JP2012131379A - リヤシート用ヘッドレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】後突時でのヘッドレストの回動防止が溶着による取付け強度にのみ依存し、ヘッドレストの回動を確実に防止できる保証がない。
【解決手段】ブラケットプレート18がシートバックフレームの上部フレーム20Uに溶着されるとともに、上下方向に延びたホルダーブラケット22がその軸線に沿ってブラケットプレートに溶着され、下方に延びた左右一対のステー16aが、ホルダーブラケットに挿通されている。ブラケットプレートの上端部18Uを後方に突出し車体背面に当接させて、車体背面をブラケットプレートの後方の支えとし、その下端部18Lをシートクッション後端下方まで延ばしシートクッション後端に係合させることにより、シートクッションをブラケットプレートの前方の支えとして、車体背面、シートクッションで後突時での曲げモーメントによる衝撃荷重を受けている。
【選択図】図2

Description

本発明は後突などに対する安全機能を向上させたリヤシート用ヘッドレストに関する。
自動車後退時の衝突、あるいは自動車後部への追突等のいわゆる後方衝突(後突)が発生すると着座者の頭部はその慣性力のもとで急激に後傾しようとし、急激な後傾を防ぐために、ヘッドレストがシートバックの上端に設けられている。
通常、ヘッドレストは、下方に延びた左右一対のステー(ヘッドレストステー)が、シートバックフレームの上部フレームに溶着されて上下方向に延びるホルダーブラケットにステーホルダーを介在して昇降可能に挿通された構造となっている。
しかし、シートバックフレームの上部フレーム、ホルダーブラケットはいずれもパイプ材から成形され、それらがクロスに交叉した状態で溶着されるため、溶着面積が少なく、十分な取付け強度を確保することが難しい。
後方衝突(後突)などによってヘッドレストに大きな荷重が加わると、支点となるホルダーブラケットの回りでヘッドレストを後方に回動させる曲げモーメントがヘッドレストに生じ、ホルダーブラケットが変形、またはシートバックフレームの上部フレームから剥離して、ヘッドレストが後方に回動する(後傾する)可能性を否定できない。曲げモーメントは支点からのヘッドレストの距離(高さ)に比例し、ヘッドレストが十分に上昇した位置にあれば、大きなモーメントがヘッドレストに作用することとなる。
リヤシートのヘッドレストにおいても法規制の動きがあり、リヤシート用ヘッドレストの安全機能の向上が望まれ、後突などによる後方への大きな荷重が加わっても、リヤシートのヘッドレストの後方への回動を防止して着座者の頭部を支持する構成が提案されている。
たとえば、ホルダーブラケットを矩形断面の管材から成形し、ホルダーブラケットの軸線方向に沿ってホルダーブラケットと接触する板状のブラケットプレート(支持板)をシートバックフレームの上部フレームとの間に介在させることによって、大きな溶着面積を確保する構成が知られている(たとえば、特開2001−061591号公報、特開2004−261325号公報)。この構成では、ホルダーブラケットは、シートバックフレームの上部フレームに溶着されたブラケットプレートに溶着されている。
また、車体の天井や側壁を利用してヘッドレストの回動を防止する構成も知られている。たとえば、特開2010−208608号公報では、ヘッドレストの左右のステーの下端部をシートバックに回動可能に取付けるとともに正面視U字形状のステー部分を上方に延ばして車両天井に設けたフックに前方から係止させて車両天井、シートバック間にヘッドレストを架設して、後方へのヘッドレストの回動を車両天井のフックによって阻止している。
さらに、車体からシートバック背面に支持片を延ばしてステーを支持する構成も知られている。たとえば、実公平06−001875号公報では、シートフレームの上部フレームが上下に離反した2ヶ所でステーを支持するとともに、車体から延びた支持片が上下の支持箇所の中間位置でステーを支持しており、上下に離反した3ヶ所でステーを支持してヘッドレストの回動を防止している。なお、この公報記載のヘッドレストは上下に昇降しない固定タイプとなっている。
