JP2012141164A - 温度センサの取付配線用具、温度センサ装置およびその取付配線用具を用いた温度センサの配線方法 - Google Patents

温度センサの取付配線用具、温度センサ装置およびその取付配線用具を用いた温度センサの配線方法 Download PDF

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Abstract

【課題】温度センサ装置の取り付けに際し、そのリード線が引っ張られた場合でも、リード線の破断やサーミスタの破断を防止することができ、接続の信頼性を向上させることができる温度センサの取付配線用具を提供する。
【解決手段】被温度検出体への取り付け部を先端部に備えた取付配線用具であって、
前記取り付け部を先端部に備えた取付配線用具本体に、温度センサの取り付け部を備え、この温度センサ取り付け部を間にして前記取り付け部の反対側に、前記温度センサからのリード線を折り返して固定する折り返し手段を備えた構成となっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、温度センサを取り付けて配線するための温度センサの取付配線用具およびその取付配線用具を用いて配線された温度センサ装置およびその取付配線用具を用いて温度センサを配線する温度センサの配線方法に関する。
図10は、従来の取付配線用具によって配線された温度センサ装置の構成を示すものであり、(a)は、従来の取付配線用具の斜視図であり、(b)は、(a)に示した取付配線用具によって配線された温度センサ装置の斜視図である。
図10(a)に示すように、従来の取付配線用具1は、板状部材1aに設けられた温度センサの取り付け部1bと、板状部材1aの先端に設けられ温度センサの取り付けられた取付配線用具1を所定の被温度検出体に固定するためのリング状の丸形端子部1cとからなっている。
そして、図10(b)に示すように、取付配線用具1の温度センサの取り付け部1b内に、温度センサ2が挿入され、その温度センサ2が挿入された取り付け部1b内に、エポキシ等の充填材を注入し、その温度センサ2を取付配線用具1に固定する。
ここでの温度センサ2としては、両面に電極を備えたサーミスタエレメントと、サーミスタエレメントの両電極を挟持した第1のリード線3a、3bと、第1のリード線3a、3bとサーミスタエレメントとの接続部をガラス材料でコーティングしたガラスコーティング部とからなり、図10(b)に示すように、取付配線用具1の温度センサの取り付け部1b内に、温度センサ2のガラスコーティング部が挿入され、エポキシ等の充填材で固定されるようになっている。
そして、図10(b)に示すように、サーミスタエレメントに電気的に接続された第1のリード線3a、3bに、実装するための第2のリード線4a、4bがそれぞれ半田等で接続され、その接続部が樹脂コーティングされ、配線済みの温度センサ装置となる。
この場合、サーミスタエレメントは、バルクタイプのサーミスタからなっているが、他のタイプのものでも良い。
図11は、他の従来の取付配線用具によって配線された温度センサ装置の斜視図である。
図11に示すように、他の従来例では、サーミスタエレメントに接続された第1のリード線に接続された第2のリード線4a、4bの部分をチューブ13を介して爪5a、5bによってカシメて固定するようにしている
なお、記載すべき先行技術文献情報はありませんでした。
しかしながら、上記図10に示したような従来の温度センサ装置では、サーミスタエレメントから、第1のリード線3a、3bから第2のリード線4a、4bへと直線状にリード配線がなされている。
そのため、温度センサ装置の取り付けに際し、リード線が引っ張られた場合、その引っ張り力がサーミスタエレメントへ直接につたわり、取付配線用具1の温度センサの取り付け部1bからガラスガラスコーティングされたサーミスタエレメントが脱落したり、第1のリード線3a、3bと第2のリード線4a、4bとの接続部分が破断したり、第1のリード線3a、3bが切断したり、ガラスコーティング部が割れてしまったりする問題点があった。
