JP2012128830A - 情報処理装置およびその動作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザにとって利便性の高いインタフェースを提供する。
【解決手段】 スタイラスや指等のポインタの移動量あるいは移動時間に応じた基準速度を設定するようにし、前記ポインタの移動速度と前記基準速度とに基づいて、前記ポインタによるフリック操作の発生を判定する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ユーザによる入力操作を判定する技術に関する。
一般に、マウスボタンを押し続けたまま、マウスカーソルの位置を移動することを、ドラッグといい、その後、押し続けているマウスボタンを離すことをドロップという。同様に、スタイラスや指等のポインタでタッチパネルの任意の位置を触れたまま、触れている位置を移動することを、ドラッグといい、その後、触れた指等をタッチパネルから離すことをドロップという。
また、上記等のポインタでタッチパネルの任意の位置を触れた後、掃うように指等を離すことを、フリックという。尚、特許文献1には、指等で触れているタッチパネル上の位置の移動速度が所定の基準を満たす場合に、フリックがあったと判定する技術が開示されている。また、フリックをして指等とタッチパネルとが離れた後に、フリックの掃う動作が検知された方向に基づいて、画面上に表示されたオブジェクトを慣性移動させる技術が知られている。
米国特許第7761814号
しかし、ドラッグとフリックを並行して受け付けることが可能なタッチパネルにおいては、以下のような問題が生じる場合がある。例えば、表示されたオブジェクトをドラッグによって所望の位置に移動させ、ドロップした位置にオブジェクトを表示させたかったとする。ところが、ドロップの際に、掃うような動作を伴って指等を離したことによりフリックと判定されてしまい、掃う動作が検知された方向に画面上のオブジェクトが移動してしまう場合がある。本発明は、上記課題に鑑みたものであり、ユーザにとって利便性の高いインタフェースを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一例に係る情報処理装置によれば、ポインタによるフリック操作を判定する情報処理装置であって、前記ポインタの移動量に応じた基準速度を設定する設定手段と、前記ポインタの移動速度と前記設定された基準速度とに基づいて、前記ポインタによるフリック操作の発生を判定する判定手段とを有する。
本発明によれば、ユーザにとって利便性の高いインタフェースを提供することができる。
ハードウェア構成の一例、機能ブロックの一例を示す図 デジタルカメラの外観の一例、タッチパネルの外観の一例を示す図 タッチパネルと指とが接触している位置が移動する様子の一例を示す図 ユーザの操作を判定する処理の一例を示すフローチャート タッチパネルと指とが接触している位置が移動する様子の一例を示す図 オブジェクトの表示位置が移動する様子の一例を示す図 ユーザの操作を判定する処理の一例を示すフローチャート ユーザの操作を判定する処理の一例を示すフローチャート ユーザの操作を判定する処理の一例を示すフローチャート ユーザの操作を判定する処理の一例を示すフローチャート 掃う動作が検知された方向とオブジェクトの移動方向の関係を示す図 オブジェクトの表示位置が移動する様子の一例を示す図 機能ブロックの一例を示す図 ユーザの操作を判定する処理の一例を示すフローチャート タッチパネルと指とが接触している位置が移動する様子の一例を示す図 ユーザの操作を判定する処理の一例を示すフローチャート ユーザの操作を判定する処理の一例を示すフローチャート ユーザの操作を判定する処理の一例を示すフローチャート
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)は、本発明に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置100は、CPU(中央演算装置)101、ROM(リードオンリーメモリ)102、RAM(ランダムアクセスメモリ)103、入出力I/F(インタフェース)104、入力I/F105、出力I/F106を備える。尚、上記の各部はシステムバス110を介して接続されている。また、情報処理装置100には、記憶部107、入力部108、出力部109が接続されている。以下、各部について説明する。
CPU101は、ROM102に格納されたプログラムをRAM103に展開し、実行することで後述する各機能ブロックを実現する。ROM102は、CPU101によって実行されるプログラムやプログラムを実行するための各種データを格納する。RAM103は、ROM102に格納されたプログラム等を展開するためのワークエリアを提供する。入出力I/F104は、記憶部107に対して、後述する各種の処理を実行した結果として出力されたデータ等を記憶部107に出力し、記憶部107に記憶されたデータ等を取得する。入力I/F105は、入力部108から出力された信号を取得する。出力I/F106は、出力部109に対して、後述する各種の処理を実行した結果や画像の出力を制御する信号を出力する。記憶部107は、例えばハードディスクドライブ等であり、後述する各種の処理を実行した結果として出力されたデータ等を記憶する。入力部108は、例えば、マウス、トラックボール、タッチパネル、キーボード、ボタンであり、ユーザによる入力操作を検知し、検知した操作に対応する信号を情報処理装置100に出力する。出力部109は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)等であり、後述する各種の処理を実行した結果や画像の出力を制御する信号に応じた画像を提示する。尚、入力部108が液晶タッチパネルである場合には、入力部108は出力部109を兼ねる。