特開2001−061591号公報 特開2004−261325号公報 特開2010−208608号公報 実公平06−001875号公報
ブラケットプレート(支持板)をシートバックフレームの上部フレーム、ホルダーブラケット間に介在させて大きな溶着面積を確保する特許文献1、2の構成では、ヘッドレストの回動防止が溶着による取付け強度にのみ依存し、ヘッドレストの回動を確実に防止できる保証がない。
また、ヘッドレストを車両天井、シートバックに配置して車両天井のフックによってヘッドレストの回動を阻止する特許文献3の構成では、ドライバーシートからの後方視界が妨げられる。さらに、ステーの上方の取付けが着脱可能なフックの係止による支持、下方の取付けが枢支点での支持であり、いずれも溶着のような固定的な取付けでないため、大きな取付け強度が期待できない。
さらに、車体からシートバック背面に支持片を延ばしてステーを支持する特許文献4の構成では、支持片を車体にボルト止め、または、溶着する必要があるとともに、シートバックフレームを逆コ字形状に前方に折曲してシートバック背面に凹所を設けて凹所の開口を支持片の挿通口としており、構成の複雑化が避けられない。
本発明は、溶着による取付け強度にのみ依存することなく、簡単な構成のもとでヘッドレストの回動を確実に防止するリヤシート用ヘッドレストの提供を目的としている。
本発明では、ブラケットプレートがホルダーブラケットとシートバックフレームの上部フレームとの間に介在される構成では、後突時にヘッドレストを回動させるように作用する曲げモーメントは、ブラケットプレートに対しては、その上端部を後方に、その下端部を前方に回動するように作用することに注目している。そして、本発明では、曲げモーメントのもとでブラケットプレートの上下端部に加わる押力を受け、ブラケットプレートの上下端部の動き(上端部の後方への動き、下端部の前方への動き)を阻止することによってヘッドレストの回動を防止している。
すなわち、ブラケットプレートがシートバックフレームの上部フレームに溶着されるとともに、上下方向に延びたホルダーブラケットがその軸線に沿ってブラケットプレートに溶着され、下方に延びた左右一対のステーが、ホルダーブラケットにステーホルダーに挿通されたリヤシート用ヘッドレストにおいて、請求項1に係る本発明によれば、ブラケットプレートの上端部を後方に突出し車体背面に当接させて、車体背面をブラケットプレートの後方の支えとし、請求項2に係る本発明によれば、ブラケットプレートの下端部をシートクッション後端下方まで延ばしシートクッション後端にブラケットプレートをその後方側から係合させることにより、シートクッションをブラケットプレートの前方の支えとしている。さらに、請求項3に係る本発明によれば、ブラケットプレートは、その上端部を後方に突出し車体背面に当接させて、車体背面をブラケットプレートの後方の支えとするとともに、その下端部をシートクッション後端下方まで延ばしシートクッション後端にブラケットプレートをその後方側から係合させることにより、シートクッションをブラケットプレートの前方の支えとしている。
請求項1に係る本発明では、後突時においてヘッドレストを後方に回動させる曲げモーメントがヘッドレストに生じても、後方に突出するブラケットプレートの上端部が車体背面に当接しているためブラケットプレートの回動が阻止される。そのため、溶着による取付け強度にのみ依存することなく、ブラケットプレートの上端部を車体背面と当接させるように後方に突出させるという簡単な構成でヘッドレストの回動を確実に防止でき、ヘッドレストの安全機能が十分に確保される。
請求項2に係る本発明では、後突時においてヘッドレストを後方に回動させる曲げモーメントがヘッドレストに生じても、シートクッション後端下方まで延びたブラケットプレートの下端部がシートクッション後端にその後方から係合してブラケットプレートの回動が阻止される。そのため、溶着による取付け強度にのみ依存することなく、シートクッション後端に係合可能にブラケットプレートの下端部をシートクッション後端下方まで延ばすという簡単な構成でヘッドレストの回動を確実に防止でき、ヘッドレストの安全機能が十分に確保される。
