JP2012150729A - アプリケーション共有方法およびアプリケーション共有プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーションを共有する新しいアプリケーション共有方法を提供する。
【解決手段】共有可能なアプリケーションが登録された第1の端末と、アプリケーションを共有して利用する第2の端末とで行われる方法であって、第2の端末が、利用を希望するアプリケーションの入力を受け付ける段階と、アプリケーションの共有要求を含むブロードキャストパケットを送信する段階と、第1の端末が、ブロードキャストパケットを受信し、共有要求をした第2の端末が接続条件を満たしているかを判定する段階と、該接続条件を満たしていると判定した場合、共有要求をした第2の端末に対して、共有可能である旨の通知および自端末のIPアドレス情報を送信する段階と、第2の端末が、共有可能である旨の通知等を受信した場合、第1の端末に対して、アプリケーションのファイル送信要求を送信する段階と、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、アプリケーション共有方法およびアプリケーション共有プログラムに関する。
従来のアプリケーション共有方法として、ネットワークに接続された端末(たとえば、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する))にインストールされたアプリケーションを他の複数のPCで利用する方法が知られている。この従来のアプリケーション共有方法は、アプリケーションがインストールされたPC(APサーバ)のファイルを該APサーバ上で直接実行し、アプリケーションから設定情報等の書き込みが生じるファイルを使用する都合上、共有されたアプリケーションは、実質的に複数のPCから同時に利用することができないという問題点があった。また、複数のPCが同時にアプリケーションを利用可能であるとしても、アプリケーションがインストールされたAPサーバに対して、アプリケーションを利用するPCからのアクセス負荷が考慮されておらず、複数のPCが同時にアクセスすることによりAPサーバに対して大きな負荷を与えるおそれがあるという問題点もあった。
これらの問題点に対し、特許文献1では、アプリケーションを有するアプリケーションサーバ(APサーバ)及び端末(PC)が共にネットワークに接続されており、各PCがAPサーバのURLを指定してアクセスし、該APサーバが有するアプリケーションを自端末にダウンロードして実行することで、複数のPCが同時にアプリケーションを利用することができるといった方法が開示されている。また、特許文献2にも参照されるように、アプリケーションを有するAPサーバのIPアドレス、及びアプリケーションのバージョンを既知として、データファイルを共有する方法が一般である。
特開2005−196617号公報 特許第2506795号明細書
しかしながら、従来のアプリケーション共有方法では、APサーバ(共有元PC)にインストールされたアプリケーションを利用するために、他のPCは共有元PCのURLを指定する必要があって、換言すれば、他のPCは共有元PCのIPアドレス等の情報が既知でなければならないという制約があった。
そこで、本発明は、共有元PCにインストールされたアプリケーションを複数のPCが利用することができ、且つ、各々のPCが共有元PCのIPアドレスの情報を既知である必要がないといった新しいアプリケーション共有方法、及びアプリケーション共有プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるアプリケーション共有方法は、共有可能なアプリケーションが登録された第1の端末と、該第1の端末とネットワーク上で接続され、前記アプリケーションを共有して利用する第2の端末とを備えたシステムにおけるアプリケーション共有方法であって、前記第2の端末が、利用を希望するアプリケーションの入力を受け付ける段階と、前記第2の端末が、前記入力を受け付けたアプリケーションの共有要求を含むブロードキャストパケットを送信する段階と、前記第1の端末が、前記ブロードキャストパケットを受信し、前記共有要求をした前記第2の端末が接続条件を満たしているかを判定する段階と、前記第1の端末が、前記接続条件を満たしていると判定した場合、前記共有要求をした前記第2の端末に対して、共有可能である旨の通知および自端末のIPアドレス情報を送信する段階と、前記第2の端末が、前記共有可能である旨の通知および前記IPアドレス情報を受信した場合、前記IPアドレス情報に基づいて、前記第1の端末に対して、前記アプリケーションのファイル送信要求を送信する段階と、を含む。
本発明によるアプリケーション共有プログラムは、上記アプリケーション共有方法をコンピュータで実行させるものである。
本発明によれば、共有元のPCのIPアドレス等を知らずともアプリケーション共有を行うことができ、共有先のPCで、共有元PCのIPアドレスやMACアドレスを把握する必要性が無いため、これらに対する操作や情報の管理を省くことができる。
第1実施形態のアプリケーション共有システムの全体構成の一例を示す概略図である。 本実施形態の共有元PC及び共有先PCのハードウェア構成を示す概略図である。 第1実施形態の共有元PC及び共有先PCの機能構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態のアプリケーション共有方法の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態のアプリケーション共有方法の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態のアプリケーション共有方法の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態のアプリケーション共有方法の処理内容を示すフローチャートである。 第2実施形態の共有元PC及び共有先PCの機能構成を示す概略図である。
以下、本発明を実施するための好適な各実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の実施形態のアプリケーション共有システム1の全体構成の一例を示す概略図である。
アプリケーション共有システム1は、図1を参照すると、ネットワークに接続された2台の端末(以下、「PC」と称する)(A1,A2)各々に対して、これらPC上で動作するアプリケーション共有ソフトウェアA3が存在する環境により構成される。ここで、PC(A1)は、PC(A2)を含めた他のPCに対して共有可能なアプリケーションがインストールされたPC(共有元PC)とし、また、PC(A2)は、共有元PCのアプリケーションを共有して利用するPC(共有先PC)とする。なお、共有元PC(第1の端末)及び共有先PC(第2の端末)はそれぞれ、システム内において1つ存在する場合に限られず、複数存在してもよい。
