JP2012150979A - 回路遮断器 - Google Patents

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Toshiyuki Onchi
俊行 恩地
Yoshinori Yamauchi
芳准 山内
Masaru Isozaki
優 磯崎
Yoshinobu Hamada
佳伸 浜田
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Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
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Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】遮断器を大型化することなく、遮断性能の高い回路遮断器を提供する。
【解決手段】第1の電源側端子4aと第1の負荷側端子4bとの間に接続された第1の接点部3aと、第2の電源側端子6aと第2の負荷側端子6bとの間に接続された第2の接点部3bと、前記接点部3a、3bに発生したアークを消弧する消弧装置とを備えた回路遮断器において、前記第1の接点部3aと並列に正の温度特性を持つPTC素子5を接続し、前記第2の接点部3bを補助接点とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、PTC素子を用いて、過電流を限流するようにした直流遮断器に関する。
この種の遮断器として、特許文献1に開示された構成が知られている。図4は、従来例を示す遮断器の回路図である。
図において、直流電源Eに遮断器11を介して負荷12が接続されている。
遮断器11は、接点13と、過電流により開路動作する開路動作素子14と、正の温度係数を有するPTC素子15と、接点13を開成させる電圧動作型励磁コイル16とから構成されている。
このような遮断器において、過電流が流れると、開路動作素子14が開成し、PTC素子15に電流が流れてPTC素子15の抵抗値が上昇することにより、過電流を限流する。また、PTC素子15の抵抗値が上昇すると、PTC素子15の両端子間の電圧が上昇し、励磁コイル16の電圧が上昇して動作し、アークを抑制した状態で接点13を開成する。

