JP2012132674A - 燃焼室の外部で加熱ロッドを囲む荷重検出スリーブを備えているグロープラグ - Google Patents

燃焼室の外部で加熱ロッドを囲む荷重検出スリーブを備えているグロープラグ Download PDF

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Abstract

【課題】従来技術の欠点を克服する荷重センサを備えるグロープラグを提案する。
【解決手段】本発明は、加熱ロッド(11)と、加熱ロッドの収容ハウジング(14)を有しているプラグ本体(13)と、加熱ロッドを取り付け、加熱ロッドのプラグ本体に対する軸方向の平行移動を許し、加熱ロッドとプラグ本体との間の非透過性を保証する取り付け装置(48)と、収容ハウジングの近位領域(51)において加熱ロッドの外周の金属管(59、61)の近位部(50)の周囲に広がって位置し、取り付け装置(48)に軸方向の近位側において軸方向に直接隣接している荷重検出スリーブ(17)とを備えるグロープラグに関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱ロッドとシリンダ圧力の測定を実行可能にする一体型の荷重センサとを備えるグロープラグ(特に、ディーゼルエンジン用のグロープラグ)に関する。
グロープラグの加熱ロッドは、主軸と呼ばれる軸に従って長手方向にプラグの本体から燃焼室内へと延びる剛体棒またはバーの形態である。本明細書の全体を通して、用語「遠位(distal)」およびその派生語は、軸方向において燃焼室内へと延びるように意図された加熱ロッドの自由端の側に位置する方向、要素、または部品を指し、用語「近位(proximal)」およびその派生語は、軸方向において反対側に位置し、すなわちグロープラグが装着されるように意図されたエンジンのシリンダヘッドの外側へと向かう接続部に向かう方向、要素、または部品を指す。
加熱ロッドは、近位側からプラグ本体へも延びており、一般に加熱ロッドの近位端よりもさらに軸方向に延びる電極によって加熱ロッドの第1の電力供給端子を形成する電気接続部が備えられた近位端を有している。本明細書において、加熱ロッドの電力供給電極が設けられる場合、そのような電極は、加熱ロッドそのものの一体の一部分を形成するものとは見なされない。したがって、加熱ロッドの近位端は、電力供給電極が設けられる場合に、電力供給電極の近位端とは別個である。
プラグは、シリンダヘッドへの取り付けのためのねじ山付きの外側部分を有している円筒形のプラグ本体を備えており、そのようなプラグ本体が、前記近位端から延びる加熱ロッドの近位部を収容するための円筒形の内側ハウジングを形成しており、このハウジングが加熱ロッドを通すための開口を有していて、加熱ロッドが軸方向に延び、前記近位部および開口よりも(遠位側に)突き出しており、加熱ロッドの遠位端までの加熱用の遠位部を有している。
加熱ロッドは、機械加工によって形作られ、プラグ本体へと収まるように外周の金属管へと配置された(ろう付けによって固定され、あるいは力(緊張)によって挿入された)セラミック棒の形態、または遠位端が閉じられている標準化された不変の寸法の金属管(この金属管が、電力供給電極を受け入れる)の形態である。したがって、いずれの実施形態も、加熱ロッドは外周の金属管を常に備えている。この外周の金属管の外径は、プラグ本体へと延びる加熱ロッドの近位部において、少なくともほぼ一定であり、規格によれば4mmに等しくなければならない。
さらにプラグは、加熱ロッドの前記近位部を前記収容ハウジングに取り付けるための装置を備えており、この取り付け装置が、以下を可能にする。
シリンダ圧力を測定できるように、加熱ロッドのプラグ本体に対する軸方向の平行移動を可能にする。
燃焼室の雰囲気に曝されることがない収容ハウジングの近位領域が画定されるようなやり方で、加熱ロッドとプラグ本体との間の非透過性を保証する。
加熱ロッドおよび荷重センサへの種々の電気的接続に対応し、さらには/あるいはそのような電気的接続を提供する。
そのような荷重センサを、シリンダ圧力を測定すべくグロープラグに一体化させることは、多数の矛盾および未解決の問題を引き起こす。特に、センサが、燃焼室の雰囲気に曝されてはならず、あるいは燃焼室に見られ、センサの破壊を引き起こす可能性またはセンサの機能を少なくとも深刻に妨げる可能性があるきわめて高い温度に曝されてはならないが、センサは、利用可能な空間が少なくとも減少するプラグ内に受け入れられることが可能でなければならず、センサの機能が確実でなければならず、すなわち(例えば振動現象、減衰、熱膨張の相違、などによる)妨害を被ることなくシリンダ圧力を表わす信号を生成しなければならない。
荷重センサをグロープラグに組み込むための種々の技術的解決策が提案されている。
第1の公知の技術的解決策(例えば、US7444973を参照)においては、半径方向の空間の要件を理由に、荷重センサが、加熱ロッドそのものから軸方向に離れ、グロープラグの外部と見なすことさえ可能な位置において、加熱ロッドの電力供給電極の近位端に配置され、すなわちシリンダヘッドの外部に配置されている。この技術的解決策は、シリンダヘッドおよびプラグ本体(これらの電極に面して延びている部位)の変形ゆえに、測定が乱されるという大きな欠点を抱えている。シリンダヘッドの変形の態様は、エンジンごとにさまざまであり、したがって荷重センサを絶対的に較正することが不可能である。さらには、燃焼室の圧力の荷重に曝される加熱ロッドとセンサとの間の運動学的な連結の長さが、センサの通過帯域にセンサの機能を妨げる可能性がある通常の振動モードを生じさせる。
第2の公知の技術的解決策(例えば、US7581520、US2009/0242540を参照)においては、センサが、加熱ロッドの近位端を過ぎて電力供給電極または延長ロッドを囲むスリーブの形態であり、弾性的で変形可能である可撓な不透膜が、非透過性をもたらしつつ軸方向の平行移動を許容するようなやり方で加熱ロッドの遠位部をプラグ本体へと接続するために設けられている。したがって、センサが、燃焼室の熱から比較的良好に絶縁される。しかしながら、加熱ロッドへの機械的な接続のために、きわめて複雑な外周の取り付け部品が必要であり、結果として、一方では機械的なインピーダンス(したがって、干渉し得る固有モード)が生じ、他方では比較的解決が難しい異なる熱膨張という問題が生じる。
セラミック棒を備える加熱ロッドの場合に限られる第3の公知の技術的解決策(例えば、US20080216786、EP2138819を参照)においては、センサが、加熱ロッドの近位端に対して直接配置される。この技術的解決策は、加熱ロッドとセンサとの間のより直接的な接続を可能にするが、センサの空間の要件ならびにセンサと加熱ロッドの電気接続部材(電極)との干渉という問題を生じさせる。さらに、集合ユニット(プラグ本体/加熱ロッド/センサ/プラグ本体)の固有モードに関する問題および異なる熱膨張が、そのままである。この状況において、加熱ロッドの長さが典型的には50mm程度(4mmの直径において)であることに、注意すべきである。最後に、この技術的解決策は、いわゆる全金属製の加熱ロッド、すなわち金属管の形態の加熱ロッドに適合しない。
さらには、加熱ロッドそのものを荷重センサに組み込むことは、たとえセラミック棒(バーと外周の金属管との間(US20070095811を参照))を備える加熱ロッドの場合に理論的に可能であるとしても、一方ではセンサが必然的に燃焼室の雰囲気および極端な温度(1200℃程度)に曝されると考えられ、他方では異なる供給者によって製作され、異なる技術を必要とする複雑な構成部品である加熱ロッドとセンサとの共同生産および認証が必要であると考えられ、最終的にはセンサの組み立ておよび電気的接続において未解決の問題を生じさせるため、現実的には不可能である。さらには、この場合にも、この技術的解決策は、(金属管および内部の金属電極の形態の)全金属製の加熱ロッドに適合しない。
