JP2012137140A - アキュムレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】液体室に対する直接的なリリーフ機能を設定することができ、あるいは気体室に対する直接的なリリーフ機能を設定することができ、この点につき設計段階で選択の余地があり設計の自由度が広いアキュムレータを提供する。
【解決手段】貫通孔状の液体導入孔を備えるオイルポートと、オイルポートに組み合わされてオイルポートと共にアキュムレータハウジングを形成するシェルと、ハウジングの内部に組み込まれてハウジング内部を液体導入孔に連通する液体室および高圧ガスを封入する気体室に仕切るベローズおよびベローズキャップと、ベローズキャップがオイルポート側ストローク限に達したときに液体室および液体導入孔間をシールするシール部とを有するアキュムレータにおいて、オイルポートはその内部に、気体室または液体室の圧力が所定値以上になったときに開弁または破裂して圧力を開放する圧力開放機構を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄圧装置または脈圧減衰装置等として用いられるアキュムレータに関する。本発明のアキュムレータは例えば、自動車等車両における油圧配管等に用いられる。
アキュムレータとして従来から、これを搭載した車両の火災発生時に当該アキュムレータが内圧の異常上昇により爆発することがないようにリリーフ機能が設定されたアキュムレータが開発されており、図5に示す従来技術では、ステー51の側面部が一部薄肉とされて脆弱部52とされ、液体室53の内圧が所定値以上になるとこの脆弱部52が破裂することにより、内圧を液体導入孔54のほうへ開放する構造とされている(特許文献1参照)。
しかしながら、この図5の従来技術では、上記したようにステー51の側面部に脆弱部52が設定されているが、ステー51は、液体導入孔54に連通する液体室53には面するが、高圧ガスを封入する気体室55には面しない構成部品である。
したがって、この図5の従来技術によると、前者の液体室53に対する直接的なリリーフ機能を設定することができるが、後者の気体室55に対する直接的なリリーフ機能を設定することができないため(後者の気体室55に対するリリーフ機能が発動するには、気体室55の内圧がベローズ56を破裂させる必要がある)、その改良が求められている。尚、ここで述べているのは、リリーフ機能には、液体室53に対する直接的なリリーフ機能と、気体室55に対する直接的なリリーフ機能とが双方あるうちで、上記図5の従来技術では、前者には対応できても後者には対応できず、よって液体室53および気体室55のうちの何れに対して直接的なリリーフ機能を設定するかについて選択の余地がないということであって、これに対し選択の余地をもたせることが求められているということである(必ずしも双方共に発動する直接的なリリーフ機構が求められているわけではない)。
特開2003−172301号公報
本発明は以上の点に鑑みて、液体室に対する直接的なリリーフ機能を設定することができ、あるいは気体室に対する直接的なリリーフ機能を設定することができ、この点につき設計段階で選択の余地があり設計の自由度が広いアキュムレータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるアキュムレータは、貫通孔状の液体導入孔を備えるオイルポートと、前記オイルポートに組み合わされて前記オイルポートと共にアキュムレータハウジングを形成するシェルと、前記ハウジングの内部に組み込まれて前記ハウジングの内部空間を前記液体導入孔に連通する液体室および高圧ガスを封入する気体室に仕切るベローズおよびベローズキャップと、前記ベローズキャップが前記オイルポート側ストローク限に達したときに前記液体室および前記液体導入孔間をシールするシール部とを有するアキュムレータにおいて、前記オイルポートはその内部に、前記気体室または前記液体室の圧力が所定値以上になったときに開弁または破裂して前記圧力を開放する圧力開放機構を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2によるアキュムレータは、上記した請求項1記載のアキュムレータにおいて、当該アキュムレータは、前記ベローズの固定端が前記オイルポートに固定され、前記ベローズの外周側に前記気体室が配置されるとともに前記ベローズの内周側に前記液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータであり、前記オイルポートは、円板状部品であってその中心軸線上に前記液体導入孔が設けられ、前記圧力開放機構は、前記気体室に連通するように前記オイルポートの上面外周縁部に設けられた切欠状または縦穴状の第一連通路と、前記第一連