形成されている。トレイ20から給送される記録用紙は、湾曲路65Aを搬送方向(図2において一点鎖線で示される方向)に沿って第1搬送向き(図2において一点鎖線に付された矢印の向き、本発明の第1搬送向きに相当)に湾曲されて、記録部24の直下へ案内される。湾曲路65Aは、所定間隔を隔てて互いに対向する外側ガイド部材18と内側ガイド部材19によって区画されている。なお、外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19、更に後述する各ガイド部材82、83、31、32は、いずれも、図2の紙面垂直方向(図1の左右方向9)へ延出されている。
排紙路65Bは、記録部24の直下から排紙保持部79に渡って延設された通路である。記録用紙は、排紙路65Bを第1搬送向きに案内される。排紙路65Bは、記録部24が設けられている箇所においては、所定間隔を隔てて互いに対向する記録部24及びプラテン42(本発明の支持部材の一例)によって形成されており、記録部24が設けられていない箇所においては、所定間隔を隔てて互いに対向する上側ガイド部材82及び下側ガイド部材83(本発明のガイド部材の一例)によって区画されている。
図2、4に示されるように、排紙路65Bには、下側ガイド部材83によって、傾斜面84が形成されている。傾斜面84の上流側端部85は、下流側端部86(本発明の端部の一例)よりも上下方向7の下方に位置している。即ち、傾斜面84は、上流側端部85から下流側端部86に向かって上方に傾斜されている。傾斜面84は、記録用紙を後述される第2位置H2から第3位置H3へ案内するために最適な角度で傾斜されている。上流側端部85の第1搬送向きの上流側に隣接して、後述される第2搬送ローラ62が設けられている。下流側端部86の第1搬送向きの下流側には、後述されるガイド板41及び第2ローラ対44が設けられている。
下流側端部86よりも第1搬送向きの下流側に分岐位置36が存在する。両面画像記録の際には、排紙路65Bを搬送される記録用紙は、分岐位置36の下流側でスイッチバックされ、後述する反転搬送路67(本発明の第2搬送路の一例)へ向けて搬送される。
傾斜面84よりも下方には、搬送路65の下流端周辺に設けられた駆動軸43を中心に回動可能な回動ガイド部材34が設けられている。回動ガイド部材34は、下面側に支持部材35を備え、支持部材35がトレイ20に支持されることで、記録用紙を上記第2ローラ対44から後述される開口33まで案内する通路を形成する(第1姿勢と称される)。トレイ20が抜き取られると、回動ガイド部材34の軸支されていない側の端部が下方に下がるように回動し、通路が形成されていた位置を開放するように姿勢変化する(第2姿勢と称される)。
[搬送ローラ45、60、62]
図2に示されるように、外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19の第1搬送向きの下流端と記録部24との間には、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61(本発明の第3ローラ対の一例)が設けられている。ピンチローラ61は、第1搬送ローラ60の下方に配置されており、図示しないバネなどの弾性部材によって第1搬送ローラ60のローラ面に圧接されている。第1搬送ローラ60及びピンチローラ61は、湾曲路65Aを搬送してきた記録用紙を狭持してプラテン42上へ送る。
図5に示されるように、上下方向7において、第1搬送ローラ60とピンチローラ61とが当接する第4位置H4は、プラテン42の上面である第1位置H1よりも上方に位置している。好適には、第4位置H4は、第1位置H1よりも約0.5mm程度上下方向7の上方に位置している。また、図3に示されるように、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61が当接する位置の仮想接線63は、第1搬送向きの下流側に向けて下がるように僅かに傾斜されている。第1搬送ローラ60とピンチローラ61とによって挟持された記録用紙90は、第1搬送向きの下流側が上流側よりも上下方向7の下方に位置するように傾斜された状態で、プラテン42へ送られる。
