JP2012127194A - 内燃機関制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁負荷を駆動する内燃機関制御装置において、電磁負荷の駆動周期が短い場合でも、該電磁負荷の故障診断精度を向上させ、ノイズに影響されない高速制御を安定して行う。
【解決手段】電磁負荷制御装置において、前記電圧異常を検出する手段をマスクするためのマスク手段を備え、前記マスク手段は、前記電圧異常の検出タイミングを、電磁負荷遮断と電磁負荷の通電とが繰り返される電磁負荷の通電開始タイミングに合わせて設定してあり、電磁負荷の通電遮断時より一定時間を内部タイマによってカウントすることにより、前記一定時間内に検出された電圧異常の誤検出をマスクするように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガソリンや軽油等を燃料とする、自動車,オートバイ,農耕機,工機,船舶機等の内燃機関制御装置に関し、特に、バッテリ電圧あるいは昇圧したバッテリ電圧により駆動される、燃料噴射装置等の電磁負荷制御装置と、その駆動及び故障診断に関する。
ガソリンや軽油等を燃料とする、自動車,オートバイ,農耕機,工機,船舶機等の内燃機関制御装置には、燃費や出力向上の目的で、気筒内に直接燃料を噴射するインジェクタ(燃料噴射装置)が備えられている。このような気筒内直接噴射型インジェクタは、高圧燃料を使用するため、開弁動作に多くのエネルギーを必要とする。また、制御性能(応答性)向上や高速回転(高速度制御)に対応するために、インジェクタに対する上記エネルギーの供給時間や遮断時間を短くする必要がある。さらに、燃料噴射のための燃料噴射システムでは、内燃機関のシリンダ動作サイクルにおいて、電磁駆動される燃料噴射弁を有する燃料噴射装置から燃焼室に対し複数回の燃料噴射(多段噴射)による燃料供給が行われている。
例えば特許文献1では、主トルク発生のための主噴射,トルク増強のための予噴射,排ガス処理の後噴射を有する多段噴射制御が開示されている。これらに対応するためには、電磁負荷に流れる電磁負荷電流を短時間で遮断する必要がある。燃料噴射を短時間で制御する内燃機関制御装置の従来技術の例として、特許文献2に示されているものがある。
特開2003−201900号公報 特開2009−177319号公報
電磁負荷の駆動中または停止途中に、電磁負荷に何らかの故障(天絡,地絡,短絡,開放)が生じた場合、即座にその故障内容を検出し、診断する必要が生じる。
上述した特許文献に記載された内燃機関制御装置では、駆動周期が短くなった場合(つまり、内燃機関の回転数が増加した場合等)には、診断用電圧を下げるのに十分な時間を確保できず、異常電圧閾値よりも電圧が下がりきらない場合があり、診断回路は、例えば、駆動回路及び電磁負荷は正常であるにもかかわらず、天絡が生じたという誤診断をすることがある。また、前記のような誤診断を行った場合は、回路は正常な状態であるにも係わらず、マイクロコンピュータは誤診断と識別してしまい、処理負荷を著しく増大させてしまう。
そこで、本発明は、インジェクタ(燃料噴射装置)などの電磁負荷を駆動する内燃機関制御装置において、内燃機関の回転数が高くなった場合、すなわち、電磁負荷の駆動周期が短くなった場合でも、該電磁負荷の故障診断精度を向上させ高速制御を安定して行わせることを目的とする。
上記課題を達成するために、例えば、内燃機関における燃料噴射装置などの電磁負荷の駆動周期が短くなった場合でも誤診断を防止するため、電磁負荷の駆動周期が時間的に短い場合は電圧異常の検出をマスクする手段を設ける。前記マスクする手段は、前記電圧の異常の検出タイミングを、電磁負荷の遮断と電磁負荷の通電とが繰り返される電磁負荷の通電開始タイミングに合わせて設定し、電磁負荷の通電が遮断された時より所定時間をカウントすることにより、前記一定時間内に検出された電圧異常の誤検出をマスクするように構成する。
本発明によれば、電磁負荷を駆動する内燃機関制御装置において、内燃機関の駆動周期が短くなった場合でも、該電磁負荷の故障診断の信頼性,精度を保証することができる。