通路に連通するように前記オイルポートの径方向に設けられた横穴状の第二連通路と、前記第二連通路の内径端部と前記液体導入孔との間に設けられた、前記オイルポートと一体の破裂板部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項3によるアキュムレータは、上記した請求項1記載のアキュムレータにおいて、当該アキュムレータは、前記ベローズの固定端が前記オイルポートに固定され、前記ベローズの外周側に前記気体室が配置されるとともに前記ベローズの内周側に前記液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータであり、前記オイルポートは、円板状部品であってその中心軸線上に前記液体導入孔が設けられ、前記圧力開放機構は、前記気体室に連通するように前記オイルポートの上面外周縁部に設けられた切欠状または縦穴状の第一連通路と、前記第一連通路に連通するように前記オイルポートの径方向に設けられた横穴状の第二連通路と、前記第二連通路の内径端部の上方で前記オイルポートの上面から下方へ向けて設けられた縦穴状の第三連通路と、前記第二連通路の内径端部と前記第三連通路の下端部との間に設けられた、前記オイルポートと一体の破裂板部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項4によるアキュムレータは、上記した請求項1記載のアキュムレータにおいて、当該アキュムレータは、前記ベローズの固定端が前記オイルポートに固定され、前記ベローズの外周側に前記気体室が配置されるとともに前記ベローズの内周側に前記液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータであり、前記オイルポートは、円板状部品であってその中心軸線上に前記液体導入孔が設けられ、前記圧力開放機構は、前記シール部によって閉塞される前記液体室に連通するように前記オイルポートの径方向に設けられた横穴状の連通路と、前記連通路の内径端部と前記液体導入孔との間に設けられた、前記オイルポートと一体の破裂板部とを備えることを特徴とする。
更にまた、本発明の請求項5によるアキュムレータは、上記した請求項1記載のアキュムレータにおいて、当該アキュムレータは、前記ベローズの固定端が前記オイルポートに固定され、前記ベローズの外周側に前記気体室が配置されるとともに前記ベローズの内周側に前記液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータであり、前記オイルポートは、円板状部品であってその中心軸線上に前記液体導入孔が設けられ、前記圧力開放機構は、前記シール部によって閉塞される前記液体室に連通するように前記オイルポートの径方向に設けられた横穴状の第一連通路と、前記第一連通路の内径端部の上方で前記オイルポートの上面から下方へ向けて設けられた縦穴状の第二連通路と、前記第一連通路の内径端部と前記第二連通路の下端部との間に設けられた、前記オイルポートと一体の破裂板部とを備えることを特徴とする。
上記構成を備える本発明のアキュムレータは、貫通孔状の液体導入孔を備えるオイルポートと、オイルポートに組み合わされてオイルポートと共にアキュムレータハウジングを形成するシェルと、ハウジングの内部に組み込まれてハウジングの内部空間を液体導入孔に連通する液体室および高圧ガスを封入する気体室に仕切るベローズおよびベローズキャップと、ベローズキャップがオイルポート側ストローク限に達したときに液体室および液体導入孔間をシールするシール部とを有しており、これらの構成部品にあってオイルポートは、ベローズおよびベローズキャップを除いて唯一、液体室および気体室の双方に面する部品とされている。したがって本発明ではこのオイルポートにリリーフ機構としての圧力開放機構を設定し、これにより液体室および気体室のうちの何れに対して直接的なリリーフ機能を設定するかについて設計段階における選択の余地をもたせることにした。尚、圧力開放機構の構造次第によっては、液体室および気体室の双方に対する直接的なリリーフ機能を設定することも可能である(詳細後述)。
オイルポートにリリーフ機構としての圧力開放機構を設定する構造の具体例としては、以下の四例を挙げることができる。
第一例・・・
アキュムレータは、ベローズの固定端がオイルポートの上面部に固定され、ベローズの外周側に気体室が配置されるとともにベローズの内周側に液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータとされている。オイルポートは円板状部品であってその中心軸線部に液体導入孔が設けられている。圧力開放機構は、気体室に連通するようにオイルポートの上面外周縁部に設けられた切欠状または縦穴状の第一連通路と、第一連通路に連通するようにオイルポートの径方向に設けられた横穴状の第二連通路と、第二連通路の内径端部と液体導入孔との間に設けられた、オイルポートと一体の破裂板部とを備える。したがってこの構造によると気体室の圧力が所定値以上になると、この高圧によって破裂板部が破裂し、圧力が液体導入孔のほうへ開放される。