図2、4に示されるように、プラテン42と上側ガイド部材82及び下側ガイド部材83との間、つまりプラテン42よりも第1搬送向きの下流側であって下側ガイド部材83の上流側端部85よりも上流側には、第2搬送ローラ62(本発明の第1ローラの一例)が設けられている。第2搬送ローラ62は、排紙路65Bよりも上下方向7の下方に設けられており、下方から記録用紙を支持することで排紙路65Bの一部を構成する。図5に示されるように、上下方向7において、第2搬送ローラ62が記録用紙を支持する第2位置H2は、第1位置H1よりも上方、且つ第4位置H4よりも下方に位置している。好適には第2位置H2は、第1位置H1よりも約0.2mm程度上方に位置している。記録用紙は、プラテン42から僅かに浮き上がった状態で第2搬送ローラ62に支持され、第2搬送ローラ62の回転によって、傾斜面84上を第1搬送向きの下流側へ搬送される。図4に示されるように、記録用紙90は、第1搬送向きの下流側が上流側よりも上下方向7の上方に位置するように傾斜された状態で、傾斜面84を搬送される。
各搬送ローラ60、62は、搬送用モータ(不図示)から駆動伝達機構(不図示)を介して回転駆動力が伝達されて回転される。前記の駆動伝達機構は、遊星ギヤなどから構成されており、搬送用モータが正回転及び逆回転方向のいずれに回転されても、各搬送ローラ60、62を一回転方向へ回転させる。これにより、記録用紙は第1搬送向きへ搬送される。
分岐位置36よりも第1搬送向きの下流側に、第3搬送ローラ45と拍車46よりなる第2ローラ対44(本発明の第2ローラ対の一例)が設けられている。拍車46は、第3搬送ローラ45の上方に配置されており、図示しないバネなどの弾性部材によって第3搬送ローラ45のローラ面に圧接されている。図5に示されるように、上下方向7において、第3搬送ローラ45と拍車46とが当接する第3位置H3は、第1位置H1、第2位置H2、及び第4位置H4よりも上方に位置しており、好適には第1位置H1よりも約0.8〜1.2mm程度上方に位置している。
第3搬送ローラ45は、駆動軸43に対して、回動ガイド部材34と同軸に取り付けられている。第3搬送ローラ45は、搬送用モータから正逆回転方向の駆動力が伝達されて、正転又は逆転される。例えば、片面記録が行われる場合は、第3搬送ローラ45は正転される。これにより、記録用紙は第3搬送ローラ45及び拍車46に挟持されて第1搬送向きの下流側へ搬送され、排紙保持部79に排紙される。一方、両面記録が行われる場合は、第3搬送ローラ45及び拍車46が記録用紙の第1搬送向きの上流側を挟持した状態で、第3搬送ローラ45の回転方向が正転から逆転へ切り換えられる。これにより、記録用紙は、第1搬送向きと逆向き、つまり後述する第2搬送向きに搬送され、以下で説明するガイド板41によって後述する反転搬送路67の入口である開口33へ向けて搬送される。
[ガイド板41]
図2に示されるように、ガイド板41は、第2搬送ローラ62よりも第1搬送向きの下流側、かつ分岐位置36よりも第1搬送向きの上流側に配置されている。つまり、上述した第2ローラ対44は、ガイド板41より第1搬送向きの下流側に設けられている。ガイド板41は、補助ローラ47、48、フラップ49及び支軸87で構成されている。
プリンタ部11のフレームなどに、図2の紙面垂直方向(図1の左右方向9)へ延びる支軸87が設けられている。支軸87は、排紙路65Bよりも上方に設けられている。フラップ49は、支軸87から概ね第1搬送向きの下流側へ延出されており、支軸87に回動可能に軸支されている。つまり、ガイド板41は、排紙路65Bの上方に設けられている。フラップ49には、補助ローラ47及び補助ローラ48が軸支されている。補助ローラ47,48のローラ面は、記録用紙の記録面に当接されるので、拍車63と同様に拍車状に形成されている。
フラップ49は、姿勢変化可能に構成されており、下側ガイド部材83よりも上方に位置する排出姿勢(図2に一点鎖線で示される姿勢)と、延出端部49Aが分岐位置36よりも下方へ進入する反転姿勢(図2に実線で示される姿勢)との間で回動する。
