JP2012151846A - 自動原稿搬送装置および原稿搬送方法 - Google Patents

自動原稿搬送装置および原稿搬送方法 Download PDF

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JP2012151846A JP2012007213A JP2012007213A JP2012151846A JP 2012151846 A JP2012151846 A JP 2012151846A JP 2012007213 A JP2012007213 A JP 2012007213A JP 2012007213 A JP2012007213 A JP 2012007213A JP 2012151846 A JP2012151846 A JP 2012151846A
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Seiji Iino
誠司 飯野
Naoki Shoji
直希 庄司
Shoichi Taniguchi
翔一 谷口
Osamu Kitazawa
修 北沢
Akihira Ezu
晃均 得津
Shinji Miwa
真治 三輪
Mitsunori Ishii
光憲 石井
Takeshi Kojima
毅 小嶋
Takeshi Ito
伊藤  雄
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Abstract

【課題】 先行原稿と後続原稿を隙間なく搬送した場合、用紙の先端、後端を検出してジャム検知をするセンサではジャム検知をすることができない。
【解決手段】 原稿の第1面を読取る第1の画像読取部と、前記第1の画像読取り部で画像が読取られる原稿を一枚ずつ給紙する給紙部と、前記第1の画像読取部で読取られた原稿を排紙する排紙部と、前記第1の画像読取り部に達する経路が異なり、前記給紙部からの原稿を画像前記読取部に導く複数の搬送部と、上記給紙部により給紙される原稿を、上記複数の搬送部のいずれかに振り分ける切替部と、前記原稿の第2面の画像を読取る第2の画像読取り部と、前記第1の画像読取り部と前記第2の画像読取り部の間に設けられたジャム検知部と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、複写機やプリンタ等に用いる画像読取装置に原稿を搬送し、特に高速読取を可能とする自動原稿搬送装置及び原稿搬送方法に関する。
画像形成装置等に用いる自動原稿搬送装置を備えた画像読取装置において、読み取りの生産性を向上させるために用紙搬送路を2つ設け、複数枚の原稿を読み取る際に原稿を2つの用紙搬送路に読み取り原稿を振り分け、原稿を読み取る直前に2つの用紙搬送路を合流させ、その際に先行原稿の後端と、後続原稿の先端を隙間なく搬送し原稿を読み取らせるものが知られている。
特開2009−253984公報
先行原稿と後続原稿を隙間なく搬送した場合、用紙の先端、後端を検出してジャム検知をするセンサではジャム検知をすることができない。
この発明は上記課題を解決するものであり、原稿を連続読取する場合に、原稿を画像読取位置へ高速搬送して、効率的に原稿読取を行い、原稿読取後においても重送検知が可能な自動原稿搬送装置及び原稿搬送方法を提供することを目的とする。
本発明の実施形態の自動原稿搬送装置は、原稿の第1面を読取る第1の画像読取部と、前記第1の画像読取り部で画像が読取られる原稿を一枚ずつ給紙する給紙部と、前記第1の画像読取部で読取られた原稿を排紙する排紙部と、前記第1の画像読取り部に達する経路が異なり、前記給紙部からの原稿を画像前記読取部に導く複数の搬送部と、上記給紙部により給紙される原稿を、上記複数の搬送部のいずれかに振り分ける切替部と、前記原稿の第2面の画像を読取る第2の画像読取り部と、前記第1の画像読取り部と前記第2の画像読取り部の間に設けられたジャム検知部と、を具備することを特徴とする。
