JPH04338403A - 樹脂バンドおよび樹脂バンドの製造方法 - Google Patents
樹脂バンドおよび樹脂バンドの製造方法Info
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- JPH04338403A JPH04338403A JP3139737A JP13973791A JPH04338403A JP H04338403 A JPH04338403 A JP H04338403A JP 3139737 A JP3139737 A JP 3139737A JP 13973791 A JP13973791 A JP 13973791A JP H04338403 A JPH04338403 A JP H04338403A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C5/00—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
- A44C5/0053—Flexible straps
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂により成形され
ることにより腕時計などの機器に使用される樹脂バンド
と、その樹脂バンドの製造方法に関する。
ることにより腕時計などの機器に使用される樹脂バンド
と、その樹脂バンドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂バンドはスポーツ用腕時計などに多
用されているが、長期使用による劣化や反復屈曲などに
より、亀裂を生じ易いため、内部に芯材を設けて、その
補強を図っている。特開昭52−28359号公報およ
び実開昭61−123723号公報には、このような補
強構造の樹脂バンドの従来技術が開示されている。特開
昭52−28359号公報の樹脂バンドは芯材を樹脂の
射出成形で覆う構造となっており、実開昭61−123
723号公報の樹脂バンドは、樹脂からなるバンド片に
芯材が挟まれた構造となっている。この場合、前者の樹
脂バンドはその樹脂部分の端部に、機器ケースへの取付
けのための軸孔が形成され、この軸孔に取付ピンを挿入
することで機器ケースに連結される。一方、後者の樹脂
バンドは機器ケースへの取付けのための取付部材をバン
ド端部に別途、装着するようになっている。
用されているが、長期使用による劣化や反復屈曲などに
より、亀裂を生じ易いため、内部に芯材を設けて、その
補強を図っている。特開昭52−28359号公報およ
び実開昭61−123723号公報には、このような補
強構造の樹脂バンドの従来技術が開示されている。特開
昭52−28359号公報の樹脂バンドは芯材を樹脂の
射出成形で覆う構造となっており、実開昭61−123
723号公報の樹脂バンドは、樹脂からなるバンド片に
芯材が挟まれた構造となっている。この場合、前者の樹
脂バンドはその樹脂部分の端部に、機器ケースへの取付
けのための軸孔が形成され、この軸孔に取付ピンを挿入
することで機器ケースに連結される。一方、後者の樹脂
バンドは機器ケースへの取付けのための取付部材をバン
ド端部に別途、装着するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開昭5
2−28359号公報の樹脂バンドは芯材の全体を単一
の樹脂で覆うため、バンドは樹脂による単一色となり、
バリエーションのない趣味性の少ないものとなっていた
。このため、二色以上のカラー化を行うには、バンド表
面に鍍金等を施さなくてはならず、カラー化が面倒とな
っていた.一方、実開昭61−123723号公報の樹
脂バンドは機器ケースへの取付けのための取付部材を必
要とするため、この取付けのための構造が複雑となると
共に、組み立て作業に手間が掛かっていた。
2−28359号公報の樹脂バンドは芯材の全体を単一
の樹脂で覆うため、バンドは樹脂による単一色となり、
バリエーションのない趣味性の少ないものとなっていた
。このため、二色以上のカラー化を行うには、バンド表
面に鍍金等を施さなくてはならず、カラー化が面倒とな
っていた.一方、実開昭61−123723号公報の樹
脂バンドは機器ケースへの取付けのための取付部材を必
要とするため、この取付けのための構造が複雑となると
共に、組み立て作業に手間が掛かっていた。
【0004】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、2色以上のカラー化が可能で
あると共に、機器ケースへの取付けも簡単に行うことが