また、上記図10に示したような従来の取付配線用具1では、充填材の充填の際、温度センサ2の取り付け部1bの開口が狭いため、温度センサ2が挿入された取り付け部1b内に充填材を充填させる作業が困難であると共に、取付配線用具1の下面が平面とはなっていなかったので、この取付配線用具1が安定せず、取り付け作業が難しく、適切な角度に温度センサ2を取り付けることが難しい問題点があった。
また、上記図11に示したような従来の温度センサ装置では、第2のリード線4a、4bの部分を爪5a、5bによってカシメて固定するようにしているため、温度センサ装置の取り付けに際し、リード線が引っ張られた場合、その引っ張り力がサーミスタエレメントへ直接につたわることは無いが、第2のリード線4a、4bをカシメることとなるので、そのカシメによって第2のリード線4a、4bの被覆が保証されないという問題点があった。
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、その課題は、温度センサ装置の取り付けに際し、そのリード線が引っ張られた場合でも、リード線の破断やサーミスタの破断を防止することができ、接続の信頼性を向上させることができる温度センサの取付配線用具を提供することにある。
この発明の他の課題は、温度センサ装置の取り付けに際し、そのリード線が引っ張られた場合でも、リード線の破断やサーミスタの破断を防止することができ、接続の信頼性を向上させることができる温度センサ装置を提供することにある。
この発明の他の課題は、取り付け作業が簡単で、適切な角度に温度センサを容易に取り付けることができる温度センサの配線方法を提供することにある。
本発明の特徴は、被温度検出体への取り付け部を先端部に備えた取付配線用具であって、前記取り付け部を先端部に備えた取付配線用具本体に、温度センサの取り付け部を備え、この温度センサ取り付け部を間にして前記取り付け部の反対側に、前記温度センサからのリード線を折り返して固定する折り返し手段を備えることである。
本発明の他の特徴は、被温度検出体への取り付け部を先端部に備えた取付配線用具であって、前記取り付け部を先端部に備えた取付配線用具本体に、温度センサの取り付け部を備え、この温度センサ取り付け部を間にして前記取り付け部の反対側に、前記取付配線用具本体に対してほぼ直角に屈曲した屈曲部を備え、この屈曲部に、前記温度センサからのリード線が挿入可能な挿通口を備え、前記屈曲部の先端側に、前記挿通口の打抜き部を折り返した折り返し部を備え、前記屈曲部の先端部に、前記取付配線用具本体と反対方向に伸びた延伸部を備えることである。
本発明の他の特徴は、取付配線用具を用いて温度センサの配線された温度センサ装置であって、先端部に被温度検出体への取り付け部を備えた取付配線用具本体の基端部に、取付配線用具本体に対してほぼ直角に屈曲した屈曲部を備え、屈曲部の先端部に、取付配線用具本体と反対方向に伸びた延伸部を備え、取付配線用具本体に備えた温度センサ取り付け部に固定した前記温度センサの第1のリード線を、前記屈曲部に形成した挿通口に挿入して備え、この挿通口に対して、前記第1のリード線と同方向に挿入した第2のリード線の先端部と、前記第1のリード線の先端部とをそれぞれ一体的に接続し、前記第2のリード線を、前記挿通口の折り返し部から前記延伸部に沿う方向へ折り返し、前記第1のリード線および前記第2のリード線を挿通したチューブを前記延伸部に移動し、前記第1のリード線および前記第2のリード線を前記延伸部に一体的に固定する構成を有することである。
本発明の他の特徴は、取付配線用具を用いて温度センサを配線する温度センサの配線方法であって、取付配線用具本体に備えた温度センサ取り付け部に前記温度センサを固定する工程と、前記温度センサ取り付け部に固定した前記温度センサの第1のリード線を、前記取付配線用具本体に対してほぼ直角に屈曲した屈曲部に形成した挿通口に挿入する工程と、前記挿通口に対して、前記第1のリード線と同方向に第2のリード線を挿入する工程と、前記第2のリード線の先端部と、前記第1のリード線の先端部とをそれぞれ一体的に接続する工程と、前記第2のリード線を、前記挿通口の折り返し部から前記延伸部に沿う方向へ折り返す工程と、前記第1のリード線および前記第2のリード線を挿通したチューブを、前記屈曲部の先端部に前記取付配線用具本体と反対方向に伸びた延伸部に移動し、前記第1のリード線および前記第2のリード線を前記延伸部に一体的に固定する工程と、を有することである。
