JP2012148528A - 射出装置の昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スライドベースに載置された横置射出装置の高さ位置をスライドベース平面と基台平面との距離を平行に維持したまま調整できる低コストで簡易に製作ができ安全性の高い昇降装置を提供することを目的する。
【解決手段】 横置射出装置において、スライドベース31を基台2に対して水平を維持したまま昇降可能な移動手段と、移動手段による移動範囲の上限位置と下限位置が設定可能な移動範囲設定手段80と、上限位置と下限位置を検出するカムユニット79と近接センサー90を有する検出手段と、上限位置と下限位置を検出したときに異常警報音を発して移動手段を停止する監視システムと、上限位置を超えて装置の上昇の最高位置を制限しこの位置に到達すると強制的に上昇を停止させる4箇所に配設したメカニカルストッパー91と、下限位置を超えて装置の下降の最低位置に達したときに異常警報音を発して移動手段を停止する監視システムとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、縦型型締装置と横置射出装置を備えた射出成形機に関し、特にスライドベースに載置された射出装置の高さ位置をスライドベース平面と基台平面との距離を平行に維持したまま調整できると共に、昇降範囲を設定し高さ調整中にその設定範囲に達したときと、この設定範囲を超えて上昇したときに最高位置を制限して強制的に停止する強制停止手段を備えこの設定範囲を超えて昇降して最高位置あるいは最低位置に達したときに異常警報音を発し昇降を停止する監視システムを備えた電動式昇降装置に関するものである。
小型縦型型締装置あるいはインサート成形用ロータリ式小型縦型型締装置においては、成形品の種類に応じてサイズが異なり高さ方向でスプール位置やパーテング面の違った金型を載置して製品を成形している。
このように射出装置のノズルから溶融樹脂を高さ方向でスプール位置やパーテング面の違った金型のキャビティ内へ射出充填するためには、射出装置に装着されたノズルを金型のスプール位置やパーテング面位置まで移動する必要がある。
ノズル位置の移動即ち射出装置の高さ方向の移動装置としての旧来の技術としては、特許文献1、2,3、4に開示されている。特許文献1では、各々にスプロケット(33,33)が固着された前部両側2本の調節ボルト(25、25)と後部スプロケット(31)が螺着された後部中央部のセンターピン(21)とで構成された3点支持機構によって支持された射出装置(10)が載置されたスライドベース(11)全体を、これらのスプロケット(31,33,33)間をチェーン(41)で張設して一方の張設ボルト(25)をスパナなどの治具を用いて手動で回動して均一に上下動するように構成された射出装置(10)の昇降装置が開示されている。しかし、この装置で高さ位置が違う金型のスプール位置やパーテング面位置までノズル中心位置を移動するには、一方の張設ボルト(25)をスパナなどの治具を用いて手動で回動することになり、その結果、人的作業の煩わしさと、射出装置全体の重量負荷によるこれらのスプロケットと基台との接触面に発生する回動時の動摩擦抵抗の大きさによる作業者への多大な労力と、多大な作業時間が発生していた。
特許文献2では、射出装置(12)が、ベース盤(92)に対して鉛直方向に昇降可能に支持された昇降盤(94)上に載置されており、ガイドロッド(96)や摺動スリーブ(98)を含んで構成された昇降ガイド手段と、昇降モータ(102)や電動シャフト(104)、ネジ送り機構(100)を含んで構成された昇降駆動手段によって、射出装置(12)の設定高さを鉛直方向で適宜に変更、調節して設定可能とされる射出装置の昇降装置が開示されている。
特許文献3では、長尺状のキャビティ(18)の一端と他端とが上下方向に離間して位置しており、射出部(10)が、キャビティ(18)の一端側と他端側との間で昇降用モータ(21)で移動し、該キャビティ(18)へ複数配設された樹脂供給口(13〜17)の下部方向から上部方向にかけて順に射出する射出成形機の昇降装置が開示されている。
