JP2012125099A - 電源装置及びそれを用いたled照明器具、ハードディスク装置 - Google Patents

電源装置及びそれを用いたled照明器具、ハードディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012125099A
JP2012125099A JP2010275764A JP2010275764A JP2012125099A JP 2012125099 A JP2012125099 A JP 2012125099A JP 2010275764 A JP2010275764 A JP 2010275764A JP 2010275764 A JP2010275764 A JP 2010275764A JP 2012125099 A JP2012125099 A JP 2012125099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor switching
switching element
power semiconductor
power supply
inductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010275764A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5337138B2 (ja
Inventor
Takashi Sase
隆志 佐瀬
Tamahiko Kanouda
玲彦 叶田
Yosuke Tsuyuki
洋輔 露木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2010275764A priority Critical patent/JP5337138B2/ja
Priority to US13/214,540 priority patent/US8654551B2/en
Publication of JP2012125099A publication Critical patent/JP2012125099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5337138B2 publication Critical patent/JP5337138B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/02Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal
    • H02M7/04Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/12Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/21Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M7/217Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits
    • H05B45/3725Switched mode power supply [SMPS]
    • H05B45/375Switched mode power supply [SMPS] using buck topology
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/30Semiconductor lamps, e.g. solid state lamps [SSL] light emitting diodes [LED] or organic LED [OLED]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】本発明は降圧コンバータを用いた電源装置において、ダイオードブリッジが無く、さらに部品点数が削減できる低コストの電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】2つのインダクタL1、L2を結合したカップリングインダクタLoと出力コンデンサCoを有する2つの降圧コンバータで構成した電源装置において、前記2つの降圧コンバータのうち、AC入力電圧の正の半サイクル期間は、第1の降圧コンバータを動作させ、またAC入力電圧の負の半サイクル期間は、第2の降圧コンバータを動作させることにより、AC入力電圧から前記出力コンデンサの両端にDC出力電圧を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、AC−DCコンバータの電源装置に関する。特にダイオードブリッジの無い低コストの電源装置に関するものである。
従来知られているAC−DCコンバータの電源装置においては、力率改善コンバータがダイオードブリッジによる整流器と昇圧コンバータで構成されるのが主流である。
また特許文献1では、ダイオード、スイッチ、インダクタ、コンデンサからそれぞれ成る第1の降圧コンバータと第2の降圧コンバータを備え、交流入力電圧の正の半サイクル期間は第1の降圧コンバータを動作させ、交流入力電圧の負の半サイクル期間は第2の降圧コンバータを動作させて、それぞれの出力のコンデンサの両端電圧の和電圧を直流出力電圧として得る降圧コンバータを用いた電源装置の技術が開示されている。
US 2009/0303762 A1号公報
しかしながら、力率改善コンバータにダイオードブリッジを用いる方法は、素子数が多くなり、コストの上昇を招く。
また、特許文献1の降圧コンバータを用いた電源装置においては、交流入力電圧の正の半サイクル期間に、降圧コンバータのスイッチに付帯しているボディーダイオードを介して、交流入力電圧に戻る経路が形成されるため、過電流により素子の破損の虞がある。この対策として、2個の入力ダイオードが必要になる。また、この方法は、インダクタが2個、2つの降圧コンバータをそれぞれ制御するために電流センスが2組、出力のコンデンサが2個と、それぞれ2倍に増加する等、低コストを図る上では部品点数の削減が不充分であるという課題がある。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するもので、その目的とするところは、降圧コンバータを用いたAC−DCコンバータの電源装置において、部品点数が削減でき、低コストの電源装置を提供することである。
前記の課題を解決して、本発明の目的を達成するために、以下のように構成した。
すなわち、2つのインダクタを結合したカップリングインダクタと出力コンデンサを有する2つの降圧コンバータで構成したAC−DCコンバータを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、降圧コンバータを用いたAC−DCコンバータの電源装置において、部品点数が削減でき、低コストの電源装置を提供できる。
本発明の第1実施形態の電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態の電源装置における各部の電圧波形のタイムチャートである。 本発明の第1実施形態の電源装置におけるもう1つの各部の電圧波形のタイムチャートである。 本発明の第1実施形態の電源装置におけるさらにもう1つの各部の電圧波形のタイムチャートである。 本発明の第2実施形態の電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の第3実施形態の電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態の電源装置におけるカレントトランスによる電流センスを示した回路図である。 本発明の第1実施形態の電源装置におけるセンス抵抗による電流センスを示した回路図である。 本発明の第4実施形態の電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の第4実施形態の電源装置における各部の電圧波形のタイムチャートである。 本発明の第5実施形態の電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の第5実施形態の電源装置における各部の電圧波形のタイムチャートである。 本発明の第6実施形態の電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の第6実施形態の電源装置における各部の電圧波形のタイムチャートである。 本発明の第7実施形態のLED照明器具用の電源装置の回路図である。 本発明の第8実施形態のHDD装置用の電源装置の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の電源装置の構成を示す回路図である。
