JP2012135129A - アウターロータ型ステータコア及びステータ - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルの緩みや巻崩れが生じ難いアウターロータ型ステータコアを提供する。
【解決手段】ステータコア11は、円筒形状のコアバック21と、コアバック21の円周方向52に沿って拡がる周面24から径方向51へ放射線状に突出された複数のティース22と、を具備する。コアバック21の周面24であって、各ティース22と隣接する部分が第1平面29である。これにより、銅線30が径方向51へ整列され且つ相互に密接した状態でティース22に巻き重ねられるので、コイル12の緩みや巻崩れが生じ難いステータコア11が実現される。
【選択図】図7

Description

本発明は、アウターロータ型ステータコアに関する。
ハードディスク装置などにおいては、磁気ディスクを回転させるためにモータが搭載されている。このモータには様々な種類があるが、その一つとして、装置にステータが配置され、そのステータにより形成される回転磁界によって、ステータ周りのロータが回転する構成のものがある。このような構成のモータに採用されるステータは、アウターロータ型ステータと呼ばれており、そのステータコアは、アウターロータ型ステータコアと呼ばれている(例えば特許文献1,2参照)。
特開2002−273284号公報 特開2009ー247103号公報
アウターロータ型ステータコアとして、図8に示されるものがある。このステータコア100は、円筒形状のコアバック101と、コアバック101に設けられた複数のティース102と、を具備する。各ティース102は、コアバック101の円周方向111に沿って拡がる周面103から径方向112へ放射線状に突出されている。
図9に示されるように、各ティース102には銅線が巻回されてコイル104が形成される。コイル104は、各ティース102により形成される空間、すなわちスロットにおいて、密に巻かれているほどステータの性能がよいとされている。図10に示される断面においては、スロットに対してコイル102が占める面積が大きいほどよい。したがて、図10に示されるように、各ティース102におけるコイル104は、径方向111に沿って整列された状態で巻重ねられている。
しかしながら、周面103付近においては、周面103が曲面であるので、外側に巻重ねられるにつれて銅線を相互に密接しながら径方向111に整列することができなくなり、周面103と接触する銅線が径方向111内側へ位置がずれる。その結果、外側に巻重ねられて周面103と接触している銅線は、径方向111に沿って隣り合う銅線と接触しておらず、これらの銅線の間に径方向111へ空間が生じている。
前述された空間は、例えばフライヤ式又はノズル式の巻線機などを用いてティース102に銅線を巻回するときに緩みの原因となり、その結果、ティース10に巻回されたコイル104に巻崩れが生じやすいという問題が生じる。また、カーナビゲーションや携帯端末装置に搭載されるハードディスク装置には、振動や衝撃などが加わることが想定される。その振動や衝撃などによって、コイル104の外側において周面103と接触する銅線が前述された空間を移動し、その結果、周面103付近においてコイル104の外側の銅線に緩みや巻崩れが生じ得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コイルの緩みや巻崩れが生じ難いアウターロータ型ステータコアを提供することにある。
(1) 本発明に係るアウターロータ型ステータコアは、円筒形状のコアバックと、上記コアバックの円周方向に沿って拡がる周面から径方向へ放射線状に突出された複数のティースと、を具備する。上記コアバックの周面であって、上記各ティースと隣接する部分が第1平面である。
各ティースには銅線が巻かれてコイルが形成される。コアバックの周面であって各ティースと隣接する部分が平面(第1平面)であるので、銅線が径方向へ整列され且つ相互に密接した状態でティースに巻き重ねられる。したがって、第1平面と接触する銅線の周囲において密に銅線が配置され、銅線が移動し得る空間を削減できる。
(2) 上記ティースは、上記コアバックの周面から径方向へ突出されており、上記コアバックの軸線方向に沿って拡がる第2平面を有する基部と、上記基部の先端から径方向と交差する方向の両側へ突出されており、上記コアバックの軸線方向に沿って拡がり且つ上記第1平面と対向する第3平面を有する突部と、具備し、上記第1平面は、上記第2平面と直交し、かつ、上記第3平面と平行であってもよい。
これにより、第1平面、第2平面、第3平面により区画されるスロットにおいて、より効率よく、銅線が径方向へ整列され且つ相互に密接して巻き重ねられる。
(3) 上記コアバック及び上記ティースとして、電磁綱板が積層されてなるものが挙げられる。
(4) 本発明は、上記アウターロータ型ステータコアの上記ティースにコイルが巻かれたアウターロータ型ステータとして捉えられてもよい。
本発明によれば、コアバックの周面であって各ティースと隣接する部分が平面(第1平面)であるので、銅線が径方向へ整列され且つ相互に密接した状態でティースに巻き重ねられる。これにより、コイルの緩みや巻崩れが生じ難いアウターロータ型ステータコアが実現される。
図1は、本発明の実施形態にかかるステータコア11を示す斜視図である。 図2は、ステータコア11を示す平面図である。 図3は、ステータコア11を示す正面図である。 図4は、ステータコア11を示す背面図である。 図5は、ステータコア11を示す側面図である。なお、ステータコア11の右側面図と左側面図とは同じである。 図6は、ステータ10を示す平面図である。 図7は、コイル12が巻回されたティース22周辺を示す断面図である。 図8は、従来のステータコアを示す平面図である。 図9は、従来のステータを示す平面図である。 図10は、コイル104が巻回されたティース102周辺を示す断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。なお、本実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更され得る。