特許文献4では、基台(30)の上板(54)と下部プレート(44)の間に、横型射出装置(13)の昇降機構(51)が設けられている。この昇降機構(51)は、下部プレート(44)の前方側の2箇所、後方側1箇所にはボールネジ(52)の一端が固定されている。更に、基台(30)の上板(54)には、ボールネジ(52)が挿通されるボールナット(55)がベアリングにより一定位置で回転自在に取付けられている。前方のボールナット(55,55)には第3プーリ(58,58)が、後方のボールナット(55)には第1プーリ(56)と第2プーリ(57)が上下方向に重なるように固設されている。更に、第3プーリ(58,58)の間には、アイドラプーリ(59)が取付けられている。そして、第2プーリ(57)、第3プーリ(58,58)、アイドラプーリ(59)には、タイミングベルト(60)が巻回される。基台(30)の後端に設けられたブラケット(61)には、昇降機構(51)の駆動手段である昇降用サーボモータ(62)が取付けられ、サーボモータ(62)の駆動軸に固定された駆動用プーリ(63)と第1プーリ(56)が別のタイミングベルト(64)により巻回されている。そして、サーボモータ(62)の駆動により、下部ブレート(44)に固設され基台(30)の上板(54)に設けられたガイド孔(65)を挿通して配設された2本のガイド棒(53)と共に昇降する昇降機構(51)が開示されている。
しかし、このような大掛りな昇降装置では、型締力1470KN以下でスクリュ径φ50かつ射出量500cm3以下の小型クラスの射出装置用昇降装置と比べて機構も複雑で製造コストも掛かる。
実公平7−55053号公報(請求項1、第1図ないし第3図) 特開2002−205315号公報(請求項7、第1図ないし第4図) 特開2005−28748号公報(請求項1乃至6、第1図) 特開2010−280059号公報(請求項1、第1図ないし第5図)
本発明は、装置の小型化と昇降時の重量負荷を低減し、射出装置を載置したスライドベース平面と基台平面との距離を平行に維持したまま高さを調整でき、昇降範囲を設定し高さ調整中にその設定範囲に達したときと、この設定範囲を超えて上昇したときに最高位置を制限して強制的に停止する強制停止手段を備え、更にこの設定範囲を超えて昇降して最高位置あるいは最低位置に達したときに、異常警報音を発し昇降を停止する監視システムを備えた、労働負荷を軽減した安全かつ簡易で安価に製作できる電動式昇降装置を提供することにある。
上記課題を解決するために創作された請求項1の射出成形機の昇降装置は、金型キャビティ内に溶融樹脂を射出する横置射出装置と、駆動手段によって前後移動可能な前記射出装置を載置したスライドベースを有し、前記スライドベース前部左右に配設されたネジ部に螺合し前記スライドベース前部の左右の高さを調節可能に配置される2本の調節ボルトと、前記スライドベース後部中央部に形成された凸部へ上下左右に回動可能に固設された揺動部材に嵌挿されかつ上下動可能かつ回転不能に基台に配設される軸部材とで構成される3点で前記基台から水平に支持される前記スライドベースを備えた射出成形機において、前記スライドベースを前記基台に対して水平を維持したまま昇降可能な移動手段と、
前記移動手段による移動範囲の上限位置と下限位置が設定可能な移動範囲設定手段と、前記設定された上限位置と下限位置を検出する検出手段と、前記設定された上限位置と下限位置を検出したときに異常警報音を発して前記移動手段を停止する監視手段と、前記設定された上限位置を超えて装置の上昇の最高位置を制限しこの位置に到達すると強制的に上昇を停止させる強制停止手段と、前記設定された最高位置と前記設定された下限位置を超えて装置の下降の最低位置に達したときに異常警報音を発して前記移動手段を停止する監視手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2の昇降装置の前記移動手段は、外周に凹凸を有する第一の円盤部材と前記基台との接触面に低動摩擦係数を有する低動摩擦部材とを一体に形成された前記調節ボルトと、外周に凹凸を有する第二の円盤部材と一体に形成されたナットが螺合した外周全長に亘ってネジ部を有するセンターピンと前記ナット下面と前記基台とで挟着される低動摩擦係数を有する低動摩擦部材とで構成される軸部材と、回動軸部の外周に凹凸を有する第三の円盤部材を備えた駆動装置と、前記第一、第二及び第三の円盤部材を基台と平行なる同一平面になるように構成して、前記4つの円盤部材を回転可能に連結する連結部材と、前記連結部材を張設する張設手段とを備え、前記第一の円盤部材と第二の円盤部材のピッチ円直径が同一で、かつ前記調節ボルトのネジピッチと前記軸部材に形成されたネジピッチが同一であることを特徴とする。
本発明の請求項3の昇降装置の前記低動摩擦部材が、前記調節ボルト側では砲金、ターカイト、スラストベアリングのいずれか一で、第二の円盤部材側ではスラストベアリングで構成されたことを特徴とする。