本発明による実施例1の内燃機関制御装置の回路構成図である。 本発明による実施例2の内燃機関制御装置の回路構成図である。 実施例1の内燃機関制御装置における回路の動作波形の一例を示す図である。 実施例1の内燃機関制御装置における回路の動作波形の一例を示す図である。 実施例1の内燃機関制御装置における回路の動作波形の一例を示す図である。 本発明による実施例3の内燃機関制御装置の回路構成図である。
本発明による内燃機関制御装置の実施例を以下に説明する。
図1と図3と図4と図5を使用して、本発明による内燃機関制御装置の第1の実施例を説明する。図1は、内燃機関制御装置2の回路構成であり、バッテリ電圧1,バッテリ電圧1を昇圧する昇圧回路3,昇圧回路3と電源グランド37との間に設置された電磁負荷5を有する。
また、内燃機関制御装置2には、電磁負荷5から見てバッテリ電圧側と電源グランド37側とに、それぞれ電磁負荷用のドライバを構成するスイッチ素子(例えばFET)、すなわちハイサイドドライバ4とロウサイドドライバ10が設置されている。ここでは、電磁負荷5から見てバッテリ電圧側をハイサイド(上流)、電源グランド37側をロウサイド(下流)と称する。
更に、内燃機関制御装置2は、マイクロプロセッサ30,ロジック回路31,ハイサイドドライバ用の駆動信号生成回路28、及びロウサイドドライバ用の駆動信号生成回路12を有する。また、電磁負荷5の故障診断のために、電圧検出回路15と診断回路25を有する。
昇圧回路3は、バッテリ電圧1を昇圧し、この昇圧電圧が電磁負荷5に、ハイサイドドライバ4及びロウサイドドライバ10を介して印加される。この昇圧電圧により、インジェクタ等の電磁負荷5に流れる電流5Aを短時間に上昇させる。すなわち、内燃機関制御装置2は、ハイサイドドライバ4とロウサイドドライバ10を駆動させて電磁負荷5を駆動する。この過程を、以下に説明する。マイクロプロセッサ30から出力されたコントロール信号29は、ロジック回路31に入力される。このコントロール信号に基づいて、ロジック回路31は、ロジックのハイサイドドライバ駆動信号26とロウサイドドライバ駆動信号13をそれぞれの駆動信号生成回路12及び28に出力する。駆動信号生成回路12及び28は、入力されたロジック信号13及び26に基づきアナログのハイサイドドライバ駆動信号27及びロウサイドドライバ駆動信号11を生成する。このアナログ駆動信号11及び27によって、ハイサイドドライバ4とロウサイドドライバ10が通電(オン)して、電磁負荷5に電磁負荷電流5Aが流れ、電磁負荷5が駆動する。
この電磁負荷電流5Aは、例えばインジェクタのような電磁負荷5の弁体を応答良く駆動(例えば開弁)するのに必要な程度の比較的大きな電流である。電磁負荷5の駆動後は、引き続き駆動後の弁体の状態を維持する程度の電流が、次のようにして所定時間、電磁負荷5に供給される。この場合には、ロウサイドドライバ駆動信号がオン状態を維持し(すなわち、ロウサイドドライバ10がオン状態)、一方、ハイサイドドライバ駆動信号がオフ(ハイサイドドライバ4がオフ)し、更に、チョッピング駆動信号生成回路108を介して電磁負荷5がチョッピングされて、電磁負荷5の駆動後の状態が維持される。チョッピング駆動信号109は、マイクロプロセッサ30からのコントロール信号29に基づき、ロジック回路31から出力される。この詳細は、図3を用いて後述する。
電磁負荷5の故障診断は、診断回路25が行う。電圧検出回路15は、ロウサイドドライバ10のドレイン電圧46を検出し、診断フラグ信号14を診断回路25に出力する。
例えば、ロウサイドドライバ10のドレイン電圧46が上昇してバッテリ電圧1に近い電圧まで達した場合、すなわちロウサイドドライバドレイン電圧46が天絡検出の閾値を超えていれば、診断回路25は、電磁負荷5が天絡したという天絡診断をする。
一方、ロウサイドドライバ10のドレイン電圧46が下降してグランドレベルの電圧まで達した場合、すなわち、ロウサイドドライバドレイン電圧46が地絡検出の閾値を下回っていれば、診断回路25は、電磁負荷5が地絡したという地絡診断をする。
更に、内燃機関制御装置2は、第1電流量調整回路18,第2電流量調整回路20及び電流調整用駆動信号切り替えスイッチ111を有する。第1電流量調整回路18は、第1電流源17からなる。第2電流量調整回路20は、第2電流源19及び第3電流源21からなる。切り替えスイッチ111は、電圧検出回路15の出力信号に応じて第1,第2の電流量調整回路(18,20)の電流源17,19,21を選択的に切り替え制御するためのものである。