できる樹脂バンドを提供することを目的とする。また、
本発明はこの樹脂バンドを容易に製造することができる
樹脂バンドの製造方法を提供することを目的とする。
みてなされたものであり、2色以上のカラー化が可能で
あると共に、機器ケースへの取付けも簡単に行うことが
できる樹脂バンドを提供することを目的とする。また、
本発明はこの樹脂バンドを容易に製造することができる
樹脂バンドの製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂バンドはバ
ンド止め穴を有し射出成形によって帯状に形成された第
1の樹脂部材と、この第1の樹脂部材の少なくとも周辺
に射出成形によって形成された第2の樹脂部材と、前記
第1の樹脂部材から第2の樹脂部材にわたって内部に配
置されたネット部材とを備えていることを特徴とする。
ンド止め穴を有し射出成形によって帯状に形成された第
1の樹脂部材と、この第1の樹脂部材の少なくとも周辺
に射出成形によって形成された第2の樹脂部材と、前記
第1の樹脂部材から第2の樹脂部材にわたって内部に配
置されたネット部材とを備えていることを特徴とする。
【0006】そして、この樹脂バンドを製造する本発明
の方法は、ネット部材の少なくとも一部がはみ出すよう
に第1の樹脂部材を射出成形して1次成形品を成形する
1次成形工程と、この1次成形品におけるネット部材の
はみ出し部分を覆うように第2の樹脂部材を射出成形す
る2次成形工程とを備えていることを特徴とする。
の方法は、ネット部材の少なくとも一部がはみ出すよう
に第1の樹脂部材を射出成形して1次成形品を成形する
1次成形工程と、この1次成形品におけるネット部材の
はみ出し部分を覆うように第2の樹脂部材を射出成形す
る2次成形工程とを備えていることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明の樹脂バンドは、射出成形
可能な樹脂素材からなり内部にネット部材が配置される
と共に、一端に取付ピンを介して機器ケースに取付けら
れる取付部を有した樹脂バンドにおいて、前記ネット部
材が前記取付部で折り曲げられて取付ピンが挿通する挿
通穴が形成されていることを特徴とする。
可能な樹脂素材からなり内部にネット部材が配置される
と共に、一端に取付ピンを介して機器ケースに取付けら
れる取付部を有した樹脂バンドにおいて、前記ネット部
材が前記取付部で折り曲げられて取付ピンが挿通する挿
通穴が形成されていることを特徴とする。
【0008】また、この樹脂バンドを製造する本発明の
方法は、ネット部材を折り曲げて取付ピン挿入用の機器
ケースの取付部を形成する工程と、前記ネット部材の少
なくとも一部がはみ出すように第1の樹脂部材を射出成
形して帯状の1次成形品とする1次成形工程と、1次成
形品におけるネット部材のはみ出し部分を覆うように第
2の樹脂部材を射出成形する2次成形工程とを備えてい
ることを特徴とする。
方法は、ネット部材を折り曲げて取付ピン挿入用の機器
ケースの取付部を形成する工程と、前記ネット部材の少
なくとも一部がはみ出すように第1の樹脂部材を射出成
形して帯状の1次成形品とする1次成形工程と、1次成
形品におけるネット部材のはみ出し部分を覆うように第
2の樹脂部材を射出成形する2次成形工程とを備えてい
ることを特徴とする。
【作用】上記構成の樹脂バンドにおいて、ネット部材は
バンドの芯材となって、バンド全体に強度を付与すると
共に、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材とを結合させる
ように作用する。従って、第1の樹脂部材と第2の樹脂
部材との溶着性が悪くても、これらを強固に結合させる
ことができる。また、このネット部材を内部に配置した
第1の樹脂部材と第2の樹脂部材とにより、バンドのカ
ラー化が可能となる。
バンドの芯材となって、バンド全体に強度を付与すると
共に、第1の樹脂部材と第2の樹脂部材とを結合させる
ように作用する。従って、第1の樹脂部材と第2の樹脂
部材との溶着性が悪くても、これらを強固に結合させる
ことができる。また、このネット部材を内部に配置した
第1の樹脂部材と第2の樹脂部材とにより、バンドのカ
ラー化が可能となる。
【0009】さらに、ネット部材を折り曲げることによ
り形成される挿通穴は機器ケースとの間に取付ピンを挿
入することでバンドを機器ケースに連結する取付部とな
り、別途、取付部材の装着が不要となる。
り形成される挿通穴は機器ケースとの間に取付ピンを挿
入することでバンドを機器ケースに連結する取付部とな
り、別途、取付部材の装着が不要となる。
