JP2012151700A - 電子機器 - Google Patents

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Daigo Sugiura
大吾 杉浦
Kenichiro Takeshita
健一朗 竹下
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Abstract

【課題】他の機器と通信を行う機能部を停止させながらも連動機能を実現する電子機器を提供する。
【解決手段】オーディオ装置1は、HDMIデバイス11を停止させ、マイコン14がスリープ状態となるモードを実施する。例えば、ユーザがリモコン1AやUI16を操作して、スリープモードに移行する指示を行うと、マイコン14は、HDMIデバイス11への電源供給を遮断し、自身はスリープ状態に移行する。そして、オーディオ装置1は、UI16で何らかの操作を受け付けた場合、または他の機器用のリモコン(リモコン2Aまたはリモコン3A)でユーザが何らかの操作を行った場合、マイコン14がスリープ状態から復帰し、HDMIデバイス11を起動させる。
【選択図】図5

Description

この発明は、電子機器に関し、特に電源状態の制御に関するものである。
近年の電子機器では、機器間の連動機能が実現されているものが多い。例えば、HDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブルを介して接続された他の機器で電源がオンされると、当該他の電子機器からHDMI−CEC(High Definition Multimedia Interface Consumer Electronics Control)のコマンドに準じた電源オンのコマンドが送信されるため、他の機器の電源オンに連動して、自装置の機器をスタンバイ状態から電源オン状態に移行させることができる(特許文献1を参照)。
特開2010−45450号公報
しかし、上記の電源連動機能を実現するためには、自装置がスタンバイ状態においても他の機器と通信を行う機能部(特許文献1の装置であれば、HDMI送信部129やスタンバイマイコン131)は起動していなければならなかった。例えば、HDMI関連の機能部を起動させておくためには、数Wから数十W程度の電力が必要になり、省電力を実現することができなかった。
そこで、本発明は、他の機器と通信を行う機能部を停止させながらも連動機能を実現する電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、他の機器と通信を行う通信機能部と、他の機器に対する指示信号を含むリモコン信号を受信するリモコン信号受信部と、前記通信機能部の起動を制御し、所定のタイミングで前記通信機能部への電源供給を停止させる制御部と、を備えている。
そして、制御部は、前記通信機能部への電源供給を停止させた状態において、前記リモコン信号受信部が前記リモコン信号を受信したとき、前記通信機能部への電源供給を行い、前記通信機能を起動させることを特徴とする。
このように、本発明の電子機器は、他の機器用のリモコン信号に反応してマイコンに割り込みをかけ、通信機能部(HDMI関連の機能部)を起動させる。例えば、ユーザがテレビのリモコンを操作してテレビの電源をオンすると、本発明の電子機器におけるHDMI関連の機能部も起動する。よって、その後、テレビから送信されるCECコマンド(例えば電源オンのコマンド)に応じた動作を行ったり、HMDIにおけるスタンバイスルー動作を行うことも可能となる。
以上のように、本発明の電子機器では、HDMI関連の機能部を完全に停止させた状態とし、非常に低い消費電力(例えば1W以下)の状態となった場合であっても、他の機器との連動機能を実現することができる。
また、通信機能部への電源供給を停止させるタイミングで、制御部自身も低い消費電力の状態(例えば、リモコン信号の受信以外の動作を停止する状態)に移行し、装置全体としてさらに低い消費電力状態に移行する態様としてもよい。
なお、所定時間経過後も通信機能部を介して他の機器から通信がなされなければ、再度通信機能部を停止させることが望ましい。例えば、所定時間経過してもHDMI−CECコマンドを受信しない場合や、スタンバイスルー関連の信号を受信しない場合に停止させる。
また、通信機能部を停止させるタイミングは、ユーザが手動で指定してもよいが、タイマにより予め時間帯(例えば深夜時間帯等)を指定しておき、指定された時間帯になった時点で移行してもよい。
