JP2012148444A - 生分解性ラミネート紙 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリ乳酸(A)と、乳酸を0.7〜10重量%含有する乳酸系脂肪族ポリエステル(B)とからなり、前記(B)の含有量が前記(A)100重量部に対して20〜80重量部である樹脂組成物を、紙基材の少なくとも一つの面に20〜50μmの厚さに積層してなることを特徴とする生分解性ラミネート紙である。
【選択図】なし
Description
例えば、フルタル酸エステル、脂肪酸二塩基酸エステル等の通常の汎用樹脂用の可塑剤を含む分解性ポリマー組成物(特許文献1)、高分子系可塑剤であるポリアルキレンエーテルを含むポリ乳酸組成物(特許文献2)、脂肪酸ジカルボン酸及び脂肪族ポリエステルの可塑剤を含むポリ乳酸組成物(特許文献3)等が提案されている。
乳酸成分は乳酸2分子が環状化したラクタイドやポリ乳酸が挙げられるが、乳酸またはラクタイドが好ましい。
ポリエステル成分は二塩基酸とジオールから成る。二塩基酸成分としては、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸であり、これらは単独で又は2種以上併用しても良い。これらの中で好ましい二塩基酸はコハク酸である。
ジオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール等であり、これらの中で好ましいジオールは1,4−ブチレングリコールである。
例えば、コハク酸、1,4−ブタンジオール、乳酸から成る乳酸系脂肪族ポリエステルの場合は、乳酸が2単位(2モル%:0.86重量%)のポリブチレンサクシネート樹脂は、ポリオレフィン等合成樹脂製食品容器包装等に関する自主基準(PL)に適合することが確認されているので好都合である。一方、乳酸の上限は20単位(20モル%:7.96重量%)が好ましい。
また、二塩基酸とジオールは、等モル比率からジオールが過剰の1.5モル当量程度までの乳酸系ポリエステルが知られている。これをコハク酸、1,4−ブタンジオール、乳酸からなる乳酸系脂肪族ポリエステルに適用した場合、二塩基酸又はジオールの単位を基準に対する乳酸量は0.7〜10重量%程度が好ましく、0.8〜8重量%程度がより好ましい。乳酸系脂肪族ポリエステル(B)中の乳酸の含有量が上記範囲外では、ポリ乳酸(A)との混合効果が小さくなるので好ましくない。
乳酸系ポリエステルを製造するには、二塩基酸とジオールと乳酸またはラクタイドとを所要量混合して加熱し乳酸成分を還流しながら生成する水を留去する。更に好ましい方法は、二塩基酸とグリコールを窒素気流下で加熱混合し、生成する水を留去して、脂肪族ポリエステルを得る。得られたポリエステルと所要のラクタイドをトルエンの存在下に加熱生成する水を留去して乳酸系ポリエステルを得る方法が好ましい。加熱は、水の留去を促進するために段階的に高め、最終的には減圧下に攪拌するのが良い。この時、エステル交換触媒として、酢酸鉛、チタンテトライソプロポキシド、チタンテトラブトオキシド、オクタン酸スズ、オクタン酸亜鉛等を少量添加することができる。しかし、前述のPL基準に適合するには、マグネシウム、チタン、ゲルマニウム化合物が用いられる。得られた乳酸系ポリエステルは、GPCを用いたポリスチレン換算した重量平均分子量が、好ましくは5000以上、より好ましくは10,000以上、更に好ましくは100,000以上の重合体である。
本発明の樹脂組成物に2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、ブチルヒドロキシアニソール等の酸化防止剤、燐酸エステル、イソシアネート、カルボジイミド等の熱安定剤を添加することができる。また、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸、流動性パラフィン、エチレンビスステアリルアマイドのような滑剤等の加工助剤も使用可能である。この場合も、食品用途にはPL基準に適合ずるように考慮する必要がある。
基材となる紙としては特に制約されず、例えばクラフト紙、コート紙、薄葉紙、グラシン紙、板紙等を基材とすることができる。
ヒートシール性は、一定の温度に加熱した上下で2枚の金属板(熱盤)に、一定の圧力で一定の時間押え付けられ接着された2枚の試料の剥離強度によって測定され、これにより包装性能を推測することができる。
(ラミネート紙の製造)
紙基材の繰り出し機より、104.7g/m2 の上質紙を繰り出した。一方、ポリ乳酸(A)(ユニチカ株式会社製、チラマックTE−2000C)100重量部に対して、コハク酸と1,4−ブタンジオール各100モル%に対して乳酸2モル%を共縮合させた乳酸系脂肪族ポリエステル(B)(三菱化学株式会社製、GSPla FZ81PD)を25重量部混合した樹脂組成物を予備乾燥し、40mm押出機のダイス幅400mm、スリット間隔0.8mmのTダイにより溶融押出した。押出温度は250℃に設定されており、温度30℃の冷却ロールとゴム製のタッチロールとで前記紙基材とともに挟圧し、加工速度20m/分で樹脂組成物層(ラミネーション層)の厚み30μmのラミネート紙を得た。
