JP2012145396A - X線検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】X線検査装置は、ベルトコンベア800によって搬送される被検査物900に対してX線検査室300内でX線を照射して検査が行われる。X線漏洩防止カーテン500によりX線検査室300へ被検査物900を搬入出する開口部からX線の漏洩が防止される。また、X線漏洩防止カーテンは、互いに独立して回動可能な複数の棒部材にそれぞれ取り付けられる複数のカーテンにより開口部を遮蔽し、ベルトコンベア800の搬送面へ近づくに連れて当該カーテンを回動させる力が小さくなるよう形成されたものである。
【選択図】図2
Description
本発明に係るX線検査装置は、搬送装置によって搬送される被検査物に対して検査室内でX線を照射して検査を行い、検査室へ被検査物を搬入出する開口部からX線の漏洩を防止するX線漏洩防止部材を含むX線検査装置であって、X線漏洩防止部材は、互いに独立して回動可能な複数の支持部材にそれぞれ取り付けられる複数の面部材により開口部を遮蔽し、搬送装置の搬送面へ近づくに連れて当該面部材を回動させる力が小さくなるよう形成されたものである。
例えば、体積が小さく、かつ重量の軽い被検査物がX線漏洩防止部材を通過する際に、被検査物の姿勢が変化し、被検査物の姿勢が安定しない状態でX線検査を行うことを防止することができる。
また、体積が大きく、かつ重量の重い被検査物がX線漏洩防止部材を通過する際に、被検査物の体積に応じて複数の面部材の一部が回動するので、漏洩を最大限に防止しつつ、X線検査を行うことを防止することができる。
その結果、安定して、被検査物の検査を行うとともに、被検査物に応じてX線の漏洩を最適に防止することができる。
第2の発明に係るX線検査装置において、X線漏洩防止部材は、搬送装置の搬送面へ近づくに連れて当該面部材の面積が小さくなるよう形成されたものである。
第3の発明に係るX線検査装置において、X線漏洩防止部材は、搬送装置の搬送面へ近づくに連れて当該面部材の高さが小さくなるよう形成されたものである。
第4の発明に係るX線検査装置においては、複数の支持部材が、同軸を基準に回動可能に設けられ、かつ複数の面部材のそれぞれ略中央部に接続されたものである。
その結果、X線検査装置のメンテナンス性および清掃性を高めることができる。また、面部材の中央部に支持部材が接続されるので、支持部材が面部材の中央部から偏芯して設けられた場合と比較して、より小さな力で、かつ安定して回動させることができる。
第5の発明に係るX線検査装置において、複数の面部材は、搬送装置の搬送面と垂直な略一平面を形成する。
第6の発明に係るX線検査装置において、複数の面部材は、鉛直方向に隣接する二つの面部材のうち一方が他方にオーバラップして設けられたものである。
(一の実施の形態)
図1は、本発明に係るX線検査装置100の一例を示す模式的外観図であり、図2は、本発明に係るX線検査装置100の内部構造の一例を示す模式図である。
Access Memory)またはROM(Read-Only Memory)に格納されている処理プログラムを実行することによって機能的に実現される。
このような処理プログラムは、当該処理プログラムが記録されたCD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体からインストールすることが可能であるし、ネットワークを介してサーバからダウンロードすることも可能である。また、メモリ270および処理後データ記憶部261はハードディスクドライブ等からなる。
続いて、図4はX線漏洩防止カーテン500の一例を示す模式的平面図であり、図5はX線漏洩防止カーテン500の一例を示す模式的側面図であり、図6はX線漏洩防止カーテン500の一例を示す模式的斜視図である。なお、図6のX線漏洩防止カーテン500は、X線漏洩防止カーテン500の裏面(搬送下流側)から矢視したものを示す。
X線漏洩防止カーテン500の全体幅は、450mmであり、高さは、130mmであり、厚みは、1.0mmである。
なお、本実施の形態においては、幅B510は、幅B520の約半分の値であり、幅B520は、幅B530の約半分の値である。なお、高さH510は、高さH520の約半分の値であり、高さH520は、高さH530の約半分の値である。
次に、図7は、図4から図6に示すX線漏洩防止カーテン500の動作を説明するための模式図である。
図8は、X線漏洩防止カーテン500の他の例を示す模式的側面図である。以下、図8に示すX線漏洩防止カーテン500aが、図4〜図6に示したX線漏洩防止カーテン500と相違する点について説明を行う。
次に、図9は、X線漏洩防止カーテン500の他の例を示す模式的平面図である。
次に、図10は、X線漏洩防止カーテン500の他の例を示す模式的図であり、図11は、X線漏洩防止カーテン500の他の例を示す模式的斜視図である。図10(a)はX線漏洩防止カーテン500の模式的平面を示し、図10(b)は模式的下面を示す。
同様に、棒部材612cには、カーテン523cとカーテン524cとの隙間をカバーするカバー部612CVが一体に形成されており、棒部材613cには、カーテン525cとカーテン526cとの隙間をカバーするカバー部613CVが一体に形成されている。
次に、図12は、図10に示したX線漏洩防止カーテン500cの他の例を示す模式的図である。図12(a)はX線漏洩防止カーテン500dの模式的平面を示し、図12(b)は模式的下面を示す。
同様に、カーテン533dには、カーテン534dと棒部材622dとの隙間(0.1mmから0.5mm程度)をカバーするカバー部622CV1が一体に形成されており、カーテン532dおよびカーテン521dには、カーテン533dおよび棒部材611dと、カーテン522dおよび棒部材611dとの隙間をカバーするカバー部532CV1,521CV1が一体に形成されている。