第二例・・・
アキュムレータは、ベローズの固定端がオイルポートの上面部に固定され、ベローズの外周側に気体室が配置されるとともにベローズの内周側に液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータとされている。オイルポートは円板状部品であってその中心軸線部に液体導入孔が設けられている。圧力開放機構は、気体室に連通するようにオイルポートの上面外周縁部に設けられた切欠状または縦穴状の第一連通路と、第一連通路に連通するようにオイルポートの径方向に設けられた横穴状の第二連通路と、第二連通路の内径端部の上方でオイルポートの上面から下方へ向けて設けられた縦穴状の第三連通路と、第二連通路の内径端部と第三連通路の下端部との間に設けられた、オイルポートと一体の破裂板部とを備える。したがってこの構造によると気体室の圧力が所定値以上になると、この高圧によって破裂板部が破裂し、圧力が液体導入孔のほうへ開放される。
第三例・・・
アキュムレータは、ベローズの固定端がオイルポートの上面部に固定され、ベローズの外周側に気体室が配置されるとともにベローズの内周側に液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータとされている。オイルポートは円板状部品であってその中心軸線部に液体導入孔が設けられている。圧力開放機構は、シール部によって閉塞される液体室に連通するようにオイルポートの径方向に設けられた横穴状の連通路と、連通路の内径端部と液体導入孔との間に設けられた、オイルポートと一体の破裂板部とを備える。したがってこの構造によると液体室の圧力が所定値以上になると、この高圧によって破裂板部が破裂し、圧力が液体導入孔のほうへ開放される。
第四例・・・
アキュムレータは、ベローズの固定端がオイルポートの上面部に固定され、ベローズの外周側に気体室が配置されるとともにベローズの内周側に液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータとされている。オイルポートは円板状部品であってその中心軸線部に液体導入孔が設けられている。圧力開放機構は、シール部によって閉塞される液体室に連通するようにオイルポートの径方向に設けられた横穴状の第一連通路と、第一連通路の内径端部の上方でオイルポートの上面から下方へ向けて設けられた縦穴状の第二連通路と、第一連通路の内径端部と第二連通路の下端部との間に設けられた、オイルポートと一体の破裂板部とを備える。したがってこの構造によると液体室の圧力が所定値以上になると、この高圧によって破裂板部が破裂し、圧力が液体導入孔のほうへ開放される。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明のアキュムレータにおいては上記したように、アキュムレータの構成部品のうちのオイルポートにリリーフ機構としての圧力開放機構を設定するようにしたために、液体室に対する直接的なリリーフ機能を設定するか、あるいは気体室に対する直接的なリリーフ機能を設定するかについて設計段階における選択の余地をもたせることができる。したがってアキュムレータ防爆構造について設計の自由度を拡大することができ、用途や環境に応じて最適なリリーフ機能を備えるアキュムレータ製品を市場に提供することができる。
本発明の第一実施例に係るアキュムレータの縦断面図 本発明の第二実施例に係るアキュムレータの縦断面図 本発明の第三実施例に係るアキュムレータの縦断面図 本発明の第四実施例に係るアキュムレータの縦断面図 従来例に係るアキュムレータの縦断面図
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)
(1−1)本発明は、金属ベローズ型アキュムレータに関する。
(1−2)従来、外ガスタイプの金属ベローズアキュムレータにおいて、車両火災時に爆発しないようにステーに破裂板と呼ばれる機構を設けて内部の圧力を開放している。
(1−3)これに対し、本発明では、気体を直接、液体導入孔へ開放する。
(1−4)具体的には、高圧気体を密封した気体室と、液体導入孔を隔てるオイルポートの側面に、気体室がシェルの耐圧強度以下でかつ所定値以上の圧力になると開くリリーフ機構を設ける。
(1−5)効果としては、当該新規構造のリリーフ機構が開くことによって、高温高圧状態になった気体を開放できる。