ガイド板41は、通常状態において、自重によって反転姿勢を保持している。この状態において、記録部24の下側を通過した記録用紙の先端がガイド板41に到達すると、ガイド板41は記録用紙の上面に押され、反転姿勢から排出姿勢に姿勢変化される。この状態において、継続して搬送された記録用紙は、第2ローラ対44に挟持される。ガイド板41が排出姿勢に維持された状態で第3搬送ローラ45が正転しているため、記録用紙は排紙保持部79側へ搬送される。その後、記録用紙の後端部が補助ローラ48よりも上流側である規定位置に到達したときに、記録用紙がガイド板41を押し上げる力よりも、ガイド板41が自重によって反転姿勢側へ回動する力が強くなる。これにより、ガイド板41が排出姿勢から反転姿勢へ姿勢変化される。これにより、記録用紙の後端部は、補助ローラ48によって下側へ押圧され、開口33へ向けられる。
片面記録が行われる場合、第3搬送ローラ45は正転を維持するため、第2ローラ対44は記録用紙を排紙保持部79へ排出する。一方、両面記録が行われる場合、記録用紙の第1搬送向きの後端が開口33へ向けられた状態において、第3搬送ローラ45は正転から逆転へ切り換えられる。これにより、第2ローラ対44は記録用紙を反転搬送路67へスイッチバック搬送する。
[開口33、反転搬送路67]
図2に示されるように、反転搬送路67は、分岐位置36で排紙路65Bから分岐され、記録部24の下側且つ給紙アーム26の上側を通って、プラテン42よりも第1搬送向きの上流側の合流位置37で湾曲路65Aと合流する。記録用紙は、反転搬送路67を第2搬送向きに搬送される。ここで、第2搬送向きとは、反転搬送路67を分岐位置36から合流向き37に向かう向きで、図2における矢印付きの二点鎖線で示される向きを指す。
反転搬送路67は、所定間隔を隔てて互いに対向する第1ガイド部材31及び第2ガイド部材32によって区画されている。反転搬送路67への入口である開口33は、下側ガイド部材83の上下方向7の下方に設けられており、下側ガイド部材83及び第1ガイド部材31によって区画されている。なお、これらのガイド部材は必ずしも異なる部材である必要はなく、一体に形成されたものであってもよい。
[第4搬送ローラ68]
図2に示されるように、反転搬送路67には、第4搬送ローラ68及び従動ローラ69が設けられている。従動ローラ69は、記録部24よりも下方であって第4搬送ローラ68よりも上方に配置されている。
第4搬送ローラ68は、反転搬送路67において、従動ローラ69の下方且つ対向する位置に配置されている。第4搬送ローラ68は、搬送用モータから正逆回転方向の駆動力が伝達されて、正転又は逆転される。本実施形態においては、搬送ローラ対70は、搬送用モータが逆転の向きに回転された場合に、第4搬送ローラ68と従動ローラ69との間に記録用紙を挟持することによって、反転搬送路67に搬送されてきた記録用紙を第2搬送向きに搬送する。
[プリンタ部11の動作]
上述されたように、両面画像記録の際には、記録用紙は、搬送路65を搬送された後に反転搬送路67にスイッチバックされる。両面画像記録の全体としての流れが説明された後に、記録部24周辺におけるより詳細な動作が説明される。なお、参照される各図において、記録用紙90には、内部に「1」及び「2」が表記された三角形及び四角形がそれぞれ隣接している。これは、記録用紙90における三角形に隣接する側の面が第1面93、四角形に隣接する側の面が第2面94としてそれぞれ区別されることを意味する。
[両面画像記録の流れ]
まずは、記録用紙の両面に画像が記録される際の全体としての流れが説明される。トレイ20にセットされた記録用紙90は、給紙ローラ25の回転によって、湾曲路65Aへ搬送される。第1搬送向きの先端である第1端91が湾曲路65Aを通過した記録用紙90は、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61に挟持され、第1搬送ローラ60の回転によって、第1面93が記録部24を向いた状態でプラテン42上に送られる(図6の(A)の状態)。