特開2000−67710号公報
ところで、特許文献1に記載の遮断器は、開路動作素子14にPTC素子15を並列に接続し、過電流時に電流を開路動作素子14からPTC素子15に転流させることで、過電流を限流することができる。
しかしながら、PTC素子15の抵抗値は、有限の値であるために、回路には微小の電流が流れ続ける。したがって、この電流を遮断して回路を完全に切り離すには、回路に補助接点を設けるなどの対策が必要であり、遮断器が大型化してしまうという欠点があった。
そこで、本発明の課題は、遮断器を大型化することなく、遮断性能の高い回路遮断器を提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明によれば、第1の電源側端子と第1の負荷側端子との間に接続された第1の接点部と、第2の電源側端子と第2の負荷側端子との間に接続された第2の接点部と、前記接点部に発生したアークを消弧する消弧装置とを備えた回路遮断器において、前記第1の接点部と並列に正の温度特性を持つPTC素子を接続し、前記第2の接点部を補助接点としたことを特徴とする。
また、前記回路遮断器において、前記第2の接点部を第1の接点部よりも遅れて開極するように構成することが好ましい。例えば、第2の接点部のワイプ量を変化させて第2の接点部の開極を遅らせるようにする、あるいは第2の接点部を開閉駆動する開閉機構部にリンク機構を設けて第2の接点部の開極を遅らせるようにすることができる。
本発明によれば、第1の接点部と並列に正の温度特性を持つPTC素子を接続し、第2の接点部を補助接点としたので、遮断器を大型化することなく、遮断性能の高い回路遮断器を得ることができる。
本発明の実施形態を示す回路遮断器の上面図 回路遮断器のオン状態を示す回路図 回路遮断器のオフ状態を示す回路図 従来例を示す遮断器の回路図
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す回路遮断器の上面図、図2は、回路遮断器のオン状態を示す回路図、図3は、回路遮断器のオフ状態を示す回路図である。
本発明は、電源側端子及び負荷側端子との間に接続された第1および第2の接点部を備えた2極以上で構成される回路遮断器において、第1の接点部と並列に正の温度特性を持つPTC素子を接続し、第2の接点部を補助接点として利用するようにしたものである。
図において、本実施形態の回路遮断器は、2極型の回路遮断器であり、ケースとカバーからなる本体ケース2内に、第1の接点部3a及び第2の接点部3bと、図示しない開閉機構部、過電流検出装置、消弧装置が収納されている。なお、接点部3a、3bと過電流検出装置、消弧装置は、各相毎にそれぞれ本体ケース2内に収納されている。また、第1の接点部3aと第2の接点部3bは、例えば可動接点と固定接点とから構成することができる。
開閉機構部は、接点部3a、3bを開閉駆動するものであり、過電流検出装置は過電流を検出するものであり、消弧装置は、接点部3a、3bに発生したアークを消弧するものである。また、4a、6aは電源が接続される第1および第2の電源側端子、4b、6bは負荷が接続される第1および第2の負荷側端子である。そして、第1の電源側端子4a、第1の接点部3a、第1の負荷側端子4bで一方の通電路を構成し、第2の電源側端子6a、第2の接点部3b、第2の負荷側端子6bで他方の通電路を構成している。
また、7は、本体ケース2から操作部が突出する操作ハンドルであり、該操作ハンドル7をオン、オフ操作することにより、開閉機構部を介して接点部3a、3bを閉極、開極することができる。
ここで、本実施形態では、第1の通電路である第1の接点部3aに並列に正の温度特性を有するPTC素子5を接続している。また、他方の通電路である第2の接点部3bについては、第1の接点部3aよりも遅れて開極するように構成する。例えば、可動接点及び固定接点からなる接点部3bのワイプ量を変化させることや、接点部3bを駆動する開閉機構部にリンク機構を追加することで、第2の接点部3bを第1の接点部3aよりも遅れて開極させることができる。
なお、第1の接点部3aと第2の接点部3bの開極のタイミング差は、PTC素子5による限流動作が終了するまでの時間を確保する必要があるが、数ms〜数10ms程度のオーダーとすることが好ましい。
このような構成において、回路遮断器を直流遮断器として使用する場合、図2に示すように、接点部3a、3bが閉極している状態では、電流は、第1の電源側端子4a、第1の接点部3a、第1の負荷側端子4b、図示しない負荷を経由して、第2の負荷側端子6b、第2の接点部3b、第2の電源側端子6aに流れている。
ここで、回路遮断器に過電流が流れると、図3に示すように、一方の通電路の第1の接点部3aが開極し、電源側端子4aから第1の接点部3aを介して負荷側端子4bに流れていた電流が、PTC素子5に転流する。そして、PTC素子5の温度が上昇してPTC素子5の抵抗値が上昇し、過電流を限流する。また、他方の通電路の第2の接点部3bが第1の接点部3aの開極よりも遅れて開極することで、限流された電流が遮断される。
本実施形態によれば、第1の接点部3aおよびPTC素子5で回路電流を限流した後に、第2の接点部3bによって、電源側と負荷側の回路を完全に切り離すことができるので、回路に微小の電流が流れ続けることを防止することができる。
また、PTC素子5を用いることで、接点部3aと接点部3bのストレスを軽減できるので、小型の回路遮断器で高い遮断性能を得ることができる。
なお、本実施形態では、2極型の回路遮断器について説明したが、2極以上、例えば3極形の回路遮断器に適用するようにしてもよい。
1 回路遮断器
3a 接点部
3b 接点部
4a 電源側端子
4b 負荷側端子
5 PTC素子
6a 電源側端子
6b 負荷側端子

Claims (4)

  1. 第1の電源側端子と第1の負荷側端子との間に接続された第1の接点部と、第2の電源側端子と第2の負荷側端子との間に接続された第2の接点部と、前記接点部に発生したアークを消弧する消弧装置とを備えた回路遮断器において、
    前記第1の接点部と並列に正の温度特性を持つPTC素子を接続し、前記第2の接点部を補助接点としたことを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記第2の接点部を第1の接点部よりも遅れて開極するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 第2の接点部のワイプ量を変化させて第2の接点部の開極を遅らせるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
  4. 第2の接点部を開閉駆動する開閉機構部にリンク機構を設けて第2の接点部の開極を遅らせるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108461365A (zh) * 2018-01-31 2018-08-28 西安交通大学 紧凑型人工过零高压直流断路器及其开断方法

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JP3071493U (ja) * 2000-03-03 2000-09-08 株式会社日幸電機製作所 回路遮断装置

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