図1(b)は、本発明に係る情報処理装置100の機能構成を示す機能ブロック図である。情報処理装置100は、取得部121、特定部122、設定部123、判定部124、制御部125を有する。また、情報処理装置100には、入力部108、出力部109が接続されている。また、取得部121、特定部122、設定部123、判定部124、制御部125は、CPU101が、ROM102に格納されたプログラムをRAM103に展開し、実行することで実現されている。また、その際に、CPU101は、記憶部107からデータ等を読み出す処理、記憶部107にデータ等を書き込む処理を実行してもよい。また、上記ROMやRAMに相当する装置内部の記憶部は、必要に応じて各々が複数あっても構わない。以下、各要素について説明する。尚、図1(a)と同じ要素については同符号を付し、その説明を省略する。
取得部121は、入力I/F105、CPU101、ROM102、RAM103等によって構成され、入力部108から出力された信号を取得し、特定部122に取得した信号に応じた情報を出力する。尚、特定部122に出力する情報とは、例えば、ユーザ操作(スタイラスや指などのポインタによるポインティング操作)が検知された位置(ユーザによって指定された位置)を示す情報と当該操作が検知されたタイミングを示す情報のセット等である。特定部122は、CPU101、ROM102、RAM103等によって構成され、取得部121が出力した情報に基づいて、注目位置の移動量を特定する。尚、注目位置とは、入力部108が液晶タッチパネルであった場合、例えば、タッチパネル上のポインタによる接触が検知された位置である。即ち、注目位置とは、操作領域上でポインタが存在している位置である。また、注目位置の移動量とは、例えば、指等のポインタでタッチパネルに触れたまま、触れている位置を移動させた後、触れていたポインタをタッチパネルから離したときの移動距離である。即ち、注目位置の移動量とは、ポインタの移動量である。
特定部122が特定する移動量の一例としては、タッチパネル上でポインタが移動した軌跡の長さとすれば良い。その他の例としては、タッチパネル上でポインタが触れた位置からポインタが離れた位置までの直線距離としても良い。また他の例としては、取得部121から通知される「ポインタの位置が移動した旨を伝える通知信号」の通知回数から決定しても良い。
設定部123は、CPU101等によって構成され、注目位置の移動量に応じて、ユーザの操作をフリックと判定する基準(基準速度)を設定する。ここで言う移動量の役割は、ユーザが後段でフリック操作をすることを想定して注目位置を移動させているのか否かを判定する指標である。本実施例では上記移動量が上記役割に有用であるために代表例として説明する。ただし、上記指標として他の指標を代用することが有用である場合もあるであろう。判定部124は、CPU101等によって構成され、単位時間あたりの注目位置の移動量(移動速度)と設定部123によって設定された基準とに基づいて、ユーザの操作をフリックと判定する。尚、この単位時間とは、例えば、触れた指をタッチパネルから離したときに最後に接触が検知された時刻と、その時刻よりも所定期間(例えば、20ミリ秒)前の時刻によって定まる時間である。制御部125は、CPU101、出力I/F106等によって構成され、判定部124による判定結果に基づいて、出力部109に出力する信号を制御する。
図2(a)は、情報処理装置100の一例であるデジタルカメラ200の外観を示す図である。デジタルカメラ200は、電源ボタン201、シャッターボタン202、レンズ203、タッチパネル204を備える。尚、指210は、タッチパネル204に対して操作を行っているユーザの指である。また、タッチパネル204は、入力部108、出力部109に相当する。
図2(b)は、タッチパネル204の操作領域(入力領域)の外観を示す図である。尚、操作領域とは、タッチパネル204そのもの、または、タッチパネル204のうち接触を認識することができる部分領域を指す。本実施形態において、操作領域は、縦の幅が500ピクセル、横の幅が900ピクセルとする。そして、操作領域上では、位置211において、指210とタッチパネル204とが接触し始め、接触が継続したまま、位置212まで移動し、位置212付近において、指210がタッチパネル204上を掃うように離れる操作がなされる。
図3は、指210とタッチパネル204とが接触し、指210がタッチパネル204上を接触したまま移動し、指210がタッチパネル204から離れる一連の操作の様子を示す図である。本実施形態においては、電源ボタン201が操作され、電源が投入されると、CPU101等によって、一定の周期(例えば、20ミリ秒間隔)でタッチパネル204に接触しているものがあるかを検知する信号が出力される。また、タッチパネル204に接触しているものがある場合に、接触が検知された位置(注目位置)を検知する信号も出力されるものとする。尚、本実施形態においては、電源が投入された時刻を0秒とする。
ここで、電源が投入された時刻から10ミリ秒後に指210とタッチパネル204とが接触し、指210がタッチパネル204上を接触したまま移動を開始すると、20ミリ秒後に指210とタッチパネル204とが接触している位置が、注目位置として検知される。尚、RAM103には、20ミリ秒後に検知された注目位置(座標)と、検知された時刻を示す情報のセットが記憶される。続いて、20ミリ秒間隔で同様に注目位置と時刻を示す情報のセットが記憶される。そして、130ミリ秒後に、指210がタッチパネル204上を離れたとすると、140ミリ秒後に、タッチパネル204に接触しているものがないと判定される。即ち、指210とタッチパネル204との接触は、10ミリ秒後から130ミリ秒後までの間生じているが、デジタルカメラ200においては、20ミリ秒後から120ミリ秒後までの間生じているものと判断される。以上のように、実施状況によっては移動量の検知精度には多少のバラつきがあるかもしれない。したがって、ここでいう注目位置の移動量は、接触が検知された位置の移動に応じた値で代用可能とする。すなわち、好適な実施例としては、指210とタッチパネル204との接触を開始した位置と、指210とタッチパネル204との接触を終了した位置との間の距離が移動量であるとするが、本発明の適用範囲はこれに限らない。