このうち第2電流量調整回路20は、電磁負荷のスイッチング素子(ロウサイドドライバ10)側のドレイン電圧を検出して、電磁負荷駆動時のドレイン電圧を所定の電圧レベルに保つためのものである。例えば、ドレイン電圧が低い場合には、電圧検出回路15,電流調整用駆動信号切り替えスイッチ111を介して第3電流源(電源側電流源)21をオンしてドレイン電圧を上昇させ、逆にドレイン電圧が高い場合には、第2電流源(グラウンド側電流源)19をオンしてドレイン電圧を減少させ、最終的にドレイン電圧を一定レベルに保つ。この場合、第2電流源19は、グランド側に接続されているが、ドレイン電圧を所定レベルに収束させるために、緩やかにドレイン電圧を下降させる仕様になっている。
一方、第1電流量調整回路18に用いられる第1電流源17は、電磁負荷5の通電を遮断した時(非駆動にした時:ハイサイド及びロウサイドドライバ4,10をオフした時)に電磁負荷によりロウサイドドライバ10のドレイン側に生じる逆起エネルギーによる跳ね上がり電圧を急速に減衰させる役割をなす。ひいては、この逆起エネルギーの急速減衰により、電圧検出回路15による天絡,地絡の検出動作を行うタイミングでの天絡の誤診断を防止するようにしてある。
また、内燃機関制御装置2には、電磁負荷5の入力信号及び出力信号を、外部からのサージやノイズのような外乱から保護するために、ノイズ・サージ保護用コンデンサ(上流)7とノイズ・サージ保護用コンデンサ(下流)9が設けられている。
更に内燃機関制御装置2は、逆流防止ダイオード6、及び電流回生ダイオード8を有する。逆流防止ダイオード6は、電磁負荷5のチョッピング制御時の電流の逆流を防止する。また、電流回生ダイオード8は、コントロール信号29の立ち下がりでロウサイドドライバ駆動信号(アナログ)11がオフになったとき、ロウサイドドライバ10の逆起エネルギーによる回生電流を、昇圧回路3に回生させる。
次に、第1の実施例の動作を、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
マイクロプロセッサ30から出力されたコントロール信号29がオンになると、ロウサイドドライバ10及びハイサイドドライバ4の駆動信号、すなわちロウサイドドライバ駆動信号(アナログ)11及びハイサイドドライバ駆動信号(アナログ)27がオンになり、電磁負荷5に電磁負荷電流5Aが流れる。
電磁負荷電流5Aは、昇圧回路3で昇圧されたバッテリ電圧1により、通電初期のピーク電流通電期間に、ピーク電流閾値100まで短時間で上昇する。ピーク電流閾値100は、電流を停止する値であり、予め定めてある。ピーク電流閾値100に達した電磁負荷電流5Aは、保持区間に遷移し、ハイサイドドライバ4がオフ(ハイサイド電流81Aがオフ)になった後、チョッピング駆動信号生成回路108によってチョッピングされる。このときの電磁負荷上流電圧103の波形は、図3に示したようになる。電磁負荷の動作が終了すると、電磁負荷を初期状態に速やかに戻すために、電磁負荷電流5Aを短い通電電流下降期間で急速に遮断する。
コントロール信号29がオフになると、コントロール信号29の立ち下がりでロウサイドドライバ駆動信号(アナログ)11がオフになる。このロウサイドドライバ駆動信号11の立ち下がりタイミング39で、ロウサイドドライバ10のドレイン側に、電磁負荷5による逆起エネルギーが発生する。ロウサイドドライバドレイン電圧46は、この逆起エネルギーにより、ある特定の電圧(跳ね上がり電圧300)まで跳ね上がる。跳ね上がり電圧300は、ノイズ・サージ保護用コンデンサ(下流)9に蓄積される。同時に、跳ね上がり電圧300は、ロウサイドドライバドレイン電圧46として電圧検出回路15に入力される。そして、電圧検出回路15の検出結果に従い、電流調整用駆動信号切り替えスイッチ111によって、第1電流量調整回路18及び第2電流量調整回路20が制御される。