【0010】また、上記構成のいずれの製造方法におい
ても、ネット部材を内包した樹脂バンドの成形を射出成
形で行うため、製造が容易となる。
ても、ネット部材を内包した樹脂バンドの成形を射出成
形で行うため、製造が容易となる。
【0011】
【実施例】図1および図2は本発明による腕時計の樹脂
バンド1の全体を示す。樹脂バンド1はネット部材2を
第1の樹脂部材3および第2の樹脂部材4により覆うこ
とにより全体が横長の帯状となっている。ネット部材2
は樹脂バンド1の芯材となるものでありネット部材2を
設けることにより樹脂バンド全体に強度が付与される。 このネット部材2はナイロンや商品名ビニロン,テトロ
ンなどの合成樹脂系を編成したもの、あるいはこれらの
合成樹脂の薄板をパンチングしてネット状としたもの、
さらには金属細線を編成したものなどを適宜選択使用す
ることができる。本実施例において、ネット部材2は樹
脂バンド1の先端部分(右端部分)に達しているが、基
端部分(左端部分)には達することがなく、樹脂バンド
1の全長よりも短いものが使用されている。このネット
部材2が達していない基端部分は機器ケース(図示省略
)への取付部となるものであり、機器ケースに両端部が
嵌めこまれるバネ棒などの取付ピン(図示せず)が挿入
される挿通穴5が形成されている。
バンド1の全体を示す。樹脂バンド1はネット部材2を
第1の樹脂部材3および第2の樹脂部材4により覆うこ
とにより全体が横長の帯状となっている。ネット部材2
は樹脂バンド1の芯材となるものでありネット部材2を
設けることにより樹脂バンド全体に強度が付与される。 このネット部材2はナイロンや商品名ビニロン,テトロ
ンなどの合成樹脂系を編成したもの、あるいはこれらの
合成樹脂の薄板をパンチングしてネット状としたもの、
さらには金属細線を編成したものなどを適宜選択使用す
ることができる。本実施例において、ネット部材2は樹
脂バンド1の先端部分(右端部分)に達しているが、基
端部分(左端部分)には達することがなく、樹脂バンド
1の全長よりも短いものが使用されている。このネット
部材2が達していない基端部分は機器ケース(図示省略
)への取付部となるものであり、機器ケースに両端部が
嵌めこまれるバネ棒などの取付ピン(図示せず)が挿入
される挿通穴5が形成されている。
【0012】第1の樹脂部材3は射出成形によって、前
記ネット部材2を覆うように設けられる。第1の樹脂部
材3はポリウレタン,塩化ビニルなどの合成樹脂が使用
されており、ネット部材2の周辺部を除く部分を覆って
いる。すなわち、この第1の樹脂部材3はネット部材2
よりも小幅となるように射出成形されるものである。か
かる第1の樹脂部材3の基端部分はネット部材2の端部
よりも延設されており、この延設端部に前記挿通穴5が
貫通している。さらに、第1の樹脂部材3の幅方向の中
央部分にはバンド止め穴6が所定間隔で複数形成されて
いる。このバンド止め穴6は第1の樹脂部材3の厚さ方
向に貫通しており、バンドの巻回長さを適宜、調整する
調整ピン(図示省略)が挿入される。従って、バンド止
め穴6を有することにより、着用者に合わせた樹脂バン
ドの長さ調整を行うことができる。このような第1の樹
脂部材3に対し、第2の樹脂部材4はその周辺部に設け
られている。第2の樹脂部材4は射出成形により2次形
成されるが、後述するように第1の樹脂部材3の射出成
形後に射出成形が行われる。この第2の樹脂部材4は第
1の樹脂部材3の周辺部に設けられることにより、第1
の樹脂部材3からはみ出しているネット部材2の周辺部
を覆うものであり、これによりネット部材2の露出がな
くなり、外観上、良好となる。
記ネット部材2を覆うように設けられる。第1の樹脂部
材3はポリウレタン,塩化ビニルなどの合成樹脂が使用
されており、ネット部材2の周辺部を除く部分を覆って
いる。すなわち、この第1の樹脂部材3はネット部材2
よりも小幅となるように射出成形されるものである。か
かる第1の樹脂部材3の基端部分はネット部材2の端部
よりも延設されており、この延設端部に前記挿通穴5が
貫通している。さらに、第1の樹脂部材3の幅方向の中
央部分にはバンド止め穴6が所定間隔で複数形成されて
いる。このバンド止め穴6は第1の樹脂部材3の厚さ方
向に貫通しており、バンドの巻回長さを適宜、調整する
調整ピン(図示省略)が挿入される。従って、バンド止
め穴6を有することにより、着用者に合わせた樹脂バン
ドの長さ調整を行うことができる。このような第1の樹
脂部材3に対し、第2の樹脂部材4はその周辺部に設け
られている。第2の樹脂部材4は射出成形により2次形
成されるが、後述するように第1の樹脂部材3の射出成
