JP2012151569A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラテンガラスとコンタクトガラスとの間を移動する密着型イメージセンサが、ガイド体の受枠と当接して衝撃を受けることを避けて、原稿の読取精度を向上する。さらに、衝撃を避けるための構造を簡素化して、画像読取装置のコストを削減する。
【解決手段】コンタクトガラス19の下面とプラテンガラス10の下面54とが面一になる状態で、前者ガラス19をガイド体21の受枠25で支持する。原稿載置台12の底面からプラテンガラス10の下面54までの高さをH1、ガイド体21の下面55までの高さをH2とするとき、(H2>=H1)を満足するようにガイド体21を構成する。コンタクトガラス19の下面に、プラテンガラス10の下面54より上方に位置する接合座51を設け、この接合座51を受枠25の受止め座53で下面側から受止めて、ガイド体21の下面55が密着型イメージセンサ36の移動領域へ突出することを解消する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コピー機、スキャナー、ファクシミリなどに適用される画像読取装置に関する。なかでも、プラテンガラス上に載置した原稿と、コンタクトガラスの上面を通過する搬送原稿のそれぞれを、1個の密着型イメージセンサで読取る形態の画像読取装置に関する。
この種の画像読取装置においては、プラテンガラスとコンタクトガラスの隣接部分に、自動原稿搬送装置で搬送される原稿を斜め上向きに案内するガイド体が配置してある。ガイド体は、くさび状の案内面と、案内面の下端側に連続して段落ち状に張り出される受枠とを一体に備えており、受枠はコンタクトガラスの下面を支持して、紙粉がコンタクトガラスの内部に入り込むことを阻止している。このように、コンタクトガラスを受枠で支持する形態のガイド体においては、受枠の下面がコンタクトガラスの下面より下方、つまり密着型イメージセンサの移動領域へ突出することを避けられない。そのため、密着型イメージセンサをプラテンガラスとコンタクトガラスとの間で移動させるとき受枠が邪魔になるうえ、受枠の下面を潜り抜ける間に密着型イメージセンサが受枠に当接して衝撃を受け、焦点位置がずれるおそれがある。また、密着型イメージセンサが受枠と擦れあって生じたプラスチック粉が、プラテンガラスやコンタクトガラスの内面に付着するおそれがある。
上記のような不具合を避けるために、特許文献1の画像読取装置においては、密着型イメージセンサを退避構造で強制的に下方へ移動させた状態で、プラテンガラスとコンタクトガラスとの間を移動させ、同センサが受枠と当接することを防止している。詳しくは、キャリッジの前後に設けた一対のガイド軸で密着型イメージセンサを上下方向へスライド自在に案内し、ガイド軸の周りに配置した圧縮コイル形のばねで同センサの全体を上向きに付勢している。さらに、画像読取装置の筐体の側にカムを配置し、密着型イメージセンサの前後に操作ピンを固定して、同センサが両ガラスの間を移動するとき、操作ピンをカムでばねの付勢力に抗して押し下げ操作している。これにより、密着型イメージセンサは受枠と接触しない状態でプラテンガラスとコンタクトガラスとの間を移動できる。
特開2002−218176号公報(段落番号0071〜0072、図6)
特許文献1の退避構造によれば、密着型イメージセンサがガイド体の受枠と当接することを防止しながら、同センサをプラテンガラスとコンタクトガラスとの間で移動できる。しかし、密着型イメージセンサを上下方向へスライド案内するガイド構造と、同センサを押し上げ付勢するばねと、ばねの付勢力に抗して密着型イメージセンサを強制的に下方へ操作するカム機構を設ける必要があるため、退避構造の全体が複雑になりコストが嵩む。
本発明の目的は、プラテンガラスとコンタクトガラスとの間を移動する密着型イメージセンサが、ガイド体と当接して衝撃を受けることを解消して、載置原稿および搬送原稿の読取精度を向上できる画像読取装置を提供することにある。
本発明の目的は、密着型イメージセンサが衝撃を受けることを避けるための構造を簡素化して、従来のこの種の退避構造に比べてコストを削減できる画像読取装置を提供することにある。
本発明に係る画像読取装置は、原稿載置台12に、プラテンガラス10と、コンタクトガラス19と、これら両ガラス10・19の間に配される搬送原稿用のガイド体21とが設けてある。原稿載置台12の内部には、プラテンガラス10の下面54へ向かってばね37で押し上げ付勢される読取ユニット28と、読取ユニット28を副走査方向へ往復駆動する駆動機構を配置する。読取ユニット28は、プラテンガラス10およびコンタクトガラス19の下面に密着して、載置原稿および搬送原稿を読取る密着型イメージセンサ36を備えている。コンタクトガラス19は、その下面がプラテンガラス10の下面54と面一になる状態で配置する。原稿載置台12の底面からプラテンガラス10の下面54までの高さをH1、原稿載置台12の底面からガイド体21の下面55までの高さをH2とするとき、式(H2>=H1)を満足するようにガイド体21を構成する。コンタクトガラス19のガイド体21との隣接部の下面に、プラテンガラス10の下面54より上方に位置する接合座51を設ける。接合座51はガイド体21に設けた受枠25で支持されている。
ガイド体21の下面55が、プラテンガラス10の下面54より上方に位置されている。
コンタクトガラス19の下面の隅部を切り欠いて上凹み状の接合座51を形成する。受枠25に設けた受止め座53で接合座51が下面側から受止められて、コンタクトガラス19がガイド体21で支持されている。
読取ユニット28は、駆動機構で往復駆動されるキャリッジ35と、キャリッジ35で上下方向へ変位可能に支持した密着型イメージセンサ36と、密着型イメージセンサ36をプラテンガラス10の下面54へ向かって押し上げ付勢するばね37とを備えている。密着型イメージセンサ36は、プラテンガラス10およびコンタクトガラス19に当接した状態のままで、ガイド体21の下面55を通過できるようにする。
本発明においては、コンタクトガラス19を、その下面がプラテンガラス10の下面54と面一になる状態で配置した。また、プラテンガラス10の下面54までの高さH1と、ガイド体21の下面55までの高さH2に関して(H2>=H1)を満足するようにガイド体21を構成して、ガイド体21の下面55が読取ユニット28の移動領域へ突出することを避けるようにした。さらに、コンタクトガラス19のガイド体21との隣接部の下面に、プラテンガラス10の下面54より上方に位置する接合座51を設けて、接合座51をガイド体21に設けた受枠25で支持するようにした。
上記のように、コンタクトガラス19の接合座51をガイド体21の受枠25で支持した状態において、ガイド体21の下面55が読取ユニット28の移動領域へ突出することを解消する本発明の画像読取装置によれば、次の効果を奏する。密着型イメージセンサ36がプラテンガラス10とコンタクトガラス19との間を移動するとき、ガイド体21に当接して衝撃を受け、あるいは衝撃時の振動で焦点位置がずれることを解消でき、これに伴い原稿の読取精度を向上できる。また、ガイド体21によるコンタクトガラス19の支持構造を改良して、密着型イメージセンサ36がガイド体21に当接することを解消したため、従来のこの種の退避構造に比べて、衝撃を回避するための構造を格段に簡素化し、コストを削減できる。
ガイド体21の下面55を、プラテンガラス10の下面54より上方に位置させると、ガイド体21の寸法あるいは組立時の位置がばらつく場合でも、ガイド体21の下面55が読取ユニット28の移動領域へ突出することを確実に避けることができる。したがって、プラテンガラス10とコンタクトガラス19との間を移動するとき、密着型イメージセンサ36がガイド体21に当接し、衝撃を受けて振動し、あるいは焦点位置がずれることをさらに確実に防止できる。
コンタクトガラス19に上凹み状の接合座51を形成し、受枠25に設けた受止め座53で接合座51を下面側から受止めるようにすると、コンタクトガラス19と受枠25の接合面を階段状にして、接合面の構造をクランク状に複雑化できる。したがって、搬送原稿から分離した紙粉が、コンタクトガラス19と受枠25との接合面を介して、コンタクトガラス19の下面側へ侵入することを確実に防止できる。
密着型イメージセンサ36をキャリッジ35で上下動可能に支持し、ばね37で押し上げ付勢する画像読取装置によれば、衝撃を回避するための構造をさらに簡素化できる。例えば、読取ユニット28の全体を上下動可能に支持し、あるいはキャリッジ35を上下動可能に支持する場合に比べて、上下動するための構造を格段に簡素化でき、その分だけ衝撃を回避するための構造をさらに簡素化できるからである。また、密着型イメージセンサ36は、プラテンガラス10およびコンタクトガラス19に当接した状態のままで、ガイド体21の下面を通過できるので、キャリッジ35は副走査方向へ往復移動できればよく、その駆動構造を簡素化できる。さらに、密着型イメージセンサ36を備えた読取ユニット28は、元来、密着型イメージセンサ36をプラテンガラス10およびコンタクトガラス19に密着させるためのばね37を備えている。したがって、このばね37を利用して密着型イメージセンサ36を押し上げ付勢することにより、衝撃を回避するための構造をさらに簡素化して、画像読取装置の全体コストを削減できる。
本発明に係る画像読取装置の要部の縦断正面図である。 本発明に係る画像読取装置が適用される複合機の概念図である。 本発明に係る画像読取装置の平面図である。 本発明に係る画像読取装置の縦断側面図である。 搬送原稿を読み取る状態の読取ユニットを示す縦断正面図である。 載置原稿を読み取る状態の読取ユニットを示す縦断正面図である。 ガイド体の別の実施例を示す断面図である。
(実施例) 図1から図6は、本発明に係る画像読取装置をコピー機能とファクシミリ機能とを備えた複合機に適用した実施例を示す。なお、本発明における前後、左右、上下とは、各図に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。
図2において複合機1は、給紙カセット2と、給紙カセット2から用紙給送路3に沿って送られてきた記録用紙4に対してトナー像を転写する画像記録装置5を備えている。また、画像記録装置5の上方には、画像が転写された記録用紙4に対して加熱・加圧処理を施してトナー像を記録用紙4に定着させる定着装置6を備えている。複合機1の上部には、画像読取装置7と各種の操作ボタンを有する操作パネル8とが設けられており、画像読取装置7の上面には原稿押さえカバー11が配置され、その内部に自動原稿搬送装置(以下、単にADFと記す。)9が設けられている。
図2および図3に示すように、画像読取装置7は、原稿を載置するためのプラテンガラス10が配設された原稿載置台12と、プラテンガラス10上に載置した原稿を押える原稿押さえカバー11とを備えている。原稿押さえカバー11は、左右一対のヒンジ13・13で揺動可能に支持されている。図3に示すように、原稿載置台12は、上向きに開口する四角箱状のフレーム16と、フレーム16の上開口を塞ぐフレームカバー17などで構成する。フレームカバー17の中央には、四角形の開口が形成されており、この開口を塞ぐ状態でプラテンガラス10と、カバープレート18と、コンタクトガラス19とが配置されている。
図3に示すようにカバープレート18は、前後に長い四角枠状のプラスチック成形品からなり、その開口部を塞ぐ状態でコンタクトガラス19が装着されている。コンタクトガラス19の前後縁の下面は、フレームカバー17に設けた支持壁20で受け止められている(図4参照)。カバープレート18のプラテンガラス10側の側枠部の上面には、ガイド体21と、位置決め部22とが一体に形成されている。
ガイド体21は、ADF9で搬送される搬送原稿を斜め上向きに案内する傾斜案内面24と、傾斜案内面24の下端側に連続して段落ち状に張り出される受枠25を一体に備えている(図5参照)。コンタクトガラス19に臨むADF9の搬送路には、搬送原稿をコンタクトガラス19へ向かって押し付ける押え枠26が配置されており、押え枠26はばね27で下向きに付勢されている。位置決め部22は、プラテンガラス10のホーム位置側(左端)の上面に被さっており、載置原稿をプラテンガラス10の上に載置するときの位置基準として機能する。
フレーム16の内部には、載置原稿および搬送原稿を読み取る読取ユニット28と、読取ユニット28を左右の走査方向(副走査方向)に沿って駆動する駆動機構と、読取ユニット28を移動案内するガイド軸29などが配設されている。図3に示すように駆動機構は、フレーム16の右奥のコーナ部に配置した減速機構を含むモータ31と、モータ31の出力軸に固定される原動プーリ32と、フレーム16の左奥コーナ部に配置した従動プーリ33とを含む。両プーリ32・33にはタイミングベルト34が巻き掛けてある。
読取ユニット28は、上向きに開口する前後に長い箱状のキャリッジ35と、キャリッジ35内に設けられた密着型イメージセンサ(以下、単にCISと記す。)36と、CIS36を押し上げ付勢する前後一対の圧縮コイル形のばね37とで構成する。キャリッジ35の後端の左右には、ガイド軸29でスライド案内される一対のスライドブロック38が設けられており(図4参照)、キャリッジ35の下面の前部にはガイドレール39で案内されるスライド突起40が設けられている。キャリッジ35は、一方のスライドブロック38に設けた連結部41を介してタイミングベルト34に固定されており、先のモータ31を正逆いずれかへ駆動することにより、読取ユニット28の全体を副走査方向へ移動できる。
図1および図5に示すように、CIS36は、前後方向に長い四角箱状のハウジング42を基体にして、その内部に左右一対のキセノンランプ43と、レンズアレイ44と、イメージセンサ基板45とを収容して構成されている。キセノンランプ43で発した光を原稿へ向かって照射し、原稿からの反射光をレンズアレイ44を介してイメージセンサ基板45上に結合することにより、原稿画像を読み取って電気信号に変換し出力できる。ハウジング42の上開口は保護カバー46で塞がれており、ハウジング42の上端の前後にはスペーサ47が突設されている。ハウジング42はキャリッジ35の周囲壁で上下スライドのみ可能に支持されており、スペーサ47がプラテンガラス10またはコンタクトガラス19と常に接触するようにばね37で押し上げ付勢されている。スペーサ47はプラテンガラス10あるいはコンタクトガラス19の下面に密着して、CIS36の焦点を原稿面に一致させるために設けられている。スペーサ47の両側端はそれぞれ四半円状に丸めてあり、これらの円弧部を除くスペーサ47の上端面48の左右長さは、ガイド体21の下面55の左右長さより大きく設定されている(図1参照)。
先に説明したように、CIS36はプラテンガラス10とコンタクトガラス19との間を移動するが、両ガラス10・19間の移動を円滑に行うために、コンタクトガラス19をガイド体21で次のように支持した。図1および図5に示すように、コンタクトガラス19のガイド体21との隣接部の下面に水平の接合座51を形成し、この接合座51をガイド体に設けた受枠25で支持した。接合座51は、コンタクトガラス19の下面の隅部を階段状に切り欠いて上凹み状に形成されている。受枠25は、ガイド体21のコンタクトガラス19との隣接部を階段状に切り欠いて下凹み状に形成されており、先の接合座51を下面側から受止める水平の受止め座53を備えている。
図6に示すように原稿載置台12の底面からプラテンガラス10の下面54までの高さをH1、原稿載置台12の底面からガイド体21の下面55までの高さをH2とするとき、式(H2>=H1)を満足できるようにガイド体21を構成する。この実施例では、接合座51を受止め座53で支持することにより、ガイド体21の下面55までの高さH2を、プラテンガラス10の下面54までの高さH1より僅かに大きくした。
上記のように接合座51を受止め座53で支持することにより、コンタクトガラス19とガイド体21とは階段状の接合面を介して隣接する。したがって、搬送原稿から分離した紙粉が、コンタクトガラス19とガイド体21の隣接面からコンタクトガラス19の下面側へ侵入することを防止できる。なお、受枠25で支持した状態のコンタクトガラス19の下面は、プラテンガラス10の下面54と面一になっている。
以上のように構成した画像読取装置7によれば、プラテンガラス10とコンタクトガラス19との間を移動するとき、CIS36をキャリッジ35と共に左右方向へ支障なく移動できる。例えば図6に示すように、CIS36がプラテンガラス10の下面54に位置している状態では、スペーサ47はプラテンガラス10の下面54で受止められている。この状態のCIS36をコンタクトガラス19の側へ移動させると、図1に示すようにスペーサ47はプラテンガラス10の下面54で受止められた状態のまま、ガイド体21の下面55を通過して、やがてコンタクトガラス19の下面で受止められる。このとき、ガイド体21の下面55はプラテンガラス10の下面54より上方に位置しているので、スペーサ47がガイド体21の下面55に接触することはなく、スペーサ47は両ガラス10・19を橋絡する状態で移動する。
ガイド体21の下面55を通過したスペーサ47の上端面48は、図5に示すようにコンタクトガラス19の下面に当接して、CIS36を安定した状態で受け止める。したがって、搬送原稿の読取り位置と載置原稿の読取り位置との間を移動する過程で、CIS36がガイド体21に当接して衝撃を受けることはなく、CIS36の移動を連続的で円滑な動作とすることができる。このように、上記構成の画像読取装置7によれば、読取ユニット28を駆動機構で左右へ移動操作するだけで、プラテンガラス10とコンタクトガラス19との間の移動を円滑に行うことができる。
さらに、ガイド体21によるコンタクトガラス19の支持構造を改良して、CIS36がガイド体21に当接することを解消するので、従来の退避構造に比べて、CIS36が衝撃を受けることを避けるための構造を簡素化して、画像読取装置7の全体コストを削減でき、CIS36による原稿の読み取りを常に精度よく行なうことができる。
CIS36が搬送原稿と載置原稿の両読取り位置の間を移動するとき、そのスペーサ47をプラテンガラス10の下面54と、コンタクトガラス19の下面で受止めてCIS36を往復させるので、キャリッジ35は同一平面に沿って副走査方向へ移動すればよい。したがって、キャリッジ35を支持するためのガイド軸29を直線化し、あるいは駆動機構の簡素化を図ることができる。