本発明の請求項4の昇降装置の前記駆動装置が、サーボモータであることを特徴とする。
本発明の請求項5の昇降装置の前記第一、第二及び第三の円盤部材がスプロケットで構成されると共に前記連結部材がチェーンであること、若しくは前記第一、第二及び第三の円盤部材がプーリで構成されると共に前記連結部材がタイミングベルトであることを特徴とする。
本発明の請求項6の昇降装置の前記張設手段が、前記基台上面と前記スライドベース下面に位置するプレートの鉛直方向で同一地点に設けられた細長に形成された第一と第二の開口部を貫通し、カラーを挿通したボルトと一体に前記プレートに設けられた前記第二の開口部を挟んで固定される張設部材と、前記基台上に載置され円筒状で前記張設部材を内挿し前記連結部材の移動ともに前記連結部材と接触したまま回転可能な回転部材とで構成されることを特徴とする。
このように構成することで、射出装置を載置したスライドベースの重量負荷から基台と3点で支持された各部材との接触面に発生する動摩擦力を低減できるので、低負荷な昇降装置が実現可能となり、サーボモータ駆動による電動化が図れる。更に、射出装置を載置した3点で基台に支持されたスライドベースを、基台に対して水平を維持したままの昇降が可能で、部品点数が少なくて小型で安価かつ省エネな昇降装置が製作できる。
更に、昇降装置の駆動源をサーボモータ駆動とする電動化を図ったので、作業者は、装置の昇降に際して時間の掛かる作業からまた手動による重労働を課す作業から開放されると共に、制御盤に配設された釦操作による遠隔操作が可能となり、金型のスプール位置やパーティング面位置まで短時間で正確に位置決めすることができる。
本発明の請求項7の昇降装置の前記移動範囲設定手段が、前記基台上に固設され上下に細溝開口部を有する板状部材と、前記板状部材の前記細溝開口部を自由に移動可能にかつ前記細溝開口部を挟んで固設可能に配設される2つの位置設定手段とで構成されることを特徴とする。
本発明の請求項8の昇降装置の前記位置設定手段が、軸線中央2箇所にネジ部を有する位置設定部材と、凸部の長さが前記板状部材の板厚よりも僅かに短くかつ前記凸部の径が前記板状部材の前記細溝開口部よりも僅かに小さく形成された中空を有する凸状に形成された凸状部材と、前記凸状部材の前記凸部を前記細溝開口部に挿入して前記位置設定部材とで前記板状部材を挟んで対向配置し、前記凸部に挿通して前記位置設定部材の一方のネジ部に締着して前記位置設定部材を前記板状部材に止着可能あるいは遊嵌可能にする第一の締着部材と、前記板状部材の板厚よりも僅かに厚く前記細溝開口部に挿入可能な円筒部材と、前記円筒部材を前記細溝開口部に挿入して、前記位置設定部材の他方のネジ部に締着して前記細溝開口部を自在に移動可能に前記円筒部材と前記位置設定部材を前記板状部材に取付けるカラーと前記円筒部材を挿通した第二の締着部材とで構成されることを特徴とする。
本発明の請求項9の昇降装置の前記検出手段が、2個の前記位置設定部材と電気信号を発する非接触センサーから構成されることを特徴とする。
本発明の請求項10の昇降装置の前記非接触センサーが、近接センサーであることを特徴とする。
本発明の請求項11の昇降装置の前記強制停止手段が、メカニカルストッパーで構成されることを特徴とする。
本発明の請求項12の昇降装置の前記監視手段が、前記検出手段で検出された非接触センサーからの電気信号と、前記駆動装置である前記サーボモータの電流値からなり、前記非接触センサーの電気信号を受信したときに前記サーボモータを停止し異常警報音を発するように、また、あらかじめ制御装置の記憶部に記憶された前記サーボモータの使用限界電流値を超えた時に前記サーボモータを停止し異常警報音を発するように構成されることを特徴とする。
このように構成することで、昇降範囲があらかじめ決められた上限と下限の位置に配設された位置設定部材を、射出装置あるいはスライドベースに固設された近接センサーが検出すると、サーボモータを自動的に停止すると共に異常警報音を発する。更に、この検出装置が何らかの原因で機能しなくなり過渡の上昇をきたした場合には射出装置を載置したスライドベースの基台からの転落防止のために、強制的に上昇を止めるためのメカニカルストッパーが配備されていて、このような状況が起こった場合にはサーボモータの異常負荷を検出してサーボモータを自動的に停止すると共に異常警報音を発する。また、最下端に到達したときにも駆動サーボモータの異常負荷を検出して駆動サーボモータを自動的に停止すると共に異常警報音を発する。このように、射出装置を載置したスライドベースの基台からの転落と、サーボモータに掛かる過負荷を未然に防止でき、昇降範囲を短時間で設定できるコストの安い検出手段と安全性の高い強制停止手段及び監視手段が提供できる。