(1−6)シェルと前記シェル内に配置され、一端が前記オイルポートに固着され、他端がキャップにより塞がれることにより、前記シェルを気体室と液体室とに分離している金属材製ベローズと、前記液体室に液体を導入する導入孔を取り囲むように配置され、気体室と導入孔とに分離するオイルポートと、前記金属材製ベローズの収縮限度を規定するステーと、前記オイルポートと前記キャップとの間に配置され、前記液体室と前記導入孔との間をシールするシール部とよりなる金属ベローズ式アキュムレータにおいて、前記オイルポートの気体室と導入孔を隔てた側壁に、気体室の圧力が所定値以上になると開く開放手段を設置されていることを特徴とするアキュムレータ。
(1−7)上記(1−6)項のアキュムレータにおいて、前記開放手段は、前記シェルの耐圧強度と同等以下になると開く開放手段を設置されていることを特徴とするアキュムレータ。
(1−8)具体例1としては、現行ECBRのオイルポートにおいて、気体室を構成するベローズ溶接開先部の下部に、液体導入孔方向に設けられた開放孔を設ける。開放孔と液体導入孔とに隔てた側壁に開放手段を設置し、気体室の圧力が所定値以上になると開く。
(1−9)具体例2としては、前記開放孔と、オイルポートのステーに覆われている側面に設けた孔とに隔てた側壁に開放手段を設置し、気体室の圧力が所定値以上になると開く。
(2)
(2−1)本発明は、金属ベローズ型アキュムレータに関する。
(2−2)従来、外ガスタイプの金属ベローズアキュムレータにおいて、車両火災時に爆発しないようにステーに破裂板と呼ばれる機構を設けて内部の圧力を開放している。
(2−3)これに対し、本発明では、オイルポートの側壁に液体室がシェルの耐圧強度と同等以下でかつ所定値以上の圧力になると開くリリーフ機構を設けて、液体導入孔へ開放する。
(2−4)効果としては、当該新規構造のリリーフ機構が開くことによって、高温高圧状態になった液体を開放できる。
(2−5)シェルと前記シェル内に配置され、一端が前記オイルポートに固着され、他端がベローズキャップにより塞がれることにより、前記シェルを気体室と液体室とに分離している金属材製ベローズと、前記液体室に液体を導入する導入孔を取り囲むように配置され、液体室と導入孔とに分離するオイルポートと、前記金属材製ベローズの収縮限度を規定するステーと、前記オイルポートと前記ベローズキャップとの間に配置され、前記液体室と前記導入孔との間をシールするシール部とよりなる金属ベローズ式アキュムレータにおいて、前記オイルポートの液体室と導入孔を隔てた側壁に、液体室の圧力が所定値以上になると開く開放手段を設置されていることを特徴とするアキュムレータ。
(2−6)上記(2−5)項のアキュムレータにおいて、前記開放手段は、前記シェルの耐圧強度と同等以下になると開く開放手段を設置されていることを特徴とするアキュムレータ。
(2−7)具体例3としては、現行ECBRのオイルポートにおいて、液体室から液体導入孔方向に設けられた開放孔を設ける。開放孔と液体導入孔とに隔てた側壁に開放手段を設置し、液体室の圧力が所定値以上になると開く。
(2−8)具体例4としては、前記開放孔と、ステーに覆われているオイルポート側面に設けた孔とに隔てた側壁に開放手段を設置し、液体室の圧力が所定値以上になると開く。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第一実施例・・・
図1は、本発明の第一実施例に係るアキュムレータ1を示している。当該実施例に係るアキュムレータ1は、ベローズ6として金属ベローズを用いる金属ベローズ型アキュムレータであって、以下のように構成されている。
すなわち、図示しない圧力配管に接続されるオイルポート3を備えたアキュムレータハウジング2が設けられており、このハウジング2の内部にベローズ6およびベローズキャップ7が配置されてハウジング2の内部空間が、オイルポート3の液体導入孔(ポート穴)3aに連通する液体室8と、高圧ガス(例えば窒素ガス)を封入する気体室9とに仕切られている。ハウジング2としては、円板状部品であってその中心軸線上に上下方向に延びる貫通穴状の液体導入孔3aを設けたオイルポート3と、有底円筒状のシェル4との組み合わせとされて両者が互いに固定(溶接)されており、シェル4の底部(図では天面部)に、気体室9に高圧ガスを注入するためのガス注入口4aが設けられ、ガス注入後、ガスプラグ5で閉塞されている。ハウジング2内すなわち液体室8にはオイルポート3の液体導入孔3aを通じて圧力配管側の液体(圧油)が出入りする。
ベローズ6としては、その固定端(下端)がハウジング2のポート側内面であるオイルポート3の内面に固定(溶接)されるとともにその遊動端(上端)に円板状のベローズキャップ7が固定(溶接)されており、よって当該アキュムレータ1はベローズ6の外周側に気体室9が配置されるとともにベローズ6の内周側に液体室8が配置される「外ガスタイプ」のアキュムレータとされている。ベローズキャップ7の外周部には、ハウジング2の内面に対してベローズ6およびベローズキャップ7が直接接触しないように制振リング10が取り付けられているが、この制振リング10はシール作用を奏さず、よって高圧ガスを上下に通過させるものである。符号11はプロテクションリングであり、これもシール作用を奏さずに高圧ガスを通過させる。
