JP2012136827A - ゲートの軸受け構造 - Google Patents
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Abstract
水路に設けられるゲートにおいて、内外水位差が小さくても扉体が揺動し易く、かつ大きな回転角にも対応可能な軸受け構造を提供する。
【解決手段】
軸受け構造10は、軸受けハウジング11に円筒状の孔が設けられており、その孔の内部に回転軸12に形成された略V字形状のナイフエッジ13、溝部16が形成された支持金具14、軸受け15が納められる構造となっており、ナイフエッジ13は支持金具14に支持されてナイフエッジ構造を構成し、支持金具14は軸受け15によって回動自在に支持され、軸受けは15は軸受けハウジング11の孔に挿嵌されている。回転軸12は回転角が小さい場合はナイフエッジ構造により揺動し、回転角が大きい場合は支持金具14と連動して回転する。
【選択図】 図1
Description
それぞれの部材の配置関係は図1(b)の断面図のように、まず、軸受けハウジング11の孔の内面に軸受け15が挿嵌されている。
軸受け15の内輪には、前記内輪の内径に公差を持たせた円柱形状で一部に略V字形状の溝部16を有した支持金具14が挿通されている。支持金具14は図1(a)のように軸受け15によってに回動自在に遊嵌状に備えられている。
支持金具14は装置製造設置時に溝部16が上向きになるように配置され、溝部16に回転軸12に設けられたナイフエッジ13が載置され、支持金具14とナイフエッジ13によりナイフエッジ構造を構成している。溝部16の溝形状は、V字形状や円弧形状、2平面交さ形などナイフエッジ13が溝部16の所定位置で揺動することのできる形状となっているのが望ましい。
ナイフエッジ13の強度を高めるためにサイズを大きくしたい場合、図1の軸受け構造10だとナイフエッジ13が軸受けハウジング11の孔の中に納まる構造なので全体が大型化してしまい製造コスト、特に軸受け15のコストが高くなってしまう。
それに対して、図3の軸受け構造10は、支持金具14を軸受けハウジング11の外部まで延設し、溝部16にナイフエッジ13を載置する構造となっている。そのため図1と同サイズの軸受けハウジング11、軸受け15のままでナイフエッジ13のサイズを大きくすることができナイフエッジ部分の強度アップを図れる。もしくは荷重等に耐えられる程度にサイズの小さい軸受け15を使用することができるので製造コストを低減することができる。
ナイフエッジ13のサイズを大きくする方法として、第1の実施形態の軸受け構造において、軸受け15の中心軸と、ナイフエッジ13の揺動の中心軸を下方へ偏心するように支持金具14を設計することによってもサイズ変更ができる。軸受け15内に新たにスペースができるので、その分ナイフエッジ13のサイズを大きくすることができるためである。なお、第3の実施形態の軸の偏心構造は第2の実施形態にも適用可能である。
図5の軸受け構造10は、図1の第1の実施形態のナイフエッジ構造を構成しているナイフエッジと溝部が逆構造となったものである。軸受けハウジング11に円筒状の孔が設けられており、その孔の内部に回転軸12に形成された逆V字形状の溝部16、逆V字形状のナイフエッジ13が形成された支持金具14、軸受け15が納められる構造となっている。
軸受け15の内輪には、断面視略扇形状で、先端部にナイフエッジ13が形成された支持金具14が挿通されている。支持金具14は図5(a)のように軸受け15によってに回動自在に遊嵌状に備えられている。
支持金具14は装置製造設置時にナイフエッジ13が上向きになるように軸受け15内に配置され、ナイフエッジ13に回転軸12に形成された溝部16が載置され、支持金具14とナイフエッジ13によりナイフエッジ構造を構成し自由揺動することができる。溝部16の溝形状は、V字形状や円弧形状、2平面交さ形などナイフエッジ13が溝部16の所定位置で揺動することのできる形状となっているのが望ましい。
水位調整ゲート20の構成は、水平な回転軸12の両端にナイフエッジ13が設けられて軸受け構造10によって軸支されている。回転軸12には一対のアーム21が固着され、その上流端に回転軸12を中心とする円弧状の扉体22が固着され、アームの下流端近くにカウンターウェイト23が吊着されている。また、水路脇にはフロート室24が設けられ、河川の横方に延びた回転軸12の端部には上流側に向かってフロートアーム25が固着されていて、フロートアーム25にはフロート26が昇降自在に連結されてフロート室24に納められて水位調整ゲート20を構成している。
しかし、本発明の軸受け構造10はナイフエッジ構造により摩擦抵抗が非常に小さいので扉体22の水位変動の追従性が良く、また、フロート26のサイズを大きくする必要も無いので、水位調整ゲート20をよりコンパクトに構成することができる利点がある。
11 軸受けハウジング
12 回転軸
13 ナイフエッジ
14 支持金具
15 軸受け
16 溝部
20 水位調整ゲート
21 アーム