以上のように、本発明による温度センサの取付配線用具によれば、温度センサ装置の取り付けに際し、そのリード線が引っ張られた場合でも、リード線の破断やサーミスタの破断を防止することができ、接続の信頼性を向上させることができる。
また、本発明による温度センサの配線方法によれば、取り付け作業において適切な角度に温度センサ2を取り付けることが可能となる。
この発明の一実施形態である取付配線用具の構成を示す斜視図である。 図1に示した取付配線用具の平面図である。 図1に示した取付配線用具の側面図である。 図1〜図3に示す取付配線用具を用いて温度センサを配線する温度センサの配線方法を示す工程図である。 図1〜図3に示す取付配線用具を用いて温度センサを配線する温度センサの配線方法を示す工程図である。 図1〜図3に示す取付配線用具を用いて温度センサを配線する温度センサの配線方法を示す工程図である。 図1〜図3に示す取付配線用具を用いて温度センサを配線する温度センサの配線方法を示す工程図である。 本発明による取付配線用具の変形例の平面図である。 図8に示した取付配線用具の側面図である。 従来の取付配線用具によって配線された温度センサ装置の構成を示すものであり、(a)は、従来の取付配線用具の斜視図であり、(b)は、(a)に示した取付配線用具によって配線された温度センサ装置の斜視図である。 他の従来の取付配線用具によって配線された温度センサ装置の斜視図である。
この発明の実施形態に係わる取付配線用具を用いた温度センサ装置について、図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態である取付配線用具の構成を示す斜視図である。
図2は、図1に示した取付配線用具の平面図であり、図3は、図1に示した取付配線用具の側面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の第1の実施形態に係わる取付配線用具10は、被温度検出体への取り付け部をなすリング状の丸形端子部10aを有し、丸形端子部10aを先端部に備えた取付配線用具本体10bに、温度センサの取り付け部10cを備え、この温度センサ取り付け部10cを間にして丸形端子部10aの反対側に、取付配線用具本体10bに対してほぼ直角に屈曲した屈曲部10dを備え、この屈曲部10dに、温度センサからのリード線が挿入可能な挿通口10eを備え、屈曲部10dの先端側に、挿通口10eの打抜き部を折り返した折り返し部10fを備え、屈曲部10dの先端部に、取付配線用具本体10bと反対方向に伸びた延伸部10gを備えた構成となっている。
そして、温度センサ取り付け部10cは、屈曲部10d方向の側面が開口し、他の3方向の側面が壁10c1、10c2、10cで囲まれた構成となっている。
また、延伸部10gには、温度センサのリード線を固定するためにシリコンゴム編組材料等からなる固定具の一例としてのチューブ13(図7参照)の一対の抜け止め防止用の引掛け部(フック)10hを備えている。
また、リング状の丸形端子部10aには、被温度検出体の角部分に、温度センサの取り付けられた取付配線用具10を取り付けるための切り欠き部10aが備えられている。
また、図3に示すように、取付配線用具10の底面10iは、平面となっている。
次に、図1〜図3に示す取付配線用具10を用いて温度センサを配線する温度センサの配線方法について説明する。
図4〜図7は、図1〜図3に示す取付配線用具を用いて温度センサを配線する温度センサの配線方法を示す工程図である。
まず、図4に示すように、屈曲部10dの挿通口10eに、温度センサ2からの第1のリード線3a、3bが挿入された後、取付配線用具10の温度センサの取り付け部10c内に、温度センサ2が載置され、その温度センサ2が載置された取り付け部10c内に、エポキシ等の充填材を注入して凝固させ、その充填材11によって温度センサ2を取付配線用具10に固定する。そして、温度センサの取り付け部10c内に、温度センサ2が載置された状態で、屈曲部10dの挿通口10eに、温度センサ2からの第1のリード線3a、3bが挿入されるようになっている。
