JP2012135659A - バンド、腕時計及びバンドの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
この発明は、バンド、腕時計及びバンドの製造方法に関する。長手方向に複数のバンド長さ調整穴(20)が複数個形成されたバンド本体(10)は、表面に第1の樹脂層を、裏面に第2の樹脂層をそれぞれ備えたカーボン繊維の織物等の支持層(12b)にて形成されている。この支持層(12b)は、バンド本体(10)の長手方向H及び短手方向に対して、当該支持層のカーボン繊維束の伸長方向が予め定められた傾斜角度(例、45度)で傾斜するよう形成されている。これにより、バンド本体の強度の大幅な向上を図ることができ、かつ、使用中における、バンドのいわゆる切れまたは捩れ時における別部材の剥離の発生を未然に防止することができる。
【選択図】図7
Description
例えば、従来、特許文献1に示すように、透明材料からなるトップコート層と、このトップコート層に密着した下層として設けたカーボン繊維の織物と、このカーボン繊維の織物に密着した下層としてバンド・コア材を積層したバンド材料からなり、このバンド材料をバンドの全面または一部として構成した時計用バンドが知られている。
カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維の繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を織り込み又は編み込んで形成された織物又は編み物からなるバンド形状の支持層と、
この支持層の表面に密着して設けられた第1の樹脂層と、
前記支持層の裏面に密着して設けられた第2の樹脂層とを備え、
前記支持層は、前記バンド本体の長手方向及び短手方向に対してその繊維束の伸長方向が予め定められた傾斜角度で傾斜するよう形成されていることを特徴とするバンドである。
長手方向に複数のバンド長さ調整穴が形成されたバンド本体を備えているバンドにおいて、
前記バンド本体は、
カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維の繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を織り込み又は編み込んで形成された織物又は編み物の繊維層と、この繊維層の表面に形成されたアルミ合金、ニッケル合金等の金属粒子からなる金属層とからなるバンド形状の支持層と、
この支持層の表面に密着して設けられた第1の樹脂層と、
前記支持層の裏面に密着して設けられた第2の樹脂層とを備え、
前記支持層は、前記バンド本体の長手方向及び短手方向に対してその繊維束の伸長方向が予め定められた傾斜角度で傾斜するよう形成されていることを特徴とするバンドである。
カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維の繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を当該繊維束の伸長方向が互いに直交するように織り込み又は編み込んで形成された織物又は編み物からなる支持層を備えている大判シートから、当該大判シートの繊維束の伸長方向に対して予め定められている傾斜角度で傾斜するように、複数個のバンド形状の支持層をカットして取り出すステップと、
金型を用いて前記大判シートから取り出された複数個の各支持層の一面側に第1の樹脂層を密着して設けるステップと、
金型を用いて前記複数個の各支持層の他面側に第2の樹脂層を密着して設けるステップと、
を備えることを特徴とするバンドの製造方法である。
カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維の繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を当該繊維束の伸長方向が互いに直交するように織り込み又は編み込んで形成された織物又は編み物の繊維層と、この繊維層の表面に形成されたアルミ合金、ニッケル合金等の金属粒子からなる金属層とからなる支持層を備えている大判シートから、当該大判シートの繊維束の伸長方向に対して予め定められている傾斜角度で傾斜するように、複数個のバンド形状の支持層をカットして取り出すステップと、
金型を用いて前記大判シートから取り出された複数個の各支持層の一面側に第1の樹脂層を密着して設けるステップと、