22 扉体
23 カウンターウェイト
24 フロート室
25 フロートアーム
26 フロート
Claims (7)
- 水路に設けられるゲートの扉体を回動自在に支持する回転軸の軸受け構造において、前記軸受け構造は、
前記回転軸に形成されたナイフエッジ部と、
前記ナイフエッジ部を軸支する溝部が形成された支持金具と、
前記支持金具を回動自在に内輪で支持する軸受けと、
前記軸受けが内挿される軸受けハウジングと、
を有することを特徴とした軸受け構造。 - 請求項1に記載の軸受け構造において、前記ナイフエッジ部が前記軸受けハウジング内に挿通されて前記支持金具により支持されていることを特徴とした軸受け構造。
- 請求項1に記載の軸受け構造において、前記ナイフエッジ部が前記軸受けハウジングの外側で前記支持金具により支持されていることを特徴とした軸受け構造。
- 水路に設けられるゲートの扉体を回動自在に支持する回転軸の軸受け構造において、前記軸受け構造は、
前記回転軸に形成された溝部と、
前記回転軸の溝部を軸支するナイフエッジ部が形成された支持金具と、
前記支持金具を回動自在に内輪で支持する軸受けと、
前記軸受けが内挿される軸受けハウジングと、
を有することを特徴とした軸受け構造。 - 請求項4に記載の軸受け構造において、前記回転軸の溝部が前記軸受けハウジング内に挿通されて前記支持金具により支持されていることを特徴とした軸受け構造。
- 請求項4に記載の軸受け構造において、前記回転軸の溝部が前記軸受けハウジングの外側で前記支持金具により支持されていることを特徴とした軸受け構造。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の軸受け構造において、前記回転軸の揺動の中心軸が前記軸受けの中心軸に対して偏心していることを特徴とした軸受け構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010287828A JP5611806B2 (ja) | 2010-12-24 | 2010-12-24 | ゲートの軸受け構造 |
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JP2010287828A JP5611806B2 (ja) | 2010-12-24 | 2010-12-24 | ゲートの軸受け構造 |
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JP5611806B2 JP5611806B2 (ja) | 2014-10-22 |
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JP2010287828A Active JP5611806B2 (ja) | 2010-12-24 | 2010-12-24 | ゲートの軸受け構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP5611806B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108026708A (zh) * | 2015-09-25 | 2018-05-11 | 寺田溥 | 水闸 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE365065C (de) * | 1922-12-07 | Emil Burkhardt Dr Ing | Vereinigtes Schneiden- und Gleitlager | |
US3066490A (en) * | 1958-02-12 | 1962-12-04 | Neyrpic Ets | Regulating of compensated floats for control of automatic gates |
JPS5297506U (ja) * | 1976-01-20 | 1977-07-22 | ||
JPH0339513A (ja) * | 1989-07-05 | 1991-02-20 | Hokoku Kogyo Kk | 洪水に対応する自動堰上げゲート |
-
2010
- 2010-12-24 JP JP2010287828A patent/JP5611806B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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CN108026708A (zh) * | 2015-09-25 | 2018-05-11 | 寺田溥 | 水闸 |
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JP5611806B2 (ja) | 2014-10-22 |
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