オイルポート3の内面に内部台座としてのステー12が配置され、このステー12の外周側に上記ベローズ6が配置されている。ステー12はその筒状部の一端に径方向内方へ向けて段差部および端面部を一体成形したものであって、筒状部の他端をもってオイルポート3の内面に固定(溶接)されている。端面部の中央には貫通穴状の液体出入口12aが設けられている。
ベローズキャップ7におけるステー12側の面に、ガスケットホルダ13が固定されている。このガスケットホルダ13はその筒状部の一端に径方向内方へ向けてフランジ部を一体成形したものであって、筒状部の他端をもってベローズキャップ7におけるステー12側の面に設けた凹部の周縁部に固定(嵌合)されている。
ガスケットホルダ13の内周側に、円板状のガスケット14が浮遊可能な状態で保持されている。ここに浮遊可能な状態で保持されているとは、円板状ガスケット14がガスケットホルダ13およびこれを固定したベローズキャップ7に対して軸方向(ベローズ6の伸縮方向)に変位可能な状態で保持されていることを云い、円板状ガスケット14はガスケットホルダ13のフランジ部に係合して抜け止めされているので、このフランジ部とベローズキャップ7との間で軸方向に変位可能とされている。
また、円板状ガスケット14は、金属または硬質樹脂等よりなる円板状の剛性プレート15の表面にゴム等よりなる弾性体16を被着したものであって、この表面に被着した弾性体16によって、円板状ガスケット14のステー12側の面に、ステー12の端面部に接離自在に当接して当接時に液体室(ベローズ6の内周側であってかつステー12の外周側の空間)8および液体導入孔3a間をシールし、液体室8を閉塞する突起状のシール部17が形成され、一方、ガスケット14のベローズキャップ7側の面に、ベローズキャップ7に接離自在に当接して当接時にガスケット14およびベローズキャップ7間に微小な軸方向間隙(図示せず)を設定するための同じく突起状のスペーサ部(図示せず)が形成されている。尚、後者のスペーサ部によってガスケット14およびベローズキャップ7間に間隙を設定するのは、液体室8の閉塞時、この閉塞した液体室8に閉じ込められた液体が熱膨張したときに、この液体がガスケット14およびベローズキャップ7間に浸入しやすくするためである(スペーサ部が設けられていないと、ガスケット14およびベローズキャップ7が互いに密着した状態となり、密着した状態であると液体が熱膨張したときに液体が両者間に浸入しにくい。したがって後述するガスケット14がステー12の端面部に当接したままの状態でベローズキャップ7のみが軸方向移動すると云う作動が生じにくくなる)。
シール部17は、所定の軸方向高さおよび径方向幅を備える環状の突起として形成されており、環状であるので、ステー12の端面部に当接したときにシール作用を奏して液体室8を閉塞する。一方、スペーサ部は、所定の高さおよび径方向幅を有する環状の突起として形成されているが、円周上一部に切欠部が所要数設けられており、よって環状のままではないので、ベローズキャップ7に当接してもシール作用を奏さない。したがって円板状ガスケット14がそのシール部17でステー12の端面部に当接した状態で、円板状ガスケット14におけるベローズキャップ7側の面の受圧面積はステー12側の面の受圧面積よりも大きく設定されている。
また、ガスケットホルダ13のフランジ部と円板状ガスケット14との間に、円板状ガスケット14をベローズキャップ7に押し付ける方向に弾性付勢するバネ手段としてウェーブ状のスプリング18が介装されている。
更にまた、上記オイルポート3にはその内部に、上記高圧ガスを封入した気体室9の圧力が所定値以上の大きさになったときに開弁または破裂して圧力を開放するリリーフ機構としての圧力開放機構21が設けられており、当該実施例ではこの圧力開放機構21が以下のように構成されている。
すなわち、気体室9に連通するようにオイルポート3の上面外周縁部の円周上一箇所または複数個所に切欠状または縦穴状(図では切欠状)の第一連通路22が設けられており、この第一連通路22に連通するようにオイルポート3を径方向に延びる横穴状の第二連通路23が設けられている。そしてこの第二連通路23の内径端部と液体導入孔3aとの間に未切削状の境界壁が形成され、この境界壁によってオイルポート3と材質上一体の薄膜状の破裂板部24が形成されている。第一連通路22は、オイルポート3におけるベローズ6を固定(溶接)した部位の外周側で気体室9に開口している。第二連通路23は第一連通路22の下方に設けられ、オイルポート3の外周面に開口する先止まり状の刳り貫き穴として形成され、組み立て後、その外径側開口部をシェル4によって閉塞されている。