本発明によれば、基台に対して水平を維持したまま昇降可能で、かつ基台と3点で支持された各部材との接触面に発生する動摩擦力を低減して低負荷なる昇降装置を実現することで、昇降装置のサーボモータ駆動による電動化が図れる。その結果、金型のスプール位置やパーティング面位置の異なる金型が装着された際に、作業者は、金型のスプール位置やパーティング面位置まで短時間で正確に位置決めすることができ、作業性を大幅に向上させることができる。
更に、昇降範囲の上限と下限を設定可能としたため、射出装置を載置したスライドベースの基台からの転落と、最高位置と最低位置に到達したときに駆動サーボモータに掛かる過負荷を未然に防止でき、昇降装置の使用上の安全と作業者への安全を確保できる。
本実施形態のロータリ式小型縦型型締装置と横置射出装置及び同射出装置を昇降させるための昇降装置を具備した射出成形機の概要図。 本実施形態の昇降装置の側面図。 本実施形態の図2に記載した昇降装置のA部の詳細断面図。 本実施形態の図2に記載した昇降装置のB部の詳細断面図。 本実施形態の図2に記載した昇降装置のE−E矢視図。 本実施形態の図2に記載した昇降装置のC部の側面図。
次に、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき説明する。図1は、本発明に関わる1470kN以下のインサート成形用ロータリ式小型縦型型締装置10と、3点で基台2に支持されるスライドベース31に載置されたスクリュ径φ50かつ射出量500cm3以下の小型横置射出装置20と、同射出装置20を基準位置から±50mm昇降させるための昇降装置30と、昇降の上限と下限を設定する移動範囲設定手段80と、検出装置と、4箇所に配設した上昇の最高位置を制限するメカニカルストッパー91を具備した射出成形機1の概要図である。また、図2は、射出装置20が載置されたスライドベース31の昇降装置30と、昇降の上限と下限を設定する移動範囲設定手段80と、検出装置と、メカニカルストッパー91の構成を示す側面図である。図3は、図2のA部即ちスライドベース31の前部を昇降させるための機構を示す調節ボルト37の構成断面図である。図4は、図2のB部即ちスライドベース31の後部を昇降させるための機構を示すピン42、ナット48、ボス51等の構成断面図である。図5は、3点の支持部材である2本の調節ボルト37とピン42(ナット48)と昇降用サーボモータ60及び張設部材であるチェーン70とテンションローラ71の配置を示す図2のE−E矢視図である。図6は、図2で示したC部の側面図で、昇降の上限と下限を設定するカムユニット79と近接センサー90の配置を示した図である。
インサート成形用ロータリ式小型縦型型締装置10には、基台2に固設された固定盤11に図示しない駆動源によって回転または反転するインデックス12が取付けられると共にインデックス12の上部にターンテーブル13が取付けられる。そして、ターンテーブル13の一方のステージに固設された下金型14のキャビティにインサート品をセットして、ターンテーブル13を回転させて他方のステージへ下金型14を移動する。その後、型締装置10の型締シリンダー16に挿間され可動盤18を固設した型締ラム17を図示しない駆動源によって下降して、下金型14に対向するように可動盤18の下面に取付けられた上金型15を、ターンテーブル13上の下金型14に圧接する。この圧接されたパーティング面から金型キャビティ内へ射出装置20のノズル21から溶融樹脂を射出すると同時に型締して成形品を成形する。次いで、型開後ターンテーブル13を回転させて、一方のステージで突出装置19で成形品を突出した後、成形品を取出す。そして、1サイクルの工程を終了する。
このような射出成形機1においては、種々のインサート品の成形にあたり、金型の大きさやパーティング面の高さ位置の異なる金型が数多く使用される。そのために、金型のパーティング面の高さに合わせて、ノズル21の高さ位置が調節できる昇降装置30が必要となる。次に本発明である昇降装置30について図2から図5を基に説明する。