したがって、本発明は、荷重センサを備えるグロープラグであって、以下のようなグロープラグを提案することによって、従来技術のこれらの欠点を克服することを目的とする。
荷重センサが、特に8kHzを超える可能性がある可能な限り大きい通過帯域において、センサと一方(すなわち、加熱ロッド)および他方(すなわち、プラグ本体)との間の機械的なリンクの特性からの干渉を受けることなく、シリンダ圧力を表わす信号をもたらす。
荷重センサが、燃焼室の雰囲気から絶縁されていて、燃焼室の極端な温度に曝されることがない。
ユニットの集合が、グロープラグの良好な機能を妨げる可能性があり、あるいはセンサがもたらす信号の品質を損なう可能性がある異なる熱膨張に曝されることがない。
荷重センサが、加熱ロッドの寿命および信頼性に悪影響を及ぼすことがないよう、加熱ロッドそのものには一体化されていない。
荷重センサの感度が、荷重センサがもたらす信号によって比較的小さな値の圧力変動を検出できるように最適化されている(エンジンの型または速度にかかわらず、圧力の変化の種々の段階をより良好に検出できるようにして、これらの信号を処理する電子機器によってエンジンのよりきめ細かい制御を可能にするという目的で)。
一方(すなわち、加熱ロッド)および他方(すなわち、荷重センサ)の電気的接続を、簡単かつ確実なやり方で実現することができる。
この目的のため、本発明は、
外周の金属管を備えている加熱ロッドであって、当該加熱ロッドの電力供給接続部が備えられた近位端と呼ばれる端部を有している加熱ロッドと、
前記加熱ロッドを受け入れる収容ハウジングと呼ばれるハウジングを形成しているプラグ本体であって、前記加熱ロッドは当該プラグ本体を過ぎて軸方向に突き出る遠位部を有するプラグ本体と、
前記加熱ロッドを前記収容ハウジング内に取り付けるための取り付け装置であって、
前記加熱ロッドの前記プラグ本体に対する軸方向の平行移動を許し、かつ
当該グロープラグを受け入れるエンジンの燃焼室の雰囲気に曝されることがない前記収容ハウジングの近位領域を定めるようなやり方で、前記加熱ロッドと前記プラグ本体との間の非透過性を保証するように構成された取り付け装置と、
前記収容ハウジングの前記近位領域に全体が広がる荷重検出スリーブであって、管状であり、
前記加熱ロッドが前記プラグ本体の中へと再び進入しようとする近位方向と呼ばれる少なくとも一方向の前記加熱ロッドの移動によって駆動されて軸方向に平行移動するように前記加熱ロッドへと接続される第1の軸方向の端部と、
前記加熱ロッドの前記プラグ本体に対する軸方向の平行移動によって当該荷重検出スリーブに軸方向の圧縮および/または引張応力が生じるようなやり方で前記プラグ本体へと接続される前記第1の軸方向の端部の反対側の第2の軸方向の端部と
を有している荷重検出スリーブと
を備えているグロープラグであって、
前記管状の荷重検出スリーブが、やはり前記収容ハウジングの前記近位領域に位置する前記加熱ロッドの外周の金属管の近位部と呼ばれる部位の周囲を延びており、該管状荷重検出スリーブが、前記取り付け装置に軸方向の近位側において直接隣接していることを特徴とするグロープラグに関する。
本発明によるプラグにおいては、荷重検出スリーブが管状であり、加熱ロッドの外周の金属管の特に最大の直径の一定の直径(標準化された値4mm)の部位に対応して、加熱ロッドの外周の金属管の近位部の周囲を延びている。
本発明によれば、荷重検出の加熱ロッドに対する位置ゆえに、機械的(シリンダヘッドの変形によるプラグ本体との干渉、妨げとなる固有モード)または熱的(異なる熱膨張)な接続のすべての問題が最小限にされ、抑制することさえ可能である。それでもなお、荷重センサが燃焼室の雰囲気または燃焼室の極端な温度に曝されることがない。実際に、本発明によるプラグにおいては、荷重検出スリーブが、依然として完全に容認可能である170℃以下の温度に曝され得ることが注目される。
さらには、本発明によるグロープラグにおいては、荷重センサの実際の機能が、荷重センサの特有の形状および位置に鑑みて、加熱ロッドとプラグ本体との間の機械的な組立体のせん断応力の検出をする。この検出は、せん断荷重を圧縮および/または引張の軸方向の荷重(すなわち、スリーブの軸に平行)へと変換することによって行われ、この変換は、厳密に線形であり、線形性の不良を引き起こすことがない。結果として、検出が線形にギアダウン(geared down)され、センサの全体としての感度が改善される。
一方では、本発明は、セラミック棒を備える加熱ロッドのみならず、金属管の形態の加熱ロッドにも適合し、本発明によるグロープラグは、あらゆるエンジンにおいてほぼ汎用に使用することができ、荷重センサのサイジング(sizing)が、構成によって保証される。
したがって、第1の変種の実施形態によれば、好都合には、本発明に従い、加熱ロッドが、外周の金属管に設置されたセラミック棒で形成され、前記荷重検出スリーブが、加熱ロッドの外周の金属管の近位部の周囲に延びる。第2の変種の実施形態によれば、好都合には、本発明に従い、加熱ロッドが、基本的に金属管の形態であり、前記荷重検出スリーブが、この金属管の近位部の周囲に延びる。特に、本発明によるグロープラグにおいては、荷重検出スリーブが、加熱ロッドの電力供給電極の周囲全体に延びるのではなく、加熱ロッドそのものの外周の金属管の(4mmに等しい一定の直径の)近位部の首位を延びる。これが、(利用可能な半径方向の空間が少ないにもかかわらず)実際に可能であることが明らかになっただけでなく、それどころかいくつかの重要な利点を得ることを可能にする。
さらには、加熱ロッドの近位端が、一方では電気的な接続のために、他方では例えば減衰要素を組み込むために最適化される機械的な組み立てのために、完全にアクセスおよび利用可能なままである。
本発明によるグロープラグにおいては、荷重センサが、加熱ロッドをプラグ本体に対して取り付ける装置に近位側において軸方向に隣接し、本発明の発明者は、本発明が、加熱ロッドの最適な案内と、やはり最適であって遮蔽を取り入れる電気的接続の確立とを、同時に可能にすることに気が付いた。
さらに、本発明は、取り付け装置の不透過膜を燃焼室の最も近くに配置することに適合し、これが、燃焼室からの炭素付着物でプラグの近位部が詰まることを回避できるようにする。
さらに、本発明の発明者は、荷重検出スリーブを機械的および電気的に取り付けるやり方であって、グロープラグの(標準的な)全体としての半径方向の寸法に適合するやり方を、定めることが実際に可能であることに気が付いた。すなわち、特に、本発明によるグロープラグにおいて、前記取り付け装置が、前記収容ハウジング内かつ加熱ロッドの外周の金属管の前記近位部の周囲に取り付けられる取り付けブシュを備え、荷重検出スリーブが、この取り付けブシュによって保持される。荷重検出スリーブが、取り付けブシュの近位側を軸方向に延長する。
好都合には、本発明によるグロープラグは、取り付けブシュが、収容ハウジングに面している内壁へと堅固かつ非透過的に(すなわち、非透過性の固定手段を介して)固定される第1の固定面と、加熱ロッドの前記近位部の周囲に堅固かつ非透過的に(すなわち、非透過性の固定手段を介して)固定される第2の固定面とを有しており、取り付けブシュの前記第1および第2の固定面が、少なくとも部分的に半径方向において互いに面していることをさらに特徴とする。好ましくは、好都合には、本発明によれば、前記荷重検出スリーブが、前記加熱ロッドの近位端に向かって、取り付けブシュの前記固定面を過ぎて軸方向に延びる。結果として、特に、荷重検出スリーブが取り付けブシュのこれら2つの固定面の間のせん断荷重を表わす信号をもたらす。また、シリンダヘッドまたはプラグ本体の変形が、荷重検出スリーブによる検出を妨げることがない。さらに、加熱ロッドの温度が上昇するとき、熱の流れを取り付けブシュにおいて2つの固定面の間に半径方向に確立することができ、このことにより熱量をシリンダヘッドへと効率的に伝達できるようになり、結果として荷重検出スリーブなどのグロープラグの他の構成要素が極端な熱にあまり曝されずに済む。
