JP2012147257A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の読取を円滑に開始させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像を形成することが可能な記録紙のサイズ、及び、設定された倍率に基づいて、読取可能な原稿のサイズを判定し(ステップS105及びS106)、複数種類の原稿のサイズのうち、読取可能な原稿のサイズのみを選択可能な状態で表示部に表示させる(ステップS107)。これにより、読取可能でない原稿のサイズが誤って選択されることがないので、原稿の読取を円滑に開始させることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、セット位置に置かれている原稿の画像を読み取ることにより画像データを取得し、当該画像データに基づく画像を記録紙に形成することが可能な画像形成装置に関するものである。
複写機又は複合機などの画像形成装置の中には、ユーザが原稿のサイズを選択するための画面を表示部に表示させ、ユーザにより選択されたサイズで原稿の画像を読み取ることができるものがある(例えば、特許文献1参照)。このような画像形成装置では、例えばセット位置に置かれている原稿のサイズが定形サイズでない場合などであっても、ユーザが所望のサイズを選択して原稿の画像を読み取らせることができる。
特開2001−169049号公報
しかしながら、上記のような画像形成装置では、ユーザにより選択された原稿のサイズに対応する記録紙が、当該画像形成装置に収容されていない場合が考えられる。このような場合には、例えば原稿のサイズを再選択するための画面、又は、記録紙のサイズを選択するための画面が表示部に表示され、ユーザによる選択操作に基づいて原稿の読取が開始されるようになっている。そのため、原稿の読取を円滑に開始させることができない場合があった。
特に、画像を記録紙に形成する際の倍率を設定することができるような画像形成装置においては、ユーザにより選択された原稿のサイズと設定された倍率とに基づいて、対応する記録紙のサイズを決定することができる。しかし、このような場合には、対応する記録紙のサイズがユーザにとって分かりにくく、画像形成装置に収容されていない記録紙に対応する原稿のサイズが選択される可能性が高いため、上記のような問題が生じやすい。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、原稿の読取を円滑に開始させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、セット位置に置かれている原稿の画像を読み取ることにより画像データを取得し、当該画像データに基づく画像を記録紙に形成することが可能な画像形成装置であって、取得した画像データに基づく画像を記録紙に形成する際の倍率を設定するための倍率設定部と、前記画像形成装置により画像を形成することが可能な記録紙のサイズ、及び、前記倍率設定部により設定された倍率に基づいて、読取可能な原稿のサイズを判定する原稿サイズ判定部と、前記画像形成装置により読取可能な複数種類の原稿のサイズを表示部に表示させ、ユーザによる原稿のサイズの選択を受け付ける原稿サイズ選択部とを備え、前記原稿サイズ選択部は、前記原稿サイズ判定部により読取可能と判定された原稿のサイズのみを選択可能な状態にすることを特徴とする。
このような構成によれば、画像を形成することが可能な記録紙のサイズ、及び、設定された倍率に基づいて、読取可能な原稿のサイズを判定し、複数種類の原稿のサイズのうち、読取可能な原稿のサイズのみを選択可能な状態で表示部に表示させることができる。したがって、読取可能でない原稿のサイズが誤って選択されることがないので、原稿の読取を円滑に開始させることができる。
前記画像形成装置は、前記原稿サイズ判定部により読取可能と判定される原稿のサイズがない場合に、前記画像形成装置により画像を形成することが可能な複数種類の記録紙のサイズを前記表示部に表示させ、ユーザによる記録紙のサイズの選択を受け付ける記録紙サイズ選択部を備えることが好ましい。
このような構成によれば、読取可能と判定される原稿のサイズがない場合には、表示部に表示された複数種類の記録紙のサイズの中からユーザが適切なサイズの記録紙を選択して、原稿の読取を開始させることができる。したがって、読取可能と判定される原稿のサイズがない場合であっても、原稿の読取を円滑に開始させることができる。