スライドベース31の上には射出装置20が載置され、図示しない駆動手段により前後移動可能となっている。射出装置20は横置射出装置であって、金型キャビティ内に溶融樹脂を射出する。図3に示すように、スライドベース31の前部左右対称に設けられた雌ネジ部32に、スプロケット33と砲金34を4本のボルト35によって一体に固着してかつ中空部36を設けた調節ボルト37が螺着される。そして、調節ボルト37の中空部36とカラー38にボルト39を挿通し基台2に螺着する。図4に示すように、スライドベース31の後部中央凸部40には、上下左右に回動する揺動部材としてのベアリング41が固設されると共に外周に雄ネジ部44が形成されたピン42の先端凸部43が圧入される。そして、ピン42の雄ネジ部44には、ピン42が挿通する中空部を有するスプロケット45を4本のボルト46で固設した内周に雌ネジ部47を有するナット48が螺合し、ナット48の下部にスラストベアリング50を配設して、基台2に固設されたボス51の凹部52に一体に載置される。そして、ピン42のキー溝部54にキー53が嵌入されて、ボス51に上下に貫通して設けられたキー溝部57をナット48の回転動作によりピン42と共に上下動自在に摺動するが、ピン42の軸心に対しては回動不能に取付けられている。このように、2本の調節ボルト37とナット48が螺合したピン42によって、スライドベース31が3点で支持され、スライドベース31の前方の左右の高さが調整可能となっている。この機構でスライドベース31を水平を維持して昇降させるために、スライドベース31の雌ネジ部32(調節ボルト37のネジ部)及びピン42の雄ネジ部44(ナット48の雌ネジ部47)を同一ネジピッチに、スプロケット33とプロケット45のピッチ円直径を同一に形成する。本実施例では、2mmのネジピッチとし、SR−50歯数36のA型スプロケットを用いた。
次に、図2と図5に基いて昇降装置30の駆動装置について説明する。サーボモータ60の回転軸部61の先端に設けたキー溝と回転軸部61の外周部に配設したプレート62の上部に設けたキー溝にキー63を挿着してサーボモータ60の回転と共に回転可能に回転軸部61とプレート62を連結し、更に、プレート62の上面に4本のボルト64でスプロッケト65を固設して、キー63がキー溝を摺動不能にプレート62とスプロッケト65でキー63を埋設する。そして、基台2の上面にスプロッケト65が凸設するようにサーボモータ60を基台2の下面に4本のボルト66によって取付ける。この時、スプロッケト65と2本の調節ボルト37に配設したスプロケット33及びナット48に配設したプロケット45の基台2からの高さが同一高さで水平面を構成するように取付ける。そして、スプロケット33、33、45、65の外周をチェーン70で巻着した後、チェーン70をテンションローラ71で張設する。
次に図2と図5に基いて張設手段について説明する。スライドベース31に一体に形成されたプレート72には細長に形成された開口部73(第二の開口部)が設けられており、この開口部73よりも大きな外周径を有するカラー74とシャフト75とで開口部73を挟んで、シャフト75に設けられたネジ孔76にボルト77を螺着して、シャフト75をプレート72に固着する。そして、シャフト75が、移動自由に基台2の上面に載置された円筒状に形成されたテンションローラ71の中空部に挿通され、更に、基台2の上面に設けられた細長に形成された開口部78(第一の開口部)を貫通して配設される。また、ボルト77を緩めて開口部73をシャフト75が移動した際、開口部78を貫通したままテンションローラ71と共に移動して、チェーン70を張設する。スライドベース31が最高位置に達した場合にも、シャフト75はテンションローラ71で張設できるように開口部78を貫通するように構成される。
このように構成された3点支持による昇降装置30は、サーボモータ60の回動によって、スプロケット33、33、45、65の外周に巻着しテンションローラ71で張設されたチェーン70を移動することで、2本の調節ボルト37の回動によるスライドベース31の前部の昇降と、ナット48の回動よるピン42の昇降に伴うスライドベース31の後部の昇降が、基台2から水平を保ったまま均一に昇降可能となる。更に、この昇降装置30は、調節ボルト37の下面に低動摩擦係数を有する砲金34を配設したことにより基台2との接触面55の滑動による抵抗を軽減(金属対金属の動摩擦係数約0.5よりも軽減)すると共に、ナット48の下部とボス51の接触面56との間に低動摩擦係数を有するスラストベアリング50(スラストベアリング50の動摩擦係数約0.001)を配設したことによっても滑動による抵抗を軽減するように構成するので、昇降時のサーボモータ60の消費電力を抑えたスムーズに昇降する昇降装置30を提供可能となる。また、サーボモータ60によって昇降可能に構成したので、3ヶ所に配置した制御盤95a、95b、95cからの遠隔操作が可能となる。