図4(a)は、ユーザの操作を判定する処理の流れを示すフローチャートである。まず、ステップS401において、取得部121は、ポインタによるポインティングのリリースを示す信号を取得する。尚、上記リリースを示す信号とは、例えば、「タッチパネル204に接触している指などが存在する状態から、この接触物が無くなった」と判定されたことを示す信号である。次に、ステップS402において、特定部122は、タッチパネル204に対する接触の開始から終了(リリース)までに接触が検知された注目位置(ポインタの位置)の移動があったか否か判断する。尚、接触が検知された位置の移動(ポインタの移動)が微少な場合には、注目位置の移動が無かったとみなしても良い。例えば、上記移動量が10ピクセル以下であった場合には、その移動が無かったとみなしてもよい。また、ステップS402において、接触が検知された注目位置の移動があったと判断された場合、ステップS403の処理を実行する。一方、接触が検知された注目位置の移動がないと判断された場合、一連の処理を終了する。ステップS403において、特定部122は、接触が検知された位置の移動を示す移動量(ポインタの移動量)を特定する。次に、ステップS404において、設定部123は、移動量が所定の閾値(例えば、300ピクセル)を越えているか否かを判断する。尚、ステップS404において、移動量が所定の閾値を越えていると判断された場合、ステップS405の処理を実行し、移動量が所定の閾値を越えてないと判断された場合、ステップS406の処理を実行する。ステップS405において、設定部123は、ユーザの操作(ポインタの移動)をフリック操作であると判定する基準を変更する。尚、本実施形態においては、予め第1の基準速度として0.5ピクセル/ミリ秒という基準が設定されているものとする。ステップS405では、この基準が0.5ピクセル/ミリ秒より大きい値である第2の基準速度2.7ピクセル/ミリ秒に変更される。ステップS406において、判定部124は、単位時間あたりの移動量(部分移動量)を判定する。尚、単位時間あたりの移動量は、例えば、リリース前に最後に接触が検知された位置と、リリース前に最後に検知された時刻より前の異なる時刻において接触が検知された位置から求める。また、単位時間あたりの移動量は、例えば、図3に示す120ミリ秒後において接触が検知された位置と、100ミリ秒後において接触が検知された位置から求めるとよい。次に、ステップS407において、判定部124は、単位時間あたりの移動量(ポインタの移動速度)が前述した基準を満たしているか(基準を越えているか)否かを判断する。尚、ステップS407において、基準を満たしていると判定された場合、ステップS408の処理を実行し、基準を満たしていないと判断された場合、一連の処理を終了する。ステップS408において、判定部124は、制御部125にフリックを示す信号を出力する。
図5は、指210とタッチパネル204との接触が検知された位置が移動する様子を示す図である。
図5(a)は、フリック操作の直前までの上記移動量が比較的大きいために、フリック操作が発生しない場合の例である。同図では、指210とタッチパネル204とが、位置501において接触し始め、位置502において接触が終了する。ここで、位置501から位置502までの移動量は、400ピクセルとする。また、リリース前に最後に接触が検知された位置と、その20ミリ秒前に接触が検知された位置とに基づいて算出された単位時間あたりの移動量が2.5ピクセル/ミリ秒であったとする。このとき、判定部124は、制御部125にフリック操作を示す信号を出力しない。即ち、図5(a)に示す一連の操作は、フリック操作であるとは判断されず、例えば、ドラッグアンドドロップと判断される。
図5(b)は、フリック操作の直前までの上記移動量が比較的小さいために、フリック操作が発生する場合の例である。同図では、指210とタッチパネル204とが位置511において、接触し始め、位置512において接触が終了する。ここで、位置511から位置512までの移動量は、200ピクセルとする。また、リリース前に最後に接触が検知された位置と、その20ミリ秒前に接触が検知された位置とに基づいて算出された単位時間あたりの移動量が0.7ピクセル/ミリ秒であったとする。このとき、判定部124は、制御部125にフリック操作を示す信号を出力する。即ち、図5(b)に示す一連の操作は、フリック操作であると判断される。
図6は、本実施形態において、制御部125が実行する処理の一例を示す図である。画像600は、タッチパネル204に表示する画像であり、当該画像中に花601を含む。ここで、タッチパネル204に、画像600を拡大して、その一部を表示する場合を考える。図6(c)は、タッチパネル204上に表示された画像600の一部を示す図である。尚、図6(c)に表示されている画像600の一部とは、図6(b)領域610に相当する。次に、花601をタッチパネルの中央付近に移動させるためドラッグを行う。ここでのドラッグとは、ユーザにとって意味のある移動量だけ、接触中の指を移動させることであると言える。
従来の種々の装置においては、図6(d)に示すように、指210をタッチパネル204上から離す際に、掃うように離すことによりフリック操作であると判断されてしまう。すなわち、単純にドラッグ操作とフリック操作が連続的に発生したと判断することが多い。この場合には、掃う動作が検知された方向に基づいて、表示される領域が慣性的に移動してしまっていた。即ち、ユーザが所望している領域620ではなく、領域630に相当する画像が表示される場合が多かった。