この発明の実施の形態の画像読取装置を概略的に示す構成図である。 実施の形態のADFの制御系を示すブロック図である。 実施の形態の電源オンから原稿の給紙開始までを示すフローチャートである。 実施の形態の原稿を給紙してOUT搬送部に搬送するまでを示すフローチャートである。 実施の形態のOUT搬送部を使用する原稿の搬送を示すフローチャートである。 実施の形態の画像の読取開始から、読取終了までを示すフローチャートである。 実施の形態のIN搬送部を使用する後続の原稿の搬送を示すフローチャートである。 実施の形態の搬送の完了を示すフローチャートである。 実施の形態の1枚目の原稿に続く2枚目の原稿の搬送を示す説明図である。 実施の形態の1枚目と2枚目の原稿の距離を示す説明図である。
この発明は、原稿の第1面を読取る画像読取部への搬送性を高める複数の搬送部がある。
[実施の形態]
実施の形態について説明する。図1は実施の形態の画像読取装置100を示す。画像読取装置100は、画像読取部であるスキャナ110及びこのスキャナ110に原稿Gを搬送する自動原稿搬送装置(ADF)10を有する。スキャナ110は、READ原稿ガラス110a、原稿載置台のプラテンガラス110b及び光学機構110cを備える。光学機構110cは、READ原稿ガラス110a上を走行する原稿Gの画像を光学的に読み取る。或いは光学機構110cは、プラテンガラス110bに沿って、図示しない駆動手段により矢印A方向(図1参照)に移動して、プラテンガラス110b上に載置される原稿Gの画像を光学的に読み取る。スキャナ110は、光学機構110cからの光信号を電気信号に光電変換するCCD(Charge Coupled Device)110dを有する。
自動原稿搬送装置10は、原稿載置部である原稿トレイ11、原稿トレイ11から原稿Gを取り出すピックアップローラ12、原稿Gを重ね送り(ダブルフィード)するのを防止する分離給紙ローラ13、原稿トレイ11から取り出して搬送する原稿Gの先端を揃えるレジストローラ14を有する。自動原稿搬送装置10は、搬送路として、レジストローラ14から、スキャナ110に達するOUTパス16と、レジストローラ14から、スキャナ110に達するINパス17の2つのパスを有する。OUTパス16は、原稿トレイ11、ピックアップローラ12、分離給紙ローラ13及びレジストローラ14とともに、第1の搬送部であるOUT搬送部26を構成する。INパス17は、原稿トレイ11、ピックアップローラ12、分離給紙ローラ13及びレジストローラ14とともに、第2の搬送部であるIN搬送部27を構成する。
OUTパス16は、中間OUTローラ18を有する。INパス17は、中間INローラ28を有する。自動原稿搬送装置10は、原稿トレイ11から取り出され、レジストローラ14を通過した原稿GをOUTパス16あるいはINパス17に振り分けるゲート40を有する。
自動原稿搬送装置10は、OUTパス16あるいはINパス17を通った原稿Gをスキャナ110のREAD原稿ガラス110aに搬送する読取前ローラ50、READ原稿ガラス110aから原稿Gを排出する読取後ローラ51、排紙前ローラ52、排紙ローラ53及び排紙トレイ56を有する。読取後ローラ51、排紙前ローラ52及び排紙ローラ53は、排紙部を構成する。読取後ローラ51から排紙前ローラ52に至る間には、第2の画像読取部である、コンタクトイメージセンサ(CIS)60が設けられる。このコンタクトイメージセンサ(CIS)60は、例えば排紙前ローラ52から排紙ローラ53に至る搬送路に設けても良い。
READ原稿ガラス110aでは、ガラス表面上を走行する原稿Gの第1面である表面の画像を読み取る。CIS60は、走行する原稿Gの第2面である裏面の画像を読み取る。これにより、1回の原稿パスによって原稿Gの両面の画像を読み取ることが出来る。
原稿トレイ11の上方には、原稿Gの有無を検知するエンプティセンサ70を配置し、分離給紙ローラ13からレジストローラ14の間には、レジストローラ14に原稿Gが到達したことを検知するレジストセンサ71を配置する。OUTパス16には、レジストローラ14と、中間OUTローラ18の駆動タイミングを検知する第1のタイミングセンサであるペーパタイミングセンサOUT72を配置する。INパス17には、レジストローラ14と、中間INローラ28の駆動タイミングを検知する第2のタイミングセンサであるペーパタイミングセンサIN73を配置する。