同様に、カーテン512d,523d,〜,525d,535d,〜,541dには、カバー部512CV1,523CV1,〜,525CV1,535CV1,〜,541CV1が一体に形成されている。
図13は、X線漏洩防止カーテン500のさらに他の例を示す模式的側面図である。
図14は、X線漏洩防止カーテン500のさらに他の例を示す模式的側面図である。
すなわち、カーテンの体積を、ベルトコンベア800に近い方、または該中央部に近づくに連れて小さくすることもできる。
その結果、ある一定の大きさの被検査物が理想的なベルトコンベア800の中央から、ずれてベルトコンベア800上を搬送された場合であっても、X線漏洩防止カーテン500の回動面積を最小にできるので、X線漏洩を最大限防止することができる。
X線検査装置の幅(幅方向外側に突出するコンベア部分を除く):WL1=800mm(図15(a),(b)参照)
X線検査装置の幅(幅方向外側に突出するコンベア部分を含む):WL2=1000mm(図15(b)参照)
搬送面までの高さ:TH2=750mm(図15(a)参照)
X線検査装置の奥行:BL1=850mm(図15(b)参照)
ベルト幅:BL4=430mm(図15(b)参照)
前面部からX線源までの距離:BL3=290mm(図15(b)参照)
背面部からX線源までの距離:BL2=560mm(図15(b)参照)
側面部(右側面部、左側面部)からX線源までの距離:WL3,WL4=400mm(図15(b)参照)
天面部からX線源までの距離:TH3=400mm(図15(c)参照)
X線源から底面部までの距離:TH4=340mm(図15(c)参照)
センサボックス中央部分の高さ:SH1=85mm(図15(d)参照)
センサボックス中央部分の幅:SL2+SL3=360mm(180mm+180mm)(図15(d)参照)
センサボックスの側端部の幅:SL5=60mm(図15(d)参照)
センサボックスの側端部の外側部材の幅:SL4=60mm(図15(d)参照)
カーテン500の間隔:WL5,WL6,WL7=130mm(図15(e)参照)
装置中央から上部ローラまでの距離:WL8=500mm(上部ローラ間距離:1000mm)
装置中央から下部ローラまでの距離:WL9=250mm(下部ローラ間距離:500mm)
搬送面からラインセンサまでの距離:TH6=50mm
ベルトの上面から下面までの距離:TH7=140mm
X線遮蔽カーテンの鉛直方向長さ:TH10=130mm
搬入口および搬出口の高さ:TH8=150mm
搬入口および搬出口の幅:WL10=480mm
また、X線検査装置100の筺体(シールドボックス)は、厚みが約2mm〜約3mmのSUS304が使用されている。
この場合、X線漏洩防止カーテン500,500a,〜,500fのカーテンは、ベルトコンベア800の搬送面に近づくに連れて当該カーテンを回動させる力が小さくなる。すなわち、カーテンの面積を小さくする、または1枚のカーテンの高さを低くすることで、カーテンの回動力を低下させることができる。その結果、被検査物900に応じて、安定したX線検査を行うことができる。
また、重量の軽い被検査物900がX線漏洩防止カーテン500,500a,〜,500fを通過する際に、カーテンの重みで、被検査物900の姿勢が変化し、被検査物900の姿勢が安定していない状態でX線検査を行うことを防止することができる。
200 X線照射装置
220 ラインセンサ
300 X線検査室
500 X線漏洩防止カーテン
600 軸
800 ベルトコンベア
900 被検査物
Claims (6)
- 搬送装置によって搬送される被検査物に対して検査室内でX線を照射して検査を行い、前記検査室へ前記被検査物を搬入出する開口部から前記X線の漏洩を防止するX線漏洩防止部材を含むX線検査装置であって、
前記X線漏洩防止部材は、
互いに独立して回動可能な複数の支持部材にそれぞれ取り付けられる複数の面部材により前記開口部を遮蔽し、前記搬送装置の搬送面へ近づくに連れて当該面部材を回動させる力が小さくなるよう形成されたことを特徴とするX線検査装置。 - 前記X線漏洩防止部材は、
前記搬送装置の搬送面へ近づくに連れて当該面部材の面積が小さくなるよう形成されたことを特徴とする請求項1記載のX線検査装置。 - 前記X線漏洩防止部材は、
前記搬送装置の搬送面へ近づくに連れて当該面部材の高さが小さくなるよう形成されたことを特徴とする請求項1または2記載のX線検査装置。 - 前記複数の支持部材は、同軸を基準に回動可能に設けられ、かつ前記複数の面部材のそれぞれ略中央部に接続されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のX線検査装置。
- 前記複数の面部材は、前記搬送装置の搬送面と垂直な略一平面を形成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のX線検査装置。
- 前記複数の面部材は、鉛直方向に隣接する二つの面部材のうち一方が他方にオーバラップして設けられたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のX線検査装置。
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JP2016109622A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | アンリツインフィビス株式会社 | X線検査装置 |
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