JP2012133124A - 画像形成装置及び画像形成方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 非画像形成領域に形成されるパッチパターンは廃トナーとして処理されるため、濃度安定性の向上に伴いパッチのパターンが増加することで廃トナー量が増加する。また、非画像形成領域を確保するためにページ間隔を空けることで生産性が低下する。
【解決手段】 上記課題を解決するために、本画像形成装置は、印刷処理対象のデータと、濃度補正に用いるパッチパターンを用いて印刷データを生成し、生成された印刷データから、パッチパターンを検出する。そして、検出されたパッチパターンを中間転写体に形成し、形成されたパッチパターンを読み取って濃度補正を行うことを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、濃度補正手段を備える画像形成装置に関するものである。
プリンタあるいは複写機等の画像形成装置に用いられる画像記録方式として、電子写真方式が知られている。電子写真方式は、レーザビームを利用して感光ドラム上に潜像を形成して、帯電した記録剤(以下、トナーと称する)により現像するものである。画像の記録は、現像されたトナーによる画像を転写紙に転写して定着させることにより行う。
このカラー画像形成装置においては、画像品質の安定性を向上させるための処理が実行される。具体的には、起動時のウォームアップ終了後に、階調パターンなどの特定パターンを紙等の記録材上に印字し、その階調パターンをスキャナなどの画像読取装置で読み取り、読み取った結果得られる情報をγ補正などの画像形成条件にフィードバックさせる。また、長時間の使用によって、感光体ドラム電位に対する現像トナーの付着特性が変化することで、結果的に最適な画像形成条件が確保されないことがある。そのため、従来では、電位データと濃度の関係を用いて補正を行っていた。装置内で所定濃度レベルの中間調処理されたパッチパターンをトナー像として中間転写体に複数点形成し、装置内に設けられたセンサによってそれらのパッチパターンの濃度を測定する。そして、その測定結果に基づいて入力濃度レベルに対する中間調処理の濃度特性を算出し、印刷データにおける入力濃度レベルが所定の標準濃度値になるように濃度補正テーブルを生成する。その後、印刷データの入力濃度レベルをこの濃度補正テーブルによって補正する。これにより、出力画像の色味や濃度を、常に入力濃度レベルに応じて一定範囲内に維持していた。
電子写真方式のカラー画像形成装置において特に軽印刷業界においては、上記のような濃度補正手段によって更に濃度安定性を向上することが求められている。
そして、濃度安定性の向上のために階調や画像形成処理に対応するパッチパターンが増加している。例えば低濃度から高濃度までの階調数の増加や、低線数スクリーンや高線数スクリーン、誤差拡散などの各画像形成処理に対応するパッチパターンを様々な階調で生成するためである。しかし、これにより非画像形成領域に形成されるパッチパターン用のトナーは廃トナーとして処理されるため、濃度安定性の向上に伴いパッチパターンが増加することで廃トナー量が増加するという問題があった。
一方で、カラー画像形成装置の生産性の向上のために紙間(連続するページにおける転写紙と転写紙の間)を狭くすることで、中間転写体上の非画像形成領域を減少させている。これらの要因により非画像形成領域が減り、そこへ生成可能なパッチパターン数が減少している。このため濃度補正に必要なパッチパターン数分の非画像形成領域を確保するために、狭めていた紙間をあえてあけたり、パッチパターンを1箇所にまとめて生成せず複数ページ間で生成させて濃度補正を実行している。
しかし、前者のページ間隔を空けること、つまり、ある転写紙に対する処理が終了してから次の転写紙に対する処理を始めるまでにかかる時間である紙間時間を延長することは生産性の低下につながる。また、後者のパッチパターン生成を複数ページ間で生成することは、補正結果をフィードバックし、反映させることが遅くなるため濃度安定性の精度が低下してしまうという問題があった。
これらの問題に対して、特許文献1に記載の技術では、画像形成領域内にパッチパターンを形成し、そのパッチパターンを検出し、画像形成位置の補正を行っている。また、特許文献2に記載の技術では、入力画像内を解析し、パッチパターンとして取得できる範囲を設定し、その範囲から取得した画像データを使用し濃度補正を行っている。
特開2009−128417 特開2007−60343
しかし、特許文献1で示される画像形成領域内のパッチパターンは、画像形成装置の処理フローに従い自動的に形成されるため、ユーザは最終出力物を確認するまでどのようなパッチパターンが形成されたかがわからない。また、特許文献1は位置ずれ補正用の小径パッチパターン(実施例では40μmのサイズを想定)を形成することを目的としている。しかし、濃度補正用のパッチパターンの場合、スキャナのセンサ精度などにより位置ずれ補正よりも大きいサイズのパッチパターンが必要となる。そのため、特許文献1の手法ではユーザが意図しないパッチパターンが出力物に形成されるという課題があった。
一方、特許文献2の場合、入力画像によってはパッチパターンとして有効な部分が検出されない。その場合は、従来通り非画像形成領域にパッチパターンが形成されるため、常に廃トナー削減の効果が得られないという課題があった。