金型を用いて前記複数個の各支持層の他面側に第2の樹脂層を密着して設けるステップと、
を備えることを特徴とするバンドの製造方法である。
またここで、中間層を、アルミ合金やニッケル合金等の金属粒子を蒸着、スパッタリングさせて、表面に金属を付着させた織物又は編み物からなるバンド形状の支持層とし、上層を半透明材料とした組み合わせとすれば、中間層は同一の支持層でも、上層の半透明材料の加色や透明度を変えることで、見た目の異なる多様なデザインのバンドとすることができる。
また、下層を支持層11bと同色系としたのは、支持層11bの織目の隙間や端部の変形等の外観不具合を第1の樹脂層11a側から見て目立たなくするためである。また、第1のバンド11においては、被取付部13のばね棒穴13aや、取付部15のばね棒穴15aを取り囲むように支持層11bが配置されている。すなわち、支持層11bの長手方向両端部はループとなっている。このようにしたのは、被取付部13及び取付部15の強度を向上させるためである。
また、下層を支持層18bと同色系としたのは、支持層18bの織目の隙間や端部の変形等の外観不具合を第1の樹脂層18a側から見て目立たなくするためである。
また、下層を支持層12bと同色系としたのは、支持層12bの織目の隙間や端部の変形等の外観不具合を第1の樹脂層12a側から見て目立たなくするためである。
傾斜させない場合、例えば、バンドの長手方向とカーボン繊維束の伸長方向とが平行で傾斜角度が0度またはそれに近似した角度の場合、バンド本体を長手方向に伸ばす力に対して、第1及び第2の各樹脂層は伸びに追従するものの、カーボン繊維束がバンドの伸びに追従しないため、前記各樹脂層とカーボン繊維束からなる当該支持層との間に剥離が起きてしまう。よって、長手方向の引っ張りや捩れに対してバンドの強度を大幅に向上させることができない。
またここで、中間層を、前述の場合と同様、アルミ合金やニッケル合金等の金属粒子を蒸着、スパッタリングさせて、表面に金属を付着させた織物又は編み物からなるバンド形状の支持層とし、上層を半透明材料とした組み合わせとすれば、中間層は同一の支持層でも、上層の半透明材料の加色や透明度を変えることで、見た目の異なる多様なデザインのバンドとすることができる。
すなわち、図2(C)に示すように、第1のバンド本体11を構成している中間層を、カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維の繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を織り込み又は編み込んで形成された織物又は編み物の繊維層11b1と、この繊維層11b1の表面に形成されたアルミ合金、ニッケル合金等の金属粒子からなる金属層11b2とからなるバンド形状の支持層11bとで形成してもよい。なお、この支持層の表面に密着して設けられた第1の樹脂層11aと、支持層
11bの裏面に密着して設けられた第2の樹脂層11cとを備えるようにする。
また、下層を支持層の色(例えば、黒色)と同色系とした場合には、支持層の縁12b1のゆがみ、変形、織目のばらつきなどが多少あったとしても、その不具合が目立たなくなり、量産性に優れたものとなる。
バンド形状の持層取出工程(ステップS1)は、用意された大判シートからバンド用の支持層を複数個取り出す工程である。図6には大判シートの一部が具体的に示されている。図6(A)は平面図、図6(B)はその部分拡大図である。また、図7には第2のバンド12の取出工程の様子が具体的に示されている。
例えば1000本(1K)束ねて形成されている。
なお、織物又は編み物の素材は、この実施の態様のようなカーボン繊維ではなく、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維であっても良い。また、この織物又は編み物は、これらの繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を織り込み又は編み込んで形成しても良い。
大判シート200は個片のバンド用支持層を複数個取りできる大きさとなっている。ここで、支持層を複数個取りできるとは、本実施形態の場合、第1のバンド11または第2のバンド12のいずれか一方に用いられる個片の支持層を複数個取りできる場合と、第1のバンド11及び第2のバンド12の双方に用いられる個片の支持層を混在させて複数個取りできる場合とを含む。複数個取りとは多数個取りを含む概念である。