つぎに、上記構成のアキュムレータ1の作動を説明する。
定常作動時・・・
上記したように当該アキュムレータ1はオイルポート3の液体導入孔3aをもって図示しない機器の圧力配管に接続される。当該アキュムレータ1の定常作動時において、円板状ガスケット14はガスケットホルダ13に保持された状態でベローズキャップ7とともに移動することによりステー12の端面部から離れているので、ステー12の端面部に設けられた液体出入口12aは開いている。したがってこの液体出入口12aを通してオイルポート3の液体導入孔3aと液体室8とが連通し、オイルポート3の液体導入孔3aから液体室8へそのときどきの圧力を備えた液体が随時導入されるので、ベローズキャップ7はガスケット14とともに液体圧および封入ガス圧が均衡するよう随時移動することが可能とされている。
ゼロダウン時・・・
上記定常作動時の状態から、機器の運転が停止する等して圧力配管の圧力が極端に低下した状態(所謂ゼロダウン状態)になると、液体室8内の液体がオイルポート3の液体導入孔3aから配管側へ徐々に排出され、これに伴って封入ガス圧によりベローズ6が収縮するとともにベローズキャップ7がベローズ6の収縮方向へ移動する。ベローズキャップ7のステー12側の面には円板状ガスケット14が保持されているので、この円板状ガスケット14がそのシール部17でステー12の端面部に当接し、液体出入口12aが閉じられる。したがって液体室8が閉塞され、液体室8に一部の液体が閉じ込められるので、液体室8の更なる圧力低下が発生しなくなり、よってベローズ6内外で液体圧および封入ガス圧が均衡する。したがってベローズ6の破損が防止される。
ゼロダウン状態における熱膨張時・・・
上記ゼロダウン時の状態から、雰囲気温度の上昇等によって液体室8に閉じ込められた液体および封入ガスが熱膨張すると、液体のほうが封入ガスよりも圧力の上昇度合いが大きいので、圧力差が発生する。するとこの圧力差を受けてベローズキャップ7が液体圧および封入ガス圧が均衡する位置までスプリング18を圧縮しながら移動する。したがって液体圧および封入ガス圧が常に均衡した状態となるので、ベローズ6内外の圧力差によりベローズ6に塑性変形(異常変形)が発生するのが抑制される。尚、この熱膨張時、円板状ガスケット14はその両面における受圧面積の差によりステー12の端面部に当接したままで移動しない。したがって液体出入口12aは閉じたままとされている。
ゼロダウン解消時・・・
上記ゼロダウン時の状態が解消されてオイルポート3の液体導入孔3aから液体が流入すると、この液体の圧力が円板状ガスケット14に作用して円板状ガスケット14をステー12の端面部から離間させる。引きつづき液体は液体出入口12aから液体室8に導入されるので、ベローズキャップ7に直接作用し、この液体圧および封入ガス圧が均衡する位置までベローズキャップ7を移動させる。したがって初期の上記定常作動時状態に復することになる。
緊急時・・・
上記したようにオイルポート3に設けられた第一および第二連通路22,23は気体室9に連通しているので、連通路22,23内の圧力は気体室9と圧力と同じとされている。そして火災が発生するなどしてアキュムレータ1の内圧が異常上昇し、ハウジング2が内圧に耐えかねて爆発する危険が生じる程度になるとその事前に上記圧力開放機構21が作動し、すなわち極めて高圧となった気体室9内の圧力によって破裂板部24が破裂し、気体室9内の圧力を第一および第二連通路22,23を経由して液体導入孔3aのほうへ開放する。したがって気体室9内の圧力が下がり、爆発の危険が回避される。破裂板部24は気体室9の圧力が所定値以上になったときに破裂して圧力を開放するが、この所定値の大きさは破裂板部24の厚みなどにより適宜調節することができる。
したがって以上のように作動する当該アキュムレータ1によれば、上記ゼロダウン状態における熱膨張時の項で説明したように、閉塞された液体室8の熱膨張を吸収することができるとともに、上記緊急時の項で説明したように、火災発生などの緊急時に圧力開放機構21によって気体室9の圧力を開放することができるので、圧力変動に対する高機能を備えたアキュムレータ製品を提供することができる。
第二実施例・・・
上記第一実施例における圧力開放機構21の構成はそのほか例えば、以下のようなものであっても良い。