共有元PC(A1)は、共有対象のアプリケーション(共有アプリケーション)A4を保持するとともに、共有先PC(A2)は、共有アプリケーションA4を、共有先PC(A2)上において仮想ドライブ上の仮想アプリケーションA6として利用することができる。
以下、本実施形態の共有元PC(A1)、共有先PC(A2)について詳細に説明する。図2は、本実施形態の共有元PC(A1)及び共有先PC(A2)のハードウェア構成を示す概略図であり、図3は、共有元PC(A1)及び共有先PC(A2)の機能構成を示す概略図である。
共有元PC(A1)及び共有先PC(A2)は、ハードウェアとして、図2に示すように、例えば、CPU、CPUにバス結合されたROM、RAM、記憶部、入力部、表示部、および入出力インタフェースなど、通常のコンピュータ装置と同様のハードウェアを備えることができる。また、共有元PC(A1)及び共有先(A2)は、物理的には、専用化したシステム、あるいは汎用の情報処理装置のいずれであってもよい。例えば、一般的な構成の情報処理装置において、本発明のアプリケーション共有方法における各処理を規定したソフトウェアを起動することにより、アプリケーション共有システムを実現することもできる。
PC(共有元PC(A1)又は共有先PC(A1))B1は、図3に示すように、アプリケーション共有ソフトウェアA3で提供されるアプリケーション共有手段B2と、ネットワークインタフェースB4と、を備える。また、共有元PC(A1)においては、共有先PC(A2)で共有利用される共有アプリケーションB3を含み、共有先PC(A1)においては、共有アプリケーションB3が複製された仮想アプリケーションB5を含み得る。
アプリケーション共有手段B2は、初期要求送信部B6、共有要求入力部B7、クライアント識別部B8、アプリケーション共有情報通知部B9、回答通知部B10、クライアント識別情報B11、アプリケーション共有数B12、アプリケーション共有設定情報B13、共有情報設定部B14、タイマー部B15、アプリケーション存在確認部B16、情報交換部B17、アプリケーションアクセス割合情報B18、クライアント再識別部B19、アクセスカウント部B20、エラー通知部B21、送信対象ファイル決定部B22、ファイル送信部B23、ステータス表示部B24、接続先情報B25、アクセス先決定部B26、受信データ保存部B27、受信データB28、仮想ドライブ構成部B29、書き込みデータB30、ファイル送信要求部B31、及び送信済みファイルリストB32を含んで構成される。これらの構成される各部等は、主にCPUがROMやRAM等に格納されるプログラムを実行し、各ハードウェアを制御することにより、実現することができる。
共有アプリケーションB3は、共有元PCで共有を許可されたアプリケーションである。なお、このアプリケーションは、一般的なアプリケーションを用いることができる。
ネットワークインタフェースB4は、他のPCとのネットワーク通信機能を提供するハードウェアである。なお、ネットワークインタフェースB4の構成及び機能は、従来の一般的な他のPCとのネットワーク通信機能をするインタフェースと同様とすることができる。
仮想アプリケーションB5は、共有先PC上において、共有アプリケーションB3が複製されたアプリケーションである。仮想アプリケーションを構成するファイルのうち、実行もしくは読み込みのみに利用されるファイルはアプリケーションの実行と並行して共有元PC(A1)からコピーされる。また、書き込みが行われるファイルは、共有元PC(A1)から共有先PC(A2)内部に含まれるハードディスク等の記憶媒体に書き込みデータとしてコピーされ、このコピーされたファイルに対して書き込みが行われる。このように、共有対象のアプリケーションB3は、共有先PC(A2)にファイルが複製され、共有元PC(A1)内のファイルへの書き込み動作が発生しないため、1台の共有元PC(A1)に対して複数台の共有先PC(A2)からアプリケーションを利用することが可能となる。
初期要求送信部B6は、共有先PCにおいて利用を希望するアプリケーションの情報をネットワーク上にブロードキャストする機能を備えている。
共有要求入力部B7は、共有先PCにおいて利用を希望するアプリケーション名及びそのバージョンの指定をユーザ入力により受け付ける機能を備えるユーザインタフェースである。この共有要求入力部B7においてユーザ入力により受け付けて指定されたアプリケーション名及びバージョン情報を、上記初期要求送信部B6は、ネットワーク上にブロードキャストする。
クライアント識別部B8は、初期要求送信部B6から送信されたブロードキャストパケットを受信し、該パケットを送信した送信元のIPアドレスと、後述するクライアント識別情報B11に保持された内容とを比較することで、ブロードキャストした送信元であるPC(送信先PC)がアプリケーション共有の許可されたPCであるか否かの識別を行い、該識別した結果を回答通知部B10に通知する。また、クライアント識別部B8は、必要に応じてネットワーク上のDNSサーバに問い合わせを行い、IPアドレスからMACアドレスを特定し、MACアドレスによるクライアント識別を行う機能を備えている。
アプリケーション共有情報通知部B9は、クライアント識別情報B11およびアプリケーション共有設定情報B13から、共有しているアプリケーションの情報および共有先PCの上限値や負荷の許容度合いを取得し、その内容を回答通知部B10に通知する。また、現状のアプリケーション共有数B12を参照し、その値も回答通知部B10に通知する。
回答通知部B10は、クライアント識別部B8およびアプリケーション共有情報通知部B9から通知された値を元に、共有の可否、ならびに共有可であった場合には、そのアプリケーション名、アプリケーションのバージョン、負荷の許容度合いを通知する機能を備えている。
クライアント識別情報B11は、共有情報設定部B14で設定された、共有許可対象のIPアドレス、IPアドレス帯、MACアドレス、および共有先PCの同時接続台数上限の各データを保存したデータであり、記憶部等のデータベースに格納される。
アプリケーション共有数B12は、現在共有許可しているアプリケーションに対して接続している共有先PCの台数およびそのIPアドレスを保存したデータであり、記憶部等のデータベースに格納される。