本出願の発明は、前述の課題の解決を目的としたものであり、印刷処理対象のデータと、濃度補正に用いるパッチパターンを用いて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段にて生成された印刷データから、パッチパターンを検出する検出手段と、前記検出手段にてパッチパターンが検出されると、該検出されたパッチパターンを中間転写体に形成する形成手段と、前記形成手段により形成された該パッチパターンを読み取って濃度補正を行う濃度補正手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、非画像形成領域に形成されるパッチパターン数を削減することで廃トナー量を削減し、画像形成領域のパッチパターン使用による生産性の向上が可能となる。また、ユーザが出力結果を確認しながら、画像形成領域のパッチパターンを付加したテンプレートを用いて濃度補正が実行できる。
画像処理システムの構成図である。 画像形成装置におけるプリントエンジンの詳細構成図である。 画像形成装置における濃度補正処理のトナー濃度の変化グラフである。 画像形成装置における濃度補正処理の逆変換処理結果グラフである。 画像形成装置における中間転写体とテンプレートの上視図である。 画像処理システムにおけるパッチパターン領域の画像処理制御フローである。 実施形態1における濃度補正フローである。 実施形態1における濃度補正フローである。 実施形態1における濃度補正時の確認画面例の図である。 実施形態2における濃度補正フローである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。本実施の形に係る画像処理システムは、画像形成装置としてMFP200(Multi Function Peripheral)と情報処理装置としてのコンピュータ100を備えている。MFP200及びコンピュータ100はインターネット及びイントラネット等のネットワークNを介して接続されている。
コンピュータ100は、図1に示すように、制御中枢としての制御部101、制御部101の制御手順を示すコンピュータプログラム等を記憶したハードディスク(以下、HDDという)102を備えている。また、制御部101による制御動作中に発生する種々のデータを一時的に記憶するRAM103、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等からなる表示部104、キーボード及びマウスを含む操作部105を備えている。更に、ネットワークNを介して外部と通信を行なうための通信I/F106等を備えている。制御部101は、具体的にはCPU(Central Processing Unit)等で構成される。制御部101は、バス107を介してコンピュータ100の上述したようなハードウェア各部を制御すると共に、HDD102に格納されたコンピュータプログラムを順次実行する。
HDD102には、コンピュータ100の動作に必要な種々のコンピュータプログラム、文書,図,写真等を作成するためのアプリケーションプログラム102a、MFP200に送信する印刷ジョブを作成するためのプリンタドライバ102b等が記憶してある。
尚、制御部101によるプリンタドライバ102bで生成される印刷ジョブは、用紙サイズ、マルチアップ印刷、両面印刷、ステープル綴じ方向等の印刷条件と、アプリケーションプログラム102aを用いてユーザにより作成された印刷データが含まれる。また、印刷データはページ記述言語(PDL)で記述されている。
一方、MFP200は、MPU(Micro Processor Unit)等からなる制御部201、制御部201の制御手順を示すコンピュータプログラム等を記憶したROM202を備えている。また、制御部201による制御動作中に発生する種々のデータを一時的に記憶するRAM203、スキャナ部204、表示部205、操作部206、画像メモリ207、画像処理部208、プリントエンジン209を備えている。更に、ネットワークNを介して外部と通信を行なうための通信I/F210等を備えている。
制御部201は、バス211を介してMFP200の上述したようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM202に格納されたコンピュータプログラムを順次実行する。
スキャナ部204は、CCD(Charge Coupled Device) を利用したスキャナであり、原稿の画像データを読み取り、読み取った画像データを画像メモリ207に記憶させる。
表示部205は、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示装置であり、ユーザに報知すべきデータ、MFP200の動作状況、及び操作部206から入力された文字等を表示する。
操作部206は、MFP200を操作するために必要な文字キー,テンキー,各種のファンクションキー等を備えている。尚、表示部205をタッチパネル方式のものとすることにより、操作部206の各種のキーのうちの一部又は全部を代用することも可能である。
画像メモリ207は、DRAM等により構成されており、スキャナ部204により読み取られた画像データ、又は通信I/F210を介して外部から取得した画像データを記憶する。尚、画像メモリ207に記憶されるデータは、PDLで記述された印刷データ、印刷データを圧縮したデータ、コンピュータ100から取得した印刷ジョブ等であってもよい。