読取前ローラ50からREAD原稿ガラス110aに達する間には、読取前センサ76を配置し、読取後ローラ51から排紙前ローラ52に達する間には読取センサ77、重送検知センサ79を配置する。排紙前ローラ52から排紙ローラ53に達する間には、排紙センサ78を配置する。本実施の形態では重送検知センサは例えば超音波センサを用いる。
給紙モータ80は、ピックアップローラ12及び分離給紙ローラ13を駆動回転する。ピックアップソレノイド81によりピックアップローラ12を揺動する。レジストモータ(RGTモータ)82はレジストローラ14を駆動回転する。ゲートソレノイド83はゲート40を切り替え操作する。ゲートソレノイド83をオフすると、ゲート40は、矢印x方向に回動し、原稿GをOUT搬送部26に振り分ける。ゲートソレノイド83をオンすると、ゲート40は、矢印y方向に回動し、原稿GをIN搬送部27に振り分ける。
中間OUTモータ84は、中間OUTローラ18を駆動回転する。中間INモータ86は、中間INローラ28を駆動回転する。READモータ88は、読取前ローラ50、読取後ローラ51及び排紙前ローラ52を駆動回転する。排紙モータ89は、排紙ローラ53を駆動回転する。
図2に、ADF10を主体にした制御系120のブロック図を示す。画像読取装置100を有する画像形成装置の全体を制御する本体制御部121はスキャナ110のCCD110d、CIS60と接続する。本体制御部121は、入出力インタフェース122を介してADF10のCPU130を制御する。CPU130の入力側には、エンプティセンサ70、レジストセンサ71、ペーパタイミングセンサOUT72、ペーパタイミングセンサIN73、読取前センサ76、読取センサ77、排紙センサ78及び重送検知センサ79を接続する。
CPU130の出力側にはピックアップソレノイド81、給紙モータ80、RGTモータ82、ゲートソレノイド83、中間OUTモータ84、中間INモータ86、READモータ87及び、排紙モータ88を接続する。
図3〜図8に示すフローチャートを用いて、原稿Gを連続して搬送するプロセスについて説明する。電源をオンした後、ACT200で、ADF10が閉じていることを確認し、ACT201で全センサを検知して、ADF10に紙詰まり(ジャム)が無いことを確認する。ACT202で原稿Gを原稿トレイ11に載置すると、エンプティセンサ70はオンになり、本体制御部121に原稿オン信号を送信する。ACT203では、本体制御部121からの給紙要求信号を受信するのを待って、ACT206に進む。
ACT206でピックアップソレノイド81をオンし、給紙モータ80をオンし、ピックアップローラ12及び分離給紙ローラ13を回転して、1枚目の原稿G1の給紙動作を開始する。ACT207でレジストセンサ71がオンすると、原稿G1を一定時間搬送した後給紙モータ80をオフしてゲートソレノイド83をオフする(ACT208)。1枚目の原稿G1は、レジストローラ14に当たり、先端位置を整位されて停止する。ゲート40を、1枚目の原稿G1をOUT搬送部26に振り分ける方向に設定する。ACT210で一定時間を経過してもレジストセンサ71がオンしない場合は、原稿G1が紙詰まりを生じたと判断する。
ACT207でレジストセンサ71がオンすると、1枚目の原稿G1の搬送プロセスとは別に、割り込み処理として、2枚目の原稿G2の給紙プロセスを並行してスタートする。但し2枚目の原稿G2は、1枚目の原稿G1の後端がレジストセンサ71を抜ける迄、給紙プロセスを待機する。ACT300で、レジストセンサ71が、オンからオフに変化するのを待って(ACT301)ACT206に進み、2枚目の原稿G2の給紙を開始する。
ACT211で一定時間を経過して、原稿G1が奇数枚目であれば(ACT212)、RGTモータ82と中間OUTモータ84をオンして、レジストローラ14と中間OUTローラ18を回転する(ACT214)。中間OUTローラ18をレジストローラ14の回転速度に合わせて、レジストローラ14と中間OUTローラ18を等速で回転する。図10に示すように1枚目の原稿G1は、ゲート40に振り分けられてOUT搬送部26に進む。
ACT215でペーパタイミングセンサOUT72がオンしたら、RGTモータ82と中間OUTモータ84を、一定パルス数駆動して停止する(ACT216)。1枚目の原稿G1は、読取前ローラ50の手前で停止する。ACT217で一定時間を経過してもペーパタイミングセンサOUT72がオンしない場合は、原稿G1が紙詰まりを生じたと判断する。