さらには、好都合には、本発明によれば、荷重検出スリーブの前記第1の軸方向の端部が、荷重検出スリーブの遠位端であり、荷重検出スリーブの前記第2の軸方向の端部が、荷重検出スリーブの近位端である。
特に、好都合には、本発明によれば、取り付けブシュが、荷重検出スリーブを囲み荷重検出スリーブの前記第2の軸方向の端部を前記第1の固定面へと接続する接続管を備える。結果として、荷重検出スリーブが、少なくともほぼ半径方向に互いに面する領域において加熱ロッドおよびプラグ本体のそれぞれの上にあり、したがってこれら2つの領域の間のせん断荷重を検出する。さらに、荷重検出スリーブの前記第1の軸方向の端部が、前記第1の固定面よりも近位側の位置に位置することにも、注意すべきである。
さらには、好都合には、本発明によれば、取り付けブシュが、前記第2の固定面を形成する加熱ロッドを収容するためのスリーブと、前記第1の固定面を形成する固定リングとを備えており、前記収容スリーブが、固定リングにおいて案内されて軸方向に平行移動し、収容スリーブが、固定リングの遠位端に接続されている。収容スリーブの遠位端は、近位方向への加熱ロッドの軸方向の平行移動に抵抗する軸方向の弾性を有するように固定リングへと接続されており、したがって、このようにして形成される弾性抵抗によって、荷重検出スリーブに加わる荷重の絶対値が小さくなる。例えば、収容スリーブの遠位端が、外側に向かって近位側へと上向きに曲げられ、このように形成される上向き部が、曲げにおける弾性を有する。また、この上向き部は、それ自身が非透過性であり、収容スリーブの遠位端および固定リングが、プラグ本体の遠位端において加熱ロッドとプラグ本体との間の非透過性を保証するために適している。
接続管が、好都合には、温度の関数としての収容スリーブの遠位端の機械的特性(特に、弾性)の変化を補償可能にする軸方向の引張における弾性を有するように選択されることに、注意すべきである。実際に、結果として、前記接続管は、例えば収容スリーブを形成する材料と同一または同様の材料で実現され、あるいはいずれにせよ温度の関数としての弾性の変化が同一または同様であるきわめて細い金属管の形態とすることが可能である。好都合には、本発明によれば、接続管が固定リングの近位端へと接続される。
さらに、好都合には、本発明によれば、荷重検出スリーブが、管状のブロックの形態であり、加熱ロッド(特に、加熱ロッドの外周の金属管)が、取り付けブシュを完全に、荷重検出スリーブを少なくとも途中まで、軸方向に通過している。荷重検出スリーブを形成しているこの管状のブロックが、少なくとも1つの圧電ワッシャまたは少なくとも1つのひずみゲージを備えている。(収容スリーブの近位端において、および接続管を介して)取り付けブシュによって保持された荷重検出スリーブは、加熱ロッドのプラグ本体に対する平行移動に干渉しないように配置される。
さらに本発明は、上述および後述の特徴のすべてまたは一部による組み合わせを特徴とするグロープラグに関する。
本発明の他の目的、特徴、および利点が、本発明の実施形態を、本発明を限定するものではない例として示している添付の図面を参照する以下の説明を検討することによって、明らかになるであろう。
本発明の第1の実施形態によるグロープラグの遠位部分の縦断面の概略図である。 本発明の第1の実施形態によるグロープラグの製造の種々の段階の側面概略図である。 本発明の第1の実施形態によるグロープラグの製造の種々の段階の側面概略図である。 本発明の第1の実施形態によるグロープラグの製造の種々の段階の側面概略図である。 本発明の第1の実施形態によるグロープラグの製造の種々の段階の側面概略図である。 本発明に沿った変形の実施形態による荷重検出スリーブの斜視概略図である。 本発明の第2の実施形態によるグロープラグの遠位部分の縦断面の概略図である。 本発明によるグロープラグの動作の運動学を説明する図である。 本発明の第1の実施形態によるグロープラグについて、一部分を縦断面にした概略図である。 図9の細部の図である。 本発明の第1の実施形態によるグロープラグのセンサリンクの電気接続の詳細の縦断面の概略図である。 図11の細部の概略図である。 図11の線XIII−XIIIによる概略の断面図である。 本発明の第1の実施形態によるグロープラグについて、一部分を切除した斜視概略図であり、特にセンサリンクを形成する可撓コネクタの外向きの第1の面を示している。 可撓コネクタの遠位端の内向きの第2の面の概略の斜視詳細図である。
本発明によるグロープラグは、図1の例においては、金属管59で基本的に構成されるいわゆる全金属式の加熱ロッド11を備えている。したがって、この金属管59は、外周と呼ぶことができる金属管であり、少なくとも1つの電気抵抗69を加熱することができる電流によって電力を供給できるよう、電力供給電極12(加熱ロッドそのものの一体の一部分を形成するものとは見なされない)を受け入れており、電気抵抗69が、金属管59内で電極12の遠位端に配置されており、加熱ロッド11の遠位端の加熱を(ジュール効果によって)生じさせることができる。電極12は、金属管59の特定の長さについて、金属管59内へと延びており、挿入された絶縁材料64によって金属管59から絶縁されている。電極12は、軸方向に延びて加熱ロッド11の近位端38を過ぎて突き出している。電極12は、電力供給コネクタ98へと接続された近位端97を有している。この加熱ロッド11が、プラグ本体13に収容され、プラグ本体13は、この目的のために収容ハウジング14を形成している。
加熱ロッド11は、主軸41(プラグ本体13、収容ハウジング14、およびプラグ本体13の外壁42のねじ山付きの部分43の軸でもある)に従って長手方向に延びており、前記ねじ山付きの部分が、エンジンのシリンダヘッドを貫く雌のねじ山付きの穴にグロープラグを取り付けることができるように構成および意図されている。本明細書の全体を通して、用語「軸方向(axial)」および「半径方向(radial)」ならびにこれらの派生語は、主軸41を基準にしている。
プラグ本体13、その外壁42、収容ハウジング14、および収容ハウジング14を定めるプラグ本体13の内壁44は、好ましくは主軸41を中心にして回転対称であるが、そのような回転対称に従わない任意の他の形状も考えられる。したがって、プラグ本体13は、収容ハウジング14を形成している遠位端において、主軸41に対して筒形(回転対称であり、あるいは回転対称でなく、すなわちその基本が必ずしも円形でない)の内壁44を有する管45の形態である。この管45は、プラグ本体13の遠位端を形成する断頭円錐形のワッシャ47によって閉じられた遠位端46を有している。このように、収容ハウジング14は、断頭円錐形のワッシャ47から近位方向へと軸方向に延びている。
加熱ロッド11は、ワッシャ47の中央の開口を貫いて遠位方向へとプラグ本体13およびワッシャ47を過ぎて軸方向に延びており、燃焼室の雰囲気へと延びるように意図された遠位部49を有している。さらに、加熱ロッド11は、収容ハウジング14へと延びる近位部50を有している。
収容ハウジング14は、加熱ロッド11の取り付けブシュ48を収容している。この取り付けブシュ48の機能は、加熱ロッド11をプラグ本体13に対してしっかりと固定しつつ、燃焼室の雰囲気の圧力の変化の作用のもとで加熱ロッド11がプラグ本体13に対してわずかに軸方向に平行移動できるようにすることにある。さらに、取り付けブシュ48は、収容ハウジング14に燃焼室の雰囲気に曝されることがない近位領域51が定められるようなやり方で、加熱ロッド11とプラグ本体13との間の非透過性を保証する非透過性の手段15、16を備えている。