図1において、ViH、ViLは入力端子であり、VoH(High側)、VoL(Low側)は出力端子である。
入力端子ViHには、スイッチQ1を介して、ダイオードD3のカソードとインダクタL1の一端(黒丸印側、図1)とが接続されている。
もう一方の入力端子ViLには、スイッチQ2を介して、ダイオードD4のカソードとインダクタL2の一端(黒丸印の反対側、図1)とが接続されている。
また、出力端子VoHには、出力コンデンサCoの一端(+極性側、極性は図示せず)と、インダクタL1の他端(黒丸印の反対側、図1)と、インダクタL2の他端(黒丸印側、図1)とが接続されている。
もう一方の出力端子VoLには、出力コンデンサCoの他端(−極性側、極性は図示せず)と、ダイオードD3とダイオードD4のそれぞれのアノードとが接続されている。
さらに、入力端子ViH、ViLの両端にはAC(Alternating Current、交流)入力電圧VACが接続され、交流電力が供給される。
また、出力端子VoH、VoLの両端には、DC(Direct Current、直流)出力電圧Voが得られ、負荷(図示せず)が接続されている。
なお、半導体素子、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)で構成されているスイッチQ1、Q2に、並列に接続されているダイオードD1、D2は、スイッチQ1、Q2にそれぞれ付帯(寄生)しているボディーダイオードのことである。
また、インダクタL1とインダクタL2は、結合してカップリングインダクタLoが形成されており、カップリングインダクタLoの極性は、図1にドット(黒丸印)で付した通りである。さらに、ダイオードD3とダイオードD4はフライホイールダイオード(還流ダイオード)としての機能をする。
なお、図1において、カップリングインダクタLoのLoに下線を引いてあるのはカップリングインダクタであることを示している。
ここで、第1の降圧コンバータとは、本来の降圧コンバータ動作に必要なスイッチQ1(第1のパワー半導体スイッチング素子)と、ダイオードD3(第1のダイオード)と、インダクタL1(第1のインダクタ)と、出力コンデンサCoとの基本的な構成に、さらにダイオードD4(第2のダイオード)と、ダイオードD2(第2のボディーダイオード)とを加えて構成される回路である。
また、第2の降圧コンバータとは、本来の降圧コンバータ動作に必要なスイッチQ2(第2のパワー半導体スイッチング素子)と、ダイオードD4(第2のダイオード)と、インダクタL2(第2のインダクタ)と、出力コンデンサCoとの基本的な構成に、さらにダイオードD3(第1のダイオード)と、ダイオードD1(第1のボディーダイオード)とを加えて構成される回路である。
なお、第1の降圧コンバータと第2の降圧コンバータとからなる図1の回路は、力率改善コンバータの機能も有している。後記するように、降圧コンバータとして、スイッチQ1とスイッチQ2をオン・オフ(ON・OFF)すると、入力端子ViH、ViLから流入する入力電流における高調波成分の電流も変化するが、スイッチQ1、Q2のオン・オフの期間や比率を適切に選択することにより、入力電流から高調波成分を排除して、入力電流を正弦波に近づける、つまり力率を改善することも併せて行うことができる。
<電源装置の動作とタイムチャート>
次に、本発明の電源装置の第1実施形態の動作を、図2のタイムチャートを参照して説明する。
図2において、スイッチQ1、Q2(図1)に与える制御信号は、制御信号Q1、Q2の制御信号波形で示されている。これらの制御信号波形がHigh(高電位)にあるときスイッチ(Q1、Q2、図1)はオン(ON)、Low(低電位)にあるときにオフ(OFF)となっている。制御信号Q1、Q2は、PWM(Pulse Width Modulation)パルスによって制御され、AC入力電圧VACから前記した2つの降圧コンバータを用いて、出力コンデンサCoの両端にDC出力電圧Voを得るようにしている。
このため、制御信号Q1によって、AC入力電圧VACの正の半サイクル期間は第1の降圧コンバータのスイッチQ1が降圧動作をする。
また制御信号Q2によって、AC入力電圧VACの負の半サイクル期間は第2の降圧コンバータのスイッチQ2が、PWM制御による降圧動作を受け持っている。
なお、図2において、PWMパルスは一定間隔のように図示されているが、オンパルス幅は制御状態によって変化する。
≪AC入力電圧VACが正の半サイクル期間の動作≫
まず、AC入力電圧VACが正の半サイクル期間の動作について説明する。この場合は、入力端子ViHの電位は入力端子ViLの電位より高い状態にある。
この期間は、図2のように、スイッチQ1はPWMパルスによって制御されるためオンとオフの状態を交互にとる。まず、スイッチQ1がオン状態にされると、AC入力電圧VACによって供給されるエネルギー(電気的なエネルギー、以下において単に「エネルギー」と表記する)は、入力端子ViHからスイッチQ1、インダクタL1、出力コンデンサCo、ダイオードD4、ダイオードD2、入力端子ViLを経由して流れる。したがって、そのエネルギーは出力コンデンサCoに蓄積され、出力コンデンサCoの両端電圧を上昇させる。
このとき、インダクタL1を流れるエネルギーは、{(VAC?Vo)/L1}の傾斜で増加していくため、インダクタL1とはカップリングインダクタの関係にあるインダクタL2にも、同様にエネルギーが伝達される。このエネルギーの方向(電位、電圧)は、出力コンデンサCoの両端電圧を上昇させる方向なので、このエネルギーはダイオードD4を経由して循環(還流)することになる。
次に、スイッチQ1がオフ状態にされると、インダクタL1に蓄積されたエネルギーは、出力コンデンサCo、ダイオードD3の経由で循環される。このため、インダクタL1の蓄積エネルギーは(Vo/L1)の傾斜で減少していき、出力コンデンサCoの両端電圧を減少させる。このとき、インダクタL1とはカップリングインダクタLoの関係にあるインダクタL2にも、同様にエネルギーが伝達される。
このインダクタL2に伝達されたエネルギーの方向は、出力コンデンサCoの両端電圧を減少させる方向なので、このエネルギーは、ダイオードD4を経由して循環することになる。
このようにして、スイッチQ1がオンとオフ状態を交互に繰返すことにより、定常状態において、出力端子VoH、VoL間に得られるDC出力電圧Voは、Vo=D・VACの関係で得られる。ただし、入力端子ViH、ViL間に印加されるAC入力電圧をVACとし、スイッチQ1のPWMパルスによって制御されるデューティをDとする。
なお、以上においては、スイッチQ1はオン・オフの動作を繰り返しているが、スイッチQ2はオフのままである。したがって、第1の降圧コンバータのみが動作し、第2の降圧コンバータは停止している期間である。
≪AC入力電圧VACが負の半サイクル期間の動作≫
次は、AC入力電圧VACが、負の半サイクル期間の動作について説明する。この場合は、入力端子ViLの電圧が入力端子ViHの電位より高い状態である。
この期間は、図2に示すように、スイッチQ2はPWMパルスによって制御されるため、オンとオフの状態を交互にとる。
まず、スイッチQ2がオン状態にされると、AC入力電圧VACによって供給されるエネルギーは、入力端子ViLからスイッチQ2、インダクタL2、出力コンデンサCo、ダイオードD3、ダイオードD1、入力端子ViHを経由して流れるため、そのエネルギーは出力コンデンサCoに蓄積され、出力コンデンサCoの両端電圧を上昇させる。