画像処理部208は、取得した印刷ジョブに基づき印刷イメージを作成し、作成した印刷イメージをプリントエンジン209に入力する。具体的には、印刷データの解析とその解析による中間言語情報の作成を行うとともに、ビットマップ画像データの生成・変換、印刷データに含まれる表示色RGB(加法混色)からプリントエンジン209が処理可能なYMCK(減法混色)への変換をする。また、印刷データに含まれる文字コードから予め格納されているビットパターン、アウトラインフォント等のフォントデータへの変換等の処理をする。その後、画像データに対しディザパターンを用いる疑似階調処理を施し、プリントエンジン209において印刷処理が可能なYMCK表示の画像データを生成する。
ここでの印刷ジョブには、コンピュータ100において作成されたPDLの印刷データと、コンピュータ100においてユーザにより設定された印刷条件とが含まれている。画像処理部208は、PDLの印刷データに対して、設定された条件で、プリントエンジン209に入力する。尚、MFP200は、上述した印刷条件を操作部206の操作等により取得する構成を有しており、画像処理部208は、このように取得した印刷条件への設定処理も実行する。
プリントエンジン209は、電子写真方式のプリンタ装置である。画像処理部208で処理された印刷イメージを、ハードコピーとしてA3縦,B4縦,A4縦,B5横及びA5横等の各サイズからの記録紙又はOHP(Over Head Projector) シートから最適なサイズのものを選択して印字する。
上述した構成の画像形成システムにおいて、各ユーザは、自身が用いるコンピュータ100において、アプリケーションプログラム102aを実行することにより印刷すべき印刷データを作成する。
ユーザは、作成した印刷データを印刷する場合、プリンタドライバ102bを実行させることにより、当該印刷データを印刷する際の印刷条件を設定する。
コンピュータ100は、上述のようにユーザにより設定された印刷条件と印刷データとを含む印刷ジョブをMFP200へ送信する。
MFP200は、上述のように、コンピュータ100からユーザにより設定された印刷条件と印刷データとを含む印刷ジョブを取得した場合、取得した印刷ジョブを画像メモリ207に記憶する。そして、前記印刷ジョブに含まれる印刷データを、前記印刷条件に設定し、プリントエンジン209により印刷する。一方、コンピュータ100から印刷イメージの印刷ジョブを取得した場合、取得した印刷イメージをプリントエンジン209により印刷する。
図2は本実施形態に係る電子写真方式のカラー画像処理装置であるプリントエンジンの詳細な構成を示す図である。MFP200のプリントエンジン209の動作について、図2を用いて説明する。
帯電手段は、YMCKの色毎に感光体301Y、301M、301C、301Kを帯電させるための4個の注入帯電器302Y、302M、302C、302Kを備える構成である。各注入帯電器にはスリーブ302YS、302MS、302CS、302KSを備えている。
感光体301Y、301M、301C、301Kは、駆動モータ303Y、303M、303C、303Kの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光体301Y、301M、301C、301Kを画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。露光手段は、感光体301Y、301M、301C、301Kへスキャナ部304Y、304M、304C、304Kより露光光を照射する。そして、感光体301Y、301M、301C、301Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像を形成するように構成されている。ここでスキャナ部304Y、304M、304C、304Kは複数の露光光を照射できるマルチレーザービームを備えている。
現像手段は、前記静電潜像を可視化するために、YMCKの色毎に現像を行う4個の現像器305Y、305M、305C、305Kを備える構成で、各現像器には、スリーブ305YS、305MS、305CS、305KSが設けられている。尚、各々の現像器305Y、305M、305C、305Kは脱着が可能である。
転写手段は、感光体301から中間転写体306へ単色トナー像を転写するために、中間転写体306を時計周り方向に回転させる。そして感光体301Y、301M、301C、301Kとその対向に位置する一次転写ローラ307Y、307M、307C、307Kの回転に伴って、単色トナー像を転写する。一次転写ローラ307に適当なバイアス電圧を印加すると共に感光体301の回転速度と中間転写体306の回転速度に差をつけることにより、効率良く単色トナー像を中間転写体306上に転写する。これを一次転写という。
更に転写手段は、ステーション毎に単色トナー像を中間転写体306上に重ね合わせ、重ね合わせた多色トナー像を中間転写体306の回転に伴い二次転写ローラ308まで搬送する。
更に記録媒体309を給紙トレイ310から二次転写ローラ308へ狭持搬送し、記録媒体309に中間転写体306上に形成された多色トナー像を転写する。この二次転写ローラ308に適当なバイアス電圧を印加し、静電的にトナー像を転写する。これを二次転写という。二次転写ローラ308は、記録媒体309上に多色トナー像を転写している間、308aの位置で記録媒体309に当接し、印字処理後は308bの位置に離間する。