アプリケーション共有設定情報B13は、共有情報設定部B14で設定された、共有許可したアプリケーション名やそのバージョンに関する情報、共有元PCに対する負荷の許容度合い、アプリケーションアクセス割合情報B18の更新間隔、共有アプリケーションB3の存在確認を行う時間間隔を保存したデータであり、記憶部等のデータベースに格納される。ここで、アプリケーションアクセス割合情報B18の更新間隔、共有アプリケーションB3の存在確認を行う時間間隔については、共有情報設定部B14から使用者が設定せずとも、本実施形態のアプリケーション共有ソフトウェアB2で定めた固定値を用いることで、使用者の設定の手間を省くこともできる。
共有情報設定部B14は、アプリケーションの共有許可、負荷の許容度合い、共有を許可/禁止するPCのIPアドレス・IPアドレス帯・MACアドレス、共有先PCの同時接続台数上限値、アプリケーションアクセス割合情報B18の更新間隔のそれぞれを設定するためのユーザインタフェースである。ただし、共有許可するアプリケーションの情報に関しては、共有情報設定部B14が、Microsoft社のWindows(登録商標)におけるレジストリのようなアプリケーションに関する情報を記録したファイルから自動的に取得しても良い。また、共有を許可するIPアドレス・IPアドレス帯・MACアドレスに関しては、ネットワークに接続された他のPCやサーバで管理されている認証情報を受信し、それに基づきアクセス可否を自動的に設定しても良い。
タイマー部B15は、アプリケーション共有設定情報B13に記録されたアプリケーションアクセス割合情報B18の更新間隔(たとえば、一定時間)毎に情報交換部B17に対して、アプリケーションアクセス割合情報B18を他PCに展開するように通知を行う機能を備えている。また、アプリケーション共有設定情報B13に記録された共有アプリケーションB3の存在確認を行うようにアプリケーション存在確認部B16に対して通知を行う機能を備えている。
アプリケーション存在確認部B16は、共有アプリケーションB3が共有元PCに存在しているか否か、例えば、共有元PCから削除されていないかを確認する機能を備えている。削除されている場合は、アプリケーション共有設定情報B13を更新し、削除された旨を記録する。
情報交換部B17は、アプリケーションアクセス割合情報B18の内容をネットワーク上の本実施形態を適用したPCに対して送信する手段を有している。また、情報交換部B17は、他のPCから送信されたアプリケーションアクセス割合情報を、アプリケーションアクセス割合情報B18に保存する機能を備えている。
アプリケーションアクセス割合情報B18は、共有アプリケーションB3を構成するファイルに対するアクセス頻度を記録したデータであり、記憶部等のデータベースに格納される。
クライアント再識別部B19は、ネットワーク上の本実施形態を適用したPCから受信したアプリケーション共有要求に対してクライアント識別情報と照らし合わせることで、アプリケーション共有が許可されたPCからの要求であるか否かの識別を行う。また、必要に応じてネットワーク上のDNSサーバに問い合わせを行い、IPアドレスからMACアドレスを特定し、MACアドレスによるクライアント識別を行う機能を備えている。本機能は、特にアプリケーションの共有許可の回答を通知してから共有アプリケーションB3へのアクセス要求までの間にクライアントのアクセス許可が変更されたり、アクセス数が上限に至るケースに対して、その接続を抑制する。
アクセスカウント部B20は、現在共有アプリケーションB3を共有利用している共有先PCの数、および、アクセス要求された共有アプリケーションB3のファイルに対するアクセス数をカウントし、アプリケーション共有数B12およびアプリケーションアクセス割合情報B18に値を保存する機能を備えている。また、共有先PCの数がクライアント識別情報B11に設定された上限台数以下であるか否かの判別も行う。
エラー通知部B21は、クライアント再識別部B19およびアクセスカウント部B20での接続可否の判定結果により接続できないと判断された場合に、接続を要求するPCに対してエラーを通知する機能を備えている。
送信対象ファイル決定部B22は、ファイル送信部B23に送信要求を行う。ここで、アプリケーション存在確認部B16の確認結果により、共有アプリケーションB3がアンインストールされる等して共有元PCに存在しない場合、送信対象ファイル決定部B22はアプリケーション共有設定情報B13からその情報を取得し、送信対象のファイルが無い旨を通知する。
ファイル送信部B23は、送信対象ファイル決定部B22により通知された、共有アプリケーションB3を構成するファイルを共有先PCに対して送信する。ファイル送信部B23は、送信対象ファイル決定部B22から送信対象のファイルが存在しないと通知された場合、エラー通知部B21を通じて共有先PCに対してエラーを通知する。
ステータス表示部B24は、共有元PCのエラー通知部B21およびアクセス先決定部B26からのエラー通知を受けて、コンピュータB1の画面上にエラーを表示する機能を備えている。
接続先情報B25は、回答通知部B10から通知された共有元PCのIPアドレスや負荷の許容度合いを保存するデータである。
アクセス先決定部B26は、共有元PCの回答通知部B10からの回答を受信し、その回答が共有利用可能である場合は、回答を送信した共有元PCのIPアドレスや負荷の許容度合いに関する情報を接続先情報B25に保存する機能を備えている。また、共有元PCから共有利用可能な回答が無い場合は、ステータス表示部B24に対してエラーを通知する機能を備えている。
受信データ保存部B27は、共有元PCから送信されたファイルデータを受信し、受信データB28もしくは書き込みデータB30に対してデータを保存する機能を備えている。受信データB28および書き込みデータB30のどちらに保存するかは仮想ドライブ構成部B29からの書き込み/読み込み要求に従い、読み込みのみの場合は受信データB28に、書き込みを伴う場合は書き込みデータB30にそれぞれファイルデータが保存される。
受信データB28は、仮想アプリケーションB5を構成する読み取り専用のファイルを保存したデータであり、記憶部等のデータベースに格納される。
仮想ドライブ構成部B29は、共有先PCの使用者に対してあたかも仮想ドライブ上に共有アプリケーションB3と同じアプリケーションがインストールされているようにみせる機能を備えており、仮想ドライブへのアクセスが生じ、受信データB28および書き込みデータB30に存在しないファイルへのアクセス要求が生じる毎にファイル送信要求部B31に対してデータ送信要求を通知する機能を有する。