このとき、インダクタL2を流れるエネルギーは、{(VAC?Vo)/L2}の傾斜で増加していくため、インダクタL2とはカップリングインダクタの関係にあるインダクタL1にも、同様にエネルギーが伝達される。このインダクタL1に伝達されたエネルギーの方向は、出力コンデンサCoの両端電圧を上昇させる方向なので、このエネルギーはダイオードD3を経由して循環(還流)することになる。
次に、スイッチQ2がオフ状態にされると、インダクタL2に蓄積されたエネルギーは、出力コンデンサCo、ダイオードD4の経由で循環される。このため、インダクタL2の蓄積エネルギーは(Vo/L2)の傾斜で減少していくため、出力コンデンサCoの両端電圧を減少させる。
このとき、インダクタL2とはカップリングインダクタLoの関係にあるインダクタL1にも、同様にエネルギーが伝達される。このエネルギーの方向は出力コンデンサCoの両端電圧を減少させる方向なので、このエネルギーはダイオードD4を経由して循環することになる。
このようにして、スイッチQ2がオンとオフ状態を交互に繰返すことにより、定常状態において、出力端子VoH、VoL間に得られるDC出力電圧Voは、前述の式と同様にDを前記したデューティとして、Vo=D・VACの関係で得られる。
なお、以上においては、スイッチQ2はオン・オフの動作を繰り返しているが、スイッチQ1はオフのままである。したがって、第2の降圧コンバータのみが動作し、第1の降圧コンバータは停止している期間である。
ここでは、インダクタL1とインダクタL2を独立に使用した場合に代えて、インダクタL1とインダクタL2を結合し、カップリングインダクタLoとして使用する場合のメリットを、AC入力電圧VACが正の半サイクル期間の動作を使って説明する。
≪インダクタL1とインダクタL2を独立に使用する場合≫
まず、インダクタL1とインダクタL2を独立に使用する場合は、AC入力電圧VACによって供給されるエネルギーは、図2に示すように、スイッチQ1がオン状態にされると次の経路で電流が流れる。
その経路は、図1において、入力端子ViHからスイッチQ1、インダクタL1、出力コンデンサCo、ダイオードD4、ダイオードD2、入力端子ViLを経由して流れるものであり、これらの素子によって、通常の第1の降圧コンバータが形成される。
しかし、それのみならず、入力端子ViHからスイッチQ1、インダクタL1、インダクタL2、ダイオードD2、入力端子ViLを経由して流れる回路が形成される。
このため、インダクタL2には入力端子ViLに戻る方向にエネルギーが蓄積されることになる。このインダクタL2の蓄積エネルギーは、スイッチQ1がオフ状態にされても同じ方向に流れようとするが、この流れはスイッチQ1がオフによって、さらにはこの流れに対して逆向きのスイッチQ1に付帯するダイオードD1によっても阻止される。
このため、インダクタL2の蓄積エネルギーの流れる経路がなくなると云う問題が発生する。
なお、インダクタL2を含む通常の第2の降圧コンバータでも同様のことが起こり、インダクタL1の蓄積エネルギーの流れる経路がなくなると云う問題が発生する。
≪インダクタL1とインダクタL2を結合して使用する場合≫
次に、インダクタL1とインダクタL2を結合してカップリングインダクタLoとして使用する場合は、スイッチQ1がオン状態にされたときに、インダクタL2に蓄積されるエネルギーの方向を、インダクタL1とL2を独立に使用した場合の蓄積エネルギーの方向と反対方向に変えることができる。
また、スイッチQ2がオン状態にされたときに、インダクタL1に蓄積されるエネルギーの方向を、インダクタL1とL2を独立に使用した場合の蓄積エネルギーの方向と反対方向に変えることができる。
このような対応策を採ることで、常にインダクタL2とインダクタL1の蓄積エネルギーの経路を確保することができるようになる。
以上の方法は、インダクタL2、L1の蓄積エネルギーの経路を確保すると云う方法であり、これを達成するためには、インダクタL1とインダクタL2のカップリングインダクタとしての結合係数は、0.9以上であることが望ましい。この値は、カップリングインダクタとしては密結合の部類に入り,製造がし易いと云う利点がある。
本実施形態では、ダイオードブリッジを持たずに、AC入力電圧VACの正、負のサイクル期間に拘らず、常に出力コンデンサCoにはDC出力電圧Voが得られるので、ダイオードブリッジが削除できるほか、インダクタの磁性部品を1個にできるなど、大幅な部品点数削減ができる。したがって、低コストの電源装置が提供できることになる。
≪電源装置を動作させるためのもう1つのタイムチャート≫
図3は、図1の本発明の電源装置の第1実施形態を動作させるためのもう1つのタイムチャートである。
この動作タイミングは、制御信号Q1と制御信号Q2を、AC入力電圧VACの正、負のサイクル期間に拘らず、PWMパルスによって制御して、常にスイッチQ1とスイッチQ2を動作させることにある。
これにより、AC入力電圧VACの正の半サイクル期間は、図2でスイッチQ2がオフ状態にあって、ダイオードD2に総て流れていた電流が、スイッチQ2をオン・オフすることにより、スイッチQ2に断続的に流れるようになる。
ダイオードD2とスイッチQ2との導通(オン)時の抵抗を比較すれば、スイッチQ2の方が低抵抗であるので、導通損が低減でき、低損失化を図ることができる。
また、ダイオードD2とスイッチQ2の併用により側路ができて、より低抵抗となるので、さらに導通損が低減できる。
同様にして、AC入力電圧VACの負の半サイクル期間の場合は、スイッチQ1に断続的に流れるようになる。このように、図2の制御でダイオードD2、またはダイオードD1に総て流れていた電流は、前記したように図3の制御により低オン抵抗のスイッチQ2、またはQ1に流れる。したがって、スイッチとダイオードの併用により導通損が低減でき、低損失化を図ることができる。
また、更なるダイオードD2、D1の導通損の削減には、ダイオードD2、D1の導通期間は、スイッチQ2、Q1をずっとオン状態にすることで、効果がより大にできる。
≪さらにもう1つのタイムチャート≫
図4は、図1の本発明の電源装置の第1実施形態を動作させるための、さらにもう1つのタイムチャートである。
図3のタイムチャートによる制御では、スイッチQ1とスイッチQ2が、常にPWMパルスによって制御されているため、AC入力電圧VACの値がDC出力電圧Voの値より小さい場合に、出力コンデンサCoに蓄積されたDC出力電圧をAC入力側に放出する虞がある。
このような現象は、インダクタL1、またはインダクタL2の値が小さい場合には顕著である。この現象の解消のため、図4のタイムチャートによる制御が有効となる。
図4では、図2の制御でダイオードD2、またはD1の導通期間に、AC入力電圧VACがDC出力電圧Voに達しない場合は、スイッチQ1とスイッチQ2とをオフ状態にし、AC入力電圧VACがDC出力電圧Voより大きい場合には、スイッチQ1とスイッチQ2とをPWMパルスによって制御するようにしている。
この制御方法により、AC入力電圧VACがDC出力電圧Voに達しない場合において、出力コンデンサCoに蓄積されたDC出力電圧がAC入力側へ放出することを避けることができる。
(第2実施形態)
図5に、本発明を適用した電源装置の第2実施形態を示す。図1の第1実施形態と異なる点は、スイッチQ2を図5に示す向きにスイッチQ1と直列に設けるようにしたことにある。スイッチQ2以外については、図1と同様であるので説明は省略する。
図5において、AC入力電圧VACが正の半サイクルにおいては、スイッチQ1のオン・オフ動作により、入力端子ViHより入力する正の電圧は、ダイオードD2が順方向で作用する。したがって、入力端子ViHより供給されるエネルギーは、入力端子ViH、スイッチQ1、ダイオードD2、インダクタL1、出力コンデンサCo、ダイオードD4、入力端子ViLの経路で流れ、図1におけるスイッチQ1のオン・オフ動作と同様の第1の降圧コンバータの動作、機能を有する。
また、AC入力電圧VACが負の半サイクルにおいて、スイッチQ2のオン・オフ動作により、入力端子ViHより入力する負の電圧は、ダイオードD1が順方向で作用する。
したがって、入力端子ViLより供給されるエネルギーは、入力端子ViL、インダクタL2、出力コンデンサCo、ダイオードD3、スイッチQ2、ダイオードD1、入力端子ViHの経路で流れ、図1におけるスイッチQ2のオン・オフ動作と同様の第2の降圧コンバータの動作、機能を有する。
