JP2012139928A - ラベル用紙、及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】例えば、基紙及び粘着層を持つラベル用紙本体の粘着層から剥離紙を剥離する第1剥離装置20Aと、粘着層上に線状の機能性部材14を供給する供給装置40と、粘着層を剥離紙で被覆する第1被覆装置30Aと、粘着層から剥離紙を剥離する第2剥離装置20Bと、粘着層12から剥離紙を剥離した状態で、ラベル用紙本体と共に線状の機能性部材を当該線状の機能性部材の長さ方向と交差(例えば直交)する方向に沿って切断する第1切断装置50と、粘着層を剥離紙で被覆する第2被覆装置30Bと、粘着層を剥離紙で粘着層を被覆した状態で、線状の機能性部材を除くラベル用紙本体を線状の機能性部材の長さ方向に沿って切断する第2切断装置60と、を備えた製造装置101を用い、順次各工程を行う。
【選択図】図1
Description
請求項1に係る発明は、
基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、前記ラベル用紙本体中に配置される機能性部材と、前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、で構成されたラベル用紙のうち、前記ラベル用紙本体を切断する工程として、前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記機能性部材を切断する工程を含む切断工程を有するラベル用紙の製造方法。
前記機能性部材が、線状の機能性部材であり、
前記切断工程が、
前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材を、当該線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って切断する第1切断工程と、
前記第1切断工程後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆した状態で、前記機能性部材を除く前記ラベル用紙本体を、前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って切断する第2切断工程と、
を有する請求項1に記載のラベル用紙の製造方法。
前記第1切断工程が、未切断部を有するように断続的に切断する工程である請求項2に記載のラベル用紙の製造方法。
前記第2切断工程が、前記第1切断工程による前記未切断部の両端部と接するようにして切断する工程である請求項3に記載のラベル用紙の製造方法。
基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、で構成されたラベル用紙を準備する工程と、
前記粘着層から前記剥離紙を剥離する第1剥離工程と、
前記第1剥離工程後、前記粘着層上に線状の機能性部材を供給する供給工程と、
前記供給工程後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆する第1被覆工程と、
前記第1被覆工程後、前記粘着層から前記剥離紙を剥離する第2剥離工程と、
第2剥離工程後、前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材を当該線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って切断する第1切断工程と、
前記第1切断工程後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆する第2被覆工程と、
前記第2被覆工程後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆した状態で、前記線状の機能性部材を除く前記ラベル用紙本体を前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って切断する第2切断工程と、
を有するラベル用紙の製造方法。
基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、前記ラベル用紙本体中に配置される機能性部材と、前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、で構成されたラベル用紙のうち、前記ラベル用紙本体を切断する手段として、前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記機能性部材を切断する手段を含む切断手段を有するラベル用紙の製造装置。
前記機能性部材が、線状の機能性部材であり、
前記切断手段が、
前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材を、当該線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って切断する第1切断手段と、