書き込みデータB30は、仮想アプリケーションB5を使用する上で、仮想アプリケーションB5を構成するファイルへの書き込みが生じたファイルであり、記憶部等のデータベースに格納される。
ファイル送信要求部B31は、仮想ドライブ構成部B29から通知される仮想アプリケーションB5を実行する上で必要とされるファイルを、接続先情報B25に記録された共有元PCに対して送信するように要求する機能を有する。
送信済みファイルリストB32は、共有元PCから共有先PCに対して送付したファイルの一覧であり、記憶部等のデータベースに格納される。
以下、図4〜図7に示すフローチャートを参照して、図3に示す機能構成を有する、共有元PC(A1)及び共有先PC(A2)を用いて実施される本実施形態のアプリケーション共有方法を説明する。なお、各図における各処理は、処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
共有元PCが存在するネットワークにおいて、共有先PCは、まず、利用を希望するアプリケーション名の指定を、ユーザ入力により共有要求入力部B7を介して受け付ける(ステップC1)。このとき、ユーザは、利用を希望するアプリケーション名に加えて、利用したいアプリケーションのバージョンも任意に指定することができる。
次いで、共有先PCは、入力された指定情報を、初期要求送信部B6から共有先PCのネットワークインタフェースB4を通じて、ブロードキャストパケットとして送信する(ステップC2)。このとき、ブロードキャストパケットがネットワーク上の全PCに配信される。このとき、パケットが配信されるネットワークインタフェースのポート番号は、アプリケーション共有ソフトウェアB2固有のものを使用することで、他のアプリケーションによる通信との混同を避けることができる。
ネットワークに接続された共有元PCは、送信されたブロードキャストパケットを受信する(ステップC3)。すなわち、共有元PCは、アプリケーション共有ソフトウェアB2固有で使用するネットワークインタフェースのポートへパケットが到着すると、該パケットをクライアント識別部B8により受信する。
共有元PCは、共有を要求してきたPCが接続条件を満たしているか否かを判定する(ステップC4)。具体的には、共有元PCは、クライアント識別部B8が、クライアント識別情報B11の情報と照らし合わせて、共有を要求してきたPCが事前に共有を許可したPCであるか否かを判別し、アプリケーションの共有可否を判定する。さらに、アプリケーション共有情報通知部B9により、共有のために現在接続している共有先PCの台数をアプリケーション共有数B12から取得し、予め共有元PCのクライアント識別情報B11に設定されている、共有可能なPCの上限数を越えていないか判定する。接続条件を満たしている場合(ステップC4:Yes)、共有元PCは、回答通知部B10により、共有先PCに対して共有に関する情報を通知する(ステップC5)。一方、接続条件を満たしていない場合(ステップC4:No)、共有元PCは、回答通知部B10により、共有先PCに対して共有できない旨を通知する(ステップC6)。
共有を要求した共有先PCは、共有元PCからの通知を、アクセス先決定部B26にて受信し、該受信した通知内容から、期待するアプリケーションが共有可能である旨の通知を受信したか否かを判定する(ステップC7)。
共有可能である旨の通知を受信した場合(ステップC7:Yes)、共有先PCにおいて、アクセス先決定部B26は、受け取った共有元PCのIPアドレスおよび負荷上限に関する情報を接続先情報B25として保存し、仮想ドライブ構成部B29に対して仮想アプリケーションB5の構築要求を送信する。仮想ドライブ構成部B29はこの構築要求を受け、アプリケーションアクセス割合情報B18に記録されたアクセス割合の高いファイルから順にファイル送信要求部B31に対してファイルの送信要求を行う(ステップC8)。ここで、仮想ドライブ構成部B29からの送信要求の際に、アプリケーションアクセス割合情報B18にアクセス割合の情報が無い場合は、共有アプリケーションB3を構成するファイルを特定せずにファイルの送信要求を行うことができる。この場合、共有元PCのアプリケーションアクセス割合情報B18の内容に基づきファイルが送信される。
共有可能である旨の通知を受信していない場合(ステップC7:No)、共有先PCは、ブロードキャストパケットを送信してから一定時間以上が経過したか否かを判断する(ステップC9)。共有可能である旨の通知を一定時間以上経過した場合(ステップC9:Yes)、共有先PCにおいて、アクセス先決定部B26は、ステータス表示部B24に対してエラー通知(エラー表示)を行い、ステータス表示部B24がコンピュータB1に接続されたモニタにエラーメッセージの出力を行う(ステップC10)。一方、共有可能である旨の通知を一定時間以上が経過していない場合(ステップC9:No)、ステップC7の処理に戻る。
次に、共有先PCから送信されたアプリケーションへのアクセス要求に対する共有元PCでの処理動作について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
共有元PCは、アプリケーションへのアクセス要求を、クライアント再識別部B19にて受信する(ステップD1)。次いで、クライアント識別部B8で最初に共有可否を判定した後に使用者が設定を変更した場合を考慮して、供給元PCは、アクセス要求をしてきたPCが共有可能か否かを判断する(ステップD2)。すなわち、共有元PCにおいて、クライアント識別部B8が最初に共有可否を判定したときと同様に、クライアント再識別部B19が、クライアント識別情報B11の情報を参照して、共有先PCのIPアドレス・IPアドレス帯・MACアドレスでの共有可否を判断する。ここで、再度共有可能と判断された場合(ステップD2:Yes)、アクセスカウント部B20にその旨を通知し、ステップD3の処理に移る。一方、共有禁止と判断された場合(ステップD2:No)、共有元PCは、共有を要求してきたPCに対してエラーを通知する(ステップD4)。該エラーは、エラー通知部B21から共有を要求してきたPCに対して通知される。
共有元PCにおいて、アクセスカウント部B20は、共有許可しているPCの台数がアクセスカウント以下か否かを判定する(ステップD3)。具体的には、現時点で共有を許可しているPCの台数の情報をアプリケーション共有数B12から取得して、共有元PCのクライアント識別情報B11で設定されている共有PC台数の上限を超えていないか否かの確認を行う。上限を超えておらず、共有可能と判定した場合(ステップD3:Yes)、アプリケーション共有数B12に記録されている共有先PCの台数を1増加させ、共有先PCのIPアドレスを記録する。一方、上限を超えており、共有可能でないと判定した場合(ステップD3:No)、ステップD4の処理を実行する。