加工時のダイスの両端部からの溶融物の耳端部の変動、ラミネーションの幅、及び厚み変動幅(厚みむら)を観察、測定した。尚、厚み変動幅は、機械方向と幅方向とを測定し、最高と最低との差で示した。結果を表1に示す。
尚、ラミネーション層と紙基材との接着性は、良、やや不良、不良の3段階で評価した。
幅10mmの短冊状のラミネート紙2枚をラミネーション層同士を向かい合わせて、一定の温度に保たれた2枚の熱盤に3kg/cm2 の一定圧力を2秒加えることのできる試験機(志賀包装機株式会社製)により、ラミネーション層同士を熱接着した試料を作成した。この場合、2枚のラミネート紙のそれぞれの一端を熱盤よりはみ出させ非接着部分を作り、この両端を引張り試験機にかけて接着面に対して90℃の方向に引張ったときの剥離強度を測定した。引張速度は300mm/分であった。結果を表1に示す。
乳酸系脂肪族ポリエステル(B)(GSPla FZ81PD)を60重量部に変更した以外は実施例1と同一の方法でラミネート紙を作成し、その加工特性とヒートシール性を観察、測定した。結果を表1に示す。
実施例1と同一の方法で加工速度と押出吐出量を調節して樹脂組成物層(ラミネーション層)の厚みを40μmとしてラミネート紙を作成して、その加工性とヒートシール性を観察、測定した。結果を表1に示す。
乳酸系脂肪族ポリエステル(B)(GSPla FZ81PD)を混合することなくポリ乳酸(A)のみを使用して実施例1と同一の方法でラミネート紙を作成し、その加工特性とヒートシール性を観察、測定した。結果を表1に示す。
乳酸系脂肪族ポリエステル(B)(GSPla FZ81PD)を10重量部に変更した以外は実施例1と同一の方法でラミネート紙を作成し、その加工特性とヒートシール性を観察、測定した。結果を表1に示す。
乳酸系脂肪族ポリエステル(B)(GSPla FZ81PD)を100重量部に変更した以外は実施例1と同一の方法でラミネート紙を作成し、その加工特性とヒートシール性を観察、測定した。結果を表1に示す。
実施例1と同一の方法で加工速度と押出吐出量を調節して樹脂組成物層(ラミネーション層)の厚みを10μmのラミネート紙を作成して、その加工特性とヒートシール性を観察、測定した。結果を表1に示す。
包装に有用なヒートシール性は、ポリ乳酸に、特定量の乳酸を含有する乳酸系脂肪族ポリエステルを配合すると、ヒートシール温度が或る温度以上でラミネーション層間の剥離強度が高まり測定可能となり、即ち、疑似接着状態になり、イージーピーラブル状態を出現することができる。その後、十分な接着強度となり、紙層破壊に至る。更に、ラミネート紙の防水性、折り曲げ時の防水性も十分であった。しかし、乳酸系脂肪族ポリエステルの配合量が多過ぎると、ヒートシール温度が下がるが、疑似接着状態の温度幅が小さくなり、紙層破壊となる(比較例3)。
以上のように、特定量の乳酸を含有する乳酸系脂肪族ポリエステルをポリ乳酸に適当量混合使用し、ラミネーション厚みを適当な範囲に設定することにより、ラミネーション時の加工安定性を著しく改善できるとともに、ヒートシール性も良好で、必要に応じ、イージーピーラブルな状態を出現させることができる。
Claims (6)
- ポリ乳酸(A)と、乳酸を0.7〜10重量%含有する乳酸系脂肪族ポリエステル(B)とからなり、前記(B)の含有量が前記(A)100重量部に対して20〜80重量部である樹脂組成物を、紙基材の少なくとも一つの面に20〜50μmの厚さに積層してなることを特徴とする生分解性ラミネート紙。
- 乳酸系脂肪族ポリエステル(B)は乳酸を0.8〜8重量%含有することを特徴とする請求項1記載の生分解性ラミネート紙。
- 乳酸を含有する乳酸系脂肪族ポリエステル(B)が、乳酸とコハク酸と1,4−ブタンジオールとを含有してなることを特徴とする請求項1又は2記載の生分解性ラミネート紙。
- 乳酸を含有する乳酸系脂肪族ポリエステル(B)が、コハク酸と1,4−ブタンジオールの各100単位に対して、乳酸が2〜20単位であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の生分解性ラミネート紙。
- ポリ乳酸(A)が、D−ポリ乳酸、L−ポリ乳酸、DL−ポリ乳酸から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の生分解性ラミネート紙。
- 樹脂組成物を紙基材上に溶融押出してなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の生分解性ラミネート紙。
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