樹脂層11a,第1の樹脂層12a,第1の樹脂層18a)及び、下層の第2の樹脂層(
第2の樹脂層11c,第2の樹脂層12c,第2の樹脂層18c)との材料との親和性を確保するために、前記上層及び前記下層の樹脂層と同系の樹脂を繊維束に含浸させてある。若しくは前記上層及び前記下層の樹脂層と同系の樹脂膜を当該大判シート200の表裏面のどちらか一面もしくは両面に圧着させてある。若しくは前記上層及び前記下層の樹脂層と同系の樹脂を繊維束に含浸させ、且つ、同系の樹脂膜を当該大判シート200の表裏面のどちらか一面もしくは両面に圧着させてある。
次に、バンド形状の支持層変形工程について説明する。このバンド用の支持層変形工程は、図9及び図10に示すように、前述した支持層取出工程において大判シートから複数個取り出された支持層11b,12bに変形工程を施す工程である。この支持層11b,12bの変形工程にはループ形成工程が含まれる。また、支持層11b,12bには必要に応じて波形形成工程が施される。
図11から図13は第2のバンド12の第1の樹脂成型工程及び第2の樹脂成型工程の具体例を示すが、この二つの工程のうち、第1の樹脂成型工程は、図11および図12に示すように、上型である固定側金型300と下型である可動側金型301とを用いて、この第2のバンド12を構成するための支持層12bの一面側に、当該支持層12bと同色系の第2の樹脂層12cを設ける工程である。
この実施の形態に係るバンドは、前記予め定められた傾斜角度は、前記バンドの長手方向及び短手方向に対してカーボン繊維束の伸長方向が15度から75度、または45度の傾斜角度であることを特徴とする。
また、この実施の形態に係るバンドの製造方法で、前記大判シートは、(1)前記カーボン繊維束に前記第1の樹脂層及び第2の樹脂層と同じ樹脂を含浸させておく、(2)若しくは同じ樹脂系の樹脂膜を当該大判シートの表裏面のどちらか一面もしくは両面に圧着させておく、(3)若しくは前記第1及び第2の樹脂層と同じ樹脂を含浸させ、且つ、同じ樹脂系の樹脂膜を当該大判シートの表裏面のどちらか一面または両面に圧着させておくことを特徴とする。
15度より小さい傾斜角度及び75度より大きい傾斜角度の場合、バンド本体を長手方向に伸ばす力に対して、第1及び第2の各樹脂層は伸びに追従するものの、カーボン繊維
束がバンドの伸びに追従しないため、前記各樹脂層とカーボン繊維束からなる当該支持層との間に剥離が起きてしまう。よって、長手方向の引っ張りや捩れに対してバンドの強度を大幅に向上させることができない。また、15度より小さい傾斜角度及び75度より大きい傾斜角度の場合、溶融樹脂が回り込んだ後に再び合流して発生するウエルドライン(樹脂の流れ道。樹脂強度が弱い部分)と、前記カーボン繊維束の伸長方向の、隣り合う繊維束と繊維束との織目の隙間(繊維が無い空隙部分)が直線状に重なることがある。この結果、支持層12bにおいて、隣接のバンド長さ調整穴20の間を結ぶ線上に、非常に強度が弱く、バンドの使用中に切れやすい、いわゆる筋(すじ)が形成されてしまう。
さらに、この実施の態様の場合、この発明を時計用のバンドに適用した場合について説明しているが、これに限定されず、洋装用のベルト、腕バンドなどの各種のバンドに適用可能である。
上記実施の形態及び変形例は、本発明の例示を意図するものであり、本発明の制限を意図するものではない。本発明の範囲は、上記の実施例及び変形例よりもむしろ添付の請求項によりしめされ、本発明の請求項の範囲及びその均等物の意味範囲でなされた種々の変更は本発明の範囲に入るものとみなされるべきである。
1 本体ケース
2,3 バンド取付部
10 時計用バンド
11 第1のバンド
11a 第1の樹脂層
11b バンド用カーボンシート
11c 第2の樹脂層
12 第2のバンド
12a 第1の樹脂層
12b バンド用カーボンシート
12c 第2の樹脂層
13a,15a,19a ばね棒穴
18 遊環
Claims (11)
- 長手方向に複数のバンド長さ調整穴が形成されたバンド本体を備えているバンドにおいて、
前記バンド本体は、
カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維の繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を織り込み又は編み込んで形成された織物又は編み物からなるバンド形状の支持層と、