定着手段は、記録媒体309に転写された多色トナー像を記録媒体309に溶融定着させるために、記録媒体309を加熱する定着ローラ311と記録媒体309を定着ローラ311に圧接させるための加圧ローラ312を備えている。定着ローラ311と加圧ローラ312は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ313、314が内蔵されている。定着装置315は、多色トナー像を保持した記録媒体309を定着ローラ311と加圧ローラ312により搬送するとともに、熱および圧力を加え、トナーを記録媒体309に定着させる。
トナー定着後の記録媒体309は、その後排出ローラ(不図示)によって排紙トレイ(不図示)に排出して画像形成動作を終了する。クリーニング手段316は、中間転写体306上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体306上に形成された4色の多色トナー像を記録媒体309に転写した後に残った廃トナーは、廃トナーボトル(不図示)に蓄えられる。濃度補正の際、非画像形成領域に形成されたパッチパターンに使用したトナーも、このクリーニング手段316により、廃トナーとして処理される。
濃度補正手段は、中間転写体306上のトナー像をLED317とフォトダイオード318から構成されたフォトセンサ319で電気信号に変換しA/D変換された後、通信I/F210を介してコントローラの制御部201に送信する。
出力されたパッチパターンより読みとったトナー画像濃度の変化を図3に示す。制御部201は受信した濃度値とターゲットの濃度値との変化量から装置の特性を加味して画像信号に対する出力画像濃度がリニアに対応するように逆変換処理を実施する。図4に逆変換処理によりプロットされた濃度値に対して線形補正を施した結果示す。図4の逆変換処理によりプロットされた濃度値になるように内部のγLUTに補正を加える。なお、ターゲットの濃度値は予め電源投入後の初期化シーケンス、あるいは一定時間経過後における濃度補正時に作成するものとする。
次に、本実施形態で使用するテンプレートについて説明する。テンプレートとは、一般にユーザがコンピュータ100のアプリケーションプログラム102aを用いて印刷データを作成する際に使用する、文書・レイアウト等が予めに施された雛型である。アプリケーションプログラム102aが使用する印刷データ用のテンプレートは、コンピュータ100に標準で搭載されているものや、ネットワークNを通じて外部から取得したもの等がある。本実施形態のパッチパターン付きテンプレートも同様に、後述するパッチパターンとして必要な特徴を持たせて準備された複数種類のテンプレートを事前にコンピュータ100又はMFP200に登録し、ユーザに提供をする。
続いて、図5を用いて、テンプレート上のパッチパターンの有する特徴について説明する。
図5(A)は中間転写体306、図5(B)は中間転写体306に転写されるテンプレートの上視図である。図5(A)のように中間転写体306上に形成されたパッチパターンを検出するフォトセンサ319が主走査方向(搬送方向(図中矢印)に垂直な方向)に配置されていると想定する。その場合、図5(B)のようにフォトセンサ319の位置に合わせたテンプレート上の400a〜400dの領域にパッチパターンを付加し、それを検出することで濃度補正を行う。このように、本実施例ではプリントエンジン209が持つフォトセンサ319の数と位置、及び精度に応じて使用するテンプレートにおけるパッチパターン数、領域、及びサイズが調整される。また、テンプレートにおけるパッチパターンの階調数、ディザ数についてもMFP200が有する色空間や画像処理に応じたものが用いられる。これらのプリントエンジン209に対するパッチパターン領域、サイズ、濃度、パッチパターン種類等に関する情報はパッチパターン情報として、テンプレートを使用した印刷データに付加される。これらのパッチパターン情報については以下で具体例を説明する。
図5(C)は、パッチパターン付きテンプレートの詳細を説明する図である。パッチパターン付きテンプレート500は、従来のアプリケーションプログラム102aで使用するテンプレートと同等のデザイン性やバリエーションを持ち、ユーザにとって使用しやすいものを提供する。
また、パッチパターン501a〜501dは以下の特徴をもつ。一つ目の特徴であるパッチパターンの領域は、フォトセンサ319の精度により検出可能な領域に存在し、そして、フォトセンサ319がパッチパターンを読み取るのに十分なサイズを持っていることが必要である。
二つ目の特徴であるパッチパターンの数は、プリントエンジン209に搭載されているフォトセンサ319の個数で決定される。例えば、図5(A)のように主走査方向(搬送方向(図中矢印)に垂直な方向)に二個配置されている場合、図5(C)のようにテンプレート上のパッチパターンも主走査方向に二個配置することが可能である。また、副走査方向(搬送方向(図中矢印)に垂直な方向)には、フォトセンサ319の読み取り間隔に応じた個数のパッチパターンを配置することが可能となる。よって、図5(C)の場合は、主走査方向と副走査方向にそれぞれ二個、計四個のパッチパターン501a〜501dが配置されることになる。
三つ目の特徴であるパッチパターンの濃度は、MFP200が有する色空間において、YMCKの各色に対し、図3、図4で示した濃度補正グラフのターゲット値となる階調数を補正するのに必要な濃度となる。また、フォトセンサ319で読み取られたパッチパターンは常に同じ濃度とならなければならないため、パッチパターン領域内は均一濃度であることが必要である。