すなわち、図2に示す第二実施例では、気体室9に連通するようにオイルポート3の上面外周縁部の円周上一箇所または複数個所に切欠状または縦穴状(図では切欠状)の第一連通路22が設けられており、この第一連通路22に連通するようにオイルポート3を径方向に延びる横穴状の第二連通路23が設けられており、更に第二連通路23の内径端部の上方でオイルポート3の上面から下方へ向けて延びる縦穴状の第三連通路25が設けられている。そして第二連通路23の内径端部と第三連通路25の下端部との間に未切削状の境界壁が形成され、この境界壁によってオイルポート3と材質上一体の薄膜状の破裂板部24が形成されている。
この実施例では、緊急時、火災が発生するなどしてアキュムレータ1の内圧が異常上昇し、ハウジング2が内圧に耐えかねて爆発する危険が生じる程度になるとその事前に圧力開放機構21が作動し、すなわち極めて高圧となった気体室9内の圧力によって破裂板部24が破裂し、気体室9内の圧力が第一連通路22、第二連通路23、第三連通路25およびステー12の内側空間を経由して液体導入孔3aのほうへ開放される。
第三実施例・・・
上記第一実施例における圧力開放機構21は、気体室9の圧力を開放するものであるが、このほか以下のような構成によって液体室8の圧力を開放するものとしても良い。液体室8の圧力は、上記ゼロダウン時にシール部17によって液体室8が閉塞されたときに開放の必要を生じることがある。
すなわち、図3に示す第三実施例では、シール部17によって閉塞される液体室8に連通するようにオイルポート3を径方向に延びる唯一の横穴状の連通路26が設けられており、この連通路26の内径端部と液体導入孔3aとの間に未切削状の境界壁が形成され、この境界壁によってオイルポート3と材質上一体の薄膜状の破裂板部24が形成されている。連通路26は、オイルポート3におけるステー12を固定(溶接)した部位の下方で液体室8に開口している。
この実施例では、緊急時、火災が発生するなどしてアキュムレータ1の内圧が異常上昇し、ハウジング2が内圧に耐えかねて爆発する危険が生じる程度になるとその事前に圧力開放機構21が作動し、すなわち極めて高圧となった液体室8内の圧力によって破裂板部24が破裂し、液体室8内の圧力が連通路26を経由して液体導入孔3aのほうへ開放される。
また、図4に示す第四実施例では、シール部17によって閉塞される液体室8に連通するようにオイルポート3の径方向に延びる横穴状の第一連通路26が設けられており、この第一連通路26の内径端部の上方でオイルポート3の上面から下方へ向けて延びる縦穴状の第二連通路27が設けられており、第一連通路26の内径端部と第二連通路27の下端部との間に未切削状の境界壁が形成され、この境界壁によってオイルポート3と材質上一体の薄膜状の破裂板部24が形成されている。
この実施例では、緊急時、火災が発生するなどしてアキュムレータ1の内圧が異常上昇し、ハウジング2が内圧に耐えかねて爆発する危険が生じる程度になるとその事前に圧力開放機構21が作動し、すなわち極めて高圧となった液体室8内の圧力によって破裂板部24が破裂し、液体室8内の圧力が第一連通路26、第二連通路27およびステー12の内側空間を経由して液体導入孔3aのほうへ開放される。
上記第一ないし第四実施例において、各連通路22,23,25,26,27および破裂板部24を設ける以前の状態におけるオイルポート3の形状は全て共通しており(同じであり)、よって、液体室8に対する直接的なリリーフ機能を発揮する圧力開放機構21を設けるか、あるいは気体室9に対する直接的なリリーフ機能を発揮する圧力開放機構21を設けるかについて、設計段階における選択の余地が確保されている。したがって冒頭に記載したとおりアキュムレータ防爆構造について設計の自由度を拡大することができ、用途や環境に応じて最適なリリーフ機能を備えるアキュムレータ製品を提供することができる。
また、液体室8に対する直接的なリリーフ機能を発揮する圧力開放機構21と、気体室9に対する直接的なリリーフ機能を発揮する圧力開放機構21は、これらを双方共に一つのアキュムレータ1に設定することも考えられる。すなわち例えば第一実施例に係る圧力開放機構21と第三実施例に係る圧力開放機構21を双方共に設ける、あるいは第一実施例に係る圧力開放機構21と第四実施例に係る圧力開放機構21を双方共に設けることにより、一つのアキュムレータ1が発揮し得るリリーフ機能の幅を拡大することができる。
また、以上のほか、アキュムレータ1は、ベローズ6の内周側に気体室9が配置されるとともにベローズ6の外周側に液体室8が配置される内ガスタイプのアキュムレータであっても良い。ステー12はオイルポート3に一体成形されたものであっても良い。ガスケットホルダ13、ガスケット14およびスプリング18よりなる液体室熱膨張吸収機構は、他の構造であっても良く、またこの機構は省略されても良い。この場合、シール部17はベローズキャップ7の下面に設けられるが、対応するステー12の端面部上面に設けるようにしても良い。
1 アキュムレータ
2 ハウジング
3 オイルポート
3a 液体導入孔
4 シェル
4a ガス注入口