このようにしても、図2〜図4の何れかの制御でスイッチQ1、Q2を動作させることができ、図1と同様の効果が得られる。また、スイッチQ1、Q2をまとめて一箇所に配置できるので、駆動が容易になる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の電源装置の第3実施形態の構成を示す回路図である。
図6が図1と異なる点は、スイッチQ1とスイッチQ2を互い違いに配置して並列に接続するようにしたことにある。
図6は、スイッチQ1とスイッチQ2を逆阻止IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)に変えて、ダイオードD1、ダイオードD2を削除したこと以外は図1もしくは図5と同様の構成である。したがって、スイッチQ1とスイッチQ2以外の説明は省略する。
図6において、AC入力電圧VACが正の半サイクルにおいては、スイッチQ1のオン・オフ動作により、入力端子ViHより供給されるエネルギーは、入力端子ViH、スイッチQ1、インダクタL1、出力コンデンサCo、ダイオードD4、入力端子ViLの経路で流れ、図1におけるスイッチQ1のオン・オフ動作と同様の第1の降圧コンバータの動作、機能を有する。
また、AC入力電圧VACが負の半サイクルにおいては、入力端子ViLより供給されるエネルギーは、入力端子ViL、インダクタL2、出力コンデンサCo、ダイオードD3、スイッチQ2、入力端子ViHの経路で流れ、図1におけるスイッチQ2のオン・オフ動作と同様の第2の降圧コンバータの動作、機能を有する。
図6に示した回路構成においても、図2〜図4の何れかの制御でスイッチQ1、Q2を動作させることができ、図1と同様の効果が得られる。この場合、スイッチQ1、Q2には、前記した逆阻止IGBTをはじめ、逆阻止機能を持ったパワー半導体スイッチング素子が使用できる。
<電流、電圧の検出情報の取得方法>
次に、第1実施形態において、スイッチQ1、Q2の動作タイミングの発生に必要な電流や電圧の検出情報の取得方法を説明する。
図7は、本発明の第1実施形態の電源装置におけるカレントトランス(変流器)CTによる電流センス(電流検出)を示した回路図である。
図7に示すように、出力端子VoHとカップリングインダクタLoの間にカレントトランスCTを設けてセンス(検出)電流Isnsを、出力端子VoH、VoL間からDC出力電圧Voを検出して、制御回路CONTに供給する。
制御回路CONTで、図2〜図4に示すようなPWMパルスのタイミングを発生する。
また、制御回路CONTには、力率改善を制御する機能を併せて有している。
なお、図2〜図4では、PWMパルスは一定のオンパルス幅(オン時のパルス幅)で図示しているが、実際のPWMパルスは入力がAC電圧(正弦波)なのでオンパルス幅は変化する。表記上の理由により、概略のPWMパルスを示している。
図8は本発明の第1実施形態の電源装置におけるセンス抵抗(検出抵抗)による電流センスを示した回路図である。
センス電流Isnsの検出法は、図8に示すように、カレントトランスCTの代わりにセンス抵抗Rsnsを用いてセンス電流Isnsを電圧換算で検出してもよい。
図8において、センス抵抗Rsnsを出力コンデンサの負側の端子とダイオードD3、D4のアノード端子の間(コンデンサの低電位側の電流経路)に備える。
このように、AC電圧を扱っているにも拘らず、ダイオードブリッジによる整流回路がなくても、電流の検出が1箇所で済むので、検出回路が簡単にでき、低コストを図ることができる。
以上については、第1実施形態で述べたが、後述の実施形態(第2〜第4)においても同様の検出情報を用いて必要なスイッチの動作タイミングを発生することは容易である。
(第4実施形態)
図9は、本発明の電源装置の第4実施形態の構成を示す回路図である。
図9が、図1と異なる点は、ダイオードD3、D4にそれぞれスイッチQ3、Q4を並列に接続していることである。そして、この構成により、ダイオードD3、D4による整流動作に代えてスイッチQ3、Q4を用いて同期整流動作をさせることにある。この場合、ダイオードD3、D4は、スイッチQ3、Q4にそれぞれ付帯するボディーダイオードを代用してもよい。
それ以外は図1と同じ構成であり、図1と同じ構成要素には同じ符号を付している。同じ構成要素については説明を省略する。
図10は、本発明の第4実施形態の電源装置における各部の電圧波形のタイムチャートである。
図9において、スイッチQ3とスイッチQ4は同期整流動作を行う。この同期整流動作は、図10の制御信号Q3、Q4のタイムチャートで行われる。即ち、図1のダイオードD3、またはダイオードD4が導通する期間のみ、スイッチQ3、またはスイッチQ4がオンされる必要がある。このため、スイッチQ3、Q4を図10の制御信号Q3、Q4のタイミングで動作させる。
ここで、制御信号Q3、Q4には降圧コンバータの入出力電圧関係を決定するPWMパルスのオン・オフを反転したパルスを用いられる。
このようにして、ダイオードD3、D4が順方向で電流を流すタイミングでスイッチQ3、Q4がオンする構成としているので、図9の第4実施形態の回路は図1の回路と機能的には実質的に同一となり、同じ動作をする。
このように、ダイオードD3、D4が順方向で機能するタイミングで、スイッチQ3、Q4がオンするので、導通時のオン抵抗は図1よりも図9の方が低くなり、導通損が低減できて、さらに低損失化を図ることができる。
(第5実施形態)
図11は、本発明の電源装置の第5実施形態の構成を示す回路図である。
図11の回路構成は、図1におけるスイッチQ1、Q2、ダイオードD1、D2、D3、D4、インダクタL1、L2、Loからなる基本的な電源装置の回路を2系統、備え、第1の回路と第2の回路の動作タイミングの位相を180度ずらして、インターリーブ動作させるようにしたことにある。ただし、出力コンデンサCo、入力する交流電力(AC入力電圧VAC)、入力端子ViH、ViL、出力端子VoH、VoLは共通としている。
このため、図1の回路に、新たにスイッチQ5、Q6と、ダイオードD5、D6と、ダイオードD7、D8と、インダクタL3とL4を結合したカップリングインダクタLo2で形成される第3、第4の降圧コンバータを追加した。
なお、ダイオードD5、D6は、スイッチQ5、Q6にそれぞれ付帯(寄生)するボディーダイオードである。
図12は、本発明の第5実施形態の電源装置における各部の電圧波形のタイムチャートである。
図12において、AC入力電圧VACが正の半サイクルの期間では、制御信号であるQ1とQ5の正負のタイミングは180度逆位相になっている。また、AC入力電圧VACが負の半サイクルの期間では、制御信号であるQ2とQ6の正負のタイミングは180度逆位相になっている。
図11のスイッチQ1、Q2、Q5、Q6を、図12に示したタイミングで動作させることにより、前記した2系統の電源装置は、インターリーブ動作するので、出力リップルを低減できる効果がある。
なお、ここで、図12のタイミングは、図2のタイミングの制御をベース(基)に示しているが、図3、図4のタイミングの制御を用いることも可能である。
また、図11において、出力コンデンサCoは共通に用いるとしたが、必ずしも1個のコンデンサである必要はない。例えば、2個の出力コンデンサCoをインダクタL1とインダクタL2を結合したカップリングインダクタLo側に1個、インダクタL3とインダクタL4を結合したカップリングインダクタLo2側に1個、それぞれ設け、出力端子VoH、VoL間にそれぞれ接続する構成としてもよい。これによって、2個の出力コンデンサCoが並列に接続された関係となり、電気的には1個の共通の出力コンデンサCoを構成することになる。
(第6実施形態)
次に、電源装置の第6の実施形態を示す。
図13は、本発明の電源装置の第6実施形態の構成を示す回路図である。
第6実施形態の方法は、前述したようなインダクタの蓄積エネルギーの方向を変える方法ではなく、インダクタにエネルギーを蓄積させないと云う方法での対応である。
図13が図1と異なる点は、インダクタL1に代わってインダクタL1とスイッチQ9(第5のパワー半導体スイッチング素子)の直列回路を設け、インダクタL2に代わってインダクタL2とスイッチQ10(第6のパワー半導体スイッチング素子)の直列回路を設けるようにしたことにある。