取り付けブシュ48は、全体的に見て円筒形である固定リング15を備えており、固定リング15が、半径方向外側を向いた円柱形の壁19を有しており、この壁19が、特に少なくとも1つの周状の溶接部21(管45の厚さを貫くレーザによって実現できる)によって収容ハウジング14の内壁44(半径方向内側を向いている)へと堅固かつ非透過的に固定されている。このようにして、固定リング15の壁19が、収容ハウジング14に面する内壁44への取り付けブシュ48の第1の固定面を形成している。
固定リング15は、固定リング15を軸方向に通過する穴を形成している円柱形の内壁20を有している。固定リング15のこの内壁20の内径は、これに面する加熱ロッド11の近位部50の外径よりも大きく、したがって収容スリーブ16を固定リング15と加熱ロッド11の近位部50との間に挿入するための空間が半径方向に形成されている。
収容スリーブ16は、細い金属管の形態の管状の主要部を有している。この細い金属管は、好ましくは高特性のステンレス鋼であり、150GPaよりも大であり、特に200GPa程度であるヤング率と、600MPaよりも上であり、例えば800MPa程度である弾性限界と、少なくとも300MPaであり、例えば400MPa程度である疲労強度(サイクル数が無限である最大応力)とを、特に有している。例えば、17−4PHステンレス鋼またはインコネル鋼である。
収容スリーブ16の管状の主要部は、加熱ロッド11の近位部50に接触し、少なくとも1つの周状の溶接部23(特に、図1に示される例では、周状の溶接部の2つの隅肉)によって近位部50に堅固かつ非透過的に固定されるよう、近位部50の直径(特に、現行の規格によれば、典型的には4mmである)に相当する内径を有する円柱形の内壁22(半径方向内側を向いている)を有している。このようにして、加熱ロッド11の近位部50の周囲に堅固かつ非透過的に固定された収容スリーブ16の壁22が、取り付けブシュ48を加熱ロッド11に固定するための第2の面22を形成している。
収容スリーブ16の管状の主要部は、半径方向外側を向いており、すなわち固定リング15の内壁20に面している周状の円柱形の壁52を有している。特に0.2mm程度であるきわめて小さいすき間が、収容スリーブ16の固定リング15に対する軸方向の平行移動を可能にするために、これらの円柱形の向かい合う壁52、20の間に半径方向に生成されている。収容スリーブ16は、特に少なくとも1つの周状の溶接部39によって収容リング15の遠位端25に堅固かつ非透過的に固定された遠位端24を有している。
収容スリーブ16の遠位端24が、収容リング15の遠位端25の周囲を通過する上向き部26を形成するように、外側および近位側に向かって上方へと曲げられており、この上向き部26が、前記周状の溶接部39によって固定リング15の半径方向外向きの壁19の遠位端へと堅固かつ非透過的に固定される近位端部分40を有している。好ましくは、固定リング15の壁19のこの遠位端の半径方向外向きの面に、上向き部26の近位端部分40をあらゆる余分な厚さを回避すべく受け入れるための周状の凹所が形成される。上向き部26のこの近位端部分40は、上向き部26が180°である場合に、近位側から収容スリーブ16の前記管状の主要部に対して平行に延びる端部外周の管状リング40を形成する。一変形(図示されていない)においては、上向き部26を、収容スリーブ16の管状の主要部に対して180°ではなく、180°よりも大きく、あるいは180°よりも小さい上向き部の角度に従って形成してもよいことに、注意すべきである。しかしながら、(収容スリーブ16の管状の主要部に対する上向き部26の)上向き部角度は、120°よりも大きく、240°よりも小さい。この近位端部分40(特に、端部管状リング40)の軸方向の高さは、収容スリーブ16の管状の主要部の軸方向の高さよりも小さく、特に収容スリーブ16の管状の主要部の軸方向の高さよりもはるかに小さい。換言すると、上向き部26の近位端が、収容スリーブ16の管状の主要部の近位端に対して遠位側からずらされている。
例えばプレスによって実現することができるこの上向き部26は、収容スリーブ16の管状の主要部と近位側の上向きの端部40との間に、湾曲接続部80を有しており、この湾曲接続部が、半径方向の平面において、特に円弧であり、好ましくは半円またはU字(接続部80がトーラスの半分の全体形状である)であり、あるいは管状の主要部に鑑みるとJ字形である全体形状にて湾曲しており連続的な曲率を有している部位を有している。変種として、例えば楕円などの一部分の全体的形状の曲率が一定でない断面を有する接続部80を設けてもよい。
このようにして、この上向き部26が、曲がりにおける弾性を有する収容スリーブ16の端部を形成し、加熱ロッド11の固定リング15(したがって、プラグ本体13)に対する軸方向の平行移動を充分に大きな振幅の範囲まで可能にし、収容スリーブ16を形成する材料およびその厚さの適切な選択によって比較的低い値へと調節することができる所定の剛性係数K1によって加熱ロッドを軸方向の平行移動にて弾性的に引っ込めることを可能にする。好ましくは、上向き部26を含む収容スリーブ16は、例えば0.35mm程度のほぼ一定の厚さを有する。
収容スリーブ16の遠位端の上向き部26が多数の利点を有することに、注意すべきである。詳しくは、そのような上向き部26は、プレスによって簡単に実現することが可能である。収容スリーブを、加熱ロッド11を傷める恐れなく加熱ロッド11の近位端から挿入することができる。変形が生じるときに、上向き部26における応力が、燃焼室の腐食性の雰囲気に曝されることがない近位側において最大値になる。特に0.35mm程度である比較的大きな厚さにもかかわらず、加熱ロッド11の比較的大きな移動を可能にする比較的小さい弾性率が得られる。さらには、プラグ本体13の遠位端において、加熱ロッド11とプラグ本体13との間に、寸法が小さく、したがって熱抵抗が小さい熱伝導部材を実現することが可能になる。
収容スリーブ16の管状の主要部は、固定リング15の長さの全体を軸方向に通過し、固定リング15の近位端28をわずかに過ぎて延びている。互いに面する円柱形の壁52、20および両者を隔てる小さなすき間(典型的には、0.2mm程度)ならびに収容スリーブ16および固定リング15を形成する材料(金属製であって、熱伝導性である)が、収容スリーブ16および固定リング15のレベルにおいて、加熱ロッド11の近位部50とプラグ本体13との間の半径方向の熱の交換を促進する。換言すると、半径方向の熱の架け橋が、収容スリーブ16および固定リング15によって実現される。結果として、特に、後述される荷重検出スリーブ17など、収容スリーブ16および固定リング15よりも近位側を過ぎた収容ハウジング14内の要素が、加熱ロッド11および燃焼室の高い温度にあまり曝されない。
収容スリーブ16の近位端27が、全体として管状であって収容スリーブ16を延長するかたちで軸方向に加熱ロッド11の金属管59の(4mmに等しいより大きな直径の)近位部50の周囲を完全に延びている荷重検出スリーブ17の遠位端32に当接している。荷重検出スリーブ17は、軸41を中心とする回転対称を有しており、加熱ロッド11および収容ハウジング14と同軸である。荷重検出スリーブ17は、近位側における軸方向の取り付けのために、ブシュ48に軸方向に直接隣接している。
荷重検出スリーブ17は、図1に示されている実施形態においては、少なくとも1つの周状の溶接部53によって収容スリーブ16の周壁に堅固に固定された遠位リング31を備えている。この遠位リング31が、収容スリーブ16の近位端27へと取り付けられ、近位端には加熱ロッド11(より正確には、加熱ロッド11の金属管59)の周壁との半径方向のすき間を有している。