ACT218で、本体制御部121から搬送要求信号を受信するのを待って、ACT220に進む。本体制御部121は、スキャナ110が読取可能であれば、搬送要求信号をCPU130に送信する。先行する原稿Gがある場合に、先行する原稿Gの先端が、読取前センサ76をオンした後、所定時間を経過したら(ACT220)、ACT221に進む。
ACT221で、搬送モータ87とREADモータ88と中間OUTモータ84をオンして、本体制御部121の指示に従った速度で、中間OUTローラ18、読取前ローラ50、読取後ローラ51及び排紙前ローラ52を回転する。先行する原稿Gの後端が読取前ローラ50を通過するタイミングと、1枚目の原稿G1の先端が読取前ローラ50により搬送を開始するタイミングを一致させる。1枚目の原稿G1は、先行する原稿Gの後端との距離が0mmに近い状態で、READ原稿ガラス110aに搬送される。
1枚目の原稿G1を一定距離搬送したら(ACT230)、読取開始信号を本体制御部121に送信する。本体制御部121により、スキャナ110は原稿G1の表面の画像読取を開始する(ACT231)。
並行して、1枚目の原稿G1の後端がレジストセンサ71を抜けて、レジストセンサ71がオンからオフに変化すると、ACT300で2枚目の原稿G2の給紙を開始する。1枚目の原稿G1は、READ原稿ガラス110a上を走行する。スキャナ110は、1枚目の原稿G1の画像読取を行う。2枚目の原稿G2は、レジストローラ14に当接して、先端位置を整位されて停止する。
並行して2枚目の原稿G2の搬送処理を行うため、レジストセンサ71がオンすると(ACT207)、ACT208、ACT211を経て、ACT212に達する。ACT212では、原稿G2が偶数枚目であればACT250に進む。ACT250ではゲートソレノイド83をオンして、ゲート40を、2枚目の原稿G2をIN搬送部27に振り分ける方向に切り替える。次にACT251で、RGTモータ82と中間INモータ86をオンして、レジストローラ14と中間INローラ28を回転する。中間INローラ28をレジストローラ14の回転速度に合わせて、レジストローラ14と中間INローラ28を等速で回転する。2枚目の原稿G2は、ゲート40に振り分けられてIN搬送部27に進む。
1枚目の原稿G1は、ACT231で、READ原稿ガラス110a上の走行を継続して、スキャナ110による画像読取を継続する。1枚目の原稿G1は、読取後ローラ51及び排紙前ローラ52を経て排紙ローラ53方向に搬送される。
1枚目の原稿G1がスキャナ110で画像読取された後、重送検知センサ79で重送されているか否か判断する。(ACT232)ここで重送が検知された場合、ジャムと判断する。
1枚目の原稿G1が、排紙センサ78をオンすると(ACT233)、排紙モータ88を駆動して、排紙ローラ53を回転する。両面読取である場合(ACT235でYesの場合)は、ACT236に進む。ACT236では、排紙方向に搬送される1枚目の原稿G1の裏面の画像をCIS60で読取る。排紙センサ78をオンした後、一定時間を経過したら(ACT237)、スキャナ110による1枚目の原稿G1の表面の画像読取を終了し(ACT238)、原稿の後端がローラ51を抜けた後に、READモータ87と中間OUTモータ84をオフする(ACT239)。
並行して、ACT252でペーパタイミングセンサIN73がオンしたら、2枚目の原稿G2側では、RGTモータ82と中間INモータ86を、一定パルス数駆動して停止する(ACT253)。2枚目の原稿G2は、IN搬送部27内で、読取前ローラ50の手前で停止する。ACT254で一定時間を経過してもペーパタイミングセンサIN73がオンしない場合は、原稿G1が紙詰まりを生じたと判断する。ACT256で、本体制御部121から2枚目の原稿G2の搬送要求信号を受信するのを待って、ACT257に進む。
