JP2012138836A - 動体検知装置及び動体検知プログラム - Google Patents

動体検知装置及び動体検知プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012138836A
JP2012138836A JP2010290955A JP2010290955A JP2012138836A JP 2012138836 A JP2012138836 A JP 2012138836A JP 2010290955 A JP2010290955 A JP 2010290955A JP 2010290955 A JP2010290955 A JP 2010290955A JP 2012138836 A JP2012138836 A JP 2012138836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
moving object
station
image processing
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010290955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5821189B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Taketomi
康幸 武富
Makoto Hayakawa
誠 早川
Toshimasa Morinishi
利匡 森西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010290955A priority Critical patent/JP5821189B2/ja
Publication of JP2012138836A publication Critical patent/JP2012138836A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5821189B2 publication Critical patent/JP5821189B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】画像から迅速に動体を検知できる動体検知装置及び動体検知プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】画像から動体を検知する動体検知装置34であって、カメラ制御実績をカメラ21毎に記憶する第1記憶部38を参照して、カメラ21毎に撮影頻度の高い画角優先で撮影させる手段と、動体検知実績をカメラ毎に記憶する第2記憶部40を参照して、カメラ21毎に撮影した画像を動体検知実績のある範囲優先で動体検知する手段とを有することで上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像から動体を検知する動体検知装置及び動体検知プログラムに関する。
近年、気象状況の変化は、ゲリラ豪雨等の発生など、局所的に河川が増水する現象を頻発させている。国土交通省は、ゲリラ豪雨時等の河川増水時に、河川の親水施設にいる人物に対して、避難指示を出す必要がある。親水施設とは、河川に設置された休憩施設、水遊び場、遊歩道等の施設をいう。
そこで、国土交通省は河川沿いにCCTV(Closed Circuit Television)カメラを設置して、CCTVカメラでの河川現況把握を実施している。しかし、河川増水時等における迅速な判断・対応は困難な状況にある。迅速な判断・対応が困難な状況にある要因はCCTVカメラの台数が多く、且つ、人が可視的に判断を行う為、迅速な判断・対応が必要な対象箇所の絞り込みに例えば1時間などの時間を要することである。
対象箇所の絞り込みは、例えば画像から人物を自動で検知することにより、時間を短縮できる。画像から歩行者や車両を認識する従来の画像処理としては、入力画像と背景画像とを比較し、輝度などの変化量の差分により歩行者や車両を認識する背景差分方式が従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
このように、背景差分方式により画像から人物を検知する場合は、入力画像全体で変化量の差分処理を行っていた。
特開2002−190012号公報
入力画像全体で変化量の差分処理を行う場合は、外乱(草木の揺れ等)を検知してしまうため、人物だけを特定して検知するとは限らない。なお、草木等のエリアにマスクをかける方法もあるが、そのエリアに人物がいないとは限らない。結果として、従来は全てのCCTVカメラの画像を人が可視的に判断する必要があり、親水施設に人物がいるかを特定するまでに時間が掛かるという問題があった。
本実施形態は画像から迅速に動体を検知できる動体検知装置及び動体検知プログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため、本実施形態は、画像から動体を検知する動体検知装置であって、カメラ制御実績をカメラ毎に記憶する第1記憶部を参照して、カメラ毎に撮影頻度の高い画角優先で撮影させる手段と、動体検知実績をカメラ毎に記憶する第2記憶部を参照して、前記カメラ毎に撮影した画像を動体検知実績のある範囲優先で動体検知する手段とを有する。
なお、本実施形態の構成要素、表現又は構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本実施形態によれば画像から迅速に動体を検知できる動体検知装置及び動体検知プログラムを提供可能である。
本実施例の動体検知装置を含むシステムの一例の構成図である。 雨量局関係のDBの一例の構成図である。 水位局関係のDBの一例の構成図である。 カメラ局関係のDBの一例の構成図である。 カメラ監視サーバの処理手順を表した一例のフローチャートである。 データ集約サーバ及び画像処理サーバの処理手順を表した一例のフローチャートである。 カメラ局PTZ情報DBの一例の構成図である。 抽出カメラ局DBの一例の構成図である。 カメラ局処理範囲DBの一例の構成図である。 カメラ局検知ポイントDBの一例の構成図である。 画角情報(X座標、Y座標、ズーム値)で特定される画角の一例のイメージ図である。 処理範囲基準点(X座標、Y座標)、処理範囲(X値、Y値)で特定される処理範囲の一例のイメージ図である。 一つの画角に複数の検知ポイントが含まれる一例のイメージ図である。 初回のカメラ画角特定処理の一例のフローチャートである。 2回目以降のカメラ画角特定処理の一例のフローチャートである。 画像処理の一例のフローチャートである。 検知データ更新・分析処理の一例のフローチャートである。 検知実績なしの範囲指定処理の一例のイメージ図である。 検知実績ありの範囲指定処理の一例のイメージ図である。 検知ポイント分析処理の一例のイメージ図である。 管理コンテンツに表示される画面の一例のイメージ図である。 PCの一例のハードウェア構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。本実施例では人物を動体の一例として説明する。
図1は本実施例の動体検知装置を含むシステムの一例の構成図である。図1のシステムはセンサ設備1、CCTVカメラ設備2、河川管理者設備3を含む。センサ設備1及びCCTVカメラ設備2は現場設備である。
センサ設備1は例えば現場に設置されている雨量計11、水位計12、洪水センサ13及びIPノード14を含む。雨量計11、水位計12、洪水センサ13が観測するセンサ情報はテレメータでIPノード14に収集される。IPノード14はセンサ情報を集約してIPネットワーク4経由で河川管理者設備3へ伝送する。
CCTVカメラ設備2は例えば現場に設置されているCCTVカメラ21、エンコーダ装置22、IPノード23を含む。例えばCCTVカメラ21は監視カメラとして国土交通省が管理する1級河川を中心に10,000台以上が設置されている。CCTVカメラ21が撮影した画像はエンコーダ装置22でエンコードされる。IPノード23はCCTVカメラ21のストリームを集約してIPネットワーク4経由で河川管理者設備3へ伝送する。
河川管理者設備3は例えば河川データサーバ31、カメラ監視サーバ32、データ集約サーバ33、動体検知装置の一例としての画像処理サーバ34、河川管理者が操作するPC35、デコーダ装置36、TV37を含む。
河川データサーバ31は現場で観測している水位情報、雨量情報等を管理する。カメラ監視サーバ32は現場のCCTVカメラ21の制御を行う。また、カメラ監視サーバ32はCCTVカメラ21の画角を制御したPTZ情報などのカメラ情報を管理する。PTZ情報とは、P(パン):X座標、T(チルト):Y座標、Z(ズーム):ズーム値を含む情報である。
データ集約サーバ33は後述の現場データ収集処理、トリガ判定処理、エリア限定処理及び監視コンテンツへの表示処理を行う。データ集約サーバ33は後述のカメラ局PTZ情報データベース(DB)38を含む。
画像処理サーバ34は後述のカメラ画角特定処理、画像処理、検知データ更新・分析処理を行う。画像処理サーバ34は後述のカメラ局処理範囲DB39、カメラ局検知ポイントDB40を含む。画像処理サーバ34はCCTVカメラ21が撮影した画像を入力画像とし、画像処理し、河川の親水施設にいる人物の検知を行う。
PC35は画像処理サーバ34による処理結果を表示する。また、TV37はデコーダ装置36によりデコードされた画像処理サーバ34による処理結果を表示する。河川管理者はPC35、TV37に表示された画像処理サーバ34による処理結果を閲覧することで迅速な判断・対応が必要な対象箇所である人物検知箇所を迅速に判断できる。PC35及びTV37は、画像処理サーバ34による処理結果を表示する監視コンテンツの一例である。PC35とTV37とは連携して処理するようにしてもよい。また、図1のシステムはデータ集約サーバ33を省略して、画像処理サーバ34にデータ集約サーバ33の機能を設けるようにしてもよい。
図2は雨量局関係のDBの一例の構成図である。図2(A)は雨量局DBの一例の構成図である。図2(B)は雨量局観測DBの一例の構成図である。雨量局DBはデータ項目として観測局名、緯度、経度、閾値を有する。雨量局観測DBはデータ項目としてデータ受信日時、雨量局所在地(緯度、経度)、雨量データを有する。雨量局観測DBは雨量局毎に設けられる。図2(B)はA雨量局の例を表している。図2に示す雨量局関係のDBは河川データサーバ31が格納している。河川データサーバ31は現場の雨量計11で観測した雨量データを図2(B)のように管理している。
図3は水位局関係のDBの一例の構成図である。図3(A)は水位局DBの一例の構成図である。図3(B)は水位局観測DBの一例の構成図である。水位局DBはデータ項目として観測局名、緯度、経度、閾値を有する。水位局観測DBはデータ項目としてデータ受信日時、水位局所在地(緯度、経度)、水位データを有する。水位局観測DBは水位局毎に設けられる。図3(B)はA水位局の例を表している。図3に示す水位局関係のDBは河川データサーバ31が格納している。河川データサーバ31は現場の水位計12で観測した水位データを図3(B)のように管理している。
図4はカメラ局関係のDBの一例の構成図である。図4(A)はカメラ局DBの一例の構成図である。図4(B)はカメラ局プリセット情報DBの一例の構成図である。カメラ局DBはデータ項目としてカメラID、カメラ名称、カメラ局所在地(緯度、経度)、映像マルチキャストアドレスを有する。カメラ局プリセット情報DBはデータ項目としてカメラID、カメラ名称、カメラ局所在地(緯度、経度)、プリセットID、制御情報(X座標、Y座標、ズーム値)、映像マルチキャストアドレスを有する。カメラ局プリセット情報DBはカメラ局毎に設けられる。図4に示すカメラ局関係のDBはカメラ監視サーバ32が格納している。
図5はカメラ監視サーバの処理手順を表した一例のフローチャートである。カメラ監視サーバ32はステップS1においてカメラ制御処理を行う。カメラ制御処理はカメラ監視サーバ32が現場のCCTVカメラ21を制御する処理である。カメラ監視サーバ32は現場のCCTVカメラ21に対してPTZ情報を含むコマンドを送信することでCCTVカメラ21を河川管理者の見たい対象の画角へ制御できる。ステップS2において、カメラ監視サーバ32はCCTVカメラ21の画角を制御したPTZ情報をデータ集約サーバ33に送信する。
図6はデータ集約サーバ及び画像処理サーバの処理手順を表した一例のフローチャートである。ステップS11において、データ集約サーバ33は河川データサーバ31から図2に示した雨量局関係のDB及び図3に示した水位局関係のDBにより管理している情報を収集する。データ集約サーバ33はカメラ監視サーバ32から図4に示したカメラ局関係のDBにより管理している情報を収集する。また、データ集約サーバ33は、カメラ監視サーバ32からPTZ情報を受信し、カメラ局毎にカメラ局PTZ情報DB38へ格納する。
ステップS12において、データ集約サーバ33は収集した現場データを用いてトリガ判定処理を行う。トリガ判定処理とは、収集した現場データを用いて危険な雨量局・水位局の有無を判定し、危険な雨量局・水位局があれば、危険な雨量局・水位局のリストを作成する処理である。
データ集約サーバ33は例えばゲリラ豪雨・台風・大雨時等に、雨量データが閾値を超えている雨量局又は水位データが閾値を超えている水位局があれば、危険な雨量局・水位局と判定する。データ集約サーバ33は危険な雨量局・水位局のリストを作成する。
ステップS13において、データ集約サーバ33は危険な雨量局・水位局のリストを用いてエリア限定処理を行う。エリア限定処理とは、危険な雨量局・水位局のリストに計上されている雨量局・水位局の近傍・関連のあるカメラ局を絞り込んで後述の抽出カメラ局DBを作成する処理である。
データ集約サーバ33は危険な雨量局・水位局のリストに計上されている雨量局・水位局の近傍のカメラ局を緯度・経度情報をキーとして絞り込む。また、データ集約サーバ33は絞り込んだカメラ局と関連性のある(影響のある)カメラ局を絞りこむ。データ集約サーバ33は絞り込んだカメラ局で、画像処理サーバ34による処理の対象となるカメラ局のリストである後述の抽出カメラ局DBを作成する。例えばデータ集約サーバ33は上流側のカメラ局が危険な雨量局・水位局のリストに計上されている場合、下流の親水施設付近のカメラ局を絞りこむ。データ集約サーバ33は画像処理サーバ34による処理の対象となるカメラ局のリストを画像処理サーバ34へ通知する。
ステップS14において、画像処理サーバ34はカメラ画角特定処理を行う。カメラ画角特定処理とは、処理の対象となるカメラ局について、カメラ操作の最も多かった地点を中心とした画角へプリセット制御する処理である。
画像処理サーバ34はデータ集約サーバ33から通知された処理の対象となるカメラ局のリストを元に、処理の対象となるカメラ局を順次選択する。画像処理サーバ34は選択したカメラ局について、カメラ操作の最も多かった地点を中心とした画角へプリセット制御する処理をカメラ監視サーバ32に要求する。なお、カメラ操作の最も多かった地点を中心とした画角へのプリセット制御は、後述のカメラ局PTZ情報DB38を利用することで実現できる。カメラ監視サーバ32は画像処理サーバ34から要求のあった画角へカメラ局をプリセット制御する処理を実行する。
プリセット制御の指定はプリセットIDを利用して行われる。カメラ監視サーバ32は図4(B)のカメラ局プリセット情報DBのプリセットIDに対応付けられた制御情報を利用して、プリセット制御する処理を実行する。プリセット制御されたカメラ局からは撮影した画像が送信される。
ステップS15において、画像処理サーバ34はプリセット制御されたカメラ局から受信した画像について画像処理を行う。画像処理サーバ34はカメラ画角特定処理により設定されたプリセットポジション(画角)において撮影された画像について画像処理を行うことで人物の検知を行う。
画像処理サーバ34は人物の検知実績がない場合、カメラ操作の最も多かった地点(X座標、Y座標)を含むブロックの画像処理を実行する。画像処理サーバ34はブロックを最初の処理範囲とし、例えば処理範囲を放射状に拡大していく。画像処理サーバ34は人物の検知実績がある場合、最も検知実績の多かった処理範囲から画像処理を行う。画像処理サーバ34は処理範囲を放射上に拡大していく。ステップS14、S15の処理は処理の対象となるカメラ局のリストに計上されているカメラ局の数、繰り返される。
ステップS16において、画像処理サーバ34は検知データ更新・分析処理を行う。画像処理サーバ34はステップS15の画像処理結果を後述のカメラ局検知ポイントDB40に蓄積する。例えば画像処理サーバ34はカメラ局検知ポイントDB40に各々のカメラ局の画角毎に検知ポイントを蓄積する。画像処理サーバ34は蓄積されたカメラ局検知ポイントDB40を元に各々のカメラ局の画角毎に処理範囲を分析し、後述のカメラ局処理範囲DB39を更新する。
ステップS17において、画像処理サーバ34は画像処理結果を管理コンテンツの一例であるPC35及びTV37に表示させる。したがって、河川管理者はPC35及びTV37に表示された画像処理結果を確認できる。
図7はカメラ局PTZ情報DBの一例の構成図である。カメラ局PTZ情報DB38はデータ項目としてデータ受信日時、カメラID、カメラ名称、カメラ局所在地(緯度、経度)、プリセットID、制御情報(X座標、Y座標、ズーム値)、映像マルチキャストアドレスを有する。カメラ局PTZ情報DB38はカメラ監視サーバ32から受信したPTZ情報を制御情報として、データ受信日時と共に格納している。
図8は抽出カメラ局DBの一例の構成図である。抽出カメラ局DBはデータ項目としてカメラID、カメラ名称、カメラ局所在地(緯度、経度)、映像マルチキャストアドレスを有する。抽出カメラ局DBは図4(A)のカメラ局DBから、危険な雨量局・水位局のリストに計上されている雨量局・水位局の近傍又は関連性のあるカメラ局を緯度・経度情報をキーとして絞り込んだものである。
図9は、カメラ局処理範囲DBの一例の構成図である。図9のカメラ局処理範囲DB39はデータ項目としてカメラID、カメラ名称、カメラ局所在地(緯度、経度)、画角情報(X座標、Y座標、ズーム値)、処理範囲基準点(X座標、Y座標)、処理範囲(X値、Y値)、映像マルチキャストアドレスを有する。
図10は、カメラ局検知ポイントDBの一例の構成図である。図10のカメラ局検知ポイントDB40はデータ項目としてデータ受信日時、カメラ局所在地(緯度、経度)、画角情報(X座標、Y座標、ズーム値)、複数の検知ポイント(処理範囲基準点のX座標及びY座標、処理範囲のX値及びY値)を有する。
図11は画角情報(X座標、Y座標、ズーム値)で特定される画角の一例のイメージ図である。画角情報(X座標、Y座標)はカメラ操作で最も選択されることが多かったポジション(地点)51を表している。画角情報(ズーム値)は画角54の幅52、高さ53を表している。
図12は処理範囲基準点(X座標、Y座標)、処理範囲(X値、Y値)で特定される処理範囲の一例のイメージ図である。図12に示すように、処理範囲基準点(X座標、Y座標)は処理範囲64の処理範囲基準点61を表している。処理範囲(X値、Y値)は処理範囲64の幅62、高さ63を表している。図10のカメラ局検知ポイントDB40では検知ポイントを図12に示すような処理範囲基準点61、処理範囲64の幅62、高さ63で表している。
図13は一つの画角に複数の検知ポイントが含まれる一例のイメージ図である。図13に示すように1つの画角71に複数の検知ポイント72、73が含まれる場合は検知ポイント72、73ごとに、処理範囲基準点(X座標、Y座標)と処理範囲(X値、Y値)とが設定される。
図14は初回のカメラ画角特定処理の一例のフローチャートである。ステップS21において、画像処理サーバ34はカメラ特定処理を行う。カメラ特定処理はステップS13のエリア限定処理で作成された処理の対象となるカメラ局のリストから画像処理を実行するカメラ局を1つ特定する。
ステップS22において、画像処理サーバ34はステップS21で特定されたカメラ局について最多画角の特定処理を行う。最多画角の特定処理はカメラ局PTZ情報DB38を参照し、ステップS21で特定されたカメラ局において最も選択されることが多かったポジション(PTZ情報)を特定する。つまり、最多画角の特定処理はステップS21で特定されたカメラ局において最も選択されることが多かった画角を特定する。
ステップS23において、画像処理サーバ34はステップS21で特定されたカメラ局に対してカメラプリセット制御処理を行う。カメラプリセット制御処理は、ステップS22で特定した画角へプリセット制御する処理をカメラ監視サーバ32に要求する。
したがって、カメラ監視サーバ32は画像処理サーバ34から要求のあった画角へカメラ局をプリセット制御する処理を実行できる。プリセット制御されたカメラ局からは撮影した画像が送信される。
ステップS22の最多画角の特定処理は以下の根拠に基づくものである。河川管理者が運用中にカメラ操作を行い、より多く監視している画角は、通常時の監視において重要となる画角である。同様に、増水時においても、いち早く確認すべき画角は最も多く監視している最多画角である。このように、カメラ操作により選択されることが最も多かった最多画角から画像処理を行うことは、河川管理者においても、増水時に迅速な初動対応が求められることから、プライオリティが高いと考えられる。
図15は2回目以降のカメラ画角特定処理の一例のフローチャートである。ステップS24において、画像処理サーバ34はカメラ特定処理を行う。カメラ特定処理はステップS13のエリア限定処理で作成された処理の対象となるカメラ局のリストから画像処理を実行するカメラ局を1つ特定する。
ステップS25において、画像処理サーバ34はステップS24で特定されたカメラ局について画角の特定処理を行う。2回目の画角の特定処理はカメラ局PTZ情報DB38を参照し、ステップS24で特定されたカメラ局において、2番目に選択されることが多かったポジション(PTZ情報)を特定する。つまり、n回目以降の画角の特定処理はカメラ局PTZ情報DB38を参照し、ステップS24で特定されたカメラ局においてn番目に選択されることが多かったポジション(PTZ情報)を特定する。
ステップS26において、画像処理サーバ34はステップS24で特定されたカメラ局に対してカメラプリセット制御処理を行う。カメラプリセット制御処理は、ステップS25で特定した画角へプリセット制御する処理をカメラ監視サーバ32に要求する。
したがって、カメラ監視サーバ32は画像処理サーバ34から要求のあった画角へカメラ局をプリセット制御する処理を実行できる。プリセット制御されたカメラ局からは撮影した画像が送信される。
最多画角のみの処理では1カメラ局毎に1ポジションでの処理となる。しかし、繰り返し行うカメラ画角特定処理では、1つのカメラ局に対して広域に画像処理を実行することが可能となる。したがって、繰り返し行うカメラ画角特定処理では河川親水施設における人物の検知を、より広範囲に行うことが可能となる。
図16は画像処理の一例のフローチャートである。ステップS31において、画像処理サーバ34は、プリセット制御されたカメラ局から受信した画像について背景撮影処理を行う。背景撮影処理は後述の背景差分処理を実行するため、プリセット制御されたカメラ局から受信した画像を背景画像として撮影する処理を実行する。
ステップS32において、画像処理サーバ34はカメラ局検知ポイントDB40の参照処理を行う。カメラ局検知ポイントDB40の参照処理は、背景差分処理を実行するカメラ局が過去に人物を検知した結果(人物の検知実績)の有無について、カメラ局検知ポイントDB40を参照する処理を実行する。カメラ局検知ポイントDB40は人物の検知実績を例えば夏季と冬季とで分けて蓄積しておいてもよい。
ステップS33において、画像処理サーバ34は検知実績判定処理を行う。検知実績判定処理はステップS32のカメラ局検知ポイントDB40の参照結果を元に、検知実績の有無を判定する処理を実行する。
検知実績がある場合、画像処理サーバ34はステップS34において、検知実績ありの範囲指定処理(放射状拡大処理)を行う。画像処理サーバ34は検知実績の多かった処理範囲で、画像処理を行う範囲を指定する処理を実行する。
画像処理サーバ34は検知実績のある処理範囲から画像処理を始めることで、人物を検知するまでの時間を短縮できる。画像処理サーバ34は後述の背景差分処理により人物を検知できなかった場合、例えば1ブロック単位で放射状に処理範囲を拡大していき、画像処理を行う範囲を指定する処理を実行する。
検知実績がない場合、画像処理サーバ34はステップS35において、検知実績なしの範囲指定処理(放射状拡大処理)を行う。画像処理サーバ34はカメラ局PTZ情報DB38を参照する。画像処理サーバ34は、カメラ操作で最も選択されることが多かったポジション(X座標、Y座標)51が含まれる最小のブロックで、画像処理を行う範囲を指定する処理を実行する。
画像処理サーバ34はカメラ操作で最も選択されることが多かったポジション51を含む処理範囲から画像処理を始めることで、人物を検知するまでの時間を短縮できる。画像処理サーバ34は後述の背景差分処理により人物を検知できなかった場合、例えば1ブロック単位で放射状に処理範囲を拡大していき、画像処理を行う範囲を指定する処理を実行する。
ステップS36において、画像処理サーバ34は背景差分処理を行う。画像処理サーバ34はステップS31で撮影した背景画像と、背景差分処理時に撮影した現画像とを比較して、差分量(変化量)を抽出する処理を実行する。画像処理サーバ34は抽出した差分量から人物を検知する。画像処理サーバ34は人物を検知するか、処理範囲が拡大できなくなるまでステップS34又はS35の処理を繰り返す。
画像処理サーバ34は人物を検知するか処理範囲が拡大できなくなると、ステップS37において判定結果処理を行う。判定結果処理は、背景差分処理の結果である例えばJPEGデータを管理コンテンツの一例であるPC35及びTV37に表示させる処理を実行する。
画像処理サーバ34はステップS31の背景撮影処理に替えて、背景画像を定期的に撮影して蓄積しておくことも考えられる。しかし、背景画像は時間の差異があるほど影などの状態の変化が大きくなることが考えられる。
例えば4時間毎に背景を撮影していても、2時間経ったときには背景画像における影の長さが変化していることも考えられる。そこで、画像処理サーバ34は背景画像における影などの状況の変化により誤検知を招く可能性もあるため、画像処理を行う直前に背景画像を撮影する処理としている。
図17は検知データ更新・分析処理の一例のフローチャートである。ステップS41において、画像処理サーバ34はカメラ局検知ポイントDB40の更新処理を行う。カメラ局検知ポイントDB40の更新処理はステップS36の背景差分処理の結果でカメラ局検知ポイントDB40の更新処理を実行する。
ステップS42において、画像処理サーバ34は検知ポイント分析処理を行う。検知ポイント分析処理は、カメラ局検知ポイントDB40を参照し、各々のカメラ局における人物の検知が多いポイントを特定する処理を実行する。
ステップS43において、画像処理サーバ34はカメラ局処理範囲DB39の更新処理を行う。カメラ局処理範囲DB39の更新処理は、検知ポイント分析処理により特定された各々のカメラ局における人物の検知が多いポイント(人物検知ポイント)でカメラ局処理範囲DB39を更新する。
カメラ局処理範囲DB39は時期(夏季、冬季)の2つのDBを持つことで、格納されるデータの受信日時をキーとして夏季・冬季の判定を行うこともできる。これは、季節により同じカメラ局の画角であっても人物検知ポイントが変わると想定される為である。
図18は検知実績なしの範囲指定処理の一例のイメージ図である。画像処理サーバ34はカメラ操作で最も選択されることが多かったポジション(X座標、Y座標)51が含まれるブロックを中心として、画像処理を繰り返す毎に処理範囲を広げ、処理していくことにより、早期の人物の検知が可能となる。
なお、画像処理サーバ34は検知実績がない場合に、カメラ操作で最も選択されることが多かったポジション51から画像処理を始めることにより、対象となる動体(人物)がいることが多い画角の中心から画像処理を行うことができ、より早く動体を検知することが可能となる。また、外乱となる草木は画角の外側(上部、下部)に集中している場合が多いと考えられる。したがって、画像処理サーバ34は画角の中心から画像処理を行うことで、画角の外側にあることが多いと考えられる草木などによる外乱の影響を小さくすることができ、外乱による誤検知率を低くできる。
図19は検知実績ありの範囲指定処理の一例のイメージ図である。画像処理サーバ34は検知実績の多かった処理範囲を中心として、画像処理を繰り返す毎に処理範囲を広げて処理していくことにより、早期の人物の検知が可能となる。
なお、画像処理サーバ34は検知実績がある場合に、検知実績の多かった処理範囲から画像処理を始めることにより、対象となる動体(人物)がいることが多い処理範囲から画像処理を行うことができ、より早く動体を検知することが可能となる。また、より早く動体を検知できるため、画像処理サーバ34は草木などによる外乱の影響を小さくすることができ、外乱による誤検知率を低くできる。
本実施例による画像処理サーバ34はCCTVカメラ21の画角に対して、検知実績がない場合と、検知実績がある場合とで、画像処理を開始する処理範囲を使い分けることにより、どのCCTVカメラ21の画角に対しても、より早く動体(人物)の検知が可能となる。また、画像処理サーバ34は、より早く動体を検知できるため、草木のゆれなどの外乱による誤検知率も低くできる。
図20は検知ポイント分析処理の一例のイメージ図である。図20は検知ポイントが含まれる画角100〜105の一例のイメージを表している。画像処理サーバ34は画角100〜105に含まれる検知ポイントから画角105に示すように検知実績の多かった検知ポイントを絞り込む。
なお、画像処理サーバ34は複数の検知ポイントで検知実績が多い場合や、単体での検知実績が同等で処理範囲が異なる場合など、最初の処理範囲を複数個所で決定する。例えば画角103のパターンの検知実績が多くなってきた場合、最初の処理範囲は画角106のようになる。
図21は管理コンテンツに表示される画面の一例のイメージ図である。図21(A)は画像処理結果をリスト表示する画面のイメージ図である。図21(A)の画面のリストからCCTVカメラ21を選択し、処理結果表示ボタン111を押下することで、管理コンテンツには図21(B)に示すような動体検知した結果を表示する。図21(B)は検知した動体(人物)及び処理範囲113、114を示している。
図21(A)の画面リストからCCTVカメラ21を選択し、映像表示ボタン112を押下することで、管理コンテンツには図21(C)に示すようなCCTVカメラ21により撮影された現在の映像が表示される。
画像処理サーバ34は例えば図22に示すようなPC80により構成される。図22はPCの一例のハードウェア構成図である。
図22のPC80は入力装置81、表示装置82、PC本体83を有する。PC本体83はバス97で相互に接続された主記憶装置91、演算処理装置92、インタフェース装置93、記録媒体読取装置94及び補助記憶装置95を有している。また、バス97には入力装置81及び表示装置82が接続されている。
バス97で相互に接続されている入力装置81、表示装置82、主記憶装置91、演算処理装置92、インタフェース装置93、記録媒体読取装置94及び補助記憶装置95は演算処理装置92による管理下で相互にデータの送受を行うことができる。演算処理装置92は、PC80全体の動作制御を司る中央処理装置である。
インタフェース装置93はIPネットワーク4等からのデータを受信し、データの内容を演算処理装置92に渡す。インタフェース装置93は演算処理装置92からの指示に応じてIPネットワーク4等にデータを送信する。
補助記憶装置65には画像処理サーバ34と同様の機能をPC80に発揮させるプログラムの一部として、少なくとも画像処理サーバ34における処理をPC80に実行させる動体検知プログラムが記憶されている。そして、演算処理装置92が動体検知プログラムを補助記憶装置95から読み出して実行することで、PC80は画像処理サーバ34として機能するようになる。動体検知プログラムは演算処理装置92とアクセス可能な主記憶装置91に格納されていても良い。入力装置81は演算処理装置92の管理下でデータの入力を受付ける。動体検知プログラムはPC80が読み取り可能な記録媒体96に記録しておくことができる。
記録媒体96には、磁気記録媒体、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録媒体には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc − Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。また、光磁気記録媒体には、MO(Magneto − Optical disk)などがある。
動体検知プログラムを流通させる場合は、動体検知プログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型の記録媒体96を販売することが考えられる。動体検知プログラムを実行するPC80は例えば記録媒体読取装置94が動体検知プログラムを記録した記録媒体96から動体検知プログラムを読み出す。演算処理装置92は、読み出された動体検知プログラムを主記憶装置91若しくは補助記憶装置95に格納する。
PC80は自己の記憶装置である主記憶装置91若しくは補助記憶装置95から動体検知プログラムを読み取り、動体検知プログラムに従った処理を実行する。演算処理装置92は動体検知プログラムに従って、上述したような各種処理を実現している。
本実施例の動体検知装置を含むシステムは例えば以下に説明するような利用シーンが想定される。例えば河川で増水が発生し、本実施例の動体検知装置を含むシステムは親水施設で人物を検知したとする。河川管理者はPC35で画像処理結果を閲覧し、親水施設にいる人物を確認できる。
また、TV37には例えばCCTVカメラ21により親水施設にいる人物が撮影された現在の映像が表示される。河川管理者は例えば既存の放送システムや警報設備を利用することにより、河川沿いに設置されたスピーカからの避難指示や、警告灯を点灯させることによる注意喚起により、危険な親水施設にいる人物に避難行動を促すことができる。
本発明は、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
画像から動体を検知する動体検知装置であって、
カメラ制御実績をカメラ毎に記憶する第1記憶部を参照して、カメラ毎に撮影頻度の高い画角優先で撮影させる手段と、
動体検知実績をカメラ毎に記憶する第2記憶部を参照して、前記カメラ毎に撮影した画像を動体検知実績のある範囲優先で動体検知する手段と
を有する動体検知装置。
(付記2)
前記動体検知する手段は、前記撮影した画像に動体検知実績のある範囲が含まれていれば前記動体検知実績のある範囲から動体検知を始め、前記動体検知実績のある範囲を拡大しながら動体検知を行うこと
を特徴とする付記1記載の動体検知装置。
(付記3)
前記動体検知する手段は、前記撮影した画像に動体検知実績のある範囲が含まれていなければ前記撮影した画像の中心にある範囲から動体検知を始め、前記中心にある範囲を拡大しながら動体検知を行うこと
を特徴とする付記1又は2記載の動体検知装置。
(付記4)
前記動体検知する手段による動体検知結果に基づき、前記第2記憶部に記憶されている前記動体検知実績を更新する手段を更に有すること
を特徴とする付記1乃至3何れか一項記載の動体検知装置。
(付記5)
前記第2記憶部は前記動体検知実績を時期で分けてカメラ毎に記憶すること
を特徴とする付記1乃至4何れか一項記載の動体検知装置。
(付記6)
画像から動体を検知するコンピュータに、
カメラ制御実績をカメラ毎に記憶する第1記憶部を参照して、カメラ毎に撮影頻度の高い画角優先で撮影させ、
動体検知実績をカメラ毎に記憶する第2記憶部を参照して、前記カメラ毎に撮影した画像を動体検知実績のある範囲優先で動体検知する
処理を実行させる動体検知プログラム。
本実施例における推薦プログラムはパッケージソフトの他、WEBサービス等によっても提供可能である。なお、上記の特許請求の範囲に記載したカメラ毎に撮影頻度の高い画角優先で撮影させる手段はステップS14の処理に相当し、動体検知実績のある範囲優先で動体検知する手段はステップS15の処理に相当し、動体検知実績を更新する手段はステップS16の処理に相当する。
1 センサ設備
2 CCTVカメラ設備
3 河川管理者設備
4 IPネットワーク
11 雨量計
12 水位計
13 洪水センサ
14 IPノード
21 CCTVカメラ
22 エンコーダ装置
23 IPノード
31 河川データサーバ
32 カメラ監視サーバ
33 データ集約サーバ
34 画像処理サーバ
35、80 PC
36 デコーダ装置
37 TV
38 カメラ局PTZ情報データベース(DB)
39 カメラ局処理範囲DB
40 カメラ局検知ポイントDB
81 入力装置
82 表示装置
83 PC本体
91 主記憶装置
92 演算処理装置
93 インタフェース装置
94 記録媒体読取装置
95 補助記憶装置
96 記録媒体
97 バス

Claims (5)

  1. 画像から動体を検知する動体検知装置であって、
    カメラ制御実績をカメラ毎に記憶する第1記憶部を参照して、カメラ毎に撮影頻度の高い画角優先で撮影させる手段と、
    動体検知実績をカメラ毎に記憶する第2記憶部を参照して、前記カメラ毎に撮影した画像を動体検知実績のある範囲優先で動体検知する手段と
    を有する動体検知装置。
  2. 前記動体検知する手段は、前記撮影した画像に動体検知実績のある範囲が含まれていれば前記動体検知実績のある範囲から動体検知を始め、前記動体検知実績のある範囲を拡大しながら動体検知を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の動体検知装置。
  3. 前記動体検知する手段は、前記撮影した画像に動体検知実績のある範囲が含まれていなければ前記撮影した画像の中心にある範囲から動体検知を始め、前記中心にある範囲を拡大しながら動体検知を行うこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の動体検知装置。
  4. 前記動体検知する手段による動体検知結果に基づき、前記第2記憶部に記憶されている前記動体検知実績を更新する手段を更に有すること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の動体検知装置。
  5. 画像から動体を検知するコンピュータに、
    カメラ制御実績をカメラ毎に記憶する第1記憶部を参照して、カメラ毎に撮影頻度の高い画角優先で撮影させ、
    動体検知実績をカメラ毎に記憶する第2記憶部を参照して、前記カメラ毎に撮影した画像を動体検知実績のある範囲優先で動体検知する
    処理を実行させる動体検知プログラム。
JP2010290955A 2010-12-27 2010-12-27 動体検知装置及び動体検知プログラム Active JP5821189B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010290955A JP5821189B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 動体検知装置及び動体検知プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010290955A JP5821189B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 動体検知装置及び動体検知プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012138836A true JP2012138836A (ja) 2012-07-19
JP5821189B2 JP5821189B2 (ja) 2015-11-24

Family

ID=46675894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010290955A Active JP5821189B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 動体検知装置及び動体検知プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5821189B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04205070A (ja) * 1990-11-29 1992-07-27 Hitachi Ltd 特定物体の画像抽出方法及び画像抽出装置
JP2003110917A (ja) * 2001-10-01 2003-04-11 Minolta Co Ltd 遠隔操作カメラシステム、撮影装置、プログラムおよび記録媒体
JP2003204517A (ja) * 2002-01-08 2003-07-18 Kubota Corp 監視システム
JP2004186987A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Mitsubishi Electric Corp 遠隔監視装置及びこれを用いた遠隔監視システム
JP2006165981A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム
JP2007158829A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2008204197A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Toshiba Corp 警報出力装置
JP2008234169A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corp 物体検出装置及び物体検出用プログラム
JP2010183334A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Mitsubishi Electric Corp 映像監視システム
JP2010238122A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujitsu Ltd 事象情報登録装置、事象情報登録プログラムおよび事象情報登録方法
JP2010245580A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像表示システム

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04205070A (ja) * 1990-11-29 1992-07-27 Hitachi Ltd 特定物体の画像抽出方法及び画像抽出装置
JP2003110917A (ja) * 2001-10-01 2003-04-11 Minolta Co Ltd 遠隔操作カメラシステム、撮影装置、プログラムおよび記録媒体
JP2003204517A (ja) * 2002-01-08 2003-07-18 Kubota Corp 監視システム
JP2004186987A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Mitsubishi Electric Corp 遠隔監視装置及びこれを用いた遠隔監視システム
JP2006165981A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Hitachi Kokusai Electric Inc 無線通信システム
JP2007158829A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2008204197A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Toshiba Corp 警報出力装置
JP2008234169A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corp 物体検出装置及び物体検出用プログラム
JP2010183334A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Mitsubishi Electric Corp 映像監視システム
JP2010238122A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujitsu Ltd 事象情報登録装置、事象情報登録プログラムおよび事象情報登録方法
JP2010245580A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Hitachi Kokusai Electric Inc 映像表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5821189B2 (ja) 2015-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8531525B2 (en) Surveillance system and method for operating same
CN105306899B (zh) 一种监控视频的处理方法和装置
KR102227641B1 (ko) 다중 영상 표시 방법 및 이를 위한 다중 영상 관리 서버, 다중 영상 표시 시스템, 컴퓨터 프로그램, 그 기록매체
US20060077262A1 (en) Imaging system and imaging method
CN109361898B (zh) 异常事件监控方法及装置
WO2014190851A1 (zh) 一种视频监控方法、装置及系统
WO2021068553A1 (zh) 一种监控方法、装置和设备
KR20160099931A (ko) 재난 위험 및 관심 지역에 대한 재난 예방 및 관리방법
CN109189132A (zh) 一种机房监控系统及方法
US10122984B2 (en) Pan/tilt/zoom camera based video playing method and apparatus
US20150125130A1 (en) Method for network video recorder to accelerate history playback and event locking
CN112437264A (zh) 一种监控视频处理方法和装置
JP2010183334A (ja) 映像監視システム
KR20160093253A (ko) 영상 기반 이상 흐름 감지 방법 및 그 시스템
JP2010233185A (ja) 画像処理装置、画像処理システム及びプログラム
KR101954951B1 (ko) 다중 영상 표시 방법
JP2007158496A (ja) 地図連携映像監視方法及びその装置
JP5821189B2 (ja) 動体検知装置及び動体検知プログラム
KR101589823B1 (ko) 이벤트 상황을 효율적으로 검색하기 위한 가변형 디스플레이 환경을 제공하는 cctv모니터링 시스템
KR101793702B1 (ko) 영상 저장 장치 및 그의 영상 검색 방법
JP3540113B2 (ja) 災害状況管理システム
JP2003204517A (ja) 監視システム
JP4637564B2 (ja) 状態検知装置、状態検知方法、プログラムおよび記録媒体
JP2005236508A (ja) 自動追尾装置及び自動追尾方法
KR101698864B1 (ko) 메타 데이터를 이용한 영상 검출 방법을 실행시키는 프로그램이 기록된 기록 매체

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140912

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150624

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5821189

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150