ここで、ダイオードD9、D10は、スイッチQ9、Q10にそれぞれ付帯するボディーダイオードのことである。
他の素子の構成は図1と同じであるので説明は省略する。
図14は、本発明の第6実施形態の電源装置における各部の電圧波形のタイムチャートである。
図13の構成において、スイッチQ1、Q2、Q9、Q10を図14の制御信号で動作させる。このとき、AC入力電圧VACの正の半サイクル期間は、スイッチQ10がオフの状態になるので、インダクタL2へのエネルギーの蓄積がない。
またAC入力電圧VACの負の半サイクル期間は、スイッチQ9がオフ状態になるので、インダクタL1へのエネルギーの蓄積がない。
したがって、図1と同様の降圧動作が確保でき、同様の効果が得られる。
また、本実施形態においても、ダイオードに代えて同期整流スイッチを用いることにより、これまでと同様に導通損失が低減できるので、低損失化が図れる。
また、図1の第1実施形態を用いて、第5実施形態で述べた、インターリーブ構成を、図13の第6実施形態においても適用可能である。
(第7実施形態)
次に本発明の電源装置を用いたLED照明器具の実施形態を第7実施形態として示す。
図15は、本発明の第7実施形態のLED(Light Emitting Diode)照明器具における電源装置と負荷(LED照明器具)の構成を示す回路図である。
図15において、LED1〜LEDnの直列回路を負荷として、図7で示した電源装置の回路に接続したものである。
電源装置としては図7、図1で既に説明しているので、重複する説明は省略する。
図15においては、AC入力の商用電源から前述の実施形態に示した電源装置を用いて出力したDC電力を、LED照明器具に用いられるLED(LED1〜LEDn)の直列回路に供給して、LED(LED1〜LEDn)の直列回路に流れる電流が一定になるように制御回路CONTで制御する。この回路と制御により、LED(LED1〜LEDn)を所望の一定の照度で発光させることができるようにしている。
なお、図15では、図7で示した電源装置の回路で表記しているが、前記した第1〜第6実施形態の電源装置がどれでも適用できる。
本実施形態のように前述の第1〜第6実施形態で説明したような電源装置を用いたLED照明器具によれば、部品点数の削減による低コスト化や導通損の低減による低損失化が図ることができるので、小型で、安価なLED照明器具を提供することできる。
(第8実施形態)
次に本発明の電源装置を用いたHDD(Hard Disk Drive)装置の実施形態を第8実施形態として示す。
図16は、HDD装置へ前記した本実施形態の電源装置を適用したものである。
HDD装置における電源システムは、並列冗長構成の電源システムを構築しており、AC電圧を受電して、前述の第1〜第6実施形態の電源装置である力率改善コンバータPFC1、PFC2と絶縁型DC−DCコンバータ(Iso DC−DC1)、(Iso DC−DC2)を介してDC電圧V1を出力している。
なお、力率改善コンバータPFC1、PFC2に供給されるAC電源の供給ライン(ACライン)はAC−1、AC−2の別系統であり、AC電圧が異なることもある。また、力率改善コンバータPFC1、PFC2のそれぞれの出力電圧VDC1、VDC2の直流電圧が異なることもある。
DC電圧V1には、電池を搭載したバックアップ電源BUPSを接続して、停電対策を行っている。また、このDC電圧V1は、非絶縁型DC−DCコンバータ(DC−DC11〜DC−DC1m)を介してHDD装置(HDD1〜HDDm)に電力を供給したり、非絶縁型DC−DCコンバータ(DC−DC1〜DC−DCn)を介して、HDD装置にデータを記憶したりするための制御を司るプロセッサCPUや、高速大容量メモリDRAM、SRAM、また、IC、ASICなどで構成されるボードに、対象毎にそれぞれに適した電圧の電力を供給している。
本(第8)実施形態のように、前述の第1〜第6実施形態で説明したような電源装置を用いた電源システムや装置によれば、部品点数の削減による低コスト化や導通損の低減による低損失化が図ることができるので、小型な電源システムや装置を得ることが可能となる。
また、本発明の電源装置である力率改善コンバータを降圧型出力とすることは、後段の絶縁型DC−DCコンバータのパワー半導体スイッチング素子耐圧を低圧化し、後段の絶縁型DC−DCコンバータ部の損失の削減にも寄与する。このため、電源システムや装置として見たときには、小型、低コスト化のほかに、高効率化が期待できる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の電源装置の第5実施形態においては、図1の第1実施形態で示した回路構成を2系統用いてインターリーブ動作をする構成を示したが、インターリーブ動作を適用できる回路構成は、図1の第1実施形態のみではない。
第1実施形態で示した回路構成のみならず、第2(図5)、第3(図6)、第4(図9)、第6(図13)実施形態で示した回路構成をそれぞれ2系統用いてインターリーブ動作をする構成も可能である。
また、第1、第2、第3、第4、第6実施形態における異なる回路構成を組み合わせて2系統として、インターリーブ動作をする構成も可能である。
また、本発明の電源装置の第1〜第6実施形態において、DC出力電圧の制御は、図7、図8で示したように検出情報を基に制御回路CONT(図7、図8)がPWMパルスを発生して行っているが、このPWM制御に加えてスイッチング周波数を変える制御を用いることも可能である。
このようにPWM制御に加えてスイッチング周波数を変える制御をすることにより、軽負荷になってインダクタ電流が不連続モードになった場合でも、スイッチング周波数を上げる方向に変えることができるので、負荷状態に拘らず常に臨界モードで制御できるようになり、回路の導通損削減による低損失化を図ることができる。
さらに、制御回路CONT(図7、図8)で発生するスイッチQ1、Q2の動作タイミングは、アナログ制御による演算は勿論のこと、ディジタル制御によって演算を実現してもよい。
ディジタル制御には、マイコン、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、等を使用することができる。
また、本発明の電源装置の第1、第2、第4〜第6実施形態において用いられる、スイッチQ1〜Q6は、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor、金属−酸化物−半導体電界効果型トランジスタ)の場合で説明したが、第3実施形態で用いられた前述のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)でもよく、またBJT(Bipolar Junction Transistor、バイポーラ接合型トランジスタ)、あるいは、他の適切なトランジスタを用いても良い。
また、本実施形態では、スイッチQ1〜Q10の導通損の削減のためには、低オン抵抗のスイッチを用いる必要があり、そのためにSiC(Silicon Carbide)、GaN(Gallium Nitride)などのパワー半導体トランジスタを用いても良い。
また、第7実施形態において、第1〜第6実施形態の電源装置を用いたLED照明器具を示したが、本実施形態の電源装置の各種器具への搭載はこれにとどまらない。
本実施形態の電源装置は、降圧コンバータの応用であるため、AC入力より低いDC出力電圧を得ることのできるコンバータである。したがって、LED照明器具以外の電気製品においても、非絶縁のAC−DCコンバータの電源装置の用途には適している。
また、第8実施形態において、第1〜第6実施形態の電源装置を用いたHDD装置を示したが、本実施形態の電源装置の各種装置、機器への搭載はこれにとどまらない。
低コストの電源装置として、各種産業応用機器用電源装置、通信情報機器用電源装置、あるいは汎用の絶縁型AC−DCコンバータ、などへの応用展開ができる。
(本実施形態の補足)