前記表示部は、白黒表示により表示を行なうものであり、前記原稿サイズ選択部は、前記画像形成装置により読取可能な複数種類の原稿のサイズのうち、前記原稿サイズ判定部により読取可能と判定されたサイズ以外のサイズを選択するためのキーを、網掛け表示にて前記表示部に表示させるものであってもよい。
このような構成によれば、白黒表示により表示を行なう表示部において、読取可能と判定されたサイズ以外のサイズを選択するためのキーを、網掛け表示にて表示させることにより、当該キーが選択できないことをユーザに分かりやすくすることができる。
前記表示部は、カラー表示により表示を行なうものであり、前記原稿サイズ選択部は、前記画像形成装置により読取可能な複数種類の原稿のサイズのうち、前記原稿サイズ判定部により読取可能と判定されたサイズ以外のサイズを選択するためのキーを、グレーアウト表示にて前記表示部に表示させるものであってもよい。
このような構成によれば、カラー表示により表示を行なう表示部において、読取可能と判定されたサイズ以外のサイズを選択するためのキーを、グレーアウト表示にて表示させることにより、当該キーが選択できないことをユーザに分かりやすくすることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構成を示す概略断面図である。 画像形成装置の電気的構成を示したブロック図である。 CPUの具体的構成を示した機能ブロック図である。 LCDに表示される原稿サイズ選択画面の一例を示した図である。 LCDに表示される記録紙サイズ選択画面の一例を示した図である。 原稿をセットして読取を開始させる際のCPUによる処理の一例を示したフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す概略断面図である。以下に説明する画像形成装置1の具体的構成については、その構成に限定されるものではない。
本実施形態における画像形成装置1は、例えば、原稿搬送装置2により自動的に供給される原稿の画像を画像読取部3で1枚ずつ読み取り、その原稿の画像データに基づいて記録紙Pに画像を形成する複写機である。当該画像形成装置1には、筺体1a内に、上記画像読取部3の他、画像形成部4及び給紙部5などが備えられており、当該筺体1aの上面に原稿搬送装置2が設けられている。
原稿搬送装置2は、原稿トレイ2aを備えており、当該原稿トレイ2a上に原稿をセットすることができるようになっている。原稿搬送装置2は、ピックアップローラ2b及び分離手段(分離ローラとリタードローラの対)2cにより、原稿トレイ2a上にセットされた原稿を1枚ずつ送り出す。送り出された原稿は、複数の搬送ローラ2d、2e、2fにより原稿搬送路2gを搬送され、当該原稿搬送路2gの途中に位置する読取位置2kにおいて、画像読取部3により画像が読み取られる。画像が読み取られた後の原稿は、排出ローラ2hにより原稿排出トレイ2i上に順次排出される。
画像読取部3には、CCD(Charge Coupled Devices)が設けられている。画像読取部3は、静止した状態で読取位置2kに光を照射し、原稿からの反射光をCCDで受光することによって、原稿搬送装置2により搬送される原稿を読み取ることができる。また、画像読取部3は、主走査方向に直交する水平方向(副走査方向)に光源を移動させながらガラス板3d上に置かれた原稿に光を照射し、原稿からの反射光をCCDで受光することによって、原稿を読み取ることもできる。
原稿搬送装置2により1枚ずつ搬送される原稿を読取位置2kで読み取る場合には、CCDで原稿からの反射光を受光することにより主走査が行われるとともに、読取位置2kを原稿が搬送されることにより副走査が行われる。一方、ガラス板3dに置かれた原稿を読み取る場合には、CCDで原稿からの反射光を受光することにより主走査が行われるとともに、光源が副走査方向に移動することにより副走査が行われる。
上記ガラス板3dは、筺体1aの上面に形成されており、原稿搬送装置2は、筺体1aの上面に対して上下に開閉可能に取り付けられている。したがって、ガラス板3d上に置かれた原稿を画像読取部3で読み取る場合には、原稿搬送装置2を閉じることにより、当該原稿搬送装置2とガラス板3dとの間に原稿を挟むことができるようになっている。すなわち、原稿搬送装置2は、ガラス板3d上のセット位置に置かれている原稿を押さえるために開閉される開閉カバー10を構成している。ただし、開閉カバー10は、原稿搬送装置2により構成されるものに限らず、開閉可能な他のあらゆるカバーを採用することができる。