なお、他の機器のリモコンを操作したときに復帰するだけでなく、装置本体に設けられたユーザインタフェース(音量ボタン等)を操作した場合も、通信機能部を復帰させるようにしてもよい。特に、自装置がオーディオ装置であれば、他の機器を同時に使用する可能性が高いため、自装置のユーザインタフェースが操作された場合も通信機能部を復帰させ、連係動作に備えることが望ましい。
この発明によれば、他の機器と通信を行う機能部を停止させながらも連動機能を実現することができる。
AVシステムの構成を示すブロック図である。 オーディオ装置1の主要構成を示すブロック図である。 プレーヤ2の主要構成を示すブロック図である。 テレビ3の主要構成を示すブロック図である。 オーディオ装置1の動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明の電子機器を備えたAVシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態のAVシステムは、本発明の電子機器に相当するオーディオ装置1と、当該オーディオ装置1に接続されるプレーヤ2およびテレビ3を備えている。各機器には、それぞれ専用のリモコンが設けられている。例えば、オーディオ装置1には、リモコン1Aが設けられ、プレーヤ2には、リモコン2Aが設けられ、テレビ3には、リモコン3Aが設けられている。
プレーヤ2は、HDMIケーブルを介してオーディオ装置1に接続されている。同様に、テレビ3は、HDMIケーブルを介してオーディオ装置1に接続されている。なお、図1においては省略しているが、プレーヤ2のHDMI出力端子とオーディオ装置1のHDMI入力端子が接続され、テレビ3のHDMI入力端子とオーディオ装置1のHDMI出力端子が接続されている。この様に複数の電子機器をHMDIケーブルを介して接続することにより構成されるAVシステムでは、例えば以下の様な動作を実現することが可能である。
まず、基本動作として、全ての機器が起動している場合、プレーヤ2で再生したコンテンツの映像データや音声データは、オーディオ装置1に出力され、オーディオ装置1に接続されたスピーカ(図示せず)から音声が出力される。プレーヤ2からオーディオ装置1に出力された映像データは、テレビ3に出力され、テレビ3から映像が表示される。また、オーディオリターンチャンネルに対応している場合、テレビ3にて受信した放送等の音声データをオーディオ装置1へ出力し、出力された音声データをオーディオ装置1に接続されたスピーカから出力することも可能である。
また、各機器がHDMI−CECコマンドに対応している場合、HDMI−CECに準じたコマンドを相互に送受信して、各機器が受信したコマンドに応じた動作を行い、連動機能を実現することが可能である。例えば、ユーザがリモコン3Aを操作してテレビ3の電源ボタンをオンにすると、テレビ3からオーディオ装置1に電源オンのコマンドが送信され、オーディオ装置1がスタンバイ状態から電源オン状態に移行する。なお、ここで言うスタンバイ状態とは、HDMI関連の機能部以外の電源供給が遮断された状態であり、電源オン状態とは、全ての機能部に電源が供給された状態である。
また、オーディオ装置1は、以下の様なスタンバイスルー機能も備えている。すなわち、オーディオ装置1は、スタンバイ状態となった場合であっても、プレーヤ2で再生したコンテンツの映像データや音声データをテレビ3に転送(スルー)し、テレビ3から映像および音声を出力させることが可能である。なお、オーディオ装置1は、ユーザの手動操作に応じてスタンバイスルー機能をオンすることも可能であるし、他の機器(プレーヤ2やテレビ3)からスタンバイスルーをオンするコマンドを受信することで、スタンバイスルー状態に移行することも可能である。なお、オーディオ装置1に複数のHDMI端子が設けられている場合、どのHDMI端子からどのHDMI端子にデータを転送するかを予め設定しておくものとする。
ただし、上記のように、オーディオ装置1が連動動作を行う、あるいはスタンバイスルー動作を行うためには、HDMI関連の機能部が起動していなければならず、数Wから数十W程度の電力が必要になり、省電力を実現することができない。そこで、本実施形態のオーディオ装置1は、HDMI関連の機能部が停止している状態でありながら、CECコマンドを受信して連動動作を行う、あるいはスタンバイスルー状態に移行する機能を実現する。
以下、各種機器の構成および動作について説明する。図2は、オーディオ装置1の主要構成を示すブロック図である。同図においては、オーディオ関連の機能部は省略し、主にHDMI関連の機能部のみ図示する。図3は、プレーヤ2の主要構成を示すブロック図である。同図においても、コンテンツ再生関連の機能部は省略し、主にHDMI関連の機能部のみ図示する。図4は、テレビ3の主要構成を示すブロック図である。同図においても、映像表示、音声出力関連の機能部は省略し、主にHDMI関連の機能部のみ図示する。