本実施形態の電源装置は、2つのインダクタを結合したカップリングインダクタと出力コンデンサを有する2つの降圧コンバータで構成した電源装置において、前記2つの降圧コンバータのうち、AC入力電圧の正の半サイクル期間は、第1の降圧コンバータを動作させ、またAC入力電圧の負の半サイクル期間は、第2の降圧コンバータを動作させることにより、AC入力電圧から前記出力コンデンサの両端にDC出力電圧を得る。
この構成と動作により、ダイオードブリッジを不要とし、さらに他の部品点数も削減している。
また、スイッチに付帯するボディーダイオードの導通期間は、前記スイッチをPWMパルスによって制御する。さらに、ダイオードに代えて同期整流スイッチを用いることにより、ダイオードの導通期間は、前記同期整流スイッチを前記PWMパルスのオン・オフを反転したパルスで制御する。この制御により、ボディーダイオードやダイオードと低オン抵抗のスイッチが併用できるので、電力に係る導通損を低減して、低損失化している。
以上のことから、本実施形態においては、低コストで低損失の電源装置が提供できる。
AC−1、AC−2 ACライン
BUPS バックアップ電源
CONT 制御回路
Co 出力コンデンサ
CT カレントトランス
DC−DC1〜DC−DCn、DC−DC11〜DC−DC1m 非絶縁型DC−DCコンバータ
D1、D2、D5、D6、D9、D10 ダイオード、ボディーダイオード
D3、D4、D7、D8 ダイオード
GND グランド
HDD1〜HDDm HDD装置
Isns センス電流
Iso DC−DC1、Iso DC−DC2 絶縁型DC−DCコンバータ
L1〜L4 インダクタ
LED1〜LEDn LED
Lo、Lo2 カップリングインダクタ
Q1〜Q6、Q9、Q10 スイッチ、制御信号、(パワー半導体スイッチング素子)
Rsns センス抵抗
PFC1、PFC2 力率改善コンバータ
VAC AC入力電圧
ViH、ViL 入力端子
Vo DC出力電圧
VoH、VoL 出力端子

Claims (19)

  1. 2つのインダクタを結合したカップリングインダクタと出力コンデンサとを有する2つの降圧コンバータで構成したAC−DCコンバータを備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1において、
    前記2つの降圧コンバータのうち、第1の降圧コンバータは、
    前記カップリングインダクタのうちの第1のインダクタと、
    前記第1のインダクタに流入する電流を断続的にオン・オフする第1のパワー半導体スイッチング素子と、
    前記第1のパワー半導体スイッチング素子がオフ時に前記第1のインダクタから流出する電流を循環させる第1のダイオードと、
    前記出力コンデンサと、
    前記第1のパワー半導体スイッチング素子がオン時に電流の帰還経路を限定する第2のダイオードと、
    第2のパワー半導体スイッチング素子に並列に付帯する第2のボディーダイオードと、
    を備えて構成され、
    前記2つの降圧コンバータのうち、第2の降圧コンバータは、
    前記カップリングインダクタのうちの第2のインダクタと、
    前記第2のインダクタに流入する電流を断続的にオン・オフする前記第2のパワー半導体スイッチング素子と、
    前記第2のパワー半導体スイッチング素子がオフ時に前記第2のインダクタから流出する電流を循環させる前記第2のダイオードと、
    前記出力コンデンサと、
    前記第2のパワー半導体スイッチング素子がオフ時に電流の帰還経路を限定する前記第1のダイオードと、
    前記第1のパワー半導体スイッチング素子に並列に付帯する第1のボディーダイオードと、
    を備えて構成されていることを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記第1のインダクタと前記第2のインダクタのカップリングインダクタの結合係数が0.9以上であることを特徴とする電源装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記第1の降圧コンバータは、交流入力電圧の正の半サイクル期間に動作させ、また前記第2の降圧コンバータは、前記交流入力電圧の負の半サイクル期間に動作させるようにしたことを特徴とする電源装置。
  5. 請求項4において、
    前記交流入力電圧の正の半サイクル期間における前記第1の降圧コンバータの前記第1のパワー半導体スイッチング素子と、前記交流入力電圧の負の半サイクル期間における前記第2の降圧コンバータの前記第2のパワー半導体スイッチング素子のスイッチング動作は、PWMパルスによって制御されることを特徴とする電源装置。
  6. 請求項4において、
    前記第1のパワー半導体スイッチング素子、および前記第2のパワー半導体スイッチング素子のスイッチング動作は、前記交流入力電圧の正、または負の半サイクル期間に拘らず、常に前記PWMパルスによって制御されることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項4において、
    前記第1の降圧コンバータの前記第2のパワー半導体スイッチング素子の動作、および前記第2の降圧コンバータの前記第1のパワー半導体スイッチング素子の動作は、前記交流入力電圧と直流出力電圧とを比較して、前記交流入力電圧の値が前記直流出力電圧の値以上にあるときに前記PWMパルスによって制御されることを特徴とする電源装置。
  8. 請求項1または請求項2において、
    前記第2のパワー半導体スイッチング素子と前記第1のパワー半導体スイッチング素子とを直列に接続して備えられることを特徴とする電源装置。
  9. 請求項1または請求項2において、
    前記第1および第2のパワー半導体スイッチング素子に逆阻止機能のパワー半導体スイッチング素子を用い、これら第1と第2のパワー半導体スイッチング素子を並列に接続して備えられることを特徴とする電源装置。
  10. 請求項1または請求項2において、
    前記電源装置の入出力電圧関係を制御するPWMパルスの発生に必要な電流情報の取り込みは、前記2つのインダクタと前記出力コンデンサとの間にカレントトランスを備えるか、または前記出力コンデンサの低電位側の電流経路にセンス抵抗を備えることを特徴とする電源装置。
  11. 請求項5乃至請求項7のいずれか一項において、
    さらに、
    第3のパワー半導体スイッチング素子と、
    第4のパワー半導体スイッチング素子と、
    を備え、
    前記第1ダイオードに並列に前記第3のパワー半導体スイッチング素子が接続され、前記第2ダイオードに並列に前記第4のパワー半導体スイッチング素子が接続され、
    前記交流入力電圧の正の半サイクル期間には前記第4のパワー半導体スイッチング素子が、前記交流入力電圧の負の半サイクル期間には前記第3のパワー半導体スイッチング素子が、前記PWMパルスのオン・オフを反転したパルスによって制御されることを特徴とする電源装置。
  12. 請求項11において、
    前記第1のパワー半導体スイッチング素子、および前記第2のパワー半導体スイッチング素子のスイッチング動作は、前記交流入力電圧の正、または負の半サイクル期間に拘らず、常に前記PWMパルスによって制御され、
    前記第3と第4のパワー半導体スイッチング素子のスイッチング動作は、前記交流入力電圧の正の半サイクル期間には前記第4のパワー半導体スイッチング素子が、前記交流入力電圧の負の半サイクル期間には前記第3のパワー半導体スイッチング素子が、前記PWMパルスのオン・オフを反転したパルスによって制御されることを特徴とする電源装置。
  13. 請求項1乃至請求項10のいずれか一項において、
    前記電源装置を2つ並列に設け、これら2つの電源装置のPWMパルスによる制御を互いに位相を180度ずらしたタイミングで行い、2つの電源装置をインターリーブ動作させるようにしたことを特徴とする電源装置。
  14. 請求項13において、
    前記2つの電源装置の出力コンデンサが前記2つの電源装置で共用されていることを特徴とする電源装置。
  15. 2つのインダクタのそれぞれに第5、第6のパワー半導体スイッチング素子を直列に接続した回路と出力コンデンサとを有する2つの降圧コンバータで構成したAC−DCコンバータを備えたことを特徴とする電源装置。
  16. 請求項15において、