前記第1切断手段による切断後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆した状態で、前記機能性部材を除く前記ラベル用紙本体を、前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って切断する第2切断手段と、
を有する請求項6に記載のラベル用紙の製造装置。
前記第1切断手段が、未切断部を有するように断続的に切断する手段である請求項7に記載のラベル用紙の製造装置。
前記第2切断手段が、前記第1切断手段による前記未切断部の両端部と接するようにして切断する手段である請求項8に記載のラベル用紙。
基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、で構成されたラベル用紙を準備する手段と、
前記粘着層から前記剥離紙を剥離する第1剥離手段と、
前記第1剥離手段による剥離後、前記粘着層上に線状の機能性部材を供給する供給手段と、
前記供給手段による供給後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆する第1被覆手段と、
前記第1被覆手段による被覆後、前記粘着層から前記剥離紙を剥離する第2剥離手段と、
第2剥離手段による剥離後、前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材を当該線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って切断する第1切断手段と、
前記第1切断手段による切断後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆する第2被覆手段と、
前記第2被覆手段による被覆後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆した状態で、前記線状の機能性部材を除く前記ラベル用紙本体を前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って切断する第2切断手段と、
を有するラベル用紙の製造装置。
基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、
記ラベル用紙本体中に配置される線状の機能性部材と、
前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、
前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材が切断された第1切断部であって、前記線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って、且つ未切断部を有するように断続的に切断された第1切断部と、
前記線状の機能性部材を除く前記ラベル用紙本体が切断された第2切断部であって、前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って、且つ前記第1切断部における前記未切断部の両端部と接するように切断された第2切断部と、
を有するラベル用紙。
請求項2に係る発明によれば、剥離紙の切断を抑制しつつ、ラベル用紙本体中の機能性部材の切断を実現して、切断により分割されたラベル用紙本体が得られるラベル用紙の製造方法を提供できる。
請求項3に係る発明によれば、連続的な切断で上記第1切断工程を施した場合に比べ、切断されたラベル用紙本体同士の位置ズレを抑制するラベル用紙の製造方法を提供できる。
請求項4に係る発明によれば2工程で、目的とする大きさで切断したラベル用紙本体が得られるラベル用紙の製造方法を提供できる。
請求項5に係る発明によれば、剥離紙の切断を抑制しつつ、ラベル用紙本体中の機能性部材の切断を実現するラベル用紙の製造方法を提供できる。
請求項7に係る発明によれば、剥離紙の切断を抑制しつつ、ラベル用紙本体中の機能性部材の切断を実現して、切断により分割されたラベル用紙本体が得られるラベル用紙の製造装置を提供できる。
請求項8に係る発明によれば、連続的な切断を行う上記第1切断手段を有する場合に比べ、切断されたラベル用紙本体同士の位置ズレを抑制するラベル用紙の製造装置を提供できる。
請求項9に係る発明によれば、2つの切断手段で、目的とする大きさで切断したラベル用紙本体が得られるラベル用紙の製造装置を提供できる。
請求項10に係る発明によれば、剥離紙の切断を抑制しつつ、ラベル用紙本体中の機能性部材の切断を実現するラベル用紙の製造装置を提供できる。
ラベル用紙本体10Aの搬送方向の下流側から上流側に向かって、
ラベル用紙本体10Aの粘着層12から剥離紙13を剥離する第1剥離装置20Aと、
ラベル用紙本体10Aの粘着層12上に線状の機能性部材14を供給する供給装置40と、
ラベル用紙本体10Aの粘着層12を剥離紙13で被覆する第1被覆装置30Aと、
ラベル用紙本体10Aの粘着層12から剥離紙13を剥離する第2剥離装置20Bと、
ラベル用紙本体10Aの粘着層12から剥離紙13を剥離した状態で、ラベル用紙本体10Aと共に線状の機能性部材14を当該線状の機能性部材14の長さ方向と交差(例えば直交)する方向に沿って切断する第1切断装置50と、