形後に射出成形が行われる。この第2の樹脂部材4は第
1の樹脂部材3の周辺部に設けられることにより、第1
の樹脂部材3からはみ出しているネット部材2の周辺部
を覆うものであり、これによりネット部材2の露出がな
くなり、外観上、良好となる。
【0013】この場合、第2の樹脂部材4として第1の
樹脂部材3と同素材あるいは近似素材を使用して、これ
らの部材4,3を相溶可能とすることにより、樹脂部材
4,3相互の密着性を向上させることができる。
樹脂部材3と同素材あるいは近似素材を使用して、これ
らの部材4,3を相溶可能とすることにより、樹脂部材
4,3相互の密着性を向上させることができる。
【0014】このような構成の実施例1は芯材作用を行
うネット部材2が第1の樹脂部材3から第2の樹脂部材
4にわたって内部に配置されているため、強度を有した
耐久性のあるバントとすることができる。また、第1の
樹脂部材3の基端部に取付ピンの挿通穴5が形成されて
いるため、機器ケースへの取付けのための取付部材が不
要となり、組み立ても容易となる。さらに第1の樹脂部
材3および第2の樹脂部材4として異なった色の樹脂を
使用しても良く、これにより樹脂バンド1を少なくとも
2色カラーとすることができ、美観も増大する。しかも
、このカラー化は第1および第2の樹脂部材3,4の射
出成形と同様に行われ、別途、鍍金等が不要となるため
、簡単なカラー化が可能となっている。
うネット部材2が第1の樹脂部材3から第2の樹脂部材
4にわたって内部に配置されているため、強度を有した
耐久性のあるバントとすることができる。また、第1の
樹脂部材3の基端部に取付ピンの挿通穴5が形成されて
いるため、機器ケースへの取付けのための取付部材が不
要となり、組み立ても容易となる。さらに第1の樹脂部
材3および第2の樹脂部材4として異なった色の樹脂を
使用しても良く、これにより樹脂バンド1を少なくとも
2色カラーとすることができ、美観も増大する。しかも
、このカラー化は第1および第2の樹脂部材3,4の射
出成形と同様に行われ、別途、鍍金等が不要となるため
、簡単なカラー化が可能となっている。
【0015】次に、この実施例1の製造方法を図3ない
し図8により説明する。
し図8により説明する。
【0016】図3はネット部材2を示し、このネット部
材2を金型にインサートした状態で第1の樹脂部材3を
射出成形する(1次成形工程)。図4はこの1次成形工
程により成形された1次成形品10を示し、ネット部材
2の長さ方向の周辺部が第1の樹脂部材3からはみ出し
ていると共に、第1の樹脂部材3にはバント止め穴6が
形成されている。図5および図6はこの1次成形に使用
される金型を示す。図5は下型11を示し、ネット部材
2がインサートされるセット部12が外周側に設けられ
ると共に、バンド止め穴6に対応する突起13が中央部
分に設けられている。また、取付ピンの挿通穴5を第1
の樹脂部材3に形成するため、ピン状の入子14がキャ
ビティ内に設けられている。図6は下型11と上型15
とを型閉めした状態を示し、上型15には下型11の突
起13に対応する突起16が形成されている。ネット部
材2はこの下型11と上型15との間にインサートされ
た状態で溶融状態の第1の樹脂部材3が射出される。こ
のとき、ネット部材2の厚さをA、ネット部材2を挟む
下型11と上型15との間をB(図6参照)とした場合
、B≦Aの関係となっており、この関係はセット部12
および突起13,14において維持されている。このよ
うな金型を使用して射出成形することにより、図4に示
す1次成形品10を良好に成形することができる。
材2を金型にインサートした状態で第1の樹脂部材3を
射出成形する(1次成形工程)。図4はこの1次成形工
程により成形された1次成形品10を示し、ネット部材
2の長さ方向の周辺部が第1の樹脂部材3からはみ出し
ていると共に、第1の樹脂部材3にはバント止め穴6が
形成されている。図5および図6はこの1次成形に使用
される金型を示す。図5は下型11を示し、ネット部材
2がインサートされるセット部12が外周側に設けられ
ると共に、バンド止め穴6に対応する突起13が中央部
分に設けられている。また、取付ピンの挿通穴5を第1
の樹脂部材3に形成するため、ピン状の入子14がキャ
ビティ内に設けられている。図6は下型11と上型15
とを型閉めした状態を示し、上型15には下型11の突
起13に対応する突起16が形成されている。ネット部
材2はこの下型11と上型15との間にインサートされ
た状態で溶融状態の第1の樹脂部材3が射出される。こ
のとき、ネット部材2の厚さをA、ネット部材2を挟む