さらに、上記共有可能と判定した場合、共有元PCは、アクセス要求をしてきたPCが送信ファイルを指定しているか否かを判定する(ステップD5)。さらに、送信元PCにおいて、送信対象ファイル決定部B22では、送信するファイルを決定する。
ここで、共有先PCが共有対象のアプリケーションを構成する送信ファイルを指定していない場合(ステップD5:No)、送信元PCは、アプリケーションアクセス割合情報および送信済みファイルリストB32から、優先度に基づき未送信のファイルをアクセス要求元に送信する(ステップD6)。たとえば、送信済みファイルリストB32に記録されていないアクセス割合の高いファイルに関する情報をアプリケーションアクセス割合情報B18から取得して、該取得により特定されるファイルをファイル送信部B23により送信する。一方、ファイルを指定している場合(ステップD5:Yes)、送信元PCは、その指定(特定)されたファイルをアクセス要求元に送信する(ステップD7)。送信元PCにおいて、その指定されたファイルがファイル送信部B23に通知され、ファイル送信部B23により送信される。なお、送信するファイルが特定されると、送信対象ファイル決定部B22は、重複してファイルを送付するのを避けるために送信済みファイルリストB32に特定したファイル名を追記する。
以上、共有先PCから送信されたアプリケーションへのアクセス要求に対する共有元PCでの処理動作について説明した。
次に、共有先PCでのファイル受信動作について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
共有先PCは、共有元PCからエラーを通知されたか否かを判別する(ステップE1)。すなわち、共有先PCは、共有元PCからの返信内容を受信し、該受信した内容がエラーか否かを判別する。エラーである場合(ステップE1:Yes)、共有先PCにおいて、ステータス表示部B24がコンピュータB1に接続されたモニタにエラーメッセージの出力を行う(ステップE4)。
受信した内容がエラーで無い場合(ステップE1:No)、共有先PCは、受信データ保存部B27にてデータをファイルとして受信する(ステップE2)。ここで、共有先PCは、受信したファイルが読み取り専用属性のファイルであるか否か、すなわち、受信したファイルが書き込みを伴うファイルであるか否かの判別を行う(ステップE3)。
共有先PCは、読み取り専用属性の場合(ステップE3:No)、受信データB28としてファイルを保存し(ステップE6)、書き込み属性を有するファイルである場合(ステップE3:No)、書き込みデータB30としてファイルを保存する(ステップE5)。共有先PCにおいて、これらのいずれかに保存されたデータを元に仮想ドライブ構成部B29が、あたかもコンピュータB1に接続された物理ドライブのように仮のドライブイメージ(以下、仮想ドライブ)を出力し、そこに、共有アプリケーションB3と同じ内容のアプリケーションがインストールされた状態を構成する。使用者から参照できる仮想ドライブ上のファイルは、仮想アプリケーションB5を構成する受信データB28または書き込みデータB30内のファイルへのリンク情報のみであり、ファイル個々の実態へは直接アクセスできない。
以後、共有先PCにおいて、使用者により仮想アプリケーションB5が実行された際には、アクセス要求されたファイルが受信データB28および書き込みデータB30に存在しない場合、仮想ドライブ構成部B29がファイル送信要求部B31に対して必要なファイルに関する要求を行う。ファイル送信要求部B31は、接続先情報B25を参照して特定される共有元PCに対してファイル要求を送信する。要求を受信した共有元PCでは、最初のアプリケーションへのアクセス要求の時と同様に、クライアント再識別部B19でアクセス要求が受信され、共有先PCの識別や、アクセスカウント部B20による共有元PCで設定されている共有PC台数の上限を超えていないかの確認を経て、送信対象ファイル決定部B22にて共有先PCから要求されたファイルをファイル送信部B23に対して送信するように通知する。ファイル送信部B23は、共有アプリケーションB3を構成するファイルから対象のファイルを読み出して共有元PCのネットワークインタフェースB4に出力し、ネットワークを介して共有先PCに送信する。このとき、送信対象ファイル決定部B22により送信要求が生じたファイルの順位および頻度がアプリケーションアクセス割合情報B18に記録される。送信対象ファイル決定部B22は、共有先PCからファイルが指定された場合を除き、以後の共有アプリケーションB3のファイル送信の際に、このアプリケーションアクセス割合情報B18を参照し、送信対象となるファイルの優先順位を決定する。
共有先PCにて、仮想アプリケーションB5を使用する場合、たとえば、使用者によるアクセスが生じていない間、仮想ドライブ構成部B29により、アプリケーションアクセス割合情報B18への参照が行われ、利用頻度が高いファイルに関して、あらかじめファイル送信要求部B31に対して送信要求を行う。該ファイルを、受信データB28にキャッシュすることにより、共有元PCへのファイル送信要求を行ってからファイルを受信するまでの時間を削減し、その結果として仮想アプリケーションB5の実行性能を確保することができる。なお、共有元PCを決定して最初のファイル送信要求を行った際と同様に、アプリケーションアクセス割合情報B18内に、対象とする共有アプリケーションB3を構成するファイルへのアクセス頻度の情報が記録されていない場合、ファイル送信要求部B31はファイル名を特定せずに送信要求を行う。この場合、共有先PCは、共有元PCのアプリケーションアクセス割合情報B18の情報に基づきファイルが送信される。
また、共有元PCにおいて、使用者により仮想アプリケーションB5の使用が終了した場合、仮想ドライブ構成部B29は仮のドライブイメージ上の仮想アプリケーションのB5の表示を停止する。