画像形成部4は、感光体ドラム4a、帯電器4b、光書込みユニット4c、現像器4d、転写器4e及び定着器4fを備え、電子写真方式により記録紙Pに画像を形成する。感光体ドラム4aの表面には感光体が形成されており、画像形成時には、回転駆動される感光体ドラム4aの表面が帯電器4bにより一様に帯電される。光書込みユニット4cは、画像読取部3で読み取った原稿の画像データなどに基づいて、LED(Light-Emitting Diode)又はレーザ光源から光を出力する。帯電器4bにより一様に帯電された感光体ドラム4aの表面には、光書込みユニット4cから出力される光で露光されることにより、静電潜像が形成される。
静電潜像が形成された感光体ドラム4aの表面には、現像器4dから供給されるトナーが付着することによりトナー像が形成され、このトナー像が転写器4eを用いて記録紙Pに転写される。トナー像が転写された記録紙Pは、定着器4fにより加熱処理及び加圧処理が施された後、排出ローラ4gから排出トレイ4h上に排出される。
給紙部5は、記録紙Pを収容するための給紙カセット6を備えており、この給紙カセット6内に設けられた支持板9上に、記録紙Pを積層した状態で収容することができるようになっている。支持板9は、その第1端部における軸線9aを中心に回転可能となっており、第1端部とは反対側の第2端部が圧縮ばね9bによって上方へ付勢されることにより、最上部の記録紙Pが給紙ローラ21に対して押圧される。給紙ローラ21に対向する位置には、例えば摩擦部材としての分離パッド(図示せず)が配置されており、給紙ローラ21が回転駆動されることにより給紙カセット6内から送り出される記録紙Pは、上記分離パッドの作用により、記録紙搬送路12に1枚ずつ送り出される。
記録紙搬送路12には、1つ又は複数の搬送ローラ13が設けられている。給紙カセット6から1枚ずつ送り出される記録紙Pは、搬送ローラ13により記録紙搬送路12内を搬送され、画像形成部4へと送られる。そしてレジストローラ14により、記録紙Pは感光体ドラム4aの直前で一旦停止され、感光体ドラム4aに形成されるトナー像を転写させるタイミングに合わせて送り出される。
このように、本実施形態における画像形成装置1は、原稿搬送装置2により搬送される原稿、又は、ガラス板3d上のセット位置に置かれている原稿の画像を読み取ることにより、画像データを取得し、当該画像データに基づく画像を記録紙Pに形成することができる。ただし、本発明は、原稿搬送装置2を備えていない画像形成装置にも適用可能である。また、原稿のセット位置は、ガラス板3d上に限らず、他のあらゆる位置に設定することができる。
図2は、画像形成装置1の電気的構成を示したブロック図である。画像形成装置1は、上述の画像読取部3及び画像形成部4などの他、例えばCPU31、フラッシュROM32、SDRAM33、SRAM34、モデム35、NCU36、操作パネル37、時計回路38、統合チップセット39、SDRAM40、ネットワークボード41及び原稿検知センサ50などを備えている。CPU31、フラッシュROM32、SDRAM33、SRAM34、モデム35、操作パネル37、時計回路38及び統合チップセット39は、システムバス42を介して互いにデータを伝送することができる。画像読取部3及び画像形成部4は、統合チップセット39に接続されている。
CPU(Central Processing Unit)31は、画像形成装置1の動作を制御するための制御部として機能する。フラッシュROM(Read-Only Memory)32、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)33及びSRAM(Static Random Access Memory)34は、いずれもデータを記憶しておくための記憶部である。SDRAM33は、例えばCPU31の作業領域として用いることができる。SRAM34は、例えば各種設定データ及びエラー情報などを記憶することができる。本実施形態におけるSRAM34には、例えば画像形成装置1により画像を形成することが可能な記録紙のサイズ、すなわち当該画像形成装置1において使用可能な記録紙のサイズを記憶するための記録紙サイズ記憶部341が割り当てられている。
モデム35は、NCU(Network Control Unit)36を介して公衆電話網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)44に接続されている。NCU36は、公衆電話網44に接続されている他の外部通信装置との間で信号を送受信することができる。