遠位リング31の遠位端32が、収容スリーブ16を介して加熱ロッド11(より正確には、加熱ロッド11の金属管59)へと堅固に接続された荷重検出スリーブ17の第1の軸方向の端部を形成している。したがって、荷重検出スリーブ17のこの遠位端32が、軸41に従った加熱ロッド11の移動によって、少なくとも近位方向に(さらには、図示の実施形態においては両方向に)駆動され、軸方向に平行移動する。
荷重検出スリーブ17のこの遠位端32は、加熱ロッド11の軸方向の移動の際に固定リング15に対する制限ストッパとなることがないように、固定リング15の近位端28から軸方向に離れている。しかしながら、遠位リング31の遠位端32は、荷重検出スリーブ17が近位側において固定リング15の直上に位置するよう、可能な限り固定リング15の近くに位置する。
遠位リング31の上方(近位側)に、圧電材料からなる第1のワッシャ33が位置し、ワッシャ33の上方に、導電性材料からなる中央ワッシャ34が位置し、中央ワッシャ34の上方に、圧電材料からなる第2のワッシャ35が位置し、ワッシャ35の上方に、近位リング36が位置している。
このようなやり方で重ねられた荷重検出スリーブ17の種々のリングおよびワッシャ31、33、34、35、36は、少なくともほぼ同じ内径を有しており、そのような内径は、加熱ロッド11の金属管59に接触することがないよう、加熱ロッド11の金属管59の外径よりもわずかに大きい。荷重検出スリーブ17の種々のリングおよびワッシャ31、33、34、35、36の半径方向の厚さは、圧電ワッシャ33、35に生じる軸方向の圧縮応力を検出することが可能でありながら、(4mmの外径を有する)加熱ロッド11の金属管59の近位部50の周囲で収容ハウジング14に収容できるように、可能な限り小さい。典型的には、圧電ワッシャ33、35の半径方向の厚さは、1mm程度である。
荷重検出スリーブ17の近位リング36は、荷重検出スリーブ17の第2の軸方向の近位端も構成する近位端37を有している。図1に示されている実施形態において、荷重検出スリーブ17の近位端37は、加熱ロッド11の近位端38を近位側に過ぎており、加熱ロッド11が、荷重検出スリーブ17を軸方向に完全に通過してはいない。しかしながら、荷重検出スリーブ17が、電力供給電極12の周囲を完全には延びておらず、収容ハウジング14において可能な最も遠位側かつ取り付けブシュ48(収容ハウジング14の遠位端に位置する)の近位側の位置にあることに、注意すべきである。
荷重検出スリーブ17の近位リング36は、遠位リング31、中央ワッシャ34、および圧電ワッシャ33、35の半径方向の厚さよりもわずかに大きい半径方向の厚さを有している。細い金属製の接続管18が、荷重検出スリーブ17の周囲を近位リング36から遠位側へと固定リング15まで延びている。したがって、この接続管18は、荷重検出スリーブ17と収容ハウジング14の内壁44との間に介装されている。接続管18は、少なくとも1つの周状の溶接部54によって荷重検出スリーブ17の近位リング36に堅固に固定された近位端30と、少なくとも1つの周状の溶接部55によって固定リング15の近位端28に(好ましくは、余分な厚さを避けるべく固定リング15の近位端28の壁19に半径方向外向きに形成された凹所に)堅固に固定された遠位端29とを有している。荷重検出スリーブ17の近位リング36の余分な半径方向の厚さゆえ、一方、すなわち荷重検出スリーブ17の圧電ワッシャ33、35、ワッシャ34、および遠位リング31と、他方、すなわち接続管18との間に、半径方向のすき間が形成される。同様に、接続管18は、接続管18の半径方向外向きの円柱形の壁と、これに面するプラグ本体13の収容ハウジング14の内壁44との間に、接続管18の軸方向の全長にわたって半径方向のすき間が形成されるよう、充分に細い。したがって、接続管18がプラグ本体13に接触することがない。
このようにして、接続管18が、荷重検出スリーブ17の近位端37を固定リング15へと接続し、したがってプラグ本体13へと接続する。しかしながら、この接続は、荷重検出スリーブ17の近位端37の支持点を固定リング15へと移すため、荷重検出スリーブ17に生じる圧縮応力は、実際のところ、収容スリーブ16に接している加熱ロッド11の近位部50と固定リング15との間に加熱ロッド11の軸方向の移動によって生じるせん断荷重を表わす。また、荷重検出スリーブ17の2つの軸方向の端部が、少なくともほぼ半径方向に互いに面する領域において加熱ロッド11(より正確には、加熱ロッド11の金属管59)およびプラグ本体13にそれぞれ位置するため、荷重検出スリーブ17によってもたらされる信号が、後述のように接続管以外のシリンダヘッド、プラグ本体13、または他の中間の部材の変形によって乱されることがない。
きわめて細い接続管18は、遠位方向に荷重検出スリーブ17の近位端37を引っ張る軸方向のけん引にいくらかの弾性を有しており、接続管18を形成する材料および接続管18の寸法を適切に選択することによって調節することができる値の所定の剛性係数K2を有する。例えば、接続管18は、高い特性を有するステンレス鋼から選択される材料で形成され、その厚さ(外壁の半径と内壁の半径との間の差)が、0.2mm程度である。接続管18は、好ましくは高特性のステンレス鋼であり、150GPaよりも大であり、特に200GPa程度であるヤング率と、600MPaよりも上であり、例えば800MPa程度である弾性限界と、少なくとも300MPaであり、例えば400MPa程度である疲労強度(破損なしでのサイクル数が無限である最大応力)とを有している。例えば、17−4PHステンレス鋼またはインコネル鋼である。
図に示されている実施形態においては、接続管18の近位端30が、荷重検出スリーブ17の近位リング36の近位端37の外側に単純に溶接されている。この剛性係数K2の適切な値を得るために、収容スリーブ16の遠位端の上向き部26と同様に、接続管18の近位端30から荷重検出スリーブ17の近位リング36への接続に、内部へと向かって上向き部を形成する折り曲げ部を設けることが可能であり、遠位側においてこの上向き部が荷重検出スリーブ17の近位端37の周囲を延びてよいことに、注意すべきである。本発明によるプラグの全体的な機能の運動学が、図8の図に示されている。
接続管18は、中央ワッシャ34の外面へと溶接されて近位側に延びる電気接続ピン57を通すことができるよう、接続管18の近位端30から荷重検出スリーブ17の中央ワッシャ34までの接続管18の高さの一部について、接続管18の厚さの全体を貫いて形成された少なくとも1つの開口56も有している。この電気接続ピン57は、圧電ワッシャ33、35によって生成される信号を、荷重検出スリーブ17によってもたらされる信号を処理するための電子回路90へと近位側に伝達することを可能にする。
電気接続ピン57は、図11〜13に示されている多層バンドの全体的形態の可撓コネクタ71の遠位端に形成される。このコネクタ71は、好ましくは曲げにおいて柔軟である絶縁材料からなる支持層72を備えており、加熱ロッドの主軸41の半径方向外側を向いている支持層72の第1の面73が、信号線74を保持している。信号線は、前記第1の面73上に位置して支持層72の遠位端75と荷重検出スリーブ17がもたらす信号を処理するための電子回路90との間をコネクタに沿って長手方向に延びている金属製(例えば、銅製)の電路で形成されており、前記電子処理回路90が、第1の面73の近位端部分に保持されている。信号線74は、半径方向において加熱ロッドの主軸41に面している第2の面79(すなわち、支持層72の第1の面73の反対側の面)に適用された端部スタッド78へと、支持層72の厚さを貫いて形成されて支持層72の遠位端75に位置する導電ブシュ77を介して接続されている。ブシュ77は、例えば導電接着剤76で満たされている。導電性材料(例えば、面79に付着させた銅)からなるこのスタッド78は、荷重検出スリーブ17によってもたらされる電気信号が信号線74によって電子処理回路90へと伝えられるように、中央ワッシャ34へと(溶接または導電接着剤によって)接続されている。