まず、オーディオ装置1は、本発明の通信機能部に相当するHDMIデバイス11、入力端子であるHDMIインタフェース(I/F)12、出力端子であるHDMII/F13、制御部に相当するマイコン14、時計機能を有するタイマ15、ユーザの操作を受け付けるユーザインタフェース(UI)16、およびリモコン信号を受信するリモコン信号受信部17を備えている。
また、プレーヤ2は、HDMIデバイス21、出力端子であるHDMII/F22、マイコン23、UI24、およびリモコン信号受信部25を備えている。テレビ3は、HDMIデバイス31、入力端子であるHDMII/F32、マイコン33、UI34、およびリモコン信号受信部35を備えている。
プレーヤ2で再生されたコンテンツの映像データおよび音声データは、HDMIデバイス21から出力され、HDMII/F22およびHDMII/F12を介してHDMIデバイス11に入力される。HDMIデバイス11に入力された映像データは、HDMII/F13およびHDMII/F32を介してテレビ3のHDMIデバイス31に出力される。HDMIデバイス31に出力された映像データは、テレビ3の映像表示機能によって映像として出力される。また、HDMIデバイス11に入力された音声データは、オーディオ装置1のオーディオ関連機能によってオーディオ装置1に接続された図示しないスピーカから音声として出力されたり、スタンバイスルー機能によってテレビ3にスルーされたりする。なお、テレビ3は、オーディオリターンチャンネルを用いてHDMIデバイス11に音声データを出力することも可能である。
また、各機器は、HDMI−CECに準じたコマンドを相互に送受信する。例えば、プレーヤ2は、リモコン2Aから電源オンを指示するリモコン信号を受信したとき、マイコン23が自装置の起動に伴って、HDMIデバイス21を制御し、他の機器の電源オンを指示するコマンドをHDMII/F22に出力する。電源オンを指示するコマンドは、HDMII/F12を介してオーディオ装置1のHDMIデバイス11に出力される。HDMIデバイス11は、入力された電源オンを指示するコマンドをマイコン14に出力する。マイコン14は、入力した電源オンを指示するコマンドに応じて自装置をスタンバイ状態から電源オン状態に移行させる。
さらに、オーディオ装置1がスタンバイスルー機能を設定している場合、プレーヤ2から出力された映像データおよび音声データは、HDMIデバイス11からテレビ3にスルーされる。
また、オーディオ装置1は、基本動作として、リモコン1Aから出力されるリモコン信号(IRやRF等に準じたもの)をリモコン信号受信部17で受信する。マイコン14は、リモコン信号受信部17で受信したリモコン信号に応じてユーザの操作を受け付け、種々の動作を行う。また、マイコン14は、UI16で受け付けた操作に応じた動作を行う。例えば、オーディオ装置1が起動している間に、リモコン1AやUI16の電源ボタンが押下されると、マイコン14は、電源オン状態からスタンバイ状態に移行させる。
同様に、プレーヤ2は、リモコン2Aから出力されるリモコン信号をリモコン信号受信部25で受信する。マイコン23は、リモコン信号受信部25で受信したリモコン信号に応じてユーザの操作を受け付け、種々の動作を行う。また、マイコン23は、UI24で受け付けた操作に応じた動作を行う。テレビ3は、リモコン3Aから出力されるリモコン信号をリモコン信号受信部35で受信する。マイコン33は、リモコン信号受信部35で受信したリモコン信号に応じてユーザの操作を受け付け、種々の動作を行う。また、マイコン33は、UI34で受け付けた操作に応じた動作を行う。
ここで、本実施形態のオーディオ装置1は、電源オン状態、スタンバイ状態、電源オフ状態(全ての機能部の電源供給が遮断された状態)に加え、さらにHDMIデバイス11を停止させ、マイコン14がスリープ状態となるモード(以下、スリープモードと言う。)を実施する。なお、ここで言うスリープ状態とは、例えば、マイコン14がUI16あるいはリモコン信号受信部35からの信号受信(割り込み)以外の動作を停止する状態である。例えば、マイコン14に内蔵されている各種機能部(図示しない内蔵RAM等)の一部あるいはほとんどの機能部への電源供給を遮断して、リモコン信号受信部17によるリモコン信号の受信以外の動作を停止する。
マイコン14は、例えば、ユーザがリモコン1AやUI16を操作して、スリープモードに移行する指示を行うと、HDMIデバイス11への電源供給を遮断し、自身はスリープ状態に移行する(スリープモードに移行する)。また、オーディオ装置1は、タイマ15を備えているため、ユーザが予め機能停止時間を設定しておけば、この機能停止時間に該当した場合にHDMIデバイス11を停止させ、マイコン14がスリープ状態となる(スリープモードに移行する)。