操作パネル37は、ユーザが操作を行なうための操作部、及び、ユーザに対して表示を行うための表示部を構成しており、例えば操作キー371及びLCD(Liquid Crystal Display)372などを備えている。ユーザは、操作キー371を操作することにより、画像形成装置1の動作の設定及び指示などを行なうことができる。LCD372には、画像形成装置1の動作状況及び設定内容などを表示することができる。ただし、LCD372がタッチパネルを含む構成であれば、LCD372に対する操作により、画像形成装置1の動作の設定及び指示などを行なうこともできる。
操作キー371には、例えば倍率設定キー373、原稿サイズ選択キー374及び記録紙サイズ選択キー375などが含まれる。倍率設定キー373は、原稿のサイズに対する画像形成時の記録紙のサイズの倍率を設定するためにユーザにより操作される。原稿サイズ選択キー374は、原稿のサイズを選択する際にユーザにより操作される。記録紙サイズ選択キー375は、使用する記録紙のサイズを選択する際にユーザにより操作される。
時計回路38は、計時を行なうためのタイマ部であり、例えばRTC(Real Time Clock)などにより構成することができる。統合チップセット39は、複数の集積回路を組み合わせることにより構成されている。SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)40は、統合チップセット39を介してデータが入出力される記憶部である。
ネットワークボード41は、ローカルバス43を介して統合チップセット39との間でデータを伝送することができる。ネットワークボード41はLAN(Local Area Network)45に接続されており、当該ネットワークボード41を介して、LAN45に接続されている他の外部通信装置との間でネットワーク通信を行なうことができる。
原稿検知センサ50は、ガラス板3d上のセット位置に置かれている原稿のサイズを検知するためのものである。この原稿検知センサ50からの入力信号に基づいて、原稿のサイズが、日本工業規格(JIS)におけるA3、A4、B4、A5及びB5などといった定形のサイズであるか否かを検知することができる。原稿検知センサ50は、原稿に向けて照射した光の反射光を受光するか否かに基づいて原稿のサイズを検知する光反射型センサなどにより構成されていてもよいし、他の構成であってもよい。
図3は、CPU31の具体的構成を示した機能ブロック図である。本実施形態における画像形成装置1のCPU31は、例えば原稿サイズ判定部51、倍率設定部52、原稿サイズ選択部53及び記録紙サイズ選択部54として機能する。
倍率設定部52は、取得した画像データに基づく画像を記録紙に形成する際の倍率を設定する。具体的には、倍率設定部52は、倍率設定キー373の操作により入力された信号に基づいて、当該入力信号に対応する倍率で画像データを拡大又は縮小するよう設定する。
原稿サイズ判定部51は、読取可能な原稿のサイズを判定する。本実施形態では、記録紙サイズ記憶部341に記憶されている画像形成装置1により画像を形成することが可能な記録紙のサイズ、及び、倍率設定部52により設定された倍率に基づいて、読取可能な原稿のサイズが判定される。例えば、画像形成装置1により画像を形成することが可能な記録紙のサイズに対して、設定された倍率を用いて逆算を行なうことにより、読取可能な原稿のサイズを算出することができる。
原稿サイズ判定部51による処理の一例として、例えば記録紙のサイズがA4であり、倍率が100%である場合には、読取可能な原稿のサイズとしてA4及びA4R(A4横)を算出することができる。記録紙のサイズがA4であり、倍率が200%である場合には、読取可能な原稿のサイズとしてA5を算出することができる。記録紙のサイズがA4であり、倍率が130%である場合には、読取可能な原稿のサイズとしてA5及びB5を算出することができる。一方、例えば記録紙のサイズがA5であり、倍率が200%である場合には、読取可能な原稿のサイズとして該当するサイズはないと判断できる。
原稿サイズ選択部53は、画像形成装置1により読取可能な複数種類の原稿のサイズをLCD372に表示させ、ユーザによる原稿のサイズの選択を受け付ける。具体的には、A3、A4、B4、A5及びB5などといった定形の原稿サイズが原稿サイズ選択画面としてLCD372に表示され、ユーザは、表示された定形の原稿サイズのいずれかを原稿サイズ選択キー374により選択することができる。
記録紙サイズ選択部54は、原稿サイズ判定部51により読取可能と判定される原稿のサイズがない場合に、画像形成装置1により画像を形成することが可能な複数種類の記録紙のサイズをLCD372に表示させ、ユーザによる記録紙のサイズの選択を受け付ける。具体的には、A3、A4、B4、A5及びB5などといった定形の記録紙サイズが記録紙サイズ選択画面としてLCD372に表示され、ユーザは、表示された定形の記録紙サイズのいずれかを記録紙サイズ選択キー375により選択することができる。