    前記2つの降圧コンバータのうち、第1の降圧コンバータは、
    前記2つのインダクタのうちの第1のインダクタと、
    前記第1のインダクタに流入する電流を断続的にオン・オフする第1のパワー半導体スイッチング素子と、
    前記第1のパワー半導体スイッチング素子がオフ時に前記第1のインダクタから流出する電流を循環させる第1のダイオードと、
    前記出力コンデンサと、
    前記第1のインダクタと前記出力コンデンサとの間をオン・オフする前記第5のパワー半導体スイッチング素子と、
    前記第1のパワー半導体スイッチング素子がオン時に電流の帰還経路を限定する第2のダイオードと、
    第2のパワー半導体スイッチング素子に並列に付帯する第2のボディーダイオードと、
    を備えて構成され、
    前記2つの降圧コンバータのうち、第2の降圧コンバータは、
    前記2つのインダクタのうちの第2のインダクタと、
    前記第2のインダクタに流入する電流を断続的にオン・オフする前記第2のパワー半導体スイッチング素子と、
    前記第2のパワー半導体スイッチング素子がオフ時に前記第2のインダクタから流出する電流を循環させる前記第2のダイオードと、
    前記出力コンデンサと
    前記第2のインダクタと前記出力コンデンサとの間をオン・オフする前記第6のパワー半導体スイッチング素子と、
    前記第2のパワー半導体スイッチング素子がオフ時に電流の帰還経路を限定する前記第1のダイオードと、
    前記第1のパワー半導体スイッチング素子に並列に付帯する第1のボディーダイオードと、
    を備えて構成されたことを特徴とする電源装置。
  17. 請求項15または請求項16において、
    前記第1の降圧コンバータは、交流入力電圧の正の半サイクル期間に動作し、
    前記第2の降圧コンバータは、前記交流入力電圧の負の半サイクル期間に動作し、
    前記第1のパワー半導体スイッチング素子と、前記第2のパワー半導体スイッチング素子のスイッチング動作は、PWMパルスによって制御され、
    前記第5のパワー半導体スイッチング素子の動作は、前記交流入力電圧の正の半サイクル期間はPWMパルスによって制御され、前記交流入力電圧の負の半サイクル期間はオフ状態となり、
    前記第6のパワー半導体スイッチング素子の動作は、前記交流入力電圧の正の半サイクル期間はオフ状態となり、前記交流入力電圧の負の半サイクル期間はPWMパルスによって制御されることを特徴とする電源装置。
  18. 複数の直列に接続したLEDと、該複数の直列に接続したLEDに一定電流を供給する電源装置とを有するLED照明器具であって、
    前記電源装置は、請求項1乃至請求項17のいずれか一項において記載の電源装置であることを特徴とするLED照明器具。
  19. 磁気記録ディスクと、磁気ヘッドと、磁気ディスク回転駆動装置と、磁気ヘッド駆動装置と、磁気ヘッド位置制御装置と、入出力信号制御装置と、当該装置に電力を供給する電源装置とを具備するハードディスク装置であって、
    前記電源装置は、請求項1乃至請求項17のいずれか一項において記載の電源装置であることを特徴とするハードディスク装置。
JP2010275764A 2010-12-10 2010-12-10 電源装置及びそれを用いたled照明器具、ハードディスク装置 Expired - Fee Related JP5337138B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275764A JP5337138B2 (ja) 2010-12-10 2010-12-10 電源装置及びそれを用いたled照明器具、ハードディスク装置
US13/214,540 US8654551B2 (en) 2010-12-10 2011-08-22 Supply device, and LED lighting equipment using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275764A JP5337138B2 (ja) 2010-12-10 2010-12-10 電源装置及びそれを用いたled照明器具、ハードディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012125099A true JP2012125099A (ja) 2012-06-28
JP5337138B2 JP5337138B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=46199154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010275764A Expired - Fee Related JP5337138B2 (ja) 2010-12-10 2010-12-10 電源装置及びそれを用いたled照明器具、ハードディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8654551B2 (ja)
JP (1) JP5337138B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170031568A (ko) * 2015-09-11 2017-03-21 계명대학교 산학협력단 고효율 장수명 발광 다이오드 구동 장치

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2013379328B2 (en) * 2013-02-25 2017-12-14 North-West University A switched mode drive circuit
CN103795237A (zh) * 2014-01-16 2014-05-14 深圳市金宏威技术股份有限公司 无桥降压apfc电路
CN106068604B (zh) * 2014-03-04 2018-11-16 东洋电机制造株式会社 电力转换装置
US9812868B2 (en) * 2014-12-03 2017-11-07 Sunfield Semiconductor Inc. Smart junction box for photovoltaic solar power modules with safe mode and related method of operation
CN106160520B (zh) * 2015-04-15 2019-03-29 台达电子工业股份有限公司 电压转换装置
CN106655764B (zh) * 2015-10-29 2019-04-05 光宝科技股份有限公司 交错式降压转换器
US9690346B1 (en) 2015-10-30 2017-06-27 Seagate Technology Llc Load sharing across multiple voltage supplies
US9859808B2 (en) 2016-04-26 2018-01-02 General Electric Company Power converter topology for use in an energy storage system
US10459502B2 (en) 2016-10-21 2019-10-29 Seagate Technology Llc Adaptive charge leveling in a data storage device
CN106998606B (zh) * 2017-05-16 2019-01-04 厦门市爱维达电子有限公司 一种双管单buck LED驱动电源装置及恒流控制方法
US11418125B2 (en) 2019-10-25 2022-08-16 The Research Foundation For The State University Of New York Three phase bidirectional AC-DC converter with bipolar voltage fed resonant stages