四つ目の特徴であるパッチパターンの種類は、MFP200の画像処理部208における画像処理で用いられるすべてのディザパターンを補正できるよう、YMCKの各色に対し各ディザを使用した画像処理のパッチパターンであることが必要である。
以上のようにテンプレート上のパッチパターンの特徴を説明したが、この他にもMFP200における濃度補正処理の際必要となる情報(例えば、パッチのIDやプロセススピード等)をパッチパターン情報に搭載し、濃度補正処理に使用することが可能である。
次に、図6を用いて、テンプレート上のパッチパターンの処理のみに注目した画像処理の特徴について説明する。フォトセンサ319で検出されるテンプレート上のパッチパターンは、画像処理部208において画像処理が施された後で、印刷物上で所望のパターンとなるように、パッチパターン領域に対し画像処理制御が可能となるような特徴を持たなければならない。
図6(A)及び(B)は、本実施形態に係るテンプレート上のパッチパターン領域の画像処理制御を表わすフローチャートである。
まず図6(A)では、まずS101では、上述のようなエンジン性能に応じたパッチパターンを有するテンプレートを生成する。ここで、テンプレート上のパッチパターンには、後から画像処理部208において、パッチパターン特有の画像処理制御が施されるように属性データを付加する。このS101におけるテンプレートの生成はコンピュータ100の制御部101、MFP200の制御部201又はネットワークNを介して本システムと接続された外部のコンピュータの制御部(不図示)が実行する。次に、S102では、プリンタドライバ102bが、この画像処理制御のための属性データを有するテンプレートを使用した印刷ジョブを実行する。そして、S103、104ではパッチパターンの画像処理制御を行う。MFP200の画像処理部208が上述の印刷データに付加された属性データを検出する。S103にて、印刷ジョブ内にて属性データが検出されると、S104に進む。そして、S104にて画像処理部208が、パッチパターンに対して、検出された属性データに応じた画像処理制御を行う。一方、S103にて属性データが検出されない場合、S105に進み、画像処理部208は通常の画像処理を実行する。
具体的に、例えば、パッチパターン以外の通常の画像領域に対しては写真画像用の画像処理であるスクリーン処理が施されることが設定されている際に、本パッチパターンを用いて文字画像に対するキャリブレーションをしたい場合を想定する。この場合、パッチパターンに対しても、通常の画像領域と同様のスクリーン処理が施されないように、通常の画像領域とは別に、パッチパターンに対しては誤差拡散処理が施されるように、予め属性データを付加しておく。
一方、図6(B)でも、まず、S201で、エンジン性能に応じたパッチパターンを有するテンプレートを生成する。しかし、このS201で作成されるテンプレート上のパッチパターンは、図6(A)のS101で生成されたパッチパターンとは異なる特徴を有する。それは、テンプレート生成時すでに、パッチパターンは図5で述べたような性質を有している点である。よって、後から通常の画像領域と同様に画像処理が施されると、パッチパターンとして使用できなくなる可能性がある。よって、このようなパッチパターンが生成された場合、画像処理部208にでは、パッチパターンに対しては、画像処理をスルーさせる。このS201におけるテンプレートの生成はS101と同様に、コンピュータ100の制御部101、MFP200の制御部201又はネットワークNを介して本システムと接続された外部のコンピュータの制御部(不図示)が実行する。そして、S202では、プリンタドライバ102bがこのテンプレートを使用した印刷ジョブを実行する。そして、S204では、画像処理部208はパッチパターン以外の通常の画像領域に対してのみ画像処理を実行する。
以上のS101やS201の方法で生成されたエンジン性能に応じたパッチパターンを有するテンプレートは、予めコンピュータ100又はMFP200に登録される。ユーザはアプリケーションプログラム102aやプリンタドライバ102bでPDLの印刷データを生成する時にコンピュータ100に登録されたテンプレートを選択する方法により、パッチパターンを有する印刷データを生成することができる。又は、スキャナ部204で読み込まれた画像データに対し、MFP200に登録されたテンプレートを選択し画像データに適用してもよい。
(実施例1)
本実施例1として、上記の画像形成システムにおけるパッチパターンを付加したテンプレートを使用した場合の濃度補正処理のフローを、図7を用いて説明する。
図7は、ユーザが予めコンピュータ100に登録されているパッチパターン付きのテンプレートを使用し、濃度補正処理を実行する場合を想定したフローである。
図7ではまず、S301にて、アプリケーションプログラム102aが印刷データ生成を行い、プリンタドライバ102bにその印刷処理対象のデータを送信する。アプリケーションプログラム102aは、ユーザがテンプレートを使用した印刷データを作成した際、標準のテンプレートとともに、表示部104を介してパッチパターン付きテンプレートを複数種類提示する。それらのうちから1つテンプレートが選択される。そして、このテンプレートを背景とした印刷データを作成することができる。このとき作成された印刷データには、使用されたテンプレートにパッチパターンが組み込まれているか否かを示すパッチパターン情報が付加される。