ラベル用紙本体10Aの粘着層12を剥離紙13で被覆する第2被覆装置30Bと、
ラベル用紙本体10Aの粘着層12を剥離紙13で粘着層12を被覆した状態で、線状の機能性部材14を除くラベル用紙本体10Aを線状の機能性部材14の長さ方向に沿って切断する第2切断装置60と、
ラベル用紙10を目的とするサイズ(大きさ)に裁断する裁断する裁断装置70と、
を順次備えている。
図2〜図10は、本実施形態に係るラベル用紙の製造方法を示す概略工程図である。
ここで、図2〜図6は、ラベル用紙の平面図に相当する概略工程図(但し、図2(A)〜図4(E)はラベル用紙本体の粘着層側から見た平面図に相当する概略工程図であり、図4(F)〜図6(I)はラベル用紙本体の基紙側から見た平面図に相当する概略工程図である)
図7〜図8は、ラベル用紙の搬送方向と直交する方向に沿って切断した断面図に相当する概略工程図である。
図9〜10は、ラベル用紙の搬送方向に沿って切断した断面図に相当する概略工程図である。
なお、図中、「P」は、ラベル用紙10の搬送方向を示している。
本工程は、第1剥離装置20Aにより行う。
本工程は、供給装置40により行う。
つまり、供給装置40では、例えば、第2切断装置60による切断により、ラベル用紙本体10Aがその幅方向(ラベル用紙10の搬送方向と交差(例えば直交)する方向)に分断されたとき、その分断された個々のラベル用紙本体10Aに線状の機能性部材14を供給する。
本工程は、第1被覆装置により行う。
本工程は、第2被覆装置30Bにより行う。
本工程は、第1切断装置50により行う。そして、本工程により、第1切断部15(スリット)が形成される。
この凹部51Aにより、第1切断装置50による切断は、未切断部15Aを有して断続的に行われる。
つまり、第1切断装置50では、未切断部15Aが第2切断装置により切断されて複数に分割されたラベル用紙本体10Aの各々の間に位置して設けられるように、切断が行われる。
本工程は、第2被覆装置30Bにより行う。
本工程は、第2切断装置60により行う。そして、本工程により、第2切断部16(スリット)が形成される。
つまり、第1切断装置50では、例えば、ラベル用紙10の基紙11側から、線状の機能性部材14を除くラベル用紙本体10A(基紙11及び粘着層12)のみを切断(所謂ハーフカット)する。
本工程は、裁断装置70により行う。
一方で、基紙11及び粘着層12で構成されたラベル用紙本体10Aと共に、ラベル用紙本体10A中に配置された機能性部材14を切断する場合、当該機能性部材の硬度が基紙11及び粘着層12が高いことから、切断するための刃の当付力(刃をラベル用紙本体10Aに当て付ける圧力)を高めなければならない。
このため、ラベル用紙本体10Aの粘着層12に剥離紙13を被覆した状態で、ラベル用紙本体10Aと共に、これに配置される機能性部材14を切断する場合、機能性部材を確実に切断するために、ラベル用紙本体10Aを切断するための刃の当付力を高めると、剥離紙13まで切断してしまうことが多くなる一方で、剥離紙13を切断しないように、ラベル用紙本体10Aを切断する刃の当付力を弱めると、機能性部材14が切断されなくなってしまうことが多くなり、刃の当付力を調整することが困難であるのが現状である。
したがって、本実施形態では、剥離紙13の切断を抑制しつつ、ラベル用紙本体10A中の機能性部材14の切断が実現される。
つまり、ラベル用紙本体10A(基紙11及び粘着層12)と共に機能性部材14を切断する第1切断工程は、ラベル用紙本体10Aの粘着層12から剥離紙13を剥離した状態で行う一方で、機能性部材を切断せず、ラベル用紙本体10A(基紙11及び粘着層12)のみを切断する第2切断工程は、ラベル用紙本体10Aの粘着層12を剥離紙13で被覆した状態で行う。
したがって、本実施形態では、剥離紙13の切断を抑制しつつ、ラベル用紙本体10A中の機能性部材14の切断を実現して、切断により分割されたラベル用紙本体10Aが得られる。
したがって、本実施形態では、第1切断工程により切断されたラベル用紙本体10A同士の位置ズレが抑制される。
したがって、本実施形態では、第1切断工程及び第2切断工程の2工程(第1切断装置50及び第2切断装置60)で、目的とする大きさで切断したラベル用紙本体10Aが得られる。
ここで、図11は、本実施形態に係るラベル用紙を示す概略斜視図である。
また、図12は、本実施形態に係るラベル用紙を示す概略断面図であり、図11のA−A断面図に相当する。
ラベル用紙10は、ラベル用紙本体10Aと剥離紙13とを有する。
そして、ラベル用紙本体10Aは、基紙11と粘着層12を有すると共に、機能性部材14が配置されている。
基紙11としては、上質紙、クラフト紙、再生紙、コート紙などが挙げられる。基紙11の坪量は、例えば、50g/m2以上180g/m2以下の範囲が挙げられる。
基紙11には、サイズ剤などの各種薬品を内添又は外添させてもよい。サイズ剤の種類としては、ロジン系サイズ剤、合成サイズ剤、石油樹脂系サイズ剤、中性サイズ剤などのサイズ剤が挙げられる。
基紙11には、紙力増強剤を内添あるいは外添してもよい。
なお、基紙11、上記以外にも、染料、pH調整剤など、通常の紙媒体に配合される各種助剤を使用してもよい。