図4Aは、LCD372に表示される原稿サイズ選択画面の一例を示した図である。この例では、定形の原稿サイズとして、A3、A4、A4R、B4、A5、B5、Letter(レター)及びLegal(リーガル)が原稿サイズ選択画面に表示されている。
本実施形態では、原稿サイズ選択部53が、原稿サイズ判定部51により読取可能と判定された原稿のサイズのみを選択可能な状態にするようになっている。図4Aの例では、A3、A4、A4R、B4及びLetterのみが選択可能な状態とされ、A5、B5及びLegalは選択できない状態となっている。このように、複数種類の原稿のサイズのうち、読取可能な原稿のサイズのみを選択可能な状態でLCD372に表示させることにより、読取可能でない原稿のサイズが誤って選択されることがないので、原稿の読取を円滑に開始させることができる。
この例では、LCD372がタッチパネルを含む構成であり、LCD372に表示された原稿サイズ選択キー374を操作することにより、原稿のサイズを選択することができるようになっている。すなわち、図4Aの例では、A3、A4、A4R、B4及びLetterに対応する原稿サイズ選択キー374の操作のみが受け付けられ、A5、B5及びLegalに対応する原稿サイズ選択キー374の操作は受け付けられないようになっている。
LCD372としては、例えば白黒表示により表示を行なうもの(モノクロディスプレイ)、又は、カラー表示により表示を行なうもの(カラーディスプレイ)を用いることができる。モノクロディスプレイの場合には、画像形成装置1により読取可能な複数種類の原稿のサイズのうち、原稿サイズ判定部51により読取可能と判定されたサイズ以外のサイズに対応する原稿サイズ選択キー374が、網掛け表示にてLCD372に表示されることが好ましい。ここで、網掛け表示とは、原稿サイズ選択キー374の領域を網点などの模様で塗りつぶすこと(ハッチング)を意味している。
カラーディスプレイの場合には、画像形成装置1により読取可能な複数種類の原稿のサイズのうち、原稿サイズ判定部51により読取可能と判定されたサイズ以外のサイズに対応する原稿サイズ選択キー374が、グレーアウト表示にてLCD372に表示されることが好ましい。ここで、グレーアウト表示とは、原稿サイズ選択キー374の領域をグレーで表示することを意味している。
このように、原稿サイズ判定部51により読取可能と判定されたサイズ以外のサイズに対応する原稿サイズ選択キー374を網掛け表示又はグレーアウト表示とすることにより、当該原稿サイズ選択キー374が選択できないことをユーザに分かりやすくすることができる。ただし、網掛け表示又はグレーアウト表示に限らず、例えば読取可能と判定されたサイズに対応する原稿サイズ選択キー374のみがLCD372に表示されるような構成であってもよい。
図4Bは、LCD372に表示される記録紙サイズ選択画面の一例を示した図である。この例では、画像形成装置1により画像を形成することが可能な記録紙サイズとして記録紙サイズ記憶部341に記憶されているデータに基づいて、A4、B4及びA3が記録紙サイズ選択画面に表示されている。また、この例における記録紙サイズ選択画面には、手差しで記録紙をセットするための「手差し」が表示されている。
本実施形態では、読取可能と判定される原稿のサイズがない場合には、LCD372に表示された複数種類の記録紙のサイズの中からユーザが適切なサイズの記録紙を選択して、原稿の読取を開始させることができる。したがって、読取可能と判定される原稿のサイズがない場合であっても、原稿の読取を円滑に開始させることができる。
この例では、LCD372がタッチパネルを含む構成であり、LCD372に表示された記録紙サイズ選択キー375を操作することにより、記録紙のサイズを選択することができるようになっている。
図5は、原稿をセットして読取を開始させる際のCPU31による処理の一例を示したフローチャートである。ガラス板3d上のセット位置に原稿がセットされた場合には、まず、原稿検知センサ50からの入力信号に基づいて、原稿が定形のサイズであるか否かが判定される(ステップS101)。
原稿が定形のサイズである場合には(ステップS101でYes)、記録紙サイズ記憶部341に記憶されているデータに基づいて、原稿のサイズに対応する定形の記録紙が給紙部5にあるか否かが判定される(ステップS102)。そして、原稿のサイズに対応する定形の記録紙が給紙部5にある場合には(ステップS102でYes)、原稿が読み取られた後(ステップS103)、原稿のサイズに対応する記録紙に対して、読み取られた原稿の画像データに基づく画像が形成される(ステップS104)。