次に図2と図6に基づいて昇降装置30の昇降上限位置と下限位置が設定可能な移動範囲設定手段80と、これらの位置の検出手段について説明する。上下に細溝開口部81を有するブラケット82を2本のボルト83で基台2に固設する。次に、軸線中央2箇所にネジ部を有するカム84と、細溝開口部81より僅かに小さい径を有する凸状に形成されたカラー85で、カラー85の凸部を細溝開口部81に挿入した状態でブラケット82を挟んで対向配置し、クランプバー86のネジ部をカラー85に挿通してカム84の一方のネジ部に螺着する。この時、カラー85の凸部の挿入長さを、ブラケット82の板厚よりも僅かに短く形成しているので、クランプバー86の回動により、カム84がブラケット82に止着可能に、あるいは遊嵌可能になる。一方、カム84の他方のネジ部には、細溝開口部81にブラケット82の板厚よりも僅かに厚めのカラー87を挿着して、カム84とワッシャー88で挟持した後、ボルト89で一体に螺着するので、カム84が細溝開口部81を回動不能にかつ自由に移動可能になる。
このように構成されたカムユニット79は、ブラケット82の細溝開口部81に上下対称に2セット配設される。一方射出装置20側のスライドベース31の側方には、ブラケット82、カム84と対向する位置に近接センサー90が固定されている。そして、昇降装置30を基準位置から+50mm上昇させてスライドベース31に固設された近接センサー90が上限位置で、更に、昇降装置30を基準位置から−50mm下降させて近接センサー90が下限位置で信号を検出するように、クランプバー86を回動して、2つのカムユニット79を遊嵌移動した後ブラケット82に止着する。この時、近接センサー90が信号を検出したら、自動的にサーボモータ60を停止して異常警報音を発するよう監視手段である制御盤95a、95b、95cからに図示しない制御装置に指令をセットすると共に、この上限位置と下限位置を制御装置に記憶させて、昇降範囲を監視する。本発明では、上限位置は昇降装置30の最上昇位置(最高位置)よりも下に、下限位置は最下降位置(最低位置)よりも上に設定する必要がある。これは、安全で、サーボモータ60の消費電力を抑えた省エネ効果のある昇降装置30を提供するためである。また、本実施例では、信号を検出できるようにカム84と近接センサー90との距離Lは2mmとした。他の検出手段としては、基台2とスライドベース31に直接固設してスライドベース31の昇降と共に移動範囲が検出できるポテンショメータ方式、MTSセンサー方式あるいはポテンショメータにピニオンを固定してラックを移動して検出するポテンショメータ方式等が採用可能であるが、連続運転による昇降装置30におよぼす振動現象からくる検出手段の精度と耐久性の低下を考えると、検出手段は基台2とスライドベース31が非接触で検出可能なものが好適である。
次に強制停止手段について説明する。昇降装置30の最上昇位置に達したら、射出装置20を載置したスライドベース31の脱落を防止するために、上昇を強制的に停止する強度の優れたメカニカルストッパー91を4箇所に2本のボルト92で基台2へ固設する。そして、スライドベース31の上部がこの位置(最高位置)に達したら、あらかじめ監視手段である制御装置の記憶部に記憶されたサーボモータ60の使用限界電流値(既定値)を超えた異常な過負荷電流を検出して、異常警報音を発すると共にサーボモータ60を自動停止させる。また、昇降装置30が下限位置を越えて最下降位置に到達した場合にも、あらかじめ制御装置の記憶部に記憶されたサーボモータ60の使用限界電流値(既定値)を超えた異常な過負荷電流を検出して、異常警報音を発すると共にサーボモータ60を自動停止させる。このように構成された監視システムによって、射出装置20を載置したスライドベース31の脱落とサーボモータ60の過負荷運転を未然に防止できるので、安全性と省エネ効果に優れた昇降装置30が提供できる。
他の実施例としては、図示しないが、調節ボルト37の低動摩擦係数部材である砲金34を金属対金属の1/10の動摩擦係数を有するターカイトやスラストベアリングに置換して実施したり、3点支持部材とサーボモータ60のスプロケット33,33,45,65をプーリに、チェーン70をタイミングベルトに置換して実施するこのも可能である。