下型11と上型15との間をB(図6参照)とした場合
、B≦Aの関係となっており、この関係はセット部12
および突起13,14において維持されている。このよ
うな金型を使用して射出成形することにより、図4に示
す1次成形品10を良好に成形することができる。
【0017】図7および図8はこの1次成形後の2次成
形工程に使用される金型であり、図7はその下型21を
示す。インサートされた1次成形品10を位置決めする
ため、1次成形品10の第1の樹脂部材3の外周形状に
沿う形状のガイド突起23が下型21に形成されている
。このガイド突起23の外側が第2の樹脂部材成形用の
キャビティ24となる。図8は下型21と上型22とを
型締めした状態を示し、これら下型21,上型22内に
1次成形品10をインサートして射出成形することによ
り、図1に示す樹脂バンド1が成形され、第2の樹脂部
材4によりネット部材2の外周部を完全に覆い隠すこと
ができる。なお、これらの1次成形および2次成形にお
いて、ネット部材2および第1,第2の樹脂部材3,4
に密着性を有する塗料を使用し、この塗料をネット部材
2に塗布して射出成形することにより、ネット部材2と
第1,第2の樹脂部材3,4の密着力を増大させた高強
度の樹脂バンドとすることもできる。
形工程に使用される金型であり、図7はその下型21を
示す。インサートされた1次成形品10を位置決めする
ため、1次成形品10の第1の樹脂部材3の外周形状に
沿う形状のガイド突起23が下型21に形成されている
。このガイド突起23の外側が第2の樹脂部材成形用の
キャビティ24となる。図8は下型21と上型22とを
型締めした状態を示し、これら下型21,上型22内に
1次成形品10をインサートして射出成形することによ
り、図1に示す樹脂バンド1が成形され、第2の樹脂部
材4によりネット部材2の外周部を完全に覆い隠すこと
ができる。なお、これらの1次成形および2次成形にお
いて、ネット部材2および第1,第2の樹脂部材3,4
に密着性を有する塗料を使用し、この塗料をネット部材
2に塗布して射出成形することにより、ネット部材2と
第1,第2の樹脂部材3,4の密着力を増大させた高強
度の樹脂バンドとすることもできる。
【0018】図9および図10は樹脂バンドの実施例2
を示す。この実施例2においても、ネット部材2の周辺
部を除く部分を第1の樹脂部材3が覆うと共に、第1の
樹脂部材3からはみ出したネット部材2の周辺部を第2
の樹脂部材4が覆うことにより樹脂バンド1が成形され
ている。この実施例2において、ネット部材2は樹脂バ
ンド1の略全長に達するように設けられている。そして
、機器ケース(図示せず)への取付部となる樹脂バンド
1の基端部にはネット部材2による挿通穴7が形成され
ている。挿通穴7は後述するように、ネット部材2を折
り曲げて、その折り曲げ部分にピン31を挿入した状態
(図11参照)で樹脂を射出成形することにより形成さ
れる。この挿通穴7はバネ棒などの取付ピン(図示省略
)が挿入されて、機器ケースに取付けられるものであり
、このように挿通穴7をネット部材2により形成するこ
とにより機器ケースへの取付部材が不要となり、組み立
てが容易となると共に、機器ケースへの取付部の強度を
増大させることができ、取付部に亀裂を生じたり、切れ
ることがなくなる。
を示す。この実施例2においても、ネット部材2の周辺
部を除く部分を第1の樹脂部材3が覆うと共に、第1の
樹脂部材3からはみ出したネット部材2の周辺部を第2
の樹脂部材4が覆うことにより樹脂バンド1が成形され
ている。この実施例2において、ネット部材2は樹脂バ
ンド1の略全長に達するように設けられている。そして
、機器ケース(図示せず)への取付部となる樹脂バンド
1の基端部にはネット部材2による挿通穴7が形成され
ている。挿通穴7は後述するように、ネット部材2を折
り曲げて、その折り曲げ部分にピン31を挿入した状態
(図11参照)で樹脂を射出成形することにより形成さ
れる。この挿通穴7はバネ棒などの取付ピン(図示省略
)が挿入されて、機器ケースに取付けられるものであり
、このように挿通穴7をネット部材2により形成するこ
とにより機器ケースへの取付部材が不要となり、組み立
てが容易となると共に、機器ケースへの取付部の強度を
増大させることができ、取付部に亀裂を生じたり、切れ
ることがなくなる。
【0019】次に、この実施例2の製造方法を説明する
。図11ないし図13はネット部材2を示し、ネット部
材2は2つ折りして重ね合わされた状態で、その基端部
分の折り曲げ部にピン31が挿入される。図示例におい
て、このピン31の挿入部分は他の部分よりも幅小とな