しかしながら、本実施形態によれば、指210をタッチパネル204上から離す際に、掃うように離した場合であっても、その動作以前の移動量が比較的に大きければ、フリック操作とは判断され難くなる。即ち、図6(e)のように、領域620に相当する画像がタッチパネル204上に表示されることになる。以上のように、本実施形態では、ある程度の移動量を伴うドラッグ操作に連続してフリック操作が発生することは、ドラッグ操作が殆ど無い状態においてフリック操作が発生することよりも難しい。
図12は、本実施形態において、制御部125が実行する処理の別の一例を示す図である。タッチパネル204には、図12(a)に示すように、オブジェクトA〜Gが表示されており、各オブジェクトは任意の位置に配置できるものとする。
ここで、オブジェクトDをオブジェクトA〜Cの周辺に移動させる場合には、まずオブジェクトDが表示されている位置に指210を接触させる。これに続いて、図12(b)に示すように、前述した閾値を移動量が越えないように指210を移動させた上で、移動速度が第1の基準速度よりも速くなるように指210をタッチパネル204から離せばよい。この場合にはフリック操作となり、オブジェクトDは指から離れているあいだに画面上をスライドして、オブジェクトA〜Cの周辺に移動する。
また、図12(c)に示すように、前述の閾値を移動量が越えるように指210を移動させた上で、移動速度が第1の基準速度よりも速い第2の基準速度を越えないように指210をタッチパネル204から離しても良い。この場合にはドラッグ操作のみとなり、オブジェクトDはドラッグ操作のあいだに画面上をスライドして、オブジェクトA〜Cの周辺に移動する。
以上で説明した図12(b)と(c)は、共に、オブジェクトDを同一位置に移動させる場合に相当するが、本実施形態で説明したように「フリック操作であると判定される基準が適切に設定されること」により、ユーザが便利に使い分けることができる。
ところで、もしオブジェクトDをオブジェクトA〜Cの周辺に配置させない場合には、以下のような操作を行えば良い。例えば、図12(d)に示すように、前述した閾値を移動量が越えるように指210を移動させた上で、移動速度が第1の基準速度よりも速い第2の基準速度よりも速くなるように指210をタッチパネル204から離す。これにより、ドラッグ操作とフリック操作が連続的に実行され、結果的に上記図12(b)と(c)よりもオブジェクトDは大きく移動する。
なお本実施形態では、更に以下の機能を実行しても良い。例えば、図12(e)(f)に示すように、オブジェクトDを慣性移動(スライド)させたとき、移動先の近傍にある他のオブジェクト(E〜G等)の向きを示す情報を取得して、それらの向きに合うように、オブジェクトDを回転させてもよい。
図4(b)は、上述したユーザ操作を判定する処理の流れの変形例を示すフローチャートである。尚、図4(b)においては、上記ステップS404の処理に代えてステップS414の処理を実行し、ステップS405の処理に代えてステップS415の処理を実行する。以下、同じ処理については、同符号を付し、その説明を省略する。ステップS414において、設定部123は、移動量が所定の閾値(例えば、300ピクセル)を越えているか否かを判断する。尚、ステップS414において、移動量が所定の閾値を越えていないと判断された場合、ステップS415の処理を実行し、移動量が所定の閾値を越えていると判断された場合、ステップS406の処理を実行する。ステップS415において、設定部123は、ユーザの操作をフリック操作と判定する基準を変更する。尚、本実施形態においては、予め2.7ピクセル/ミリ秒という基準が設定されており、ステップS415において、この基準が例えば、2.7ピクセル/ミリ秒より小さい値である0.5ピクセル/ミリ秒に変更されるものとする。
ところで、以上の実施形態において、注目位置の移動量とは、指等でタッチパネルを触れたまま、触れている位置を移動し、その後、触れた指等をタッチパネルから離したときの移動距離であった。本発明はこれに限らず、注目位置の移動量とは、指等でタッチパネルを触れたまま、触れている位置を移動したときの軌跡の長さにも適用できる。また、注目位置の移動量とは、タッチパネル上に複数のほぼサイズの等しい部分領域を設け、指等でタッチパネルを触れたまま、触れている位置を移動したときに通過する部分領域の数としてもよい。また、注目位置の移動量とは、タッチパネルに格子を設定し、指等でタッチパネルを触れたまま、触れている位置を移動したときに通過する格子の数に応じた値としてもよい。尚、注目位置の移動量の種類に応じて、閾値の種類は変わるものとする。また、接触位置の移動が、途中で方向を変える移動であった場合、各方向への移動量を加算して、注目位置の移動量としてもよい。
また、第1の実施形態における閾値を固定値とせず、特定された移動量が大きくなるほど高い基準が設定されるように制御してもよい。
(第2の実施形態)
本実施形態においては、ユーザ操作を判定する処理の別の一例を説明する。尚、本実施形態に係る情報処理装置の構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。図7(a)は、ユーザの操作を判定する処理の流れを示すフローチャートである。まず、ステップS701において、取得部121は、タッチパネル204に対する接触を検知する。次に、ステップS702において、取得部121は、タッチパネル204に対する接触が検知されなくなったか否かを判断する。尚、ステップS702において、接触が検知されなくなった場合、ステップS707の処理を実行し、接触が検知され続けている場合には、ステップS703の処理を実行する。ステップS703において、特定部122は、注目位置(接触が検知された位置)の移動量を特定する。ここでの注目位置の移動量とは、例えば、指等でタッチパネルを触れたまま、触れている位置を移動したときの移動距離である。