次に、本実施形態を適用したPC(A),(B)におけるアプリケーションアクセス割合情報B18の共有について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、共有元であるPC(A)は、アプリケーションの共有が有効に設定されているか否かを判定する(ステップF1)。共有が有効に設定されている間(ステップF1:Yes)、PC(A)において、タイマー部B15が一定時間毎にアプリケーション存在確認部B16に対して通知を行い、タイマー部B15を作動させる(F2)。次いで、PC(A)は、タイマー部B15が作動開始してから一定時間経過したか否かを判定する(ステップF3)。一定時間が経過した場合(ステップF3:Yes)、PC(A)において、アプリケーション存在確認部B16により共有アプリケーションB3が利用可能な状態かの確認、例えば、PCから削除されていないかの確認を行う(ステップF4)。共有アプリケーションB3が利用可能でない場合(ステップF5:No)、PC(A)は、利用不可のアプリケーションが共有可能と設定されていないかを判定し、該設定されていないと判定した場合(ステップF6:No)、アプリケーション共有設定情報B13から、利用不可のアプリケーションに関する情報を更新(たとえば、消去)する(F7)。また、タイマー部B15は一定時間毎に情報交換部B17に対して通知を行う。PC(A)において、通知を受けた情報交換部B17は、アプリケーションアクセス割合情報B18を他の共有元PC(B)に送信する(ステップF8)。情報交換部B17から送信された情報は、他の共有元PC(B)の情報交換部B17にて受信され(ステップF9)、共有元PC(B)のアプリケーションアクセス割合情報B18に記録される(ステップF10)。これにより、アプリケーションを構成するファイルへのアクセス割合の情報を共有元PC(A),(B)全てで共有することができる。
以上の本実施形態のアプリケーション共有ステム、アプリケーション共有方法、及びアプリケーション共有プログラムによれば、下記の効果を有することができる。
第1の効果は、共有先PCが、共有元PCのIPアドレス等接続に関する情報を有していない状態(知らない状態)においても共有元PCで公開されているアプリケーションを利用することができる点である。
その理由は、共有先PCがネットワークに対してブロードキャスト通知により、ネットワーク接続している全PCに対して共有しているアプリケーションの問い合わせを行い、共有元PCでアプリケーションの共有利用の許可を行っているもののみレスポンスを返すためである。
本効果においては、共有元PCを老朽化等の理由により置換したいといった場合においても、古い共有元PCもしくは一時的に他のPCで共有を行い、その間に新たなPCを準備し、準備出来次第、共有可能としてネットワークに接続することで共有先PCに対して何ら影響を与えずにアプリケーション共有を継続することもできる。
第2の効果は、1台の共有元PCに対して複数台の共有先PCがアプリケーションを利用することができる点である。
その理由は、共有先PCにおいて共有アプリケーションB3を複製し、その複製したアプリケーションに対してアクセスを行うことで、共有元PCには複製の際の読み込みのみですむからである。
第3の効果は、共有アプリケーションB3に対する負荷の度合いを指定し、共有元PCのディスクアクセス負荷を抑制したアプリケーション共有が可能である点である。また、共有元PCにおける、共有によるアクセス負荷の上限を設定することで負荷を抑制したアプリケーションの共有が実現できる。
その理由は、共有情報設定部B14で負荷度合いの設定が可能であり、且つ、アプリケーションアクセス割合情報B18を本実施形態を適用したPC全てで共有していることで、設定した負荷度合いを上限としたアプリケーション共有がなされることができるためである。
第4の効果は、共有するアプリケーションは一般的なアプリケーションで良く、本実施形態に適用するためにアプリケーション自体の改造を何ら必要としない点である。
その理由は、本発明におけるアプリケーション共有方法がアプリケーションの作りに一切依存していないからである。
第5の効果は、共有対象のアプリケーションについて、共有先PC上で使用者による不正コピーを防止することができる点である。
その理由は、仮想アプリケーションB5の実行が終了すると、仮のドライブイメージ上の仮想アプリケーションのB5の表示が停止するため、また、仮想アプリケーションB5の実行中においても仮のドライブイメージ上ではファイルのリンク情報のみ参照可能であり、ファイルの実態にアクセスできないためである。
また、本実施形態のアプリケーション共有方法は、上述した引用文献1に記載の技術と比較すると、共有対象のアプリケーションのファイル個々を共有先のPCで必要な部分をダウンロードする(単なるファイル共有やダウンロードしたアプリケーションの実行では、アプリケーションの関連する全てのファイルをダウンロードし、セットアップしないと動作させることができない)、および、共有したアプリケーションは使用終了後、共有先PCに複製を残さない(不正コピーとならない)点で大きく異なる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について図8を参照して詳細に説明する。
図8を参照すると、本実施形態のアプリケーション共有ソフトウェアG2は、図3に示した第1実施形態と比較すると、送信済みファイルリストB32を有せず、また、図8における仮想ドライブ構成部G29は、情報交換部G17に対してアプリケーションアクセス割合情報G18の展開開始を通知する手段を有する点で異なる。さらに、図8において受信ファイル確認部G32と受信済みファイルリストG33を有する点で、図3の実施形態と異なる。またさらに、図8において接続先情報G25は、複数の共有元PCの情報を保存する点で、情報交換部G17はその機能において図3の実施形態のものと異なる。なお、第2実施形態のアプリケーション共有ソフトウェアG2において、上述した第1実施形態のアプリケーション共有ソフトウェアA3と共通とすることができる構成および機能については、その説明を省略する。
図8において、受信ファイル確認部G32は、共有先PCにおいて受信した共有アプリケーションG3を構成するファイル名を、受信済みファイルリストG33に記録されているものと比較し、一致するものがあるか否かを判別する機能、また、受信済みファイルリストG33に受信したファイル名を記録する機能、さらに、受信したファイルの内容により、受信データ保存部G27および仮想ドライブ構成部G29にファイル送付や通知を行う機能を有する。
図8において、受信済みファイルリストG33は、受信ファイル確認部G32により記録された受信済みファイルのリストである。
図8において、情報交換部G17は、図3における情報交換部B17の機能に加えて、ネットワークに接続している本実施形態を適用したPCに対してアプリケーションアクセス割合情報G18の交換要求を通知する機能、ならびに交換要求に応じてアプリケーションアクセス割合情報G18の内容をネットワークに送信する手段を有している。
本実施形態の動作処理を、図面を参照して詳細に説明する。