信号線74の幅は、第1の面73の中央部において、第1の面73の幅の一部にのみ広がっている。さらに、第1の面73は、信号線74の周りに周囲の遮蔽を形成するために、この第1の面73に沿って信号線74の各側およびブシュ77の周囲を延びている2つの導電接地線81を保持している。例えば、各々の導電接地線81は、第1の面73に付着した導電性材料(例えば、銅)からなる電路の形態であり、例えば電子処理回路90のレベルにおいてプラグ本体の電気接地へと接続されている。好都合には、絶縁体の層83が、対面するプラグ本体の内壁とのすべての接触を避けるために、前記第1の面73が保持する各々の導電路(信号線74および接地線81)を覆っている。この層83は、第1の面73を完全に覆う絶縁ワニスの層の形態であってよい。
加熱ロッドの主軸41に向かって半径方向内側を向いている支持層72の前記第2の面79は、導電接地層82を保持している。この導電接地層82は、例えば、少なくともほぼ第2の面79の全幅に従って第2の面79に付着し、例えば電子処理回路90のレベルにおいてプラグ本体の電気接地へと接続された導電性材料からなる幅広い電路の形態であってよい。支持層72の幅および可撓コネクタ71全体の1つの幅は、主軸41からずらされており、収容ハウジングの直径ではない弦に従って延びている。さらに、支持層72の幅、したがって導電接地層82の幅は、可能な限り大きく、特に信号線74の幅よりも大きく、プラグ本体内に形成される円柱形の収容ハウジングの半径よりも大きい。このやり方で、このようにして形成される遮蔽の効率が最適化される。
導電接地層82は、スタッド78との電気的接触を避けるために、スタッド78から離れた遠位端85において中断されている。好ましくは、導電接地層82が、遠位側において、荷重検出スリーブ17の近位リング36を過ぎて延びることがない。導電接地層82の遠位端85は、(溶接または導電接着剤)によって荷重検出スリーブ17の近位リング36に接続されている。
このようにして、導電接地層82は、(半径方向において)加熱ロッド11の電力供給電極12(軸心が主軸41上に位置している)と荷重検出スリーブ17の電気信号を伝達するための信号線74との間に介装され、あらゆる静電結合を防止する電気的遮蔽として機能する。すなわち、導電接地層82が、加熱ロッドの電力供給の接続および信号線74に沿って長手方向に延び、主軸41と信号線74との間に配置されている。
このように、信号線74は、すべての側において、接地に接続された導電性の遮蔽によって囲まれており、前記導電接地層82が、内側において遮蔽を形成し、接地導電線82が、前記周辺の側方の遮蔽を形成し、金属製のプラグ本体が、外側において遮蔽を形成している。このように形成された多層の可撓コネクタ71が、プラグ本体内で荷重センサ17とプラグ本体13の近位部84との間を延びるセンサリンク71と呼ばれる電気的接続を構成し、このセンサリンク71が、完全に遮蔽されている。
電子処理回路90は、好都合には、プラグ本体の近位側の出力端子に荷重検出スリーブ17によってもたらされる信号(したがって、シリンダ圧力)を表わす電圧を供給するために適している。この回路90は、電荷増幅集積回路の形態であってよい。したがって、本発明によるグロープラグは、工場において製造、設定、調節、および保証でき、任意のエンジンにおいてすぐに使用できる状態で供給できる独立かつ自立したユニットを構成する。
さらには、プラグ本体13が、互いに軸方向に延びるように堅固に組み立てられる複数の別個の金属管で構成され、すなわち近位側の金属管95が、遠位側の金属管45によって軸方向に延長される。特に、近位側の管95が、電子信号処理回路90およびグロープラグの種々のコネクタを収容するプラグ本体13の近位部84を形成している。グロープラグをエンジンのシリンダヘッドに取り付けるためのねじ山付きの部位43が、この近位側の金属管95の外壁に形成されている。
遠位側の管45は、近位側の管95よりも小さい厚さ(外径と内径との間の差)を有している。近位側の管95は、遠位端に、遠位側の管45の近位端を受け入れるための凹所を形成している外壁の収縮96を有している。好ましくは、この受け入れ用の収縮96は、近位側の管95および遠位側の管45の外壁が2つの管45、95の継ぎ目において互いに連続的であり、近位側の管95および遠位側の管45の両者が同じ外径を有するように、遠位側の管45の厚さに一致する厚さを有している。遠位側の管45および近位側の管95は、端部同士を突き合わせてレーザ溶接によって互いに接合される。
遠位側の管45は、第1の金属合金で製作され、近位側の管95は、第2の金属合金で製作され、遠位側の管45を形成している第1の金属合金は、近位側の管95を形成している第2の金属合金よりも優れた機械的特性を有している。より詳しくは、好都合には、本発明によれば、遠位側の管45を形成している第1の金属合金が、近位側の管95を形成している第2の金属合金よりも高い弾性限界を有している。特に、好都合には、本発明によれば、前記金属合金が、近位側の管95と遠位側の管45との間の厚さの減少を補償しつつ、機械的特性(特に、弾性限界)の連続性をもたらすように選択される。好都合には、本発明によれば、遠位側の管45と近位側の管95との間の厚さの差が、Y1×S1=Y2×S2のようであり、ここでY1は、近位側の管を形成している金属合金の弾性限界であり、S1は、近位側の管の前記厚さによって形成される断面であり、Y2は、遠位側の管を形成している金属合金の弾性限界であり、S2は、遠位側の管の前記厚さによって形成される断面である。
例えば、前記遠位側の管45を形成している第1の金属合金が、150GPaよりも大であり、特に200GPa程度であるヤング率と、600MPaよりも上であり、例えば800MPa程度である弾性限界と、少なくとも300MPaであり、例えば400MPa程度である疲労強度(破損なしでのサイクル数が無限である最大応力)とを特に有している高特性のステンレス鋼である。例えば、17−4PHステンレス鋼またはインコネル鋼であってよい。好都合には、前記近位側の管95を形成している第2の金属合金が、例えば150MPa程度の弾性限界を有する高速加工用のステンレス鋼であってよい。
減少された厚さの遠位側の管45は、特に、同じ外径および基本的に不変のプラグ本体13のユニットの機械的特性において、前記収容ハウジング14を形成するための利用可能な内部空間を増やすことを可能にする。
好ましくは、少なくとも荷重検出スリーブ17が少なくとも1つの圧電ワッシャ33、35を備えているこの実施形態において、圧電ワッシャ33、35が、燃焼室の圧力が低い場合など、加熱ロッド11の軸方向の位置にかかわらず、各々の圧電ワッシャ33、35が(あらかじめ応力が加わっている上向き部26および接続管18の弾性的な引き込みK1およびK2によって)常に圧縮されていることを確実にするために、例えば100N程度の軸方向の圧縮のあらかじめの荷重にて組み立てられる。結果として、荷重検出スリーブ17が、加熱ロッド11がプラグ本体13に対して軸方向に変位する際に荷重検出スリーブ17へと加わる軸方向の圧縮応力の変化を表わす信号をもたらす。このあらかじめの軸方向の圧縮荷重を、接続管18の遠位端29について固定リング15の近位端28への周状の溶接55を実行する瞬間に、固定リング15(外側に向かって延びており遠位側に面している段部58を有している)と接続管18の近位端30との間に軸方向の圧縮荷重を作用させることによって、得ることができる(図3)。
図2〜5が、本発明の第1の実施形態によるグロープラグを製造するためのプロセスの種々の段階を示している。
第1に、収容スリーブ16が、周状の溶接によって加熱ロッド11の周囲に固定され、次いで固定リング15が、収容スリーブ16の周囲に挿入され、周状の溶接によって上向き部26において収容スリーブ16の周囲に固定される。次いで、荷重検出スリーブ17が、収容スリーブ16の近位端に当接するまで、加熱ロッド11の近位端38を介して導入される(図2)。荷重検出スリーブ17の遠位リング31について、収容スリーブ16への周状の溶接53が実行される。次いで、接続管18が、荷重検出スリーブ17の周囲に、加熱ロッド11の近位端38を介して導入される。次いで、接続管18の近位端30について、荷重検出スリーブ17の近位端37への周状の溶接が実行される。次いで、軸方向の圧縮(100N程度)にて、固定リング15の近位端28への接続管18の遠位端29の周状の溶接が実行される(図3)。その後に、加熱ロッド11の電気的接続(電極12による)および荷重検出スリーブ17の電気的接続(ピン57による)が実行され、グロープラグの近位部の種々の構成要素(図4)が組み付けられる。次いで、収容ハウジング14を形成しているプラグ本体13の遠位側の管45が、加熱ロッド11の遠位端から挿入され、次いで断頭円錐形の遠位端のワッシャ47が挿入され、全体が周状の溶接によって固定される(図5)。
シリンダの圧力が高まるとき、加熱ロッド11が近位方向への平行移動にてわずかに軸方向に移動し、これによって荷重検出スリーブ17が圧縮され、荷重検出スリーブ17の圧電ワッシャ33、35が、この圧縮を表わす電荷をもたらす。
収容スリーブ16の遠位端の上向き部26が、剛性係数K1に従って、シリンダの圧力に逆らって遠位側へと加熱ロッド11を引き戻す。この引き戻しが、同じ圧力増加の値において、荷重検出スリーブ17に加わる圧縮応力を小さくすることを可能にし、したがって荷重検出スリーブ17の動作範囲を広くする。また、接続管18に加わる応力を抑えることも可能にする。
剛性係数K2による接続管18の弾性が、一方では、同じシリンダ圧力において荷重検出スリーブ17に加わる荷重を減らすことを可能にし、他方では、上向き部26に加わる圧縮応力を減らすことを可能にする。剛性係数K2の値が大きいほど、(同じシリンダ圧力において)荷重検出スリーブ17に加わる応力が大きくなる。また、剛性K2による接続管18の弾性は、充分な厚さ(特に、0.35mm程度)の非透過膜(上向き部26によって形成される)を、この非透過膜を異なる熱膨張の作用のもとでの過度な応力(膜の塑性変形または劣化を生じさせる恐れがある)に曝すことを回避しつつ、この不透過膜を介した熱伝導による熱量の良好な除去に都合よく保持することも可能にする。
また、接続管18および収容スリーブ16が、同じ材料または同じ熱特性を有する材料で製作される場合、これが温度の関数としての剛性係数K1およびK2の変化を補償する。好都合には、本発明によれば、接続管18および収容スリーブ16が、ステンレス鋼から選択され、好ましくは高特性の(特に、高い弾性限界および高い疲労強度の)ステンレス鋼から選択される同じ材料で構成される。特に、好都合には、本発明によれば、接続管18および収容スリーブ16が、150GPaよりも大であり、特に200GPa程度であるヤング率と、600MPaよりも上であり、例えば800MPa程度である弾性限界と、少なくとも300MPaであり、例えば400MPa程度である疲労強度(破損なしでのサイクル数が無限である最大応力)とを特に有している高特性の同じステンレス鋼で製作される。例えば、どちらも17−4PHステンレス鋼またはインコネル鋼である。
2つの剛性係数K1およびK2の選択は、このようにして形成される機械系の通過帯域を、例えば10kHzよりも高い軸方向の振動による第1の固有モード(基本または固有周波数)を有するように調節することを可能にする。例えば、K1=K2≒40N/μmにて良好な結果を得ることが可能である。
上述のように、加熱ロッド11または電力供給電極12の変形の固有モードあるいはプラグ本体13またはシリンダヘッドの変形によって乱されることなくシリンダ圧力を完璧に信頼できかつ正確な様相で表わす信号をもたらす荷重センサが組み込まれた標準的な寸法のグロープラグが得られる。実際に、荷重検出スリーブ17が170℃を超える温度に曝されることがないことが注目される。
図7に示されている第2の実施形態においては、加熱ロッド11’が、単純な金属管の形態ではなく、加熱ロッド11’の周壁および加熱ロッド11’の4mmに等しい直径の断面を形成する外周の金属管61へと設置され(さらにろう付けによって固定され、あるいは突っ張りによって固定され、すなわち弾性的な半径方向の応力が残るように押し込まれ)たセラミック棒60の形態である。外周の金属管61は、軸方向に関して、収容ハウジング14内を延びているだけでなく、ワッシャ47およびプラグ本体13を過ぎて延び、加熱ロッド11’の遠位部の一部を形成している。セラミック棒60は、近位端および遠位端の両方において、外周の金属管61を過ぎて軸方向に延びている。さらに、セラミック棒60は、それ自身は公知のやり方で、電流が供給されてジュール効果によって加熱する抵抗成分が取り入れられている。
次いで、やはり荷重検出スリーブ17が、軸方向において固定リング15(したがって、取り付けブシュ48)の近位側に直接隣接する収容ハウジング14内の可能な限り最も遠位側の位置で、加熱ロッド11’の周囲を延びており、すなわち金属管61の近位部63およびセラミック棒60の近位部62の周囲を延びている。この第2の図示の実施形態においては、荷重検出スリーブ17が、加熱ロッド11’の外周の管61の近位端をわずかに過ぎて延びている。しかしながら、近位側において、荷重検出スリーブ17は、セラミック棒60の近位端で構成される加熱ロッド11’の近位端を過ぎて延びているわけではない。そのような加熱ロッドの電力供給は、セラミック棒60の近位端の周囲に巻き付けられて電気的に接触する導電ワイヤの巻線70として実現される。他の点では、第2の実施形態は、第1の実施形態と同一である。
上述のように、本発明は、金属管59の形態の加熱ロッド11にも、外周の金属管61に設置されたセラミック棒60の形態の加熱ロッド11’にも適合する。
図6が、本発明によるグロープラグにおいて使用することができる荷重センサスリーブ67の変形の実施形態を示している。この変形においては、荷重センサスリーブ67が、圧電ワッシャを備えるのではなく、少なくとも1つのひずみゲージ65(電気抵抗が変形の関数として変化するくねくねと曲がった配線)を備えており、ひずみゲージ65の端子68および66が、上述のピン57と同様の電気接続ピンへと接続される。この変形の実施形態においては、荷重センサスリーブ67が、軸方向の圧縮および引っ張りにおいて同様に上手く機能することができる。
本発明は、上述および図示した実施形態に関して、多数の変形が可能である。例えば、荷重検出スリーブ17が、圧電ワッシャを1つだけ備えても、あるいは2つ以上の圧電ワッシャを備えてもよく、荷重検出スリーブ17の近位端を加熱ロッドへと直接溶接してもよい、などである。また、加熱ロッドへと接続される荷重検出スリーブの軸方向の端部が(遠位端ではなくて)近位端であって、荷重検出スリーブの遠位端がプラグ本体に接続されてもよい。溶接は、レーザ溶接または他の方法で実施することが可能である。
11 加熱ロッド
11’ 加熱ロッド
12 電力供給電極
13 プラグ本体
14 収容ハウジング
15 固定リング
16 収容スリーブ