ここでの温度センサ2としては、両面に電極を備えたサーミスタエレメントと、サーミスタエレメントの両電極を挟持して接続された第1のリード線3a、3bと、第1のリード線3a、3bとサーミスタエレメントとの接続部をガラス材料でコーティングしたガラスコーティング部とからなり、図4に示すように、取付配線用具10の温度センサの取り付け部10c内に、温度センサ2のガラスコーティング部が載置され、エポキシ等の充填材11で固定されるようになっている。
このように、取付配線用具10への温度センサ2の取り付けは、温度センサ2のガラスコーティング部を温度センサの取り付け部10cに載置し、充填材11で固定するだけで良いので、温度センサ2のガラスコーティング部を温度センサの取り付け部10cに載置する作業が容易である、温度センサ2が挿入された取り付け部10c内に充填材を充填させる作業が容易である等の効果がある。
上記図10の従来の取付配線用具1では、充填材の充填の際、温度センサ2の取り付け部1bの開口が狭いため、温度センサ2の挿入作業および温度センサ2が挿入された取り付け部1b内に充填材を充填させる作業が困難となっている。
また、取付配線用具10の底面10iは、平面となっているので、この取付配線用具10が安定し、取り付け作業において適切な角度に温度センサ2を取り付けることが容易となる。
上記図10に示したような従来の取付配線用具1では、取付配線用具1の下面が平面とはなっていなかったので、この取付配線用具1が安定せず、取り付け作業が難しく、適切な角度に温度センサ2を取り付けることが難しいものであった。
次に、図5に示すように、実装するための第2のリード線4a、4bが、丸形端子部10aの側から、屈曲部10dの挿通口10eに挿入され、温度センサ2からの第1のリード線3a、3bと、その第2のリード線4a、4bとがそれぞれ半田等で接続され、その接続部が樹脂コーティングされて樹脂コーティング部12a、12bを形成する。
次に、図6に示すように、第2のリード線4a、4bが、屈曲部10dの挿通口10eにおいて挿通口10eの打抜き部を折り返した折り返し部10fによって折り返される。
次に、図7に示すように、第2のリード線4a、4bに予め移動可能に備えられたシリコンゴム編組材料等からなる固定具としてのチューブ13によって、延伸部10g、第1のリード線3a、3b、第2のリード線4a、4b、および樹脂コーティング部12a、12bが、束ねるように覆われる。このようにして、取付配線用具を用いて配線された温度センサ装置が完成される。
ここで、第2のリード線4a、4bが、屈曲部10dの挿通口10eにおいて挿通口10eの打抜き部を折り返した折り返し部10fによって約180°に折り返されているので、温度センサ装置の取り付けに際し、第2のリード線4a、4bが引っ張られたりした場合でも、その引っ張り力を折り返し部10fが受け止め、その引っ張り力が、第1のリード線3a、3bや温度センサ2へ直接につたわることは無く、取付配線用具10の温度センサの取り付け部10cからガラスコーティングされたサーミスタエレメントが脱落したり、第1のリード線3a、3bと第2のリード線4a、4bとの接続部分である樹脂コーティング部12a、12bが破断したり、第1のリード線3a、3bが切断したり、ガラスコーティング部が割れてしまったりすることも無いものである。
また、折り返し部10fが、挿通口10eの打抜き部を折り返して形成されているので角が無く、上記引っ張り力が加わっても第2のリード線4a、4bを痛めることが無いものである。
このように、取付配線用具を用いて配線された温度センサ装置が図7に示される。
すなわち、図7に示すように、本願発明を実施した温度センサ装置20は、先端部に被温度検出体への取り付け部をなすリング状の丸形端子部10aを備えた取付配線用具本体10bの基端部に、取付配線用具本体10bに対してほぼ直角に屈曲した屈曲部10dを備え、屈曲部10dの先端部に、取付配線用具本体10bと反対方向に伸びた延伸部10gを備え、取付配線用具本体10bに備えた温度センサ2の取り付け部10cに固定した温度センサ2の第1のリード線3a、3bを、屈曲部10dに形成した挿通口10eに挿入して備え、この挿通口10eに対して、第1のリード線3a、3bと同方向に挿入した第2のリード線4a、4bの先端部と、第1のリード線3a、3bの先端部とをそれぞれ一体的に接続し、第2のリード線4a、4bを、挿通口10eの折り返し部10fから延伸部10gに沿う方向へ折り返し、第1のリード線3a、3bおよび第2のリード線4a、4bを挿通したチューブ13を延伸部10gに移動し、第1のリード線3a、3bおよび第2のリード線4a、4bを延伸部10gに一体的に固定する構成となっている。