っているが、これは機器ケースへの取付け性を考慮した
ものであり、全体が同一幅であっても良い。ネット部材
2はこの折り曲げ状態で1次成形用の金型にインサート
されて第1の樹脂部材3が射出される。図14はこの1
次成形用の金型を示し、ネット部材2は折り曲げられた
状態で上型32および下型33との間にインサートされ
ている。この上型32および下型33におけるネット部
材2の両端部に対応した隙間をB1 ,B2 、ネット
部材2の両端部の厚さを図13に示すように、A1 ,
A2 とした場合、A1 ≧B1 およびA2 ≧B2
となるように設定されている。このような金型を使用
して1次成形を行うことにより図15に示す1次成形品
10が得られる。この成形品10の基端部にはネット部
材2の折り曲げ部分に挿入されたピン31によって機器
ケースへの取付部となる挿通穴7が形成されている。か
かる1次成形の後、1次成形品10を図7および図8に
示す2次成形用の金型にインサートして、第2の樹脂部
材4を射出して図9の樹脂バンド1を成形する。
。図11ないし図13はネット部材2を示し、ネット部
材2は2つ折りして重ね合わされた状態で、その基端部
分の折り曲げ部にピン31が挿入される。図示例におい
て、このピン31の挿入部分は他の部分よりも幅小とな
っているが、これは機器ケースへの取付け性を考慮した
ものであり、全体が同一幅であっても良い。ネット部材
2はこの折り曲げ状態で1次成形用の金型にインサート
されて第1の樹脂部材3が射出される。図14はこの1
次成形用の金型を示し、ネット部材2は折り曲げられた
状態で上型32および下型33との間にインサートされ
ている。この上型32および下型33におけるネット部
材2の両端部に対応した隙間をB1 ,B2 、ネット
部材2の両端部の厚さを図13に示すように、A1 ,
A2 とした場合、A1 ≧B1 およびA2 ≧B2
となるように設定されている。このような金型を使用
して1次成形を行うことにより図15に示す1次成形品
10が得られる。この成形品10の基端部にはネット部
材2の折り曲げ部分に挿入されたピン31によって機器
ケースへの取付部となる挿通穴7が形成されている。か
かる1次成形の後、1次成形品10を図7および図8に
示す2次成形用の金型にインサートして、第2の樹脂部
材4を射出して図9の樹脂バンド1を成形する。
【0020】図16はこの実施例2の変形例を示す。こ
の樹脂バンド1は先端部分が偏平状となっているが、基
端部の挿通穴7からバンド止め穴6に至るまでの部分が
波打ち形状に成形されている。この波打ち形状に成形す
ることにより、樹脂バンド1をある程度、伸縮自在とす
ることができると共に、さらに強度を高めることができ
、耐久性が向上する。
の樹脂バンド1は先端部分が偏平状となっているが、基
端部の挿通穴7からバンド止め穴6に至るまでの部分が
波打ち形状に成形されている。この波打ち形状に成形す
ることにより、樹脂バンド1をある程度、伸縮自在とす
ることができると共に、さらに強度を高めることができ
、耐久性が向上する。
【0021】図17および図18はバンド止め穴6を成
形するための別の方法を示す。
形するための別の方法を示す。
【0022】この方法ではまず、第1の樹脂部材3を施
す1次成形時に、バンド止め穴6よりも大径Lの1次ホ
ール8を形成する(図17参照)。この場合、ネット部
材2が第1の樹脂部材3からはみ出るように1次ホール
8の径Lを設定する。従って、1次成形の後には、1次
ホール8内にネット部材2が露出している。次に、第2
の樹脂部材4が1次ホール8の内周面を覆うように2次
成形の射出を行う(図18参照)。これにより1次ホー
ル8内に露出していたネット部材2が第2の樹脂部材4
により覆われ、第2の樹脂部材4の内面により、径寸法
l(l<L)のバンド止め穴6が形成される。このとき
、第2の樹脂部材4内にはネット部材2が配置されてい
るため、バンド止め穴6部分の第2の樹脂部材4が補強
され、第2の樹脂部材4の剥離を防止することができる
。
す1次成形時に、バンド止め穴6よりも大径Lの1次ホ
ール8を形成する(図17参照)。この場合、ネット部
材2が第1の樹脂部材3からはみ出るように1次ホール
8の径Lを設定する。従って、1次成形の後には、1次
ホール8内にネット部材2が露出している。次に、第2
の樹脂部材4が1次ホール8の内周面を覆うように2次
成形の射出を行う(図18参照)。これにより1次ホー
ル8内に露出していたネット部材2が第2の樹脂部材4
により覆われ、第2の樹脂部材4の内面により、径寸法
l(l<L)のバンド止め穴6が形成される。このとき
、第2の樹脂部材4内にはネット部材2が配置されてい