共有元PCが2台以上存在するネットワーク環境において、図8の実施形態のアプリケーション共有ソフトウェアG2を用いて、図4のステップC1からC2の動作を行った場合、2台以上の共有元PCにおいてステップC3〜C5の動作が行われる。共有元PCからの通知は1台の共有先PCにて受信され、ステップC7の動作を行う。ここで、2台以上の共有元PCから、バージョンを指定した場合は同一のバージョンであることを含め、同一のアプリケーションについて共有可能であると通知された場合、共有先PCは共有可能と通知してきた全ての共有元PCに対してステップC8の動作を行う。本実施形態における接続先情報G25では、共有可能と通知した全ての共有元PCの情報が記録される。
共有可能と通知した全ての共有元PCにおいて、図5のフローチャートに示した動作処理が行われる。これに対し、共有先PCでは、図6のフローチャートに示した動作処理とは、以下の動作処理を行う点で異なる。
2台以上の共有元PCから共有アプリケーションG3のファイルが送信された際、共有先PCの受信ファイル確認部G32がこれらを受信する。受信ファイル確認部G32は、受信済みファイルリストG33に記録された、既に受信しているファイルの一覧と受信したファイル名を比較し、受信していないファイルであることを確認する。受信していないファイルである場合、受信済みファイルリストG33にそのファイル名を記録し、受信したファイルを受信データ保存部G27に送信し、以後、図6のステップE2〜E6の動作処理を行う。既に受信済みのファイルを再度受信した場合、受信ファイル確認部G32は、仮想ドライブ構成部G29に対して別のファイルを送信する要求を通知する。仮想ドライブ構成部G29は、受信済みファイルリストG33とアプリケーションアクセス割合情報G18を参照して、アクセス頻度が高く、且つ、受信していないファイル名を特定し、ファイル送信要求部G31に対してファイルの送信要求を行う。もし、アプリケーションアクセス割合情報G18に、共有アプリケーションG3のアクセス割合情報が無い場合、仮想ドライブ構成部G29は情報交換部G17に対して、ネットワークに接続された本実施形態を適用したPCからアプリケーションアクセス割合情報G18を要求する通知を行うよう要求する。なお、全ての共有元PCからエラーが通知された場合、共有先PCは接続されたモニタにエラーを表示する。
共有先PCは、共有元PCから通知されたアクセスによる負荷の許容度合いに応じて、複数の共有元PCに対してファイルの送信要求を行う。具体的には、共有元PCから通知されたアクセスによる負荷の許容度合いの値が大きいPCに対してファイルの送信要求の頻度を増やし、その分、負荷の許容度合いの値の小さいPCに対してファイルの送信要求の頻度を減らす。
本実施形態では、1台の共有先PCから、複数台の共有元PCで共有許可されている同一のアプリケーションを共有することで、仮に1台の共有元PCが故障してしまっても他の共有元PCからアプリケーションを共有利用することが可能となり、可用性の高い運用が可能となる。
さらに、図8に示す第2実施形態において、複数の共有元PCで設定されている負荷度合いを比較することで、度合いに応じた分散アクセスが可能となる。
<変形例>
以上のように本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるべきものではなく、特許請求の範囲に表現された思想および範囲を逸脱することなく、種々の変形、追加、および省略が当業者によって可能である。
たとえば、上記各実施形態では、共有元PCおよび共有先PCそれぞれが、上記アプリケーション共有手段B2の各部を含む構成として説明したが、これに限られず、必要な機能構成を適宜選択・省略してもよい。たとえば、PCを、共有元PC専用のものと、共有先PC専用のものとでそれぞれ用意する場合、共有元PCには、該共有元PCとして必要な機能を有する各部等を有し、共有先PCには、該共有先PCとして必要な機能を有する各部等を有すればよい。
また、上記各実施形態では、共有元PCおよび共有先PCにおいて、それぞれの処理機能を有する各部が備えられている構成を説明したが、本発明はこれに限られず、例えば、各部が共有元PCおよび共有先PC等と通信可能に接続されたネットワーク上に又は他の装置に備えて構成することもできる。
さらに、上記各実施形態では、共有元PCおよび共有先PCには、用途に応じた各部がそれぞれ備えられているが、これら各PCに備えられている各部は、そのいくつかを一纏めにして構成されていてもよいし、一つの部をさらに複数の部に分割して構成されていてもよい。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
共有可能なアプリケーションが登録された第1の端末と、該第1の端末とネットワーク上で接続され、前記アプリケーションを共有して利用する第2の端末とを備えたシステムにおけるアプリケーション共有方法であって、前記第2の端末が、利用を希望するアプリケーションの入力を受け付ける段階と、前記第2の端末が、前記入力を受け付けたアプリケーションの共有要求を含むブロードキャストパケットを送信する段階と、前記第1の端末が、前記ブロードキャストパケットを受信し、前記共有要求をした前記第2の端末が接続条件を満たしているかを判定する段階と、前記第1の端末が、前記接続条件を満たしていると判定した場合、前記共有要求をした前記第2の端末に対して、共有可能である旨の通知および自端末のIPアドレス情報を送信する段階と、前記第2の端末が、前記共有可能である旨の通知および前記IPアドレス情報を受信した場合、前記IPアドレス情報に基づいて、前記第1の端末に対して、前記アプリケーションのファイル送信要求を送信する段階と、を含むアプリケーション共有方法。
(付記2)
さらに、前記第1の端末が、前記アプリケーションのファイル送信要求を受信し、該受信した送信要求に基づいて、前記第2の端末に対して前記アプリケーションを構成するファイルを複製して送信する段階と、前記第2の端末は、前記第1の端末より送信されたファイルを受信し、該ファイルに基づいて、前記共有アプリケーションの複製された仮想アプリケーションを実行する段階と、を含む付記1に記載のアプリケーション共有方法。
(付記3)
前記アプリケーションのファイル送信要求は、前記アプリケーションを構成するファイルのうち、前記第2の端末が必要とするファイルの送信要求である付記1または付記2に記載のアプリケーション共有方法。
(付記4)
前記利用を希望するアプリケーションの入力として、アプリケーション名および該アプリケーションのバージョンの指定情報を受け付ける、付記1〜付記3のいずれか1項に記載のアプリケーション共有方法。
(付記5)