プラテン42を通過した記録用紙90の第1面93には、記録部24によって画像が記録される。プラテン42を通過した記録用紙90の第1搬送向きの下流側は、第2搬送ローラ62によって下方から支持される。記録用紙90の第1搬送向きの下流側は、第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62の回転によって傾斜面84を搬送される。
記録用紙90の第1端91が傾斜面84の下流側端部86を通過すると、記録用紙90の第1搬送向きの下流側は、補助ローラ47を押し上げ、フラップ49を排出姿勢とする。記録用紙90は、フラップ49の排出姿勢を維持しつつ搬送されて第2ローラ対44に挟持される(図6の(B)の状態)。第2ローラ対44の正転により、記録用紙90は、第1搬送向きの後端である第2端92が補助ローラ47を通過する位置まで第1搬送向きに搬送される。即ち、記録用紙90の第1搬送向きの下流側の大部分は排紙保持部79へ排出される。第2端92が補助ローラ47を通過すると、記録用紙90がフラップ49を押し上げる力が弱まり、フラップ49は、反転姿勢となる。フラップ49が反転姿勢となることで、記録用紙90が補助ローラ48に押圧されて、第2端92が開口33を向く(図7の(A)の状態)。
記録用紙90の片面のみに画像が印刷される場合は、第2ローラ対44は、第1搬送向きの後端である第2端92が第2ローラ対44を越えるまで正転を維持するため、第1面93に画像が記録された記録用紙90は、排紙保持部79に排紙される。一方、両面画像記録の際には、第2ローラ対44の回転が逆転に切り換えられて、記録用紙90は、第2端92が第2搬送向きの先端となって反転搬送路67を搬送される。記録用紙90は、搬送ローラ対70に挟持され、それ以降は第2ローラ対44及び搬送ローラ対70の回転によって搬送される(図7の(B)の状態)。第2端92が合流位置37を越えて、記録用紙90は再び搬送路65へと入る。
記録用紙90は再びプラテン42上に送られるが、1度目の搬送と異なり、記録用紙90の第2面94が記録部24側を向いているため、第2面94に画像が記録される(図8の(A)の状態)。
記録用紙90は、1度目の搬送と同様に搬送路65を搬送され、第2ローラ対44に挟持される(図8の(B)の状態)。1度目の搬送と異なり、第2ローラ対44は、第1搬送向きの後端である第1端91が第2ローラ対44を越えるまで正転を維持する。したがって、両面に画像が記録された記録用紙90は、排紙保持部79に排紙される。
仮に、第1搬送路において記録用紙90が詰まった場合、ユーザは、トレイ20を少なくとも部分的に抜き出すことで、回動ガイド部材34を第2姿勢とし、回動ガイド部材34が開放された領域から搬送路65にアクセスし、記録用紙90を抜き出すことが可能である(図8の(C)の状態)。
[記録部24周辺の動作]
続けて、記録部24周辺におけるより詳細な動作が説明される。上述されたように、記録用紙90は、第1面93及び第2面94に画像が記録される際、それぞれ記録部24を通過する。以下の説明には、第1面93へ画像が記録される状況が例示されるが、第2面94へ画像が記録される場合も同様の動作が行われる。また、第1面93にのみ画像が記録される場合も同様である。
図3に示されるように、第1搬送ローラ60とピンチローラ61によって挟持された、記録用紙90は、第1搬送向きの下流側が上流側よりも上下方向7の下方に位置するように傾斜された状態で、プラテン42へ送られる。記録部24により、記録用紙90の第1面93に画像が記録される。
記録用紙90の第1搬送向きの先端である第1端91は、プラテン42を通過して第2搬送ローラ62まで到達する。図4に示されるように、第1搬送向きの下流側が記録部24を通過した記録用紙90は、第2搬送ローラ62によって下方から支持された状態となる。記録用紙90は、第1搬送向きの上流側が第1搬送ローラ60(図2に図示)とピンチローラ61(図2に図示)とによって挟持されている。記録用紙90の第2搬送ローラ62よりも第1搬送向きの下流側は、傾斜面84に沿って搬送される。記録用紙90の第1搬送向きの下流側が傾斜面84を搬送されることで、第1搬送向きの下流側が第2ローラ対44に挟持され、続けて第1搬送向きの後端である第2端92が第1搬送ローラ60及びピンチローラ61を通過する。即ち、記録用紙90は、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61によって挟持されない状態となる。傾斜面84を搬送される記録用紙90は、第1搬送向きの下流側が上流側よりも上下方向7の上方に位置するように傾斜された状態となっている。