次に、ステップS704において、設定部123は、移動量が閾値(例えば、300ピクセル)を越えたか否かを判断する。尚、ステップS704において、移動量が越えたと判断した場合、ステップS705の処理を実行し、移動量が越えていないと判断された場合、ステップS702の処理を実行する。ステップS705において、設定部123は、フリック操作であると判定する基準を変更する処理を実行する。尚、ステップS705においては、第1の実施形態と同様に、予め0.5ピクセル/ミリ秒という基準が設定されており、ステップS405において、この基準が0.5ピクセル/ミリ秒より大きい値である2.7ピクセル/ミリ秒に変更されるものとする。ステップS706において、制御部125は、ユーザの操作をフリック操作であると判定する基準が変更された旨を通知する処理を実行する。尚、ユーザの操作をフリック操作であると判定する基準が変更された旨の通知とは、例えば、タッチパネル204に対する表示出力とする。尚、出力部109がスピーカ、モーター等を備えている場合、音声や振動によって、ユーザの操作をフリック操作であると判定する基準が変更された旨の通知をしてもよい。尚、ステップS707からステップS709までの処理は、ステップS406からステップS408までの処理と同様であるため、説明を省略する。
図7(b)は、上記実施形態でユーザの操作を判定する処理の流れの別の一例を示すフローチャートである。尚、図7(b)においては、ステップS707の処理にかえてステップS717の処理を実行し、ステップS708の処理にかえてステップS718の処理を実行する。以下、同じ処理については、同符号を付し、その説明を省略する。ステップS717において、判定部124は、所定距離(例えば、80ピクセル)の移動に要した時間を判定する。この所定距離は、リリース前に最後に接触が検知された第1の時刻と当該時刻において接触が検知された位置を示す情報のセットと、第1の時刻と異なる第2の時刻と当該時刻において接触が検知された位置を示す情報のセットから求められる。ステップS718において、判定部124は、所定距離の移動に要した時間が所定の基準を満たしているか(例えば、40ミリ秒よりも短いか)否かを判定する。尚、ステップS718において、所定の基準を満たしていると判断された場合、ステップS709の処理を実行し、所定の基準を満たしていないと判断された場合、一連の処理を終了する。また、ステップS717の処理に合わせて、予め設定された基準、ステップS705で変更する基準は、時間を示す情報とする。
(第3の実施形態)
本実施形態においては、ユーザの操作を判定する処理の別の一例を説明する。尚、本実施形態に係る情報処理装置の構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。図8は、ユーザの操作を判定する処理の流れを示すフローチャートである。尚、図4と同様の処理については、同符号を付し、その説明を省略する。ステップS804において、設定部123は、特定された移動量が、第1の閾値Th1以上であるか否か、第2の閾値Th2(Th1<Th2とする)以上であるか否かを判断する。尚、閾値Th1は、例えば、300ピクセル、Th2は、例えば、600ピクセルとする。また、移動量が閾値Th1未満である場合、ステップS805の処理を実行し、移動量が閾値Th1以上、Th2未満である場合、ステップS806の処理を実行し、移動量が閾値Th2以上である場合、ステップS807の処理を実行する。ステップS805において、設定部123は、フリックと判定する基準を基準A(例えば、0.5ピクセル/ミリ秒)とする。ステップS806において、設定部123は、フリックと判定する基準を基準B(例えば、1.5ピクセル/ミリ秒)とする。ステップS807において、設定部123は、フリックと判定する基準を基準C(例えば、2.5ピクセル/ミリ秒)とする。ステップS808、818、828において、判定部124は、単位時間あたりの移動量を判定する。ステップS809において、判定部124は、単位時間あたりの移動量が基準Aを満たすか否かを判定する。尚、ステップS809において、基準Aを満たすと判定された場合、ステップS810の処理を実行し、基準Aを満たさないと判定された場合、ステップS811の処理を実行する。ステップS819において、判定部124は、単位時間あたりの移動量が基準Bを満たすか否かを判定する。尚、ステップS819において、基準Bを満たすと判定された場合、ステップS820の処理を実行し、基準Bを満たさないと判定された場合、ステップS821の処理を実行する。ステップS829において、判定部124は、単位時間あたりの移動量が基準Cを満たすか否かを判定する。尚、ステップS829において、基準Cを満たすと判定された場合、ステップS830の処理を実行し、基準Aを満たさないと判定された場合、ステップS831の処理を実行する。尚、ステップS810、811、820、821、830、831において、制御部125は、それぞれに応じた制御を実行する。尚、それぞれに応じた制御とは、例えば、ステップS810、ステップS820において、制御部125がフリックに対応する制御を実行することである。また、ステップS811、ステップS830において、制御部125がドラッグアンドドロップに対応する制御を実行することである。また、ステップS821、ステップS831において、制御部125が手書き認識に対応する制御を実行することである。
(第4の実施形態)
もし、上記各実施形態をタッチパネル(操作領域)のサイズが小さい機器に適用すると、指を動かせる範囲が狭いためフリック操作を行う際の指の動きは画面サイズの影響を受けてしまう。本実施形態では、これを回避するための更なる工夫を示す。本実施形態においては、タッチパネル(操作領域)の縦幅と横幅に合わせて、縦方向の閾値と横方向の閾値を各々設定する。