粘着層12は、粘着剤で構成されている。
粘着層12を構成するための粘着剤としては、アクリル系、ポリエステル系、ウレタン系、シリコーン系、天然ゴム系、合成ゴム系の接着剤など、各種の粘着剤が挙げられる。
機能性部材14としては、ラベル用紙10(ラベル用紙本体10A)に目的とする機能を付与する材料であり、例えば、磁性材料、ICタグ等が挙げられる。
これらの中でも、磁性材料が好適である。
ここで、機能性部材14として好適に適用する線状の機能性部材としては、例えば、直径10μm以上(望ましくは15μm以上60μm以下)のものが挙げられる。
例えば、励磁コイルにより図15(B)の上段に示す交番磁界を発生させた場合、検知コイルには、図15(B)の下段に示すパルス電流が流れることとなる。
ただし、検知コイルに流れる電流には、交番磁界によって誘導される交流電流も流れており、パルス電流は、この交流電流に重畳されて検出されることとなる。また、複数の磁性材料を含むものを交番磁界中に置いた場合には、複数のパルス電流が重畳され、図15(C)に示す電流が検出される。
このように、磁界中に「磁性材料が含まれるラベル用紙本体10Aが貼り付けられた貼付対象物」が置かれた場合に、磁性材料に発生する電気的信号(例えば、図15に例示するパルス信号など)を、検出装置により検出するため、貼付対象物に対して、磁性材料が含まれるラベル用紙本体10Aを貼り付けることで、持ち出し禁止又は制限状態が付与される。
磁性体ワイヤの長さは、大バルクハウゼン効果を起こすために10mm以上がよい。
剥離紙13としては、基紙を剥離剤で含浸処理又は表面処理したものが挙げられる。基紙としては、上質紙、クラフト紙、ポリラミ紙、再生紙、コート紙などが挙げられる。剥離剤としては、シリコーン樹脂系、ワックス類、高級脂肪酸、高級アルコール、高級脂肪酸アミドなどの剥離剤が挙げられ、シリコーン樹脂系の剥離剤がよい。剥離剤の基紙への含浸処理又は表面処理は、公知の方法によって行えばよい。
剥離紙13の坪量は、例えば、50g/m2以上180g/m2以下の範囲で用いられる。
本形態の場合、機能性部材14は、基紙11と粘着層12との間、粘着層12と剥離紙13との間、粘着層12中のいずれに設けてもよい。
また、本形態の場合、機能性部材14を供給する供給装置40(供給工程)。機能性部材14を供給する前にラベル用紙本体10Aの粘着層12から剥離紙13を剥離する第1剥離装置20A(第1剥離工程)、機能性部材14を供給する後にラベル用紙本体10Aの粘着層12から剥離紙13で被覆する第1被覆装置30A(第1被覆工程)が、省略される。
10A ラベル用紙本体
11 基紙
12 粘着層
13 剥離紙
14 機能性部材
15 第1切断部
15A 未切断部
16 第2切断部
20A 第1剥離装置
21A 押付ロール
21B 剥離ロール
20B 第2剥離装置
21B 押付ロール
22B 剥離ローラ
30A 第1被覆装置
31A 支持ロール
32A 押付ロール
30B 第2被覆装置
31B 支持ロール
32B 押付ロール
40 供給装置
50 第1切断装置
51 押切刃
51A 凹部
60 第2切断装置
61 回転刃
70 裁断装置
101 ラベル用紙の製造装置
Claims (11)
- 基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、前記ラベル用紙本体中に配置される機能性部材と、前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、で構成されたラベル用紙のうち、前記ラベル用紙本体を切断する工程として、前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記機能性部材を切断する工程を含む切断工程を有するラベル用紙の製造方法。
- 前記機能性部材が、線状の機能性部材であり、
前記切断工程が、
前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材を、当該線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って切断する第1切断工程と、
前記第1切断工程後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆した状態で、前記機能性部材を除く前記ラベル用紙本体を、前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って切断する第2切断工程と、
を有する請求項1に記載のラベル用紙の製造方法。 - 前記第1切断工程が、未切断部を有するように断続的に切断する工程である請求項2に記載のラベル用紙の製造方法。
- 前記第2切断工程が、前記第1切断工程による前記未切断部の両端部と接するようにして切断する工程である請求項3に記載のラベル用紙の製造方法。
- 基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、で構成されたラベル用紙を準備する工程と、
前記粘着層から前記剥離紙を剥離する第1剥離工程と、