この支持層の表面に密着して設けられた第1の樹脂層と、
前記支持層の裏面に密着して設けられた第2の樹脂層とを備え、
前記支持層は、前記バンド本体の長手方向及び短手方向に対してその繊維の伸長方向が予め定められた傾斜角度で傾斜するよう形成されていることを特徴とするバンド。 - 長手方向に複数のバンド長さ調整穴が形成されたバンド本体を備えているバンドにおいて、
前記バンド本体は、
カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維の繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を織り込み又は編み込んで形成された織物又は編み物の繊維層と、この繊維層の表面に形成されたアルミ合金、ニッケル合金等の金属粒子からなる金属層とからなるバンド形状の支持層と、
この支持層の表面に密着して設けられた第1の樹脂層と、
前記支持層の裏面に密着して設けられた第2の樹脂層とを備え、
前記支持層は、前記バンド本体の長手方向及び短手方向に対してその繊維の伸長方向が予め定められた傾斜角度で傾斜するよう形成されていることを特徴とするバンド。 - 前記予め定められた傾斜角度は、15度から75度であることを特徴とする請求項1又は2に記載のバンド。
- 前記予め定められた傾斜角度は、45度であることを特徴とする請求項1又は2に記載のバンド。
- 前記支持層は、被取付本体に接続されるばね棒穴を形成するループをその端部に有し、この端部の幅は、前記バンド本体の幅よりも幾分小さく、前記第1の樹脂層は、透明もしくは半透明であり、前記第2の樹脂層は、当該支持層と同色系であり、前記第1の樹脂層と前記第2の樹脂層によって前記バンド本体の外周が形成されていることを特徴とする請求項1から4いずれか一項に記載のバンド。
- 請求項1から5いずれか一項に記載のバンドと、
このバンドに設けられた本体ケースと、
を備えていることを特徴とする腕時計。 - カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維の繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を当該繊維束の伸長方向が互いに直交するように織り込み又は編み込んで形成された織物又は編み物からなる支持層を備えている大判シートから、当該大判シートの繊維束の伸長方向に対して予め定められている傾斜角度で傾斜するように、複数個のバンド形状の支持層をカットして取り出すステップと、
金型を用いて前記大判シートから取り出された複数個の各支持層の一面側に第1の樹脂層を密着して設けるステップと、
金型を用いて前記複数個の各支持層の他面側に第2の樹脂層を密着して設けるステップと、
を備えることを特徴とするバンドの製造方法。 - カーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維及びボロン繊維の繊維群の中から選んだ1種類又は2種類以上の繊維からなる繊維束を当該繊維束の伸長方向が互いに直交するように織り込み又は編み込んで形成された織物又は編み物の繊維層と、この繊維層の表面に形成されたアルミ合金、ニッケル合金等の金属粒子からなる金属層とからなる支持層を備えている大判シートから、当該大判シートの繊維束の伸長方向に対して予め定められている傾斜角度で傾斜するように、複数個のバンド形状の支持層をカットして取り出すステップと、
金型を用いて前記大判シートから取り出された複数個の各支持層の一面側に第1の樹脂層を密着して設けるステップと、
金型を用いて前記複数個の各支持層の他面側に第2の樹脂層を密着して設けるステップと、
を備えることを特徴とするバンドの製造方法。 - 前記予め定められている傾斜角度は、15度から75度であることを特徴とする請求項7又は8に記載のバンドの製造方法。
- 前記予め定められている傾斜角度は、45度であることを特徴とする請求項7又は8に記載のバンドの製造方法。
- 前記大判シートは、その繊維束に前記第2の樹脂層と同じ樹脂を含浸させておくことを特徴とする請求項7から10いずれか一項に記載のバンドの製造方法。
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