このとき、図3に示すように、ロウサイドドライバドレイン電圧46が天絡閾値104よりも高い場合、電流調整用駆動信号切り替えスイッチ111から第1電流源制御信号16がハイ出力され、第1電流源17がオンとなる。これにより、ロウサイドドライバドレイン電圧46は、ノイズ・サージ保護用コンデンサ(下流)9に蓄積された電荷をディスチャージし、跳ね上がり電圧300を急激に減衰することができる。そして、ロウサイドドライバドレイン電圧46が天絡閾値104以下になると、電流調整用駆動信号切り替えスイッチ111により第1電流源制御信号16がロウ出力となり、第1電流源17はオフになる。この第1電流源制御信号立ち下がりタイミング33で、電流調整用駆動信号切り替えスイッチ111から第2電流源制御信号24がハイ出力され、第2電流源19がオンになる。これにより、ロウサイドドライバドレイン電圧46は、急速に減衰するが下がり過ぎることなく一定値105に収束し、定常状態に達する。
天絡状態であるかどうかを診断するタイミングは、コントロール信号29の立ち上がりに合わせる。コントロール信号29の立ち上がり以外は、電磁負荷5を急速に立ち上げたり逆起エネルギーが発生したりする状態であるので、天絡の判断が困難である。この天絡検出タイミング116で、ロウサイドドライバドレイン電圧46が天絡閾値104を超えていた場合、天絡状態であると判断する。
本実施例によれば、ロウサイドドライバドレイン電圧46が逆起エネルギーによりある特定の電圧まで跳ね上がり、ノイズ・サージ保護用コンデンサ9にチャージされても、天絡検出タイミング116までに、チャージされた電圧を急激に減衰することができる。
しかし、内燃機関の回転数が増加してコントロール信号29の駆動周期が短くなり、つまり、天絡検出タイミング116までの間隔が時間的に短くなった場合、図4のタイミングチャートに示したように、ノイズ・サージ保護用コンデンサ9にチャージされた逆起エネルギーによる電圧を十分に減衰させる時間が無く、ロウサイドドライバドレイン電圧46が天絡閾値104を越えた状態でコントロール信号29が立ち上がってしまい、この結果診断フラグが立ち、駆動回路及び電磁負荷は正常であるにもかかわらず天絡を検出するといった誤診断をしてしまう。
この誤診断を回避するために、ノイズ・サージ保護用コンデンサ9にチャージされた逆起エネルギーによる電圧が十分に減衰されるまでの一定期間、図5のタイミングチャートに示したような、天絡の誤診断(誤検出)をマスクする期間117を内部タイマ25Aによって設ける。この誤診断マスク期間117を設けることにより、コントロール信号29の立ち下がりから立ち上がりの間隔が狭まった場合でも、駆動回路及び電磁負荷は正常であるにもかかわらず天絡が生じるという誤診断を無くすことができ、電磁負荷5を高精度に診断し、高速度で制御することができる。
また、以上の方法により、第1電流源17による電流は、ロウサイドドライバドレイン電圧46が逆起エネルギーによりある特定の電圧まで跳ね上がった場合にのみ流れるようにすることができるので、発熱を低減することができるというメリットもある。
図2に、本発明による内燃機関制御装置の第2の実施例を説明する。
本実施例の構成は、図1に示す誤診断マスク用タイマ25Aを、誤診断マスク回路25Bに変更したものである。誤診断マスク回路25Bは、実施例1と同様に誤診断マスク期間117を生成する役割を果たす。従って、このような構成によっても、図5に示したように実施例1と同様な効果を得ることが可能である。
図6に、本発明による内燃機関装置の第3の実施例を説明する。
本実施例の構成は、図1に示す電圧検出回路15の入力経路を、ロウサイドドライバドレイン電圧46からハイサイドドライバソース電圧47に変更したものである。ハイサイドドライバソース電圧47は、実施例1と同様に電圧検出回路15へ接続することによって診断可能であるため、本構成によっても図5に示したように実施例1と同様の効果を得ることが可能である。
本発明は、ガソリンや軽油等を燃料とする、自動車,オートバイ,農耕機,工機,船舶機等において、バッテリ電圧あるいは昇圧したバッテリ電圧により、燃料噴射装置等の電磁負荷を駆動する内燃機関制御装置に関する。加えて、内燃機関のような駆動周期が変化する制御装置に関して、高い診断性能が必要な装置に適用される。
1 バッテリ電圧
2 内燃機関制御装置
3 昇圧回路
4 ハイサイドドライバ
5 電磁負荷
5A 電磁負荷電流
6 逆流防止ダイオード
7 ノイズ・サージ保護用コンデンサ(上流)
8 電流回生ダイオード
9 ノイズ・サージ保護用コンデンサ(下流)
10 ロウサイドドライバ
11 ロウサイドドライバ駆動信号(アナログ)
12 ロウサイドドライバ用の駆動信号生成回路
13 ロウサイドドライバ駆動信号(ロジック)
