JP2012127246A - エンジンの停止時制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの停止時における気筒内のピストン位置を再始動に有利な位置に制御することで、エンジンの始動性を向上させる。
【解決手段】エンジン1の停止を検出するエンジン停止検出手段8を備えたエンジン停止時制御装置7において、クランクシャフト6のクランク角を検出するクランク角検出手段9を備え、エンジン停止時にのみクランクシャフトを回転させることが可能な電動機12を備え、エンジン停止検出手段によりエンジン停止を検出し、かつクランク角検出手段により検出されたクランク角が設定範囲外である場合には、電動機によりクランクシャフトを回転させ、ピストン4を予め設定された位置に停止させる。
【選択図】図1

Description

この発明はエンジンの停止時制御装置に係り、特に、エンジン停止時のピストン位置を予め定めた位置に停止させることができるエンジンの停止時制御装置に関する。
車両などに搭載されたエンジンの始動性は、エンジン始動時の気筒内のピストン位置に影響を受ける。停止したエンジンのピストン位置が悪いと、始動までに時間かかかる、エンジン始動時に振動が起こる、また、最悪の場合、エンジンがかからないという不具合が起こる。
近年、エンジンは、燃費向上・CO排出量抑制のために、アイドルストップ制御が開発されている。アイドルストップ制御は、車両が停止している時に、エンジンがアイドリング中は自動停止する制御を行い、運転者が車両を発進する操作を行うと、自動的にエンジンを始動する制御を行う。
アイドルストップ制御には、エンジンの更に高い始動性が要求されるため、気筒内においてピストンを予め定めた位置で停止させる制御が開発されている。一例として、特開2008−75496のようなものがある。この公報に開示されるエンジンの停止制御装置は、エンジンを自動停止・自動始動させるエンジンの停止制御装置において、エンジンの自動停止途中でオルタネータによりクランク軸に回転負荷を作用させることで、ピストンを再始動に適した所定の位置に停止させるものである。
特開2008−75496号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示される技術は、エンジンを自動停止する途中、つまりクランクシャフトが未だ回転しているときに、ピストンが所定位置に停止するように、オルタネータからクランクシャフトに作用する回転負荷を制御するものであり、制御が複雑になるという問題がある。
この発明は、エンジンの停止時における気筒内のピストン位置を再始動に有利な位置に制御することで、エンジンの始動性を向上させることを目的とする。
この発明は、エンジンの停止を検出するエンジン停止検出手段を備えたエンジン停止時制御装置において、クランクシャフトのクランク角を検出するクランク角検出手段を備え、エンジン停止時にのみクランクシャフトを回転させることが可能な電動機を備え、前記エンジン停止検出手段によりエンジン停止を検出し、かつ前記クランク角検出手段により検出されたクランク角が設定範囲外である場合には、前記電動機によりクランクシャフトを回転させ、ピストンを予め設定された位置に停止させることを特徴とする。
この発明のエンジンの停止時制御装置は、エンジンの再始動時に有利な位置に気筒内のピストン位置を制御することで、再始動性を向上することができる。
図1はエンジンの停止時制御装置のブロック図である。(実施例) 図2は電動式ウォータポンプの移動機構部分の断面図である。(実施例) 図3はエンジンの停止時制御装置の制御フローチャートである。(実施例)
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。図1において、1はエンジン、2はエンジン本体である。エンジン1は、エンジン本体2に複数の気筒3を有し、各気筒3内に配置したピストン4をコネクティングロッド5によりクランクシャフト6に連絡している。
エンジン1は、停止時にピストン4を予め設定された位置に停止させる停止時制御装置7を備えている。エンジン1の停止時制御装置7は、エンジン1の停止を検出するエンジン停止検出手段8を備え、クランクシャフト6のクランク角を検出するクランク角検出手段9を備え、エンジン停止時にのみクランクシャフト6を回転させることが可能な電動機を備えている。この実施例においては、電動機として、電動式ウォータポンプ10を用いている。
前記電動式ウォータポンプ10は、図2に示すように、ポンプ本体11に電動機12を備え、この電動機12の駆動力により回転される回転軸13を備えている。回転軸13は、ポンプ本体11を貫通する軸支孔14に回転可能かつ軸方向移動可能に軸支され、電動機12の電動機軸15にプーリ及びベルトなどの回転力伝達機構16により連絡されている。