[実施形態の作用効果]
記録用紙は、プラテン42に対して傾斜された状態で、プラテン42へ送られる。したがって、記録用紙90は、プラテン42の上面に押圧されるような姿勢で記録部24へと導入される。これにより、記録用紙90が記録部24へと導入される過程において、記録用紙90は、プラテン42の上面に当接した状態となり、プラテン42から記録用紙が浮き上がることを防止することができる。
また、傾斜面84を搬送される記録用紙90は、第1搬送向きの下流側が上流側よりも上下方向7の上方に位置するように傾斜されている。記録用紙90がこのような姿勢にある場合、記録用紙90の下方、即ち第1搬送向きの上流側に記録用紙90の自重がかかりやすくなる。したがって、記録用紙90がプラテン42を押圧する力が大きくなる。これにより、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61による挟持が外れた後も、記録用紙90は、プラテン42の上面に当接した状態となり、プラテン42から記録用紙が浮き上がることを防止することができる。
また、記録用紙90が補助ローラ47を押し上げる際、記録用紙90は、補助ローラ47によって上下方向7の下方に押圧力を受けるため、プラテン42から記録用紙90が浮き上がる可能性はさらに低くなる。
また、記録部24の直下流側に記録用紙をプラテン42に対して押圧する抑え拍車(特許請求の範囲に記載されたローラの一例)等が設けられていないため、排紙路65Bに詰まった記録用紙へのアクセスが容易になる。また、ユーザが排紙路65Bに詰まった記録用紙を引き抜こうとした場合においても、インクを吸収した記録用紙が抑え拍車等によって分断されることを回避することができる。
また、抑え拍車等が設けられないことで、記録部24の直下流側に隣接して第2搬送ローラ62を設けることができる。これにより排紙路65Bを短くしてプリンタ部11をコンパクトに構成することができる。
[変形例]
上述された実施形態に係る複合機10の変形例が以下に説明される。図9に示されるように、本変形例は、プリンタ部11がガイド板41を備えない点が上述された実施形態と相違する。また、本変形例は、前後方向8における下流側端部86と第2ローラ対44との離間距離L2が上述された実施形態のものよりも短い。本変形例に係る複合機10の他の構成は上述された実施形態の構成と同様である。なお、図8において、本発明の構成には含まれない、傾斜面84を形成しない下側ガイド部材83が一点鎖線で示される。
上述された実施形態において、第2ローラ対44に挟持されて反転搬送路67へ供給される記録用紙90は、フラップ49が反転姿勢となることで湾曲され、第1搬送向きの後端が開口33に向けられる。一方、本変形例において、記録用紙の第1搬送向きの後端は、自重によって開口33に向けられる。
自重によって記録用紙が湾曲される場合、フラップ49が用いられる場合と比較して、記録用紙90の湾曲は小さくなる。また、離間距離L2が短くなるほど、記録用紙90は自重によって湾曲しにくくなる。即ち、記録用紙の第1搬送向きの後端を正確に開口33に向けるためには、開口33の上下方向7における寸法である縦幅L1を大きく取ることが必要になる。
図8に示される記録用紙90は、第3搬送ローラ45の逆転によって、第2搬送向きに搬送されて、第2端92が開口33にさしかかっている。ここで、下側ガイド部材83が一点鎖線で示される位置にある場合、記録用紙90が下側ガイド部材83と衝突するおそれがある。記録用紙90が下側ガイド部材83と衝突すると、記録用紙90が大きく湾曲したり、記録用紙90が下側ガイド部材83の上方を通って、再び排紙路65Bに送られてしまうおそれがある。一方、実線で示される下側ガイド部材83においては、下流側端部86が上下方向7の比較的上方に位置するため、記録用紙90が下側ガイド部材83と衝突する可能性は低くなる。