次に、S302にて、プリンタドライバ102bが受信した印刷データに含まれるパッチパターン情報を検出する。次にS303にて、S302で検出されたパッチパターン情報が、印刷データ内にパッチパターンが付加されていることを示す場合、S304へ進む。そしてS304にて、プリンタドライバ102bはそのパッチパターン情報をPDLデータ内に追加した印刷ジョブ生成を行う。パッチパターン情報とは、印刷データ上におけるパッチパターンの領域、個数、濃度、パッチパターン種類等、以降で説明する濃度補正処理においてプリントエンジン209の制御に必要な情報のことである。一方、S303にて、S302で検出したパッチパターン情報が、印刷データ内にパッチパターンが付加されていないことを示す場合、後述のS401の処理へ移る。
そして、S305では、プリンタドライバ102bはS304で生成された、PDLデータ内にパッチパターン情報を含んだ印刷ジョブをMFP200に送信し、印刷ジョブを実行する。MFP200で印刷ジョブが実行されると、画像処理部208は入力された印刷データに対し、印刷設定に基づく画像処理を実行する。また、印刷データのパッチパターンに対しては、すでに説明した図6(A)のS104、図6(B)のS204に沿った画像処理制御に沿って処理が実行される。
そして、S306へ進み、プリントエンジン209は、このパッチパターン情報をもとに、フォトセンサ319が画像形成領域で検出したパッチパターンを利用して、濃度補正を実行する。具体的には、中間転写体306上に印刷データが搬送された際、フォトセンサ319はパッチパターン情報に含まれるパッチパターン領域を参照して、その領域で読み取られたデータをパッチパターンとして検出する。検出されたパッチパターンは画像処理部208に送られ、パッチパターン情報に含まれる濃度やパッチパターン種類等の情報により、画像処理部208内のγLUTの補正に使用される。
図7に示したフローでは、コンピュータ100のアプリケーションプログラム102a及びプリンタドライバ102bが、パッチパターン付きテンプレートを使用した印刷ジョブを生成する。そして、その印刷ジョブを実行する。そして、MFPにて、印刷データ上のパッチパターンが検出され、検出されたパッチパターンによる濃度補正は、MFP200の画像処理部208及びプリントエンジン209が実行する。
続いて、ユーザが印刷データを作成する際、予めコンピュータ100に登録されているパッチパターン付きのテンプレートを使用していない場合について、図8を用いて説明する。これは、図7のS303において「no」と判定された場合のフローに相当する。
図7のS303にて、ユーザがアプリケーションプログラム102aで作成した印刷データに、パッチパターン付きテンプレートが使用されていないと判断された場合(S303の「no」)、図8のS401へ進む。このS401では、プリンタドライバ102bが表示部104などを用いてユーザに対し印刷ジョブの濃度補正のモードを問い合わせる。このモードには、従来の非画像形成領域のパッチパターンを検出して濃度補正を行う「通常モード」と、パッチパターンを含んだ印刷データを使って、画像形成領域のパッチパターンにより廃トナー削減や生産性向上の効果が得られる「エコモード」の2種類がある。
S402にて、ユーザが「エコモード(廃トナー削減モード)」を選択した場合、S403へ進み、プリンタドライバ102bは更に、ユーザに対してパッチパターン付きテンプレートの使用に関する許可を問い合わせる。
S404へ進み、ユーザがパッチパターン付きテンプレート使用を許可する場合S405へ進む。そして、S405で、プリンタドライバ102bは続けて、コンピュータ100に登録されたユーザが使用可能なパッチパターン付きのテンプレートを複数種類提示する。そして、その中から一つを選択することを問い合わせる。ここで使用するテンプレートは予めコンピュータ100に搭載されているものである。
また、ここでの問い合わせの際に、図9(A)に示すように、プリンタドライバ102bは選択したテンプレートを印刷データに適用した場合の確認画面を表示部104に表示し、ユーザにテンプレート選択の決定を問い合わせてもよい。図9(A)では、確認画面600上にもとの印刷データのプレビュー601と、そのデータにパッチパターン603を有するテンプレートを使用した場合の印刷データ602の表示している。
そして、S405でユーザによってテンプレートが選択されるとS406へ進む。そして、S406ではプリンタドライバ102bはもとの印刷データに選択したテンプレートを適用することで、印刷処理対象の印刷データとパッチパターンを含む新たな印刷データが生成される。
一方、S404にてユーザがパッチパターン付きテンプレート使用を許可しない場合、S407へ進み、プリンタドライバ102bは続けて、ユーザに対して印刷データ内の色味の変更に関する許可を問い合わせる。そして、変更されるパッチパターンの色味はプリントエンジン209が有する特性(フォトセンサ319の位置やプリントエンジン209の色空間、画像処理等)によって有効なものが決定される。例えば、カラーの印刷データに対してモノクロ印刷を行うユーザに対しては、印刷データのパッチパターン領域の色味をパッチパターンとして有効なモノクロに変更するといった使用例が考えられる。
また、ここでの問い合わせの際にS405のと同様に、図9(B)のように、プリンタドライバ102bは印刷データのパッチパターンの色味を変更した場合の確認画面を表示部104に表示し、ユーザに色味変更の決定を問い合わせてもよい。図9(B)では、確認画面700上にもとの印刷データ701のプレビューと、パッチパターン703の色味に合わせてテンプレートの色味を変更させた後の印刷データ702を表示している。また、パッチパターン用に変更される印刷データ702の色味は、もとの印刷データ701の色味を参考に、パッチパターンとして適切な範囲で複数種類の候補をユーザに提示し、選択させることも可能である。