回転軸13には、エンジン本体2側の端部にインペラ用係合部17を設け、エンジン本体2から離れた外部側にプーリ用係合部18を設けている。ポンプ本体11には、軸支孔14のエンジン本体2側に冷却水を循環させるインペラ19を配設し、軸支孔14のエンジン本体2から離れる外部側にタイミングベルト回転用プーリ20を配設している。インペラ19には、回転軸13のインペラ用係合部17が係合・離脱されるインペラ側係合孔21を設けている。タイミングベルト回転用プーリ20には、回転軸13のプーリ用係合部18が係合・離脱されるプーリ用係合孔22を設けている。タイミングベルト回転用プーリ20は、クランクシャフト6のクランクプーリ23との間にタイミングベルト24を巻き掛けている。
前記電動式ウォータポンプ10は、回転軸13を軸支孔14内で軸方向に移動させる移動機構25を設けている。移動機構25は、アクチュエータ26と、このアクチュエータにより回動されて回転軸13を軸方向に移動させる移動具27とからなる。回転軸13は、移動機構25により軸支孔14内を軸方向移動される。
前記回転軸13は、エンジン本体2側への移動で、インペラ19のインペラ側係合孔21にインペラ用係合部17に係合される一方、タイミングベルト回転用プーリ20のプーリ用係合孔22からプーリ用係合部18を離脱される。また、回転軸13は、エンジン本体から離れる外部側への移動で、インペラ19のインペラ側係合孔21からインペラ用係合部17を離脱される一方、タイミングベルト回転用プーリ20のプーリ用係合孔22にプーリ用係合部18を係合される。
このように、回転軸13は、移動機構25によって、インペラ19及びタイミングベルト回転用プーリ20のいずれか一方にのみ係合され、いずれか他方からは離脱される。
前記エンジン停止検出手段8と、クランク角検出手段9と、電動式ウォータポンプ10の電動機12と、移動機構22のアクチュエータ23とは、図1に示すように、停止時制御装置7の制御手段28に接続されている。制御手段28は、エンジン1の運転時・停止時をそれぞれ所定の条件として、電動機12の駆動力をウォータポンプ駆動用とタイミングベルト回転用とに使い分ける。
制御手段28は、エンジン運転時には移動機構25によって回転軸13をエンジン本体2側へ移動させ、回転軸13をインペラ19に係合して電動機12の駆動力をウォータポンプ駆動用として使用する。また、制御手段28は、エンジン停止時には移動機構25によって外部側へ移動させ、回転軸13をタイミングベルト回転用プーリ20に係合して電動機12の駆動力をタイミングベルト回転用として使用する。
制御手段28は、エンジン停止検出手段8によりエンジン停止を検出し、かつクランク角検出手段9により検出されたクランク角が設定範囲外である場合には、電動機12によりクランクシャフト6を回転させ、ピストン4を予め設定された位置に停止させる。ピストン4を停止する位置は、エンジン1を再始動するのに適した位置に設定してある。制御手段25は、このピストン4が再始動に適した位置にあるときのクランクシャフト6のクランク角を、設定範囲として設定している。
次に、エンジン1の停止時制御装置7の作用を説明する。
エンジン1の停止時制御装置7は、停止時制御のプログラムがスタートすると(S01)、エンジン1が停止状態であるか否かを判断する(S02)。この判断(S02)がNOの場合は、スタート(S01)に戻る。この判断(S02)がYESで、エンジン1が停止状態である場合は、クランクシャフト6のクランク角を読み込み(S03)、読み込んだクランク角と所定の予め設定して範囲との関係からクランク角が設定範囲外であるかを判断する(S04)。
クランク角が設定範囲内にあり、判断(S04)がNOの場合は、プログラムをエンドにする(S11)。クランク角が設定範囲内に無く、判断(S04)がYESの場合は、読み込んだクランク角の設定範囲からのずれ(角度)を計算し(S05)、電動式ウォータポンプ10の電動機12を動かす量を設定し(S06)、クランク角の設定範囲からのずれを基に電動機12の回転数を求める。
次に、タイミングベルト回転用プーリ20が電動機12で回転するように、電動式ウォータポンプ10の回転軸13をインペラ19側から空回りしているタイミングベルト回転用プーリ20側に動かし(S07)、電動機12を前記処理(S06)で求めた回転数だけ駆動してクランク角が設定範囲内に入るようにタイミングベルト回転用プーリ20を介してクランクシャフト6を回転させ(S08)、クランク角が設定範囲内であるかを判断する(S09)。
クランク角が設定範囲内に無く、判断(S09)がNOの場合は、処理(S05)に戻り、クランク角が設定範囲内になるまで前述(S05)〜(S09)を繰り返す。クランク角が設定範囲内にあり、判断(S09)がYESの場合は、インペラ19が電動機12で回転するように、電動式ウォータポンプ10の回転軸13を空回りしているインペラ19側に動かし、タイミングベルト回転用プーリ20から外す(S10)。その後、エンジン1の停止時制御のプログラムをエンドにする(S11)。
回転軸13をインペラ19側に動かして係合するのは、エンジン1が運転している場合、電動式ウォータポンプ10は自由に使用できるようにする必要があり、電動式ウォータポンプ10をいつエンジン11の運転が始まっても良い状態にする必要があるためである。
このように、エンジン1の停止時制御装置7は、エンジン1の停止後に、クランクシャフト6をクランク角が設定範囲内の位置まで回すことで、ピストン4を再始動するのに適した位置に停止する。
これにより、このエンジン1の停止時制御装置7は、エンジン1の再始動時に有利な位置に気筒3内のピストン4の位置を制御することで、再始動性を向上することができる。
また、エンジン1の停止時制御装置7は、電動機として電動式ウォータポンプ10の電動機12を用いて、電動機12の駆動力をウォータポンプ駆動用(インペラ19)とタイミングベルト回転用(タイミングベルト回転用プーリ20)とに所定の条件により、使い分けている。
これにより、このエンジン1の停止時制御装置7は、エンジン停止時の気筒3内のピストン位置制御に専用の電動機を使うことなく、エンジン1に設けた電動式ウォータポンプ10を利用することができ、部品点数を減らすことができる。
なお、上述実施例においては、電動機として電動式ウォータポンプ10を利用したが、電動式ウォータポンプ10の代わりに、電動式オイルポンプを用いることも可能である。また、タイミングベルト回転用プーリ20の代わりに、電動機で運転可能な専用のプーリを用いることも可能である。
また、上述実施例においては、電動式ウォータポンプ10の回転軸13を移動機構25によって軸方向移動させてタイミングベルト回転用プーリ20を回転させたが、エンジン停止制御時に回転軸13とタイミングベルト回転用プーリ20とを結合するギアを使い、タイミングベルト回転用プーリ20を回転させることも可能である。
さらに、スタータモータでエンジン1のフライホイールを回し、クランクシャフト6を回転させることも可能である。また、クランクシャフト6が設定範囲に止まった場合に、クランクプーリ23を動かして回転させることも可能である。
この発明は、エンジンの再始動時に有利な位置に気筒内のピストン位置を制御することで、再始動性を向上することができるものであり、自動停止・自動始動されない通常のエンジンにも、また、自動停止・自動始動させるエンジンにも適用可能である。
1 エンジン
3 気筒
4 ピストン
6 クランクシャフト
7 停止時制御装置
8 エンジン停止検出手段
9 クランク角検出手段
10 電動式ウォータポンプ
12 電動機
13 回転軸
16 回転力伝達機構
19 インペラ
20 タイミングベルト回転用プーリ
23 クランクプーリ
24 タイミングベルト
25 移動機構
28 制御手段

Claims (2)

  1. エンジンの停止を検出するエンジン停止検出手段を備えたエンジン停止時制御装置において、
    クランクシャフトのクランク角を検出するクランク角検出手段を備え、
    エンジン停止時にのみクランクシャフトを回転させることが可能な電動機を備え、
    前記エンジン停止検出手段によりエンジン停止を検出し、かつ前記クランク角検出手段により検出されたクランク角が設定範囲外である場合には、前記電動機によりクランクシャフトを回転させ、ピストンを予め設定された位置に停止させることを特徴とするエンジンの停止時制御装置。
  2. 前記電動機として電動式ウォータポンプを用いて、駆動力をウォータポンプ駆動用とタイミングベルト回転用とに所定の条件により、使い分けることを特徴とした請求項1に記載のエンジンの停止時制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109196205A (zh) * 2016-05-10 2019-01-11 株式会社电装 发动机停止起动控制装置
US10436078B2 (en) 2017-04-11 2019-10-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for internal combustion engine

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