JP2012136720A - 合金化制御方法及び合金化制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る合金化制御方法は、溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の保熱帯近傍での放射率を測定する放射率測定ステップと、放射率の測定結果に基づいて、互いに隣り合う測定位置間での放射率の差分を算出する差分算出ステップと、算出された放射率の差分に基づいてめっき層が合金化したかを判定し、当該めっき層が合金化した合金化領域を特定する合金化判定ステップと、特定された合金化領域の位置に応じて合金化炉の出力を制御する合金化炉制御ステップとを含む。合金化炉制御ステップでは、合金化領域が所定の測定位置間よりも前段に位置する場合には合金化炉の出力を低減させ、合金化領域が所定の測定位置間よりも後段に位置する場合には合金化炉の出力を増加させる。
【選択図】図1
Description
<溶融亜鉛めっきラインについて>
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る溶融亜鉛めっきラインの概略について説明する。図1は、本実施形態に係る溶融亜鉛めっきラインの概略を示した説明図である。
次に、合金化の進行に伴う放射率の変化について、簡単に説明する。
めっき表面の亜鉛が地鉄と合金化すると、急激な放射率(又は反射率)変化が起こることが知られている。めっき直後の鋼板表面は鏡面的であり、放射率が低い。しかし、合金化により亜鉛層に鉄が拡散する過程で、鋼板の表面粗度が急激に増大し、その結果、放射率が上昇する。例えば、めっき直後の放射率は0.2程度であるが、鋼種によって異なるものの、合金化によって放射率が0.6〜0.8まで上昇することが知られている。従って、合金化センサによって測定した放射率の変化に着目することによって、めっき層の合金化が完了したか否かを判断することができる。
続いて、図2を参照しながら、本実施形態に係る合金化制御装置100の構成について、詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る合金化制御装置の構成を示したブロック図である。
なお、本実施形態に係る合金化制御装置100は、放射率を連続的に測定しておき、合金化に関する各種の判定についても連続的に実施してもよいし、放射率を連続的に測定しておき、合金化に関する各種の判定を、所定の時間間隔毎に間歇的に実施してもよい。また、本実施形態に係る合金化制御装置100は、放射率の測定及び合金化に関する各種の判定を、所定の時間間隔毎に間歇的に実施してもよい。
続いて、図6を参照しながら、本実施形態に係る合金化制御方法の流れについて説明する。図6は、本実施形態に係る合金化制御方法の流れの一例を示した流れ図である。
以上説明した本発明の第1の実施形態は、溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の互いに異なる少なくとも4カ所以上の場所の放射率に基づいて、鋼板に形成されためっき層の合金化を制御するものであった。以下で説明する本発明の第2の実施形態は、溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の同一箇所を測定した放射率に基づいて、鋼板に形成されためっき層の合金化を制御するものである。
まず、図7及び図8を参照しながら、本発明の第2の実施形態に係る溶融亜鉛めっきラインの概略について説明する。図7は、本実施形態に係る溶融亜鉛めっきラインの概略を示した説明図である。図8は、本実施形態に係る放射率の測定方法を説明するための説明図である。
続いて、図9を参照しながら、本実施形態に係る合金化制御装置100の構成について、詳細に説明する。図9は、本実施形態に係る合金化制御装置の構成を示したブロック図である。
なお、本実施形態に係る合金化制御装置100は、合金化に関する各種の判定を連続的に実施してもよいし、合金化に関する各種の判定を所定の時間間隔毎に間歇的に実施してもよい。
続いて、図11を参照しながら、本実施形態に係る合金化制御方法の流れについて説明する。図11は、本実施形態に係る合金化制御方法の流れの一例を示した流れ図である。
次に、図12を参照しながら、本発明の実施形態に係る合金化制御装置100のハードウェア構成について、詳細に説明する。図12は、本発明の実施形態に係る合金化制御装置100のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
本発明の実施例について説明するに先立ち、まず、以下で説明する第1実施例及び第2実施例で利用した合金化センサ、及び、合金化センサの出力データを利用した放射率の算出方法について説明する。
鋼板温度Tp(z)は、鋼板の搬送方向位置の変化に伴う鋼板の温度低下パターンに関する情報と、放射温度計の設置位置に関する情報とを利用することで、保熱帯30の所定位置での鋼板温度の推定値として算出することができる。