一方、原稿のサイズに対応する定形の記録紙が給紙部5にない場合には(ステップS102でNo)、LCD372に記録紙サイズ選択画面が表示され、ユーザにより記録紙のサイズ選択が行なわれる(ステップS109)。その後、原稿が読み取られ(ステップS103)、選択されたサイズの記録紙に対して、読み取られた原稿の画像データに基づく画像が形成される(ステップS104)。
原稿が定形のサイズでない場合には(ステップS101でNo)、画像形成装置1により画像を形成することが可能な記録紙のサイズ、及び、倍率設定部52により設定された倍率に基づいて、読取可能な原稿のサイズが算出される(ステップS105)。そして、読取可能な原稿のサイズがある場合には(ステップS106でYes)、読取可能な原稿のサイズが選択可能な状態でLCD372の原稿サイズ選択画面に表示される(ステップS107)。その後、ユーザにより原稿のサイズ選択が行なわれ(ステップS108)、選択されたサイズで原稿が読み取られた後(ステップS103)、原稿のサイズ及び倍率に対応するサイズの記録紙に対して、読み取られた原稿の画像データに基づく画像が形成される(ステップS104)。
一方、読取可能な原稿のサイズがない場合には(ステップS106でNo)、LCD372に記録紙サイズ選択画面が表示され、ユーザにより記録紙のサイズ選択が行なわれる(ステップS109)。その後、原稿が読み取られ(ステップS103)、選択されたサイズの記録紙に対して、読み取られた原稿の画像データに基づく画像が形成される(ステップS104)。
1 画像形成装置
3 画像読取部
4 画像形成部
31 CPU
37 操作パネル
50 原稿検知センサ
51 原稿サイズ判定部
52 倍率設定部
53 原稿サイズ選択部
54 記録紙サイズ選択部
341 記録紙サイズ記憶部
371 操作キー
372 LCD
373 倍率設定キー
374 原稿サイズ選択キー
375 記録紙サイズ選択キー

Claims (4)

  1. セット位置に置かれている原稿の画像を読み取ることにより画像データを取得し、当該画像データに基づく画像を記録紙に形成することが可能な画像形成装置であって、
    取得した画像データに基づく画像を記録紙に形成する際の倍率を設定するための倍率設定部と、
    前記画像形成装置により画像を形成することが可能な記録紙のサイズ、及び、前記倍率設定部により設定された倍率に基づいて、読取可能な原稿のサイズを判定する原稿サイズ判定部と、
    前記画像形成装置により読取可能な複数種類の原稿のサイズを表示部に表示させ、ユーザによる原稿のサイズの選択を受け付ける原稿サイズ選択部とを備え、
    前記原稿サイズ選択部は、前記原稿サイズ判定部により読取可能と判定された原稿のサイズのみを選択可能な状態にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記原稿サイズ判定部により読取可能と判定される原稿のサイズがない場合に、前記画像形成装置により画像を形成することが可能な複数種類の記録紙のサイズを前記表示部に表示させ、ユーザによる記録紙のサイズの選択を受け付ける記録紙サイズ選択部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記表示部は、白黒表示により表示を行なうものであり、
    前記原稿サイズ選択部は、前記画像形成装置により読取可能な複数種類の原稿のサイズのうち、前記原稿サイズ判定部により読取可能と判定されたサイズ以外のサイズを選択するためのキーを、網掛け表示にて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記表示部は、カラー表示により表示を行なうものであり、
    前記原稿サイズ選択部は、前記画像形成装置により読取可能な複数種類の原稿のサイズのうち、前記原稿サイズ判定部により読取可能と判定されたサイズ以外のサイズを選択するためのキーを、グレーアウト表示にて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114027261A (zh) * 2021-12-14 2022-02-11 湖南省河洲生态甲鱼养殖有限公司 一种生态甲鱼饵料投放装置及投放方法

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