CN111404405B (zh) * 2020-04-28 2020-11-17 上海纵青新能源科技有限公司 降压整流电路和无线充电车端控制单元

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522944A (ja) * 1991-07-11 1993-01-29 Meidensha Corp 順変換装置
JPH0833227A (ja) * 1994-07-13 1996-02-02 Kokusan Denki Co Ltd 内燃機関用電源装置
JP2002010632A (ja) * 2000-06-16 2002-01-11 Origin Electric Co Ltd Ac/dcコンバータ及びdc−dcコンバータ
JP2008061489A (ja) * 2006-07-31 2008-03-13 Fuji Electric Holdings Co Ltd 電源回路
US20080191674A1 (en) * 2007-02-14 2008-08-14 Texas Instruments Incorporated Regulator with Automatic Power Output Device Detection
JP2009021535A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Ind Technol Res Inst 光源装置とその駆動装置
US20090268496A1 (en) * 2008-04-25 2009-10-29 Delta Electronics, Inc. Three-phase buck-boost power factor correction circuit and controlling method thereof
US20090303762A1 (en) * 2008-06-05 2009-12-10 Delta Electronics, Inc. Power factor correction rectifier that operates efficiently over a range of input voltage conditions
US20100026208A1 (en) * 2008-07-29 2010-02-04 Exclara Inc. Apparatus, System and Method for Cascaded Power Conversion
JP2010115088A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Fujitsu Telecom Networks Ltd 電源装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522944A (ja) * 1991-07-11 1993-01-29 Meidensha Corp 順変換装置
JPH0833227A (ja) * 1994-07-13 1996-02-02 Kokusan Denki Co Ltd 内燃機関用電源装置
JP2002010632A (ja) * 2000-06-16 2002-01-11 Origin Electric Co Ltd Ac/dcコンバータ及びdc−dcコンバータ
JP2008061489A (ja) * 2006-07-31 2008-03-13 Fuji Electric Holdings Co Ltd 電源回路
US20080191674A1 (en) * 2007-02-14 2008-08-14 Texas Instruments Incorporated Regulator with Automatic Power Output Device Detection
JP2009021535A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Ind Technol Res Inst 光源装置とその駆動装置
US20090268496A1 (en) * 2008-04-25 2009-10-29 Delta Electronics, Inc. Three-phase buck-boost power factor correction circuit and controlling method thereof
US20090303762A1 (en) * 2008-06-05 2009-12-10 Delta Electronics, Inc. Power factor correction rectifier that operates efficiently over a range of input voltage conditions
US20100026208A1 (en) * 2008-07-29 2010-02-04 Exclara Inc. Apparatus, System and Method for Cascaded Power Conversion
JP2010115088A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Fujitsu Telecom Networks Ltd 電源装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170031568A (ko) * 2015-09-11 2017-03-21 계명대학교 산학협력단 고효율 장수명 발광 다이오드 구동 장치
KR101723894B1 (ko) * 2015-09-11 2017-04-06 계명대학교 산학협력단 고효율 장수명 발광 다이오드 구동 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5337138B2 (ja) 2013-11-06
US8654551B2 (en) 2014-02-18
US20120147494A1 (en) 2012-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5337138B2 (ja) 電源装置及びそれを用いたled照明器具、ハードディスク装置
JP5117580B2 (ja) 電子駆動回路及び方法
US8036008B2 (en) DC/DC power converting apparatus
US8605464B2 (en) Power converter, control method of power converter, and hard disk drive
WO2012176403A1 (ja) 昇降圧型ac/dcコンバータ
JP6032393B2 (ja) 整流回路
US20110075455A1 (en) DC-AC Inverters
JP6255974B2 (ja) 力率改善回路
CN109660137B (zh) 使用双向有源整流桥的电力转换器和双向有源整流桥
JP2013070480A (ja) 電力変換装置
JP5394975B2 (ja) スイッチングトランジスタの制御回路およびそれを用いた電力変換装置
US10924000B2 (en) DC-DC converter with reduced ripple
JP2012191761A (ja) 交流−直流変換回路
JP5527187B2 (ja) 半導体装置
JP2013034338A (ja) 電源回路
JP6988902B2 (ja) 交直変換回路
JP6145073B2 (ja) 電力変換装置
JP2014212588A (ja) 電源装置およびそれを搭載した電気電子機器
US9312749B2 (en) Driver device for power factor correction circuit
JP2022016663A (ja) 電力変換装置
JP2013123320A (ja) 電源装置
Shin et al. Novel topology derivation for low-common mode noise H-bridge converters with additional switches

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees