JP2012151408A - 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents
太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】太陽電池モジュールを、樹脂(ETFE等)からなる耐候層11、封止層12、薄膜太陽電池素子13及び封止層14を少なくとも有する太陽電池10と、太陽電池10の耐候層11とは異なる側の面で太陽電池10と一体化された強化ガラス20とを備え、太陽電池10の耐候層11側の面が受光面であるモジュールとして構成しておく。
【選択図】図1
Description
各実施形態に係る太陽電池モジュール(太陽電池10)を構成している薄膜太陽電池素子13は、光エネルギーを直接電力に変換するための素子である。この薄膜太陽電池素子13としては、光エネルギーを直接電力に変換できる素子でありさえすれば、どのような素子も使用することが出来る。従って、薄膜太陽電池素子13としては、単結晶シリコン太陽電池素子、多結晶シリコン太陽電池素子、アモルファスシリコン太陽電池素子、微結晶シリコン太陽電池素子、球状シリコン太陽電池などのシリコン系太陽電池素子を採用することが出来る。また、薄膜太陽電池素子13として、CIS系太陽電池素子、CIGS系太陽電池素子、GaAs系太陽電池素子などの化合物太陽電池素子を採用することも出来る。さらに、薄膜太陽電池素子13として、色素増感太陽電池素子、有機薄膜太陽電池素子、多接合型太陽電池素子、HIT太陽電池素子等を採用することも出来る。
封止層12、14は、太陽電池モジュールの補強や薄膜太陽電池素子13の保護のために、太陽電池モジュールに設けられている層である。
強化ガラス20としては、実用上十分な強度を有する太陽電池モジュールが得られることになるものでありさえすれば、単一物タイプのもの(図1)を採用することも、合わせガラスタイプのもの(図2)を採用することも出来る。ただし、同一強度の両タイプの強化ガラス20の重量は、通常、合わせガラスタイプの強化ガラス20の方が軽くなる。そのため、強化ガラス20としては、合わせガラスタイプのものを採用しておくことが好ましい。
耐候層11は、温度変化、湿度変化、風雨などから、薄膜太陽電池素子13を保護するための部材である。受光面を汚れにくいものとするために、この耐候層11としては、或る程度の耐候性及び光透過性を有する樹脂からなる層が用いられる。
各実施形態に係る太陽電池モジュールの各部の膜厚(層厚)は、特に限定されない。た
だし、耐擦傷性を向上させるという観点からは、耐候層11の膜厚は、50μm以上であることが好ましい。
各実施形態に係る太陽電池モジュールは、さまざまな方法(手順)で製造することが出来る。
次いで、耐候層11(耐候層11とする樹脂フィルム;以下、同様)、封止層12、製造した薄膜太陽電池素子13、封止層14及びガラス21を熱ラミネートにより一体化することにより、太陽電池10とガラス21とからなるモジュールを製造する。
そして、製造したモジュールと樹脂層22とガラス23とを熱ラミネートにより一体化することにより、太陽電池モジュールを得る。
PV MATERIALS社製F806)、薄膜太陽電池素子13としてのアモルファスシリコン太陽電池、封止層12としての膜厚400μmのEVAフィルム(Hangzhou FIRST PV MATERIALS社製F806)、耐候層11としての膜厚50μmのFTFEフィルム(AGC社製アフレックス50HK-DCS)をこの順に
積層し、140℃での真空ラミネート(真空5分、加圧5分、保持21分)を行うことにより製造した太陽電池モジュールのことである。また、比較例1とは、耐光層11としてガラスが採用されていることのみが実施例1と異なる太陽電池モジュール(従来モジュール)のことである。
挟まれた太陽電池セルをラミネートするという太陽電池モジュールの製造方法は、封止材中での太陽電池の微妙な移動を防止できるが故に、外観の良い太陽電池モジュールを製造できるものとなっていると言うことが出来る。
11 耐候層
12、14 封止層
13 薄膜太陽電池素子
16 接着剤層
20 強化ガラス
21、23 ガラス
22 樹脂層
Claims (7)
- 樹脂からなる耐候層、封止層、薄膜太陽電池素子及び封止層を少なくとも有する太陽電池と、
前記太陽電池の前記耐候層とは異なる側の面で前記太陽電池と一体化された強化ガラスとを、備え、
前記太陽電池の前記耐候層側の面が受光面である
ことを特徴とする太陽電池モジュール。 - 前記耐候層が、フッ素系炭化水素樹脂からなる層である
ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。 - 前記薄膜太陽電池素子が、樹脂フィルムを基材として用いて製造された素子である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の太陽電池モジュール。 - 前記耐候層の厚さが、50μm以上である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール。 - 前記太陽電池の総膜厚が、前記薄膜太陽電池素子の膜厚の6倍以上である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール。 - 前記強化ガラスが、合わせガラスである
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール。 - 樹脂からなる耐候層、封止層、薄膜太陽電池素子及び封止層を少なくとも有する太陽電池を前記太陽電池の前記耐候層とは異なる側の面で合わせガラスと一体化した構成を有する、前記太陽電池の前記耐候層側の面が受光面である太陽電池モジュールの製造方法であって、
前記太陽電池の各構成要素と第1のガラスとを熱ラミネートすることにより、前記太陽電池を前記太陽電池の前記耐候層とは異なる側の面で前記第1のガラスと一体化したモジュールを製造する第1工程と、
前記第1工程により製造されたモジュールと樹脂層と第2のガラスとを熱ラミネートすることにより、前記構成を有する太陽電池モジュールを製造する第2工程と、
を含むことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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