JP2012146563A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 照明器具10は、直管型LEDランプ14と、直管型LEDランプ14の前面に取り付けられる反射板18と、直管型LEDランプ14を反射板18の前面に保持するランプ支持ばね19とを備え、ランプ支持ばね19は、直管型LEDランプ14の発光面の下方に位置する部位が、直管型LEDランプ14の発光面の上方に位置する部位よりも短い。
【選択図】 図1
Description
特許文献1に記載の照明器具は、ランプ支持ばねの本体に対する取付方向を逆方向に変更することにより、ランプ支持ばねを取り付けるために器具本体に設けるビス孔を蛍光ランプの外径にかかわらず、位置変更する必要がない。
図9に示すように、このような従来の照明器具100における直管型LEDランプ101は、円筒形状のガラス管102内に、複数のLED103をガラス管102の長手方向に実装させたLED基板104を有するLEDユニット105を内蔵している。
そのため、LED103からの光成分がLED基板104により遮られるために、その上方に、影となる暗範囲θ100ができる。
従って、従来の照明器具100は、直管型LEDランプ101の配光の特性に伴う暗範囲θ100により光学的な特性に影響があるとともに、意匠面で具合が悪い。
これは、直管型LEDランプ101が、放熱性を高めるためにアルミニウム製等の重量物である放熱板を内蔵しているので、従来の蛍光ランプと比べて質量が大きいからであり、保持力を高める必要があるとともにボリュームを大きくする必要があるためである。
従って、従来の照明器具100は、ランプ支持ばね106の直管型LEDランプ101を挟持する部分107の大きな幅寸法L51により大きな範囲において光成分が遮られるために光学的な特性に支障がある。
従って、従来の照明器具100は、ランプ支持ばね106の放熱性が良好ではない。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態の照明器具10は、器具本体11と、器具本体11の一端部に取り付けられた給電側ソケット(図2参照)12と、器具本体11の他端部に取り付けられた接地側ソケット13とを備える。
また、照明器具10は、給電側ソケット12および接地側ソケット13に電気的に接続されて機械的に取り付けられる直管型LEDランプ14と、器具本体11に取り付けられた一対の反射板取付部材15と、電源端子台16と、電源ブロック17とを備える。
そして、照明器具10は、直管型LEDランプ14の前面に取り付けられる反射板18と、直管型LEDランプ14を反射板18の前面に保持する一対のランプ支持ばね19とを備える。
照明器具10は、天井面(図7参照)1に設置されるベースライトに適用される。
電源端子台16には、電源配線20が外部から引き込まれており、電源端子台16からは電源ブロック17に不図示の器具内配線が電気的に接続される。
電源ブロック17からは、同じく不図示の器具内配線が給電側ソケット12および接地側ソケット13に電気的に接続される。
給電側ソケット12は、給電側ソケット台21を介して器具本体11に取り付けられている。接地側ソケット13は、接地側ソケット台22を介して器具本体11に取り付けられている。
直管型LEDランプ14は、ガラス管23の他端部の口金26に、接地側ソケット13に収容されている不図示の接地側端子受に電気的に接続される単一の接地側口金ピン27を有する。
直管型LEDランプ14は、給電側ソケット12から給電された直流電流が給電側口金ピン25から接地側口金ピン27を通じて接地側ソケット台22に流れる。
そして、直管型LEDランプ14は、LED基板29が有する不図示のプリント回路に直流電流が供給されてLED28が発光する。
直管型LEDランプ14は、被照射対象に向けた照射範囲が全周に対して1/2ないし2/3である。
なお、直管型LEDランプ14は、一端部の口金24に一対の給電側口金ピン25を有し、他端部の口金26に単一の接地側口金ピン27を有するものに限ることはない。
例えば、一端部の口金24に3本の給電側口金ピン25を有し、他端部の口金26に2本の接地側口金ピン27を有するものや、一端部の口金24に2本の給電側口金ピン25を有し、他端部の口金26に2本の接地側口金ピン27を有するものであってもよい。
反射板18は、天板31と周板32との内面に反射面33を有し、天板31の端部寄りにランプ支持ばね19を取り付けるための一対の取付孔(図5参照)34を有する。
反射板18は、天板31の端部側に給電側ソケット12および接地側ソケット13を挿通させるための一対のソケット挿通孔(図5参照)35を有する。
反射板18は、一対の反射板取付部材15により挟持されてねじ止めされることにより、給電側ソケット12および接地側ソケット13がソケット挿通孔35を挿通して下方に向けて突出する。
ランプ支持ばね19は、略コ字形状に形成された本体36に有する天板37から略ハ字形状に上方に突出する一対の爪部38を有し、本体36の下方に、直管型LEDランプ14を握持するための一対の保持部39が接続されている。
保持部39は、本体36から先細状に延出されているために、段部を介して接続されたものと比べて、弾性反発力が緩やかな変動曲線になるので、十分な保持力を有する。
そして、ランプ支持ばね19は、反射板18の内面に突出されている保持部39により直管型LEDランプ14のガラス管23を保持する。
このとき、ランプ支持ばね19は、保持部39が本体36に比べて、十分に小さい幅寸法L2を有して先細状に形成されているために、直管型LEDランプ14から放射状に出射される光成分を遮ることが少ない。
しかし、照明器具10は、ランプ支持ばね19において、直管型LEDランプ14の発光面の下方に位置する保持部39の幅寸法L2が、直管型LEDランプ14の発光面の上方に位置する本体36の幅寸法L1よりも十分に小さい。
そのため、照明器具10は、従来の照明器具と比べて、直管型LEDランプ14の下方を遮る領域が極端に小さい。
従って、照明器具10は、直管型LEDランプ14の光学的な特性への影響がなく、意匠面で良好にできる。
従って、ランプ支持ばね19は、放熱性に優れる材料により成形された保持部39および本体36が直管型LEDランプ14に熱的に接続されることにより、放熱性を向上できる。
ここで、直管型LEDランプ14の発光面の上方に位置する本体36の幅寸法L1をさらに大きくすることにより、直管型LEDランプ14に大きい面積で熱的に接続されるので、直管型LEDランプ14の放熱性を、より一層向上できる。
従って、第1実施形態の照明器具10によれば、従来の照明器具と比べて、直管型LEDランプ14の下方を遮る領域が極端に小さいので、直管型LEDランプ14の光学的な特性への影響がなく、意匠面で良好にできる。
次に、本発明に係る第2実施形態の照明器具について説明する。
なお、以下の第2実施形態において、前述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
ランプ支持ばね41は、直管型LEDランプ14の発光面の上方に位置する本体42が幅寸法L1を有し、直管型LEDランプ14の発光面の下方に位置する保持部46が本体42よりも十分に小さい幅寸法L2を有する。
14 直管型LEDランプ
18 反射板
19,41 ランプ支持ばね
Claims (2)
- 直管型LEDランプと、
前記直管型LEDランプの前面に取り付けられる反射板と、
前記直管型LEDランプを前記反射板の前面に保持するランプ支持ばねとを備え、
前記ランプ支持ばねは、前記直管型LEDランプの発光面の下方に位置する部位が、前記直管型LEDランプの発光面の上方に位置する部位よりも短い照明器具。 - 請求項1に記載の照明器具において、
前記ランプ支持ばねが、放熱性に優れる材料により成形される照明器具。
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2011
- 2011-01-13 JP JP2011005008A patent/JP2012146563A/ja active Pending
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