前記第1剥離工程後、前記粘着層上に線状の機能性部材を供給する供給工程と、
前記供給工程後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆する第1被覆工程と、
前記第1被覆工程後、前記粘着層から前記剥離紙を剥離する第2剥離工程と、
第2剥離工程後、前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材を当該線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って切断する第1切断工程と、
前記第1切断工程後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆する第2被覆工程と、
前記第2被覆工程後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆した状態で、前記線状の機能性部材を除く前記ラベル用紙本体を前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って切断する第2切断工程と、
を有するラベル用紙の製造方法。 - 基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、前記ラベル用紙本体中に配置される機能性部材と、前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、で構成されたラベル用紙のうち、前記ラベル用紙本体を切断する手段として、前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記機能性部材を切断する手段を含む切断手段を有するラベル用紙の製造装置。
- 前記機能性部材が、線状の機能性部材であり、
前記切断手段が、
前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材を、当該線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って切断する第1切断手段と、
前記第1切断手段による切断後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆した状態で、前記機能性部材を除く前記ラベル用紙本体を、前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って切断する第2切断手段と、
を有する請求項6に記載のラベル用紙の製造装置。 - 前記第1切断手段が、未切断部を有するように断続的に切断する手段である請求項7に記載のラベル用紙の製造装置。
- 前記第2切断手段が、前記第1切断手段による前記未切断部の両端部と接するようにして切断する手段である請求項8に記載のラベル用紙。
- 基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、で構成されたラベル用紙を準備する手段と、
前記粘着層から前記剥離紙を剥離する第1剥離手段と、
前記第1剥離手段による剥離後、前記粘着層上に線状の機能性部材を供給する供給手段と、
前記供給手段による供給後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆する第1被覆手段と、
前記第1被覆手段による被覆後、前記粘着層から前記剥離紙を剥離する第2剥離手段と、
第2剥離手段による剥離後、前記粘着層から前記剥離紙を剥離した状態で、前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材を当該線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って切断する第1切断手段と、
前記第1切断手段による切断後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆する第2被覆手段と、
前記第2被覆手段による被覆後、前記粘着層を前記剥離紙で被覆した状態で、前記線状の機能性部材を除く前記ラベル用紙本体を前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って切断する第2切断手段と、
を有するラベル用紙の製造装置。 - 基紙と前記基紙の片面に設けられた粘着層とを有するラベル用紙本体と、
記ラベル用紙本体中に配置される線状の機能性部材と、
前記ラベル用紙本体の前記粘着層を被覆する剥離紙と、
前記ラベル用紙本体と共に前記線状の機能性部材が切断された第1切断部であって、前記線状の機能性部材の長さ方向と交差する方向に沿って、且つ未切断部を有するように断続的に切断された第1切断部と、
前記線状の機能性部材を除く前記ラベル用紙本体が切断された第2切断部であって、前記線状の機能性部材の長さ方向に沿って、且つ前記第1切断部における前記未切断部の両端部と接するように切断された第2切断部と、
を有するラベル用紙。
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