そして、S407でユーザの印刷データのパッチパターンの色味の決定が完了した後、S408へ進み、プリンタドライバ102bはもとの印刷データの色味を変更する。これにより、印刷処理対象の印刷データとパッチパターンを含む新たな印刷データが生成される。
そして、S409にて、プリンタドライバ102bがS406又はS408で生成された印刷データに、パッチパターン情報を含んだ印刷ジョブをMFP200に送信する。そして、印刷ジョブを実行する。S410では、MFPにてパッチパターンが検出されると、このパッチパターン情報をもとに、プリントエンジン209において、フォトセンサ319が画像形成領域で検出したパッチパターンを利用して、濃度補正が実行される。
また、ユーザがS402において「通常モード」を選択した場合(S402の「no」)、即ちユーザが印刷ジョブに対してデザインや色味を重視する場合、(印刷データ内にてパッチパターンが検出されない場合を含む)S411へ進む。そして、このS411にてパッチパターン情報を含まない印刷ジョブをMFP200に送信し、印刷ジョブを実行する。そして、この場合に予め設定された枚数印刷したにも関わらず、図7、図8に示した濃度補正が行われない場合、S412に進む。そこで、プリントエンジン209において、従来通りフォトセンサ319が非画像形成領域で検出したパッチパターンを利用して、濃度補正が実行される。その結果、パッチパターン情報が選択したテンプレート、色味変更したテンプレートが使用されない場合でも、所定枚数印刷する毎に、濃度補正の実行が補償できる。
尚、図8のフローでも、パッチパターン付きテンプレートを使用した印刷ジョブの生成及び実行は、コンピュータ100のアプリケーションプログラム102a及びプリンタドライバ102bが実行する。そして、印刷データ上のパッチパターンによる濃度補正は、MFP200の画像処理部208及びプリントエンジン209が実行する。
以上のような濃度補正のフローにより、非画像形成領域のパッチパターン使用によって廃トナーを削減し、生産性を向上することが可能になる。さらに、ユーザが出力結果を確認しながら、テンプレート上のパッチパターンを用いて確実に濃度補正が実行できる。
尚、上記の濃度補正フローにおいて、1ページ内に複数のパッチパターンを含むテンプレートを使用したり、複数ページの印刷ジョブにおいてページごとに異なるパッチパターンを付加したりすることで、多階調の補正を実現することも可能である。
更に、本実施例1によれば、従来手法と比べ、テンプレートに含まれている色味、すなわちユーザが使用する頻度が高い色味を補正する機会が増えるため、ユーザのジョブに応じた色味を重点的に補正することができる。例えば、モノクロ印刷ユーザはモノクロテンプレートを使用することで、Kの濃度補正を重点的に実行できる。また、テンプレート内に含まれない色味に関しても、本実施形態の手法と従来の非画像形成領域にパッチパターンを形成する方法と併用することにより、カラー画像形成装置が有するあらゆる濃度に対して安定性向上の効果が得られる。
(実施例2)
本実施例2について、実施例1と同様の機能を有する濃度補正処理のフローについて、図10を用いて説明する。実施例2では、廃トナーボトル内の廃トナー量の情報を取得し、その情報に基づいて実行する濃度補正処理の切り替えを行う。
まず、S501にて、アプリケーションプログラム102aが印刷データを生成し、プリンタドライバ102bにそのデータを送信する。そしてS502へ進み、ここで、プリンタドライバ102bは、プリントエンジン209から廃トナーボトル内の廃トナー量検出を行い、廃トナー量に関する情報を取得する。
S503へ進み、廃トナーボトル内の廃トナー量が満タンに近くないと判断された場合には、前述の図8のS401へ移動する。そして、そこで、ユーザにより決定される印刷ジョブモード「エコモード/通常モード」に応じた濃度補正を実行する(S401〜S412と同じ)。
一方、S503にて、廃トナー量が予め設定されていた量に近い(満タンに近い)と判断された場合)、S504へ進み、プリンタドライバ102bがユーザに対して印刷ジョブにおける濃度補正のモードを問い合わせる。モードは2種類あり、一つ目のモードは、従来の非画像形成領域のパッチパターンを検出して濃度補正を行う「通常モード」である。そして二つ目は、パッチパターンを含んだ印刷データを使い、非画像形成領域のパッチパターン形成による廃トナー量を削減することで廃トナーボトルの交換タイミングを遅らせる「ジョブ継続優先モード」である。
S505にて、ユーザから「ジョブ継続優先モード」が選択された場合は、図8のS403のフローへ移動する。その後、テンプレート上のパッチパターンを使用した濃度補正が実行される(S403〜S410と同じ)。
また、S504の問い合わせに対し、ユーザから「通常モード」の選択をうけた場合、S411へ移動する。その後、プリンタドライバ102bはパッチパターン情報を含まない印刷ジョブを実行し、通常の濃度補正が実行される(S411〜S412と同じ)。
以上のように、図10のフローでも、パッチパターン付きテンプレートを使用した印刷ジョブの生成及び実行は、コンピュータ100のアプリケーションプログラム102a及びプリンタドライバ102bが実行する。そして、印刷データ上のパッチパターンによる濃度補正は、MFP200の画像処理部208及びプリントエンジン209が実行する。