尚、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成は、図1(a)と同様であるため、説明を省略する。図1(c)は、本実施形態における情報処理装置140の機能構成を示す機能ブロック図である。情報処理装置140は、取得部121、特定部122、設定部143、判定部124、制御部125、保持部146を有する。尚、図1(b)と同様の要素については、同符号を付し、その説明を省略する。
保持部146は、CPU等によって構成され、操作領域のサイズを示す情報を保持する。尚、情報処理装置140が、図2(a)に示すデジタルカメラ200である場合、操作領域とは、タッチパネル204そのもの、または、タッチパネル204のうち接触を認識することができる部分領域を指す。尚、操作領域のサイズを示す情報とは、縦の幅が500ピクセル、横の幅が900ピクセルという情報である。設定部143は、CPU等よって構成され、操作領域のサイズを示す情報に基づいて、縦方向の閾値と横方向の閾値と各々設定する。
図9は、ユーザの操作を判定する処理の流れを示すフローチャートである。図4(a)と同様の処理については、同符号を付し、その説明を省略する。ステップS902において、接触が検知された位置の移動があったと判断された場合、ステップS903の処理を実行し、接触が検知された位置の移動がないと判断された場合、一連の処理を終了する。ステップS903において、特定部122は、接触が検知された位置の移動を示す移動量のうち、縦方向の移動量と横方向の移動量を特定する。次に、ステップS904において、設定部123は、保持部146に保持された情報に基づいて、操作領域のサイズを特定する。次に、ステップS905において、設定部123は、特定された操作領域のサイズに応じて、縦方向の閾値と横方向の閾値とを決定する。尚、特定された入力両機のサイズが縦幅500ピクセル、横幅、900ピクセルとであった場合、図2(b)に示すように、縦方向の閾値を170ピクセル、横方向の閾値を300ピクセルとする。尚、縦幅が横幅よりも短い場合、縦方向の閾値が横方向の閾値よりも小さい値であればよい。ステップS906において、設定部123は、縦方向の移動量が縦方向の移動に対応する閾値を越えているか否か、横方向の移動量が横方向の移動に対応する閾値を越えているか否かを判断する。尚、ステップS906において、縦方向の移動量が縦方向の移動に対応する閾値を越えていると判断された場合、または横方向の移動量が横方向の移動に対応する閾値を越えていると判断された場合、ステップS405の処理を実行する。一方、ステップS906において、縦方向の移動量が縦方向の移動に対応する閾値を越えていないと判断され、かつ横方向の移動量が横方向の移動に対応する閾値を越えていないと判断された場合、ステップS406の処理を実行する。また、ステップS405においても、設定部143は、ステップS904にて特定された操作領域のサイズに基づいてフリックと判定する基準を縦方向と横方向で別々の値を設定しても良い。
以上によれば、タッチパネル(操作領域)の縦幅と横幅に合うように、ユーザの操作をフリック操作であると判定する処理が可能となる。尚、複数のモードのそれぞれに応じて、操作領域のサイズが変わる場合あっても、それぞれのモードの縦幅と横幅に合うようにユーザ操作をフリック操作であると判定することができる。これにより、ユーザの操作性が向上する。
(第5の実施形態)
本実施形態においては、ユーザの操作を判定する処理の別の一例を説明する。尚、本実施形態に係る情報処理装置の構成は、第4の実施形態と同様であるため、説明を省略する。尚、設定部143は、操作領域の横幅、縦幅から、更に斜め方向の閾値を設定するものとする。
図10は、ユーザの操作を判定する処理の流れを示すフローチャートである。図4(a)、図9と同様の処理については、同じ符号を付し、その説明を省略する。ステップS1005において、設定部143は、縦方向の閾値、横方向の閾値、斜め方向の閾値を決定する。次に、ステップS1006において、判定部144は、移動方向が横方向、縦方向、斜め方向のいずれであるかを検出する。尚、移動方向の検出方法としては、リリース前に最後に接触が検知された位置と、リリース前に最後に検知された時刻より前の異なる時刻において接触が検知された位置とを結ぶ線分の角度から決定する。他の移動方向の検出方法としては、最初に接触が検知された位置と、接触が検知されなくなる前に最後に接触が検知された位置とを結ぶ線分の角度から決定する。尚、図11のように、決定された角度に対応させて、方向を決めておけば良い。図11の例では0度以上22.5度未満及び337.5度以上360度未満、157.5度以上202.5度未満の場合は横方向と判断する。また、22.5度以上67.5度未満、112.5度以上157.5度未満、202.5度以上247.5度未満、292.5度以上337.5度未満の場合は斜め方向と判断する。また、67.5度以上112.5度未満、247.5度以上292.5度未満の場合は縦方向と判断する。ステップS1007において、判定部144は、検出された方向に対応する移動量が、当該方向に対応する閾値を越えているか否かを判断する。尚、ステップS1007において、越えていると判断されたば場合、ステップS405の処理を実行し、越えていないと判断した場合、ステップS406の処理を実行する。また、ステップS405においても、設定部143は、ステップS904にて特定された操作領域のサイズに基づいてフリック操作であると判定する基準を、縦方向と横方向、斜め方向で別々の値を設定しても良い。
以上のように、本実施形態によれば、縦方向の移動、横方向の移動、斜め方向の移動を区別して判定することができるため、注目位置の移動方向に応じて処理が変わる場合等に有効である。
(第6の実施形態)