このように、この実施形態によれば、第2のリード線4a、4bが、屈曲部10dの挿通口10eにおいて挿通口10eの打抜き部を折り返した折り返し部10fによって約180°に折り返されているので、温度センサ装置の取り付けに際し、第2のリード線4a、4bが引っ張られたりした場合でも、その引っ張り力を折り返し部10fが受け止め、その引っ張り力が、第1のリード線3a、3bや温度センサ2へ直接につたわることは無く、取付配線用具10の温度センサの取り付け部10cからガラスコーティングされたサーミスタエレメントが脱落したり、第1のリード線3a、3bと第2のリード線4a、4bとの接続部分である樹脂コーティング部12a、12bが破断したり、第1のリード線3a、3bが切断したり、ガラスコーティング部が割れてしまったりすることも無い効果がある。
また、折り返し部10fが、挿通口10eの打抜き部を折り返して形成されているので角が無く、上記引っ張り力が加わっても第2のリード線4a、4bを痛めることが無い効果もある。
また、第2のリード線4a、4bを爪によってカシメて固定したりしていないため、そのカシメによって第2のリード線4a、4bの被覆が保証されないという問題点も無い。
また、本願発明を実施した温度センサ装置10は、取り付け部をなすリング状の丸形端子部10aにネジを挿入して被温度検出体へ取り付けるわけであるが、その際に、被温度検出体の角部に、丸形端子部10aの切り欠き部10aを被温度検出体の角部にあてがうように取り付ければ温度センサ装置10の取り付け角度がずれること無く取り付けをおこなうことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、例えば、変形例として、図8、図9に示すように、取付配線用具本体10bの両側に、取付配線用具本体10bに対してほぼ直角に屈曲した第1および第2の屈曲部10jを設け、この第1および第2の屈曲部10jによって第2のリード線4a、4bを折り返して固定するようにしても良い。
図8は、本発明による取付配線用具の変形例の平面図であり、図9は、図8に示した取付配線用具の側面図である。
1…取付配線用具、1a…板状部材、1c…丸形端子部、2…温度センサ、
3…第1のリード線、4…第2のリード線、5a…爪、10…取付配線用具、
10a…丸形端子部、10b…取付配線用具本体、10d…屈曲部、10e…挿通口、
10g…延伸部、10i…底面、10j…第2の屈曲部、11…充填材、
12a…樹脂コーティング部、13…チューブ

Claims (10)

  1. 被温度検出体への取り付け部を先端部に備えた取付配線用具であって、
    前記取り付け部を先端部に備えた取付配線用具本体に、温度センサの取り付け部を備え、この温度センサ取り付け部を間にして前記取り付け部の反対側に、前記温度センサからのリード線を折り返して固定する折り返し手段を備えたことを特徴とする取付配線用具。
  2. 前記折り返し手段が、温度センサ取り付け部を間にして前記取り付け部の反対側において前記取付配線用具本体に対してほぼ直角に屈曲した屈曲部と、この屈曲部に設けられ前記温度センサからのリード線が挿入可能な挿通口と、前記屈曲部の先端側に設けられ前記挿通口の打抜き部を折り返した折り返し部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の取付配線用具。
  3. 前記折り返し手段が、取付配線用具本体の両側に、取付配線用具本体に対してほぼ直角に屈曲した第1および第2の屈曲部を備えることを特徴とする請求項1記載の取付配線用具。
  4. 前記屈曲部の先端部に、前記取付配線用具本体と反対方向に伸びた延伸部を備え、前記延伸部には、前記温度センサのリード線を固定するためのチューブの抜け止め防止用の引掛け部を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の取付配線用具。