鋼板温度Tp(z)は、例えば保熱帯30に設置された壁面温度計からの出力(壁面温度)と、記憶部113等に格納されている壁面温度計の設置位置に関する情報とを利用して、必要な位置での壁面温度を線形補間により算出することができる。
以下に示す実施例では、板幅1100mm、0.7mm厚の軟鋼を用い、かかる軟鋼を溶融亜鉛めっきライン1で、通板速度120mpmで搬送させた。ここで、亜鉛浴の温度は450℃であり、合金化炉の最高温度は、515℃であった。
計測時間中(約1600分/コイル40本:非連続)の測定位置S3及び測定位置S2での放射率の差分平均は0.55であり、軟鋼の適正合金として安定した値を示した。ここで、放射温度計の測定は連続して実施しているが、合金化の判定は1分毎に実施し、約1700点の値を利用して放射率の差分平均を算出した。この際の過合金率は0%であり、未合金率は0%であった。
計測時間中(約40分/コイル1本)において、測定位置S3と測定位置S4との間の放射率の差分が、0.25となった。ここで、本実施例では、きめ細かな判定を行うために、0.20未満が適正領域、0.20以上0.25未満が注意領域、0.25を閾値としてかかる値以上を調整実施領域、と設定していた。そのため合金化炉20におけるインダクションヒーター電流を、+2.5%とする出力調整を、1回実施した。
計測時間中(約40分/コイル1本)において、測定位置S1と測定位置S2との間の放射率の差分が、0.29となった。上述のように、本実施例では、きめ細かな判定を行うために、0.20未満が適正領域、0.20以上0.25未満が注意領域、0.25を閾値としてかかる値以上を調整実施領域、と設定していた。そのため合金化炉20におけるインダクションヒーター電流を、−2.5%とする出力調整を、1回実施した。
以下に示す実施例では、板幅1100mm、0.7mm厚の軟鋼を用い、かかる軟鋼を溶融亜鉛めっきライン1で、通板速度120mpmで搬送させた。ここで、亜鉛浴の温度は450℃であり、合金化炉の最高温度は、515℃であった。
計測時間中(約400分/コイル10本:非連続)における測定開始位置SAと測定終了位置SBとの間の放射率の差分平均は0.54であり、軟鋼の適正合金として安定した値を示した。ここで、1回の測定に要する時間は、0.5秒であった。この際の過合金率は0%であり、未合金率は0%であった。なお、過合金率及び未合金率は、第1実施例における定義と同様である。
計測時間中(約40分/コイル1本)に3回、測定開始位置SAでの放射率が0.25未満、かつ、測定終了位置SBでの放射率が0.35以下という状況が発生した。そこで、合金化炉20におけるインダクションヒーター電流を、+2.5%とする出力調整を、それぞれ実施した。出力調整後の次の測定において、測定終了位置SBでの放射率は0.35超過に戻った。このコイルの未合金率は、0.1%であった。なお、本実施例における制御条件(放射率の閾値に関する条件)については、以下でまとめて記載する。
計測時間中(約40分/コイル1本)に1回、測定開始位置SAでの放射率が、0.40以上となる状況が発生した。ここで、本実施例では、きめ細かな判定を行うために、0.35未満が適正領域、0.35以上0.40未満が注意領域、0.40を閾値としてかかる値以上を調整実施領域、と設定していた。そこで、合金化炉20におけるインダクションヒーター電流を、−2.5%とする出力調整を、1回実施した。出力調整後の次の測定において、測定終了位置SAでの放射率は0.40未満に戻ったが、測定開始位置SAでの放射率が0.35未満になるまで7分間を要し、このコイルの過合金率は、0.1%であった。
SAでの第1の閾値(この値未満であれば、合金化は適正):0.25
SBでの第2の閾値(この値超過であれば、合金化は適正):0.35
SAでの第3の閾値(この値以上では、過合金化):0.40
SBでの第4の閾値(この値以下では、未合金化):0.20
10 亜鉛浴
20 合金化炉
30 保熱帯
40 冷却帯
50 合金化センサ
60 合金化炉制御手段
70 センサ位置変更手段
101 合板測定情報取得制御部
103 放射率演算部
105,151 放射率差分算出部
107 合金化位置特定部
109,155 合金化炉制御部
111 表示制御部
113 記憶部
153 合金化判定部
Claims (12)
- 溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の保熱帯近傍での放射率を、鋼板搬送方向に沿った少なくとも4カ所で測定する放射率測定ステップと、
前記放射率の測定結果に基づいて、互いに隣り合う測定位置間での前記放射率の差分をそれぞれ算出する差分算出ステップと、
算出された前記放射率の差分に基づいて前記鋼板に設けられためっき層が合金化したかを判定し、当該めっき層が前記保熱帯において合金化した合金化領域を特定する合金化判定ステップと、
特定された前記合金化領域の位置に応じて、所定の前記測定位置間で前記めっき層が合金化するように前記保熱帯の前段に設けられた合金化炉の出力を制御する合金化炉制御ステップと、
を含み、
前記合金化炉制御ステップでは、
前記合金化領域が前記所定の測定位置間よりも前段に位置する場合には、前記合金化炉の出力を低減させ、