13a 遅延ロウサイドドライバ駆動信号(ロジック)
14 診断フラグ信号
15 電圧検出回路
16 第1電流源制御信号
17 第1電流源
18 第1電流量調整回路
19 第2電流源
20 第2電流量調整回路
21 第3電流源
24 第2電流源制御信号
25 診断回路
25A 誤診断マスク用タイマ
25B 誤診断マスク回路
26 ハイサイドドライバ駆動信号(ロジック)
27 ハイサイドドライバ駆動信号(アナログ)
28 ハイサイドドライバ用の駆動信号生成回路
29 コントロール信号
30 マイクロプロセッサ
31 ロジック回路
33 第1電流源制御信号立ち下がりタイミング
37 電源グランド
39 ロウサイドドライバゲート信号立ち下がりタイミング
46 ロウサイドドライバドレイン電圧
47 ハイサイドドライバソース電圧
81A ハイサイド電流
100 ピーク電流閾値
103 電磁負荷上流電圧
104 天絡閾値
105 ロウサイドドライバドレイン電圧の一定値
108 チョッピング駆動信号生成回路
109 チョッピング駆動信号
111 電流調整用駆動信号切り替えスイッチ
116 天絡検出タイミング
117 誤診断マスク期間
300 跳ね上がり電圧

Claims (6)

  1. 電磁負荷と、前記電磁負荷の電源と、前記電磁負荷を駆動するために少なくとも前記電源と前記電磁負荷との間及び前記電磁負荷と電源グラウンドとの間のいずれか一方に配置されたドライバ用のスイッチ素子と、前記電磁負荷と前記スイッチ素子との間の電圧異常を検出することにより回路構成の故障を診断する診断手段と、を備えた電磁負荷制御装置において、
    前記電圧異常を検出する手段をマスクするためのマスク手段を備え、
    前記マスク手段は、前記電圧異常の検出タイミングを、電磁負荷遮断と電磁負荷の通電とが繰り返される電磁負荷の通電開始タイミングに合わせて設定してあり、電磁負荷の通電遮断時より一定時間を内部タイマによってカウントすることにより、前記一定時間内に検出された電圧異常の誤検出をマスクすることを特徴とする電磁負荷制御装置。
  2. 請求項1に記載の電磁負荷制御装置において、
    前記マスク手段は、前記電圧異常の検出タイミングを、電磁負荷遮断と電磁負荷の通電とが繰り返される電磁負荷の通電開始タイミングに合わせて設定してあり、かつ電磁負荷の通電遮断時よりチャージされたコンデンサから時定数を持った放電により、決められた一定時間内に検出された電圧異常の誤検出をマスクすることを特徴とする電磁負荷制御装置。
  3. 請求項1また2に記載の電磁負荷制御装置において、
    前記電圧異常を検出する手段は、電磁負荷回路の天絡及び地絡のうち少なくとも一つに基づく電圧異常を検出することを特徴とする電磁負荷制御装置。
  4. 電磁負荷と、
    前記電磁負荷の電源と、
    前記電源と前記電磁負荷との間及び前記電磁負荷と電源グラウンドとの間のいずれか一方に配置されたドライバ用のスイッチ素子と、
    前記電磁負荷と前記スイッチ素子との間の異常を検出することにより回路の故障を診断する診断手段と、
    前記異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段をマスクするためのマスク手段を備え、
    前記マスク手段は、前記異常の検出タイミングを、電磁負荷の通電開始タイミングに合致するように設定し、電磁負荷の通電が遮断された時より所定時間経過した場合に、前記所定時間内に検出された異常の誤検出をマスクすることを特徴とする電磁負荷制御装置。
  5. 請求項4に記載の電磁負荷制御装置において、
    前記マスク手段は、前記異常の検出タイミングを、電磁負荷遮断と電磁負荷の通電とが繰り返される電磁負荷の通電開始タイミングに合わせて設定してあり、かつ電磁負荷の通電遮断時よりチャージされたコンデンサから時定数を持った放電により、決められた一定時間内に検出された異常の誤検出をマスクすることを特徴とする電磁負荷制御装置。
  6. 請求項4また5に記載の電磁負荷制御装置において、
    前記異常検出手段は、電磁負荷回路の天絡及び地絡のうち少なくとも一つに基づく電圧異常を検出することを特徴とする電磁負荷制御装置。
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