図7はガイド体21の別の実施例を示す。そこでは、コンタクトガラス19の下隅を斜めに切り欠いて接合座51を平坦な傾斜面で形成し、同様に受枠25の受止め座53を平坦な傾斜面で形成した。この場合の接合座51も、上記の実施例と同様にプラテンガラス10の下面54より上方に位置している。コンタクトガラス19を受枠25で支持した状態においては、接合座51および受止め座53は、傾斜案内面24の側へ向かって上り傾斜する状態で密着する。したがって、搬送原稿から分離した紙粉が、コンタクトガラス19とガイド体21の隣接面からコンタクトガラス19の下面側へ侵入することを防止できる。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
上記の実施例以外に、ガイド体21の下面55と、プラテンガラス10の下面54と、コンタクトガラス19の下面とは、面一状に設けることができる。ガイド体21は、カバープレート18とは別体の独立した部品であっても良い。接合座51と受止め座53は、平坦面である必要はなく、互いに密着する凹弧面、あるいは突弧面で形成することができる。さらに接合座51と受止め座53は、連続波形あるいは連続山形などの互いに密着する凹凸面で形成することができる。
上記の実施例の読取ユニット28においては、CIS36をキャリッジ35に対して昇降移動できるようにしたが、その必要はない。例えば、ガイド軸29とガイドレール39でキャリッジ台を往復移動可能に案内し、キャリッジ35をキャリッジ台で昇降スライド自在に支持し、これら両者の間に配置したばね37でキャリッジ35をCIS36とともに押し上げ付勢することができる。その場合のキャリッジ35は、例えばキャリッジ台の前後に固定したガイド軸で昇降スライド自在に支持して、ガイド軸の周囲に配置したばね37でキャリッジ35を押し上げ付勢することができる。
7 画像読取装置
9 自動原稿搬送装置(ADF)
10 プラテンガラス
12 原稿載置台
19 コンタクトガラス
21 ガイド体
25 受枠
28 読取ユニット
35 キャリッジ
36 密着型イメージセンサ(CIS)
47 スペーサ
51 接合座
53 受止め座
54 プラテンガラスの下面
55 ガイド体の下面
H1 原稿載置台の底面からプラテンガラスの下面までの高さ
H2 原稿載置台の底面からガイド体の下面までの高さ

Claims (4)

  1. 原稿載置台に、プラテンガラスと、コンタクトガラスと、これら両ガラスの間に配される搬送原稿用のガイド体とが設けられており、
    前記原稿載置台の内部に、
    前記プラテンガラスの下面へ向かってばねで押し上げ付勢される読取ユニットと、
    前記読取ユニットを副走査方向へ往復駆動する駆動機構とが配置されており、
    前記読取ユニットは、プラテンガラスおよびコンタクトガラスの下面に密着して、載置原稿および搬送原稿を読取る密着型イメージセンサを備えており、
    前記コンタクトガラスは、その下面が前記プラテンガラスの下面と面一になる状態で配置されており、
    前記原稿載置台の底面から前記プラテンガラスの下面までの高さを(H1)、前記原稿載置台の底面から前記ガイド体の下面までの高さを(H2)とするとき、
    式(H2>=H1)を満足するようにガイド体が構成されており、
    前記コンタクトガラスの前記ガイド体との隣接部の下面に、前記プラテンガラスの下面より上方に位置する接合座が設けられており、
    前記接合座が前記ガイド体に設けた受枠で支持されている画像読取装置。
  2. 前記ガイド体の下面が、前記プラテンガラスの下面より上方に位置されている請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記コンタクトガラスの下面の隅部を切り欠いて上凹み状の接合座が形成されており、
    前記受枠に設けた受止め座で前記接合座が下面側から受止められて、前記コンタクトガラスが前記ガイド体で支持されている請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記読取ユニットは、
    前記駆動機構で往復駆動されるキャリッジと、
    前記キャリッジで上下方向へ変位可能に支持した密着型イメージセンサと、
    前記密着型イメージセンサを前記プラテンガラスの下面へ向かって押し上げ付勢するばねとを備えており、
    前記密着型イメージセンサが、前記プラテンガラスおよび前記コンタクトガラスに当接した状態のままで、前記ガイド体の下面を通過できる請求項1、2または3のいずれかひとつに記載の画像読取装置。
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