5 ガスプラグ
6 ベローズ
7 ベローズキャップ
8 液体室
9 気体室
10 制振リング
11 プロテクションリング
12 ステー
12a 液体出入口
13 ガスケットホルダ
14 ガスケット
15 剛性プレート
16 弾性体
17 シール部
18 スプリング
21 圧力開放機構
22,23,25,26,27 連通路
24 破裂板部

Claims (5)

  1. 貫通孔状の液体導入孔を備えるオイルポートと、前記オイルポートに組み合わされて前記オイルポートと共にアキュムレータハウジングを形成するシェルと、前記ハウジングの内部に組み込まれて前記ハウジングの内部空間を前記液体導入孔に連通する液体室および高圧ガスを封入する気体室に仕切るベローズおよびベローズキャップと、前記ベローズキャップが前記オイルポート側ストローク限に達したときに前記液体室および前記液体導入孔間をシールするシール部とを有するアキュムレータにおいて、
    前記オイルポートはその内部に、前記気体室または前記液体室の圧力が所定値以上になったときに開弁または破裂して前記圧力を開放する圧力開放機構を備えることを特徴とするアキュムレータ。
  2. 請求項1記載のアキュムレータにおいて、
    当該アキュムレータは、前記ベローズの固定端が前記オイルポートに固定され、前記ベローズの外周側に前記気体室が配置されるとともに前記ベローズの内周側に前記液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータであり、
    前記オイルポートは、円板状部品であってその中心軸線上に前記液体導入孔が設けられ、
    前記圧力開放機構は、前記気体室に連通するように前記オイルポートの上面外周縁部に設けられた切欠状または縦穴状の第一連通路と、前記第一連通路に連通するように前記オイルポートの径方向に設けられた横穴状の第二連通路と、前記第二連通路の内径端部と前記液体導入孔との間に設けられた、前記オイルポートと一体の破裂板部とを備えることを特徴とするアキュムレータ。
  3. 請求項1記載のアキュムレータにおいて、
    当該アキュムレータは、前記ベローズの固定端が前記オイルポートに固定され、前記ベローズの外周側に前記気体室が配置されるとともに前記ベローズの内周側に前記液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータであり、
    前記オイルポートは、円板状部品であってその中心軸線上に前記液体導入孔が設けられ、
    前記圧力開放機構は、前記気体室に連通するように前記オイルポートの上面外周縁部に設けられた切欠状または縦穴状の第一連通路と、前記第一連通路に連通するように前記オイルポートの径方向に設けられた横穴状の第二連通路と、前記第二連通路の内径端部の上方で前記オイルポートの上面から下方へ向けて設けられた縦穴状の第三連通路と、前記第二連通路の内径端部と前記第三連通路の下端部との間に設けられた、前記オイルポートと一体の破裂板部とを備えることを特徴とするアキュムレータ。
  4. 請求項1記載のアキュムレータにおいて、
    当該アキュムレータは、前記ベローズの固定端が前記オイルポートに固定され、前記ベローズの外周側に前記気体室が配置されるとともに前記ベローズの内周側に前記液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータであり、
    前記オイルポートは、円板状部品であってその中心軸線上に前記液体導入孔が設けられ、
    前記圧力開放機構は、前記シール部によって閉塞される前記液体室に連通するように前記オイルポートの径方向に設けられた横穴状の連通路と、前記連通路の内径端部と前記液体導入孔との間に設けられた、前記オイルポートと一体の破裂板部とを備えることを特徴とするアキュムレータ。
  5. 請求項1記載のアキュムレータにおいて、
    当該アキュムレータは、前記ベローズの固定端が前記オイルポートに固定され、前記ベローズの外周側に前記気体室が配置されるとともに前記ベローズの内周側に前記液体室が配置される外ガスタイプのアキュムレータであり、
    前記オイルポートは、円板状部品であってその中心軸線上に前記液体導入孔が設けられ、
    前記圧力開放機構は、前記シール部によって閉塞される前記液体室に連通するように前記オイルポートの径方向に設けられた横穴状の第一連通路と、前記第一連通路の内径端部の上方で前記オイルポートの上面から下方へ向けて設けられた縦穴状の第二連通路と、前記第一連通路の内径端部と前記第二連通路の下端部との間に設けられた、前記オイルポートと一体の破裂板部とを備えることを特徴とするアキュムレータ。
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