以上説明したように、本発明では、基台2と3点支持部材との接触面に安価な低動摩擦係数部材を採用したことによって電動式昇降装置30が実現でき、更には昇降装置30を簡易に製作可能なネジを有する3点支持機構としたことで、低コストで省エネな昇降装置30が実現できる。その上、昇降範囲をクランプレバー86の回動のみで簡単に設定できる移動範囲設定手段80と、昇降の上限位置と下限位置を検出できる検出手段と、最上昇位置で強制的に停止可能とする強制停止手段を設けると共に、これら設定位置と最上昇位置と最下降位置を監視する監視手段とを具備したことによって、安全性と製作が簡単で安価な省エネが配慮された昇降装置30が実現できる。
本発明は、型締力の小さい小型縦型型締装置と射出量の小さい横置射出装置の射出成形機に関し、特にスライドベースに載置された射出装置の高さ位置をスライドベース平面と基台平面との距離を平行に維持したまま調整できる機構として好適である。更に、容易に昇降範囲の設定が可能で、高さ調整中にその設定範囲に達したときと、さらにその設定範囲を超えて最高位置と最低位置に達したときに異常警報音を発し昇降を停止する監視システムとしても好適である
1 射出成形機
2 基台
10 型締装置
11 固定盤
12 インデックス
13 ターンテーブル
14 下金型
15 上金型
16 型締シリンダー
17 型締ラム
18 可動盤
19 突出装置
20 射出装置
21 ノズル
30 昇降装置
31 スライドベース
32 雌ネジ部
33 スプロケット
34 砲金
35 ボルト
36 中空部
37 調節ボルト
38 カラー
39 ボルト
40 後部中央凸部
41 ベアリング
42 ピン
43 先端凸部
44 雄ネジ部
45 スプロケット
46 ボルト
47 雌ネジ部
48 ナット
50 スラストベアリング
51 ボス
52 凹部
53 キー
54 キー溝部
55 接触面
56 接触面
57 キー溝部
60 サーボモータ
61 回転軸部
62 プレート
63 キー
64 ボルト
65 スプロケット
66 ボルト
70 チェーン
71 テンションローラ
72 プレート
73 開口部(第二の開口部)
74 カラー
75 シャフト
76 ネジ孔
77 ボルト
78 開口部(第一の開口部)
79 カムユニット
80 移動範囲設定手段
81 細溝開口部
82 ブラケット
83 ボルト
84 カム
85 カラー
86 クランプバー
87 カラー
88 ワッシャー
89 ボルト
90 近接センサー
91 メカニカルストッパー
92 ボルト
95a 制御盤
95b 制御盤
95c 制御盤

Claims (12)

  1. 金型キャビティ内に溶融樹脂を射出する横置射出装置と、
    駆動手段によって前後移動可能な前記射出装置を載置したスライドベースを有し、
    前記スライドベース前部左右に配設されたネジ部に螺合し前記スライドベース前部の左右の高さを調節可能に配置される2本の調節ボルトと、
    前記スライドベース後部中央部に形成された凸部へ上下左右に回動可能に固設された揺動部材に嵌挿されかつ上下動可能かつ回転不能に基台に配設される軸部材と、
    で構成される3点で前記基台から水平に支持される前記スライドベースを備えた射出成形機において、
    前記スライドベースを前記基台に対して水平を維持したまま昇降可能な移動手段と、
    前記移動手段による移動範囲の上限位置と下限位置が設定可能な移動範囲設定手段と、
    前記設定された上限位置と下限位置を検出する検出手段と、
    前記設定された上限位置と下限位置を検出したときに異常警報音を発して前記移動手段を停止する監視手段と、
    前記設定された上限位置を超えて装置の上昇の最高位置を制限しこの位置に到達すると強制的に上昇を停止させる強制停止手段と、
    前記設定された最高位置と前記設定された下限位置を超えて装置の下降の最低位置に達したときに異常警報音を発して前記移動手段を停止する監視手段と、
    を備えたことを特徴とする射出成形機の昇降装置。
  2. 前記移動手段は、
    外周に凹凸を有する第一の円盤部材と前記基台との接触面に低動摩擦係数を有する低動摩擦部材とを一体に形成された前記調節ボルトと、
    外周に凹凸を有する第二の円盤部材と一体に形成されたナットが螺合した外周全長に亘ってネジ部を有するセンターピンと前記ナット下面と前記基台とで挟着される低動摩擦係数を有する低動摩擦部材とで構成される軸部材と、
    回動軸部の外周に凹凸を有する第三の円盤部材を備えた駆動装置と、
    前記第一、第二及び第三の円盤部材を基台と平行なる同一平面になるように構成して、前記4つの円盤部材を回転可能に連結する連結部材と、