るため、バンド止め穴6部分の第2の樹脂部材4が補強
され、第2の樹脂部材4の剥離を防止することができる
。
【0023】本発明は上記実施例に限定されることなく
種々変形が可能である。例えば、第1の樹脂部材を硬質
、第2の樹脂部材を軟質とすることにより、第1の樹脂
部材に形成される挿通穴やバンド止め穴部分の剛性を増
大させると共に、第2の樹脂部材により装着感をソフト
にすることができる。また、本発明は腕時計,携帯型の
ビデオカメラなどの小型電子機器のバンド、さらには、
鞄やズボン、スカートとなの着衣などのベルトとして使
用することができる。
種々変形が可能である。例えば、第1の樹脂部材を硬質
、第2の樹脂部材を軟質とすることにより、第1の樹脂
部材に形成される挿通穴やバンド止め穴部分の剛性を増
大させると共に、第2の樹脂部材により装着感をソフト
にすることができる。また、本発明は腕時計,携帯型の
ビデオカメラなどの小型電子機器のバンド、さらには、
鞄やズボン、スカートとなの着衣などのベルトとして使
用することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の樹脂バンドは芯材となるネット
部材を第1の樹脂部材および第2の樹脂部材の内部にわ
たって設けたため、第1および第2の樹脂部材の強度が
増大すると共に、2色カラー化を容易に行うことができ
る。また、本発明の樹脂バンドはネット部材を折り曲げ
ることにより取付ピン用の挿通穴を形成するため、取付
部の強度が増大する。さらに、本発明の樹脂バンドの製
造方法は、簡単に、しかも高強度で樹脂バンドを製造す
ることができる。
部材を第1の樹脂部材および第2の樹脂部材の内部にわ
たって設けたため、第1および第2の樹脂部材の強度が
増大すると共に、2色カラー化を容易に行うことができ
る。また、本発明の樹脂バンドはネット部材を折り曲げ
ることにより取付ピン用の挿通穴を形成するため、取付
部の強度が増大する。さらに、本発明の樹脂バンドの製
造方法は、簡単に、しかも高強度で樹脂バンドを製造す
ることができる。
【0025】
【図1】本発明の実施例1の樹脂バンドを示す平面図。
【図2】図1におけるII−II線断面図。
【図3】ネット部材の平面図。
【図4】1次成形品の平面図。
【図5】1次成形用金型の平面図。
【図6】1次成形用金型の断面図。
【図7】2次成形用金型の平面図。
【図8】2次成形用金型の断面図。
【図9】本発明の実施例2の平面図。
【図10】図9のX−X線断面図。
【図11】ネット部材の平面図。
【図12】ネット部材の側面図。
【図13】ネット部材の正面図。
【図14】1次成形用金型の断面図。
【図15】1次成形品の平面図。
【図16】実施例2の変形例の断面図。
【図17】バンド止め穴形成方法の一例を示す断面図。
【図18】バンド止め穴形成方法の一例の最終工程を示
す断面図。
す断面図。
1 樹脂バンド
2 ネット部材
3 第1の樹脂部材
4 第2の樹脂部材
6 バンド止め穴
7 挿通穴
Claims (7)
- 【請求項1】 バンド止め穴を有し射出成形によって
帯状に形成された第1の樹脂部材と、この第1の樹脂部
材の少なくとも周辺に射出成形によって形成された第2
の樹脂部材と、前記第1の樹脂部材から第2の樹脂部材
にわたって内部に配置されたネット部材とを備えている
ことを特徴とする樹脂バンド。 - 【請求項2】 前記第1の樹脂部材と第2の樹脂部材
は異なった色の樹脂部材であることを特徴とする請求項
1記載の樹脂バンド。 - 【請求項3】 ネット部材の少なくとも一部がはみ出
すように第1の樹脂部材を射出成形して1次成形品を成
形する1次成形工程と、この1次成形工程によって成形
された前記1次成形品におけるネット部材のはみ出し部
分を覆うように第2の樹脂部材を射出成形する2次成形
工程とを備えていることを特徴とする樹脂バンドの製造
方法。 - 【請求項4】 射出成形可能な樹脂素材からなり内部
にネット部材が配置されると共に、一端に取付ピンを介
して機器ケースに取付けられる取付部を有した樹脂バン
ドにおいて、前記ネット部材が前記取付部で折り曲げら
れて取付ピンが挿通する挿通穴が形成されていることを
特徴とする樹脂バンド。 - 【請求項5】 前記取付部近傍が波打ち形状に形成さ
れていることを特徴とする請求項4記載の樹脂バンド。 - 【請求項6】 ネット部材を折り曲げて取付ピン挿入
用の機器ケースの取付部を形成する工程と、前記ネット
部材の少なくとも一部がはみ出すように第1の樹脂部材
を射出成形して帯状の1次成形品とする1次成形工程と
、1次成形品におけるネット部材のはみ出し部分を覆う
ように第2の樹脂部材を射出成形する2次成形工程とを
備えていることを特徴とする樹脂バンドの製造方法。 - 【請求項7】 前記2次成形工程は第1の樹脂部材の
バンド止め穴の内周面を覆うように第2の樹脂部材を射
出することを特徴とする請求項3または6記載の樹脂バ
ンドの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13973791A JP3194149B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 樹脂バンドおよび樹脂バンドの製造方法 |
US07/882,441 US5212966A (en) | 1991-05-15 | 1992-05-12 | Resin wristwatch band having first and second molded resin members |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13973791A JP3194149B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 樹脂バンドおよび樹脂バンドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04338403A true JPH04338403A (ja) | 1992-11-25 |
JP3194149B2 JP3194149B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=15252204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13973791A Expired - Lifetime JP3194149B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 樹脂バンドおよび樹脂バンドの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5212966A (ja) |
JP (1) | JP3194149B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012135659A (ja) * | 2009-09-01 | 2012-07-19 | Casio Computer Co Ltd | バンド、腕時計及びバンドの製造方法 |
WO2020085005A1 (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | オムロン株式会社 | ベルト、及び血圧測定装置 |
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EP1836917B1 (fr) * | 2006-03-24 | 2008-03-26 | The Swatch Group Management Services AG | Bracelet à longueur réglable |
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AT11382U1 (de) * | 2009-03-23 | 2010-10-15 | Hirsch Armbaender | Mehr-komponenten-armband |
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USD885957S1 (en) * | 2018-12-06 | 2020-06-02 | Artemax, Inc. | Wristband |
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1991
- 1991-05-15 JP JP13973791A patent/JP3194149B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-05-12 US US07/882,441 patent/US5212966A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3194149B2 (ja) | 2001-07-30 |
US5212966A (en) | 1993-05-25 |
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