また、ガイド板41が設けられておらず、離間距離L2が短いため、プリンタ部11をさらにコンパクトに構成することができる。
10・・・複合機(画像記録装置)
33・・・開口
34・・・回動ガイド部材
35・・・支持部材
43・・・駆動軸
44・・・第2ローラ対
60・・・第1搬送ローラ(第3ローラ対)
61・・・ピンチローラ(第3ローラ対)
62・・・第2搬送ローラ(第1ローラ)
65・・・搬送路(第1搬送路)
67・・・反転搬送路(第2搬送路)
83・・・下側ガイド部材(ガイド部材)
84・・・傾斜面
86・・・下流側端部(端部)
H1・・・第1位置
H2・・・第2位置
H3・・・第3位置
H4・・・第4位置

Claims (6)

  1. シートを第1搬送向きに沿って案内する第1搬送路と、
    上記第1搬送路の上方に設けられており、シートに画像を記録する記録部と、
    上記第1搬送路の下方に上記記録部と対向して設けられた支持部材と、
    上記第1搬送路の下方において、上記支持部材より上記第1搬送向きの下流側に設けられており、シートを上記第1搬送向きへ搬送する第1ローラと、
    上記第1ローラより上記第1搬送向きの下流側から上記支持部材より上記第1搬送向きの上流側へシートを案内する第2搬送路と、
    上記第1ローラより上記第1搬送向きの下流側に設けられており、正転又は逆転することによって、シートを上記第1搬送向き又は上記第1搬送向きと逆向きの第2搬送向きへ搬送する第2ローラ対と、を備え、
    上記第2ローラ対がシートを挟持する第3位置は、上記第1ローラとシートとが接触する第2位置、及び上記支持部材がシートを支持する第1位置よりも上方に位置されており、
    上記第1搬送路の下方には、シートを上記第2位置から上記第3位置に案内する上り傾斜面を有し、上記第2ローラ対より上記第1搬送向きの上流側に当該傾斜面の端部を有するガイド部材が設けられ、
    上記第2搬送路への入口となる開口は、上記傾斜面の端部の上記第1搬送向きの直下流側であって上記第1搬送路の下方に設けられており、
    上記第2ローラ対は、上記第1搬送向きに搬送するシートの上記第1搬送向きの後端が上記傾斜面の端部を通過したことを条件として、当該シートを上記第2搬送向きに搬送するものである画像記録装置。
  2. 上記支持部材より上記第1搬送向きの上流側に設けられており、シートを上記第1搬送向きへ搬送する第3ローラ対をさらに備え、
    上記第3ローラ対がシートを挟持する第4位置は、上記第1位置よりも上方に位置され、かつ上記第3位置よりも下方に位置されている請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 上記第1搬送路における上記支持部材から上記第1ローラの間には、当該間を通過するシートに対して上方から接触するローラが設けられていない請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 上記第1ローラは、上記第1搬送路における上記支持部材より上記第1搬送向きの直下流側に設けられたものである請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置。
  5. 上記傾斜面の下方には、軸を中心に回動可能な回動ガイド部材が設けられており、
    上記回動ガイド部材は、上記軸を中心に回動することで、シートを上記第2ローラ対から上記開口まで案内する通路を形成する第1姿勢から、当該第1姿勢において上記通路が形成されていた位置を開放する第2姿勢に姿勢変化可能なものである請求項1から4のいずれかに記載の画像記録装置。
  6. 当該装置に対して脱抜可能であって上記回動ガイド部材の下方においてシートが載置されるトレイを更に具備し、
    上記回動ガイド部材は、上記トレイに支持されることで上記第1姿勢となり、上記トレイに支持されない状態において上記第2姿勢となる請求項1から5のいずれかに記載の画像記録装置。
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