  5. 前記取付配線用具の底面は、平面となっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の取付配線用具。
  6. 被温度検出体への取り付け部を先端部に備えた取付配線用具であって、
    前記取り付け部を先端部に備えた取付配線用具本体に、温度センサの取り付け部を備え、この温度センサ取り付け部を間にして前記取り付け部の反対側に、前記取付配線用具本体に対してほぼ直角に屈曲した屈曲部を備え、この屈曲部に、前記温度センサからのリード線が挿入可能な挿通口を備え、前記屈曲部の先端側に、前記挿通口の打抜き部を折り返した折り返し部を備え、前記屈曲部の先端部に、前記取付配線用具本体と反対方向に伸びた延伸部を備えたことを特徴とする取付配線用具。
  7. 取付配線用具を用いて温度センサの配線された温度センサ装置であって、
    先端部に被温度検出体への取り付け部を備えた取付配線用具本体の基端部に、取付配線用具本体に対してほぼ直角に屈曲した屈曲部を備え、屈曲部の先端部に、取付配線用具本体と反対方向に伸びた延伸部を備え、取付配線用具本体に備えた温度センサ取り付け部に固定した前記温度センサの第1のリード線を、前記屈曲部に形成した挿通口に挿入して備え、この挿通口に対して、前記第1のリード線と同方向に挿入した第2のリード線の先端部と、前記第1のリード線の先端部とをそれぞれ一体的に接続し、前記第2のリード線を、前記挿通口の折り返し部から前記延伸部に沿う方向へ折り返し、前記第1のリード線および前記第2のリード線を挿通した固定具によって、前記第1のリード線および前記第2のリード線を前記延伸部に一体的に固定してあることを特徴とする温度センサ装置。
  8. 前記屈曲部の先端部に、前記取付配線用具本体と反対方向に伸びた延伸部を備え、前記延伸部には、前記温度センサのリード線を固定するための固定具としてのチューブの抜け止め防止用の引掛け部を備えていることを特徴とする請求項7に記載の温度センサ装置。
  9. 前記取付配線用具の底面は、平面となっていることを特徴とする請求項7、8のいずれかに記載の温度センサ装置。
  10. 取付配線用具を用いて温度センサを配線する温度センサの配線方法であって、
    取付配線用具本体に対してほぼ直角に屈曲した屈曲部に形成した挿通口に前記温度センサの第1のリード線を挿入した後、前記取付配線用具本体に備えた温度センサ取り付け部に前記温度センサを固定する工程と、
    前記挿通口に対して、前記第1のリード線と同方向に第2のリード線を挿入する工程と、
    前記第2のリード線の先端部と、前記第1のリード線の先端部とをそれぞれ一体的に接続する工程と、
    前記第2のリード線を、前記挿通口の折り返し部から前記延伸部に沿う方向へ折り返す工程と、
    前記第1のリード線および前記第2のリード線を挿通した固定具を、前記屈曲部の先端部に前記取付配線用具本体と反対方向に伸びた延伸部に固定し、前記第1のリード線および前記第2のリード線を前記延伸部に一体的に固定する工程と、を有することを特徴とする温度センサの配線方法。
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JP2010292406A Pending JP2012141164A (ja) 2010-12-28 2010-12-28 温度センサの取付配線用具、温度センサ装置およびその取付配線用具を用いた温度センサの配線方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019174135A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 三菱マテリアル株式会社 温度センサ
JP2019184287A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 Tdk株式会社 温度センサ装置
JP7468320B2 (ja) 2020-12-02 2024-04-16 Tdk株式会社 温度センサ装置

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