本実施形態においては、ユーザの操作を判定する処理の別の一例を説明する。尚、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図13(a)は、本発明に係る情報処理装置100の機能構成を示す機能ブロック図である。尚、図1(b)と同様のブロックについては、同じ符号を付し、その説明を省略する。特定部1301は、CPU101等によって構成され、取得部121が出力した情報に基づいて、注目位置の移動時間を特定する。ここでの注目位置の移動時間とは、例えば、指等でタッチパネルに触れたまま、触れている位置を移動し、その後、触れた指等をタッチパネルから離すまでに費やした時間である。即ち、この移動時間とは、ポインタが移動している時間に相当する。具体的な注目位置の移動時間の算出方法としては、指等でタッチパネルに触れた時から、その指等を離すまでの時間を算出すれば良い。この場合には、実際に指等を移動させていない時間帯も移動時間に換算されることになる。その他の注目位置の移動時間の算出方法としては、一定間隔(例えば20ミリ秒間隔)でタッチパネルからのイベントを監視し、指等が移動した旨を伝えるイベントが発生していない間の時間は除くように算出しても良い。
図14は、ユーザの操作を判定する処理の流れを示すフローチャートである。尚、図4と同様の処理については、同じ符号を付し、その説明を省略する。図14(a)では、ステップS1401において、特定部1301は、指等の接触が検知された位置の移動に要した移動時間を特定する。次に、ステップS1402において、設定部123は、その移動時間が所定の閾値(例えば、200ミリ秒)を越えているか否かを判断する。尚、ステップS1402において、移動時間が所定の閾値を越えていると判断された場合、ステップS405の処理を実行し、移動時間が所定の閾値を越えてないと判断された場合、ステップS406の処理を実行する。尚、本実施形態においては、予め0.5ピクセル/ミリ秒という基準が設定されており、ステップS405において、この基準が0.5ピクセル/ミリ秒より大きい値である2.7ピクセル/ミリ秒に変更されるものとする。図14(b)においては、図14(a)のステップS1402の処理にかえてステップS1403の処理を実行し、ステップS405の処理にかえてステップS415の処理を実行するものである。以下、同じ処理については、同じ符号を付し、その説明を省略する。ステップS1403において、設定部123は、移動時間が所定の閾値(例えば、200ミリ秒)を越えているか否かを判断する。尚、ステップS1403において、移動時間が所定の閾値を越えていると判断された場合、ステップS406の処理を実行し、移動時間が所定の閾値を越えてないと判断された場合、ステップS415の処理を実行する。尚、本実施形態においては、予め2.7ピクセル/ミリ秒という基準が設定されており、ステップS415において、この基準が例えば、2.7ピクセル/ミリ秒より小さい値である0.5ピクセル/ミリ秒に変更されるものとする。
図15は、指210とタッチパネル204との接触が検知された位置が移動する様子を示す図である。この図は、図5の移動距離による特定を移動時間による特定に置き換えたものである。尚、図15では、図14(a)にて例に挙げた閾値が設定されているものとして説明する。図15(a)では、位置501から位置502までの移動時間が、300ミリ秒とする。また、リリース前に最後に接触が検知された位置と、その20ミリ秒前に接触が検知された位置とに基づいて算出された単位時間あたりの移動量が2.5ピクセル/ミリ秒であったとする。このとき、判定部124は、制御部125にフリック操作であることを示す信号を出力しない。即ち、図15(a)に示す一連の操作は、フリック操作とは判断されず、例えば、ドラッグアンドドロップの操作であると判断される。図15(b)では、位置511から位置512までの移動時間が、100ミリ秒とする。また、リリース前に最後に接触が検知された位置と、その20ミリ秒前に接触が検知された位置とに基づいて算出された単位時間あたりの移動量が0.7ピクセル/ミリ秒であったとする。このとき、判定部124は、制御部125にフリック操作であることを示す信号を出力する。即ち、図15(b)に示す一連の操作は、フリック操作であると判断される。
図16は、ユーザの操作を判定する処理の流れを示すフローチャートである。尚、図7と同様の処理については、同じ符号を付し、その説明を省略する。図16(a)では、ステップS1601において、特定部1301は、接触が検知された位置の移動に要した移動時間を特定する。次に、ステップS1602において、設定部123は、移動時間が所定の閾値(例えば、200ミリ秒)を越えているか否かを判断する。尚、ステップS1602において、移動時間が所定の閾値を越えていると判断された場合、ステップS705の処理を実行し、移動時間が所定の閾値を越えていないと判断された場合、ステップS702の処理を実行する。つまり、本フローチャートにおいては、タッチパネルから指等が移動した旨を伝えるイベントが通知される度に移動時間を測定し、フリック操作であることを判定する基準を変更するかどうかを判定する。図16(b)については、図7(b)と同一のため、説明を省略する。
図17は、ユーザの操作を判定する処理の流れを示すフローチャートである。尚、図8と同様の処理については、同じ符号を付し、その説明を省略する。ステップS1401は、図14のステップS1401と同様の処理のため説明を省略する。ステップS1701において、設定部123は、ステップS1401にて特定された移動時間が、第1の閾値Th1以上であるか否か、第2の閾値Th2(Th1<Th2とする)以上であるか否かを判断する。尚、閾値Th1は、例えば、200ミリ秒、Th2は、例えば、300ミリ秒とする。また、移動量が閾値Th1未満である場合、ステップS805の処理を実行し、移動量が閾値Th1以上、Th2未満である場合、ステップS806の処理を実行し、移動量が閾値Th2以上である場合、ステップS807の処理を実行する。