このように、実施例2では廃トナー量が満タンに近い場合、ユーザに対して、パッチパターン付きテンプレートの使用を問い合わせる。これにより、濃度補正時の非画像形成領域のパッチパターン形成による廃トナー量の増加を抑制することができる。その結果、ユーザの廃トナーボトル交換のタイミングを遅らせ、印刷ジョブの中断をなるべく避けることが可能となる。
また、実施例1、2のようにコンピュータ100に登録されたものに限らず、MFP200に登録されたテンプレートをスキャナ部204の画像データに使用した場合も、同様の1、2のフローでの濃度補正処理が実現可能である。その際、実施例1、2のプリンタドライバ102bで行われた処理は、MFP200の制御部201や画像処理部208で代替されることになる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. 印刷処理対象のデータと、濃度補正に用いるパッチパターンを用いて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記印刷データ生成手段にて生成された印刷データから、パッチパターンを検出する検出手段と、
    前記検出手段にてパッチパターンが検出されると、該検出されたパッチパターンを中間転写体に形成する形成手段と、
    前記形成手段により形成された該パッチパターンを読み取って濃度補正を行う濃度補正手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 廃トナー量を検出する廃トナー量検出手段を有し、
    前記検出手段により検出した廃トナー量が予め設定されていた量よりも多い場合は、前記印刷データ生成手段にて印刷処理対象のデータとパッチパターンを用いて印刷データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段は、パッチパターンを検出する際に、パッチパターン情報を用いて検出を行い、該パッチパターン情報には、前記中間転写体に形成されるパッチパターンを読み取るセンサの特性に関する情報及び前記中間転写体に形成されるパッチパターンの特性に関する情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷データ生成手段において、ユーザに生成された印刷データの確認を促すための表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 予め設定された枚数印刷したにも関わらず、前記検出手段により前記印刷データからパッチパターンが検出されない場合、前記形成手段により前記中間転写体にパッチパターンを形成し、前記形成手段により形成された該パッチパターンを読み取って濃度補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 印刷処理対象のデータと、濃度補正に用いるパッチパターンを用いて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記印刷データ生成手段にて生成された印刷データから、パッチパターンを検出する検出手段と、
    前記検出手段にてパッチパターンが検出されると、該検出されたパッチパターンを中間転写体に形成する形成手段と、
    前記形成手段により形成された該パッチパターンを読み取って濃度補正を行う濃度補正手段とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 廃トナー量を検出する廃トナー量検出手段を有し、
    前記検出手段により検出した廃トナー量が予め設定されていた量よりも多い場合は、前記印刷データ生成手段にて印刷処理対象のデータとパッチパターンを用いて印刷データを生成することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の制御方法。
  8. 前記検出手段は、パッチパターンを検出する際に、パッチパターン情報を用いて検出を行い、該パッチパターン情報には、前記中間転写体に形成されるパッチパターンを読み取るセンサの特性に関する情報及び前記中間転写体に形成されるパッチパターンの特性に関する情報が含まれていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 前記印刷データ生成手段において、ユーザに生成された印刷データの確認を促すための表示を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 予め設定された枚数印刷したにも関わらず、前記検出手段により前記印刷データからパッチパターンが検出されない場合、前記形成手段により前記中間転写体にパッチパターンを形成し、前記形成手段により形成された該パッチパターンを読み取って濃度補正を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 請求項6乃至10に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137444A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Konica Minolta Inc 制御装置及び制御プログラム

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