そして、オーディオ装置1は、UI16で何らかの操作を受け付けた場合、または他の機器用のリモコン(リモコン2Aまたはリモコン3A)でユーザが何らかの操作を行った場合、スリープモードからスタンバイ状態へ移行する。すなわち、マイコン14がスリープ状態から復帰し、マイコン14がHDMIデバイス11を起動させる。このため、その後、他の機器から送信されるHDMI−CECコマンドに応じた動作を行うことが可能であるし、スタンバイスルー関連の信号(映像データや音声データ)が送信された場合に当該信号をスルーすることが可能である。
図5を参照して上記オーディオ装置1の動作を説明する。図5は、オーディオ装置1の動作を示すフローチャートである。オーディオ装置1は、起動中にユーザがリモコン1AやUI16の電源ボタンを押下するとこの動作を開始する。まず、オーディオ装置1は、スタンバイ状態に移行する(s11)。スタンバイ状態では、HDMIデバイス11以外の機能部への電源供給が遮断される。
その後、タイマ15が指定する機能停止時間に該当するか否かを確認する(s12)。あるいは、ユーザがリモコン1AやUI16を用いてスリープモードに移行する指示を行ったか否かを確認する。機能停止時間に該当する場合、マイコン14は、HDMIデバイス11への電源供給を遮断し、自身はスリープ状態に移行する(s13)。すなわち、オーディオ装置1は、スリープモードに移行する。その後、リモコン信号が受信されるまで待機する(s14)。リモコン1A、リモコン2A、またはリモコン3Aからリモコン信号が送信された場合、リモコン信号受信部17は、リモコン信号を受信し、マイコン14に割り込みを行う。なお、リモコン信号受信部17は、どの様な規格の信号であっても、何らかの信号が受信された場合に割り込みを行う。例えば、リモコン信号がIRに対応したものである場合、NECフォーマット等の特定のフォーマットに限らず、全てのIR信号に反応して割り込みを行うものとする。これにより、マイコン14は、スリープ状態から復帰し、HDMIデバイス11を起動させる(s15)。すなわち、オーディオ装置1は、スタンバイ状態に移行する。
その後、オーディオ装置1は、他の機器からHDMI−CECコマンドが受信されるか否かを確認する(s16)。HDMI−CECコマンドが受信された場合、受信したコマンドに対応する動作を行う。例えば、電源オンを指示するコマンドを受信した場合に自装置の他の機能部に電源供給を行い、電源オン状態に移行する。
一方、オーディオ装置1は、HDMI−CECコマンドが受信されない場合、スタンバイスルー関連の信号が受信されるか否かを確認する(s17)。スタンバイスルー関連の信号が受信された場合、スタンバイスルー動作を行う。例えば、プレーヤ2から映像データおよび音声データが送信された場合、HDMIデバイス11は、テレビ3に当該映像データおよび音声データをスルーする。
なお、一般的に、プレーヤ2やテレビ3が起動してHDMI−CECコマンドを送信するまでの時間は、マイコン14の復帰およびHDMIデバイス11の起動するまでの時間よりも長くなるため、HDMI−CECコマンドが送信される前にHDMIデバイス11を起動させておくことが可能である。ただし、プレーヤ2やテレビ3が、定期的に他の機器を監視する信号(HDMI−CECコマンドに準じたもの)を送信する場合、仮にプレーヤ2やテレビ3の起動がHDMIデバイス11の起動よりも早くなったとしても、連動機能を実現することは可能である。例えば、プレーヤ2やテレビ3が、最初に電源オンのコマンドをオーディオ装置1に送信した後、所定時間(例えば1分)経過後にオーディオ装置1に監視信号を送信する。オーディオ装置1が起動していればプレーヤ2やテレビ3に応答信号を送信するが、応答がなければプレーヤ2やテレビ3が再度電源オンのコマンドをオーディオ1に送信する。あるいは、オーディオ装置1がs17の処理の後に、プレーヤ2およびテレビ3に問い合わせ信号(HDMI−CECコマンドに準じたもの)を送信してもよい。仮に先にプレーヤ2またはテレビ3が起動してればこの問い合わせ信号に対する返答がなされるため、電源オンのコマンドを再送させることも可能である。これにより、確実に連動機能を実現することが可能となる。
その後、オーディオ装置1は、所定時間(例えば1分等)が経過したか否かを確認し(s18)、所定時間が経過するまでは、HDMI−CECコマンドが受信されるか、スタンバイスルー関連の信号が受信されるか否かを確認する。所定時間経過してもHDMI−CECコマンドおよびスタンバイスルー関連の信号が受信されない場合、再びs12の処理に戻りスリープモードを実施する。これにより、プレーヤ2やテレビ3以外の機器のリモコンが操作された場合に、速やかにスリープモードに移行し、低消費電力状態に移行することができる。