請求項3に係る本発明では、後突時においてヘッドレストを後方に回動させる曲げモーメントがヘッドレストに生じても、後方に突出するブラケットプレートの上端部が車体背面に当接するとともに、シートクッション後端下方まで延びたブラケットプレートの下端部がシートクッション後端に係合されてブラケットプレートの回動が阻止される。そのため、溶着による取付け強度にのみ依存することなく、ブラケットプレートの上端部を車体背面と当接するように後方に突出させるとともに、シートクッション後端に係合可能にブラケットプレートの下端部をシートクッション後端下方まで延ばすという簡単な構成でヘッドレストの回動を確実に防止でき、ヘッドレストの安全機能が十分に確保される。
本発明の一実施例に係るヘッドレストの装着された車両用のリヤシートの概略側面図を示す。 リヤシートのシートバック内部の概略斜視図を示す。
ブラケットプレートがシートバックフレームの上部フレームに溶着されるとともに、上下方向に延びたホルダーブラケットがその軸線に沿ってブラケットプレートに溶着され、下方に延びた左右一対のステーが、ホルダーブラケットにステーホルダーを介在して挿通されている。そして、ブラケットプレートの上端部が後方に突出し車体背面に当接して、車体背面をブラケットプレートの後方の支えとし、その下端部がシートクッション後端下方まで延びシートクッション後端にその後方から係合することにより、シートクッションをブラケットプレートの前方の支えとしている。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例に係るヘッドレストの装着された車両用のリヤシートの概略側面図、図2はリヤシートのシートバック内部の概略斜視図をそれぞれ示す。
図1に示すように、車両用のリヤシート10は、車床11上に配置されたシートクッション12と、シートクッションの後端に取り付けられて車体背面13の直前に位置するシートバック14とを備え、シートバック上端部にはヘッドレスト16が設けられている。
リヤシートのシートバック14は、たとえば、その横幅をほぼ6:4に2分割した、いわゆる不等分割の3人用シートとされ、図2には横幅が全体の4割に対応する幅の1人用のシートバックが図示されている。なお、シートクッション12は、分割することなく3人分の幅を持つ一体的なものとなっている。
リヤシート10の基本的な構成は周知であり、構成自体はこの発明の要旨でないためその詳細な説明は省略する。
なお、前後左右はリヤシートの着座者から見た方向をいい、Fr、Rr、L、Rで示す。
図2に示すように、ヘッドレスト16は左右一対のステー(ヘッドレストステー)16aが下方に延びた正面視略U字形状にたとえば鋼管を折曲して成形されている。ブラケットプレート(支持板)18がシートバックフレーム20の上部フレーム20Uに溶着されるとともに、上下方向に延びたホルダーブラケット22がその軸線に沿ってブラケットプレートの前面に溶着され、左右のステーはホルダーブラケットに挿通されている。
ここで一方のステー16aはステーホルダー24を介在してホルダーブラケットに挿通されており、ステーホルダーは、たとえば特開平10−295484号公報記載のロック機構(図示しない)をそのヘッド24aに持つものとされ、ロック機構を操作してステーの昇降位置が調整される。
実施例では、ロック機構付のステーホルダー24を介在して昇降可能にステー16aがホルダーブラケット22に挿通されているが、ステーホルダーを介在することなくステーをホルダーブラケットに直接挿通させてもよいし、昇降不能に固定してもよく、本発明では、ステーホルダーの有無、ステーの昇降の可否は問わない。
図2に示すように、ブラケットプレート18はシートバックの幅方向の略中央に設けられ、その上端部を幅広の略矩形形状とし、下方に向かうに伴ってその幅が狭まり、下端部が幅の狭い帯状となるように板材から成形されている。このように下方に向かうに伴ってその幅が狭まって下端部を幅の狭い帯状となるようにブラケットプレート18を成形することにより、他部材との干渉が避けられて設計の自由度が確保されるとともにブラケットプレートを小型軽量化できる。
シートバックフレーム20は、鋼材からなるワイヤを水平、垂直に組み合わせたネット形状に形成され、上部フレームとなる上端部の2本のワイヤ20U(20U1,20U2)に前方からブラケットプレートの略矩形の上端部が溶着されている。なお、符号aは溶着部を示す。ブラケットプレートの上端部が幅広に形成されているため、上部フレーム(ワイヤ20U)との間で十分な接着長さが確保され、ブラケットプレートを上部フレームに強固に固定できる。
また、ブラケットプレート18の上端部が略矩形に形成されているため、ホルダーブラケット22との間で上下方向に十分な接着長さが確保され、ホルダーブラケットをブラケットプレートに強固に固定できる。
ハンガーユニット13aが車体背面13に設けられ、ワイヤ20U2に溶着された略く形状のワイヤ20U2’との間でハンガーユニットのフック13a’がワイヤ20U2を挟持することによってシートバックフレーム20は車体背面にロックされてその起立位置に保持される。
ステー16aの挿通されるホルダーブラケット22をシートバックフレームの上部フレーム(ワイヤ)20aに直接溶着しないで、板状のブラケットプレート18をシートバックフレームの上部フレーム20Uとの間に介在させ、ホルダーブラケットの軸線方向に沿ってホルダーブラケットをブラケットプレートに溶着しているため、大きな溶着面積が確保でき、ホルダーブラケットを大きな取付け強度のもとで取り付けられる。
図1、図2に示すように、ブラケットプレートの上端部18Uは後方に突出されて車体背面13に当接しており、実施例では、幅方向の全面が後方に折曲され、その上端縁は車体背面と平行となるように上方に折り返されている。ブラケットプレートの上端部24Uが車体背面13に当接されることにより、車体背面はブラケットプレートの後方の支えとなる。
また、ブラケットプレートの下端部18Lがシートクッション後端下方まで延びてシートクッション後端12Rrにその後方から係合可能となっており(図1参照)、シートクッション後端はブラケットプレートの前方の支えとなる。
後突時にヘッドレスト16を後方に回動させようとする曲げモーメントがヘッドレストに作用すると、ブラケットプレートの上端部18Uを後方に、ブラケットプレートの下端部18Lを前方に押す衝撃荷重がブラケットプレートに生じる。しかし、車体背面13がブラケットプレートの後方の支えに、シートクッション後端12Rrはブラケットプレートの前方の支えになっているため、車体背面がブラケットプレート上端部の衝撃荷重を、シートクッション後端がブラケットプレートの下端部の衝撃荷重をそれぞれ受けてブラケットプレート18の回動を阻止する。そして、ブラケットプレート18の回動が阻止されることにより、後方へのヘッドレスト16の回動が防止され、ヘッドレストは後突時においても着座者の頭部を確実に保持してヘッドレストの安全機能が十分に確保される。
ここで、車体背面13がブラケットプレート18の後方の支えとなって後突時での衝撃荷重を受けるだけでもブラケットプレートの回動を阻止でき、また、シートクッション後端12Rrがブラケットプレート18の前方の支えとなって衝撃荷重を受けてブラケットプレートの回動を阻止できる。したがって、ブラケットプレート18の前後いずれかに支えを設けて衝撃荷重を受ける構成としてもよい。
しかし、実施例のようにブラケットプレート18の前後の双方に支えを設けて衝撃荷重をその前後で受ける構成とすれば、ブラケットプレートの回動をより確実に阻止できる。
そして、車体背面13に当接するようにブラケットプレートの上端部18Uを後方に突出させたり、シートクッション後端12Rに係合可能にブラケットプレートの下端部24Lをシートクッション後端下方まで延ばすという簡単な構成のもとで、溶着による取付け強度にのみ依存することなく、ヘッドレストの回動を防止できる。
なお、図1に一点鎖線で示すように、ブラケットプレート18の上下方向の中間部で着座者の背面方向に張り出し、シートバックのパッドを介して着座者背面の押力を中間部の張り出し18M’で受けるようにしてもよい。この場合には、着座者の背面が上下方向の中間部でのブラケットプレート18の前方の支えとなり、ブラケットプレートの回動をさらに確実に阻止できる。
ブラケットプレート18がシートバック14の幅方向の略中央に設けられているため、中間部の張り出し18M’がシートバックのパッドを介して着座者背面の幅方向の中心で押力を受けることができ、着座者背面からの押力を確実に受けられる。
上記のように本発明によれば、ステーの挿通されるホルダーブラケットの溶着されるブラケットホルダーの上端部、下端部のいずれかまたは上下端部の双方に支えを設けてブラケットホルダーの回動を阻止してヘッドレストの回動を防止しており、溶着による取付け強度にのみ依存することなく、簡単な構成のもとでヘッドレストの回動を防止できる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
たとえば、実施例では、シートバックフレームをネット形状のワイヤから形成しているが、鋼管を矩形の枠形状に成形してもよい。
また、ブラケットホルダーの上端部の縁(上端縁)が車体背面に当接されているが、車体背面に当接されるのは上端縁に限定されず上端縁以外の上端部を車体背面に当接させてもよい。さらに、シートバックを前倒ししないリヤシートに限定されず、シートバックを前倒し可能としてもよい。
本発明は、自動車のリヤシートに好適とはいえ、その車体背面にシートバックフレーム上端部を当接可能であれば、飛行機、船舶、電車等の車両用シートにも応用できる。
10 リヤシート
11 車床
12 シートクッション
13 車体背面
16 ヘッドレスト
16a ステー(ヘッドレストステー)
18 ブラケットプレート(支持板)
18U、18L ブラケットプレートの上端部、下端部
18M’ ブラケットプレートの中間部の張り出し
20 シートバックフレーム
20U 上部フレーム
22 ホルダーブラケット
24 ステーホルダー

Claims (5)

  1. ブラケットプレートがシートバックフレームの上部フレームに溶着されるとともに、上下方向に延びたホルダーブラケットがその軸線に沿ってブラケットプレートに溶着され、下方に延びた左右一対のステーが、ホルダーブラケットに挿通されたリヤシート用ヘッドレストにおいて、
    ブラケットプレートの上端部を後方に突出し車体背面に当接させて、車体背面をブラケットプレートの後方の支えとしたことを特徴とするリヤシート用ヘッドレスト。
  2. ブラケットプレートがシートバックフレームの上部フレームに溶着されるとともに、上下方向に延びたホルダーブラケットがその軸線に沿ってブラケットプレートに溶着され、下方に延びた左右一対のステーが、ホルダーブラケットに挿通されたリヤシート用ヘッドレストにおいて、
    ブラケットプレートの下端部をシートクッション後端下方まで延ばしシートクッション後端に係合させることにより、シートクッションをブラケットプレートの前方の支えとしたことを特徴とするリヤシート用ヘッドレスト。
  3. ブラケットプレートがシートバックフレームの上部フレームに溶着されるとともに、上下方向に延びたホルダーブラケットがその軸線に沿ってブラケットプレートに溶着され、下方に延びた左右一対のステーが、ホルダーブラケットに挿通されたリヤシート用ヘッドレストにおいて、
    ブラケットプレートは、その上端部を後方に突出し車体背面に当接させて、車体背面をブラケットプレートの後方の支えとするとともに、その下端部をシートクッション後端下方まで延ばしシートクッション後端に係合させることにより、シートクッションをブラケットプレートの前方の支えとしたことを特徴とするリヤシート用ヘッドレスト。
  4. ブラケットプレートの上下方向の中間部で着座者の背面方向に張り出し、シートバックのパッドを介して着座者の背面からの押力を受けるブラケットプレートの前方の支えとした請求項1〜3記載のリヤシート用ヘッドレスト。
  5. ブラケットプレートはシートバックの幅方向の中央に設けられ、その上端部を略矩形形状とし、下方に向かうに伴ってその幅が狭まり、下端部が幅の狭い帯状となるように板材から成形されている請求項1〜4のいずれか記載のリヤシート用ヘッドレスト。
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