17 荷重検出スリーブ
18 金属製の接続管
19 円柱形の壁
20 円柱形の内壁
21 周状の溶接部
22 収容スリーブの壁の第2の面
23 周状の溶接部
24 収容スリーブの遠位端
25 収容リングの遠位端
26 収容スリーブの遠位端の上向き部
27 収容スリーブの近位端
28 固定リングの近位端
29 接続管の遠位端
30 接続管の近位端
31 遠位リング
32 第1の軸方向の端部
33 ワッシャ
34 中央ワッシャ
35 第2のワッシャ
36 近位リング
37 第2の軸方向の端部
38 加熱ロッドの近位端
39 周状の溶接部
40 収容スリーブの遠位端の上向き部の近位端部分
41 加熱ロッドの主軸
42 プラグ本体の外壁
43 プラグ本体の外壁のねじ山付き部分
44 収容ハウジングの内壁
45 遠位側の金属管
46 管の遠位端
47 ワッシャ
48 取り付けブシュ
49 加熱ロッドの遠位部
50 外周金属管の近位部
51 収容ハウジングの近位領域
52 円柱形の壁
53 周状の溶接部
54 周状の溶接部
55 周状の溶接部
56 接続管の開口部
57 ピン
58 固定リングの段部
59 外周の金属管
60 セラミック棒
61 外周の金属管
62 セラミック棒の近位部
63 外周金属管の近位部
64 絶縁材料
65 ひずみゲージ
66 ひずみゲージの端子
67 荷重検出スリーブ
68 ひずみゲージの端子
69 電気抵抗
70 導電ワイヤの巻線
71 可撓コネクタ
72 支持層
73 支持層の第1の面
74 信号線
75 支持層の遠位端
76 導電接着剤
77 ブシュ
78 端部スタッド
79 支持層の第2の面
80 湾曲接続部
81 導電接地線
82 導電接地層
83 絶縁体の層
84 プラグ本体の近位部
85 導電接地層の遠位端
90 電子処理回路
95 近位側の金属管
96 外壁の収縮
97 電極の近位端
98 電力供給コネクタ

Claims (12)

  1. グロープラグであって、
    外周の金属管(59、61)を備えている加熱ロッド(11、11’)であって、当該加熱ロッドの電力供給接続部が備えられた近位端(38)と呼ばれる端部を有している加熱ロッド(11、11’)と、
    前記加熱ロッドを受け入れる収容ハウジング(14)と呼ばれるハウジングを形成しているプラグ本体(13)であって、前記加熱ロッドの遠位部が当該プラグ本体を過ぎて軸方向に延びて突出するプラグ本体(13)と、
    前記加熱ロッドを前記収容ハウジング(14)内に取り付けるための取り付け装置(48)であって、
    前記加熱ロッドの前記プラグ本体に対する軸方向の平行移動を可能にし、かつ
    当該グロープラグを受け入れるエンジンの燃焼室の雰囲気に曝されることがない前記収容ハウジングの近位領域(51)を定めるようなやり方で、前記加熱ロッドと前記プラグ本体との間の非透過性を保証するように構成された取り付け装置(48)と、
    前記収容ハウジングの前記近位領域に全体が位置する荷重検出スリーブ(17、67)であって、管状であり、
    前記加熱ロッドが前記プラグ本体の中へと再び進入しようとする近位方向と呼ばれる少なくとも一方向の前記加熱ロッドの移動によって駆動されて軸方向に平行移動するように前記加熱ロッドへと接続される第1の軸方向の端部(32)と、
    前記加熱ロッドの前記プラグ本体に対する軸方向の平行移動によって当該荷重検出スリーブに軸方向の圧縮および/または引張応力が生じるようなやり方で前記プラグ本体へと接続される前記第1の軸方向の端部の反対側の第2の軸方向の端部(37)と
    を有している荷重検出スリーブ(17、67)と
    を備えるグロープラグであり、
    前記管状の荷重検出スリーブ(17、67)が、やはり前記収容ハウジング(14)の前記近位領域(51)に位置する前記加熱ロッド(11、11’)の外周の金属管(59、61)の近位部(50、63)と呼ばれる部位の周囲に延びており、該管状の荷重検出スリーブ(17、67)が、前記取り付け装置(48)に軸方向の近位側において直接隣接していることを特徴とするグロープラグ。
  2. 前記加熱ロッド(11’)が、外周の金属管(61)に設置されたセラミック棒(60)で形成されており、前記荷重検出スリーブ(17、67)が、前記加熱ロッドの前記外周の金属管の近位部(63)の周囲に延びていることを特徴とする請求項1に記載のグロープラグ。
  3. 前記加熱ロッド(11)が、基本的に金属管の形態であり、前記荷重検出スリーブ(17、67)が、該金属管の近位部(50)の周囲に延びていることを特徴とする請求項1に記載のグロープラグ。
  4. 前記取り付け装置が、前記収容ハウジング(14)内かつ前記加熱ロッドの前記外周の金属管(59、61)の前記近位部(50、63)の周囲に取り付けられた取り付けブシュ(48)を備えており、前記荷重検出スリーブ(17、67)が、前記取り付けブシュ(48)によって保持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のグロープラグ。
  5. 前記取り付けブシュ(48)が、前記収容ハウジング(14)に面している内壁(44)へと堅固かつ非透過的に固定される第1の固定面(19)と、前記加熱ロッドの前記近位部(50、63)の周囲に堅固かつ非透過的に固定される第2の固定面(22)とを有しており、前記取り付けブシュの前記第1および第2の固定面(19、22)が、少なくとも部分的に半径方向において互いに面していることを特徴とする請求項4に記載のグロープラグ。
  6. 前記荷重検出スリーブ(17、67)が、前記加熱ロッドの前記近位端に向かって、前記取り付けブシュ(48)の前記固定面(19、22)を過ぎて軸方向に延びていることを特徴とする請求項5に記載のグロープラグ。
  7. 前記荷重検出スリーブの前記第1の軸方向の端部(32)が、該荷重検出スリーブの遠位端であり、該荷重検出スリーブの前記第2の軸方向の端部(37)が、該荷重検出スリーブの近位端であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のグロープラグ。
  8. 前記取り付けブシュ(48)が、前記荷重検出スリーブ(17、67)を囲みつつ該荷重検出スリーブの前記第2の軸方向の端部(37)を前記第1の固定面(19)へと接続する接続管(18)を備えていることを特徴とする請求項7に記載のグロープラグ。
  9. 前記取り付けブシュ(48)が、前記第2の固定面(22)を形成する前記加熱ロッドを受け入れるための収容スリーブ(16)と、前記第1の固定面(19)を形成する固定リング(15)とを備えており、前記収容スリーブ(16)が、前記固定リングにおいて案内されて軸方向に平行移動し、該収容スリーブが、前記固定リングの遠位端(25)に接続されていることを特徴とする請求項4〜8のいずれか一項に記載のグロープラグ。
  10. 前記接続管(18)が、前記固定リングの近位端(28)へと接続されていることを特徴とする請求項8または9に記載のグロープラグ。
  11. 前記荷重検出スリーブ(17、63)が、管状のブロックの形態であり、前記加熱ロッド(11、11’)が、前記取り付けブシュ(48)を完全に、前記荷重検出スリーブ(17、63)の少なくとも途中まで、軸方向に通過していることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のグロープラグ。
  12. 前記荷重検出スリーブが、圧電材料からなる少なくとも1つのワッシャを備えていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のグロープラグ。
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