なお、図5に示した動作を行っている途中でユーザがリモコン1AやUI16を操作して電源オンの指示を行った場合、全ての機能部への電源供給が開始され、電源オン状態に移行する。また、s12〜s18の処理中にタイマ15が機能停止時間を外れた場合、スタンバイ状態に移行する。
以上のようにして、本実施形態のオーディオ装置1は、他の機器用のリモコン信号に反応してマイコン14に割り込みをかけ、HDMIデバイス11を起動させることにより、電源オフ状態に近い消費電力状態(例えば1W程度)であっても機器間の連動機能を実現することができる。
なお、本実施形態では、スリープモードとして、マイコン14がHDMIデバイス11への電源供給を停止させるとともに、自身はスリープ状態に移行する例を示したが、HDMIデバイス11への電源供給を停止させるだけで、マイコン14はスリープ状態に移行しない態様としてもよい。
なお、本実施形態では、電子機器の例としてオーディオ装置を示したが、無論、他の電子機器であってもよい。また、機器間を接続する規格は、HDMIに限らず、他の機器との通信を行う機能(RS−232CやUSB等)を有するものであれば、どの様な態様であってもよい。
なお、他の機器の本体
1…オーディオ装置
1A…リモコン
2…プレーヤ
2A…リモコン
3…テレビ
3A…リモコン
11…HDMIデバイス
12…HDMII/F
13…HDMII/F
14…マイコン
15…タイマ
16…UI
17…リモコン信号受信部

Claims (7)

  1. 他の機器と通信を行う通信機能部と、
    他の機器に対する指示信号を含むリモコン信号を受信するリモコン信号受信部と、
    所定のタイミングで前記通信機能部への電源供給を停止させる制御部と、
    を備えた電子機器であって、
    前記制御部は、前記通信機能部への電源供給を停止させた状態において、前記リモコン信号受信部が前記リモコン信号を受信したとき、前記通信機能部への電源供給を行い、前記通信機能を起動させることを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、前記リモコン信号受信部によるリモコン信号の受信以外の動作を停止する状態であるスリープ状態に前記所定のタイミングで移行し、前記リモコン信号受信部が前記リモコン信号を受信したとき、前記スリープ状態から復帰して前記通信機能部への電源供給を行い、前記通信機能部を起動させる請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、所定時間経過後も前記通信機能部を介して他の機器から通信がなされなければ前記通信機能部への電源供給を停止させる請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 機能停止時間を指定するタイマを備え、
    前記通信機能部は、前記タイマの指定する機能停止時間に停止し、
    前記制御部は、前記タイマの指定する機能停止時間に前記通信機能部への電源供給を停止させる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子機器。
  5. ユーザの操作を受け付けるユーザインタフェースを備え、
    前記制御部は、前記通信機能部への電源供給を停止させた状態において、前記ユーザインタフェースがユーザの操作を受け付けたとき、前記通信機能部への電源供給を行い、前記通信機能部を起動させる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記通信機能部は、HDMI−CECコマンドを受信する機能部であり、
    前記制御部は、所定時間経過前に前記HDMI−CECコマンドを受信しない場合に前記通信機能部への電源供給を停止させる請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記通信機能部は、他の機器から受信した信号をさらに他の機器に転送するスルー機能を備えた機能部であり、
    前記制御部は、所定時間経過前に前記通信機能部を介して前記スルー機能をオンする信号を受信しない場合に前記通信機能部への電源供給を停止させる請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電子機器。
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