以上のように、本実施形態によれば、注目位置の移動時間の長さにより、フリック操作であることを判定する基準を変更する。また、注目位置が移動していない間も移動時間として計上すること可能であるため、タッチパネルに指等を触れた状態で一定時間以上動かさず、その後タッチパネルから指等を離すような長押し操作を行った時間も計上可能となる。そのため、ユーザがタッチ操作に迷う等の理由で長押し操作を行っていた場合には、その後に少し移動しながら指をタッチパネルから離したとしても、フリック操作であるとは判断されにくくなる。
(第7の実施形態)
図13(b)は、本実施形態における情報処理装置140の機能構成を示す機能ブロック図である。この図では、図13(a)の構成に保持部146を更に設け、操作領域のサイズを示す情報を保持する。設定部143において、操作領域のサイズを示す情報に基づいて、移動時間の閾値やフリック操作であることを判定する基準を設定する。各機能ブロックは既に説明済みであるため、詳細な説明は省略する。
図18は、ユーザの操作を判定する処理の流れを示すフローチャートである。図10と同様の処理については、同じ符号を付し、その説明を省略する。ステップS1801において、設定部143は、ステップS1401にて特定された移動時間が、ステップS1006にて検出された移動方向に対応する閾値を越えているか否かを判断する。尚、ステップS1801において、越えていると判断された場合、ステップS405の処理を実行し、越えていないと判断した場合、ステップS406の処理を実行する。また、ステップS405においても、設定部143は、ステップS904にて特定された操作領域のサイズに基づいてフリック操作であることを判定する基準を縦方向と横方向、斜め方向で別々の値を設定しても良い。
以上のように、本実施形態によれば、縦方向の移動、横方向の移動、斜め方向の移動を区別して移動時間の判定処理を行うことができるため、注目位置の移動方向に応じて処理が変わる場合等に有効である。
(その他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. ポインタによるフリック操作を判定する情報処理装置であって、
    前記ポインタの移動量に応じた基準速度を設定する設定手段と、
    前記ポインタの移動速度と前記設定された基準速度とに基づいて、前記ポインタによるフリック操作の発生を判定する判定手段とを有する情報処理装置。
  2. 前記設定手段は、前記ポインタの移動量が所定の閾値を越えない場合に第1の基準速度を設定し、前記移動量が前記閾値を越えた場合に前記第1の基準速度より大きい第2の基準速度を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 更に、前記ポインタによる操作が可能な操作領域のサイズに基づいて、前記閾値を決定する決定手段を有する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定手段は、前記移動速度が前記基準速度を満たす場合、前記ポインタによるフリック操作の発生があったと判定し、前記移動速度が前記基準速度を満たさない場合、前記ポインタによるフリック操作の発生が無かったと判定する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定手段は、前記移動量を移動した旨を伝えるイベントの通知回数により特定する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. ポインタによるフリック操作を判定する情報処理装置の動作方法であって、
    前記ポインタの移動量に応じた基準速度を設定する設定工程と、
    前記ポインタの移動速度と前記設定された基準速度とに基づいて、前記ポインタによるフリック操作の発生を判定する判定工程とを有する動作方法。
  7. 請求項6に記載の動作方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. ポインタによるフリック操作を判定する情報処理装置であって、
    前記ポインタの移動時間に応じた基準速度を設定する設定手段と、
    前記ポインタの移動速度と前記基準速度とに基づいて、前記ポインタによるフリック操作の発生を判定する判定手段とを有する情報処理装置。
  9. 前記設定手段は、前記移動時間が所定の閾値を越えない場合、第1の基準速度を設定し、前記移動時間が前記閾値を越えた場合、前記第1の基準速度より大きい第2の基準速度を設定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 更に、前記ポインタによる操作が可能な操作領域のサイズに基づいて、前記閾値を決定する決定手段を有する請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記判定手段は、前記移動速度が前記基準速度を満たす場合、前記ポインタによるフリック操作の発生があったと判定し、前記移動速度が前記基準速度を満たさない場合、前記ポインタによるフリック操作の発生が無かったと判定する請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. ポインタによるフリック操作を判定する情報処理装置の動作方法であって、
    前記ポインタの移動時間に応じた基準速度を設定する設定工程と、
    前記ポインタの移動速度と前記設定された基準速度とに基づいて、前記ポインタによるフリック操作の発生を判定する判定工程とを有する動作方法。
  13. 請求項12に記載の動作方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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