前記合金化領域が前記所定の測定位置間よりも後段に位置する場合には、前記合金化炉の出力を増加させる
ことを特徴とする、合金化制御方法。 - 前記放射率の測定位置を、前記合金化炉に近い側から順にS1、S2、S3、S4・・・としたとき、
測定位置S2は、前記保熱帯の内部に設定され、
測定位置S3は、測定位置S2の位置と、前記鋼板の放射率の変化パターンと、鋼板の搬送速度と、に基づいて算出された位置に設定されることを特徴とする、請求項1に記載の合金化制御方法。 - 前記合金化判定ステップでは、前記前記放射率の変化速度を含む鋼板特徴データが鋼板の種別ごとに記載されたデータベースを参照して、前記めっき層が合金化したかを判定することを特徴とする、請求項2に記載の合金化制御方法。
- 前記放射率を測定するための放射率測定装置は、前記保熱帯の前半部分までに設けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の合金化制御方法。
- 5カ所目以降の前記放射率の測定位置は、測定位置S1−測定位置S2間、又は、測定位置S3−測定位置S4間に設定されることを特徴とする、請求項2に記載の合金化制御方法。
- 前記合金化炉の炉温設定値又は出力を所定の時間間隔毎に変動させることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の合金化制御方法。
- 溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の保熱帯近傍での放射率を、当該鋼板の同一箇所について前記保熱帯の所定の区間内にわたって測定する放射率測定ステップと、
前記放射率の測定結果に基づいて、前記放射率の測定開始位置と測定終了位置との間の前記放射率の差分を算出する差分算出ステップと、
測定された前記放射率及び算出された前記放射率の差分に基づいて前記鋼板に設けられためっき層が合金化したかを判定する合金化判定ステップと、
前記合金化の判定結果に応じて、前記所定の区間内で前記めっき層が合金化するように前記保熱帯の前段に設けられた合金化炉の出力を制御する合金化炉制御ステップと、
を含み、
前記合金化炉制御ステップでは、
前記測定開始位置での放射率が第1の閾値超過であった場合、前記合金化炉の出力を低減させ、
前記測定終了位置での放射率が第2の閾値未満であった場合、前記合金化炉の出力を増加させる
ことを特徴とする、合金化制御方法。 - 前記合金化炉制御ステップでは、前記放射率の差分が経時的に増加している場合、前記合金化炉の出力を低減させる、請求項7に記載の合金化制御方法。
- 前記合金化判定ステップでは、前記第1の閾値及び前記第2の閾値を含む鋼板特徴データが鋼板の種別ごとに記載されたデータベースを参照して、前記めっき層が合金化したかを判定することを特徴とする、請求項7又は8に記載の合金化制御方法。
- 前記保熱帯の所定の区間は、前記保熱帯の前半部分内に設定されることを特徴とする、請求項6〜9のいずれか1項に記載の合金化制御方法。
- 溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の保熱帯近傍での放射率を、鋼板搬送方向に沿った少なくとも4カ所について算出する放射率演算部と、
前記放射率の測定結果に基づいて、互いに隣り合う測定位置間での前記放射率の差分をそれぞれ算出する放射率差分算出部と、
算出された前記放射率の差分に基づいて前記鋼板に設けられためっき層が合金化したかを判定し、当該めっき層が前記保熱帯において合金化した合金化領域を特定する合金化位置特定部と、
特定された前記合金化領域の位置に応じて、所定の前記測定位置間で前記めっき層が合金化するように前記保熱帯の前段に設けられた合金化炉の出力を制御する合金化炉制御部と、
を備え、
前記合金化炉制御部は、
前記合金化領域が前記所定の測定位置間よりも前段に位置する場合には、前記合金化炉の出力を低減させ、
前記合金化領域が前記所定の測定位置間よりも後段に位置する場合には、前記合金化炉の出力を増加させる
ことを特徴とする、合金化制御装置。 - 溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の保熱帯近傍での放射率を、当該鋼板の同一箇所について前記保熱帯の所定の区間内にわたって算出する放射率演算部と、
前記放射率の測定結果に基づいて、前記放射率の測定開始位置と測定終了位置との間の前記放射率の差分を算出する放射率差分算出部と、
測定された前記放射率及び算出された前記放射率の差分に基づいて前記鋼板に設けられためっき層が合金化したかを判定する合金化判定部と、
前記合金化の判定結果に応じて、前記所定の区間内で前記めっき層が合金化するように前記保熱帯の前段に設けられた合金化炉の出力を制御する合金化炉制御部と、
を備え、
前記合金化炉制御部は、
前記測定開始位置での放射率が第1の閾値超過であった場合、前記合金化炉の出力を低減させ、
前記測定終了位置での放射率が第2の閾値未満であった場合、前記合金化炉の出力を増加させる
ことを特徴とする、合金化制御装置。
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