    前記連結部材を張設する張設手段とを備え、
    前記第一の円盤部材と第二の円盤部材のピッチ円直径が同一で、かつ前記調節ボルトのネジピッチと前記軸部材に形成されたネジピッチが同一であることを特徴とする請求項1項に記載の射出成形機の昇降装置。
  3. 前記低動摩擦部材は、
    前記調節ボルト側では砲金、ターカイト、スラストベアリングのいずれか一で、
    第二の円盤部材側ではスラストベアリングで、
    構成されたことを特徴とする請求項2項に記載の射出成形機の昇降装置。
  4. 前記駆動装置が、サーボモータであることを特徴とする請求項2項に記載の射出成形機の昇降装置。
  5. 前記第一、第二及び第三の円盤部材がスプロケットで構成されると共に前記連結部材がチェーンであること、
    若しくは前記第一、第二及び第三の円盤部材がプーリで構成されると共に前記連結部材がタイミングベルトであること、
    を特徴とする請求項2項に記載の射出成形機の昇降装置。
  6. 前記張設手段が、
    前記基台上面と前記スライドベース下面に位置するプレートの鉛直方向で同一地点に設けられた細長に形成された第一と第二の開口部を貫通し、カラーを挿通したボルトと一体に前記プレートに設けられた前記第二の開口部を挟んで固定される張設部材と、
    前記基台上に載置され円筒状で前記張設部材を内挿し前記連結部材の移動ともに前記連結部材と接触したまま回転可能な回転部材と、
    で構成されることを特徴とする請求項2項に記載の射出成形機の昇降装置。
  7. 前記移動範囲設定手段が、
    前記基台上に固設され上下に細溝開口部を有する板状部材と、
    前記板状部材の前記細溝開口部を自由に移動可能にかつ前記細溝開口部を挟んで固設可能に配設される2つの位置設定手段と、
    で構成されることを特徴とする請求項1項に記載の射出成形機の昇降装置。
  8. 前記位置設定手段が、
    軸線中央2箇所にネジ部を有する位置設定部材と、
    凸部の長さが前記板状部材の板厚よりも僅かに短くかつ前記凸部の径が前記板状部材の前記細溝開口部よりも僅かに小さく形成された中空を有する凸状に形成された凸状部材と、
    前記凸状部材の前記凸部を前記細溝開口部に挿入して前記位置設定部材とで前記板状部材を挟んで対向配置し、前記凸部に挿通して前記位置設定部材の一方のネジ部に締着して前記位置設定部材を前記板状部材に止着可能あるいは遊嵌可能にする第一の締着部材と、
    前記板状部材の板厚よりも僅かに厚く前記細溝開口部に挿入可能な円筒部材と、
    前記円筒部材を前記細溝開口部に挿入して、前記位置設定部材の他方のネジ部に締着して前記細溝開口部を自在に移動可能に前記円筒部材と前記位置設定部材を前記板状部材に取付けるカラーと前記円筒部材を挿通した第二の締着部材と、
    で構成されることを特徴とする請求項1項および7項に記載の射出成形機の昇降装置。
  9. 前記検出手段が、
    2個の前記位置設定部材と電気信号を発する非接触センサー、
    から構成されることを特徴とする請求項1項、請求項7、および請求項8項に記載の射出成形機の昇降装置。
  10. 前記非接触センサーが、近接センサーであることを特徴とする請求項1項および9項に記載の射出成形機の昇降装置。
  11. 前記強制停止手段が、メカニカルストッパーで構成されることを特徴とする請求項1項に記載の射出成形機の昇降装置。
  12. 前記監視手段が、
    前記検出手段で検出された非接触センサーからの電気信号と、
    前記駆動装置である前記サーボモータの電流値からなり、
    前記非接触センサーの電気信号を受信したときに前記サーボモータを停止し異常警報音を発するように、
    また、あらかじめ制御装置の記憶部に記憶された前記サーボモータの使用限界電流値を超えた時に前記サーボモータを停止し異常警報音を発するように、
    構成されることを特徴とする請求項1項、請求項2項、請求項4項、および請求項7項乃至請求項11項に記載の射出成形機の昇降装置。
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CN113809501A (zh) * 2021-08-02 2021-12-17 南京天朗防务科技有限公司 一种车载雷达用垂直升降装置

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