図1〜5に示されるステータコア11にコイル12が巻回されることにより、図6に示されるステータ10が構成される。ステータ10は、アウターロータ型のブラシレスモータに組み込まれるものである。ステータ10が内側固定子とされ、ステータ10の外側に所定の磁気ギャップが隔てられてリングマグネットなどを有する外側回転子が配設され、ステータ10により形成される回転磁界により外側回転子が回転するようにモータが構成される。
図1〜5に示されるように、ステータコア11は、コアバック21とティース22に大別される。ステータコア11は、コアバック21及びティース22の外形に打ち抜かれた電磁綱板が、厚み方向(図2における紙面に垂直な方向)に複数枚積層されて一体に固定されたものである。
コアバック21は、概ね円筒形状の外形を呈する。コアバック21の中心には貫通孔23が形成されている。貫通孔23は、ステータ10をボスやシャフトなどに固定するために用いられるものであり、貫通孔23にボスなどが嵌合されることにより、ステータ10が所定の位置に固定される。
ティース22は、コアバック21の周面24から径方向51の外向きに突出するものであり、複数個のティース22が、コアバック21の円周方向52に均等に配列されている。これにより、複数個のティース22は、コアバック21から放射状に突出されている。なお、本実施形態では、コアバック21から9個のティース22が突出されているが、ティース22の個数は一例であることは言うまでもない。
ティース22は、コアバック21の周面24から径方向へ突出する基部25と、基部の先端から径方向51と直交する方向の両側へ突出する突部26と、を具備する。基部25及び突部26により構成されるティース22は、図2に示される平面視においてT字形状の外形を呈する。なお、本実施形態では、ティース22の基部25に、位置決めのための孔が穿たれているが、この孔は必ずしも穿たれなくてもよい。
基部25は、角柱形状の外形であり、コアバック21の軸線方向(図2における紙面に垂直な方向)及び径方向51に沿って拡がる第2平面27を有する。突部26は、径方向51の外側が曲面であり、径方向51の内側が第3平面28である柱形状の外形である。第3平面28は、コアバック21の軸線方向及び径方向51と直交する方向に沿って拡がる面である。第2平面27と第3平面28とは直交して隣接している。
コアバック21の周面24において、ティース22と隣接する部分は第1平面29である。第1平面29は、第2平面28と直交して隣接しており、かつ第3平面28と平行に対向している。第1平面29、その第1平面29と隣接する第2平面27、及び、その第2平面27と隣接する第3平面29によって区画される空間が、コイル12が形成されるスロットである。
なお、本実施形態では、周面24において、隣り合う第1平面29同士が隣接しており、周面24が、ほぼ第1平面29のみで構成されているが、第1平面29は、第3平面と対向して、ほぼ同じ面積に形成されていればよい。したがって、隣り合うティース22間の距離が大きければ、隣り合う第1平面29の間に曲面や別の平面が周面24として形成されていてもよい。
図6に示されるように、各ティース22には銅線30が巻き重ねられてコイル12が形成される。コイル12の巻回方法は特に限定されるものではないが、フライヤ式又はノズル式の巻線機を用いて、そのノズルんどがティース22に対して径方向51へ相対的に往復動しながら基部25周りに回転されることにより形成される。なお、ステータコア11は、コイル12が形成される前に、樹脂などが静電粉末塗装されることにより、絶縁塗装される。また、図6においては、各ティース22間に配置されるコイル12の渡り線が省略されている。
図7に示されるように、各ティース22に巻かれた銅線30は、第1平面29、第2平面27及び第3平面28により区画されるスロットにおいて、径方向51に相互に隣接されながら整列されて、径方向51と直交する方向へ巻き重ねられている。
コアバック21の周面24であって各ティース22と隣接する部分が第1平面29であるので、銅線30が径方向51へ整列され且つ相互に密接した状態でティース22に巻き重ねられる。したがって、第1平面29と接触する銅線30の周囲において密に銅線30が配置され、銅線30が移動し得る空間がない。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、コアバック21の周面24であって各ティース22と隣接する部分が第1平面29であるので、銅線30が径方向51へ整列され且つ相互に密接した状態でティース22に巻き重ねられる。これにより、コイル12の緩みや巻崩れが生じ難いアウターロータ型ステータコア11が実現される。
また、第1平面29は、第2平面27と直交し、かつ、第3平面28と平行なので、第1平面29、第2平面27、第3平面28により区画されるスロットにおいて、より効率よく、銅線30が径方向51へ整列され且つ相互に密接して巻き重ねられる。
10・・・ステータ
11・・・ステータコア
12・・・コイル
21・・・コアバック
22・・・ティース
25・・・基部
26・・・突部
27・・・第2平面
28・・・第3平面
29・・・第1平面

Claims (4)

  1. 円筒形状のコアバックと、
    上記コアバックの円周方向に沿って拡がる周面から径方向へ放射線状に突出された複数のティースと、を具備し、
    上記コアバックの周面であって、上記各ティースと隣接する部分が第1平面であるアウターロータ型ステータコア。
  2. 上記ティースは、
    上記コアバックの周面から径方向へ突出されており、上記コアバックの軸線方向に沿って拡がる第2平面を有する基部と、
    上記基部の先端から径方向と交差する方向の両側へ突出されており、上記コアバックの軸線方向に沿って拡がり且つ上記第1平面と対向する第3平面を有する突部と、具備し、
    上記第1平面は、上記第2平面と直交し、かつ、上記第3平面と平行である請求項1に記載のアウターロータ型ステータコア。
  3. 上記コアバック及び上記ティースは、電磁綱板が積層されてなるものである請求項1又は2に記載のアウターロータ型ステータコア。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のアウターロータ型ステータコアの上記ティースにコイルが巻かれたアウターロータ型ステータ。
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