ACT257で、前の原稿G(1枚目の原稿G1)の先端が、読取前センサ76をオンした後、所定時間を経過したらACT258に進む。ACT258で、READモータ87と中間INモータ86をオンして、本体制御部121の指示に従った速度で、中間INローラ28、読取前ローラ50、読取後ローラ51及び排紙前ローラ52を回転する。先行する原稿G(1枚目の原稿G1)の後端が読取前ローラ50を通過するタイミングと、2枚目の原稿G2の先端が読取前ローラ50により搬送を開始するタイミングを一致させる。図9に示すように、先行する原稿G(1枚目の原稿G1)の後端α1と2枚目の原稿G2の先端β1との距離が0mmに近い状態で、2枚目の原稿G2は、READ原稿ガラス110aに搬送される。
先行する原稿G(1枚目の原稿G1)の後端α1と2枚目の原稿G2の先端β1との距離を0mmに近い状態とするために、ペーパタイミングセンサOUT72から読取前ローラ50までの距離と、ペーパタイミングセンサIN73から読取前ローラ50までの距離を等距離に設定する。図10に示すように、2枚目の原稿G2は、ペーパタイミングセンサIN73をオンした後、一定距離γ1進んだ位置で待機する。先行する原稿G(1枚目の原稿G1)の後端が、ペーパタイミングセンサOUT72を抜けて一定距離γ1進んだら、READモータ87と中間INモータ86をオンして、2枚目の原稿G2をREAD原稿ガラス110a方向に搬送する。これにより1枚目の原稿G1の後端と2枚目の原稿G2の先端との距離を0mmに近づけることが可能となる。
或いはペーパタイミングセンサOUT72の検知結果と、ペーパタイミングセンサIN73の検知結果から、先行する原稿G(1枚目の原稿G1)と2枚目の原稿G2の搬送タイミングを予め調整して、先行する原稿G(1枚目の原稿G1)と2枚目の原稿G2の距離を0mmに近い状態としても良い。
ACT258で、先行する原稿G(1枚目の原稿G1)に続いて、READ原稿ガラス110aに搬送される2枚目の原稿G2は、一定距離を搬送した後(ACT230)、スキャナ110による表面の画像読取を開始する(ACT231)。並行して、2枚目の原稿G2の後端がレジストセンサ71を抜けて、レジストセンサ71がオンからオフに変化すると、3枚目の原稿G3の給紙が開始される1枚目の原稿G1は、排紙ローラ53により排紙トレイ56方向に排紙されて、2枚目の原稿G2は、READ原稿ガラス110a上を走行し、3枚目の原稿G3は、レジストローラ14に当接して先端位置を整位されて停止する。
並行して3枚目の原稿G3の搬送処理を行うため、レジストセンサ71がオンすると(ACT207)、ACT208、ACT211を経て、ACT212に達する。ACT212では、原稿G3が奇数枚目であればACT214に進む。ACT208でゲートソレノイド83がオフして、ゲート40により、3枚目の原稿G3を、OUT搬送部26に振り分ける方向に切り替える。ACT214では、レジストローラ14と中間OUTローラ18を回転して、3枚目の原稿G3を、OUT搬送部26に搬送する。1枚目の原稿G1は、排紙トレイ56に載置され、2枚面の原稿G2は、READ原稿ガラス110a上を走行して排紙センサ78をオンし、3枚目の原稿G3は、OUT搬送部26内で読取前ローラ50の手前で停止する。この後3枚目の原稿G3は、先行する原稿G(2枚目の原稿G2)の後端との距離が0mmに近い状態で、READ原稿ガラス110aに搬送される。
原稿Gが最終原稿でない場合、ACT214−ACT221(OUT搬送部26による原稿Gの搬送)或いは、ACT250−ACT258(IN搬送部27による原稿Gの搬送)を交互に繰り返して、先行する原稿と後続の原稿との距離を0mmに近い状態で連続して搬送する(ACT260)。原稿Gが最終原稿であり、排紙センサ78がオフすると(ACT261)、排紙ローラ53により最終原稿を一定距離搬送し(ACT262)、全てのモータとソレノイドをオフして(ACT263)、ADF10の原稿搬送を完了する。
この実施の形態によれば、原稿Gを連続して読み取る場合に、OUT搬送部26とIN搬送部27の2つの搬送部を使用する。一方の搬送部を使用して先行する原稿G1を搬送する間に、次の原稿G2は、他方の搬送部内で待機する。先行する原稿G1がスキャナ110を抜けるのと、次の原稿G2をスキャナ110に搬送するタイミングとを一致させて、先行する原稿G1と、次の原稿G2との距離を0mmに近づけた状態で、原稿Gを連続搬送する。