前記第1の端末は、前記アプリケーションの共有を許可する端末情報、および共有可能な端末の上限数が予め登録されており、前記第2の端末が接続条件を満たしているかを判定する段階は、前記端末情報に基づいて、該第2の端末が共有を許可する端末であるかを判定する段階と、共有のために現在接続している端末数が、前記共有可能な端末の上限数を超えていないかを判定する段階と、を含む、付記1〜付記4のいずれか1項に記載のアプリケーション共有方法。
(付記6)
前記第1の端末は、アクセス負荷の許容度合いが設定可能に構成されており、
前記ファイル送信要求を送信する段階は、前記設定された許容度合いを上限として、前記各第1の端末に対してファイルの送信要求を送信する、付記1〜付記5のいずれか1項に記載のアプリケーション共有方法。
(付記7)
前記第1の端末は、共有している前記アプリケーションにおけるファイルの利用頻度に基づいてアクセス負荷を導出する、付記6に記載のアプリケーション共有方法。
(付記8)
前記第1の端末は、前記導出したアクセス負荷の情報を、所定の間隔ごとに、ネットワーク上で接続された他の端末に対して複製して送信する、付記7に記載のアプリケーション共有方法。
(付記9)
付記1に記載のアプリケーション共有方法をコンピュータで実行させるためのアプリケーション共有プログラム。
A1…共有元PC(第1の端末)、A2…共有先PC(第2の端末)、A3…アプリケーション共有ソフトウェア、A4…共有アプリケーション、A5…記憶媒体、A6…仮想アプリケーション、B1(G1)・・・コンピュータ(端末:PC)、B2(G2)・・・アプリケーション共有手段、B3(G3)…アプリケーション、B4(G4)…ネットワークインタフェース、B5(G5)…仮想アプリケーション、B6(G6)…初期要求送信部、B7(G7)…共有要求入力部、B8(G8)…クライアント識別部、B9(G9)…アプリケーション共有情報通知部、B10(G10)…回答通知部、B11(G11)…クライアント識別情報、B12(G12)…アプリケーション共有数、B13(G13)…アプリケーション共有設定情報、B14(G14)…共有情報設定部、B15(G15)…タイマー部、B16(G16)…アプリケーション存在確認部、B17(G17)…情報交換部、B18(G18)…アプリケーションアクセス割合情報、B19(G19)…クライアント再識別部、B20(G20)…アクセスカウント部、B21(G21)…エラー通知部、B22(G22)…送信対象ファイル決定部、B23(G23)…ファイル送信部、B24(G24)…ステータス表示部、B25(G25)…接続先情報、B26(G26)…アクセス先決定部、B27(G27)…受信データ保存部、B28(G28)…受信データ、B29(G29)…仮想ドライブ構成部、B30(G30)…書き込みデータ、B31(G31)…ファイル送信要求部、B32…ファイルリスト、G32…受信ファイル確認部、G33…ファイルリスト。

Claims (9)

  1. 共有可能なアプリケーションが登録された第1の端末と、該第1の端末とネットワーク上で接続され、前記アプリケーションを共有して利用する第2の端末とを備えたシステムにおけるアプリケーション共有方法であって、
    前記第2の端末が、利用を希望するアプリケーションの入力を受け付ける段階と、
    前記第2の端末が、前記入力を受け付けたアプリケーションの共有要求を含むブロードキャストパケットを送信する段階と、
    前記第1の端末が、前記ブロードキャストパケットを受信し、前記共有要求をした前記第2の端末が接続条件を満たしているかを判定する段階と、
    前記第1の端末が、前記接続条件を満たしていると判定した場合、前記共有要求をした前記第2の端末に対して、共有可能である旨の通知および自端末のIPアドレス情報を送信する段階と、
    前記第2の端末が、前記共有可能である旨の通知および前記IPアドレス情報を受信した場合、前記IPアドレス情報に基づいて、前記第1の端末に対して、前記アプリケーションのファイル送信要求を送信する段階と、
    を含むアプリケーション共有方法。
  2. さらに、前記第1の端末が、前記アプリケーションのファイル送信要求を受信し、該受信した送信要求に基づいて、前記第2の端末に対して前記アプリケーションを構成するファイルを複製して送信する段階と、
    前記第2の端末は、前記第1の端末より送信されたファイルを受信し、該ファイルに基づいて、前記共有アプリケーションの複製された仮想アプリケーションを実行する段階と、を含む請求項1に記載のアプリケーション共有方法。
  3. 前記アプリケーションのファイル送信要求は、前記アプリケーションを構成するファイルのうち、前記第2の端末が必要とするファイルの送信要求である、請求項1または請求項2に記載のアプリケーション共有方法。
  4. 前記利用を希望するアプリケーションの入力として、アプリケーション名および該アプリケーションのバージョンの指定情報を受け付ける、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のアプリケーション共有方法。
  5. 前記第1の端末は、前記アプリケーションの共有を許可する端末情報、および共有可能な端末の上限数が予め登録されており、
    前記第2の端末が接続条件を満たしているかを判定する段階は、前記端末情報に基づいて、該第2の端末が共有を許可する端末であるかを判定する段階と、共有のために現在接続している端末数が、前記共有可能な端末の上限数を超えていないかを判定する段階と、を含む、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のアプリケーション共有方法。
  6. 前記第1の端末は、アクセス負荷の許容度合いが設定可能に構成されており、
    前記ファイル送信要求を送信する段階は、前記設定された許容度合いを上限として、前記各第1の端末に対してファイルの送信要求を送信する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のアプリケーション共有方法。
  7. 前記第1の端末は、共有している前記アプリケーションにおけるファイルの利用頻度に基づいてアクセス負荷を導出する、請求項6に記載のアプリケーション共有方法。
  8. 前記第1の端末は、前記導出したアクセス負荷の情報を、所定の間隔ごとに、ネットワーク上で接続された他の端末に対して複製して送信する、請求項7に記載のアプリケーション共有方法。
  9. 請求項1に記載のアプリケーション共有方法をコンピュータで実行させるためのアプリケーション共有プログラム。
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