また、スキャナ110とCIS60の間に重送検知センサ79を設けることで、先行する原稿G1の後端と後続の原稿G2の先端との距離を0mmに近づけた状態においても、ジャム検知を行うことが出来る。
尚この発明は上記実施の形態に限られるものではなく、この発明の範囲内で種々変更可能であり、例えば複数の搬送部の形状や構造は限定されない。又先行する原稿と後続の原稿の間の距離も限定されないが、0mmに近づける程、原稿の搬送性をより高めることができる。更に、原稿を読み取る画像読取部の構造も任意であり、実施の形態において、装置を更に小型化するために、原稿の表面を読み取るスキャナに変えて、より小型のCISを用いても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…自動原稿搬送装置
11…原稿トレイ
14…レジストローラ
16…OUTパス
17…INパス
26…OUT搬送部
27…IN搬送部
40…ゲート
50…読取前ローラ
51…読取後ローラ
52…排紙前ローラ
53…排紙ローラ
56…排紙トレイ
60…コンタクトイメージセンサ
72…ペーパタイミングセンサOUT
73…ペーパタイミングセンサIN
76…読取前センサ
79…重送検知センサ
100…画像読取装置
110…スキャナ
110a…READ原稿ガラス

Claims (9)

  1. 原稿の第1面を読取る第1の画像読取部と、
    前記第1の画像読取部で画像が読取られる原稿を一枚ずつ給紙する給紙部と、
    前記第1の画像読取部で読取られた原稿を排紙する排紙部と、
    前記第1の画像読取部に達する経路が異なり、前記給紙部からの原稿を画像前記読取部に導く複数の搬送部と、
    前記給紙部により給紙される原稿を、上記複数の搬送部のいずれかに振り分ける切替部と、
    前記原稿の第2面の画像を読取る第2の画像読取部と、
    前記第1の画像読取部と前記第2の画像読取部の間に設けられたジャム検知部と、
    を有することを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 前記ジャム検知部は圧電センサであることを特徴とする請求項1記載の自動原稿搬送装置。
  3. 前記複数の搬送部は第1の搬送部と第2の搬送部とを有し、前記切替部は前記給紙部からの原稿を、前記第1の搬送部あるいは前記第2の搬送部のいずれかに順に振り分けることを特徴とする請求項2記載の自動原稿搬送装置。
  4. 前記切替部は前記原稿を前記第1の搬送部あるいは第2の搬送部に交互に振り分けることを特徴とする請求項3記載の自動原稿搬送装置。
  5. 先行する前記原稿を前記画像読取部で読取る間、前記第1の搬送部あるいは前記第2の搬送部は、後続の前記原稿を待機させることを特徴とする請求項3記載の自動原稿搬送装置。
  6. 前記第1の搬送部あるいは前記第2の搬送部は先行する前記原稿の後端が前記読取り部を通過するタイミングと、後続の前記原稿の先端が前記画像読取り部に到達するタイミングを一致させることを特徴とする請求項3記載の自動原稿搬送装置。
  7. 前記第1の搬送部は原稿を検知する第1のタイミングセンサを有し、前記第2の搬送部は原稿を検知する第2のタイミングセンサを有することを特徴とする請求項3記載の自動原稿搬送装置。
  8. 前記第1の搬送部は第1のタイミングセンサを用い、前記第2の搬送部は第2のタイミングセンサを用いて、先行する前記原稿の後端が前記画像読取部を通過するタイミングと、後続の前記原稿の先端が前記画像読取部に到達するタイミングを検知して、先行する前記原稿の後端が前記画像読取部を通過するタイミングと、後続の前記原稿の先端が前記画像読取部に到達するタイミングを一致させることを特徴とする請求項7記載の自動原稿搬送装置。
  9. 原稿を複数の搬送部に振り分ける工程と、
    前記複数の搬送部に振り分けられた前記原稿を、前記原稿の第1面の画像を読取る画像読取部に順に連続して搬送する工程と、
    前記第1面の画像が読取られた原稿の重送を検知する工程と、
    前記重送検知部を通過した前記原稿を前記原稿の第2面の画像を読取る画像読取部に搬送する工程と、
    を具備することを特徴とする原稿搬送方法。
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